JPH0765002B2 - 黒色顔料 - Google Patents
黒色顔料Info
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- C01G49/00—Compounds of iron
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- C01G49/0072—Mixed oxides or hydroxides containing manganese
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B14/00—Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B14/02—Granular materials, e.g. microballoons
- C04B14/36—Inorganic materials not provided for in groups C04B14/022 and C04B14/04 - C04B14/34
- C04B14/363—Ferrites
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- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/60—Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、スピネル構造を有する組成 Mn1+xFe2-xO4 [式中、xは−0.1〜0.1の数値を有する] のマンガンフェライトから本質的になる黒色顔料及びそ
の顔料の製造法並びに使用法に関する。
の顔料の製造法並びに使用法に関する。
オートクレーブ処理によって硬化される建築材料は、建
築材料工業においてますます使用されている。珪灰レン
ガ及び繊維強度コンクリートはこれらの2つの例であ
る。成形後、これらの材料は普通20バールまでの圧力下
に250℃までの温度で硬化される。しばしば使用される
オートクレーブの条件は、205℃、16バール、4時間で
ある。
築材料工業においてますます使用されている。珪灰レン
ガ及び繊維強度コンクリートはこれらの2つの例であ
る。成形後、これらの材料は普通20バールまでの圧力下
に250℃までの温度で硬化される。しばしば使用される
オートクレーブの条件は、205℃、16バール、4時間で
ある。
Fe3O4黒で着色された珪灰レンガはこれらの条件下に変
色し、赤色になるであろう。マンガン含有鉄酸化物も時
に熱安定性顔料として使用されてきた。これらは高温で
の焼鈍で製造されるビクスビアイト(bixbyite)(Mn2O
3)又はコランダム構造を有する混合相である。
色し、赤色になるであろう。マンガン含有鉄酸化物も時
に熱安定性顔料として使用されてきた。これらは高温で
の焼鈍で製造されるビクスビアイト(bixbyite)(Mn2O
3)又はコランダム構造を有する混合相である。
これらの顔料はその製造に必要とされる焼鈍工程のため
に、沈殿させた黒色Fe3O4顔料と比較して色強度が弱
く、分散しにくい。Mn含有の混合顔料例えばベイフェロ
ックス(Bayferrox)303T [バイエル(Bayer)社の商
品]はその色相を保持しているけれど、それらは色強度
が弱い。即ち高色強度のFe3O4顔料例えばベイフェロッ
クス330 と比べて、達成される色強度は35%にすぎな
い。これはベイフェロックス330 と同一の色の深さを
達成するためには、約3倍量のベイフェロックス330T
顔料を用いなければならないことを意味する。
に、沈殿させた黒色Fe3O4顔料と比較して色強度が弱
く、分散しにくい。Mn含有の混合顔料例えばベイフェロ
ックス(Bayferrox)303T [バイエル(Bayer)社の商
品]はその色相を保持しているけれど、それらは色強度
が弱い。即ち高色強度のFe3O4顔料例えばベイフェロッ
クス330 と比べて、達成される色強度は35%にすぎな
い。これはベイフェロックス330 と同一の色の深さを
達成するためには、約3倍量のベイフェロックス330T
顔料を用いなければならないことを意味する。
斯くして本発明の目的は上述の欠点を有さない黒色顔料
を提供することである。
を提供することである。
今回、公知の顔料の欠点をもたない黒色顔料は、スピネ
ル構造を有する組成 Mn1+xFe2-xO4 [式中、xは−0.1〜0.1の数値を有する] のマンガンフェライトから本質的になる170%以上[標
準顔料ベイフエロツクス(Bayferrox)303T (バイエ
ル(Bayer)社の商品)に基づいて]の色強度および4
〜10m2/gの比表面積を有する黒色顔料であるということ
が発見された。そのような顔料は、 a)可溶性マンガン(II)塩及び可溶性鉄(II)を、凡
その化学量論比でアルカリ沈殿剤との反応により金属塩
の溶液から沈殿させ、 b)a)からの沈殿を酸化剤と反応させて顔料を製造
し、そして c)顔料を濾過し、洗浄し、乾燥し、そして粉砕する、 方法であってa)のアルカリ沈殿剤との反応を非酸化性
条件下に行ない、b)の酸化を80〜95℃の温度で行な
い、そして空気が酸化剤である製造法によって製造され
る。
ル構造を有する組成 Mn1+xFe2-xO4 [式中、xは−0.1〜0.1の数値を有する] のマンガンフェライトから本質的になる170%以上[標
準顔料ベイフエロツクス(Bayferrox)303T (バイエ
ル(Bayer)社の商品)に基づいて]の色強度および4
〜10m2/gの比表面積を有する黒色顔料であるということ
が発見された。そのような顔料は、 a)可溶性マンガン(II)塩及び可溶性鉄(II)を、凡
その化学量論比でアルカリ沈殿剤との反応により金属塩
の溶液から沈殿させ、 b)a)からの沈殿を酸化剤と反応させて顔料を製造
し、そして c)顔料を濾過し、洗浄し、乾燥し、そして粉砕する、 方法であってa)のアルカリ沈殿剤との反応を非酸化性
条件下に行ない、b)の酸化を80〜95℃の温度で行な
い、そして空気が酸化剤である製造法によって製造され
る。
今回驚くことに、公知の欠点を回避する必要条件がスピ
ネル構造を有する組成 Mn1+xFe2-xO4 [式中、xは−0.1〜0.1の数値を有する] のマンガンフェライトから本質的になる黒色顔料によっ
て満足されるということが発見された。本発明はそのよ
うな顔料に関する。これはスピネル構造で結晶化する深
黒色の熱安定性顔料である。これは、Mn含有混合酸化物
においてスピネル構造が色相及び色強度に欠点があると
いうことを示す独国特許第1,767,868号の開示に対比さ
れる。
ネル構造を有する組成 Mn1+xFe2-xO4 [式中、xは−0.1〜0.1の数値を有する] のマンガンフェライトから本質的になる黒色顔料によっ
て満足されるということが発見された。本発明はそのよ
うな顔料に関する。これはスピネル構造で結晶化する深
黒色の熱安定性顔料である。これは、Mn含有混合酸化物
においてスピネル構造が色相及び色強度に欠点があると
いうことを示す独国特許第1,767,868号の開示に対比さ
れる。
本発明の意味において、顔料は0.1〜1μmの粒子直径
を有する。
を有する。
本発明によるこの顔料は、昇圧及び昇温度のもとで水蒸
気及び空気に対して良好な安定性を有する。
気及び空気に対して良好な安定性を有する。
上述したように、本発明の顔料はMn含有の混合酸化物に
おけるスピネル構造が色相及び色強度に対して欠点であ
るという過去の技術の先入観念を克服した。しかしなが
ら、その過去の技術の先入観念は、焼鈍によって製造し
た顔料には明らかに当てはまる。下記の沈殿法によって
製造される本発明のマンガンフェライト顔料は良好な色
強度、深い黒色、安定性、及び非常に容易な分散性を有
する。従って本発明はこれらの顔料の製造法にも関す
る。これらの顔料は、鉄(II)塩及びマンガン(II)塩
を凡そ化学量論比で水溶液中においてアルカリ性物質と
反応させ、次いで生成物を昇温下に酸化するという方法
によって得ることができる。
おけるスピネル構造が色相及び色強度に対して欠点であ
るという過去の技術の先入観念を克服した。しかしなが
ら、その過去の技術の先入観念は、焼鈍によって製造し
た顔料には明らかに当てはまる。下記の沈殿法によって
製造される本発明のマンガンフェライト顔料は良好な色
強度、深い黒色、安定性、及び非常に容易な分散性を有
する。従って本発明はこれらの顔料の製造法にも関す
る。これらの顔料は、鉄(II)塩及びマンガン(II)塩
を凡そ化学量論比で水溶液中においてアルカリ性物質と
反応させ、次いで生成物を昇温下に酸化するという方法
によって得ることができる。
斯くして本発明の方法は好ましくは a)可溶性マンガン(II)塩及び可溶性鉄(II)を、凡
その化学量論比でアルカリ沈殿剤との反応により金属塩
の溶液から沈殿させ、 b)a)からの沈殿を酸化剤と反応させて顔料を製造
し、そして c)顔料を濾過し、洗浄し、乾燥し、そして粉砕する、 方法によって行なわれる。
その化学量論比でアルカリ沈殿剤との反応により金属塩
の溶液から沈殿させ、 b)a)からの沈殿を酸化剤と反応させて顔料を製造
し、そして c)顔料を濾過し、洗浄し、乾燥し、そして粉砕する、 方法によって行なわれる。
反応温度は50℃〜水の沸点であってよいが、反応速度が
十分高く且つ水蒸気による熱の消散が許容できる点で、
経済的に考慮して80〜95℃の範囲が有利である。
十分高く且つ水蒸気による熱の消散が許容できる点で、
経済的に考慮して80〜95℃の範囲が有利である。
即ち本発明の方法の好適な具体例は、酸化を50℃〜水の
沸点、好ましくは80〜95℃の温度で空気下に行なう方法
を含んで成る。
沸点、好ましくは80〜95℃の温度で空気下に行なう方法
を含んで成る。
沈殿条件下は厳密でない。沈殿は室温で又は反応温度で
行なうことができる。しかしながら、FeSo4/MnSO4溶液
を意図する反応温度よりいくらか低温まで加熱し、アル
カリの添加中に生ずる中和熱を利用して温度を更に上昇
させることが有利である。
行なうことができる。しかしながら、FeSo4/MnSO4溶液
を意図する反応温度よりいくらか低温まで加熱し、アル
カリの添加中に生ずる中和熱を利用して温度を更に上昇
させることが有利である。
沈殿に対しては通常使用されるアルカリ金属水酸化物、
好ましくはNaOH又はKOH、アルカリ金属炭酸塩、特にNa2
CO3、更にアルカリ土類金属水酸化物例えばMg(OH)2
又はCa(OH)2或いはMgO又はCaO、更にこれらの化合物
の混合物が使用できる。
好ましくはNaOH又はKOH、アルカリ金属炭酸塩、特にNa2
CO3、更にアルカリ土類金属水酸化物例えばMg(OH)2
又はCa(OH)2或いはMgO又はCaO、更にこれらの化合物
の混合物が使用できる。
強力な酸化剤例えば硝酸塩又は塩素酸塩は酸化に用いる
ことができる。しかしながら空気又は酸素の使用は好適
である。
ことができる。しかしながら空気又は酸素の使用は好適
である。
本発明の方法の好適な具体例は、アルカリ沈殿剤での沈
殿及び適当ならば酸化温度までの加熱を非酸化性条件下
に行なう方法を含んでなる。
殿及び適当ならば酸化温度までの加熱を非酸化性条件下
に行なう方法を含んでなる。
好適な具体例において、不純物として存在しうる非常に
多く仕込まれたFe及び/又はMnの残渣は好ましくはスク
ラップの鉄の上での還元によって除去される。
多く仕込まれたFe及び/又はMnの残渣は好ましくはスク
ラップの鉄の上での還元によって除去される。
斯くして金属塩溶液中のFe(III)及びMn(III)の含量
は好ましくは鉄金属上での還元によって低下せしめられ
る。
は好ましくは鉄金属上での還元によって低下せしめられ
る。
使用しうる鉄及びマンガンの塩は、強鉱酸の塩、好まし
くは塩酸塩又は硫酸塩、及び特に好ましくは低腐食性の
理由から硫酸塩である。二酸化チタンの製造において廃
物質として得られる緑色塩及び有機化学の分野例えばハ
イドロキノン合成において酸化中に得られる硫酸マンガ
ンはこの場合に特に使用することができる。他のスピネ
ル形成カチオンによる約5%までの範囲の汚れはこの場
合有害でない。
くは塩酸塩又は硫酸塩、及び特に好ましくは低腐食性の
理由から硫酸塩である。二酸化チタンの製造において廃
物質として得られる緑色塩及び有機化学の分野例えばハ
イドロキノン合成において酸化中に得られる硫酸マンガ
ンはこの場合に特に使用することができる。他のスピネ
ル形成カチオンによる約5%までの範囲の汚れはこの場
合有害でない。
斯くして本発明による方法の特に経済的な具体例は、好
ましくはTiO2の製造から又は漬け物工場からの硫酸鉄及
び有機反応の廃塩溶液からの硫酸マンガンを金属塩源と
して用いる方法を含んでなる。
ましくはTiO2の製造から又は漬け物工場からの硫酸鉄及
び有機反応の廃塩溶液からの硫酸マンガンを金属塩源と
して用いる方法を含んでなる。
Fe(III)の溶液中における比較的高含量は細かい粒状
生成物をもたらすから、粗い青黒色顔料を製造するため
に沈殿前の時期早尚の酸化を避けるべきであり、これは
窒素での遮断によって最良に行なわれる。
生成物をもたらすから、粗い青黒色顔料を製造するため
に沈殿前の時期早尚の酸化を避けるべきであり、これは
窒素での遮断によって最良に行なわれる。
得られる顔料は常法により別、洗浄及び昇温度での乾
燥が行なわれる。
燥が行なわれる。
顔料の製造において通常である例えば破砕機、ディスク
振動ミル又はジェットミル中での粉砕後、色強度及び色
合いを決定するためにDIN第6174号/ISO第7724号、改稿
1〜3に従い、結合剤F48中において試験を行ない、シ
ェラブ(CIELAB)(C/2度)値を実施例で報告する。
振動ミル又はジェットミル中での粉砕後、色強度及び色
合いを決定するためにDIN第6174号/ISO第7724号、改稿
1〜3に従い、結合剤F48中において試験を行ない、シ
ェラブ(CIELAB)(C/2度)値を実施例で報告する。
顔料の更なる特性化のためには、DIN第66131号による窒
素法でのBET比表面積(SBET)も使用する。
素法でのBET比表面積(SBET)も使用する。
更に本発明は本発明による黒色顔料を建築材料の着色に
使用することに関する。
使用することに関する。
オートクレーブでの建築材料の試験は、H.グンドラッハ
(Gundlach)、「水蒸気硬化建築材料」、ビースバーデ
ン社(Wiesbaden−Berlin)、1973年229頁以降に詳細に
記述されている配合で行なわれる。繊維強化のコンクリ
ートシートに対する硬化条件は180℃、8バール、8時
間或いは204℃、16バール、4時間である。
(Gundlach)、「水蒸気硬化建築材料」、ビースバーデ
ン社(Wiesbaden−Berlin)、1973年229頁以降に詳細に
記述されている配合で行なわれる。繊維強化のコンクリ
ートシートに対する硬化条件は180℃、8バール、8時
間或いは204℃、16バール、4時間である。
本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、これは
本発明を限定するものではない。
本発明を限定するものではない。
実施例 1 FeSO4100g/を含むFeSO4溶液12.2及び水6に溶解
したMnSO4・H2O676gを、ガス送入撹拌機を備え、窒素を
吹き込み且つ85℃まで加熱した30の撹拌タンク中で一
緒にした。次いでNaOH1017gを含有する水酸化ナトリウ
ム溶液1569mlを11分間にわたって添加し、混合物を空気
100/時及びN2100/時で1時間、そして空気400
/時及びN2100/時で更に4時間ばっ気した。この間8
5℃の温度に一定に保った。MnFe2O4の黒色懸濁液を吸引
フィルター上で洗浄し、循環空気室において60℃で乾燥
した。比表面積は7.1m2/gとして決定できた。
したMnSO4・H2O676gを、ガス送入撹拌機を備え、窒素を
吹き込み且つ85℃まで加熱した30の撹拌タンク中で一
緒にした。次いでNaOH1017gを含有する水酸化ナトリウ
ム溶液1569mlを11分間にわたって添加し、混合物を空気
100/時及びN2100/時で1時間、そして空気400
/時及びN2100/時で更に4時間ばっ気した。この間8
5℃の温度に一定に保った。MnFe2O4の黒色懸濁液を吸引
フィルター上で洗浄し、循環空気室において60℃で乾燥
した。比表面積は7.1m2/gとして決定できた。
実施例 2 ビーズ振動ミル、ディスメンブレータ(Dismenmbrator
)型を用い、乾燥したMnFe2O4顔料を種々の粉砕操作 a)メノウ製ビーズで1分間 b)スチール製ビーズで20秒間 c)スチール製ビーズで1分間 d)スチール製ビーズで3分間 に供した。
)型を用い、乾燥したMnFe2O4顔料を種々の粉砕操作 a)メノウ製ビーズで1分間 b)スチール製ビーズで20秒間 c)スチール製ビーズで1分間 d)スチール製ビーズで3分間 に供した。
次いで上述した如くアルキルダル(Alkyldal)ラッカー
F48中において色強度を決定し、ベイフェロックス303T
=100%と比較した。
F48中において色強度を決定し、ベイフェロックス303T
=100%と比較した。
色強度の明らかな増大が、粉砕強度及び色相の僅かな、
依然許容しうる黄色への移行と共に知ることができる。
依然許容しうる黄色への移行と共に知ることができる。
実施例 3 実施例1における如きバッチをただ83℃まで加熱し、水
酸化ナトリウム溶液で沈殿させた。この工程中、温度は
86℃に上昇させた。この温度を一定に保った。3.5時間
後に反応を終了させ、記述した処理後に次の色値を決定
した(粉砕:1分間、メノウビーズ)。色強度 △a* △b* 218% −0.2 −0.7 実施例3からの生成物は実施例2からのものよりもいく
らか弱い色強度を有するが、より青味がかっていた。な
お、実施例3の生成物の比表面積は6.3m2/gとして決定
できた。
酸化ナトリウム溶液で沈殿させた。この工程中、温度は
86℃に上昇させた。この温度を一定に保った。3.5時間
後に反応を終了させ、記述した処理後に次の色値を決定
した(粉砕:1分間、メノウビーズ)。色強度 △a* △b* 218% −0.2 −0.7 実施例3からの生成物は実施例2からのものよりもいく
らか弱い色強度を有するが、より青味がかっていた。な
お、実施例3の生成物の比表面積は6.3m2/gとして決定
できた。
実施例 4 実施例1における如く、12.2中FeSO41,220g及びMnSO4
・H2O709.8gを液体1.591中NaOH1,032gで85℃で沈殿さ
せ、混合物を空気400/時及びN2100/時でばっ気し
た。反応は5時間後に終った。
・H2O709.8gを液体1.591中NaOH1,032gで85℃で沈殿さ
せ、混合物を空気400/時及びN2100/時でばっ気し
た。反応は5時間後に終った。
通常の処理後に次の色値を決定した:色強度 △a* △b* 175% −0.3 1.2 フェライトの組成は凡そ式Mn1.04Fe1.96O4に相当した。
X線回折図は純粋なスピネル相を示した。なお、このマ
ンガンフエライトの比表面積は6.3m2/gとして決定でき
た。
X線回折図は純粋なスピネル相を示した。なお、このマ
ンガンフエライトの比表面積は6.3m2/gとして決定でき
た。
実施例 5 FeSO41.22kgを含有する溶液12.2をN2下に80℃まで加
熱し、そして水6中MnSO4・H2O676gから25℃で調整し
た沈殿及び溶液1.59中NaOH1,016gをN2下に添加した。
更に90℃まで加熱した後、混合物を空気400/時及びN
2100/時で4時間ばっきした。過、洗浄及び105℃
での乾燥後、次の色値を決定した。色強度 △a* △b* 280% 0.1 0.7 比表面積は6.7m2/gとして決定できた。
熱し、そして水6中MnSO4・H2O676gから25℃で調整し
た沈殿及び溶液1.59中NaOH1,016gをN2下に添加した。
更に90℃まで加熱した後、混合物を空気400/時及びN
2100/時で4時間ばっきした。過、洗浄及び105℃
での乾燥後、次の色値を決定した。色強度 △a* △b* 280% 0.1 0.7 比表面積は6.7m2/gとして決定できた。
実施例 6 実施例1に従い、FeSO4/MnSO4溶液を液体1.69中NaOH
1,117g(即ち10%過剰)で75℃下に沈殿させ、混合物を
80℃まで加熱した。次いで混合物を空気400/時及びN
2100/時でばっ気し、13分間にわたって更に90℃まで
加熱し、そしてこの反応条件を更に2.5時間維持した。
処理且つ105℃での乾燥後、次の値を決定した。色強度 △a* △b* 352% 1.0 3.0 また、得られたマンガンフエライトの比表面積は9.8m2/
gとして決定できた。
1,117g(即ち10%過剰)で75℃下に沈殿させ、混合物を
80℃まで加熱した。次いで混合物を空気400/時及びN
2100/時でばっ気し、13分間にわたって更に90℃まで
加熱し、そしてこの反応条件を更に2.5時間維持した。
処理且つ105℃での乾燥後、次の値を決定した。色強度 △a* △b* 352% 1.0 3.0 また、得られたマンガンフエライトの比表面積は9.8m2/
gとして決定できた。
実施例 7 FeSO4溶液1,220g及びMnSO4・H2O676gを実施例1におけ
る如く使用した。但しMnSO4溶液はN2で遮断してフェラ
ム・リダクタム(ferrum reductum)5gと共に5分間撹
拌した。その後、高原子価のMnイオンの含有は滴定によ
って最早や決定できなかった。沈殿反応は70℃で行っ
た。次いで混合物を90℃まで加熱し、そして空気400
/時及びN2100/時で3.5時間ばっ気した。比表面積は
4.8m2/gであった。1部(A)を125℃で乾燥し、また
(B)を40℃で乾燥した。
る如く使用した。但しMnSO4溶液はN2で遮断してフェラ
ム・リダクタム(ferrum reductum)5gと共に5分間撹
拌した。その後、高原子価のMnイオンの含有は滴定によ
って最早や決定できなかった。沈殿反応は70℃で行っ
た。次いで混合物を90℃まで加熱し、そして空気400
/時及びN2100/時で3.5時間ばっ気した。比表面積は
4.8m2/gであった。1部(A)を125℃で乾燥し、また
(B)を40℃で乾燥した。
次の値を測定した: 色強度 △a* △b* 7A 176% −0.4 0.5 7B 199% −0.4 0.3 穏やかな乾燥は良好な色強度のいくらか青色がかった顔
料を与えた。
料を与えた。
実施例 8 実施例1及び3〜7からの試料を、スチール環を含むデ
ィスク振動ミル中で20分間粉砕し、繊維強化コンクリー
トシートに加工した。204℃、16バール、4時間オート
クレーブ処理した後、すべての試料は黒色の色相を保持
し、一方対照のために製造した且つFe3O4の顔料を混入
した繊維強化コンクリートシートは赤褐色に変色した。
ィスク振動ミル中で20分間粉砕し、繊維強化コンクリー
トシートに加工した。204℃、16バール、4時間オート
クレーブ処理した後、すべての試料は黒色の色相を保持
し、一方対照のために製造した且つFe3O4の顔料を混入
した繊維強化コンクリートシートは赤褐色に変色した。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1.スピネル構造を有する組成 Mn1+xFe2-xO4 [式中、xは−0.1〜0.1の数値を有する] のマンガンフェライトから本質的になる黒色顔料。
2.a)可溶性マンガン(II)塩及び可溶性鉄(II)を、
凡その化学量論比でアルカリ沈殿剤との反応により金属
塩の溶液から沈殿させ、 b)a)からの沈殿を酸化剤と反応させて顔料を製造
し、そして c)顔料を濾過し、洗浄し、乾燥し、そして粉砕する、 上記第1項記載のマンガンフェライトから本質的になる
顔料の製造法。
凡その化学量論比でアルカリ沈殿剤との反応により金属
塩の溶液から沈殿させ、 b)a)からの沈殿を酸化剤と反応させて顔料を製造
し、そして c)顔料を濾過し、洗浄し、乾燥し、そして粉砕する、 上記第1項記載のマンガンフェライトから本質的になる
顔料の製造法。
3.酸化を50℃〜沸点の温度で行ない、そして空気が酸化
剤である上記第2項記載の方法。
剤である上記第2項記載の方法。
4.温度が80〜90℃である上記第3項記載の方法。
5.アルカリ沈殿剤との反応を非酸化性条件下に行なう上
記第2項記載の方法。
記第2項記載の方法。
6.金属塩溶液中のFe(III)及びMn(III)の含量を、
a)における沈殿剤との反応前に還元によって低下させ
る上記第2項記載の方法。
a)における沈殿剤との反応前に還元によって低下させ
る上記第2項記載の方法。
7.TiO2の沈殿からの又は漬け物工場からの硫酸鉄及び有
機反応の廃塩溶液からの硫酸マンガンが金属塩源である
上記第2項記載の方法。
機反応の廃塩溶液からの硫酸マンガンが金属塩源である
上記第2項記載の方法。
8.上記第1項記載の黒色顔料を着色量で含有する着色し
た建築材料。
た建築材料。
9.上記第1項記載の黒色顔料を着色量で含有する着色し
たコンクリート。
たコンクリート。
Claims (4)
- 【請求項1】スピネル構造を有する組成 Mn1+xFe2-xO4 [式中、xは−0.1〜0.1の数値を有する] のマンガンフエライトから本質的になる、170%以上[D
IN第6174号/ISO第7724号、改稿1〜3に従い、標準顔料
ベイフエロツクス(Bayferrox)303T (バイエル(Bay
er)社の商品)を用いて測定]の色強度および4〜10m2
/gの比表面積を有する色相が高温で安定な黒色顔料。 - 【請求項2】a)可溶性マンガン(II)塩及び可溶性鉄
(II)塩を、凡その化学量論比でアルカリ沈殿剤との反
応により金属塩の溶液から沈殿させ、 b)a)からの沈殿を酸化剤と反応させて顔料を製造
し、そして c)顔料を濾過し、洗浄し、乾燥し、そして粉砕する、 特許請求の範囲第1項記載のマンガンフエライトから本
質的になる顔料の製造法であって、a)のアルカリ沈殿
剤との反応を非酸化性条件下に行ない、b)の酸化を80
〜95℃の温度で行ない、そして空気が酸化剤である製造
法。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の黒色顔料を着
色量で含有する着色した建築材料。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載の黒色顔料を着
色量で含有する着色したコンクリート。
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DE3841313.2 | 1988-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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DE19649756B4 (de) * | 1996-04-18 | 2005-05-25 | Bayer Chemicals Ag | Verfahren zur Herstellung von Brikettier- und Preßgranulaten aus Rußpigmenten und deren Verwendung |
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DE10234424A1 (de) | 2002-07-29 | 2004-02-12 | Bayer Ag | Benzothiophen-, Benzofuran- und Indolharnstoffe |
US20040156986A1 (en) * | 2003-02-10 | 2004-08-12 | Nanoproducts Corporation | Color pigments nanotechnology |
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RU2451705C2 (ru) * | 2010-07-01 | 2012-05-27 | Общество с ограниченной ответственностью "Ярославский пигмент" | Способ получения пигмента, содержащего фосфат железа |
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DE1191063B (de) * | 1963-09-27 | 1965-04-15 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von manganhaltigen Eisenoxidpigmenten |
US3615810A (en) * | 1968-06-26 | 1971-10-26 | Bayer Ag | Production of temperature-stable ironmanganese oxide black pigment |
GB1277420A (en) * | 1968-08-20 | 1972-06-14 | Atomic Energy Authority Uk | Improvements in or relating to the production of pigments |
JPS5110198A (ja) * | 1974-07-15 | 1976-01-27 | Toda Kogyo Corp | |
DE2518283C3 (de) * | 1975-04-24 | 1979-02-15 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von Eisenoxidschwarzpigmenten |
US4145229A (en) * | 1975-05-13 | 1979-03-20 | Montedison S.P.A. | Process for the preparation of thermostable black and brown pigments and the pigments so produced |
JPS5585426A (en) * | 1978-12-21 | 1980-06-27 | Tdk Corp | Magnetic powder for toner or ink and production thereof |
US4292294A (en) * | 1979-05-09 | 1981-09-29 | Basf Wyandotte Corporation | Yellow pigments stable at high temperatures |
US4388118A (en) * | 1982-03-15 | 1983-06-14 | Mobay Chemical Corporation | Black pigment free of heavy metals |
DE3435698A1 (de) * | 1984-09-28 | 1986-04-03 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur herstellung von feinteiligem isotropen ferritpulver mit spinellstruktur |
JPS6291424A (ja) * | 1985-04-02 | 1987-04-25 | Toda Kogyo Corp | 球型を呈したスピネル型フエライト粒子粉末及びその製造法 |
JPS6291423A (ja) * | 1985-04-02 | 1987-04-25 | Toda Kogyo Corp | 球型を呈したスピネル型フェライト粒子粉末及びその製造法 |
-
1988
- 1988-12-08 DE DE3841313A patent/DE3841313A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-11-25 EP EP89121820A patent/EP0372335B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-11-25 AT AT89121820T patent/ATE95537T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-11-25 DE DE89121820T patent/DE58905837D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-12-01 AU AU45809/89A patent/AU626948B2/en not_active Ceased
- 1989-12-04 US US07/444,966 patent/US5164007A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-06 CA CA002004750A patent/CA2004750C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-12-07 BR BR898906326A patent/BR8906326A/pt not_active IP Right Cessation
- 1989-12-07 JP JP1316621A patent/JPH0765002B2/ja not_active Expired - Fee Related
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DE58905837D1 (de) | 1993-11-11 |
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AU626948B2 (en) | 1992-08-13 |
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