JPH0764991A - 定型文書入力装置 - Google Patents

定型文書入力装置

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JPH0764991A
JPH0764991A JP5234108A JP23410893A JPH0764991A JP H0764991 A JPH0764991 A JP H0764991A JP 5234108 A JP5234108 A JP 5234108A JP 23410893 A JP23410893 A JP 23410893A JP H0764991 A JPH0764991 A JP H0764991A
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JP
Japan
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conversion
kana
character string
input
headword
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JP5234108A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kurakake
重雄 倉掛
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日本語の文書作成において、文字入力作業を
できるだけ軽減して、文章入力の効率化が図れる定型文
書入力装置を提供することを目的とする。 【構成】 オペレータは、入力部12からかな文字入力
を行い、変換キーで文節変換を行ってかな漢字混じり文
字列の変換候補を表示し、実行キーで確定することによ
り、かな漢字混じり文字列データがテキストメモリ14
に書き込まれる。これと同時に、確定したかな漢字混じ
り文字列は、これに対応するかな文字列の先頭からの所
定文字数(例えば、5文字)が見出し語となり、かな漢
字混じり文字列とともに連想変換辞書RAM17に自動
登録される。この登録データを利用して短縮変換する場
合は、入力部12から見出し語の先頭からの何文字分か
を入力し、変換キーを押下するだけで、CPU19が連
想変換辞書RAM17等の見出し語を検索し、一致した
見出し語に対応する変換候補を表示部15に表示し、実
行キーで選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意に入力するかな文
字列をかな漢字混じり文字列に変換して日本語の文章入
力を行う定型文書入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】日本語ワードプロセッサは、所定のかな
文字列を入力し、変換キーを押下しながら順次かな漢字
混じりの文字列に変換表示し、その中から所望の文字列
を選択して確定する作業を繰り返すことにより、文章入
力が行われる。
【0003】このように、オペレータがキーボードを使
ってかな文字入力により文章入力する場合は、かな漢字
混じりの文字列に対応するかな文字を全て入力しなけれ
ば変換できないとすると、キーの打鍵数が非常に多くな
ってしまう。このため、上記入力方法による文章入力の
効率は、同じ文字列が繰り返し出てくる場合でもキーの
打鍵数が減少しないため、非常に悪かった。
【0004】そこで、従来のワードプロセッサでは、例
えば、ユーザが入力した文字列で、先頭の読みの1字
と(短縮読み)その変換結果とを対応付けて学習させ
る。次に、当該変換結果を入力したい場合は、変換結果
の先頭の読みの1字を入力し、変換キーを押下すること
で、その短縮読みに対応する変換結果が順次候補表示さ
れ、実行キーで確定することで効率の良い文章入力を行
っている。この文章入力手段は、短縮変換と称されてい
る。
【0005】また、上記以外には、ユーザが意識的に
登録したい文章の範囲を指定し、その指定文章をユーザ
が任意に指定する見出し語に対応させて登録する。そし
て、当該登録文章を読み出したい場合は、その文章に対
応する見出し語を正確に入力して、変換キーを押下する
ことで、その見出し語に対応する変換候補が順次表示さ
れ、実行キーで確定する。このような文章登録は、ユー
ザ辞書登録と称されている。
【0006】このように、従来では、ワードプロセッサ
のキー入力数を減少させて日本語の文章入力の効率化を
図るため、文章の変換結果や意識的に登録を行った定型
の文章を、これに対応する見出し語等とともに登録し、
その見出し語を入力することで、所望の定型文章を読み
出す短縮変換機能を備えた定型文書入力装置が用いられ
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の定型文書入力装置にあっては、上記の短縮
変換を採用した場合、短縮読みの一字をかな文字入力す
ることにより、学習したユーザ入力の文字列を変換候補
として表示する。
【0008】しかし、このような短縮変換は、ユーザが
入力した文章に対して自動的に学習が行われるのみで、
固定的に登録されている辞書ROMの定型文に対しては
短縮変換を行うことができないという問題がある。ま
た、この短縮変換は、長い文章に対して対応することが
できなかった。
【0009】さらに、短縮変換は、常に先頭の読み一字
に対応して文章が登録されているため、同一読みに対応
した文章が多数登録されてしまうことがある。このた
め、所望の文章を選択する場合は、変換キーを押下しな
がら順次表示される変換候補の中から選択するまでに時
間がかかってしまうという問題がある。
【0010】また、上記のユーザ辞書を採用した場合
は、の短縮変換の場合と異なり、長文、短文の何れの
文章でも登録可能であるが、ユーザが意識的に登録を行
わなければならず、手間がかかるという問題がある。
【0011】さらに、登録した文章を読み出す場合は、
登録した見出し語全てを確実に入力しないと、見出し語
に対応した変換候補が表示されず、見出し語を忘れると
読み出しができなくなってしまう。
【0012】また、ユーザ辞書は、見出し語と登録文章
とが固定的に対応しているため、ある文章の読み出し頻
度が多くなっても、登録された見出し語を毎回確実に入
力しなくてはならず、入力効率が向上しないという問題
がある。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、日本語の文書作成において、予め登録されてい
る文章や任意に登録された所望の文章を効率良く読み出
して、文字入力作業をできるだけ軽減して、文章入力の
効率化が図れる定型文書入力装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
かな文字を入力するかな文字入力手段と、該入力された
かな文字列をかな漢字混じり文字列に変換する文字列変
換手段と、該変換されたかな漢字混じり文字列に対応す
るかな文字列の先頭からの所定文字数を見出し語として
抽出する見出語抽出手段と、該抽出された見出し語とこ
れに対応したかな漢字混じり文字列とを関連付けて記憶
する変換辞書記憶手段と、新たに入力されたかな文字列
と前記変換辞書記憶手段に記憶された見出し語とを比較
して、一致した見出し語に対応するかな漢字混じり文字
列を変換候補として読み出す変換候補読出手段と、を備
えたことにより、上記目的を達成している。
【0015】また、請求項2記載の発明は、定型文書入
力装置は、予め見出し語とこれに対応する所定の文章と
が関連付けて記憶されている読み出し専用の変換辞書R
OMをさらに備え、新たに入力されたかな文字列と見出
し語とを比較する際に、前記変換辞書記憶手段と前記変
換辞書ROMの見出し語全てと比較することにより、上
記目的を達成している。
【0016】また、請求項3記載の発明は、前記変換候
補読出手段が、新たに入力されたかな文字と見出し語の
先頭からの同数文字分が一致した場合を見出し語が一致
した場合として、見出し語に対応する変換候補を読み出
すようにしたことにより、上記目的を達成している。
【0017】
【作用】本発明によれば、入力されたかな文字列を文字
列変換手段によりかな漢字混じり文字列に変換し、見出
語抽出手段によって変換されたかな漢字混じり文字列に
対応するかな文字列の先頭からの所定文字数、例えば、
5文字を見出し語として抽出する。そして、抽出された
見出し語とこれに対応するかな漢字混じり文字列は、互
いに関連付けて変換辞書記憶手段に記憶される。そし
て、所望の文字列を入力したい場合は、変換候補読出手
段が入力されたかな文字列と変換辞書記憶手段の見出し
語とを比較し、一致した見出し語に対応する文字列を変
換候補として読み出される。
【0018】従って、本発明の定型文書入力装置は、通
常の入力操作中に文節変換を行った文章が見出し語とと
もに自動設定されて変換辞書記憶手段に記憶される。こ
のため、オペレータは、同じ文章が繰り返し出てくるよ
うな場合、意識的に登録作業を行わなくても自動的に登
録され、その文章の先頭からの所定文字数分の簡単な見
出し語を入力するだけで、所望の登録文書を変換候補と
して容易に読み出すことが可能となり、文章入力の負担
が大幅に軽減される。
【0019】また、定型文書入力装置は、上記した変換
辞書記憶手段の他に、変換辞書ROMをさらに備え、そ
れらの見出し語と入力されたかな文字列とを比較して、
該当する変換候補が全て読み出されるので、変換候補を
もれなく検索することができる。
【0020】さらに、変換候補読出手段において、新た
に入力されたかな文字と見出し語の先頭からの同数文字
分が一致した場合を見出し語の一致とするため、例え
ば、見出し語が「はいけい」として記憶されているとき
に、「はいけ」、「はい」あるいは「は」というかな文
字列が入力された場合も見出し語が一致したとして、当
該見出し語に対応する変換候補が読み出される。
【0021】従って、オペレータは、見出し語を正確に
覚えていなくても、所望の文章を読み出して入力するこ
とができるとともに、同一文章を繰り返し読み出す場合
にも、文章入力を効率良くかつ迅速に行うことができ
る。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図8を参照して実施例を説明す
る。
【0023】図1〜図8は、本発明の定型文書入力装置
を適用した日本語ワードプロセッサの一実施例を示す図
である。
【0024】まず、構成を説明する。図1は、本実施例
に係るワードプロセッサの主要構成部を示すブロック図
である。
【0025】図1において、ワードプロセッサ11は、
入力部12、変換候補表示用RAM13、テキストメモ
リ14、表示部15、連想変換辞書ROM16、連想変
換辞書RAM17、文節変換辞書ROM18、CPU1
9から構成されている。
【0026】上記入力部12は、各種キーボードで構成
されており、英数字や平仮名等を入力するキーやカーソ
ル移動キー、実行キー、中止キー、各機能キーのファン
クションキー等が配置され、オペレータにより押下され
たキーに相当する信号を発生して後述するCPU19に
出力する。
【0027】変換候補表示用RAM13は、オペレータ
が見出し語を入力すると、その見出し語に対応して記憶
された変換候補を順次読み出し、その変換候補データを
一時的に格納するメモリである。本実施例では、入力さ
れた見出し語に基づいて、後述する連想変換辞書ROM
16、連想変換辞書RAM17、文節変換辞書ROM1
8の各メモリ内を検索し、見出し語が一致する変換候補
データを記憶する。
【0028】テキストメモリ14は、RAM(Random A
ccess Memory) 等により構成され、テキスト画面として
表示したい文字情報を記憶するメモリである。
【0029】表示部15は、CRTや液晶表示装置(L
CD)等により構成され、テキストメモリ14に書込ま
れた文字情報を画面表示する。
【0030】連想変換辞書ROM16は、予め決められ
た見出し語と、これに対応した変換候補としての定型文
書とが記憶されたROM(Read Only Memory) である。
この、連想変換辞書ROM16の見出し語は、入力部1
2から入力されたかな文字と比較し、入力された文字列
が全て連想変換辞書ROM16の特定の見出し語に含ま
れていると判断した場合は、連想によって見出し語が一
致していると判断し、当該見出し語に対応して記憶され
ている定型文章を変換候補として表示出力する。
【0031】この連想変換辞書ROM16では、例え
ば、図2に示されるように、文章によく使用される挨拶
の言葉(例えば、「拝啓〜」)やしめくくりの言葉(例
えば、「以上、〜」)などのように、定型的な文章を格
納するものである。この連想変換辞書ROM16に登録
されている文章は、長文であっても短い見出し語を入力
するだけで変換候補として簡単に読み出すことができ
る。
【0032】連想変換辞書RAM17は、オペレータが
入力する個々人特有の文字列や文章を自動設定される見
出し語に対応させて格納するRAMである。この連想変
換辞書RAM17に固有の文章を登録する場合は、オペ
レータがかな文字入力を行い、変換キーによる1回の変
換動作により確定した文書単位で登録される。この登録
文書は、変換文書の先頭からの所定かな文字数(4文
字、あるいは5文字)を自動的に登録文書に対応する見
出し語として連想変換辞書RAM17に記憶される。
【0033】この連想変換辞書RAM17では、例え
ば、図3に示されるように、オペレータが通常の文章作
成中に入力したかな文字と、その変換/確定動作を行う
ことによって変換された文章(例えば、「営業本部第二
営業部管理課」など)が自動的に「えいぎょう」という
見出し語に対応するように登録される。また、この連想
変換辞書RAM17に登録される文章は、文章の種類に
限定されず、1回の変換動作で変換可能な文章であれば
よい。例えば、図3に示すように、上記連想変換辞書R
OM16に登録されているような定型的な文章であって
も、内容の一部を変更した文書を使いたい場合は、かな
文字入力を行って変換動作を行うことによって登録する
ことができる。
【0034】文節変換辞書ROM18は、通常の文章入
力中に入力されたかな文字を各文節単位で漢字に変換す
る辞書ROMである。
【0035】本実施例において、見出し語が一致してい
るか否かの判断は、図4に示すように、例えば、「えい
ぎょう」の見出し語が全て正確に入力された場合はもち
ろん、「えいぎょ」、「えいぎ」、「えい」、あるいは
「え」のみが入力された場合も「えいぎょう」の見出し
語に一致しているとして、変換候補である「営業」を上
記変換候補表示用RAM13にストアさせて、オペレー
タに選択させるようにする。このため、通常の文節変換
語句であっても短縮入力することが可能となり、一層文
章入力作業が軽減され、文章入力の効率化を図ることが
できる。
【0036】本実施例の定型文書入力装置11は、上記
のように構成されており、以下、その動作を説明する。
【0037】〔文章の自動登録動作〕図5は、本実施例
の定型文書入力装置において連想変換辞書RAMに所定
の文章を自動登録する動作を示すフローチャートであ
り、図6は、連想変換辞書RAMの登録操作手順とその
画面表示例を示す図である。
【0038】まず、図6(a)に示すように、オペレー
タは入力部12を使って所定のかな文字列を入力するこ
とにより、表示画面上には「えいぎょうほんぶだいにえ
いぎょうぶかんりか」が表示される。
【0039】次に、図6(b)に示すように、オペレー
タが変換キーを操作して文節変換を指示すると、CPU
19は文節変換辞書ROM18に基づいて変換動作が行
われる。
【0040】これを図5のフローチャートで見ると、ま
ず、オペレータが入力したかな文字列を変換キーを使っ
て文節変換動作を行ったか否かを判断する(ステップS
101)。
【0041】ここで、図6(b)に示すように、文節変
換が行われた場合は、図5のステップS102におい
て、CPU19が連想変換辞書RAM17のメモリに余
裕が有るか否かを判別し、メモリに余裕が無い場合は、
連想変換辞書RAM17に登録されている使用頻度の低
い辞書データを自動的に検索して1つ削除し、新たにデ
ータを登録するためのメモリの空き領域を作り出す(ス
テップS103)。また、ステップS103において
は、上記辞書データを削除する以外に、表示部15に連
想変換辞書RAM17のメモリ容量が不足している旨の
メッセージを表示し、オペレータの注意を喚起するよう
にしてもよい。その場合、オペレータは、辞書データを
削除するか否か、削除するとしたらどのデータか、削除
しなければ新たなデータの登録を中止するか否かを判断
する。
【0042】上記ステップS102あるいはステップS
103で連想変換辞書RAM17のメモリに余裕が有る
場合は、図6(c)に示すように、実行キーを操作する
ことによって、図6(b)で文節変換を指示した変換候
補が確定される。この操作を行うことにより、上記した
「営業本部第二営業部管理課」が連想変換辞書RAM1
7に登録される。これを図5及び図6(c)で見ると、
文節変換を行ったかな文字列の先頭5文字の「えいぎょ
う」が見出し語となり、確定漢字列の「営業本部第二営
業部管理課」がその変換候補として連想変換辞書RAM
17に登録される(ステップS104)。
【0043】そして、上記通常の入力動作においては、
入力操作で確定した漢字列データが変換候補表示用RA
M13に記憶されており、その確定された漢字列データ
がテキストメモリ14に書き込まれる(ステップS10
5)。
【0044】以上のようにして、本実施例の定型文書入
力装置11は、通常の文章入力作業中に文節変換を行っ
た文章が見出し語とともに自動的に連想変換辞書RAM
17に順次登録される。
【0045】〔登録文章の利用動作〕次に、本実施例の
定型文書入力装置11は、上記のように文章が自動登録
された連想変換辞書RAM17、及び図1に示す連想変
換辞書ROM16と文節変換辞書ROM18を使って、
新たに入力するかな文字列と一致する見出し語に基づく
変換候補を表示部15に表示し、オペレータがその中か
ら選択操作を行うだけで、少ないキー入力数で効率の良
い文章入力を行うことができる。
【0046】図7は、本実施例の文章入力動作を示すフ
ローチャートであり、図8は、本実施例の文章連想変換
操作を説明する図である。
【0047】まず、図7に示すように、オペレータは、
図1の入力部12を使って入力を行う文章をかな文字入
力する(ステップS201)。この入力されたかな文字
列は、例えば、図8(a)に示すように「えいぎょう」
が入力されたものとする。
【0048】CPU19は、入力されたかな文字列を見
て、まず、図1に示す連想変換辞書ROM16の見出し
語と比較する(ステップS202)。
【0049】見出し語を比較するにあたって、本実施例
の特徴的な構成は、CPU19が入力されたかな文字列
と見出し語とを比較する場合、見出し語と全部一致して
いなくても、入力されたかな文字列が見出し語の先頭か
らの文字と同じであれば見出し語と一致していると見な
す点である。従って、見出し語が「えいぎょう」の場合
は、「えいぎょ」、「えいぎ」、「えい」、「え」など
が入力されて変換キーを押下された時に一致と見なされ
ることになる。これにより、オペレータは、一層迅速で
手間の係らない文章入力が行えるとともに、見出し語を
全て正確に覚えていなくても、その一部を入力するだけ
で変換が可能となり、便利である。
【0050】そこで、ステップS203においては、図
2に示す連想変換辞書ROM16に「えいぎょう」の見
出し語と一致するものがあればステップS204に進
み、その見出し語に対応する連想変換辞書ROM16の
変換候補データを変換候補表示用RAM13に転送す
る。
【0051】次いで、ステップS203で一致する見出
し語がなかった場合も含めて、入力かな文字列と連想変
換辞書RAM17の見出し語とを比較する(ステップS
205)。ここで、図3に示す連想変換辞書RAM17
では、オペレータが以前入力動作を行って自動登録され
た「えいぎょう」の見出し語と一致するため(ステップ
S206)、見出し語に対応する連想変換辞書RAM1
7の変換候補である「営業本部第二営業部管理課」と
「営業本部第一営業部業務課」のデータが変換候補表示
用RAM13に転送される。
【0052】次いで、ステップS206で見出し語が一
致しなかった場合も含めて、入力かな文字列と文節変換
辞書ROM18の見出し語とを比較する(ステップS2
08)。ここで、図4に示す文節変換辞書ROM18で
は、文節変換辞書に記憶されている見出し語の「えいぎ
ょう」と一致するので(ステップS209)、その見出
し語に対応する文節変換辞書ROM18の変換候補であ
る「営業」のデータを変換候補表示用RAM13に転送
する(ステップS210)。
【0053】上記したように、変換候補表示用RAM1
3には、それぞれの各変換候補が転送され、これを表示
部15に順次表示する(ステップS211)。
【0054】オペレータは、図8(b)に示すように、
変換キーを操作して表示部15に変換候補を順次表示さ
せる連想変換を指示し、所望の変換候補である「営業本
部第二営業部管理課」が表示された場合に実行キーを押
下して文字列を選択する(ステップS212)。
【0055】選択された文字列データは、図1のテキス
トメモリ14にストアされることにより、文章の入力が
完了する(ステップS213)。
【0056】以上述べたように、本実施例の定型文書入
力装置は、入力したかな文字列をかな漢字混じり文字列
に変換すると、CPU19が変換したかな漢字混じり文
字列に対応したかな文字列の先頭から所定文字数(例え
ば、5文字)を見出し語として抽出し、その見出し語と
これに対応するかな漢字混じり文字列とを関連付けて連
想変換辞書RAM17に自動的に登録される。そして、
新たなかな文字列が入力された場合は、入力されたかな
文字と見出し語の先頭からの文字とが一致した場合に見
出し語が一致したとして、見出し語に対応するかな漢字
混じり文字列を変換候補として順次表示し、これを選択
することで容易な文章入力を行うことができる。
【0057】このように、本実施例の定型文書入力装置
は、オペレータが入力したかな文字列をかな漢字混じり
文字列に変換するだけで、自動的に見出し語と変換結果
とが登録され、再度入力されたかな文字列が見出し語の
少なくとも一部に類する場合に見出し語に対応する変換
候補が読み出され、これを選択することによって日本語
の文章入力を効率良くかつ確実に行うことができる。ま
た、本実施例では、繰り返し使用する固有の文章であっ
ても、上記のようにして自動登録されるので、2回目か
らは非常に楽に入力することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、オペレータが入力した
かな文字列をかな漢字混じり文字列に変換するだけで、
先頭からの所定文字数分を自動的に見出し語とし、変換
されたかな漢字混じり文字列と対応させて登録される。
このため、オペレータは、文章の登録作業を意識的に行
う必要がなくなり、以前変換動作を行ったことのある文
字列を入力する場合には、当該文書の先頭からの所定文
字数を入力するだけで容易に変換候補として読み出すこ
とが可能となり、文章入力の負担を大幅に軽減すること
ができる。
【0059】また、見出し語が一致しているか否かを検
出する場合は、入力されたかな文字と見出し語の先頭か
らの同数文字分が一致した場合も見出し語の一致と見な
して、変換候補を読み出すので、迅速かつ容易に日本語
の文章入力を行うことが可能となり、また、オペレータ
が見出し語全部を正確に覚えていない場合でも、その一
部がわかっていれば所望の文章を読み出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るワードプロセッサの主要構成部
を示すブロック図である。
【図2】連想変換辞書ROMに格納されている見出し語
とこれに対応する変換候補例を示す図である。
【図3】連想変換辞書RAMに格納される見出し語とこ
れに対応する変換候補例を示す図である。
【図4】文節変換辞書ROMに格納されている見出し語
とこれに対応する変換候補例を示す図である。
【図5】本実施例の定型文書入力装置において連想変換
辞書RAMに所定の文章を自動登録する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】連想変換辞書RAMの登録操作手順とその画面
表示例を示す図である。
【図7】本実施例の文章入力動作を示すフローチャート
である。
【図8】本実施例の文章連想変換操作を説明する図であ
る。
【符号の説明】
11 定型文書入力装置 12 入力部 13 変換候補表示用RAM 14 テキストメモリ 15 表示部 16 連想変換辞書ROM 17 連想変換辞書RAM 18 文節変換辞書ROM 19 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かな文字を入力するかな文字入力手段と、 該入力されたかな文字列をかな漢字混じり文字列に変換
    する文字列変換手段と、 該変換されたかな漢字混じり文字列に対応するかな文字
    列の先頭からの所定文字数を見出し語として抽出する見
    出語抽出手段と、 該抽出された見出し語とこれに対応したかな漢字混じり
    文字列とを関連付けて記憶する変換辞書記憶手段と、 新たに入力されたかな文字列と前記変換辞書記憶手段に
    記憶された見出し語とを比較して、一致した見出し語に
    対応するかな漢字混じり文字列を変換候補として読み出
    す変換候補読出手段と、 を備えたことを特徴とする定型文書入力装置。
  2. 【請求項2】定型文書入力装置は、予め見出し語とこれ
    に対応する所定の文章とが関連付けて記憶されている読
    み出し専用の変換辞書ROMをさらに備え、 新たに入力されたかな文字列と見出し語とを比較する際
    に、前記変換辞書記憶手段と前記変換辞書ROMの見出
    し語全てと比較することを特徴とする請求項1記載の定
    型文書入力装置。
  3. 【請求項3】前記変換候補読出手段が、 新たに入力されたかな文字と見出し語の先頭からの同数
    文字分が一致した場合を見出し語が一致した場合とし
    て、見出し語に対応する変換候補を読み出すようにした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の定型文書
    入力装置。
JP5234108A 1993-08-25 1993-08-25 定型文書入力装置 Pending JPH0764991A (ja)

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JP2015106183A (ja) * 2013-11-28 2015-06-08 シャープ株式会社 翻訳装置、および翻訳装置の制御方法
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