JPH0764371A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0764371A
JPH0764371A JP21048993A JP21048993A JPH0764371A JP H0764371 A JPH0764371 A JP H0764371A JP 21048993 A JP21048993 A JP 21048993A JP 21048993 A JP21048993 A JP 21048993A JP H0764371 A JPH0764371 A JP H0764371A
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JP21048993A
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Shogo Sato
正吾 佐藤
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Brother Industries Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温高湿環境下においても、電源投入後、速
やかに安定した画像を形成することができ、周囲の環境
によらず安定した画像を形成することができる画像形成
装置を提供すること。 【構成】 画像形成装置において、帯電手段2の接触帯
電部材26が感光体ドラム3表面に接触して感光体ドラ
ム3が帯電され、露光手段5により感光体ドラム3を露
光して静電潜像が形成され、現像手段6により感光体ド
ラム3上の静電潜像にトナー15を供給して可視像が形
成され、転写手段7により感光体ドラム3上のトナー1
5が用紙に転写され、定着ローラ4によりその用紙に転
写されたトナー15を加熱溶融することにより用紙上に
定着される。その際、熱伝導性に優れた材質で形成され
た金属板1により定着ローラ4から帯電手段2に熱が伝
導される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置に用
いられる帯電手段には、コロナ放電を利用したコロトロ
ン帯電器,スコロトロン帯電器が用いられることが一般
的であった。コロトロン帯電器は、直径100μm以下
のワイヤと、ワイヤを囲んで被帯電体に対して開放口を
有し、アースに接地されているシールドとから形成され
ている。ワイヤに電源から6kV程度の電圧を印加する
ことにより、ワイヤの近傍でコロナ放電現象が発生し、
被帯電体の表面を帯電することができる。特に、電子写
真装置において感光体に帯電を行うことを目的とする帯
電手段には、帯電の均一さが画像品質に直接影響するた
めに、グリッド電極を有したスコロトロン帯電器が用い
られた。
【0003】しかしながら、近年、電子写真装置におい
ては、人体に悪影響を及ぼし不快な臭いがするオゾンの
発生が問題となっている。そのため、オゾン発生量の多
いコロトロン帯電器,スコロトロン帯電器にかわる帯電
手段の開発が急がれている。更に、コロトロン帯電器、
スコロトロン帯電器では、印加電圧が6kV程度と高い
ため、電源にかなりの負担がかかると言う問題点もあっ
た。
【0004】印加電圧が低くオゾン発生量が極端に少な
い帯電方法の1つに、導電性の接触帯電部材を感光体に
当接させて電圧を印加して帯電を行う接触帯電手段があ
る。このような接触帯電手段には種々のものが提案され
ている。
【0005】図5を参照して、接触帯電部材をブレード
形状をしたゴムなどの弾性体とし、弾性力によって接触
帯電部材を被帯電体に押しつけるブレード帯電手段を説
明する。導電性ゴム等の導電性を有する弾性体をブレー
ド形状にした接触帯電部材56が、背面電極57に接着
されてブレード帯電手段52を形成している。ブレード
帯電手段52は、その保持手段58の溝にピン50によ
って固定されている。背面電極57は、導電性のある金
属で形成されており、その端部には電源59が電線を介
して接続されている。一方、感光体ドラム53は、アル
ミ管55の表面に感光体層54を設けた構造をしてい
る。接触帯電部材56は、その弾性力によって、感光体
層54に接触した状態を保持している。
【0006】電源59によって印加される電圧は、感光
体層54にOPC(有機感光体)を用いた場合、−50
0〜−2000V程度が一般的である。また、感光体ド
ラム53のアルミ管55は接地されている。感光体層5
4の帯電は、感光体層54と接触帯電部材56との接触
部分における電荷注入と、感光体層54と接触帯電部材
56との微小ギャップにおける放電現象によって行われ
る。一般に、電荷注入よりも放電により帯電する方が、
安定した帯電が行われる。
【0007】次に、図6を参照して、接触帯電部材を導
電性繊維としたブラシ帯電手段を説明する。導電性繊維
によって形成された接触帯電部材たるブラシ66が背面
電極67に接着されてブラシ帯電手段62を形成してい
る。ブラシ帯電手段62は、その保持手段68にスペー
サー60を介して固定されている。背面電極67は、導
電性のある金属で形成されており、その端部には電源6
9が電線を介して接続されている。一方、感光体ドラム
63は、アルミ管65の表面に感光体層64を設けた構
造をしている。
【0008】電源69によって印加される電圧は、感光
体層64にOPC(有機感光体)を用いた場合、−50
0〜−2000V程度が一般的である。また、感光体ド
ラム63のアルミ管65は接地されている。感光体層6
4の帯電は、ブレード帯電手段と同様に、感光体層64
とブラシ66との接触部分における電荷注入と、感光体
層64とブラシ66との微小ギャップにおける放電現象
によって行われる。一般に、電荷注入よりも放電により
帯電する方が、安定した帯電が行われることもブレード
帯電手段と同様である。
【0009】次に、図7を参照して、接触帯電部材をロ
ーラ形状をしたゴムなどの弾性体とし、被帯電体が回転
すると共に接触帯電部材が連れ回りするローラ帯電手段
を説明する。金属性の心棒77の回りに、導電性ゴムな
どの導電性の弾性体によって導電層を設けることによっ
てローラ帯電手段72が形成されている。前記導電層
は、比較的高抵抗の素材からなる外層76と、比較的低
抵抗の素材からなる内層70とから構成されている。心
棒77の端部には電源79が電線を介して接続されてい
る。一方、感光体ドラム73は、アルミ管75の表面に
感光体層74を設けた構造をしている。
【0010】電源79によって印加される電圧は、感光
体層74にOPC(有機感光体)を用いた場合、−50
0〜−2000V程度が一般的である。また、感光体ド
ラム73のアルミ管75は接地されている。感光体層7
4の帯電は、ブレード帯電手段と同様に、感光体層74
と外層76との接触部分における電荷注入と、感光体層
74と外層76との微小ギャップにおける放電現象によ
って行われる。一般に、電荷注入よりも放電により帯電
する方が、安定した帯電が行われることもブレード帯電
手段と同様である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た接触帯電手段を使用した画像形成装置においては、ス
コロトロン帯電器を使用した画像形成装置に比較して環
境依存性が大きいという問題点があった。スコロトロン
帯電器においては、被帯電体の表面電位が、低温低湿環
境(環境温度10℃、相対湿度20%)と高温高湿環境
(環境温度30℃、相対湿度80%)で50V程度変化
するのに対し、上述した接触帯電手段においては、一般
に200〜300V、接触帯電部材の素材を吟味しても
100V程度は変化する。これは、接触帯電部材が接す
る空気の絶対湿度に依存して、接触帯電部材が吸湿して
いる水分量が変化することが原因であると考えられる。
【0012】このような環境依存性を低減するために
は、特開昭63−149668に提案されているよう
な、直流電圧に、帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電
圧を有する交流電圧を重畳する方法がある。
【0013】しかしながら、この方法においても、重畳
する交流電圧の周波数に対応した異音が発生したり、直
流電源とは別に交流電源を必要とするためコストが高く
なるなどの問題点があった。また、高温高湿環境におい
ては、主電源を投入してしばらく時間が経過すると、熱
定着手段が発する熱により前記接触帯電手段の温度が上
昇する。その結果、前記接触帯電部材は吸湿している水
分を放湿するため、低温低湿環境下での帯電特性に近く
なり、安定した画像を形成することができるようになる
という現象が発生する。しかしながら、前記接触帯電手
段の温度が上昇して放湿する迄かなり時間が必要であ
り、更に、主電源を投入してから接触帯電部材の温度が
上昇する間に出力した画像は、かなり不安定な状態であ
った。
【0014】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、高温高湿環境下において、接触
帯電部材が吸湿した水分を速やかに放湿させることによ
り、高温高湿環境下においても、電源投入後速やかに安
定した画像を形成することが可能で、その結果、簡単な
構成で周囲の環境によらず安定した画像を形成すること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、感光体と、その感光体表
面に接触した接触帯電部材により感光体を帯電する帯電
手段と、感光体を露光して感光体上に静電潜像を形成す
る露光手段と、感光体上の静電潜像にトナーを供給して
可視像を形成する現像手段と、感光体上のトナーを像担
持体に転写する転写手段と、像担持体上に転写されたト
ナーを加熱溶融することにより像担持体に定着する熱定
着手段と、その熱定着手段と前記帯電手段との両方に熱
的に接触し、熱伝導性に優れた材質で形成された熱伝導
手段とを備えたものである。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置は、
帯電手段の接触帯電部材が感光体表面に接触して感光体
が帯電され、露光手段により感光体を露光して感光体上
に静電潜像が形成され、現像手段により感光体上の静電
潜像にトナーを供給して可視像が形成され、転写手段に
より感光体上のトナーが像担持体に転写され、熱定着手
段によりその像担持体上に転写されたトナーを加熱溶融
することにより像担持体に定着される。その際、熱伝導
性に優れた材質で形成された熱伝導手段により熱定着手
段から前記帯電手段に熱が伝導される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0018】まず始めに、図1を参照して本実施例の画
像形成装置の構成を説明する。本体ケース9の中に感光
体ドラム3が設置されている。感光体ドラム3の周囲に
は、電子写真プロセスに沿って、順に帯電手段2、露光
手段5、現像手段6、転写手段7、廃トナーボックス8
が設けられている。本体ケース9には、給紙トレイ14
と排紙トレイ11とが設けられており、更に、排トナー
ボックス8と排紙トレイ11との間の空間には、1組の
定着ローラ4と定着ローラカバー13とから構成された
熱定着手段が設置されている。そして、定着ローラカバ
ー13と帯電手段2との両者に接するように、熱伝導手
段たる金属板1が設置されている。金属板1は、不必要
な放熱をしないように、樹脂等により形成されている断
熱材12で挟まれている。
【0019】次に、図1を参照して本実施例の画像形成
装置の動作を説明する。画像形成装置の主電源がオンに
なると、定着ローラ4中に設けられたヒーターがオンと
なり、定着ローラ4の温度が上昇し始め、ある時間を経
過すると定着ローラ4は所定の温度まで上昇し、画像形
成が可能となる。同時に、定着ローラ4の熱は、金属板
1を介して帯電手段2まで伝熱され、定着ローラ4が画
像形成が可能な所定の温度まで上昇する頃には、帯電手
段2の温度が10〜30℃程度上昇する。高温高湿環境
下で帯電手段2の接触帯電部材が吸湿していても、この
温度上昇によって放湿するため、低湿環境下のような安
定した帯電を行うことが可能である。また、断熱材12
の働きで、金属板1の無駄な放熱を防ぐことができる。
【0020】次に画像形成プロセスを説明する。画像形
成を開始すると、感光体ドラム3が図中左回りに回転す
る。所定のタイミングで図示しない電源により帯電手段
2に電圧が印加され、感光体ドラム3の表面を均一に帯
電する。ついで、感光体ドラム3は、露光手段5により
露光されることにより、感光体ドラム3の表面には静電
潜像が形成される。この感光体ドラム3に形成された静
電潜像に、現像手段6によりトナー15を供給すること
により、感光体ドラム3の表面には可視像が形成され
る。可視像を形成しているトナー15は、転写手段7に
よって、給紙トレイ14から搬送された像担持体たる紙
の上に転写され、該紙の表面には可視像が形成される。
感光体ドラム3の表面に、転写されずに残ったトナー1
5は、排トナーボックス8に収納される。ついで、可視
像を形成された紙は、熱定着手段たる1組の定着ローラ
4の間に搬送されて定着ローラ4により熱を加えられ、
その結果、可視像を形成しているトナー15が溶融さ
れ、紙に固着することにより可視像が定着される。この
ようにして、可視像を形成された紙は、排紙トレイ11
に搬送され画像形成プロセスを終了する。
【0021】次に、図2を参照して、帯電手段2の具体
的な構成を説明する。導電性ゴム等の導電性を有する弾
性体をブレード形状にした接触帯電部材26が、背面電
極27に接着されて帯電手段2を形成している。帯電手
段2は、帯電手段の保持手段を兼ねた排トナーケース8
に固定されている。背面電極27は、導電性のある金属
で形成されており、その端部には図示しない電源が電線
を介して接続されている。更に、背面電極27には、絶
縁部材29を介して、熱伝導手段たる金属板1が接触し
て固定されている。一方、感光体ドラム3は、アルミ管
25の表面に感光体層24を設けた構造をしている。接
触帯電部材26は、その弾性力によって、感光体層24
に接触した状態を保持している。
【0022】接触帯電部材26に使用される弾性体の材
質としては、例えば、ヒドリン、EPDN、ウレタン、
NBR等に、カーボン粒子などを分散させて体積抵抗値
を105〜1010Ωcm程度に調整したものが使用され
る。特に、感光体ドラム3の代わりに導体でできた円筒
をおいたとき、該円筒と背面電極27との間の抵抗値
が、106Ω程度になることが望ましい。また、熱伝導
手段たる金属板1は、熱伝導に優れた素材なら何を使用
してもよいが、特に、銅、アルミ等が使用されるとよ
い。
【0023】電源によって帯電手段2に印加される電圧
は、感光体層24にOPCを用いた場合、−500〜−
2000V程度であり、更に、良好な帯電を行うには−
1000V〜−1500V程度が一般的である。また、
感光体ドラム3のアルミ管25は接地されている。感光
体層24の帯電は、感光体層24と接触帯電部材26と
の接触部分における電荷注入と、感光体層24と接触帯
電部材26との微小ギャップにおける放電現象によって
行われる。一般に、電荷注入よりも放電により帯電する
方が、安定した帯電が行われる。
【0024】次に、図3を参照して、接触帯電部材をブ
ラシとしたブラシ帯電手段を用いたときの第二実施例を
説明する。導電性繊維によって形成された接触帯電部材
たるブラシ36が背面電極37に接着されてブラシ帯電
手段32を形成している。ブラシ帯電手段32は、その
保持手段38にスペーサー30を介して固定されてい
る。更に、スペーサー30と背面電極37の間には、熱
伝導手段たる金属板31が、絶縁部材39とともに挟み
込まれている。背面電極37は、導電性のある金属で形
成されており、その端部には図示しない電源が電線を介
して接続されている。一方、感光体ドラム33は、アル
ミ管35の表面に感光体層34を設けた構造をしてい
る。
【0025】ブラシ36に使用される導電性繊維の材質
は、ナイロン、アクリル、レーヨン等の繊維中に、カー
ボン粒子を分散させたもの等が用いられる。ブラシ36
の抵抗値は、感光体ドラム33の代わりに導体でできた
円筒をおいたとき、該円筒と背面電極37との間の抵抗
値が、105〜1010Ωcm程度、できれば106Ω程度
になることが望ましい。
【0026】電源によってブラシ帯電手段32に印加さ
れる電圧はブレード帯電手段と同様に、感光体層34に
OPCを用いた場合、−500〜−2000V程度であ
り、更に、良好な帯電を行うには−1000V〜−15
00V程度が一般的である。また、感光体ドラム33の
アルミ管35は接地されている。感光体層34の帯電
は、ブレード帯電手段と同様に、感光体層34とブラシ
36との接触部分における電荷注入と、感光体層34と
ブラシ36との微小ギャップにおける放電現象によって
行われる。一般に、電荷注入よりも放電により帯電する
方が、安定した帯電が行われることもブレード帯電手段
と同様である。
【0027】次に、図4を参照して、接触帯電部材をロ
ーラ形状をしたゴムなどの弾性体とし、被帯電体が回転
すると共に接触帯電部材が連れ回りするローラ帯電手段
を用いた場合の第三実施例を説明する。金属性の心棒4
7の回りに、導電性ゴムなどの導電性の弾性体によって
導電層を設けることによってローラ帯電手段42が形成
されている。前記導電層は、比較的高抵抗の素材からな
る外層46と、比較的低抵抗の素材からなる内層40と
から構成されている。ローラ帯電手段42はホルダー4
8に保持されており、該ホルダー48には熱伝導手段た
る金属板41が密着して連結されている。心棒47の端
部には電源49が電線を介して接続されている。一方、
感光体ドラム43は、アルミ管45の表面に感光体層4
4を設けた構造をしている。
【0028】外層46と内層40に使用される弾性体の
材質としては、例えば、ヒドリン、EPDN、ウレタ
ン、NBR等に、カーボン粒子などを分散させたものが
使用される。体積抵抗値は、外層46が107〜1013
Ωcm程度、内層40は103〜105Ωcm程度に調整
したものが使用される。特に、感光体ドラム43の代わ
りに導体でできた円筒をおいたとき、該円筒と心棒47
との間の抵抗値が、106Ω程度になることが望まし
い。
【0029】電源49によってローラ帯電手段42に印
加される電圧は、感光体層44にOPCを用いた場合、
−500〜−2000V程度であり、更に、良好な帯電
を行うには−1000V〜−1500V程度が一般的で
ある。また、感光体ドラム43のアルミ管45は接地さ
れている。感光体層44の帯電は、感光体層44と外層
46との接触部分における電荷注入と、感光体層44と
外層46との微小ギャップにおける放電現象によって行
われる。一般に、電荷注入よりも放電により帯電する方
が、安定した帯電が行われる。
【0030】本発明は以上詳述した実施例に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を加えることができる。
【0031】例えば、本実施例においては、印加電圧は
直流電圧であったが、交流電圧を重畳することも可能で
ある。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本発明の画像形成装置によれば、熱定着手段から接
触帯電部材へ容易に熱が伝わるため、画像形成装置の電
源投入とともに接触帯電部材の温度が上昇する。そのた
め、高温高湿環境において前記接触帯電部材が水分を吸
湿しても、接触帯電部材の温度が上昇することによって
吸湿した水分を放湿し、吸湿している水分量が減少する
ため、高温高湿環境においても速やかに安定した画像を
形成することが可能である。従って、周囲の環境によら
ず安定した画像を形成することが可能な画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の画像形成装置の概略構成
図である。
【図2】上記実施例の帯電手段の断面図である。
【図3】第二実施例の接触帯電部材をブラシとした帯電
手段の断面図である。
【図4】第三実施例の接触帯電部材をローラとした帯電
手段の断面図である。
【図5】従来のブレード帯電手段の断面図である。
【図6】従来のブラシ帯電手段の断面図である。
【図7】従来のローラ帯電手段の断面図である。
【符号の説明】
1 金属板 2 帯電手段 3 感光体ドラム 4 定着ローラ 5 露光手段 6 現像手段 7 転写手段 15 トナー 26 接触帯電部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、 その感光体表面に接触した接触帯電部材により感光体を
    帯電する帯電手段と、 感光体を露光して感光体上に静電潜像を形成する露光手
    段と、 感光体上の静電潜像にトナーを供給して可視像を形成す
    る現像手段と、 感光体上のトナーを像担持体に転写する転写手段と、 その像担持体上に転写されたトナーを加熱溶融すること
    により像担持体に定着する熱定着手段と、 その熱定着手段と前記帯電手段との両方に熱的に接触
    し、熱伝導性に優れた材質で形成された熱伝導手段とを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP21048993A 1993-08-25 1993-08-25 画像形成装置 Pending JPH0764371A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021043238A (ja) * 2019-09-06 2021-03-18 富士ゼロックス株式会社 帯電装置及びこれを用いた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021043238A (ja) * 2019-09-06 2021-03-18 富士ゼロックス株式会社 帯電装置及びこれを用いた画像形成装置

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