JPH0762905A - 建築物のトイレ床部のモジュール化工法 - Google Patents

建築物のトイレ床部のモジュール化工法

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JPH0762905A
JPH0762905A JP21656793A JP21656793A JPH0762905A JP H0762905 A JPH0762905 A JP H0762905A JP 21656793 A JP21656793 A JP 21656793A JP 21656793 A JP21656793 A JP 21656793A JP H0762905 A JPH0762905 A JP H0762905A
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JP
Japan
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building
floor
toilet
factory
construction
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Withdrawn
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JP21656793A
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English (en)
Inventor
Sunao Sasaki
直 佐々木
Mitsuhiro Taguchi
光浩 田口
Masaaki Fukunaga
正明 福永
Masatomi Sato
政富 里
Tetsuji Maruyama
哲司 丸山
Tatsuhiko Kato
辰彦 加藤
Suketaka Horie
相宇 堀江
Kazuo Kawase
和男 川瀬
Masami Shimizu
正己 清水
Mitsuo Yada
満雄 矢田
Masami Nakayori
正美 中寄
雄二 ▲槇▼野
Yuji Makino
Makoto Danzuka
信 段塚
Eiji Usami
栄二 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Toda Corp
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Toda Corp
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Toda Corp filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物のトイレ床部を一つのモジュールと
し、工場において可能な限り完成したユニットに製作
し、現地工事量を最小とし、安全性及び品質の向上、工
期の短縮が計る建築物のトイレ床部のモジュール化工法
を提供する。 【構成】 建築物の床材1を基盤とし、その床材の上側
にトイレ用必要衛生器具類5を取り付け、かつ床材1
と、床材1の下側に吊設した下の階の天井下地材8,9
との間に、衛生器具類用配管や、ダクト類及び電気配線
・配管類を配設したモジュールを工場で製作の上、建築
物の所定階の梁13〜15上に揚重し、所定の位置に接
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスビルなどの建
築物のトイレ床部を、必要な衛生器具およびその配管類
を含め、その下の階の天井下地材と共にモジュール化し
て、現場組付け作業などを最小にできる建築物のトイレ
床部のモジュール化工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築分野においては、熟練工不足
が大きな問題となっていると共に、高層のオフィスビル
などにおいては、工期の短縮をはかることが要求されて
いる。特に、オフィスビルのトイレットは各階に同様な
配置のものを設ける必要があるが、トイレット設備には
種々の衛生器具類とその配管類やダクト類を備える必要
があり、このようなトイレットユニットを据付ける際に
は、多くの職種の作業員による現場工事を要するため、
工期の問題と共に、品質上、安全性上の問題があった。
【0003】そこで、上記のごとき現地における作業量
を軽減するため各種の工法の開発が行われており、例え
ば、オフィスビルなどの基準階床部では、鉄骨小梁と配
管、ダクトなどをビル建築現場において組み立て、揚重
し、所定の位置に据付ける工法がすでに行なわれてい
る。しかしながら、上記の工法も作業環境の悪い現地で
の作業であり、その組立精度は悪く、しかもユニット化
する部品点数は限られており、トイレ床部の据付現場で
の作業量はそれほど減少せず、工期短縮の効果はあまり
期待できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来工
法の問題点を解決するためになされたものであり、その
目的とするところは、建築物のトイレ床部を一つのモジ
ュールとし、工場において可能な限り完成したユニット
に製作しておくことにより、現地工事量を最小とし、安
全性および品質の向上と共に、工期の短縮がはかれる建
築物のトイレ床部のモジュール化工法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のトイレ床部のモジュール化工法は、建築物
の床材を基盤とし、その床材の上側にトイレ用必要衛生
器具類を取り付け、かつその床材と、その床材の下側に
吊設した下の階の天井下地材との間に、上記衛生器具類
用配管ダクト類および電気配線・配管類を配設したモジ
ュールを工場で製作の上、建築物の所要階の梁上に揚重
し、所定の位置に接合することを特徴としている。
【0006】上記の工法においては、トイレ床材とその
下の階の天井下地材並びに可能であれば床下部小梁まで
を、工場でモジュール化することにより、工場での作業
量を極大化し、現地作業を最小にすることができ、建築
物の躯体建方とは独立した形でトイレ床材の据付けがで
きる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明のトイレ床部のモ
ジュール化工法を採用した実施例を説明するが、図1は
その一実施例に係る建築物のトイレ床材要部の概略側断
面図で、図2は図1のA−A方向の要部平面図、図3は
図1の要部拡大断面図である。
【0008】まず、図1および図2に示すオフィスビル
などの建築物の床材1は工場で製作されるものであり、
下面に鋼板4をはり、その上に多数の鉄筋2を入れてコ
ンクリート3を流し、上面に塩ビシートを張ったもので
ある。次に、この床材1を基盤とし、その床材1の上側
に、トイレ用必要衛生器具、例えば和風大便器5などを
工場で取り付けている。
【0009】そして、この床材1の下側に多数の吊りボ
ルト7で吊設した下の階の天井下地、例えば、図1の野
縁受材8に所定間隔で取付けた野縁バー9を、床材1と
平行面を形成するように配設するが、床材1と野縁受材
8との中間の各吊りボルト7にはふれ止め材10を介設
している。また、床材1と天井下地材の野縁受材8との
間には、上記衛生器具類用の上下水の配管や、ダクト類
および電気配線・配管類を工場で配設して床材1にトイ
レをユニット化したモジュールとして製作する。
【0010】一方、上記トイレ床部の工場でのモジュー
ル化の製作と平行して、建築物の柱12、梁13,1
4,15などの建方作業は建築現場で行なっておくもの
とする。そこで建方の梁13,14,15などの組付が
終了したら、工場で製作された上記モジュールを建方の
所定階の梁13,14,15などの上に揚重機クレーン
などを使用して揚重し、所定の位置決めの後、モジュー
ルの床材1の周縁の鉄筋2だけのコンクリート3を打設
していない部分と、梁13,14,15の上部およびそ
の周囲の壁部分とに、図1の矢印Mで示す斜線部のごと
く、コンクリートまたはモルタルなどを打設して床材1
を周囲に接合する。
【0011】以上によりモジュール化されたトイレ床部
の建築物の建方への組付け、接合の後、工場では取付け
できなかった器具類、例えば図1、図2に破線で示す洋
風大便器18、小便器19、さらには必要とされる間仕
切壁20等を床材1の上方に取り付け、それらの配管類
との継ぎ込みを行ない、さらに、床材1の下側にモジュ
ール化された下の階の天井用の野縁バー9に照明設備な
どと共に天井パネル21を取付ける。
【0012】以上のごとく、本発明の工法では建築物の
建方とは独立した形で、トイレ床部を工場製作によりモ
ジュール化し、それを所定階に揚重して据付けることに
なり、工場での作業量を極大化し、現地作業量および作
業人員を最小にすることができ、その結果、全体として
の輸送、揚重、据付けのための補強量および工事量を極
小化するものである。
【0013】なお、図1に床材1の下側に吊設した吊り
ボルト7は、図3の拡大断面図に示すように床材1の下
面に取り付けたL型材30とナット31を介して吊設
し、またL型材からなるふれ止め材10を、図4のごと
く結合材32を介してボルト33で吊りボルト7に取り
付けている。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の建築物の
トイレ床部のモジュール化工法によれば、トイレ床部を
工場でモジュール化するので、職種の輻輳する衛生器具
類の取付およびその配管工事などの現地工事量を最少限
に抑えることができ、現地での作業管理を単純化でき、
熟練工不足に対処できると共に、安全性および品質の向
上をはかることができる。また、工程を上手く組むこと
により、建方と設備工事とを平行に進捗でき、それだけ
工期の短縮がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレ床部のモジュール化工法を採用
した一実施例に係る建築物のトイレ床材要部を示す概略
側断面図である。
【図2】図1のA−A方向の要部平面図である。
【図3】図1の吊りボルト上部の要部拡大の断面図であ
る。
【図4】図1の吊りボルトとふれ止め材との結合部の要
部拡大の側面図である。
【符号の説明】
1 床材 13,14,15 梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 正明 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 里 政富 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 丸山 哲司 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社東京支店内 (72)発明者 加藤 辰彦 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社内 (72)発明者 堀江 相宇 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社東京支店内 (72)発明者 川瀬 和男 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社東京支店内 (72)発明者 清水 正己 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社内 (72)発明者 矢田 満雄 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社内 (72)発明者 中寄 正美 千葉市中央区新宿1−21−11 戸田建設株 式会社千葉支店内 (72)発明者 ▲槇▼野 雄二 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社内 (72)発明者 段塚 信 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社東京支店内 (72)発明者 宇佐美 栄二 東京都中央区京橋1−7−1 新八重洲ビ ル 戸田建設株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の床材を基盤とし、その床材の上
    側にトイレ用必要衛生器具類を取り付け、かつその床材
    と、その床材の下側に吊設した下の階の天井下地材との
    間に、上記衛生器具類用配管や、ダクト類および電気配
    線・配管類を配設したモジュールを工場で製作の上、建
    築物の所定階の梁上に揚重し、所定の位置に接合する建
    築物のトイレ床部のモジュール化工法。
JP21656793A 1993-08-31 1993-08-31 建築物のトイレ床部のモジュール化工法 Withdrawn JPH0762905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21656793A JPH0762905A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 建築物のトイレ床部のモジュール化工法

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JP21656793A JPH0762905A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 建築物のトイレ床部のモジュール化工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0762905A true JPH0762905A (ja) 1995-03-07

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ID=16690453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21656793A Withdrawn JPH0762905A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 建築物のトイレ床部のモジュール化工法

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JP (1) JPH0762905A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6303227B1 (en) 1997-07-16 2001-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lubricant composition magnetic recording medium, and process for producing magnetic recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6303227B1 (en) 1997-07-16 2001-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lubricant composition magnetic recording medium, and process for producing magnetic recording medium

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