JPH076459B2 - Egr装置の故障診断装置 - Google Patents

Egr装置の故障診断装置

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JPH076459B2
JPH076459B2 JP62282950A JP28295087A JPH076459B2 JP H076459 B2 JPH076459 B2 JP H076459B2 JP 62282950 A JP62282950 A JP 62282950A JP 28295087 A JP28295087 A JP 28295087A JP H076459 B2 JPH076459 B2 JP H076459B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排気ガス再循環装置の動作を、内燃機関の運
転中常時監視して故障診断を行なう装置に係り、特に、
自動車用ガソリンエンジンの排気ガス再循環装置に好適
な故障診断装置に関する。
〔従来の技術〕
ガソリンエンジンの排気ガス中に含まれるチツ素酸化物
(NOx)の有害性に対する論議が一段と強まり、自動車
への排気規制も1990年度から0.4g/milの制限値が施行さ
れる背景にあるが、こうした中で、NOxの低減策として
排気ガス再循環装置(以下、EGR装置という)の適用が
有効であることは周知の所である。
ところで、このEGR装置を適用した場合、その機能が故
障などにより停止した場合、排気中のNOxが当然増大す
るが、この状態は周囲から容易に察知できないという、
やつかいな側面を持つている。
この不具合を検知する手段としては、従来、デイーラ等
でNOx濃度を計測する方法はあるが、この方法は排気分
析装置を必要とし、EGR装置の機能を簡便に診断できる
ものではなかつた。
そこで、このEGR装置を車載状態で診断する方法とし
て、特開昭62−170761号公報に記載のように、EGRの正
規動作領域外において、EGR装置を故意に付勢し、排気
中の酸素濃度の変化状態からEGR機能の診断を行なう技
術が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、新たな検出器を持たずにEGR機能を診
断できるメリツトはあるが、EGR装置を強制的に付勢す
る手段の付加、ならびに付勢すべき領域を対象機関毎に
選定する必要があるなどの点で配慮がされておらず、構
成の複雑化やコストアツプの面で問題があつた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に充分に対処で
き、車載状態の中で、EGR装置の動作機能をシステムの
劣化を含めて精度よく識別し、排気ガスの浄化機能が正
常に保たれているか否かを診断する装置の提供にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、EGR装置の還流ガス通路での還流ガスの流
量を制御するバルブ手段の下流側(吸気管側)直下での
ガスの温度変化パターンを、このEGR装置の機能動作を
代表するものとして捉え、このガスの温度変化パターン
を、内燃機関の運転状態の変化パターンと比較し、これ
らパターンの間での相関の強さを調べることにより達成
される。
〔作用〕
還流ガス通路のバルブ手段の下流側におけるガスの温度
は、還流ガスの流量が機関の運転状態に応じて制御され
るようになつていることから、それに依存して、一見し
たところランダムに変化する筈である。それ故、EGR装
置の機能に異常が現われた場合、この部位の温度は、機
関の運転状態とは有機的な関係を持たない緩慢な動作と
なるので、この部位での温度変化パターンと、機関の運
転状態の変化パターンと比較し、これらパターンの間で
の相関の強さをみれば、それがEGR装置の機能が正常か
否かを表わすことになり、従って、誤判定の虞れなく適
切な診断か可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明によるEGR装置の故障診断装置について、
図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例でEGRバルブ6は機関1の排
気管3と吸気管2のそれぞれをパイプ5,4で連通させる
ようにして設置され、機関1の運転状態に対応して排気
ガスの一部を吸気側へ還流させ、これにより排気中のNO
xを低減させる働きをするもので、このときの排気ガス
の還流量が還流通路の途中に設けられたEGRバルブ6の
弁体7の移動量で制御されるようになつている。
そして、この弁体7の移動量は、前記吸気管2の上流に
設けられている絞り弁15により発生する負圧を動力源と
するトランスジユーサ16によつて制御されるように構成
されている。
上記EGRバルブ6の下流側で、弁体7に対して吸気管2
側の近傍には還流ガスの温度を検出する温度センサ8
(以下、TEGRセンサという)が設けられている。そし
て、このTEGRセンサ8の信号TEGRは制御モジユール9に
内蔵された信号処理回路10を介してマイコン(マイクロ
コンピユータ)11に入力される。
一方、このマイコン11には、図示してない各種センサな
どを介して、或いは直接に、機関1の運転状態を表わす
各種の情報(例えば、エンジンスピードN、冷却水温
TW,車速VSP,バツテリ電圧VB,絞り弁15に連動したアイド
ルスイツチの信号Idle Sw、全開スイツチの信号WOTSwな
ど)12が併せて入力されている。
そこで、このマイコン11は、上記した各種の情報12に基
づいて機関1の運転状態を演算し、この演算結果と信号
TEGRの変化状態との相関を調べ、これらの間での相関が
所定の限度を割つて失われたと判断されたときに所定の
信号を出力し、増幅器13を介して表示装置14に信号を与
え、これによりEGR装置の故障診断結果が表示されるよ
うにする。
第2図は、機関1の運転状態を表わす各種の情報と、信
号TEGRの変化を示すタイムチャートで、4種類の波形を
記してあり、これらの波形は、下から、それぞれ車速V
SP,エンジンスピードN,TEGRセンサ8による信号TEGR、
トランスジユーサ16からEGRバルブ7に与えられる負圧
のコントロール圧Pを表わしている。
この第2図から明らかなように、EGRバルブ6の下流側
での還流ガス温度TEGRは、機関1の運転状態に依存して
現われるコントロール圧Pの変化に対応して変動し、こ
の結果、車速VSPと還流ガスの温度TEGRについて観る
と、両者はほぼ同期した変化モードを呈すると共に、車
速変化に遅れ時間αをもつて還流ガスの温度が追従する
ことが判る。
従って、上記実施例のように、信号TEGRの変化パターン
と、機関1の運転状態の変化パターン、例えば車速VSP
の変化パターンとの相関を、車速VSPの変化に極大点又
は極小点が現れた時点から、信号TEGRの変化に極大点又
は極小点が現れた時点までの遅れ時間αの大きさによ
り、マイコン11によって調べてやれば、これらパターン
間での相関の喪失によつてEGR装置の異常が検出でき、
故障診断結果を表示させることができる。
次に、上記実施例におけるマイコン11による故障診断処
理について、第3図及び第4図のフローチヤートにより
詳細に説明する。
ここで、まず、以下の説明で使用される各種の符号につ
いて、次の通り定義する。
ΔVSP:車速変化率 t5m:車速変化率ΔVSPを算出する時間 TEGRA:温度TEGRの初期基準値(第2図の点での温度) TEGRD:温度TEGRのピーク値(同,点) TEGRA′:温度TEGRを下回る基準値(同,′点) TEGRB:温度TEGRの所望設定値(同,点) :温度TEGRが初期基準値TEGRAを下回る時点 まず、第3図は、EGR装置のシステム全体としての故障
診断を行なうようにした一実施例のフローチヤートであ
り、定時間処理(本実施例では80msのタスクを使用)で
行なうものである。
ステツプ100の時間処理が入るとルーチンがスタート
し、先ず、ステツプ101で機関始動後で、かつ電圧VB
所望値VB10以上にあり、さらに冷却水温TWが、第1の所
望値TW0と第2の所望値TW90の間にあるか、および、TEG
Rが第1の所望値TEGR以上にあるかのチエツクが完了し
ているか否かを判定する。これは、EGR装置が動作域に
あるかを判別するものであり、YESのときにはステツプ1
03に進むが、NOのときにはステツプ102に移り、そのと
きのTW、並びにTEGRを取り込み、ステツプ103に移る。
ステツプ103では、VBが所望値VB10以上にあるかを判定
する。このステツプは前記した信号処理回路10(第1
図)の動作状態の範囲外となるのを予防するものであ
り、YESのときステツプ106へ移る。NOのときはステツプ
104に移り、前記したTW0≦TW≦TW90並びに、TEGR≧TEGR
Oをチエツクする。そして、この結果がNOのときはステ
ツプ130に移り、次の割り込みを待つ。
ステツプ104での結果がYESのときはステツプ105に移
り、TW、並びにTEGRがEGR装置の判定領域にあることを
示す完了フラグをセツトし、ステツプ106へ移る。
ステツプ106では、TWが所望値TW75以上か、Idle SwがON
か、VSPが所望値VSP2以上かの判定結果が成立したと
き、TEGRを取り込み、EGRガス温度としてストアした
後、ステツプ107に移る。
ステツプ107では、ステツプ106で取込んだTEGRAが初回
データであるか否かを調べ、初回データの場合はステツ
プ108に飛び、このTEGRAをEGRガス温度の比較基準温度
とする。一方、ステツプ107の結果がNOのとき、ステツ
プ118に移り、今、取込んだTEGRA′を前回ストアされて
いるデータ(TEGRA−1)と比較し、TEGRA′<TEGRA−
1のときはステツプ119でTEGRAを新しいデータに更新
し、ステツプ109へ移る。もしステツプ118の結果がNOの
ときはステツプ108に移り、前回の比較基準温度のTEGRA
をそのまま使用することとしてステツプ109に移る。
ステツプ109では比較基準温度TEGRAのセツトが完了して
いるか否かをチエツクし、NOのときはステツプ130に移
り、次の割り込みを待つ。しかして、TEGRAのセツトが
完了していればステツプ110に移り、TEGRAが所望値TEGR
150以上である場合、ステツプ120に移る。このステツプ
120は機関が一定状態で運転されている場合を考慮した
もので、例えば、高速路を走行しているときのモードな
どを判定するものであり、ここでは、Nが所望値N4000
以下か、TWが所望値TW75以上か、Idle Sw,WOTSwが共にO
FFか、そして、TWセンサ,TEGRセンサ,Idle Sw,WOTSwが
異常ではないか等、図示しない別ルーチンで実施する診
断結果の情報が成立しているか否かを判定し、YESのと
きにはステツプ121に移り、EGR装置の機能が正常と診断
した後、ステツプ128で後述するEGRガスのピーク温度TE
GRDの検出フラグをリセツトしてステツプ130に移り、次
の割り込みを待つ。
一方、ステツプ120の条件が成立していないときはステ
ツプ111に移る。又、ステツプ110の判定結果がNOのとき
も同様にステツプ111に移り、前記したEGRガスのピーク
温度検出フラグがセツトされているか否かをチエツク
し、この結果がNOのときはステツプ112に移り、前記ス
テツプ120で記述したEGRガス温度判定の条件であるかを
判定し、YESのときはステツプ113に移り、車速変化監視
フラグがセツトされているか否かをチエツクする。
ステツプ113での結果がYESのときステツプ114に移り、
タイマが所望値t5Sを経過していたらステツプ115へ移
り、ΔVSPが所望値VSP10以上か否かを判定する。
そして、ステツプ115での結果がYESのときステツプ116
に移り、車速変化監視フラグをリセツトすると共に前記
したEGRガス温度のピーク値TEGRD検出フラグをセツトし
てステツプ130で次の割り込みを待つ。
従つて、ここで、EGR装置の機能診断の実行に移ること
になる。
こうして、ステツプ116でTEGR検出フラグがセツトされ
たことにより、次回の割込み時は前記ステツプ111から
ステツプ123に移り、TEGRDの検出が行なわれることにな
るが、第2図でも記述した如く、車速変化率ΔVSP/Δt
5Sが成立した後、TEGRは遅れαを持つて推移するため、
TEGRのピーク温度TEGRDの決定は車速変化率の条件が成
立した後の最大値を検索するようになつており、これ
は、TEGRの変化がマイナスになる第2図に示す点とな
る。
次に、ステツプ124ではTEGRDの検出が完了しているか否
かをチエツクするが、この結果がNOのときはステツプ13
0に移り、YESのときはステツプ125に移る。
このステツプ125では前記ステツプ108で設定したTEGRA
とステツプ123で得たTEGRDを比較し、温度差の第1の所
望値TΔ10との関係がTEGRD−TEGRA≧TΔ10となつたと
き、ステツプ121に移り、EGR装置の機能が正常と診断
し、表示処理が行なわれる。
他方、ステツプ125の結果が所望値TΔ10を満たさない
となつたときはステツプ126に移り、温度差の第2の所
望値TΔ3と比較し、これらの関係がTEGRD−TEGRA≦T
Δ3なつたとき、ステツプ127に移り、EGR装置の機能が
故障であると診断し、それを表示する処理を行なつた
後、ステツプ128を経由して次の割り込みを待つ。尚、
ステツプ126で条件を満たさないときにはステツプ130に
移り、次の割り込みを待つ。
又、前記ステツプ113で車速変化監視フラグがセツトさ
れていない場合、ステツプ129に移り、この監視フラグ
をセツトした後、次の割り込みを待つ。尚、ステツプ11
4でタイマが所望値t5Sを満たさぬときも同様に次の割り
込みを待つことになる。
一方、ステツプ112においてTEGRのピーク温度判定条件
を満たさない場合にはステツプ117に移り、車速変化監
視フラグをリセツトした後、次の割り込みを待つ。
また、ステツプ115においても、ΔVSP≧VSP10を満たさ
ぬときはステツプ117で同様の処理を行なつた後、次の
割り込みを待つ。
従つて、この実施例によれば、ステツプ114〜116の処理
で逐次、設定されてゆく車速変化率に基づいてEGRガス
の温度変化が監視され、EGRガスの温度変化パターン
と、機関の運転状態の変化パターンとの相関が調べられ
ることになるので、このパターンの相関が弱まったこと
により、所望の温度変化が現れなくなったことが判定で
き、その結果が表示装置14(第1図)に所定の故障モー
ドが表示されることになり、自動車走行中も含めてリア
ルタイムでEGR装置の機能が正しく得られているか否か
の診断が行なわれ、排気ガス悪化を事前に防止すること
ができる。
ところで、以上の実施例では、EGR装置の診断をシステ
ム全体として行なうようになつているが、これに含め
て、或いはそれとは独立に、センサ系の診断を行ない、
その結果を別の故障に分類して表示するようにした本発
明の一実施例について、第4図のフローチヤートより説
明する。
この第4図の処理も第3図と同一のタスクを使用してお
り、割り込みが発生するとステツプ200から開始され
る。
先ずステツプ201では一旦、前回の情報としてセンサ異
常のフラグであつたときは、それをクリアしてステツプ
202に移り、TEGRデータを取り込み中であるか否かをチ
エツクし、NOのときはステツプ211でセンサ異常時(セ
ンサ系短絡)のタイマ1をクリアしてステツプ206に移
るが、YESのときはステツプ203に移り、TEGRが所望値TE
GR200以上であるか否かを判定する。そして、NOのとき
はステツプ211に移り、前記の処理をする。
一方、YESのときはステツプ204に移り、タイマ1を更新
してからステツプ205に移る。
ステツプ205ではタイマ1のデータが所望値t5mになつた
か否かを判断し、YESのときはステツプ212に移り、セン
サ異常のフラグをセツトした後、ステツプ210に移り、
次の割り込みを待つ。
以上のステツプがセンサの短絡モードの判定となる。
一方、ステツプ205の判定がNOのときはステツプ206に進
む。
このステツプ206の処理は、EGRガス温度の診断領域にか
かる条件にあつても、TEGRが温度差を呈しない場合の判
定を行なうもので、このため、TW≧TW75、そしてVSP
所望値VSP40以上、Idle Sw,NOTSwが共にOFFの条件か否
かをチエツクし、条件外のときはステツプ210に移る。
一方、このステツプ206での判定条件が成立している場
合にはステツプ207に移り、さらにTEGRが所望値TEGRB20
以上のときはステツプ213に移り、センサ開放モードの
タイマ2をクリアしてステツプ210に移る。
他方、ステツプ207の結果がTEGR≦TEGRB20のときはステ
ツプ208に移り、タイマ2を更新した後、ステツプ209に
移る。
このステツプ209では、前記したセンサ開放モードのタ
イマ2が所望値t10mに到達した場合はセンサ異常と判定
し、ステツプ212においてセンサ異常フラグをセツトす
る。
他方、ステツプ209でNOの場合はステツプ210に移り、次
の割り込みを待つようになつている。
こうして、ステツプ212でセンサNGフラグがセツトされ
たら、EGRガスを検出する温度センサの故障であると
し、第3図で詳述したEGR装置の機能故障とは別の故障
モードに分類して該表示装置14に警告表示するように成
つている。
以上、説明したように、本実施例によれば、EGR装置の
機能をシステムの系統の故障として的確に検出できる効
果がある。
又、最も重要となるEGRガスを検出する温度センサの故
障をセンサ配線を含めて独立して診断できる効果がる。
尚、上記実施例では、車速の変化率をベースに機能診断
を行なう方式となつているが、要は機関の過渡要因、例
えばエンジンスピードの変化率、或いは、絞り弁の変化
率、或いは、吸入空気圧、吸入空気量の変化率をベース
にしたものであれば、いずれの方式のものであつても、
本発明により、上記実施例と同様の機能並びに効果を得
ることができることは勿論のことである。
また、上記実施例では、1回の判定で診断を行なうよう
になつているが、判定回数を複数回にしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、EGR装置のシステム全体としての機能
動作の確認に必要な、EGR通路中での還流ガスの流れの
存在を、還流ガスの温度変化パターンと、機関の運転状
態の変化パターンとの相関を調べるだけで、容易に、し
かも正確に確認できるので、EGR装置を強制的に付勢す
る手段を用いる必要もなく、電気式EGR装置、機械式EGR
装置など、EGRの制御手段、或いは対象機関毎の差異と
は無関係にEGR装置の故障,劣化等を容易に、しかも的
確に診断することができる効果がある。
また、本発明によれば、実車輌状態で、且つ、運転者が
意識しない状態でEGR装置機能のセルフチエツクが実行
されるので、運転者に対する不安感,緊張感を与えるこ
ともない。
さらに、本発明によれば、EGR系統の全ての関連機器の
故障も前記した還流ガスの温度として代表させて監視す
ることにより、系統故障時におけるNOx悪化を運転者に
告知して、対応処置を講じさせることができ、大気汚染
要素の排除をする上で有効に活用できるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるEGR装置の故障診断装置の一実施
例を示すブロツク図、第2図は動作説明用のタイムチャ
ート、第3図及び第4図はそれぞれ本発明の一実施例に
おける処理フローを示すフローチヤートである。 1……機関、6……EGRバルブ、8……温度センサ、9
……制御モジユール、12……機関の運転情報、14……表
示装置。 TEGR……EGRのガス温度、TEGRA……基準温度、TEGRD…
…EGRガス温度のピーク値、VSP……車速、ΔVSP/t5S
…車速変化率。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−96770(JP,A) 特開 昭62−51747(JP,A) 実開 昭64−36560(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気ガス還流率制御用のバルブ機構を備え
    た内燃機関のEGR装置において、 上記バルブ機構の排気ガス還流路下流側で該バルブ機構
    の弁体の近傍に設置した排気ガス温度検出手段と、 上記内燃機関を走行用動力源とする車両の走行速度及び
    該内燃機関の回転速度、絞り弁の開度、吸気圧力、それ
    に吸気流量の内の少なくとも1種の信号に基づいて演算
    された上記内燃機関の運転状態の変化の極大点と極小点
    の少なくとも一方を検出する手段と、 上記排気ガス温度検出手段により検出された排気ガス温
    度の変化の極大点と極小点の少なくとも一方を検出する
    手段と、 上記内燃機関の運転状態の変化の極大点と極小点の少な
    くとも一方が現れた時点から、上記排気ガス温度の変化
    の極大点と極小点の少なくとも一方が現れた時点までの
    時間に基づいて、上記内燃機関の運転状態の変化パター
    ンと上記排気ガス温度の変化パターンとの間の相関の強
    さを調べる演算手段とを設け、 上記相関の強さに応じてEGR装置の故障診断を行なうよ
    うに構成したことを特徴とするEGR装置の故障診断装
    置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、上記排気
    ガス温度検出手段による温度検出結果が、所定の第1の
    判定値以上の状態で所定の第1の継続時間を越えたと
    き、及び所定の第2の判定値以下の状態で所定の第2の
    継続時間を越えたときには、上記排気ガス温度検出手段
    の故障と判定されるように構成したことを特徴とするEG
    R装置の故障診断装置。
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