JPH0764150B2 - 筆の穂製造法 - Google Patents
筆の穂製造法Info
- Publication number
- JPH0764150B2 JPH0764150B2 JP1265573A JP26557389A JPH0764150B2 JP H0764150 B2 JPH0764150 B2 JP H0764150B2 JP 1265573 A JP1265573 A JP 1265573A JP 26557389 A JP26557389 A JP 26557389A JP H0764150 B2 JPH0764150 B2 JP H0764150B2
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- JP
- Japan
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- tapered
- metal tube
- brush
- hole
- piece
- Prior art date
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、容易に毛先を揃えることが可能な筆の穂製造
法の改良に関するものである。
法の改良に関するものである。
＜従来の技術＞ 第５図を参考に説明する。
従来、筆の穂は、先細のテーパー穴12a及び下に凸の回
転放物面状穴12cを上面11aの側から順に同軸に開けてな
る木製円柱状の駒11の前記のテーパー穴12a及び回転放
物面状穴12cに筆用毛14を装填し、毛先を揃え、上部を
糸15で縛った上、その糸15で縛った筆用毛14を駒11から
抜き取って、先細のテーパー金属管13に挿入して製造し
ている。
転放物面状穴12cを上面11aの側から順に同軸に開けてな
る木製円柱状の駒11の前記のテーパー穴12a及び回転放
物面状穴12cに筆用毛14を装填し、毛先を揃え、上部を
糸15で縛った上、その糸15で縛った筆用毛14を駒11から
抜き取って、先細のテーパー金属管13に挿入して製造し
ている。
しかしながら、この従来の筆の穂製造法には、毛先が揃
い難く、毛先を満足する状態まで揃えるには多大の手間
が掛かると言う問題点がある。
い難く、毛先を満足する状態まで揃えるには多大の手間
が掛かると言う問題点がある。
＜発明が解決しようとする課題＞ 以上のようなことから、容易に毛先が揃えることが可能
な筆の穂製造法が求められている。
な筆の穂製造法が求められている。
本発明は、上記課題を解決した筆の穂製造法を提供する
こと目的としている。
こと目的としている。
＜課題を解決するための手段＞ 第１図乃至第４図を参考に説明する。上記目的を達成す
るために、本発明に係る筆の穂製造法は、先細のテーパ
ー穴2a及び下に凸の回転放物面を包絡面とする環状段穴
2cを上方底面1aの側から順に同軸に開け、且つその環状
段穴2cの最上段に、先細のテーパー金属管３を保持する
金属管保持段2bを設けてなる剛体製円柱状の駒１の前記
テーパー穴2aに、筆用毛４を揃えて装填したところの先
細のテーパー金属管３を挿入し、テーパー金属管３及び
筆用毛４と共に、駒１を台に向かって繰返し小さく叩い
て駒１と共に金属管３及び筆用毛４を上下方向に振動さ
せ、前記環状段穴2cに沿って毛先を揃えること、及び前
記テーパー金属管３内の毛先を揃えた筆用毛４に上方か
ら糊を注入し、筆用毛４を固化することよりなるなるも
のである。
るために、本発明に係る筆の穂製造法は、先細のテーパ
ー穴2a及び下に凸の回転放物面を包絡面とする環状段穴
2cを上方底面1aの側から順に同軸に開け、且つその環状
段穴2cの最上段に、先細のテーパー金属管３を保持する
金属管保持段2bを設けてなる剛体製円柱状の駒１の前記
テーパー穴2aに、筆用毛４を揃えて装填したところの先
細のテーパー金属管３を挿入し、テーパー金属管３及び
筆用毛４と共に、駒１を台に向かって繰返し小さく叩い
て駒１と共に金属管３及び筆用毛４を上下方向に振動さ
せ、前記環状段穴2cに沿って毛先を揃えること、及び前
記テーパー金属管３内の毛先を揃えた筆用毛４に上方か
ら糊を注入し、筆用毛４を固化することよりなるなるも
のである。
＜作用＞ 上記のように構成された筆の穂製造法は、先細のテーパ
ー金属管３を金属管保持段2bによって、適正高さ，適正
姿勢に保持することができ、駒１を台７に向かって繰返
し小さく叩いて駒１と共に金属管３及び筆用毛４を上下
方向に振動させることによって、その先細のテーパー金
属管３に揃えて装填した筆用毛４の毛先を環状段穴2cに
沿って容易に十分に揃え、整列させることができる。
ー金属管３を金属管保持段2bによって、適正高さ，適正
姿勢に保持することができ、駒１を台７に向かって繰返
し小さく叩いて駒１と共に金属管３及び筆用毛４を上下
方向に振動させることによって、その先細のテーパー金
属管３に揃えて装填した筆用毛４の毛先を環状段穴2cに
沿って容易に十分に揃え、整列させることができる。
＜実施例＞ 実施例について第１図乃至第４図を参考に説明すると、
１は木・プラスチック・金属等の剛体製円柱状の駒であ
って、先細のテーパー穴2a及び下に凸の回転放物面を包
絡面とする環状段穴2cを上面1aの側から順に同軸に開
け、且つその環状段穴2cの最上段に、先細のテーパー金
属管３を保持する金属管保持段2bを設けてある。４は筆
の穂を形成するところの獣毛やテーパードナイロン（化
繊）より成る筆用毛であって、前記先細のテーパー金属
管３に揃えて装填する。
１は木・プラスチック・金属等の剛体製円柱状の駒であ
って、先細のテーパー穴2a及び下に凸の回転放物面を包
絡面とする環状段穴2cを上面1aの側から順に同軸に開
け、且つその環状段穴2cの最上段に、先細のテーパー金
属管３を保持する金属管保持段2bを設けてある。４は筆
の穂を形成するところの獣毛やテーパードナイロン（化
繊）より成る筆用毛であって、前記先細のテーパー金属
管３に揃えて装填する。
次に作用について説明する。筆用毛４を揃えて装填した
先細のテーパー金属管３を駒１の前記テーパー穴2aに挿
入し、金属管保持段2bによって、適正高さ，適正姿勢に
保持し、テーパー金属管３及び筆用毛４と共に駒１を台
７に向かって……第１図に矢印Y,Zで示す如く……繰り
返し小さく叩いて駒１と共に金属管３及び筆用毛４に上
下方向の振動を与えると、筆用毛４の毛先が前記環状段
穴2cに沿って揃い、整列する。
先細のテーパー金属管３を駒１の前記テーパー穴2aに挿
入し、金属管保持段2bによって、適正高さ，適正姿勢に
保持し、テーパー金属管３及び筆用毛４と共に駒１を台
７に向かって……第１図に矢印Y,Zで示す如く……繰り
返し小さく叩いて駒１と共に金属管３及び筆用毛４に上
下方向の振動を与えると、筆用毛４の毛先が前記環状段
穴2cに沿って揃い、整列する。
その後、テーパー金属管３内の毛先を揃えた筆用毛４に
上方から糊６を注入し、筆用毛４の上端を固化すると、
筆用毛４は糸で縛らなくても、乱れることなくテーパー
金属管３に固定され、その先から整った形の穂を現わ
す。
上方から糊６を注入し、筆用毛４の上端を固化すると、
筆用毛４は糸で縛らなくても、乱れることなくテーパー
金属管３に固定され、その先から整った形の穂を現わ
す。
さらに、テーパー金属管３の元部を筆軸５に結合するこ
とによって、筆が出来上がる。
とによって、筆が出来上がる。
＜発明の効果＞ 本発明は、以上説明したように構成されているため、従
来の方法のように筆用毛４を糸で縛る必要がなく、毛先
が揃った筆の穂を短時間に容易に製造することができ
る。
来の方法のように筆用毛４を糸で縛る必要がなく、毛先
が揃った筆の穂を短時間に容易に製造することができ
る。
第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は駒及び
テーパー金属管の断面図、第３図はその平面図、第４図
は本発明を適用して製作した筆の部分断面図、第５図は
従来例の駒の断面図である。 １……駒 2a……テーパー穴 2b……金属管保持段 2c……環状段穴 ３……テーパー金属管 ４……筆用毛 ５……筆軸 ６……糊 11……駒 12a……テーパー穴 12c……環状段穴 14……筆用毛
テーパー金属管の断面図、第３図はその平面図、第４図
は本発明を適用して製作した筆の部分断面図、第５図は
従来例の駒の断面図である。 １……駒 2a……テーパー穴 2b……金属管保持段 2c……環状段穴 ３……テーパー金属管 ４……筆用毛 ５……筆軸 ６……糊 11……駒 12a……テーパー穴 12c……環状段穴 14……筆用毛
Claims (1)
- 【請求項１】先細のテーパー穴（2a）及び下に凸の回転
放物面を包絡面とする環状段穴（2c）を上面（1a）の側
から順に同軸に開け、且つその環状段穴（2c）の最上段
に、先細のテーパー金属管（３）を保持する金属管保持
段（2b）を設けてなるところの剛体製円柱状の駒（１）
の前記のテーパー穴（2a）に、筆用毛（４）を揃えて装
填したところの先細のテーパー金属管（３）を挿入し、
テーパー金属管（３）及び筆用毛（４）と共に、駒
（１）を台に向かって繰返し小さく叩いて駒（１）と共
に金属管（３）及び筆用毛（４）を上下方向に振動さ
せ、前記環状段穴（2c）に沿って毛先を揃えること、及
び前記テーパー金属管（３）内の毛先を揃えた筆用毛
（４）に上方から糊（６）を注入し、筆用毛（４）を固
化することよりなる筆の穂製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1265573A JPH0764150B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 筆の穂製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1265573A JPH0764150B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 筆の穂製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126597A JPH03126597A (ja) | 1991-05-29 |
| JPH0764150B2 true JPH0764150B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=17418994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1265573A Expired - Fee Related JPH0764150B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 筆の穂製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764150B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102815126A (zh) * | 2012-08-22 | 2012-12-12 | 湖州善琏松鹤湖笔厂 | 拱形笔顶的制备方法 |
| CN104816563B (zh) * | 2015-04-14 | 2016-07-13 | 南浔善琏鑫婷笔庄 | 一种采用马鬃毛生产毛笔笔头的方法 |
| JP6339533B2 (ja) * | 2015-07-13 | 2018-06-06 | 株式会社晃祐堂 | 製穂用具 |
| CN112026406B (zh) * | 2020-08-25 | 2022-06-07 | 刘艳芳 | 一种毛笔涂胶粘笔头辅助装置 |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP1265573A patent/JPH0764150B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126597A (ja) | 1991-05-29 |
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Legal Events
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