JPH0764391A - ブレード - Google Patents

ブレード

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JPH0764391A
JPH0764391A JP21262593A JP21262593A JPH0764391A JP H0764391 A JPH0764391 A JP H0764391A JP 21262593 A JP21262593 A JP 21262593A JP 21262593 A JP21262593 A JP 21262593A JP H0764391 A JPH0764391 A JP H0764391A
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仁志 関野
Hirokatsu Shimada
啓克 島田
Yasutsugu Takesue
泰嗣 竹末
Akihiro Kawasaki
明博 河崎
Hiroshi Toda
央 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 トナーを保持したスリーブ7に接触し、この
スリーブ7の移動に基づいて、接触部Yを通過するスリ
ーブ7の表面にトナー薄層を形成するブレード10にお
いて、該ブレード10のスリーブ7に対向する面に、上
記接触部Yまたはその近傍で鈍角(180°−θ)に折
れ曲がり、この折曲部102から自由端に向かって直線
的に伸びる傾斜面103を設けた。 【効果】 ブレード10の突出長Lが多少長くても短く
てもスリーブ7に適正量のトナーを保持させることがで
きる。したがって、ブレード10の設定が容易になり、
組立、調整作業が簡易化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体現像剤を用いた電
子写真方式の画像形成装置において、現像ローラ等のト
ナー担持面に接触し、このトナー担持面にトナーを薄層
状に保持させるブレードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体現像剤を用いた画像形成装置
の現像装置として、感光体にトナーを供給する現像ロー
ラ、またはこの現像ローラにトナーを供給する供給ロー
ラのトナー担持面に板状のブレードを接触させ、そのブ
レード接触部を通過したトナー担持面にトナー薄層を形
成するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像装置では、ブレードの僅かな設定誤差によりローラ
上に保持されるトナーの量が大幅に変動していた。ま
た、ローラ上に所定量のトナーを担持させようとすれ
ば、ブレードの取付や設定に多くの手間を要するという
問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、トナ
ーを保持した担持体に接触し、この担持体の移動に基づ
いて、接触部を通過する担持体の表面にトナー薄層を形
成するブレードにおいて、該ブレードの担持体に対向す
る面に、上記接触部またはその近傍で鈍角に折れ曲が
り、この折曲部から自由端に向かって直線的に伸びる部
分を設けたものである。
【0005】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、電子写真法による複写機やプ
リンタなどに内蔵される現像装置1の概略構成を示し、
ハウジング2の感光体対向部には開口部3が形成され、
この開口部3に現像ローラ4が収容されている。
【0006】現像ローラ4は、支軸5を中心として矢印
a方向に回転駆動する駆動ローラ6と、この駆動ローラ
6に外装された可撓性の薄膜スリーブ7とで構成されて
いる。スリーブ7は、駆動ローラ6の外形よりも僅かに
大きい内径を有し、開口部3の両側に設けた押圧ガイド
8,8(一方は図示せず)により後部(図上右側)にお
いて駆動ローラ6に圧接され、これにより反対側の前部
に形成されたたるみ部分7aが感光体50の外周面に軽
く接触している。また、底部ハウジング2aと現像ロー
ラ4との間にはシール部材9が配置され、ハウジング内
部に収容されるトナーの漏れが防止されている。さら
に、上部ハウジング2bには板状のブレード10が固定
され、その先端側の側面が押圧ガイド8,8の間でスリ
ーブ7の外周面に圧接している。現像ローラ4の後部に
は、底部ハウジング2aより起立した仕切壁11によ
り、現像ローラ4が対向するバッファ室12と、その後
部に位置するトナー供給室13が形成され、これらバッ
ファ室12、トナー供給室13に回転羽根14,15が
それぞれ回転駆動可能に配置されている。
【0007】上記ブレード10は、ステンレス等の金属
板、合成樹脂の板、ゴム、又はそれらの表面に適宜コー
ティングを施した部材で構成されている。また、図2に
詳細を示すように、ブレード10の先端側スリーブ対向
面は、その先端部101から所定距離Sの位置にある始
端部102より先端部101に向かって徐々に厚さが薄
くなるように直線的に切削されており、このように切削
して形成された直線状の傾斜面103と固定側の面10
4とで、上記始端部102(以下「折曲部102」とい
う。)に角度(180°−θ)の鈍角が形成され、その
折曲部102またはその近傍がスリーブ7に圧接されて
いる。なお、ブレード10を切削する場合、傾斜面10
3に微小凹凸ができないように加工することが望まし
い。また、ブレード10の圧接力は約90g/mmとす
るのが好ましい。さらに、ブレード10の厚さtは、1
mm程度が適当である。
【0008】以上の構成からなる現像装置1では、トナ
ー供給室13に収容されているトナーTが矢印c方向に
回転する回転羽根15によりバッファ室12に供給され
る。バッファ室12のトナーTは矢印b方向に回転する
回転羽根14によりスリーブ7の外周面に供給される。
スリーブ7は、駆動ローラ6の回転に基づいて該駆動ロ
ーラ6から受ける摩擦力により矢印a方向に従動回転す
る。そして、スリーブ7に供給されたトナーTは、ブレ
ード10の傾斜面103とスリーブ7とで形成される楔
状の領域に送られ、ブレード10とスリーブ7の接触部
Yを通りスリーブ7の外周に薄層状に保持される(図3
参照)。また、トナーTは接触部Yを通過する際にブレ
ード10と接触して摩擦帯電される。スリーブ7に保持
されたトナーTは矢印a方向に搬送され、スリーブ7と
感光体50との接触である現像領域Xで感光体50上の
静電潜像に供給される。現像に供されることなく現像領
域Xを通過したトナーは、スリーブ7の回転にしたがっ
て移動し、シール部材9の接触部を通過してバッファ室
12に送り戻される。
【0009】上記傾斜面103の傾斜角θを3°、5
°、7°、14°、20°に設定し、それぞれの傾斜角
に対してブレード10の突出長(固定部から先端部まで
の距離:図1参照)Lを変化させ、ブレード接触部を通
過後のスリーブ7上に保持されるトナー量を測定した。
なお、駆動ローラ6の半径rは12mm、駆動ローラ6
の中心からブレード固定部までの鉛直距離H、水平距離
Bはそれぞれ18.7mm、7.3mmとした。実験の
結果を図6に示す。また、感光体50上の静電潜像を適
正濃度で現像するのに必要なスリーブ7のトナー供給量
(0.6〜0.7mg/mm)を得るためのブレード突
出長(最小:LMIN/最大:LMAX)、及び設定許容幅
(LAL)は表1に示す通りであった。
【0010】
【表1】 θ(°) LMIN(mm) LMAX(mm) LAL(mm) 実験例1 3 15.1 15.5 0.4 〃 2 5 14.7 15.7 1.0 〃 3 7 14.3 15.8 1.5 〃 4 14 13.7 16.2 2.5
【0011】比較例として、図4に示すように、先端部
が直線状のブレード200と、図5に示すように、先端
部を曲線部を介してほぼ90°折り曲げたブレード30
0について、突出長Lを変化させてスリーブ7上に保持
されるトナー量を測定した。その他の条件はブレード1
0に関する実験と同一にした。結果を図6に示す。ま
た、上記トナー供給量(0.6〜0.7mg/mm)を
得るためのブレード突出長(最小:LMIN/最大:
MAX)、及び設定許容幅(LAL)を表2に示す。
【0012】
【表2】 LMIN(mm) LMAX(mm) LAL(mm) 比較例(ブレード200) 15.0 15.3 0.3 〃 (ブレード300) 15.8 16.1 0.3
【0013】図6、表1,2から明らかなように、比較
例のブレード200,300では、スリーブ上に適正ト
ナー供給量(0.6〜0.7mg/mm)を保持させる
ためのブレード設定許容幅LALは狭かった(0.3m
m)。しかし、本発明では設定許容幅LALが比較例より
も大幅に長くなり、ブレードの取付及び調整が極めて容
易なることが理解できる。また、ブレードの傾斜角θは
4〜15°に設定するのが好ましいこと理解できる。
【0014】なお、上記実施例では、ブレードとして板
材を使用するものとしたが、図7に示すように、断面円
形の部材110の一部を切削して傾斜面111を形成
し、その端部112またはその近傍をスリーブ7に接触
させてもよい。また、ブレード先端側のスリーブ対向面
を切削して傾斜面を形成するものとしたが、加工方法は
これに限るものではないし、図8に示すように、ブレー
ド120を折り曲げ、その折曲部121またはその近傍
をスリーブ7に圧接してもよい。さらに、ブレード10
を導電性の材料で形成したときは、ブレード10とスリ
ーブ7に導電位のバイアス電圧を印加してもよいし、ス
リーブ7にのみバイアス電圧を印加してもよい。
【0015】そして、上記実施例では、本発明にかかる
ブレードを感光体に対してトナーを供給するスリーブに
接触させた場合について説明したが、本発明のブレード
はローラ状又はベルト状のトナー担持体にトナー層を形
成するものであれば適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるブレードによれば、その長さが多少長くても短く
ても担持体に適正量のトナーを保持させることができ
る。したがって、ブレードの設定が容易になり、組立、
調整作業が簡易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 現像装置の断面図である。
【図2】 ブレード先端の拡大断面図である。
【図3】 ブレードのトナー規制状態を示す拡大断面図
である。
【図4】 比較例のブレードを示す拡大断面図である。
【図5】 他の比較例のブレードを示す拡大断面図であ
る。
【図6】 ブレード突出長とトナー供給量との関係を示
す図である。
【図7】 ブレードの他の実施例を示す拡大断面図であ
る。
【図8】 ブレードの別の実施例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
4…現像ローラ、7…スリーブ(現像剤担持体)、10
…ブレード、102…折曲部、103…傾斜面、Y…接
触部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹末 泰嗣 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 河崎 明博 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 戸田 央 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを保持した担持体に接触し、この
    担持体の移動に基づいて、接触部を通過する担持体の表
    面にトナー薄層を形成するブレードにおいて、該ブレー
    ドの担持体に対向する面に、上記接触部またはその近傍
    で鈍角に折れ曲がり、この折曲部から自由端に向かって
    直線的に伸びる部分を設けたことを特徴とするブレー
    ド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0752627A2 (en) * 1995-07-04 1997-01-08 Mita Industrial Co. Ltd. Latent electrostatic image developing device
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JP2017102433A (ja) * 2015-11-25 2017-06-08 株式会社リコー 現像装置及び画像形成装置

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