JPH0764211A - 画像読取装置における原稿支持構造および原稿搬送ベルト - Google Patents

画像読取装置における原稿支持構造および原稿搬送ベルト

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JPH0764211A
JPH0764211A JP21425993A JP21425993A JPH0764211A JP H0764211 A JPH0764211 A JP H0764211A JP 21425993 A JP21425993 A JP 21425993A JP 21425993 A JP21425993 A JP 21425993A JP H0764211 A JPH0764211 A JP H0764211A
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JP21425993A
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Yoshitsugu Nakamura
喜次 中村
Akio Nakamura
昭夫 中村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿の種類を制限することなく、画像等を高精
度に読み取ることのできる画像読取装置における原稿支
持構造および原稿搬送ベルトを提供する。 【構成】サクションボックス34上に白色の平面部を有
する支持板36を配設し、前記支持板36上に移動可能
な透明ベルト40を介して原稿Sを保持させる。前記原
稿Sを照明器22a〜22dからの照明光Lで照明した
際、原稿Sを透過した前記照明光Lは、透明ベルト40
の陰影を形成することなく支持板36に到達する。従っ
て、原稿Sに設定された画像等の情報は、透明ベルト4
0等の陰影の影響を受けることなくカメラ26に導入さ
れて撮影される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の種類によらず画
像等を高精度に読み取ることのできる画像読取装置にお
ける原稿支持構造および原稿搬送ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷用の製版作成機やスキャナー等の画
像読取装置では、台紙上に文章や写真等を貼り込んだ原
稿を読取部まで搬送し、その画像等を光学的に読み取っ
て所望の原版等を作成している。この場合、原稿の下面
部をサクションボックスを用いて吸着した状態でベルト
によって読取部まで搬送することにより、前記読取部で
の原稿の位置ずれを回避するとともに、画像等の設定さ
れた上面部を撮影部に対して開放し、読取作業を容易と
した原稿支持構造を採用したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿を構成
する台紙が、例えば、トレーシングペーパのように半透
明であると、前記台紙の下面部に当接するベルトやその
エッジ部の陰影、あるいは、サクションボックスの吸気
用孔部の陰影が台紙の上面部側に透けてしまい、所謂、
裏映り状態となり、これが画像等とともに読み取られて
しまう不具合が生じてしまう。この場合、例えば、ベル
トやサクションボックスの原稿支持面を白色としても、
その陰影を照明によって完全に消去することは不可能で
ある。従って、台紙としてトレーシングペーパのように
裏映りのするものは使用できないため、原稿の種類が制
限されていた。
【0004】そこで、本発明は、前記の不具合を解消す
るためになされたもので、原稿の種類を制限することな
く、画像等を高精度に読み取ることのできる画像読取装
置における原稿支持構造および原稿搬送ベルトを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、原稿に設定された画像等を読み取る画
像読取装置において、前記原稿を吸着保持する吸着保持
手段と、前記吸着保持手段上に配設され、通気性を有
し、白色平面にて前記原稿を支持する支持板と、前記支
持板上を移動可能に設定され、前記原稿を前記支持板上
の所定位置に搬送する透明ベルトと、を備えることを特
徴とする。
【0006】また、本発明は、画像等の設定された原稿
を読取部へ搬送し、前記画像等の読み取りを行う装置に
おける原稿搬送ベルトであって、前記ベルトを透明材料
で構成することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る画像読取装置における原稿支持構
造および原稿搬送ベルトでは、透明ベルトを介して原稿
が支持板上に吸着保持された状態で画像等の読み取りが
行われる。この場合、前記支持板が白色に構成されてい
るとともに、原稿搬送ベルトが透明ベルトであるため、
ベルトの陰影が生じることがなく、原稿の台紙が裏映り
するものであっても、支持板や透明ベルトが画像等に影
響することがない。
【0008】
【実施例】図1および図2は、本発明に係る画像読取装
置における原稿支持構造および原稿搬送ベルトが適用さ
れる製版機10の概略を示す。この製版機10は、原稿
供給部12と、撮影台14と、撮影部16と、原稿排出
部18とから基本的に構成される。原稿供給部12で
は、所望の文章や写真等を貼り込んだ原稿Sを送り出し
ユニット20により順次枚葉して撮影台14に供給す
る。撮影台14では、後述するようにして原稿Sを所定
の位置まで搬送するとともに固定する。撮影部16で
は、前記撮影台14に固定された原稿Sに対して照明器
22a〜22dより照明光Lを照射し、その反射光をミ
ラー24を介してカメラ26に導入し撮影を行う。原稿
排出部18では、前記撮影台14から搬送された原稿S
を反転トレイ28で受けた後、前記反転トレイ28を矢
印方向に回動させることで固定トレイ30に原稿Sを反
転して移載する。
【0009】次に、図3および図4に基づき撮影台14
の構成を説明する。撮影台14は、上面部に多数の孔部
32が一様に穿設されたサクションボックス34(吸着
保持手段)と、前記サクションボックス34の上面部に
配設され、通気性を有するとともに緩衝材として機能す
るウレタンフォーム等からなる白色の支持板36と、走
行方向に沿って複数の通気孔38が形成され、前記支持
板36の上面部に沿って移動する透明ベルト40と、前
記透明ベルト40上に配設され、透明ベルト40と共動
して原稿を挟持する押さえガラス42とを備える。
【0010】なお、サクションボックス34の孔部32
および透明ベルト40の通気孔38は、例えば、長孔や
スリット状とし、また、透明ベルト40間の間隙を用い
て吸引を行うように構成することもできる。
【0011】透明ベルト40は、原稿供給部12側およ
び原稿排出部18側に配設されたローラ44、46間に
橋架され、原稿Sの搬送方向である矢印X方向に移動可
能に構成される。この透明ベルト40は、前記搬送方向
(矢印X方向)と直交する方向に所定の間隔で複数本配
列されている。なお、透明ベルト40間には、支持板3
6に形成したスリット48を介して当該透明ベルト40
の配列方向に複数のストッパ50が進退自在に設けられ
る。このストッパ50は、撮影台14に搬入された原稿
Sの位置を規定するものである。
【0012】透明ベルト40を張設するローラ44、4
6の両端部は、軸52、54を介して板体56、58に
軸支される。この場合、一方の軸52には、ローラ44
を回転駆動するためのモータ60が連結されており、こ
のモータ60によって透明ベルト40が矢印X方向に移
動する。前記板体56、58には、ブラケット61、6
3を介してサクションボックス34が連結される。ま
た、前記板体56、58間には、軸62、64が支承さ
れており、各軸62、64の端部には、ピニオン66a
〜66dが軸支される。一方、板体56、58には、ラ
ック68a〜68dが固定されており、各ラック68a
〜68dに対して前記ピニオン66a〜66dが噛合す
る。前記ピニオン66a〜66dの一つには、ウォーム
70を介してモータ72が連結される。また、ピニオン
66a、66bは、チェーン74によって連結される。
【0013】本実施例の製版機10は、基本的には以上
のように構成されるものであり、次にその動作および作
用効果について説明する。
【0014】先ず、図1および図2に示す原稿供給部1
2において、任意の台紙に対して所望の文章や写真等を
レイアウトした原稿Sをセットする。この原稿Sは、送
り出しユニット20により順次枚葉され、撮影台14に
供給される。
【0015】撮影台14では、原稿供給部12より供給
された原稿Sをサクションボックス34による吸着作用
下に保持した状態で所定の撮影位置まで搬送して固定す
る。すなわち、図3および図4において、撮影台14に
臨入した原稿Sは、モータ60の駆動作用下に回転する
ローラ44、46を介して移動する透明ベルト40によ
り矢印X方向に搬送される。この場合、原稿Sの搬送中
においてサクションボックス34が機能し、その吸引力
は、孔部32を介してウレタンフォーム等の微細な空隙
を有する支持板36から透明ベルト40に伝達し、さら
に、前記透明ベルト40の通気孔38を介して原稿Sに
伝達する(図5参照)。そして、原稿Sは、前記吸引力
によって透明ベルト40に吸着された状態で矢印X方向
に搬送され、その先端部が透明ベルト40間より上方に
突出したストッパ50に当接することで位置決めされる
(図3参照)。
【0016】原稿Sが位置決めされると、前記ストッパ
50が透明ベルト40間より退避し、次いで、撮影台1
4が撮影部16側へ上昇する。すなわち、モータ72が
駆動されると、その駆動軸に連結されたウォーム70を
介してピニオン66aが回動し、前記ピニオン66aの
回動力がチェーン74および軸62、64を介して各ピ
ニオン66b〜66dに伝達される。そして、前記各ピ
ニオン66a〜66dに噛合するラック68a〜68d
を介して板体56、58が撮影部16側へ上昇する。前
記板体56、58には、軸52、54を介してローラ4
4、46が支持されているとともに、ブラケット62、
63を介してサクションボックス34が支持されてい
る。従って、撮影台14が原稿Sとともに撮影部16側
へ上昇し、その上部に待機する押さえガラス42と透明
ベルト40との間に原稿Sが挟設され、これによって原
稿Sの平面性が確保される(図4参照)。
【0017】次に、前記の状態において、照明器22a
〜22dから照明光Lが原稿Sに照射される。前記照明
光Lの原稿Sによる反射光は、ミラー24を介してカメ
ラ26に導かれることで撮影が行われ、製版用フイルム
が作成される。
【0018】ここで、例えば、図6Aに示すように、透
明ベルト40の代わりに不透明なベルト80を用い、原
稿Sの台紙としてトレーシングペーパを用いた場合、前
記原稿Sを照明する照明光Lは、前記原稿Sの台紙を透
過してベルト80に到達し、その周縁部や通気孔82の
部分に陰影84を形成する。そして、前記陰影84は、
原稿Sの台紙を通し画像等の一部としてカメラ26に導
かれてしまう。
【0019】これに対して、本実施例では、図6Bに示
すように、サクションボックス34の上部に白色の平面
部を有する支持板36を配設し、その上に透明ベルト4
0を配設し、この透明ベルト40によって原稿Sを移動
させるようにしているため、例えば、原稿Sの台紙とし
てトレーシングペーパを用いた場合であっても、前記透
明ベルト40の周縁部や通気孔38の部分に陰影が生じ
ることがない。また、支持板36自体も白色であるた
め、サクションボックス34の孔部32の陰影が原稿S
側に現れることもない。従って、原稿Sの表面に透明ベ
ルト40、支持板36等が裏映りすることがなく、台紙
の種類によらず、原稿Sに設けられた所望の文章や写真
等の必要な情報のみがカメラ26に導かれるため、高精
度な製版フイルムを得ることができる。
【0020】さらに、前記支持板36としては、緩衝機
能を備えたウレタンフォーム等を用いているため、撮影
台14を押さえガラス42に圧接させた際、透明ベルト
40が支持板36の表面に食い込んだ状態となり、これ
によって、透明ベルト40に無視できない厚みがあった
としても原稿Sの平面性を好適に維持することができ
る。従って、良好な状態での撮影が可能となる。なお、
本実施例では、可能な限り薄いポリエチレンテレフタレ
ート(PET)のフイルム(強度を考慮して100μm
前後程度)を透明ベルト40として用いることにより、
段差の影響のない一層良好な製版フイルムを得ることが
できる。
【0021】以上のようにして撮影の完了した原稿S
は、透明ベルト40によって原稿排出部18に搬送さ
れ、図2に示す反転トレイ28上に載置される。次い
で、前記反転トレイ28は、その下端部を中心として回
動することで原稿Sを固定トレイ30へと移載する。こ
の場合、原稿Sが反転トレイ28から固定トレイ30に
反転して移載されることにより、例えば、写真等の貼り
込みのある原稿であっても引っ掛かるようなことがなく
固定トレイ30上に好適に収納させることができるとと
もに、固定トレイ30上において原稿Sの処理順に上か
らソートすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、読取部
において原稿を透明ベルトを介して白色の支持板上に載
置し、これを吸着保持手段によって吸着保持しているた
め、前記原稿を照明した際、陰影の生じることがなく、
前記透明ベルトや支持板等が裏映りすることがない。従
って、原稿の台紙としてトレーシングペーパ等の半透明
なものを使用することができ、これによって、原稿の種
類によらず高精度な画像等の読み取りが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置における原稿支持構
造および原稿搬送ベルトが適用される製版機の概略構成
図である。
【図2】図1に示す製版機の概略正面説明図である。
【図3】図1に示す製版機における撮影台の斜視構成説
明図である。
【図4】図3に示す撮影台の正面構成説明図である。
【図5】図3に示す撮影台の吸着作用の説明図である。
【図6】図6Aは、従来のベルトを用いた場合に生じる
陰影の説明図、図6Bは、本発明に係る透明ベルトを用
いた場合の説明図である。
【符号の説明】
10…製版機 12…原稿供給部 14…撮影台 16…撮影部 18…原稿排出部 22a〜22d…
照明器 34…サクションボックス 36…支持板 40…透明ベルト 42…押さえガラ
ス S…原稿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に設定された画像等を読み取る画像読
    取装置において、 前記原稿を吸着保持する吸着保持手段と、 前記吸着保持手段上に配設され、通気性を有し、白色平
    面にて前記原稿を支持する支持板と、 前記支持板上を移動可能に設定され、前記原稿を前記支
    持板上の所定位置に搬送する透明ベルトと、 を備えることを特徴とする画像読取装置における原稿支
    持構造。
  2. 【請求項2】画像等の設定された原稿を読取部へ搬送
    し、前記画像等の読み取りを行う装置における原稿搬送
    ベルトであって、 前記ベルトを透明材料で構成することを特徴とする原稿
    搬送ベルト。
JP21425993A 1993-08-30 1993-08-30 画像読取装置における原稿支持構造および原稿搬送ベルト Pending JPH0764211A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102035984A (zh) * 2010-10-13 2011-04-27 深圳威虎光电有限公司 一种自动传送相片的数码转换装置
JP2017090935A (ja) * 2012-03-15 2017-05-25 株式会社ニコン 基板処理装置、及び基板処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102035984A (zh) * 2010-10-13 2011-04-27 深圳威虎光电有限公司 一种自动传送相片的数码转换装置
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