JPH0764410A - 画像形成装置の転写・分離装置 - Google Patents
画像形成装置の転写・分離装置Info
- Publication number
- JPH0764410A JPH0764410A JP5214281A JP21428193A JPH0764410A JP H0764410 A JPH0764410 A JP H0764410A JP 5214281 A JP5214281 A JP 5214281A JP 21428193 A JP21428193 A JP 21428193A JP H0764410 A JPH0764410 A JP H0764410A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- separation
- electrode
- voltage
- circuit
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高圧電源の小型化・低コスト化をはかり、共
通化電源の制御性を向上して、特に転写電極における環
境依存性の改善をはかる。 【構成】 転写電極6Aと分離電極7Aとを同一のトラ
ンスTで出力する電源Eを用いた転写・分離極とし、転
写の電圧を一定に制御して定電圧転写を行う。
通化電源の制御性を向上して、特に転写電極における環
境依存性の改善をはかる。 【構成】 転写電極6Aと分離電極7Aとを同一のトラ
ンスTで出力する電源Eを用いた転写・分離極とし、転
写の電圧を一定に制御して定電圧転写を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置での像担持体(電子写真感光体)上に形成さ
れたトナー像を記録紙上への転写と、転写を終えた記録
紙の分離を行う転写・分離装置に関するものである。
像形成装置での像担持体(電子写真感光体)上に形成さ
れたトナー像を記録紙上への転写と、転写を終えた記録
紙の分離を行う転写・分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等の画像形成装置では、
帯電・露光・現像・転写・分離と定着の工程を経て記録
紙上への画像記録が行われる。像担持体である例えば感
光体ドラムの周縁部には、コロナ放電を行う帯電器・転
写器・分離器・除電器が設けられ、それぞれ高圧電源ユ
ニットが接続されている。従来これらの高圧電源ユニッ
トを共通化する提案もなされていて、特開昭55-122379
号公報や実願昭57-60146号明細書はこれに関する提案で
ある。
帯電・露光・現像・転写・分離と定着の工程を経て記録
紙上への画像記録が行われる。像担持体である例えば感
光体ドラムの周縁部には、コロナ放電を行う帯電器・転
写器・分離器・除電器が設けられ、それぞれ高圧電源ユ
ニットが接続されている。従来これらの高圧電源ユニッ
トを共通化する提案もなされていて、特開昭55-122379
号公報や実願昭57-60146号明細書はこれに関する提案で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの高圧電源ユニ
ットを共通化しようとする提案は、帯電を主に行うもの
であるので転写・分離部とは離れていて制御しずらいと
いう問題があった。また、従来これらの高圧電源ユニッ
トとしては定電流電源が用いられているが、最適な電流
値は環境条件によって変化するため、特に転写電極等に
ついては環境条件によって電流値を制御することもなさ
れていた。
ットを共通化しようとする提案は、帯電を主に行うもの
であるので転写・分離部とは離れていて制御しずらいと
いう問題があった。また、従来これらの高圧電源ユニッ
トとしては定電流電源が用いられているが、最適な電流
値は環境条件によって変化するため、特に転写電極等に
ついては環境条件によって電流値を制御することもなさ
れていた。
【0004】本発明は環境依存性を排除し、隣接した転
写・分離部でのコストやスペースの低減をはかった画像
形成装置の転写・分離装置の提供を目的とする。
写・分離部でのコストやスペースの低減をはかった画像
形成装置の転写・分離装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像担持体上
のトナー像を記録紙上に転写を行う転写電極と、転写を
終えた記録紙を像担持体より分離する分離電極とを同一
のトランスで出力する電源を用いた転写・分離電極と
し、転写の電圧を一定に制御することを特徴とする画像
形成装置によって達成される。
のトナー像を記録紙上に転写を行う転写電極と、転写を
終えた記録紙を像担持体より分離する分離電極とを同一
のトランスで出力する電源を用いた転写・分離電極と
し、転写の電圧を一定に制御することを特徴とする画像
形成装置によって達成される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【0007】図3は本発明に係る画像形成装置の一例で
ある複写機の正面断面図である。図において、図示のほ
ぼ中央部には時計方向に回転可能に設けた像担持体であ
る感光体ドラム1の周囲で上方には帯電器2、黒枠除去
除電部材3、除電用光源4が、図示右側には現像器5
が、図示下方には転写器6、分離器7、分離爪8が、ま
た図示左方にはクリーニング装置9が配置されている。
40は原稿露光走査部で、原稿画像を走査して感光体ドラ
ム1の周面に投影結像させ潜像を形成する。
ある複写機の正面断面図である。図において、図示のほ
ぼ中央部には時計方向に回転可能に設けた像担持体であ
る感光体ドラム1の周囲で上方には帯電器2、黒枠除去
除電部材3、除電用光源4が、図示右側には現像器5
が、図示下方には転写器6、分離器7、分離爪8が、ま
た図示左方にはクリーニング装置9が配置されている。
40は原稿露光走査部で、原稿画像を走査して感光体ドラ
ム1の周面に投影結像させ潜像を形成する。
【0008】回転する感光体ドラム1の周面は帯電器2
によって一様にコロナ放電が施され、帯電がなされたの
ち黒枠除去除電部材3によって画面枠外に対する露光が
行われ、画面枠外の除電がなされる。画面枠内に対して
は原稿露光走査部40によって像露光がなされ潜像が形成
される。この感光体ドラム1上の潜像部分に対しては現
像器5による現像がなされてトナー像となる。
によって一様にコロナ放電が施され、帯電がなされたの
ち黒枠除去除電部材3によって画面枠外に対する露光が
行われ、画面枠外の除電がなされる。画面枠内に対して
は原稿露光走査部40によって像露光がなされ潜像が形成
される。この感光体ドラム1上の潜像部分に対しては現
像器5による現像がなされてトナー像となる。
【0009】現像器5の下方にはローラ対から成る中間
給紙手段31が配置され、画像形成装置の下部に位置した
給紙カセット32または装置右方の手差し給紙手段33から
送り出された記録紙は前記の画面枠部分とタイミング調
整して転写部へ給紙される。転写部においては感光体ド
ラム1と付着状態にある記録紙の背後からトナーと逆極
性の高圧直流バイアスが転写器6によって印加され、感
光体ドラム1上のトナー像は記録紙へ移動・転写がなさ
れる。転写を終えた記録紙は、転写部に隣接した分離部
において分離器7により記録紙の背後から交流又は直流
を重畳した交流バイアスを印加して除電し分離を行う。
分離部において分離器7により更に分離爪8により分離
がなされた記録紙は、定着装置34によって定着され、搬
送ローラ35によって排紙皿36上に排出される。
給紙手段31が配置され、画像形成装置の下部に位置した
給紙カセット32または装置右方の手差し給紙手段33から
送り出された記録紙は前記の画面枠部分とタイミング調
整して転写部へ給紙される。転写部においては感光体ド
ラム1と付着状態にある記録紙の背後からトナーと逆極
性の高圧直流バイアスが転写器6によって印加され、感
光体ドラム1上のトナー像は記録紙へ移動・転写がなさ
れる。転写を終えた記録紙は、転写部に隣接した分離部
において分離器7により記録紙の背後から交流又は直流
を重畳した交流バイアスを印加して除電し分離を行う。
分離部において分離器7により更に分離爪8により分離
がなされた記録紙は、定着装置34によって定着され、搬
送ローラ35によって排紙皿36上に排出される。
【0010】本発明は、転写器6と分離器7の転写電極
6Aと分離電極7Aとを同一のトランスで出力する電源
を用いた転写・分離電極とし、転写の電圧を定電圧状態
に制御するもので、図1は転写・分離電極を共通化した
電源のブロック回路図の1例である。図のトランスTの
左側が1次側、トランスTの右側が2次側である。24V
の直流電源Eは発振回路51で発振し、1次側のトランス
へ入力する。52は定電圧制御回路で、転写出力調整抵抗
53によって調整された転写電圧で2次側の出力を整流回
路56によって整流され、転写電極6Aには定電圧の転写
電圧が印加される。また分離電極7Aには、ダイオード
と抵抗よりなるDR回路59を介して直流成分を交流成分
に重畳した形で分離電圧が印加される。なお54は電圧調
整の電源回路であり、55は発振回路、58Aは半波整流回
路で、58Bはバイアス調整抵抗で、57はリーク検知回路
である。転写時の転写電極6Aからのリーク電流(バッ
クプレートと接地間に流れる電流)はリーク検出回路57
によって検知され、バイアス調整抵抗58Bにより調整さ
れる。また定電圧制御回路52によって制御された電源回
路54からの出力は発振回路55によって発振し、半波整流
回路58Aでは前記のバイアス調整抵抗58Bによる抵抗を
介して、トランスTの2次側に接続しリークによる転写
電圧の変動を補正している。
6Aと分離電極7Aとを同一のトランスで出力する電源
を用いた転写・分離電極とし、転写の電圧を定電圧状態
に制御するもので、図1は転写・分離電極を共通化した
電源のブロック回路図の1例である。図のトランスTの
左側が1次側、トランスTの右側が2次側である。24V
の直流電源Eは発振回路51で発振し、1次側のトランス
へ入力する。52は定電圧制御回路で、転写出力調整抵抗
53によって調整された転写電圧で2次側の出力を整流回
路56によって整流され、転写電極6Aには定電圧の転写
電圧が印加される。また分離電極7Aには、ダイオード
と抵抗よりなるDR回路59を介して直流成分を交流成分
に重畳した形で分離電圧が印加される。なお54は電圧調
整の電源回路であり、55は発振回路、58Aは半波整流回
路で、58Bはバイアス調整抵抗で、57はリーク検知回路
である。転写時の転写電極6Aからのリーク電流(バッ
クプレートと接地間に流れる電流)はリーク検出回路57
によって検知され、バイアス調整抵抗58Bにより調整さ
れる。また定電圧制御回路52によって制御された電源回
路54からの出力は発振回路55によって発振し、半波整流
回路58Aでは前記のバイアス調整抵抗58Bによる抵抗を
介して、トランスTの2次側に接続しリークによる転写
電圧の変動を補正している。
【0011】本発明は図1に示すように転写電極と分離
電極とを同一のトランスで出力する電源を用いた転写・
分離電極とすると共に、転写の電圧を一定に制御するこ
とによって環境条件が転写に及ぼす影響を除去したもの
である。
電極とを同一のトランスで出力する電源を用いた転写・
分離電極とすると共に、転写の電圧を一定に制御するこ
とによって環境条件が転写に及ぼす影響を除去したもの
である。
【0012】次に転写電圧を一定に制御することによる
効果について説明する。図2(a)は環境条件が低温低
湿(L.L・・・10℃,RH20%),常温常湿(N.N・・
・20℃,RH50%),高温高湿(H.H・・・30℃,RH80
%)に変化したときの放電インピーダンスの変化を示し
たもので、高温高湿時には放電インピーダンスが大幅に
低下することを示している。図2(b)は環境条件が変
化したとき、定電圧転写を行ったときの放電電流値を示
している。図2(c)は環境条件が変化したときの、許
容される転写条件(効果)を満足する転写放電電流値の
範囲を斜線を以て示したもので、図2(b)で示した定
電圧転写を行ったときの放電電流曲線(図2(c)にお
いては点線をもって示す)はこの斜線を以て示す許容転
写放電電流範囲内にあることを示している。即ち適当に
設定した転写電圧を一定に制御することによって、環境
条件の影響を受けることなく良好な転写効率の転写がな
されることとなる。
効果について説明する。図2(a)は環境条件が低温低
湿(L.L・・・10℃,RH20%),常温常湿(N.N・・
・20℃,RH50%),高温高湿(H.H・・・30℃,RH80
%)に変化したときの放電インピーダンスの変化を示し
たもので、高温高湿時には放電インピーダンスが大幅に
低下することを示している。図2(b)は環境条件が変
化したとき、定電圧転写を行ったときの放電電流値を示
している。図2(c)は環境条件が変化したときの、許
容される転写条件(効果)を満足する転写放電電流値の
範囲を斜線を以て示したもので、図2(b)で示した定
電圧転写を行ったときの放電電流曲線(図2(c)にお
いては点線をもって示す)はこの斜線を以て示す許容転
写放電電流範囲内にあることを示している。即ち適当に
設定した転写電圧を一定に制御することによって、環境
条件の影響を受けることなく良好な転写効率の転写がな
されることとなる。
【0013】なお本発明によるときは、分離についても
転写同様に定電圧による分離が行われて、環境条件の影
響を受けず良好な分離が行われる。
転写同様に定電圧による分離が行われて、環境条件の影
響を受けず良好な分離が行われる。
【0014】
【発明の効果】実施例のように転写極と分離極との距離
が近接している場合には、転写と分離とを共通のトラン
スにすることによって制御は簡単となり、コスト及びス
ペースを低減させる効果が生じる。また転写電圧を定電
圧にすることによって、環境条件への依存性が低減し、
常に良好な転写が行われることとなる。
が近接している場合には、転写と分離とを共通のトラン
スにすることによって制御は簡単となり、コスト及びス
ペースを低減させる効果が生じる。また転写電圧を定電
圧にすることによって、環境条件への依存性が低減し、
常に良好な転写が行われることとなる。
【図1】本発明の転写・分離部のブロック回路図であ
る。
る。
【図2】環境条件が変化したときの転写条件を示したも
ので、(a)は放電インピーダンス、(b)は定電圧転
写時の放電電流、(c)は使用可能範囲を示す。
ので、(a)は放電インピーダンス、(b)は定電圧転
写時の放電電流、(c)は使用可能範囲を示す。
【図3】本発明の一実施例の画像形成装置の正面断面図
である。
である。
1 感光体ドラム 6 転写器 6A 転写電極 7 分離器 7A 分離電極 50 転写・分離回路 51 発振回路 52 定電圧制御回路 56 整流回路 59 DR回路 E 電源 T トランス
Claims (1)
- 【請求項1】 像担持体上のトナー像を記録紙上に転写
を行う転写電極と、転写を終えた記録紙を像担持体より
分離する分離電極とを同一のトランスで出力する電源を
用いた転写・分離電極とし、転写の電圧を一定に制御す
ることを特徴とする画像形成装置の転写・分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214281A JPH0764410A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 画像形成装置の転写・分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5214281A JPH0764410A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 画像形成装置の転写・分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0764410A true JPH0764410A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16653140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5214281A Pending JPH0764410A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 画像形成装置の転写・分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764410A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6963701B2 (en) | 2002-06-28 | 2005-11-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device with bias applying power source for transfer roller |
JP2012123366A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 転写装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP5214281A patent/JPH0764410A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6963701B2 (en) | 2002-06-28 | 2005-11-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device with bias applying power source for transfer roller |
JP2012123366A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 転写装置及び画像形成装置 |
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