JPH076320B2 - 軌道とトロリー装置 - Google Patents

軌道とトロリー装置

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JPH076320B2
JPH076320B2 JP63504831A JP50483188A JPH076320B2 JP H076320 B2 JPH076320 B2 JP H076320B2 JP 63504831 A JP63504831 A JP 63504831A JP 50483188 A JP50483188 A JP 50483188A JP H076320 B2 JPH076320 B2 JP H076320B2
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JP
Japan
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rail
drive wheel
track
trolley
annular
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ダブリュ. トーマ,ジョン
オーエンス,エヌ.ダグラス
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MODANFUOORUDO Inc
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
    • E05D15/16Suspension arrangements for wings for wings sliding vertically more or less in their own plane
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
    • E05D15/06Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
    • E05D15/0604Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane allowing an additional movement
    • E05D15/0608Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane allowing an additional movement caused by track lay-out
    • E05D15/0613Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane allowing an additional movement caused by track lay-out with multi-directional trolleys
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof characterised by the type of wing
    • E05Y2900/142Partition walls

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、例えば大きな部屋を小さな部屋に仕切るため
の可動式壁パネル等の支持用として使用される移動式懸
垂装置に関する。
背景 可動の壁パネルを懸垂しながら軌道(track)を走行す
るトロリー装置は、次の4つの目的を達成する必要があ
る。
(1) 壁パネルの移動をできるだけ少ない摩擦で行な
うこと。
(2) 軌道内の中心の適切な位置に壁パネルを保持す
ること。
(3) トロリーが軌道交差部のような静止物体に衝撃
を与えることによって生じる衝撃を緩和し、パネルの揺
れ(sway)を許容すること。
(4) 通常の場合、軌道交差部にはギャップが形成さ
れるが、そのギャップにトロリーが落ち込むことなく、
角張った(屈曲に相対する意味)軌道交差部を横切るこ
とができるようにすること。
しかしながら、これら4つの目的を全て達成できる装置
はいまだ存在しない。
米国特許第4084289号は単一のパック(puck)又はディ
スク式のトロリーを開示しているが、このトロリー装置
の一側部は壁の移動方向とは反対の方向に回転するた
め、許容レベルまで摩擦を軽減させることはできない。
この問題は、米国特許第4141106号に開示されるよう
に、高低差をつけたパックを用いることにより解消され
る。しかし、この装置はパネルの揺れが大きくなる問題
があり、壁パネルを軌道内の適切な中心位置で保持する
ことができない。
他の方法として、一対のフランジを有する軌道を用い
て、高さ方向に所定の間隔をあけて配備した2つのトロ
リー又はパックに接触させるものがある。米国特許第41
59556号には、トロリーが軌道の交差部を容易に横切る
ことができるようにした装置が開示されている。しかし
ながら、この装置はトロリーと軌道との間の接触面積が
2倍となるため、摩擦が大きくなる。その他、米国特許
第3042960号、第3879799号及び第4401033号に記載され
た装置は、上ディスクと下ディスクを配備し、上ディス
クと下ディスクの両側部だけを軌道に接触させる装置を
開示している。しかしながら、この装置は製造費用が高
くなるだけでなく、標準のホイール付トロリーを、必要
に応じて使用することができない問題がある。公知の他
の装置についても、トロリーと壁パネルのジョイント部
をうまく保護することができないため、トロリーが軌道
の交差部を移動したり、又はパネルが揺れるときに生じ
る衝撃によって、ジョイント部の摩耗が著しくなる問題
がある。更に、公知の装置の場合、トロリーは軌道交差
部のギャップに落ち込みやすいため、トロリーが軌道交
差部に嵌まり込み、壁パネルが軌道交差部で動かなくな
ってしまうことがある。
発明の要旨 本発明は、以下に説明する内側駆動ホイールと外側駆動
ホイールとを有するトロリーだけでなく、周知のホイー
ル付運搬車(dolley)をも走行させることの出来る軌道
及び、最少量の摩擦によって壁パネルを移動させること
のできる軌道とトロリーに関する装置を提供するもので
ある。本発明の装置は、水平な第1のレールと、該第1
のレールよりも高い位置にあって長く平行に伸びる第2
のレールと、直径が異なる環状の軌道接触表面を介して
レールに接触する2つの駆動ホイールを備えたトロリー
とから構成される。或は又、軌道のレールを傾斜させ、
水平面を短く形成すれば、水平駆動ホイールだけでな
く、標準のホイール付トロリーも使用することができ
る。
トロリーは縦軸を利用するもので、外側駆動ホイールの
環状の軌道表面が軸上に回転可能に取り付けられる。内
側の駆動ホイールも又、軸上に回転可能に取り付けら
れ、環状の軌道表面の直径を、外側の駆動ホイールの環
状軌道接触面の直径よりも小さくしている。内側の駆動
ホイールの下面は、軸に最も近い環状表面が軸から最も
遠い環状表面よりも下に位置しておれば、水平面又は略
テーパ面のどちらでも構わない。内側駆動ホイールの下
面がテーパ状である場合、円錐形、又は球面形のどちら
でも構わない。内側駆動ホイールの環状軌道接触面は、
外側駆動ホイールの環状軌道接触面よりも下に位置して
いる。各駆動ホイールは反対方向に独立して回転可能で
ある。このように構成したことによって、従来のトロリ
ーのように単一の回転ベアリングを用いて両方のレール
へ同時に接触させる方式のように摩擦の追加発生を防ぐ
ことができる。
本発明の主要な利点は内側駆動ホイールと外側駆動ホイ
ールが、直径が異なる環状の表面を介して夫々の軌道に
接触する点にある。これは非常に重要であって、これに
よって、よりコンパクトに構成できるし、トロリーが軌
道の交差部を通過移動するとき、高低差を小さくするこ
とができる。外側駆動ホイールの軌道接触面の半径が、
内側駆動ホイールの軌道接触面の直径よりも大きけれ
ば、外側駆動ホイールは、内側駆動ホイールがギャップ
に落ち込む前に、交差部のギャップを横切って軌道に接
触する。これは、反対方向に回転駆動するホイールの接
触表面の半径を互いに等しくしていた従来技術から著し
く改良された点である。
装置には更に壁パネル取付具を含めることができる。取
付具は可動の壁パネルと一体のハウジングを有してい
る。ハウジングは上壁及び下壁並びにトロリー取付用軸
を受ける上孔を有している。ハウジングはナットを取り
囲んでおり、該ナットの中で軸が螺合している。ナット
は弾性の可撓性ブロックによって囲まれており、ブロッ
クの上下にワッシャーを配備している。弾性材料から作
られた第2の可撓性ブロックは、下ワッシャーの下側に
位置し、軸を受けることのできる凹部を形成している。
トロリーが交差部を横切るとき、トロリーの高さ方向の
落込み量を軽減するため、装置には軌道交差部に摺動パ
ッドを更に設けている。交差部の形態として、X形、T
形、L形、Y形等が示される。トロリーが軌道内にある
とき、各駆動ホイールと軌道との間には高さ方向に空間
が形成される。摺動パッドは軌道交差部におけるこれら
の空間を占領し、トロリーを略同じ高さに保持し、トロ
リーの落下を防止している。摺動パッドは外側駆動ホイ
ールだけを支持するように取り付けることもできるし、
内側と外側の両駆動ホイールを支持するように取り付け
ることもできる。望ましい実施例においては、交差部に
おけるホイールと摺動パッド間の接触面積を大きくし、
トロリーの支持を強力にするため、外側駆動ホイールの
下面を略水平にしている。
図面の簡単な説明 第1図は可動の壁パネルに本発明を適用した実施例の縦
断面図である。
第2図は本発明にかかる軌道とトロリー装置であって、
第1図の2−2線に沿う縦断面図である。
第3図は本発明にかかる可撓性の壁パネル取付具の縦断
面図であって、パネルの揺れが取付具によってどのよう
に吸収されるかを説明する図である。
第4図は本発明にかかる可撓性の壁パネル取付装置の縦
断面図であって、トロリーが軌道交差部のような静止物
体に当たって移動するときに生じる衝撃を、取付具がど
のようにして吸収するかを説明する図である。
第5図は可撓性の壁パネル取付装置の斜視図である。
第6図はトロリーと軌道の斜視図であって、トロリーの
内部駆動ホイールと外部駆動ホイールが軌道に接触する
位置を示す図である。
第7図は本発明にかかるトロリーの断面図である。
第8図は本発明にかかるトロリーを一部破断して示す分
解図である。
第9図は本発明にかかる軌道の斜視図である。
第10図は本発明にかかるトロリーの縦断面図であって、
ベアリングと外側駆動ホイールの他の実施例を示す図で
ある。
第11図は本発明の軌道の縦断面図であって、従来のホイ
ール付運搬車を使用する方法を説明する図である。
第12図は本発明の軌道交差部の縦断面図であって、軌道
交差部における摩擦と高さ方向の落込みを軽減する摺動
パッドを示す図である。
第13図はX字状に交差する軌道に本発明の摺動パッドを
取り付けた状態を一部破断して示す斜視図である。
第14図は摺動パッドを本発明にかかる軌道に取り付ける
方法を説明するための斜視図である。
第15図は水平レールが交差する軌道のコーナー部に、本
発明の摺動パッドを使用した実施例の説明図である。
第16図は傾斜レールが交差する軌道のコーナー部に、本
発明の摺動パッドを使用した実施例の説明図である。
望ましい実施例の説明 第1図は可動の壁パネルの縦断面図であって、該壁パネ
ルに本発明を使用している。可動パネル(1)は吊るし
ボルト(3)を用いて、トロリー(2)から吊るされ
る。トロリー(2)は軌道(4)の中を移動する。従来
装置の場合、トロリー(2)が軌道の交差部のような静
止物体に接触しながら移動するとき、トロリー(2)は
衝撃を受けるため、摩耗が生じ易い問題がある。本発明
は、可撓性の取付具を用いてトロリー(2)をパネル
(1)に接続することにより、以下に記載の如く、この
問題を解決したものである。
第2図は本発明の軌道とトロリー装置であって、第1図
の2−2線に沿う縦断面図である。第1レール(43)及
び第2レール(44)の底面は、略同一平面上にあるた
め、軌道(4)はC字状の溝型部材(5)によって保持
される。なお、溝型部材はボルト(6)及びナット
(7)によって支持され、オーバヘッド構造物に取り付
けられている。ボルト(8)は高さ調節のために設けら
れたものであって、溝型部材(5)の上面に接触して溝
型部材の高さを調節することができる。案内壁(9)は
軌道(4)から突出し、トロリー(2)の位置を整え揃
える作用を有する。フランジ(10)は案内壁(9)から
外向きに突出し、下梁(soffit)として供され、防音板
(sound baffles)として作用する壁板(11)を受ける
ことができるようにしている。
トロリーにはボルト(12)が配備されており、該ボルト
は、外側駆動ホイールベアリング(21)、底部スペーサ
(14)、上部スペーサ管(15)、ワッシャー(16)、下
部スペーサ管(17)、スリーブベアリング(18)、固定
ワッシャー(19)及びジャムナット(20)を支持するた
めの軸として供される。スリーブベアリング(18)は回
転自由とし、その合計長さは下部スペーサ管(17)より
も長くすべきである。外側駆動ホイールベアリング(2
1)は、外側駆動ホイール(13)を支持する。一方、底
部スペーサ(14)は内側駆動ホイールベアリング(22)
を支持し、この内側駆動ホイールベアリングは内側駆動
ホイール(23)を支持する。このように、外側駆動ホイ
ール(13)及び内側駆動ホイール(23)は反対方向に独
立して回転することができる。
ボルト(12)の下部は可動の壁パネル(1)に取り付け
られている。可動の壁パネル(1)にはシール(24)が
配備される。シール(24)は音シールとして作用すると
共に、トロリー装置をごみ等から保護する役割を果た
す。
本発明は、軌道の両側部にトロリーを接触させながら、
壁パネルを垂直方向に垂球(plumb)の如く吊るすこと
ができるようにしている。
第3図は本発明にかかる可撓性の壁パネル取付具の縦断
面図であって、取付具がどのようにしてパネルを揺らす
ことができるかを示す。ボルト(12)はトロリー装置
(25)から突出し、角ナット(27)を用いて上壁取付ハ
ウジング(26)に固定される。上壁パネル枠(28)には
孔(29)を形成し、該孔にボルト(12)が挿通される。
ボルト(12)にはスペーサ管(30)が配備され、該スペ
ーサ管はワッシャー(31)及びロックナット(32)を用
いて固定される。壁パネルとトロリー装置(25)との距
離は、ボルト(12)を角ナット(27)の中にねじ込む深
さによって調節することができる。トロリー装置(25)
と可動式壁パネル(1)との距離は、全てのトロリー装
置と可動式壁パネルの関係において同じとすべきであ
る。距離が一旦決まると、ロックナット(32)を、ワッ
シャー(31)及びスペーサ管(30)に対して締め付ける
ことにより、ボルト(12)の角ナット(27)に対する回
転は防止される。孔(29)の直径はスペーサ管(30)よ
りも大きくしているため、スペーサ管(30)を動かして
も孔(29)のエッジに衝突することはない。スペーサ管
(30)は上ワッシャー(33)に当接する。ワッシャー
(33)は、上壁取付具ハウジング(26)よりも下で、ワ
ッシャー(34)よりも上に位置している。ワッシャー
(34)と中間ワッシャー(35)との間には、ナットリテ
ーナ(36)が配備される。ナットリテーナ(36)は、ゴ
ム等の弾性の可撓性材料から作られた矩形のブロックで
あって、中央部には角孔が形成され、角ナット(27)を
保持すると共に、衝撃吸収材として作用している。中間
ワッシャー(35)の下方には、トロリー取付用リテーナ
(37)が設けられ、該リテーナはゴム等の弾性の可撓性
材料から作られた角ブロックであって、中央部にはボル
ト(12)を挿通する孔が形成される。トロリー取付リテ
ーナ(37)は圧縮バネ及び衝撃吸収材として作用し、下
壁取付ハウジング(38)を用いて適当な位置に保持され
る。第4図に更に詳しく示しているが、下壁取付ハウジ
ング(38)は溶接等により上壁取付ハウジング(26)に
固定され、トロリー取付リテーナ(37)を支持する。
可撓性の壁取付装置の衝撃吸収特性は第3図に示され
る。可動の壁パネルは垂直位置からずれて移動すると、
上ワッシャー(33)はその進行側の端部を支点にして回
るため、上ワッシャー(33)と上壁取付ハウジング(2
6)との間にギャップ(39)が生じる。ナットリテーナ
(36)によって衝撃は部分的に吸収され、角ナット(2
7)と共に、中間ワッシャー(35)に力が作用する。次
に、ワッシャー(35)はボルト(12)と共にトロリー取
付リテーナ(37)を押圧し、残りの衝撃を吸収する。ト
ロリー取付リテーナ(37)は圧縮バネ及びショックアブ
ソーバのように作用し、変形が大きくなるにつれて堅さ
(stiff)が増す。変位後、ナットリテーナ(36)とト
ロリー取付リテーナ(37)は正常位置に戻される。取付
具の堅さはナットリテーナ(36)及びトロリー取付リテ
ーナ(37)のデュロメータ硬度を変えることによって変
更することができる。
第4図は本発明にかかる可撓性の壁パネル取付装置を、
第3図と直交する方向から見たときの縦断面図であっ
て、トロリーが軌道交差部のような静止物体に当たって
移動するときに生じる衝撃を、取付具がどのようにして
吸収するのかを説明するものである。第4図に示す如
く、下壁取付ハウジング(38)は、(40)及び(41)の
位置にて、スポット溶接により上壁取付ハウジング(2
6)に取り付けられる。衝撃を受けると、上ワッシャー
(33)が回り、上ワッシャー(33)と上壁取付ハウジン
グ(26)との間にギャップ(42)が生じる。ナットリテ
ーナ(36)は衝撃の一部を吸収し、角ナット(27)と共
に中間ワッシャー(35)に力が加えられる。次に中間ワ
ッシャー(35)はボルト(12)と共にトロリー取付リテ
ーナ(37)を押圧して衝撃の残りを吸収する。
第5図は可撓性の壁パネル取付装置の斜視図である。第
5図に示すように、上壁取付ハウジング(26)及び下壁
取付ハウジング(38)には、上ワッシャー(33)、ワッ
シャー(34)、ナットリテーナ(36)、角ナット(2
7)、中間ワッシャー(35)及びトロリー取付リテーナ
(37)が設けられている。ボルト(12)はトロリーから
突出し、壁パネルとトロリーとの間の距離を設定するこ
とができる。
第6図はトロリーと軌道の斜視図であり、トロリーの内
側駆動ホイールと外側駆動ホイールが軌道に接触する位
置を示している。左レール(43)と右レール(44)は同
一平面上にあるように見えるが、右レール(44)は実際
には3つの独立した細長い平面(45)(46)(47)から
構成されている。内側駆動ホイール(23)の下面が外側
駆動ホイール(13)の平面の下まで伸びており、内側の
駆動ホイール(23)は、環状のエッジ部(57)に沿って
左レール(43)と案内壁(9)に当接する。しかしなが
ら、右レール(44)の平面(45)は左レール(43)の平
面よりも下に位置するため、外側の駆動ホイール(13)
の下面はこれらの表面又は平面(46)の何れとも接触し
ない。その代り、外側駆動ホイール(13)の外側環状エ
ッジ部(58)は、右レール(44)の平面(47)に沿って
接触する。該平面(47)は、左レール(43)の表面が形
成する平面よりも高い位置にある。右レール(44)は、
第6図に示すように、必ずしもトロリーの方向に伸長さ
せなくともよい。従って、右レール(44)に平面(45)
又は(46)を含めることは必ずしも必要でない。なお、
右レールに関し、外側駆動ホイール(13)と接触する平
面が一つだけであって、内側駆動ホイール(23)とは接
触しなくとも、本発明を実施する上で十分である。内側
駆動ホイール(23)の接触面の半径は、対向している円
錐面の半径に等しい。これによってホイールのレールに
対する接触面積は小さくなり、トロリーが軌道を走行す
るときの摩擦は小さくなる。
第7図は本発明にかかるトロリーの断面図である。吊り
ボルト(12)は外側駆動ホイールベアリング(21)、底
部スペーサ(14)及び上部スペーサ(15)の取付軸とし
て供される。外側駆動ホイール(13)は、外側駆動ホイ
ールベアリング(21)に嵌められ、ボルト(12)に対し
て回転可能としている。外側駆動ホイール(13)が形成
する凹部の中に、底部スペーサ(14)及び内側駆動ホイ
ールベアリング(22)が嵌め込まれる。内側駆動ホイー
ルベアリングは底部スペーサ(14)に取り付けられ、内
側駆動ホイール(23)を支持し、該ホイールがボルト
(12)及び外側の駆動ホイール(13)の両者から独立し
て回転できるようにしている。外側駆動ホイールベアリ
ング(21)、底部スペーサ(14)及び上部スペーサ(1
5)は、ワッシャー(16)を用い、ボルト(12)の上部
に当てて上方に嵌められる。ワッシャー(16)は、下方
のスペーサ管(17)によって支持され、該スペーサ管は
ロックワッシャー(19)及びジャムナット(20)により
固定される。スリーブベアリング(18)は下部スペーサ
管(17)の周囲に配備され、該スペーサ管(17)に対し
て回転自由である。外側の駆動ホイール(13)の下面が
形成する表面は、内側駆動ホイール(23)の最も外側の
表面に極めて近い位置にある。
第8図は本発明にかかるトロリーを一部破断して示す分
解図であって、前述した構造をよりわかりやすく示した
ものである。
第9図は本発明にかかる軌道の斜視図である。軌道
(4)は市販の熱間圧延鋼又は押出しアルミニウムから
一体に形成することができ、当該分野において周知の技
術を用いて成形される。この成形技術は本発明の一部を
構成するものではない。軌道(4)は、左レール(4
3)、右レール(44)、左壁(49)、右壁(48)、左案
内壁(50)及び右案内壁(51)を含んでいる。左レール
(43)の表面は水平にしている。第9図に示す望ましい
実施例において、右レール(44)は3つの独立した細長
い平面(45)(46)(47)を含んでいる。平面(46)は
左レール(43)の面と同一平面上にある。平面(45)は
角度をなして表面(46)の下まで伸長しており、一方、
表面(47)は平面(46)から上向きに角度をなして伸長
している。しかしながら、右レール(44)を、左レール
(43)と共通な表面をもたないような構成とし、右レー
ル(44)の全体を右壁(48)から単に下向きの角度をな
して形成するだけでもよい。右レール(44)はトロリー
との接触面の後で終端させてもよいが、右案内壁(51)
に連続することもできる。この構成では、第2図及び第
6図に示すようなトロリーは軌道に接触することができ
るけれども、第10図に示すようにホイール付トロリーを
収容することはできなくなるであろう。これは、右レー
ル(44)が左レール(43)と共通の平面をもたないから
である。或は又、平面(45)及び(47)は隣り合う平面
(46)との間に「段部(steps)」を形成することもで
きる。この場合、平面(45)を平面(46)の下方に位置
させ、平面(46)を平面(47)の下方に位置させるだけ
でよい。
第10図は本発明にかかるトロリーの縦断面図であり、ベ
アリングと外側駆動ホイールの他の実施例を示してい
る。具体的に説明すると、更に重い壁パネルを支持する
ために、外側駆動ホイール(52)はより大きな外側駆動
ホイールベアリング(53)によって支持され、該外側駆
動ホイールベアリングは上部スペーサ(54)及び下部ス
ペーサ(55)を用いてボルト(12)に固定される。下部
スペーサ(55)は更に内側駆動ホイールベアリング(5
6)をも支持する。第10図から明らかなように、内側の
駆動ホイール(23)と左レール(43)との接点(57)
は、外側駆動ホイール(52)と右レール(44)の接点
(58)とから180度離している。これによって、トロリ
ーの軌道内での高さを維持することができる。更に、ト
ロリーが軌道を走行するとき、内側駆動ホイール(23)
は外側駆動ホイール(52)とは反対の方向に回転する。
外側駆動ホイール(52)は接点(58)と右案内壁(51)
との間にて右レール(44)に接触しないため、右レール
(44)のこの部分は前述したように、必ずしも3つの平
面の構成とする必要はない。本発明を実施する上で必要
な全てのことは、右レール(44)の長手方向に伸びる平
面を左レール(43)の表面よりも上に位置させることで
ある。これによって夫々の表面は内側駆動ホイール及び
外側駆動ホイールと独立して当接することができる。し
かしながら、このように構成したからといって、第11図
に示すようなホイール付運搬車に好適であることを明ら
かにしたことにはならない。
第11図において、当該分野において周知のホイール付運
搬車を用いた軌道を示している。このように、内側駆動
ホイール及び外側駆動ホイールを有するトロリーだけで
なく、ホイール付トロリーをも利用できる点において本
発明の利点が認識される。具体的に説明すると、ボルト
(59)は軸支持体(60)に固定される。支持体(60)は
軸(61)を支持し、該軸上にホイール(62)(63)が取
り付けられる。ホイール(62)は左レール(43)に接触
し、一方、右ホイール(63)は、右レール(44)の長手
方向を水平に伸びる平面部(46)に接触する。平面部
(46)は左レール(43)と共通の平面上にある。
第12図は本発明の軌道交差部の縦断面図であって、交差
部には高さ方向の落差を小さくするための摺動パッド
(64)(67)が設けられる。摺動(slide)パッドは、
トロリーの中心が交差部を通過する前に、交差部を横切
る内側駆動ホイール及び外側駆動ホイールの下面を支持
することにより、交差部におけるトロリーの高さ減少分
を少なくするためのものである。このように、トロリー
が軌道交差部の中央に位置するとき、該トロリーは摺動
パッドによって完全に支持され、レール自身に支持され
て落ち込むことはない。左側レールの摺動パッド(64)
は、下面(65)が平らであり、左レール(43)の水平面
に対応して嵌められる。パッドの上部外側面(66)も水
平にしており、外側駆動ホイール(13)を支持する。パ
ッドの上部内側面(71)はテーパ状に形成し、内側の駆
動ホイール(23)を支持できるようにしている。
右側レールの摺動パッド(67)は内側部と外側部を有し
ている。下部の外側表面(68)は水平であり、右レール
(44)の水平部(46)に当接できるようにしている。下
部の内側部(69)は、右レール(44)の平面(45)と同
じ角度のテーパ状に形成している。パッドの上部外側面
(70)は水平であり、外側の駆動ホイール(13)に接触
する。パッド内側の上表面(71)は、内側の駆動ホイー
ル(23)と同じ角度に形成され、内側駆動ホイール(2
3)に接触できるようにしている。このように、トロリ
ーが軌道交差部に進入したとき、各駆動ホイールと軌道
の間に形成される高さ方向の隙間を、摺動パッドが占め
ることになり、トロリーの支持状態はより一層高められ
る。摺動パッドの説明は、前述のように、上部が軌道
面、下部が駆動ホイール面の場合について行なったが、
本発明にあっては、摺動パッドの果たす役割は、軌道交
差部において駆動ホイールを支持するために前記表面間
のスペースを十分に埋められるようにすることにある。
トロリーが軌道交差部に進入したとき、内側駆動ホイー
ルと外側駆動ホイールは、摺動パッドと接触することは
認識されるであろう。これは、各駆動ホイールの両側
が、パネルの移動方向と反対方向に回転するという前述
の如き欠点を有している。従って、摺動パッドは、粉末
金属、ナイロン、モリ二硫化物又は二硫化モリブデン
(molydisulfide)の油含浸ナイロン等の硬質低摩擦材
料から作ることが望ましい。
第13図は×字状に交差する軌道に本発明の摺動パッドを
取り付けた状態を一部破断して示す斜視図である。この
ような軌道交差部には、多平面レール(72)(73)(7
4)(75)(前述の右レールに対応する)は、他の多平
面レールにだけ接合される。一方、水平レール(76)
(77)(78)(79)(前述の左レールに対応する)は、
他の水平レールにだけ接合される。前述したように、摺
動パッドの形状は、多平面レール上に取り付けられる
か、又は水平レールに取り付けられるかによって異な
る。摺動パッドは四角形の形状であって、同一形状のレ
ールが接合されるとき、交差部の中心を通る対角線に関
して通常は対称である。
第14図は摺動パッドを本発明にかかる軌道に取り付ける
方法を説明する斜視図である。摺動パッド(98)はネジ
(81)を用いて軌道交差部(80)に固定される。ネジは
軌道(80)に開設したネジ孔(82)に挿通される。摺動
パッド上のラグ(図示せず)を、軌道(80)に開設した
第2の孔(83)の中に配置することにより、摺動パッド
(98)はネジ孔(82)を中心に回転することが防止され
る。
第15図は傾斜レールが交差する軌道のコーナー部に、本
発明の摺動パッドを使用するときの状態を説明する図で
ある。上表面は、外側駆動ホイールに接触する水平部
(84)と、内側駆動ホイールに接触する傾斜部(85)を
含んでいる。下表面も又、レールの水平な平面部に対応
する水平表面(86)と、レールの内側傾斜表面に対応す
る傾斜表面(87)を含んでいる。パッドには、パッドを
軌道に固定するためのネジ等の固定具を受ける孔(90)
を形成している。ネジを受ける壁(89)及びラグ(88)
は、ラグが軌道を移動するのを防止する役割も果たす。
第16図は本発明の摺動パッドを水平レールが交差する軌
道のコーナー部に使用するときの状態を説明する図であ
る。パッドの下面(92)(94)は全体が水平である。上
部表面(91)は外側駆動ホイールを支持するために、同
じように水平としている。一方、上部表面(93)は傾斜
した内側駆動ホイールを支持するために傾いている。パ
ッドは更に、軌道に固定するためのネジその他の固定具
を挿通するための孔(96)を形成している。ネジを受け
る壁(95)(97)はラグが軌道上で移動することを防止
する作用を有する。
本発明を添付の図面に基づいて説明したが、図面に示さ
れた実施例に限定されることはなく、本発明の範囲又は
精神から逸脱することなく、種々の変形をなすことはで
きる。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪付き運搬車とディスク式トロリーの両
    者を受けることのできる軌道であって、長手方向に伸び
    る平行レールを備えており、該平行レールは第1のレー
    ル(43)と第2のレール(44)から構成され、第2のレ
    ール(44)は、第1のレール(43)と非対称であって、
    第1の表面(46)と第2の表面(47)を備え、両表面は
    互いに隣接しつつ長手方向に伸びており、第1の表面
    (46)は第1のレール(43)の表面と同一平面上にあ
    り、第2の表面(47)は第1の表面(46)の外側で且つ
    第1の表面(46)よりも高い位置にあることを特徴とす
    る軌道。
  2. 【請求項2】第1のレールの底面と第2のレールの底面
    は略同一平面上にあって、軌道をC字状の溝型部材に取
    り付けることができるようにしている請求の範囲第1項
    に記載の軌道。
  3. 【請求項3】第1のレールと第2のレールは一体に形成
    されている請求の範囲第1項に記載の軌道。
  4. 【請求項4】第1のレールと、第2のレールの第1の表
    面とから夫々下向きに伸長する平行な案内壁を有し、該
    案内壁から外方に向けて、壁板を受けるフランジを突設
    している請求の範囲第1項に記載の軌道。
  5. 【請求項5】ディスク式トロリーを受けることのできる
    軌道であって、長手方向に伸びる平行レールを備えてお
    り、該平行レールは第1のレールと第2のレールから構
    成され、各レールは上面と下面が一体に形成されてお
    り、第2のレールは第1のレールと非対称であり、第1
    レール及び第2レールは上面が長手方向に線状に伸長
    し、第2レールの線状表面は、第1レールの上面よりも
    高く位置しており、第1及び第2のレールの下面は略同
    一平面上に揃えられ、C字状の溝型部材の中に軌道を配
    備することができるようにしていることを特徴とする軌
    道。
  6. 【請求項6】第1のレールと第2のレールは一体に形成
    され、第1のレールは長手方向に水平に伸びる表面を有
    している請求の範囲第5項に記載の軌道。
  7. 【請求項7】垂直軸と、 下部に環状軌道接触表面を有し、前記垂直軸に回転可能
    に配備された外側駆動ホイールと、 外側駆動ホイールの環状軌道接触表面の直径よりも小さ
    い直径の環状軌道接触表面を下部に有し、前記垂直軸に
    回転可能に配備された内側駆動ホイール、 とから構成されており、 内側駆動ホイールの下面はテーパ状であり、垂直軸に最
    も近い内側駆動ホイールの環状表面は、垂直軸から最も
    離れた内側駆動ホイールの環状表面よりも下に位置し、
    内側駆動ホイールの環状軌道接触表面は外側駆動ホイー
    ルの環状軌道接触表面よりも下に位置すると共に、内側
    駆動ホイールと外側駆動ホイールは反対方向に独立して
    回転できるようにしているトロリー。
  8. 【請求項8】外側駆動ホイールの下面が構成する平面
    は、内側駆動ホイールの最も外側の表面に接近している
    請求の範囲第7項に記載のトロリー。
  9. 【請求項9】外側駆動ホイール内に形成された凹部に、
    内側駆動ホイールを垂直軸に取り付けるための取付手段
    を配備している請求の範囲第7項に記載のトロリー。
  10. 【請求項10】パネルをトロリーに連結するための手段
    を備えている請求の範囲第7項に記載のトロリー。
  11. 【請求項11】可動式の壁パネルと一体のハウジングを
    備えた壁パネル取付装置であって、ハウジングは上壁、
    下壁及び軸を受ける孔を有しており、該ハウジングは、
    ネジ軸を受けるための内ネジを備えたナットと、弾性を
    有し該ナットを取り囲む第1の可撓性ブロックと、可撓
    性ブロックの上方にてハウジングの上壁と接触するよう
    に水平に配置された第1のワッシャーと、可撓性ブロッ
    クの下方にて水平に配置された第2のワッシャーと、弾
    性を有し第2のワッシャーの下方にてハウジングの底壁
    と接触するように配備され軸を受ける凹部を備えた第2
    の可撓性ブロックを取り囲んでいることを特徴とする壁
    パネル取付具。
  12. 【請求項12】軌道とトロリーの組合せであって、 軌道は、第1のレール(43)と第2のレール(44)から
    なる平行レールであって、第2のレールは、長手方向に
    伸びる第1の表面(46)と第2の表面(47)を有し、第
    1(46)の表面は第1のレールの表面と同一平面にあ
    り、第2の表面(47)は第1の表面の外側で且つ第1の
    表面よりも高く位置しており、 トロリーは、垂直軸と、第2レールの第2の表面に接触
    可能な環状軌道接触表面を下部に有して前記垂直軸に回
    転可能に配備された外側駆動ホイールと、外側駆動ホイ
    ールの環状軌道接触表面の直径よりも小さい直径の環状
    軌道接触表面を下部に有して前記垂直軸に回転可能に配
    備された内側駆動ホイールとから構成されており、内側
    駆動ホイールの最も内側の環状軌道接触表面は外側駆動
    ホイールの環状軌道接触表面よりも下に位置し、内側駆
    動ホイールと外側駆動ホイールは反対方向に独立して回
    転するようにしている、軌道とトロリー装置。
  13. 【請求項13】第1及び第2のレールの底面は、略同一
    の平面上にあって、軌道がC字状の溝型部材に取り付け
    られるようにしている請求の範囲第12項に記載の装置。
  14. 【請求項14】内側駆動ホイールの下面はテーパ状であ
    り、軸に最も近い内側駆動ホイールの環状表面は、軸か
    ら最も離れた内側駆動ホイールの環状表面よりも下に位
    置しており、外側駆動ホイールの下面は水平である請求
    の範囲第14項に記載の装置。
  15. 【請求項15】外側駆動ホイール内に形成された凹部
    に、内側駆動ホイールを軸に取り付けるための取付手段
    を配備している請求の範囲第12項に記載の装置。
  16. 【請求項16】軌道とトロリーの組合せであって、 軌道は、長手方向に伸びる第1のレール(43)と第2の
    レール(44)からなる平行なレールであって、該平行レ
    ールは上表面と下表面を有しており、第1のレール(4
    4)は長手方向に伸びる線状の上表面を有し、第2のレ
    ールは長手方向に伸びる線状の表面が第1の表面よりも
    高く位置し、両レールの下面は略同一の平面に揃えら
    れ、軌道をC字状の溝型部材の中に取り付けることがで
    きるようにしており、 トロリーは、垂直軸と、第2レールの長手方向に線状に
    伸びる表面に接触可能な環状軌道接触表面を下部に有
    し、前記垂直軸に回転可能に配備された外側駆動ホイー
    ルと、直径が外側駆動ホイールの環状軌道接触表面の直
    径よりも小さく第1レールに接触可能な環状軌道接触表
    面を下部に有し、前記垂直軸に回転可能に配備された内
    側駆動ホイールとから構成されており、内側駆動ホイー
    ルの最も内側の環状軌道接触表面は外側駆動ホイールの
    環状軌道接触表面よりも下に位置し、内側駆動ホイール
    と外側駆動ホイールは反対方向に独立して回転するよう
    にしている、軌道とトロリー装置。
  17. 【請求項17】第1レールは長手方向に水平に伸びる表
    面を有し、第1レール及び第2レールは共通のハウジン
    グに収容され、第1レール及び第2レールは一体に成形
    されている請求の範囲第16項に記載の装置。
  18. 【請求項18】外側駆動ホイール内に形成された凹部内
    に、内側駆動ホイールを垂直軸に取り付けるための取付
    手段を配備している請求の範囲第16項に記載の装置。
  19. 【請求項19】交差軌道、トロリー及び摺動パッドの組
    合せであって、 トロリーは、垂直軸と、垂直軸に回転可能に配備された
    第1の駆動ホイールと、垂直軸に回転可能に配備された
    第2の駆動ホイールとから構成され、 少なくとも2つの軌道部分を有し、各軌道部分は第1レ
    ールと第2レールの平行レールから構成され、 トロリーは平行レール間に配置され、 第1駆動ホイールは第1レールに回転可能に接触する
    が、第1レールと第2レールとの高さ間にギャップを残
    しており、 第2駆動ホイールは第2レールに回転可能に接触する
    が、第2レールと第1レールとの高さ間にギャップを残
    しており、 前記2つの軌道部分は交叉しており、軌道部分の少なく
    とも1つのレールとの間にギャップを形成しており、 摺動パッドを軌道のレールに取り付けるための手段を軌
    道交差部に配備し、 摺動パッドは、2つの交差した軌道部分のレールが角度
    をもって接合された各軌道交差部に取り付けられ、 摺動パッドは摩擦の小さい材料から作られており、 各摺動パッドはレール間の高さ方向の空間を占領して駆
    動ホイールとレールの接触を防いでおり、摺動パッドは
    駆動ホイールに接触して支持する、交差軌道、トロリー
    及び摺動パッドの組合せ。
  20. 【請求項20】第1駆動ホイールと第2駆動ホイール
    は、環状の接触表面を介して第1レールと第2レールに
    夫々接触しており、第1の環状接触表面は第2の環状接
    触表面よりも直径を大きくしている請求の範囲第19項に
    記載の組合せ。
  21. 【請求項21】第1駆動ホイールの下面は平らであり、
    トロリーが軌道内にあるとき、駆動ホイールと、少なく
    とも1つのレールの長手部分との間に、高さ方向に空間
    が形成されるようにしている請求の範囲第20項に記載の
    組合せ。
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