JPH0633837A - 内燃機関の排気ガス再循環診断システム - Google Patents

内燃機関の排気ガス再循環診断システム

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JPH0633837A
JPH0633837A JP5103368A JP10336893A JPH0633837A JP H0633837 A JPH0633837 A JP H0633837A JP 5103368 A JP5103368 A JP 5103368A JP 10336893 A JP10336893 A JP 10336893A JP H0633837 A JPH0633837 A JP H0633837A
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exhaust gas
gas recirculation
internal combustion
combustion engine
recirculation valve
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JP5103368A
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Rainer Frank
フランク ライナー
Klaus Ries-Mueller
リーズミュラー クラウス
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/49Detecting, diagnosing or indicating an abnormal function of the EGR system
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
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    • F02D41/005Controlling exhaust gas recirculation [EGR] according to engine operating conditions
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ガス再循環弁が開放された場合に、排気
ガスが正常に排気ガス再循環路を通過するかをわずかな
手間とコストで確実に診断する。 【構成】 内燃機関10の排気ガス再循環診断システム
は、排気ガス再循環路13に設けられた排気ガス再循環
弁AGRV、排気ガス再循環弁の開度を調節する制御手
段14、制御手段が排気ガス再循環弁を開放した場合に
排気ガスが排気ガス再循環路を流れるかどうかを検出す
る診断手段16から構成される。診断手段は、排気ガス
再循環弁が第1の状態からさらに開放されて第2の状態
に達した場合に内燃機関のミスファイア頻度が増加する
かどうかを検出する。内燃機関のミスファイア頻度は排
気ガス再循環率に依存するので、排気ガス再循環システ
ムの機能能力を確実に判定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気ガス再
循環診断システムに関するものである。
【0002】以下においてはしばしばミスファイア(失
火)についての説明が出てくる。ミスファイアとは完全
な失火だけでなく、エンジントルクの変動、従って不均
一なエンジン回転をもたらす良好でない燃焼をも意味し
ている。
【0003】
【従来の技術】排気ガス再循環路に配置された排気ガス
再循環弁と、排気ガス再循環弁の開度を調節する制御手
段と、制御手段が排気ガス再循環弁を開放した時に排気
ガスが排気ガス再循環路を流れるかどうかを検出する診
断手段とを有する内燃機関の排気ガス再循環診断システ
ムは、例えば以下の公報に示すように従来技術から知ら
れている。
【0004】US−Aー4967717には排気ガス再
循環(EGR)システムの異常検出装置(Abnorm
ality Detecting Device fo
ran EGR System)が記載されている。こ
こでは2つの温度センサ、すなわち排気ガス再循環路内
に配置された温度センサと吸気管内に配置された温度セ
ンサが使用される。排気ガス再循環路内のセンサからの
信号だけでは、排気ガス再循環弁が開放されたときに実
際に排気ガスが再循環路を流れるかどうかの信頼性のあ
る情報を提供するには十分ではない。従って排気ガス再
循環路内のセンサからの信号は吸気管内のセンサからの
信号を用いて補正され、それによってある程度確実な診
断信号が得られる。しかし、2つの温度センサを使用し
なければならないことはかなりの欠点である。
【0005】さらに、エンジンブレーキ(減速時)にお
いて吸気管圧力を測定することが知られている。その場
合、まず排気ガス再循環弁が閉鎖された状態で圧力が測
定され、それから開放された状態で測定が行われる。そ
の場合に問題となるのは、エンジンブレーキにおいては
排気ガスは再循環に供されないので、排気ガス再循環弁
の開度に従って大きな圧力変化が得られないことであ
る。エンジンブレーキ以外で測定が行われる場合には、
通常は排気ガス再循環弁の開度の違いによってもたらさ
れるよりも大きい圧力変動が存在する。従って確実な診
断は不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、排気
ガス再循環弁が開放された場合に、排気ガスが正常に排
気ガス再循環路を流れるかをわずかな手間とコストで確
実に診断することのできる、内燃機関の排気ガス再循環
診断システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、排気ガス再循環路に配置された排気ガ
ス再循環弁と、排気ガス再循環弁の開度を調節する制御
手段と、制御手段が排気ガス再循環弁を開放したとき
に、排気ガスが排気ガス再循環路を流れるかを検出する
診断手段とを有する内燃機関の排気ガス再循環診断シス
テムにおいて、診断手段は、排気ガス再循環弁が第1の
状態からさらに開放されて第2の状態になったときに内
燃機関のミスファイアの頻度が増大するかを判定するよ
うに構成されることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のシステムにおいては、排気ガス再循環
弁の開度に従ってエンジンのミスファイアの回数が調べ
られる。排気ガス再循環弁は、代表的には、完全に開放
したときに約10%の排気ガス再循環率が得られるよう
に、即ち、エンジンに吸気されるガスの10%が排気ガ
スであるように構成されている。排気ガス再循環率が1
0%である場合には、再循環率がわずかに2あるいは3
%である場合の数倍のミスファイアが発生することが明
らかにされている(それでも触媒後方における有害ガス
の排出は著しく減少する)。従って、再循環率が僅か
に、例えば3%から4%に変化した場合でも、きわめて
はっきりとした測定効果が得られる。実際においてはも
っと大きな変化を利用することができる。というのは余
り問題にしなくてもまだ十分に円滑なエンジン回転が得
られるからである。
【0009】最近の内燃機関にはミスファイア識別手段
が搭載されており、それによってエンジンに許容しきい
値を越えるミスファイアが存在するかどうかを検出する
ことができる。好ましくは、本発明の診断システムは、
この種の手段によって形成される回転円滑信号あるいは
ミスファイア識別信号を利用する。その場合、本システ
ムでは固有のセンサは必要とせず、かつ診断用の出力信
号を形成するための固有の処理も必要でない。
【0010】所定の運転領域内でのみ、特にアイドリン
グにおいて、あるいは低域から中域の回転数を有する運
転領域において、診断が行なわれる場合に極めて信頼性
のある診断結果が得られる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に示し、以下で詳細に
説明する。
【0012】本発明の排気ガス再循環診断システムは、
図1に示すように、ミスファイアと排気ガス再循環率と
の関係に基づいている。もちろん図1はこれらの量間の
関係を直接示すものではなく、それから導かれる量間の
関係を示すものである。単位時間当たりのミスファイア
数の代わりに、回転むら値(回転不均一値)ないし回転
変動値(丸)が図示されている。この回転むら値はエン
ジン回転のそれぞれ所定の角度範囲についてそれぞれ関
連する期間を測定し、その期間を所定の方法で互いに結
合することによって得られるものである。この種の結合
のアルゴリズムは、回転むらを求めることに関する十分
な従来技術を挙げた例えばUS−Aー5044195に
記載されている。
【0013】排気ガス再循環率に関する値は四角によっ
て示されている。排気ガス再循環弁のパルスデューティ
ー比が小さい場合には、排気ガス再循環率は約1%しか
ないが、弁が完全に開放している場合(パルスデューテ
ィー比100%)には約14%である。回転むら値は最
初の約2.5の値から9を越える値まで上昇し、それは
ほぼ数倍に相当する。従って十分なSN比を有する診断
信号が得られる。
【0014】本発明のミスファイア識別システムを図2
のブロック回路図と図3のフローチャートを用いて説明
する。図2に示すブロック回路図は次の構成要素、すな
わち、吸気管11と排気ガス管12を有する内燃機関1
0、排気ガス再循環路13、再循環路内に配置された排
気ガス再循環弁AGRV、制御装置14、ミスファイア
識別装置15、診断手段16を有する。吸気管11に配
置された絞り弁17は負荷信号Lを出力する負荷センサ
18と接続されており、一方、エンジン10と結合され
た回転数センサ19は回転数信号nを出力する。
【0015】負荷と回転数に従って制御装置14は、排
気ガス再循環診断に適したエンジンの運転状態が存在す
るかどうかを定める。そうである場合には、制御装置1
4は排気ガス再循環弁AGRVを所定の時間プログラム
に従って駆動し、診断手段16に診断を行なうように指
示する。この診断手段にはミスファイア識別装置15か
ら出力される回転むら信号LUSが入力される。診断手
段自体は診断信号DSを出力する。
【0016】図2にブロック回路図として示すシステム
においては、ミスファイア識別装置15は回転数信号を
用いて動作し、回転むら信号LUSを形成する。この信
号の形成は、上述したように公知の方法で行われる。し
かしまた、例えば燃焼室圧力を測定することにより直接
ミスファイアの識別を行うこともできる。このような測
定については点火プラグの下の下層盤の形をした特別な
圧力センサが知られている。この種の圧力センサからの
信号を用いて、単位時間当たりどれだけの数のミスファ
イアが発生したかを定めることができる。
【0017】図3に示すフローチャートによれば、診断
処理の開始後にステップs1において、ミスファイア識
別が有効であるかどうかがチェックされる。この識別
は、例えばエンジンブレーキの場合、あるいは実施例に
示すようにミスファイア識別が回転むら信号に基づくも
のであるとき悪路の走行の場合には阻止される。悪路を
走行する場合には車輪から動力伝達系列を介してエンジ
ンに回転数変動が伝達され、それによって回転むら信号
が誤ったものになる。従ってこのような場合にはミスフ
ァイア識別は阻止される。その後ミスファイア識別が有
効になるまで、ステップs1が繰り返し通過される。次
に(ステップs2)、排気ガス再循環診断に適したエン
ジンの運転条件が存在するかどうかがチェックされる。
そうでない場合にはステップs1とs2が改めて通過さ
れ、逆の場合にはステップs3に進んで、そこで例えば
排気ガス再循環弁のパルスデューティー比を35%に調
節することによって、所定の排気ガス再循環率AGR1
が調節される。
【0018】図1から明らかなように、その値からパル
スデューティー比がさらに大きくなると排気ガス再循環
率と回転むらが著しく大きくなる。排気ガス再循環率A
GR1の調節後所定の期間待機し、それによって定常的
な状態が得られるようにする。ここでは待機は数秒の時
間にする。この期間の経過後に回転むら値L1が検出さ
れ(ステップs4)、その後例えば55%のパルスデュ
ーティー比に調節することによって、排気ガス再循環率
AGR1より大きい増大された排気ガス再循環率AGR
2に調節される。図1によれば、その結果パルスデュー
ティー比が35%の場合に比べて回転むら値が倍にな
る。パルスデューティー比は急激に、あるいはまた所定
の傾斜の関数に従って変化させることができる。それぞ
れどのようにするかは、診断を実施しようとする内燃機
関の特性に関係する。
【0019】排気ガス再循環率の変化後に(ステップs
5)、定常的な状態が得られるまで所定の期間待機し、
さらに(ステップs6)確実な測定のために適したエン
ジンの運転状態が存在するかどうかがチェックされる。
好ましくはこれは、ステップs2で検出した運転状態に
対応するものである。しかし、その他の運転状態で同様
に測定に適した運転状態である場合には、場合によって
は検出される測定結果はステップs4で検出した値と直
接比較することはできず、まず所定の方法で規格化を行
わなければならない。
【0020】ステップs6において適当な運転状態が存
在しないことが明らかにされた場合には、再びステップ
s1に達し、そうでない場合にはステップs7において
回転むら値L2を検出する。回転むら値L2とL1との
差がしきい値SW_Lと比較される(ステップs8)。
この差がしきい値を越えている場合、従って回転むら値
が比較的はっきりと増加している場合には、これは、排
気ガス再循環システムが良好であることを示している
(ステップs9)。そうでない場合には、排気ガス再循
環システムは故障しており、それがステップs10で表
示される。それによって処理は終了する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば排気ガス再循環弁が開放された場合に、排気ガ
スが正常に排気ガス再循環路を通過するかどうかをわず
かな手間とコストで確実に診断することのできる、内燃
機関の排気ガス再循環診断システムを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気ガス再循環率と回転むら値を排気ガス再循
環弁のパルスデューティー比に関して示すグラフ図であ
る。
【図2】排気ガス再循環診断システムを概略的に示すブ
ロック回路図である。
【図3】上述のシステムの動作を説明するフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
10 内燃機関 11 吸気管 12 排気ガス管 13 排気ガス再循環路 14 制御装置 15 ミスファイア識別装置 16 診断装置 17 絞り弁 18 負荷センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス リーズミュラー ドイツ連邦共和国 6927 バートラッペナ ウ ハイムスハイマーシュトラーセ 47

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガス再循環路(13)に配置された
    排気ガス再循環弁(AGRV)と、 排気ガス再循環弁の開度を調節する制御手段(14)
    と、 制御手段が排気ガス再循環弁を開放したときに、排気ガ
    スが排気ガス再循環路を流れるかを検出する診断手段
    (16)とを有する、 内燃機関の排気ガス再循環診断システムにおいて、 診断手段は、排気ガス再循環弁が第1の状態からさらに
    開放されて第2の状態になったときに内燃機関のミスフ
    ァイアの頻度が増大するかを判定するように構成されて
    いることを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環診断シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 ミスファイアの頻度を示す値の2つの状
    態での値の差が所定のしきい値以下に留まる場合に、排
    気ガス再循環に対して機能不能信号が出力されることを
    特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 ミスファイア識別手段が設けられてお
    り、その信号が診断手段により利用されることを特徴と
    する請求項1あるいは2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 ミスファイアの頻度がエンジンの不均一
    な回転に基づいて検出されることを特徴とする請求項1
    から3までのいずれか1項に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 ミスファイアの頻度が測定された燃焼室
    圧力に基づいて検出されることを特徴とする請求項1か
    ら3までのいずれか1項に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 診断手段は、エンジンが所定の運転領域
    で動作している場合にのみ診断を実施するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1から5までのいずれ
    か1項に記載のシステム。
JP5103368A 1992-05-15 1993-04-30 内燃機関の排気ガス再循環診断システム Pending JPH0633837A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4216044A DE4216044C2 (de) 1992-05-15 1992-05-15 Abgasrückführungs-Diagnosesystem an einem Verbrennungsmotor
DE4216044.8 1992-05-15

Publications (1)

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ID=6458937

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5103368A Pending JPH0633837A (ja) 1992-05-15 1993-04-30 内燃機関の排気ガス再循環診断システム

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Effective date: 20040106