JPH10212785A - 床用大型パネルの取付け構造 - Google Patents

床用大型パネルの取付け構造

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JPH10212785A
JPH10212785A JP1579197A JP1579197A JPH10212785A JP H10212785 A JPH10212785 A JP H10212785A JP 1579197 A JP1579197 A JP 1579197A JP 1579197 A JP1579197 A JP 1579197A JP H10212785 A JPH10212785 A JP H10212785A
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JP
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floor
floor panel
fixed
panel
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JP1579197A
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Yoshihide Harada
喜秀 原田
Fumihiko Nakamura
中村  文彦
Susumu Matsumoto
進 松本
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレースが不要で施工に手数がかからず、工
期が短縮でき、防音効果が高い、床用大型パネルの取付
け構造を提供する。 【解決手段】 床用大型パネルの取付け構造において、
床用大型パネルの補強鉄筋篭に固着され、該床用大型パ
ネルの四隅部の裏面の開口部に接続したナット状埋込み
金物と、前記床用大型パネルを取り付ける床用梁に固着
されたベース金物と、該ベース金物を貫通して、前記ナ
ット状埋込み金物に締結されるボルトとからなる。該床
用大型パネルは、枠型の床用梁の上に置いて、ナット状
埋込み金物とボルトとの締結により固定する。床用大型
パネルの周縁部の裏面が床用梁の上面に密着した状態
で、該床用大型パネルが床用梁に取り付けられ、かつ前
記周縁部の少なくとも一部の小口面に、垂直な条材また
はL型アングルの垂直面が密着した状態で、該垂直条材
またはL型アングルの下部が床用梁に固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅などの建築物
の床用梁に敷設する床用大型パネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軽量気泡コンクリートパネルの取
付け構造を、図17と図18に基づいて説明すると、以
下の通りである。
【0003】住宅などの建築物に軽量気泡コンクリート
パネル(ALCパネル)1などを取り付ける場合には、
外壁用、間仕切り壁用、床用として、幅が600mm
で、長さが2000〜3000mmで、厚さが100〜
150mm程度の汎用のALCパネル1を使用し、建築
物の躯体を構成する鉄骨の梁に金具で取り付ける。
【0004】この場合の床構造としては、図17のよう
に、ALCパネル1の長さの間隔で配設された型鋼の床
用梁2に、対角線状にブレース12を弛み無く敷設し、
水平剪断力を負担させる。
【0005】つぎに、図18のように、ALCパネル1
の角にあたる目地部に、金物4を床用梁2の上面に固着
する。そして、該金物4の上部4aに鉄筋5を通す。該
鉄筋5は、ALCパネル1の幅方向両側の角部、すなわ
ち上面と小口面との角に形成された溝9bを通る。該溝
9bとALCパネル1の長手方向の目地部9aとに、モ
ルタル3を注入して、相互に隣接するALCパネル1を
一体化する。
【0006】敷設したALCパネル1とモルタル3の上
面には、主にレベリング材を塗布して平滑な床面を形成
する湿式工法が採用され、さらに各種床材を取り付けて
仕上げる。また、予めALCパネル1の裏面に、断熱用
のボードを貼り付けておく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記湿式工法
では、建築現場で熟練した作業員が、溶接作業や、レベ
リング剤塗布作業とボードの貼り付け作業などを施行し
なければならない。そのため、手数がかかる問題ばかり
でなく、湿式工法の工期が長いという問題と、湿式工法
の施工費が高いという問題と、安全上の問題とがあっ
た。
【0008】他の工法としては、特殊な金具を使用し
て、乾式で施工する工法もあり、この場合には、工期は
短縮できるが、各ALCパネルを一体化するために目地
部にモルタルを注入することが困難で、防音効果が低下
する問題があった。
【0009】また、ALCパネルを上方から吊り込む場
合に、また、配管工事などで、床用梁に敷設したブレー
スが妨げとなる問題があった。
【0010】本発明の目的は、ブレースが不要で施工に
手数がかからず、工期が短縮でき、防音効果が高い、床
用大型パネルの取付け構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】床用大型パネルの取付け
構造において、床用大型パネルの補強鉄筋籠に固着さ
れ、該床用大型パネル裏面の開口部に接続したナット状
埋込み金物と、前記床用大型パネルを取り付ける床用梁
に固着されたベース金物と、該ベース金物を貫通して、
前記ナット状埋込み金物に締結されるボルトとからな
る。該床用大型パネルは、枠型の床用梁の上に置いて、
ナット状埋込み金物とボルトとの締結により、固定す
る。また、前記開口部は床用大型パネルの四隅部の裏面
に各々設けられる。
【0012】前記ベース金物を床用梁の上面に固着する
際に、前記ナット状埋込み金物とベース金物との間に隙
間を埋めるスペーサを配置するか、隙間を埋める段差を
有するイナヅマプレート型のベース金物とする。
【0013】また、床用大型パネルの周縁部の少なくと
も一部に沿って、L型アングルが配置され、該L型アン
グルの垂直面が床用大型パネルの小口面に密着し、該L
型アングルの水平面が床用大型パネルの裏面に密着した
状態で、該L型アングルが床用梁に固着される。
【0014】または、床用大型パネルの小口面の少なく
とも一部に沿って、垂直な条材が配置され、該垂直条材
の下部が床用梁に固着される。
【0015】または、床用大型パネルの周縁部の裏面が
床用梁の上面に密着した状態で、該床用大型パネルが床
用梁に取り付けられ、かつ前記周縁部の少なくとも一部
の小口面に、垂直な条材またはL型アングルの垂直面が
密着した状態で、該垂直条材またはL型アングルの下部
が床用梁に固着される。
【0016】また、床用大型パネルの四隅の小口面に、
または、四辺の中央の小口面に、または全周の小口面
に、前記垂直条材またはL型アングルの垂直面が密着し
た状態で、該垂直条材またはL型アングルの下部が床用
梁に固着される。
【0017】前記ナット状埋込み金物に代えてパイプ状
埋込み金物を床用大型パネルに埋め込み、床用大型パネ
ルの両面の開口部に接続して、ボルトとナットでパイプ
状埋込み金物を締結することにより、床用大型パネルを
床用梁に固着してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による床用大型パネルの取
付け構造は、床用大型パネルの四隅部の裏面の開口部と
連通する穴を有する床用大型パネル内のナット状埋込み
金物と、枠型の床用梁から水平方向に突出して固着され
ているベース金物とを有し、ボルトと前記ナット状埋込
み金物とを固着して、該床用大型パネルを床用梁に取り
付ける。
【0019】また、本発明による床用大型パネルの取付
け構造は、床用大型パネルの四隅部の上面の開口部と裏
面の開口部とに連通する床用大型パネル内のパイプ状埋
込み金物と、枠型の床用梁から水平方向に突出して固着
されているベース金物とを有し、ボルトとナットとで前
記パイプ状埋込み金物とベース金物を固着して、該床用
大型パネルを床用梁に取り付ける。
【0020】また、本発明による床用大型パネルの取付
け構造は、床用梁の上面に取り付けたL型アングルを有
し、床用大型パネルの小口裏面全周縁を、または床用大
型パネルの小口裏面の四辺のそれぞれ一部を、または床
用大型パネルの小口裏面の四隅を、該L型アングルの垂
直部に密着させて、該床用大型パネルを床用梁に取り付
ける。
【0021】また、本発明による床用大型パネルの取付
け構造は、床用梁の上面に取り付けた垂直な条材を有
し、床用大型パネルの裏面の全周縁を床用梁の上面に密
着させ、該床用大型パネルの小口面の全部または一部を
該垂直条材の垂直面に密着させて、該床用大型パネルを
床用梁に取り付ける。
【0022】前記埋込み金物を埋設した床用大型パネル
を、上記の形態のL型アングルや条材に添わせて床用梁
上に設置した後に、ボルトで固着するのが好ましい。
【0023】上記L型アングルの垂直部や条材の高さ
が、パネルの厚さと同等以下でかつ1/3程度以上で、
長さが当該パネルの小口面の長さの1/4程度以上であ
ることが望ましい。
【0024】また、床用大型パネルに埋設する埋込み金
物には、上下端部に鍔を設けて、補強鉄筋籠に強固に固
着するのが好ましい。なお、床用大型パネルの表面に
は、座金とボルトとナットとが突出しないような座繰り
を設けておくことが望ましい。
【0025】なお、床用大型パネルの四辺のそれぞれ一
部をL型アングルに密着させて固着する場合と、床用大
型パネルの四隅をL型アングルに密着させて固着する場
合とでは、床用大型パネルの当該部分の裏面をL型アン
グルの厚さに合わせて削り、残りの縁部の裏面を床用梁
の上に密着させ、取り付けると、防音効果が向上する。
あるいは、当該部分以外で床用梁の上部にあたる床用大
型パネルの裏面か、それに面した床用梁の上面に、L型
アングルの厚さよりもやや厚いクッション材を貼り付け
ておけば、床用大型パネルを削る必要がない。
【0026】以上の結果、床用大型パネルに水平剪断力
を負担させることができるので、床用梁のブレースが不
要となり、ブレースの敷設の資材や、手数が省略できる
ばかりでなく、床用大型パネルを吊り込む場合に、ま
た、配管工事などで、妨げとならない。また、本発明の
床用大型パネルは寸法が大きいため、敷設枚数が少な
く、目地も少なくなるため、床を構成する際の工数が大
幅に削減でき、工期が大幅に短縮でき、床は優れた防音
特性を有する。さらに、床用大型パネルの裏面に予め断
熱ボードなどを貼り付けたり、乾式の工法で施工すれ
ば、施工が容易で一層工期を短縮することができる。
【0027】なお、本発明の床用大型パネルの素材に
は、ALCパネル、PCパネル、軽量コンクリートパネ
ルなどが適用可能である。たとえば、ALCパネルを適
用した床用大型パネルは、幅が900〜2400mm
で、長さが1800〜4500mmで、厚さが120〜
150mmであり、望ましくは幅が1800〜2200
mmで、長さが3000〜4200mmであり、該床用
大型パネルの四隅部の裏面の開口部に挿入する埋込み金
物が、2段の補強鉄筋籠に強固に固着されて埋設されて
いるものが好適である。
【0028】また、床用大型パネルを固着した時に、前
記埋込み金物と前記ベース金物との摩擦力を大きくし、
床用大型パネルの水平方向の剛性を向上させるために、
床用大型パネルの裏面と同一面の鉄板を埋込み金物に固
着させておくことが望ましい。
【0029】さらに、床用大型パネルの固着用のボルト
は、ハイテンションボルトなどを使用することが望まし
い。
【0030】
【実施例】本発明の実施例を、図に基づいて説明すると
以下の通りである。
【0031】図1は、本発明の実施例の床構造を示す一
部破断斜視図で、図2は、図1のII−II矢視図である。
【0032】図5は、床用大型パネルの一部破断斜視図
である。図6は、図5の床用大型パネルに使用される埋
込み金物用鉄板あるいは鍔の要部の平面図である。図7
は、図6のVII −VII 矢視図である。
【0033】ALCパネルからなる床用大型パネル10
は、幅が2100mmで、長さが4200mmで、厚さ
が125mmで、四隅部に埋込み金物8が埋設されてい
る。該埋込み金物8は、ボルトをねじ込める穴を有し、
補強鉄筋籠15に2段に溶接固着されており、また床用
大型パネル10の裏面と同一面に、鉄板8aが固着され
ている。この鉄板8aは、埋込み金物8の鍔としてもよ
い。埋込み金物8の穴は、床用大型パネル10の裏面の
開口部と連通している。また一方の短辺側小口面には、
床用大型パネル10をハンドリングする際に、吊り具
(図示せず。)のボルト部を固着させるナット11が開
口し、基部が前記補強鉄筋籠15に固着された状態で埋
設されている。
【0034】一方、建築物の躯体となる柱には、水平な
床用梁2と2aが、床用大型パネル10の長さと、幅の
間隔で枠型にあるいは格子状に取り付けられている。さ
らに、前記床用大型パネル10の埋込み金物8に対応す
る床用梁2aの位置に、ルーズ孔のあるイナヅマプレー
ト形ベース金物14が、水平方向の4箇所に突出する形
で、床用梁2と2aの上面と同水準をなして、床用梁2
aに固着されている。前記床用大型パネル10の裏面の
全周が、該床用梁2と2aに密着した状態で置かれ、前
記ベース金物14の穴を貫通するボルト16が、床用大
型パネル10の埋込み金物8にねじ止めされる。
【0035】本実施例の床構造では、床用大型パネル1
0の四隅部に、裏面の開口部に連通する埋込み金物8を
配置し、床用梁2aから水平方向に突出して固着されて
いるイナヅマ形ベース金物14に、該床用大型パネル1
0をボルト16と前記埋込み金物8とで固着することに
より、該床用大型パネル10で水平剪断力を負担させる
ことができる。それにより、床用梁のブレースが不要と
なり、ブレースの敷設の資材や、手数が省略できるばか
りでなく、床用大型パネル10を吊り込む場合に、ま
た、配管工事などで、妨げとならない。
【0036】組立てに際しては、予め工場では、床用梁
2aの所望位置に、ベース金物14を溶接しておき、建
築現場では、図示していない吊り具を、床用大型パネル
10の小口面に埋設されているナット11にねじ止めし
て、クレーンで吊り上げ、前述の床用梁2と2aの上方
から吊り込む。そして、床用大型パネル10を床用梁2
と2aとベース金物14の上に位置決めして設置した
ら、吊り具を外し、ボルト16をベース金物14の裏面
から貫通して、床用大型パネル10に埋設された埋込み
金物8にねじ止めして、床用大型パネル10を敷設す
る。
【0037】順次、床用大型パネル10を敷設してか
ら、隣接する床用大型パネル10の目地部にコーキング
材17を充填すれば、床が完成する。その後、必要に応
じて、該床の表面にレベリング材を塗布して、板やカー
ペットなどの仕上げ材を貼り付ければ作業は終了する。
また、床用大型パネル10の裏面に予め断熱材を貼り付
けたり、床用大型パネル10を敷設する際に、床用大型
パネル10と床用梁2または床用梁2aとの間にゴム条
などのクッション材を挟めば、断熱性と防音性に優れた
床となる。
【0038】図3は、本発明の実施例の床構造を示す一
部破断斜視図で、図4は、図3のIV−IV矢視図である。
【0039】床用大型パネル10を構成するALCパネ
ルの寸法と構造は、前記実施例のALCパネルの場合と
同じである。また、ベース金物14は、平板形で、床用
梁2aの上フランジの裏面に溶接されており、この平板
形ベース金物14と床用大型パネル10の裏面との間に
は、上フランジの厚さとほぼ同じ厚さの、板状のスペー
サ19が挟まれている。
【0040】前記実施例と同様に、予め工場では、床用
梁2aの所望位置に、ルーズ孔が穿孔されているベース
金物14を溶接しておき、床用大型パネル10をクレー
ンで吊り上げて、前述の床用梁2と2aの上方から吊り
込む。そして、床用大型パネル10を床用梁2と2aの
上の所望位置に設置したら、吊り具を外し、ボルト16
をベース金物14の裏面から貫通して、床用大型パネル
10に埋設された埋込み金物8にねじ止めして、床用大
型パネル10を敷設する。この時、床用大型パネル10
の裏面と、ベース金物14との間に、スペーサ19を挟
んで、締め付ける。
【0041】他の取付け工法として、床用大型パネル1
0の裏面に予めベース金物14を、スペーサ19を挟ん
でボルト16で仮に緩くねじ止めしておき、該床用大型
パネル10を前述と同様に、クレーンで吊り上げて、前
述の床用梁2と2aの上方から吊り込む。そして、床用
大型パネル10を床用梁2と2aの上の所望位置に設置
したら、吊り具を外し、ベース金物14を床用梁2aの
上フランジの裏面に溶接して、ボルト16をベース金物
14の裏面から貫通して、床用大型パネル10に埋設さ
れた埋込み金物8にねじ止めして、床用大型パネル10
を固着する。この工法では、ベース金物14を予め床用
大型パネル10に取り付けておくので、床用大型パネル
10に対する埋込み金物8の位置精度が良くなくても、
床用大型パネル10の固着に対応することができる。
【0042】図6は、埋込み金物8の鍔の変形であり、
図5に示すように、補強鉄筋籠15に取り付けやすくな
っている。
【0043】図8は本発明の床用大型パネルの一部破断
斜視図である。図9は、図8の床用大型パネルに埋設す
るパイプと座金の斜視図である。図10は、パイプと座
金の床用大型パネルへの取付け構造の断面図である。
【0044】この実施例に使用するALCパネルは10
は、幅が2100mmで、長さが4200mmで、厚さ
が125mmで、四隅部には上面と裏面に貫通して開口
する穴を有し、該開口部に連通し、上下端部に鍔が固着
されているパイプ20が埋設されており、該パイプ20
は、補強鉄筋籠15および直交する鉄筋に溶接固着され
ている。また、床用大型パネル10の表面には後述する
座金21とボルト16の先端が突出しないように、座繰
り10bが設けてあり、さらに一方の短辺側小口面に
は、該床用大型パネル10をハンドリングする際に、図
示していない吊り具のボルトをねじ止めするナットが埋
設されている。
【0045】本実施例の床構造では、床用大型パネル1
0の四隅部に上面と裏面の開口部に連通するパイプ20
を配置し、床用梁2aから水平方向に突出して固着され
ているベース金物14に、該床用大型パネル10をボル
ト16とナット23とで固着することにより、該床用大
型パネル10で水平剪断力を負担させることができる。
それにより、床用梁のブレースが不要となり、ブレース
の敷設の資材や、手数が省略できるばかりでなく、床用
大型パネル10を吊り込む場合に、また、配管工事など
で、妨げとならない。
【0046】該床用大型パネルの敷設方法は前実施例と
同じにし、ベース金物14の裏面から、ハイテンション
ボルト16が、スペーサ19およびパイプ20と座金2
1とを貫通し、床用大型パネル10の座繰り10bで、
ナット23にねじ止めされる。また、前記パイプ20
は、ボルト16の位置ずれに対応可能なように、内径を
大きくし、パイプ20とボルト16との空隙部にはグラ
ウト22が充填される。しかし、前記ベース金物14の
ルーズ孔をボルト16の位置ずれに対応可能にすれば、
パイプ20の内径は、ハイテンションボルト16の外径
よりもやや大きい寸法にでき、前記空隙部が小さいの
で、グラウトを充填する必要はない。
【0047】この床構造を構成する方法は、並列する2
つの床用梁2の相対する位置に、ベース金物14を溶接
しておき、次に図示していない吊り具を床用大型パネル
10の小口面に埋設されているナットにねじ止めして、
クレーンで吊り上げ、前述の床用梁2と2aの上方から
吊り込む。そして、床用大型パネル10を、床用梁2と
2aの上の所望位置に位置決めして敷設したら、吊り具
を外し、ベース金物14の裏面から、ハイテンションボ
ルト16を、スペーサ19およびパイプ20と座金21
とに貫通し、床用大型パネル10の座繰り10bで、ナ
ット23にねじ止めする。そのとき、前記パイプ20と
ハイテンションボルト16との間の空隙部に、グラウト
注入口24からグラウト22を充填する。
【0048】図11は、本発明の実施例の床構造を示す
一部破断斜視図である。図12は、図11のXII −XII
矢視図である。
【0049】この実施例に使用する床用大型パネル10
は、幅が2100mmで、長さが4200mmで、厚さ
が125mmで、四隅部には裏面の開口部に連通し、補
強鉄筋籠に固着された埋込み金物が埋設されている。床
用大型パネル10の裏面には、ベース金物14がボルト
16で前記埋込み金物にねじ止めされている。また、一
方の短辺側小口面には図示していない吊具のボルトをね
じ止めするナットを埋設している。
【0050】一方、建築物の躯体となる柱には、水平な
床用梁2と2aが幅と長さ寸法の間隔で格子状に取り付
けられており、前記床用大型パネル10の裏面全周部
が、該床用梁2と2aに密着させた状態で敷設され、前
記ベース金物14が、床用梁2aの上フランジを挟持し
て固定される。一方、厚さが6mmで、高さが50mm
の垂直な条材13が、床用大型パネル10の全周小口面
に密着した状態で、その基部が床用梁2と2aの上面に
固定されているので、水平方向に剪断力が作用しても、
床用大型パネル10がずれたり、部分破壊することがな
い。
【0051】この床構造を構成する方法は、前述した実
施例のいづれかの工法で床用大型パネル10を敷設した
後に、条材13の垂直面を床用大型パネル10の全周小
口面に密着させた状態で、基部を床用梁2と2aの上面
に溶接固着する。なお、条材13は直交する2つの床用
梁2と2aの上面に予め溶接しておき、床用大型パネル
10を該条材13に密着させて位置決めしてから、他の
2つの床用梁2と2aの上面に条材13を溶接固着して
もよい。
【0052】図13は、本発明の実施例の床構造を示す
一部破断斜視図である。図14は、図13のXIV −XIV
矢視図である。
【0053】床用大型パネル10や、床用梁2と2aへ
の取付構造は、前実施例と同様であるが、厚さが6mm
で、高さが50mmで、長さが1000mmの垂直な条
材13が、床用大型パネル10の四辺小口面の各中央部
に密着した状態で、その基部が床用梁2と2aの上面に
固着されている。この床を構成する工法については、前
述の実施例と同様である。
【0054】図15は、本発明の実施例の床構造を示す
一部破断斜視図である。図16は、図15のXVI −XVI
矢視図である。
【0055】床用大型パネル10や、床用梁2と2aへ
の取付構造は、前実施例と同様であるが、厚さが6mm
で、高さが50mmで、長さが500mmのL型アング
ル18の垂直面が、床用大型パネル10の四隅小口面に
密着した状態で、その水平面が床用梁2と2aの上面に
固着されている。さらに、床用梁2と2aの上面と、床
用大型パネル10との間には、前記L型アングル18の
水平面以外の縁部に、厚さが10mmで、幅が70mm
のゴム製クッション材25が挟まれており、防音を強化
すると共に、床用大型パネル10の裏面の全周が密着す
るようになっている。
【0056】この床を構成する方法は、前述の実施例と
ほぼ同様であるが、床用梁2と2aの上面のL型アング
ル18の固着部分以外、または床用大型パネル10の裏
面の所望位置に、前記クッション材25を予め貼り付け
ておく。
【0057】L型アングルを床用梁の上面に取り付け、
床用大型パネルの裏面全周縁を、または床用大型パネル
の裏面の四辺のそれぞれ一部を、または床用大型パネル
の裏面の四隅を、該L型アングルの上に密着させて、該
床用大型パネルを設置する。または、垂直な条材を床用
梁の上面に固着し、床用大型パネルの全周縁を床用梁の
上面に密着させ、該垂直条材の垂直面と、該床用大型パ
ネルの小口面、または該床用大型パネルの小口面の一
部、または床用大型パネルの四隅近傍の小口面とが密着
して、該床用大型パネルを設置する。このことにより、
床用大型パネルで水平剪断力を負担させることができる
ので、床用梁のブレースが不要となり、ブレースの敷設
の資材や、手数が省略できるばかりでなく、床用大型パ
ネルを吊り込む場合に、また、配管工事などで、妨げと
ならない。
【0058】いずれの工法でも、ベース金物を床用梁の
上フランジの裏面に溶接するので、溶接長さを大きくす
ることができる。
【0059】なお、実施例では床用大型パネルの全周を
床用梁に密着させたが、必ずしも全周を密着させる必要
はなく、少なくとも、相対する2辺を床用梁に密着させ
ればよい。
【0060】そして、いづれの実施例でも、順次床用大
型パネルを敷設してから、隣接する床用大型パネルの目
地部にコーキング材を充填すれば、床が完成する。その
後、必要に応じてこの床の表面にレベリング材を塗布し
て、板やカーペットなどの仕上げ材を貼り付ければ、作
業は終了する。
【0061】なお、床用梁にベース金物を固着する床用
大型パネルの取付構造では、床用梁のフランジ幅が長け
れば、床用大型パネルを直接上フランジにねじ止めして
もよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の床
用大型パネルの取付け構造では、床用大型パネルで水平
剪断力を負担させることができるので、床用梁のブレー
スが不要となり、ブレースの敷設の資材や、手数が省略
できるばかりでなく、床用大型パネルを吊り込む場合
に、また、配管工事などで、妨げとならない。
【0063】また、本発明の床用大型パネルは寸法が大
きいため、敷設枚数が少なく、目地も少ないため、床を
構成する際の工数が大幅に削減でき、工期が大幅に短縮
できて、床は優れた防音特性を有する。さらに、床用大
型パネルの裏面に、予め断熱ボードなどを貼り付けた
り、乾式の工法で施工すれば、施工が容易で、一層工期
を短縮することができる。また、床用大型パネルと床用
梁との間にクッション材を挟めば防音性が一層向上す
る。
【0064】なお、本発明には、ALCパネル、PCパ
ネル、軽量コンクリートパネルなどが適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の床構造を示す一部破断斜視図
である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明の実施例の床構造を示す一部破断斜視図
である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】本発明の実施例にかかる床用大型パネルの一部
破断斜視図である。
【図6】図5の床用大型パネルに使用される埋込み金物
の要部の平面図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視図である。
【図8】本発明の実施例にかかる床用大型パネルの一部
破断斜視図である。
【図9】図8の床用大型パネルに埋設するパイプと座金
の斜視図である。
【図10】図9のパイプと座金の床用大型パネルへの取
付け構造の断面図である。
【図11】本発明の実施例の床構造を示す一部破断斜視
図である。
【図12】図11のXII −XII 矢視図である。
【図13】本発明の実施例の床構造を示す一部破断斜視
図である。
【図14】図13のXIV −XIV 矢視図である。
【図15】本発明の実施例の床構造を示す一部破断斜視
図である。
【図16】図15のXVI −XVI 矢視図である。
【図17】従来の床構造を示す斜視図である。
【図18】従来のALCパネルの取付け構造を説明する
一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 ALCパネル 2、2a 床用梁 3 モルタル 4 金物 5 鉄筋 8 埋込み金物 8a 鉄板 9a 目地部 9b 溝 10 床用大型パネル 11 ナット 12 ブレース 13 条材 14 ベース金物 15 補強鉄筋籠 16 ボルト 17 コーキング材 18 L型アングル 19 スペーサ 20 パイプ 21 座金 22 グラウト 23 ナット 24 グラウト注入口 25 クッション材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強鉄筋籠を有し、一面に開口部を有す
    る床用大型パネルにおいて、前記補強鉄筋籠に固着され
    て、前記開口部に接続するナット状埋込み金物が埋め込
    まれている床用大型パネル。
  2. 【請求項2】 補強鉄筋籠を有し、両面に開口部を有す
    る床用大型パネルにおいて、前記補強鉄筋籠に固着され
    て、前記開口部に接続するパイプ状埋込み金物が埋め込
    まれている床用大型パネル。
  3. 【請求項3】 床用大型パネルの補強鉄筋籠に固着さ
    れ、該床用大型パネルの一面の開口部に接続したナット
    状埋込み金物と、前記床用大型パネルを取り付ける床用
    梁に固着されたベース金物と、該ベース金物を貫通し
    て、前記ナット状埋込み金物に締結されるボルトとから
    なる床用大型パネルの取付け構造。
  4. 【請求項4】 補強鉄筋籠を有する床用大型パネルを、
    枠型の床用梁の上に置いて固定する床用大型パネルの取
    付け構造において、床用大型パネルの四隅部の裏面に各
    々開口部が設けられ、補強鉄筋籠に固着されたナット状
    埋込み金物が開口部と接続し、前記開口部に対向する穴
    を有するベース金物が前記床用梁に固着され、該ベース
    金物の穴と、開口部とを貫通するボルトが前記ナット状
    埋込み金物に締結されていることを特徴とする床用大型
    パネルの取付け構造。
  5. 【請求項5】 床用大型パネルの補強鉄筋籠に固着さ
    れ、該床用大型パネルの両面の開口部に接続したパイプ
    状埋込み金物と、前記床用大型パネルを取り付ける床用
    梁に固着されたベース金物と、該ベース金物と前記パイ
    プ状埋込み金物を貫通して、締結されるボルトとナット
    とからなる床用大型パネルの取付け構造。
  6. 【請求項6】 補強鉄筋籠を有する床用大型パネルを、
    枠型の床用梁の上に置いて固定する床用大型パネルの取
    付け構造において、床用大型パネルの四隅部の両面に各
    々開口部が設けられ、補強用鉄筋籠に固着されたパイプ
    状埋込み金物が両面の開口部と接続し、前記開口部に対
    向する穴を有するベース金物が前記床用梁に固着され、
    該ベース金物の穴と前記パイプ状埋込み金物とを貫通し
    て、締結されるボルトとナットとからなる床用大型パネ
    ルの取付け構造。
  7. 【請求項7】 床用大型パネルの周縁部が、床用梁の上
    側フランジの上面に置かれ、該上側フランジの下面に、
    ベース金物が固着され、前記ナット状埋込み金物とベー
    ス金物の間に前記上側フランジの厚さと同じ厚さのスペ
    ーサが配置されている請求項3〜6のいづれかに記載の
    床用大型パネルの取付け構造。
  8. 【請求項8】 床用大型パネルの周縁部が、床用梁の上
    側フランジの上面に置かれ、該上側フランジの下面に、
    前記上側フランジの厚さに相当する段差を有するイナヅ
    マプレート型のベース金物が固着されている請求項3〜
    6のいづれかに記載の床用大型パネルの取付け構造。
  9. 【請求項9】 床用大型パネルの周縁部の少なくとも一
    部に沿って、L型アングルが配置され、該L型アングル
    の垂直面が床用大型パネルの小口面に密着し、該L型ア
    ングルの水平面が床用大型パネルの裏面に密着した状態
    で、該L型アングルが床用梁に固着されている請求項3
    〜6のいづれかに記載の床用大型パネルの取付け構造。
  10. 【請求項10】 床用大型パネルの小口面の少なくとも
    一部に沿って、垂直な条材が配置され、該垂直条材の垂
    直面が床用大型パネルの小口面に密着し、該垂直条材の
    下部が床用梁に固着されている請求項3〜6のいづれか
    に記載の床用大型パネルの取付け構造。
  11. 【請求項11】 床用大型パネルの周縁部の裏面が床用
    梁の上面に密着した状態で、該床用大型パネルが床用梁
    に取り付けられ、かつ前記周縁部の少なくとも一部の小
    口面に、垂直な条材またはL型アングルの垂直面が密着
    した状態で、該垂直条材またはL型アングルの下部が床
    用梁に固着されている床用大型パネルの取付け構造。
  12. 【請求項12】 床用大型パネルの四隅の小口面に、前
    記垂直条材またはL型アングルの垂直面が密着した状態
    で、該垂直条材またはL型アングルの下部が床用梁に固
    着されている請求項11に記載の床用大型パネルの取付
    け構造。
  13. 【請求項13】 床用大型パネルの四辺の中央の小口面
    に、前記垂直条材またはL型アングルの垂直面が密着し
    た状態で、該垂直条材またはL型アングルの下部が床用
    梁に固着されている請求項11に記載の床用大型パネル
    の取付け構造。
  14. 【請求項14】 床用大型パネルの全周の小口面に、前
    記垂直条材またはL型アングルの垂直面が密着した状態
    で、該垂直条材またはL型アングルの下部が床用梁に固
    着されている請求項11に記載の床用大型パネルの取付
    け構造。
  15. 【請求項15】 床用大型パネルの周縁部の裏面が床用
    梁の上面に密着した状態で、該床用大型パネルが床用梁
    に取り付けられ、かつ前記周縁部の少なくとも一部の小
    口面に、垂直な条材またはL型アングルの垂直面が密着
    した状態で、該垂直条材またはL型アングルの下部が床
    用梁に固着されている請求項3〜6のいづれかに記載の
    床用大型パネルの取付け構造。
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JP2020111995A (ja) * 2019-01-16 2020-07-27 大成建設株式会社 仮設内部支保工の固定治具
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