JPH0762769B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH0762769B2
JPH0762769B2 JP62108625A JP10862587A JPH0762769B2 JP H0762769 B2 JPH0762769 B2 JP H0762769B2 JP 62108625 A JP62108625 A JP 62108625A JP 10862587 A JP10862587 A JP 10862587A JP H0762769 B2 JPH0762769 B2 JP H0762769B2
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洋和 松尾
宏泰 長門
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ミノルタ株式会社
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機、イメージリーダ等の画像処理装置に
付設される自動原稿搬送装置、特に原稿搬送の制御機構
に関する。
[従来技術とその問題点] 近年、複写に要する時間のうち、原稿の交換に要する時
間を短縮すると共に、原稿交換という煩雑な手間を省略
するために、自動原稿搬送装置(以下、ADFと記す)を
備えた複写機が種々開発され、実用化されている。この
種のADFが複写に関する間接経費(時間,手間)の低減
策とすると、直接経費(複写紙,トナー等の消耗品)の
低減策としては、2枚の原稿を1枚の複写紙の両面にコ
ピーする両面複写や、2枚の原稿を原稿1枚分の大きさ
の複写紙の片面に縮小して複写する方法(2原稿片面複
写)等がある。前者の両面複写では、複写紙は1枚で済
むがトナーは2枚分必要になる。これに対し、後者の2
原稿片面複写では、複写紙,トナー共に1枚分で済み経
済的である。さらに、両者を組み合わせると、4枚の原
稿を1枚の複写紙の両面に複写することができ、極めて
経済的である。
ところで、従来種々提供されているADFは、原稿を1枚
ずつ原稿台ガラス(プラテン)上に搬送するものであ
り、2原稿片面複写を行なうには、オペレータがいちい
ち原稿を原稿台ガラス上に並べねばならず、手間と時間
が何ら改善されてはいない。
これらの改善策として、2枚の原稿を原稿台ガラス上に
搬送方向に並列に給送可能としたADFが、例えば、特開
昭60-2942号公報、実開昭60-84945号公報、特開昭60-93
462号公報に開示されている。
しかしながら、これらのADFでは原稿排出時に問題点を
有している。即ち、2枚の原稿は隙間なく並置されてい
るため、2枚の原稿を原稿台ガラス上からそのまま排出
すると、2枚目の原稿の先端が1枚目の原稿の後端を押
すこととなり、排出トレイ上での整列あるいはページ揃
えが乱れてしまうおそれがある。
[問題点を解決するための手段] 以上の問題点を解決するため、本発明は、プラテン上か
らの原稿排出時に、1枚目の原稿と2枚目の原稿との間
隔をあけて順次排出することに着目してなされた。
具体的には、本発明は、プラテン上の第1位置とこの第
1位置と原稿搬送方向に隣接する第2位置とに渡って張
架され、連続する2枚の原稿を前記第1位置及び第2位
置に並置して停止させ、かつ、露光動作の終了後にプラ
テン上より原稿を排出する原稿搬送ベルトと、原稿搬送
ベルトによってプラテン上より排出される原稿を受け取
ってトレイ上に排出する排出手段とを備えた自動原稿搬
送装置において、前記原稿搬送ベルトによるプラテン上
からの原稿排出速度より、前記排出手段によるトレイへ
の原稿排出速度を速くしたことを特徴とする。
[作用] 本発明においては、原稿搬送ベルトの原稿排出速度より
も排出手段の原稿排出速度が速く設定されていることに
より、1枚目の原稿と2枚目の原稿の間隔があけられ
る。
以上の如く、2枚の原稿はプラテン上からの排出時に間
隔をあけて排出され、2枚目の原稿の先端が1枚目の原
稿の後端を押すことがなく、排出トレイ上での整列ある
いはページ揃えが乱れることが確実に防止される。
[実施例] 以下、本発明に係る自動原稿搬送装置(ADF)の実施例
につき添付図面に従って説明する。このADFは複写機本
体(1)の上面に設置されたもので、まず、複写機につ
いてその概略を説明する。
(複写機の概略構成及び動作) 第1図において、複写機本体(1)は再給紙通路ボック
ス(60)上に設置され、左側には給紙部、右側には両面
・合成ユニット(70)とソータ(90)とが設置されてい
る。
複写機本体(1)の略中央部には、感光体ドラム(10)
が矢印(a)方向に一定の周速度(V)で回転駆動可能
に設置されている。この感光体ドラム(10)の周囲に
は、メインイレーサ(11)、帯電チャージャ(12)、サ
ブイレーサ(13)、磁気ブラシ式の現像装置(14)、転
写チャージャ(15)、シート分離チャージャ(16)、ブ
レード方式のクリーニング装置(17)が順次配置されて
いる。感光体ドラム(10)は表面に周知の感光体層を設
けたもので、矢印(a)方向への回転に伴って、1回の
複写ごとに、メインイレーサ(11)、帯電チャージャ
(12)、サブイレーサ(13)にて除電,帯電,不要部分
の除電をされ、光学系(20)による画像露光を受け、そ
の表面に形成された静電潜像は現像装置(14)にてトナ
ー画像とされる。
光学系(20)は、原稿台ガラス(19)の下方で原稿像を
走査可能に設置したので、露光ランプ(21)、第1ミラ
ー(22)、第2ミラー(23)、第3ミラー(24)、投影
レンズ(25)、第4ミラー(26)とから構成されてい
る。露光ランプ(21)と第1ミラー(22)とは一体的に
ブロック化され、感光体ドラム(10)の周速度(V)
(等倍・変倍に拘わらず一定)に対して(V/m:mは複写
倍率)の速度で矢印(b)方向に移動可能である。第2
ミラー(23)と第3ミラー(24)とは一体的にブロック
化され、(V/2m)の速度で矢印(b)方向に移動可能で
ある。なお、複写倍率の変更に際しては、レンズ(25)
が光軸上で移動すると共に、第4ミラー(26)が移動か
つ揺動して光路を補正する動作を伴う。
複写紙は、複写機本体(1)の左側に設けた固定式の自
動給紙カセット(30)及び着脱式の自動給紙カセット
(35)内に収容されており、いずれかの給紙ローラ(3
1),(36)が選択的には回転駆動されることにより、
1枚ずつ給紙される。また、カセット(30)の上面は手
差し給紙部(32)とされており、ここから複写紙を1枚
ずつ給紙可能である。カセット(30)及びその手差し給
紙部(32)から給紙された複写紙は一対の搬送ローラ
(33)を通じて一対のタイミングローラ(40)まで搬送
され、カセット(35)から給紙された複写紙は直接タイ
ミングローラ(40)まで搬送され、ここで一旦待機す
る。複写紙はタイミングローラ(40)にて前記感光体ド
ラム(10)の表面に形成される画像と同期をとって転写
部へ送り出されて感光体ドラム(10)に密着し、転写チ
ャージャ(15)のコロナ放電にてトナー画像が転写さ
れ、分離チャージャ(16)の交流コロナ放電とシート自
身の腰の強さにて感光体ドラム(10)から分離される。
その後、複写紙はエアーサクション手段(42)を備えた
搬送ベルト(41)上に吸引されつつ定着装置(43)へ送
り込まれ、トナー画像の定着を施され、一対の排出ロー
ラ(44)から排出される。
一方、転写後の感光体ドラム(10)はクリーニング装置
(17),メインイレーサ(11)にてその表面に残留する
トナー及び電荷を除去され、次の複写工程に備える。
(複写紙サイズの検出) 前記給紙部にはマイクロスイッチ(SW1)〜(SW4),
(SW5),(SW6)〜(SW9),(SW10)が設置されてい
る。スイッチ(SW1)〜(SW4),(SW6)〜(SW9)は複
写紙の幅方向規制板等の位置に対応してオン,オフし、
そのオン,オフの組合わせに応じた4ビットのコードに
基づいて、カセット(35)及び(30)にセットされてい
る複写紙のサイズと給紙方向に対して縦,横いずれの方
向に設置されているかを検出する。本複写機において複
写可能なサイズ、即ち、各カセット(30),(35)にセ
ット可能な複写紙のサイズは、例えば〔A3〕,〔A4〕,
〔A5〕,〔A6〕,〔B4〕,〔B5〕,〔B6〕であり、〔A
4〕,〔A5〕,〔B5〕については縦,横が選択可能であ
る。また、スイッチ(SW1)〜(SW4)はカセット(35)
の着脱をも合わせて検出する。以下のテーブル1にスイ
ッチ(SW1)〜(SW4)によるコード表の1例を示す。こ
のテーブル1ではスイッチのオンを「0」、オフを
「1」として表わし、スイッチの全てがオフされている
場合にはカセット(35)が給紙部に装着されていないこ
とを表わす。なお、一組のスイッチ(SW6)〜(SW9)も
同様の検出を行なう。
また、各給紙部に設けたマイクロスイッチ(SW5),(S
W10)は、それぞれカセット(35),(30)内の複写紙
の有無を直接的に検出する。
(両面/合成複写のための機構と通紙) 両面・合成ユニット(70)は、概略、第1の切換え爪
(71)、第2の切換え爪(72)、排出ローラ(73),
(74)、搬送ローラ(75),(76)、それらの周囲に位
置して搬送通路を構成する各ガイド板、再給紙装置(8
0)から構成され、背部には複数のビン(91)を備えた
ソータ(90)が設置されている。
再給紙装置(80)は着脱自在な再給紙カセット(81)を
有し、シートの収容と再給紙とに兼用されるピックアッ
プローラ(85)、該ローラ(85)に接触して従動回転す
る収容ローラ(86)、給送ローラ(87)、サバキローラ
(88)を備えている。再給紙カセット(81)は後端(82
a)を支点として回動可能な底板(82を備え、該底板(8
2)は図示しない押上げ機構にて点線位置から実線位置
まで、回動可能である。
再給紙通路ボックス(60)は、搬送ローラ対(61),
(62),(63)とそれらの周囲に位置してシート通路を
構成する各ガイド板にて構成されている。前記ユニット
(70)から送り出されたシートは、搬送ローラ対(6
1),(62),(63)にて搬送され、複写機本体(1)
のガイド板(48),(49)を通じ、前記タイミングロー
ラ対(40)まで搬送される。
両面・合成ユニット(70)での通紙モードは、排出モー
ド、両面複写モード、合成複写モードがあり、各モード
における通紙形態は切換え爪(71),(72)の位置を切
り換えることにより変更される。即ち、排出モード時に
は切換え爪(71)は第1図中点線位置にセットされ、複
写紙はソータビン(91)に排出される。両面複写モード
時には切換え爪(71),(72)は実線位置にセットさ
れ、片面への複写済み複写紙は前述の如く再給紙カセッ
ト(81)内へ送り込まれる。合成複写モード時には切換
え爪(72)が点線位置へセットされ、片面への複写済み
複写紙は直ちに再給紙通路ボックス(60)へ搬送され
る。
(自動原稿搬送装置(ADF)の構成及び動作) ADF(100)は、概略、原稿給送部(110)、原稿搬送部
(120)、原稿排出部(130)とから構成され、奥方を支
点として全体的に上方に開放可能である。従って、この
ADF(100)は、第1図に示す様に、原稿台ガラス(19)
上にセットされた状態で、以下に説明する様に原稿を1
枚ずつあるいは2枚を連続して自動的に搬送し原稿台ガ
ラス(19)上の所定位置にセットする以外に、オペレー
タにて上方に持ち上げて原稿を原稿台ガラス(19)上に
載置して複写を実行することができる。ADF(100)の開
閉はスイッチ(PSW)(第7図参照)にて検出され、こ
の検出信号にてADF(100)と複写機本体(1)との制御
が互いに関連付けられる。
原稿給送部(110)は、原稿トレイ(111)と、ピックア
ップローラ(112)と、原稿さばき用の正転ローラ(11
3)及び逆転ローラ(114)と、各ローラ(112),(11
3),(114)を駆動する給送モータ(図示せず)と、原
稿検出センサ(SE1)と、を備えている。原稿トレイ(1
11)は原稿の幅方向を位置決めするスライド板(図示せ
ず)を有している。原稿は画像面を下にして原稿トレイ
(111)上にセットされ、この状態はセンサ(SE1)にて
検出される。ピックアップローラ(112)は上下動可能
とされ、通常は上方に待機している。原稿が原稿トレイ
(111)にセットされてセンサ(SE1)がオンし、ADFス
タートスイッチ(SSW)(第7図参照)がオペレータに
てオンされると、ピックアップローラ(112)が下降し
て原稿の上面に圧接し、かつ、回転することによって最
上層の原稿を給送する。
正転ローラ(113)は原稿給送方向に、逆転ローラ(11
4)は原稿戻し方向に回転駆動可能であり、前述の如く
ピックアップローラ(112)と共に、両ローラ(113),
(114)が回転駆動され、上層の1枚の原稿のみが正転
ローラ(113)の回転にて原稿搬送部(120)に送り込ま
れ、下層の原稿は逆転ローラ(114)の回転にて原稿ト
レイ(111)に戻される。
原稿搬送部(120)はピンチローラ(121),(122)及
びその駆動モータ(123)(第2図参照)と、搬送ベル
ト(125)及びその駆動モータ(図示せず)と、原稿検
出センサ(SE2),(SE3)と、を備えている。
搬送ベルト(125)は支持ローラ(126a),(126b)に
無端状に張設したもので、押さえローラ(127)にて原
稿台ガラス(19)上に接した状態で、矢印(c)方向に
正転及び逆転駆動可能である。
即ち、原稿給送部(110)から送り出された原稿の先端
がセンサ(SE2)に検出されると若干の時間遅れをもっ
てピックアップローラ(112),正逆転ローラ(113),
(114)の回転が停止され、原稿の先端はピンチローラ
(121),(122)のニップ部に当接し、その上流側でル
ープを形成する。これにて、原稿のスキューが補正され
る。
さらに、原稿はピンチローラ(121),(122)の回転及
び搬送ベルト(125)の矢印(c)方向への正転にて原
稿台ガラス(19)上に搬送される。原稿の停止は、原稿
の後端がセンサ(SE2)に検出されたときにタイマをセ
ットし、このタイマの終了をもって搬送ベルト(125)
の正転を停止させることにより制御される。これにて、
原稿が原稿台ガラス(19)上の所定位置に停止されるこ
ととなる。
ここで、ADF(100)から複写機本体(1)に対して複写
動作開始信号を出力し、複写機本体(1)で複写動作が
開始される。そして、前記光学系(20)により設定枚数
分の画像露光走査が終了すると、複写機本体(1)から
ADF(100)に対して原稿交換信号が出力される。この信
号にて搬送ベルト(125)が矢印(c)方向に正転駆動
され、原稿が排出されていくこととなる。
ところで、原稿の長さは、第2図に示す様に、ピンチロ
ーラ(121)の支軸(121a)に固定した円板(124)の回
転に基づくセンサ(SE5)からのパルス信号にて計測さ
れる。即ち、センサ(SE5)の出力は原稿通過を検出す
るセンサ(SE2)とピンチローラ(121)の駆動出力との
論理和をとって第2マイクロコンピュータ(202)(第
7図参照)に入力され、原稿がセンサ(SE2)を通過し
ている間のパルス数をカウントすることにより、原稿長
さ信号を得ている。
また、原稿の幅はセンサ(SE3)にて検出,分類され
る。このセンサ(SE3)は、本実施例において、〔A
4〕,〔B5〕の原稿を横置きで給送する場合には検出
(オン)し、縦置きで給送する場合には検出しない(オ
フ)位置に設置されている。これによって、原稿長さ信
号のみでは判別できない〔A4〕,〔A5〕,〔B4〕,〔B
6〕等のサイズ及び縦通し又は横通しかが識別される。
原稿排出部(130)は排出ローラ(131),(132)及び
(133),(134)とその周囲のガイド板と排出トレイ
(135)と、各ローラ(131)〜(134)の駆動モータ
(図示せず)と、原稿検出センサ(SE4)と、を備えて
いる。
光学系(20)による複写枚数分の画像露光走査が終了
し、複写機本体(1)から原稿交換信号が出力される
と、前記搬送ベルト(125)が正転駆動されると共に、
ローラ(131)〜(134)が回転駆動され、原稿が原稿台
ガラス(19)上から排出トレイ(135)へと排出されて
いく。原稿排出動作はセンサ(SE4)の原稿後端検出信
号から一定時間後、即ち、原稿が排出トレイ(135)上
に収容されると停止される。
また、センサ(SE4)の原稿後端検出信号が発せられる
と、原稿トレイ(111)上での原稿の有無を前記センサ
(SE1)の信号にて判定し、原稿がセットされていれ
ば、前述の原稿給送,停止,排出の各動作を繰り返す。
(原稿2枚送りモード時の動作) 本実施例においてADF(100)は、原稿を1枚ずつ原稿台
ガラス(19)上の所定位置にセットし、画像の露光走査
後排出する通常の1枚送りモードに加えて、2枚の原稿
を連続して原稿台ガラス(19)上へ送り込んで所定位置
に直列的にセットし、2枚の原稿を1度に画像の露光走
査終了後排出する2枚送りモードを選択可能である。
(i)原稿給送動作 以下、この2枚送りモードが選択されたときの原稿給送
動作について第3a図〜第3i図を参照して説明する。
2枚送りモードが選択され、ADFスタートスイッチ(SS
W)がオンされると、原稿トレイ(111)上に積載された
原稿はピックアップローラ(112)の回転にて最上層の
原稿(D1)から給送され、前述の如く正逆転ローラ(11
3),(114)にてさばかれ、給送部(110)から送り出
される(第3a図参照)。この様に送り出された1枚目の
原稿(D1)の先端はピンチローラ(121),(122)のニ
ップ部に当接し、その上流側でループを形成する(第3b
図参照)。以下、この処理を先端レジスト処理と称す
る。
次に、ピンチローラ(121),(122)を回転駆動すると
共に、搬送ベルト(125)が矢印(c)方向に正転駆動
することにより、原稿が原稿台ガラス(19)上に搬送さ
れる(第3c図参照)。
その後、原稿(D1)の後端がピンチローラ(121),(1
22)を通過すると、ピンチローラ(121),(122)及び
搬送ベルト(125)の回転が停止される(第3d図参
照)。
次に、搬送ベルト(125)を矢印(c′)方向に逆転駆
動し、原稿(D1)の後端をピンチローラ(121),(12
2)のニップ部に当接させた状態で停止させる(第3e図
参照)。以下、この処理を後端レジスト処理と称する。
1枚目の原稿(D1)が後端レジスト処理したままの状態
にて、原稿トレイ(111)から2枚目の原稿(D2)を送
り出し(第3f図参照)、前記先端レジスト処理を行なう
(第3g図参照)。これにて、2枚の原稿(D1),(D2)
がピンチローラ(121),(122)にて後端,先端がレジ
ストされた状態で連続的に並設されたこととなる。
この状態で、ピンチローラ(121),(122)及び搬送ベ
ルト(125)を正転駆動し、原稿(D1),(D2)を同時
に原稿台ガラス(19)上に搬送する(第3h図参照)。2
枚目の原稿(D2)の後端が原稿台ガラス(19)上の所定
位置、即ち、光学系(20)により露光開始位置に達した
ときピンチローラ(121),(122)と搬送ベルト(12
5)の回転駆動が停止される(第3i図参照)。これに
て、2枚の原稿(D1),(D2)が連続して搬送方向に直
列に並んだ状態で原稿台ガラス(19)上の所定位置にセ
ットされる。
(ii)原稿排出動作 以上の2枚送りモードにあっては、2枚の原稿は隙間な
く並置されるため、この状態のまま排出すると、2枚目
の原稿の先端が1枚目の原稿の後端を押すこととなり、
排出トレイ(135)上での整列あるいはページ揃えが乱
れるおそれがある。
そこで、2枚送りモード時においては、2枚の原稿を間
隔をあけて排出トレイ(135)上に排出し、排出トレイ
(135)上での原稿の整列性を確保する様にした。この
様な原稿排出処理としては二つの方法がある。
第1の原稿排出処理は、1枚目の原稿が排出ローラ(13
1),(132)に到達した後は搬送ベルト(125)の正転
を停止させ、2枚目の原稿を原稿台ガラス(19)上に待
機させて両者の間に適当な間隔をあけた後、再び搬送ベ
ルト(125)を正転させる方法である。
具体的には、原稿交換信号にて搬送ベルト(125)を正
転駆動すると共に、排出ローラ(131)〜(134)を回転
駆動する(第4a図参照)。これにて、原稿(D1),(D
2)が矢印(c)方向に放出され始め、1枚目の原稿(D
1)の先端がセンサ(SE4)にて検出されると、搬送ベル
ト(125)の正転を停止させる(第4b図参照)。この状
態から、1枚目の原稿(D1)は引き続いて排出ローラ
(131)〜(134)にて搬送され、2枚目の原稿(D2)は
原稿台ガラス(19)上に待機され、両者の間には間隔が
あけられる(第4c図,第4d図参照)。
1枚目の原稿(D1)の後端がセンサ(SE4)にて検出さ
れると、搬送ベルト(125)が再び正転駆動され(第4e
図参照)、2枚の原稿(D1),(D2)が適当な間隔をあ
けて排出トレイ(135)上に排出される。
一方、第2の原稿排出処理は、排出ローラ(131)〜(1
34)による原稿搬送速度を搬送ベルト(125)により原
稿搬送速度よりも大きく設定し、二つの原稿の間に適当
な間隔をあける様にする方法である。
具体的には、原稿排出信号にて搬送ベルト(125)を正
転駆動すると共に、排出ローラ(131)〜(134)を回転
駆動する(第5a図参照)。このとき、排出ローラ(13
1)〜(134)による原稿搬送速度を搬送ベルト(125)
による原稿搬送速度よりも大きく設定する。これにて原
稿(D1),(D2)の間隔が次第に大きくなり(第5b図,
第5c図参照)、結果的に2枚の原稿(D1),(D2)は適
当な間隔をあけられて排出トレイ(135)上に排出され
る。
なお、上流側の排出ローラ(131),(132)に関しては
搬送ベルト(125)と同じ原稿搬送速度に設定してもよ
い。この場合、排出ローラ(131),(132)は搬送速度
の大きい排出ローラ(133),(134)にて原稿が搬送さ
れる際には原稿の搬送に伴って従動回転する様に構成さ
れる。
(2枚送りモード選択時での1枚送り) ところで、以上の2枚送りモードが選択されている場合
において、トータルの原稿枚数が奇数枚であれば、2枚
1組で給送されていくと最終的には1枚の原稿しか存在
しなくなる。従って、1枚の最終原稿が給送されてセン
サ(SE1)にて原稿エンプティ信号が出力されると、こ
の最終原稿に対しては1枚送りモードでの処理を実行す
ることとなる。
(自動最適倍率設定機能(AMS)) 次に、本複写機では、オペレータによって複写紙サイズ
と原稿サイズとが指定されたとき、原稿画像が選択され
たサイズの複写紙に画像切れを生じることなく形成され
る最適複写倍率を自動的に設定する自動最適倍率設定機
能(以下、AMSと記す)を有している。
このAMSモードが選択されると、第2CPU(202)にて原稿
サイズが判別,コード化され、第1CPU(201)に送信さ
れる。第1CPU(201)は原稿サイズコードとオペレータ
にて選択されたカセット(30),(35)にセットされて
いる複写紙のサイズコードとから最適複写倍率を演算
し、演算された複写倍率が複写機のスペック内であれば
その複写倍率を設定する。一方、スペック外であれば最
適複写倍率にセット不能であることをオペレータに警告
し、マニュアルで複写倍率を設定することを促す。
以下のテーブル2に原稿を1枚ずつ搬送する通常の複写
モードでのAMSモードにおける原稿サイズと複写紙サイ
ズ並びにそれらによって演算,設定される複写倍率との
関係を示す。
(自動最適複写紙サイズ設定機能(APS)) また、本複写機では、オペレータによって原稿サイズと
複写倍率とが指定されたとき、原稿画像が画像切れを生
じることなく形成可能なサイズの複写紙がセットされた
給紙カセットを自動的に選択する自動最適複写紙サイズ
設定機能(以下、APSと記す)を有している。
このAPSモードが選択されると、第2CPU(202)にて原稿
サイズが判別,コード化され、第1CPU(201)に送信さ
れる。第1CPU(201)は原稿サイズコードとオペレータ
にて選択された複写倍率とから最適複写紙サイズを演算
し、演算されたサイズの複写紙がセットされている給紙
部、即ち、カセット(30),(35)を選択する。一方、
演算されたサイズの複写紙がいずれのカセット(30),
(35)にもセットされていない場合又は本複写機のスペ
ック以外のものである場合は最適サイズの複写紙が存在
しないことをオペレータに警告し、マニュアルによる給
紙部の選択又はマニュアルによる複写倍率の再設定を促
す。
以下のテーブル3に原稿を1枚ずつ搬送する通常の複写
モードでのAPSモードにおける原稿サイズ,複写倍率並
びにそれらによって演算,設定される複写紙サイズとの
関係を示す。
(2枚送りモードでの原稿,倍率,複写紙の関係) ADF(100)を2枚送りモードで作動させ、1枚の複写紙
の片面に2枚分の原稿画像を複写する場合、原稿サイ
ズ,複写倍率,複写紙サイズは以下の関係となる。例え
ば、A4横通しの原稿が2枚搬送されると、複写倍率が
〔1.000〕であれば複写紙としてA3を選択することでA4
横通し2枚分の原稿画像はA3の複写紙上に過不足なく納
まる。また、複写倍率が〔0.707〕であれば複写紙とし
てA4縦通しを選択することで原稿画像は過不足なく納ま
る。一方、A4横通しの2枚の原稿でA3の複写紙が選択さ
れると、複写倍率を〔1.000〕に設定すれば、また、A4
縦通しの複写紙が選択されると、複写倍率〔0.707〕に
設定すれば、前記同様A4横通し2枚分の原稿画像を1枚
の複写紙上に過不足なく納めることができる。
従って、ADF(100)を使用して2枚送りモードで複写を
実行することによって、2枚分の原稿画像を1枚の複写
紙に作像することができ、複写紙及び複写時間の節約に
つながる。また、両面複写モードを併用すれば、4枚分
の原稿画像を1枚の複写紙の表裏面に作像することがで
きる。さらに、複写機本体(1)にブック分割機能、即
ち、ブック原稿を片面ずつ画像の露光走査を行なう機能
を備えておれば、2枚送りモード,ブック分割機能モー
ド,両面複写モードを併用して、2枚の原稿を1枚の複
写紙の表裏面にそれぞれ作像することができる。これら
の複写態様は複写紙,複写時間の一層の節約となる。
(操作パネル) 第6図において、複写機本体(1)の操作パネル(15
0)には以下に説明するキー、表示手段等が設置されて
いる。各種キーは内部にスイッチを備え、押圧すること
でオンされる。
(151)は複写動作を開始させるためのプリントキー。
(152)はコピー枚数等を置数するためのテンキー。(1
53)はマルチコピーを途中で解除するためのストップキ
ーの役目と、置数をクリアするための役目を備えたクリ
ア/ストップキー。(154)は割込みコピーを実行する
ための割込みキー。(155)はコピーモードを通常コピ
ー,両面コピー,合成コピーのいずれかに切り換えるた
めのコピーモード切換えキー。(156)はコピー倍率を
プリセットされている倍率又は任意の倍率に設定するた
めの倍率選択キー。(157)は複写紙サイズを選択する
ための複写紙選択キー。(158)は前記AMS,APS又はマニ
ュアルのいずれかのモードを選択するための原稿サイズ
検出モード選択キー。(159)は原稿の送りモードを1
枚送りか2枚送りかに選択するとたの送りモード選択キ
ー。
操作パネル(150)は、さらに以下に説明する表示手段
を有する。
(160)はコピー枚数等を表示する4桁の表示セグメン
ト。(161)はマニュアルで設定されたコピー倍率を表
示する4桁の表示セグメント。(162)〜(165)はプリ
セットされているコピー倍率を表示するLED。(166)は
通常コピー、(167)は両面コピー、(168)は合成コピ
ーをそれぞれ表示するLED。(169)は複写紙サイズを表
示するLED。(170)はAMSモード、(171)はAPSモー
ド、(172)はマニュアルモードをそれぞれ表示するLE
D。(173)は1枚送りモード、(174)は2枚送りモー
ドを表示するLED。これらの各種LEDは対応する前記各キ
ー(155)〜(159)の1回のオン操作ごとにローテーシ
ョンする。
(制御回路) 第7図は複写機本体(1)を制御する第1CPU(201)
と、ADF(100)を制御する第2CPU(202)の入出力構成
を示し、CPU(201),(202)は同期させるために互い
に接続されている。
第1CPU(201)の入出力ポートには前記操作パネル(15
0)上の各種キースイッチ(151)〜(159)、給紙部に
設置されたマイクロスイッチ(SW1)〜(SW10)等を含
むスイッチマトリクス(203)が接続され、さらにこの
スイッチマトリクス(203)とデコーダ(205)を介して
表示セグメント(160),表示LEDからなるマトリクス
(204)が接続されている。また、出力ポートからは複
写機本体(1)内のメインモータ,現像モータ等へのオ
ン,オフ信号が出力される。端子(B1)にはメインモー
タのパルス信号が入力される。
第2CPU(202)の入力ポートにはADF(100)の開閉検出
スイッチ(PSW),ADFスタートスイッチ(SSW)、原稿の
搬送を検出するセンサ(SE1)〜(SE4)、ピンチローラ
モータ(123)の回転を検出するセンサ(SE5)が接続さ
れている。出力ポートにはピックアップローラ(11
2),正逆転ローラ(113),(114)を駆動する給送モ
ータ、搬送ベルト(125)を駆動する搬送モータ、ピッ
クアップローラ(112)を上下動させるソレノイド、排
出ローラ(131)〜(134)を駆動する排出モータ等が接
続されている。端子(B2)には搬送モータのパルス信号
が入力される。
また、第1CPU(201)のデータサンプル及び出力用のク
ロック端子(SCK)、割込み出力端子(PCO)、データ出
力端子(SOUT)及びデータ入力端子(SIN)は、第2CPU
(202)のクロック入力端子(SCK)、割込み入力端子
(INT)、データ入力端子(SIN)及びデータ出力端子
(SOUT)に接続されている。
(制御手順) 以下、第8図〜第19図を参照して、本実施例の制御手順
について詳述する。
第8図は複写機本体(1)を制御する第1CPU(201)の
メインルーチンを示す。
第1CPU(201)にリセットが掛かり、プログラムがスタ
ートすると、まず、ステップ(S1)で内部RAMのクリ
ア、各種レジスタ等のイニシャライズ及び各装置を初期
モードにするための初期設定を行なう。
ここで、以下のルーチンで使用されるフラグについて予
め説明する。
コピークラグ(F0):複写機が動作中であることを示す
ためのもので、複写スタート処理が完了してから複写処
理が終了するまでの間「1」にセットされる。
モードフラグ(F1):ADF(100)での原稿送りモードを
示すためのもので、前記送りモード選択キー(159)に
て設定され、「0」のとき1枚送りモードを示し、
「1」のとき2枚送りモードを示す。
送りフラグ(F2):ADF(100)にて原稿台ガラス(19)
上に実際に給送された原稿の枚数を示すためのもので、
「0」のとき1枚であることを示し、「1」のとき2枚
であることを示す。2枚送りモードが選択されている場
合であってもトータルの原稿枚数が奇数枚であれば最終
原稿搬送時は「0」である。なお、このフラグ(F2)は
第2CPU(202)からの送り枚数信号にて設定される。
ルーチンへ戻り、ステップ(S2)では第1CPU(201)の
メインタイマをセットする。このメインタイマは、本メ
インルーチンの1ルーチンの所要時間を定めるもので、
その値は予めステップ(S1)で設定されている。
次に、ステップ(S3)〜(S5)に示すサブルーチンを順
次コールする。ステップ(S3)はキー入力処理のサブル
ーチンで、テンキー(152)からの入力処理、カセット
(30),(35)にセットされている複写紙サイズを内部
RAMに格納する処理、コピーモード切換えキー(155)に
よるコピーモードの設定処理、倍率選択キー(156)に
よる倍率設定処理を実行する。ステップ(S4)は原稿送
りモード切換え処理のサブルーチンで、送りモード選択
キー(159)によるADF(100)の原稿送りモードの設定
処理を実行する。ステップ(S5)は複写スタート処理の
サブルーチンで、複写動作の開始を処理する。
次に、ステップ(S6)でコピーフラグ(F0)が「1」か
否かを判定し、「0」にリセットされていればステップ
(S8)に移行し、「1」にセットされていればステップ
(S7)で実際の複写動作を行なう複写処理のサブルーチ
ンを実行し、ステップ(S8)に移行する。ステップ(S
8)では第2CPU(202)との間でデータの送信,受信を処
理する。このステップ(S8)で通信される信号として
は、第1CPU(201)から第2CPU(202)に送信される信号
としては、複写動作中信号、原稿送りモード信号、設定
枚数分の画像露光走査が終了したときの原稿交換信号が
ある。第2CPU(202)から第1CPU(201)に送信される信
号としては、 ADFモード信号:複写動作中及びADF(100)が動作中で
ないときに原稿トレイ(111)に原稿が装填されると
「1」にセットされ、最終原稿が排出されると「0」に
リセットされる信号。
セット完了信号:原稿が原稿台ガラス(19)上の所定位
置に搬送,停止されると出力される信号。
原稿サイズ信号:ADF(100)のセンサ(SE3),(SE5)
にて検出された原稿サイズのコード信号。
送り枚数信号:実際原稿台ガラス(19)上に給送されて
きた原稿枚数を示す信号。
禁止信号:給送された原稿サイズが複写には不適合であ
るときに出力される信号。
以上の各サブルーチンでの処理が終了すると、ステップ
(S9)で前記メインタイマのカウント終了を待ってステ
ップ(S2)に戻る。この1ルーチンの時間の長さを使っ
て各サブルーチンで登場する各種タイマのカウントを行
なう。即ち、各種タイマはこの1ルーチンを何回繰り返
したかでカウントの終了を判断される。
第9図はメインルーチンのステップ(S4)で実行される
原稿送りモード切換え処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S10)でコピーフラグ(F0)が「0」
か否かを判定し、「1」にセットされていれば、即ち、
複写動作中であればメインルーチンに戻る。「0」にリ
セットされていれば、ステップ(S11)で送りモード選
択スイッチ(159)がオンエッジか否かを判定する。オ
ンエッジでなければメインルーチンに戻り、オンエッジ
であればステップ(S12)でモードフラグ(F1)が
「0」か否かを判定する。モードフラグ(F1)が「0」
にリセットされていれば、即ち、この時点で1枚送りモ
ードに設定されていれば、ステップ(S13)で複写紙と
して縦通しが選択されているか否かを判定する。横通し
であればメインルーチンに戻り、縦通しであればステッ
プ(S14)でモードフラグ(F1)を「1」にセット、即
ち、2枚送りモードに設定する。2枚送りモードでは原
稿画像が縦方向(画像走査方向)に長くなり、横通しの
複写紙では不適合となる。従って、縦通しの複写紙が選
択されている場合のみ2枚送りモードを受け付ける。
一方、前記ステップ(S12)でモードフラグ(F1)が
「1」にセットされていると判定されると、ステップ
(S15)でモードフラグ(F1)を「0」にリセット、即
ち、1枚送りモードに設定する。
第10図はメインルーチンのステップ(S5)で実行される
複写スタート処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S20)でADFモード信号が「1」か否か
を判定し、「1」にセットされていれば、即ち、ADF(1
00)を使用しての複写が選択されていれば[ステップ
(S123)参照]、ステップ(S21)で原稿禁止信号が出
力されていないか否かを判定する。原稿禁止信号が出力
されていなければ、ステップ(S22)でセット完了信号
が出力されているか否かを判定する。このセット完了信
号が出力されていなければそのまま待機することとな
り、出力されると、即ち、原稿が原稿台ガラス(19)上
の所定位置にセットされると[ステップ(S170),(S2
12)参照]、ステップ(S25)でコピーフラグ(F0)を
「1」にセットする。
一方、前記ステップ(S21)で原稿禁止信号が出力され
ていると判定されると[ステップ(S206)参照]、ステ
ップ(S26)で禁止表示を出力して複写動作の開始を禁
止する。
前記ステップ(S20)でADFモード信号が「0」にリセッ
トされていると判定されると、ステップ(S23)でコピ
ーフラグ(F0)が「0」にリセットされていることを確
認のうえ、ステップ(S24)でプリントスイッチ(151)
がオンエッジか否かを判定する。そして、プリントスイ
ッチ(151)がオンエッジとなれば、ステップ(S25)で
コピーフラグ(F0)を「1」にセットする。
以上の如くコピーフラグ(F0)が「1」にセットされる
ことにより、前記ステップ(S8)での複写処理が開始さ
れる。なお、複写処理の制御に関しては周知でもあり、
その説明は省略する。
第11図はADF(100)を制御する第2CPU(202)のメイン
ルーチンを示す。
第2CPU(202)にリセットが掛かり、プログラムがスタ
ートすると、まず、ステップ(S100)で内部RAMのクリ
ア、各種レジスタ等のイニシャライズ及び各装置を初期
モードにするための初期設定を行なう。
ここで、以下のルーチンで使用されるフラグについて予
め説明する。
コピーフラグ(F0),モードフラグ(F1),送りフラグ
(F2): 以上のフラグは前記第1CPU(201)の制御で使用された
ものと同様である。
ADF動作フラグ(F3):ADF(100)が動作中であることを
示し、原稿給送が開始され最終原稿が排出されるまでの
間「1」にセットされる。
ADF給送フラグ(F4):ADF(100)が原稿給送中であるこ
とを示すためのもので、原稿給送が開始されてから原稿
台ガラス(19)上の所定位置で停止完了するまでの間
「1」にセットされる。
先端レジストフラグ(F5):原稿をトレイ(111)から
先端レジスト位置まで送り出す先端レジスト処理中であ
ることを示すためのもので、1枚目及び2枚目の原稿給
送開始から先端レジスト処理が完了するまでの間「1」
にセットされる。
先端レジストスタートフラグ(F6):先端レジスト処理
をスタートさせるタイミングを示すためのもので、1枚
目及び2枚目の原稿給送開始から給送モータ,ピックア
ップローラ(112)が立ち上がるまでの間「1」にセッ
トされる。
待機フラグ(F7):原稿が先端レジスト位置に待機中で
あることを示すためのもので、先端レジスト処理の完了
から原稿台ガラス(19)上への給送再開までの間「1」
にセットされる。
セット完了フラグ(F8):原稿トレイ(111)から給送
された原稿が原稿台ガラス(19)上の所定位置にセット
された状態であることを示すためのもので、給送完了か
ら排出スタートまでの間「1」にセットされる。
排出フラグ(F9):原稿を原稿台ガラス(19)上から排
出トレイ(135)へ排出する処理中であることを示すた
めのもので、原稿交換信号の発生から排出完了までの間
「1」にセットされる。
原稿フラグ(F10):2枚送りモードでの給送状態にある
原稿が1枚目か2枚目かを示すためのもので、「0」の
とき1枚目であることを示し、「1」のとき2枚目であ
ることを示す。
ルーチンへ戻り、ステップ(S101)では第2CPU(202)
のメインタイマをセットする。このメインタイマは、本
メインルーチンの1ルーチンの所要時間を定めるもの
で、その値は予めステップ(S100)で設定されている。
次に、ステップ(S102)でADFモードであるか否かを判
定し、NOであればステップ(S112)に移行し、YESであ
ればステップ(S103)〜(S105)に示すサブルーチンを
順次コールする。ステップ(S103)はADFスタートスイ
ッチ(SSW)のオンエッジを検出してADF(100)の動作
をスタートさせる処理を実行する。ステップ(S104)は
原稿を原稿トレイ(111)からピンチローラ(121),
(122)の先端レジスト位置まで送り出す先端レジスト
処理を実行する。ステップ(S105)は原稿トレイ(11
1)から送り出された原稿のサイズを検出する処理を実
行する。
次に、ステップ(S106)でモードフラグ(F1)が「1」
か否かを判定する。モードフラグ(F1)が「0」にリセ
ットされていれば、即ち、1枚送りモードであればステ
ップ(S107),(S110)のサブルーチンをコールし、ス
テップ(S112)に移行する。ステップ(S107)は通常の
原稿を1枚ずつ原稿台ガラス(19)上へ給送セットする
処理を実行する。ステップ(S110)は1枚の原稿を排出
トレイ(135)へ排出する処理を実行する。
前記ステップ(S106)でモードフラグ(F1)が「1」に
セットされていると判定されると、即ち、2枚送りモー
ドが選択されていれば、ステップ(S108)のサブルーチ
ンで原稿を2枚ずつ原稿台ガラス(19)上へ給送セット
する処理を実行する。そして、ステップ(S109)で送り
フラグ(F2)が「1」か否かを判定し、「1」にセット
されていれば、ステップ(S111)のサブルーチンで2枚
の原稿を排出トレイ(135)へ排出する処理を実行し、
ステップ(S112)に移行する。送りフラグ(F2)が
「0」にリセットされていれば前記ステップ(S110)の
サブルーチンを実行し、ステップ(S112)に移行する。
ステップ(S112)では第1CPU(201)との間でデータの
送信,受信を処理する。ここで通信される信号は、前記
ステップ(S8)の処理で説明したものと同様である。
以上の各サブルーチンでの処理が終了すると、ステップ
(S113)で前記メインタイマのカウント終了を待ってス
テップ(S101)に戻る。この1ルーチンの時間の長さを
使って各サブルーチンで登場する各種タイマのカウント
を行なう。
第12図は第2CPU(202)のメインルーチンのステップ(S
103)で実行されるADFスタート処理のサブルーチンを示
す。
まず、ステップ(S120)でコピーフラグ(F0)が「0」
にリセットされているか否か、ステップ(S121)でADF
動作フラグ(F3)が「0」にリセットされているか否
か、ステップ(S122)で原稿トレイ(111)上のセンサ
(SE1)がオンか否かを判定し、いずれかがNOであれば
直ちにメインルーチンに戻り、いずれもYESであれば、
即ち、複写動作,ADF動作中でなく、かつ、原稿がトレイ
(111)上にセットされていることが確認されると、ス
テップ(S123)でADFモード信号を「1」にセットす
る。
次に、ステップ(S124)でADFスタートスイッチ(SSW)
のオンエッジを待って、ステップ(S125)でADF動作フ
ラグ(F3)を「1」にセットし、ステップ(S126)でAD
F給送フラグ(F4)を「1」にセットし、ステップ(S12
7)で先端レジストフラグ(F5)と先端レジストスター
トフラグ(F6)を「1」にセットする。続いて、ステッ
プ(S128)でモードフラグ(F1)が「1」か否かを判定
し、「1」にセットされていればステップ(S129)で送
りフラグ(F2)を「1」にセットし、「0」にリセット
されていればステップ(S130)で送りフラグ(F2)を
「0」にリセットし、このサブルーチンを終了する。
第13図は第2CPU(202)のメインルーチンのステップ(S
104)実行される先端レジスト処理のサブルーチンを示
す。
まず、ステップ(S140)で先端レジストフラグ(F5)が
「1」か否かを判定し、「0」にリセットされていれば
直ちにメインルーチンに戻り、「1」にセットされてい
ればステップ(S141)で先端レジストスタートフラグ
(F6)が「1」か否かを判定する。このフラグ(F6)が
「0」にリセットされていればステップ(S144)に移行
し、「1」にセットされていればステップ(S142)で給
送モータとピックアップソレノイドをオンする。これに
て、ピックアップローラ(112)が原稿の最上面に圧接
すると共に回転し、正逆転ローラ(113),(114)も回
転を開始し、最上層の原稿が1枚だけトレイ(111)か
ら送り出される(第3a図参照)。続いて、ステップ(S1
43)で先端レジストスタートフラグ(F6)を「0」にリ
セットし、ステップ(S144)に移行する。
ステップ(S144)ではセンサ(SE2)がオンエッジか否
かを判定し、オンエッジでなければステップ(S146)に
移行し、オンエッジとなればステップ(S145)で先端レ
ジストタイマをセットし、ステップ(S146)に移行す
る。この先端レジストタイマはセンサ(SE2)によって
検出された原稿の先端がピンチローラ(121),(122)
のニップ部に当接してループを形成するまでの時間に設
定されている。従って、ステップ(S146)でこの先端レ
ジストタイマのカウント終了を待って、ステップ(S14
7)で給送モータとピックアップソレノイドをオフし、
ステップ(S148)で先端レジストフラグ(F5)を「0」
にリセットし、ステップ(S149)で待機フラグ(F7)を
「1」にセットし、このサブルーチンを終了する。これ
にて、トレイ(111)から送り出された原稿の先端がピ
ンチローラ(121),(122)のニップ部に当接してスキ
ューを補正され、その上流側でループを形成した状態で
待機する(第3b図参照)。
第14図は第2CPU(202)のメインルーチンのステップ(S
105)で実行される原稿サイズ検出処理のサブルーチン
を示す。このサブルーチンは原稿が先端レジスト位置か
ら原稿台ガラス(19)上の所定位置まで給送される間に
実行され、センサ(SE5)によるパルスカウントにて原
稿の搬送方向長さを検出し、幅方向を検出するセンサ
(SE3)のオン,オフとの組合わせに基づいて原稿サイ
ズを判別する。
ここでは、まずステップ(S150)でピンチローラモータ
(123)が立ち上がったか否を判定する。このピンチロ
ーラモータ(123)は以下のステップ(S164)でオンさ
れる。立ち上がりでなければステップ(S152)に移行
し、立ち上がりであればステップ(S151)でセンサ(SE
5)のパルスカウントをスタートさせ、ステップ(S15
2)へ移行する。ステップ(S152)でセンサ(SE2)のオ
フエッジが確認されると、ステップ(S153)でセンサ
(SE5)のパルスカウントをストップさせ、ステップ(S
154)でパルスカウント数とセンサ(SE3)のオン,オフ
信号とで原稿サイズを演算処理し、ステップ(S155)で
原稿サイズ信号を出力し、このサブルーチンを終了す
る。
第15図は第2CPU(202)のメインルーチンのステップ(S
107)で実行される1枚送りモードでの原稿給送処理
のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S160)でADF送給フラグ(F4)が
「1」か否かを判定し、「0」にリセットされていれば
直ちにメインルーチンに戻り、「1」にセットされてい
れば、即ち、ADFスタートスイッチ(SSW)がオンされる
と、ステップ(S161)で待機フラグ(F7)が「1」か否
かを判定する。待機フラグ(F7)が「0」にリセットさ
れていればステップ(S166)に移行し、「1」にセット
されていれば、即ち、原稿の先端がピンチローラ(12
1),(122)でレジストされていれば、ステップ(S16
2)で排出フラグ(F9)が「0」か否かを判定する。排
出フラグ(F9)が既に「1」にセットされていればステ
ップ(S164)へ移行し、「0」にリセットされていれば
ステップ(S163)で搬送モータをオンし、ステップ(S1
64)でピンチローラモータ(123)をオンし、ステップ
(S165)で待機フラグ(F7)を「0」にリセットしてス
テップ(S166)に移行する。これにて、原稿が先端レジ
スト位置から原稿台ガラス(19)上へと給送を再開され
る。
ステップ(S166)ではセンサ(SE2)がオフエッジか否
かを判定し、オフエッジでなければステップ(S168)に
移行し、オフエッジであればステップ(S167)で停止タ
イマをセットし、ステップ(S168)に移行する。この停
止タイマは原稿の後端がセンサ(SE2)を通過してから
原稿台ガラス(19)上の露光開始位置に到達するまでの
時間に設定されている。従って、ステップ(S168)でこ
の停止タイマのカウント終了を待ってステップ(S169)
でピンチローラモータ(123)と搬送モータをオフし、
ステップ(S170)で原稿セット完了信号を第1CPU(20
1)に出力し、ステップ(S171)でセット完了フラグ(F
8)を「1」にセットする。これにて原稿が原稿台ガラ
ス(19)上の所定位置にまで給送,停止されたこととな
る。
次に、ステップ(S172)でセンサ(SE1)がオンか否か
を判定し、オンしていれば、即ち、次の原稿がトレイ
(111)上に有ればその原稿を予め先端レジスト処理し
ておくため、ステップ(S173)で先端レジストフラグ
(F5)を「1」にセットし、ステップ(S174)で先端レ
ジストスタートフラグ(F6)を「1」にセットし、ステ
ップ(S175)でADF給送フラグ(F4)を「0」にリセッ
トしてこのサブルーチンを終了する。また前記ステップ
(S172)でセンサ(SE1)がオフしていれば、即ち、ト
レイ(111)に原稿が無くなっていれば、ステップ(S17
5)でADF給送フラグ(F4)を「0」にリセットしてこの
サブルーチンを終了する。
第16a図,第16b図は第2CPU(202)のメインルーチンの
ステップ(S108)で実行される2枚送りモードでの原稿
給送処理のサブルーチンを示す。このサブルーチンで
は1枚目の第1原稿及び2枚目の第2原稿のサイズが共
に同一サイズでかつ横通しである場合のみ(例えばA4横
通し又はB5横通し)、2枚送りでの給送処理を実行し、
それ以外の原稿が給送されたときには複写動作を禁止す
ると共に、その原稿を排出する。
まず、ステップ(S180)でADF給送フラグ(F4)が
「1」か否かを判定し、「0」にリセットされていれば
直ちにメインルーチンに戻り、「1」にセットされてい
れば、即ち、ADFスタートスイッチ(SSW)がオンされる
と、ステップ(S181)で原稿フラグ(F10)が「0」か
否かを判定する。原稿フラグ(F10)が「1」にセット
されていれば、即ち、これから給送する原稿が2枚目で
あれば、ステップ(S201)に移行し、「0」にリセット
されていれば、即ち、これから給送する原稿が1枚目で
あれば、ステップ(S182)で待機フラグ(F7)が「1」
か否かを判定する。待機フラグ(F7)が「0」にリセッ
トされていればステップ(S187)に移行し、「1」にセ
ットされていれば、即ち、1枚目の原稿に対する先端レ
ジスト処理が完了していれば、ステップ(S183)で排出
フラグ(F9)が「0」か否かを判定する。排出フラグ
(F9)が「1」にセットされていれば既に1組の原稿が
排出処理中で搬送モータはオンされていることからステ
ップ(S185)に移行し、「0」にリセットされていると
きにはステップ(S184)で搬送モータをオンし、ステッ
プ(S185)でピンチローラモータ(123)をオンし、ス
テップ(S186)で待機フラグ(F7)を「0」にリセット
してステップ(S187)に移行する。これにて、1枚目の
原稿が先端レジスト位置から原稿台ガラス(19)上へと
給送を再開される(第3c図参照)。
ステップ(S187)ではセンサ(SE2)がオフエッジか否
かを判定し、オフエッジでなければステップ(S193)に
移行し、オフエッジであればステップ(S188)で原稿サ
イズが横通しか否かを判定する。縦通しであれば、原稿
画像が複写紙に入り切れないため、ステップ(S206)で
禁止信号を第1CPU(201)に出力し、ステップ(S207)
でADF給送フラグ(F4)を「0」にリセットし、ステッ
プ(S208)で排出フラグ(F9)を「1」にセットして原
稿排出を指示し、メインルーチンに戻る。原稿サイズが
横通しであれば、ステップ(S189)でセンサ(SE1)が
オンか否かを判定し、オンしていなければ、即ち、2枚
目の原稿がトレイ(111)上に無く、このとき給送状態
にある1枚目の原稿が最終原稿であれば、以降2枚目の
原稿として処理するため、ステップ(S190)で原稿フラ
グ(F10)を「1」にセットし、ステップ(S191)で送
りフラグ(F2)を「0」にリセットし、ステップ(S20
9)に移行する。
前記ステップ(S189)でセンサ(SE1)がオンしていれ
ば、即ち、2枚目の原稿がトレイ(111)上に有れば、
ステップ(S192)でスイッチバックタイマをセットす
る。このスイッチバックタイマは1枚目の原稿の後端が
センサ(SE2)で検出されてからピンチローラ(121),
(122)のニップ部を完全に通過するまでの時間に設定
されている。
次に、ステップ(S193)でスイッチバックタイマのカウ
ント終了か否かを判定し、終了でなれけばステップ(S1
98)に移行し、終了すればステップ(S194)で搬送モー
タとピンチローラモータ(123)をオフする(第3d図参
照)。続いて、ステップ(S195)で搬送モータを逆転オ
ンする。これにて1枚目の原稿がピンチローラ(12
1),(122)に向かって逆送される。そして、ステップ
(S196)で先端レジストフラグ(F5)及び先端レジスト
スタートフラグ(F6)を「1」にセットし、2枚目の原
稿に対する先端レジスト処理を準備する。同時に、ステ
ップ(S197)で逆転タイマをセットし、ステップ(S19
8)に移行する。この逆転タイマは原稿が逆送されてか
らその後端がピンチローラ(121),(122)のニップ部
に当接して後端レジストされるまでの時間に設定されて
いる。
そこで、ステップ(S198)で逆転タイマのカウント終了
を待ってステップ(S199)で搬送モータの逆転をオフ
し、ステップ(S200)で以後2枚目の原稿を処理するた
めに原稿フラグ(F10)を「1」にセットする。これに
て1枚目の原稿は後端がピンチローラ(121),(122)
にニップ部に当接し、レジストされた状態で待機する。
次に、ステップ(S201)で待機フラグ(F7)が「1」か
否かを判定する。ここでは2枚目の原稿の先端レジスト
処理が完了したか否かを判定し、待機フラグ(F7)が
「0」にリセットされていればステップ(S204)に移行
し、「1」にセットされていれば、即ち、前記ステップ
(S104)のサブルーチンを実行して2枚目の原稿に対す
る先端レジスト処理が完了していれば[ステップ(S14
9)参照]、ステップ(S202)で搬送モータ及びピンチ
ローラモータ(123)をオンし、ステップ(S203)で待
機フラグ(F7)を「0」にリセットしてステップ(S20
4)に移行する。これにて、1枚目,2枚目の原稿が連続
して原稿台ガラス(19)上に送給されていく(第3g図,
第3h図参照)。
ステップ(S204)ではセンサ(SE2)がオフエッジか否
かを判定し、オフエッジでなければステップ(S210)に
移行し、オフエッジであれば、即ち、2枚目の原稿の後
端がセンサ(SE2)を通過した時点にてステップ(S20
5)で2枚目の原稿サイズが1枚目の原稿サイズと同じ
か否かを判定する。同一サイズでなければ複写に不適合
であるため、ステップ(S206)で禁止信号を第1CPU(20
1)に出力し、ステップ(S207)でADF給送フラグ(F4)
を「0」にリセットし、ステップ(S208)で排出フラグ
(F9)を「1」にセットして原稿排出を指示し、メイン
ルーチンに戻る。第1,第2原稿が同じサイズであれば、
ステップ(S209)で停止タイマをセットし、ステップ
(S210)に移行する。この停止タイマは前記ステップ
(S167)でセットされたものと同じである。そこで、ス
テップ(S210)でこの停止タイマのカウンタ終了を待っ
てステップ(S211)で搬送モータとピンチローラモータ
(123)をオフし、ステップ(S212)で原稿セット完了
信号を第1CPU(201)に出力し、ステップ(S213)でセ
ット完了フラグ(F8)を「1」にセットし、ステップ
(S214)で原稿フラグ(F10)を「0」にリセットす
る。これにて2枚の原稿が搬送方向に並んで原稿台ガラ
ス(19)上の所定位置まで給送,停止されたこととなる
(第3i図参照)。
次に、ステップ(S215)でセンサ(SE1)がオンか否か
を判定し、オンしていれば、即ち、次の原稿がトレイ
(111)上に有ればその原稿を1枚目の原稿として予め
先端レジスト処理しておくため、ステップ(S216)で先
端レジストフラグ(F5),先端レジストスタートフラグ
(F6)を「1」にセットし、ステップ(S217)でADF給
送フラグ(F4)を「0」にリセットしてこのサブルーチ
ンを終了する。また、センサ(SE1)がオフしていれ
ば、即ち、トレイ(111)に原稿が無くなっていれば、
ステップ(S217)でADF給送フラグ(F4)を「0」にリ
セットしてこのサブルーチンを終了する。
第17図は第2CPU(202)のメインルーチンのステップ(S
110)で実行される1枚送りでの原稿排出処理のサブ
ルーチンを示す。この処理が実行されるのは、1枚送り
モードが選択されている場合か、2枚送りモードが選択
されていても奇数枚原稿の最終原稿が給送された場合、
あるいは1枚目の原稿が2枚送りモードで複写するのに
不適切であると判定された場合[ステップ(S188)でN
O]である。
まず、ステップ(S220)で排出フラグ(F9)が「1」か
否かを判定する。排出フラグ(F9)は複写機本体(1)
での原稿に対する複写枚数分の画像露光走査が終了して
原稿交換信号が出力されると「1」にセットされる。従
って、排出フラグ(F9)が「0」にリセットされたまま
であれば直ちにメインルーチンに戻り、「1」にセット
されていればステップ(S221)でセット完了フラグ(F
8)が「1」か否かを判定する。セット完了フラグ(F
8)が「0」にリセットされていればステップ(S224)
に移行し、「1」にセットされていればステップ(S22
2)で搬送モータと排出モータをオンし、ステップ(S22
3)でセット完了フラグ(F8)を「0」にリセットして
ステップ(S224)に移行する。これにて原稿台ガラス
(19)上にセットされていた原稿が排出を開始される。
ステップ(S224)ではセンサ(SE4)がオフエッジか否
か、即ち、原稿の後端がセンサ(SE4)を通過したか否
かを判定し、オフエッジでなければステップ(S226)に
移行し、オフエッジであればステップ(S225)で排出タ
イマをセットし、ステップ(S226)に移行する。この排
出タイマは原稿の後端がセンサ(SE4)にて検出されて
から排出ローラ(133),(134)を抜け切るまでの時間
に設定されている。従って、ステップ(S226)で排出タ
イマのカウント終了を待ってステップ(S227)で排出モ
ータをオフする。これにて原稿は排出トレイ(135)上
に排出されたこととなる。
次に、ステップ(S228)で待機フラグ(F7)が「0」か
否か、即ち、次の原稿が先端レジスト位置に待機してい
るか否かを判定する。待機フラグ(F7)が「1」にセッ
トされていれば、給送処理を実行させるためにステップ
(S232)でADF給送フラグ(F4)を「1」にセットし、
ステップ(S233)に移行する。待機フラグ(F7)が
「0」にリセットされていれば、即ち、このとき排出さ
れた原稿が最終原稿であれば、ステップ(S229)で搬送
モータをオフし、ステップ(S230)でADF動作フラグ(F
3)を「0」にリセットし、ステップ(S231)でADFモー
ド信号を「0」にリセットして第1CPU(201)に出力
し、ステップ(S233)に移行する。
ステップ(S233)では排出フラグ(F9)を「0」にリセ
ッとし、ステップ(S234)でモードフラグ(F1)が
「1」か否かを判定する。モードフラグ(F1)が「0」
にリセットされていれば、即ち、1枚送りモードであれ
ばそのままメインルーチンに戻る。モードフラグ(F1)
が「1」にセットされていれば、即ち、2枚送りモード
であれば、ステップ(S235)で送りフラグ(F2)を
「1」にセットし、メインルーチンに戻る。
第18図は第2CPU(202)のメインルーチンのステップ(S
111)で実行される2枚送りでの原稿排出処理のサブ
ルーチンを示す。このサブルーチンでは原稿排出時に1
枚目の原稿が排出ローラ(131),(132)に挾着された
とき、搬送ベルト(125)の駆動を一旦停止させて2枚
目の原稿を原稿台ガラス(19)上で一時的に待機させ、
2枚の原稿間に適当な間隔をあけた後、搬送ベルト(12
5)を再び回転駆動させ、2枚の原稿を整列性良く排出
トレイ(135)上に排出される。
具体的には、ステップ(S240)〜(S243)は前記ステッ
プ(S220)〜(S223)と同様であり、排出フラグ(F
9),セット完了フラグ(F8)が「1」にセットされて
いるときに排出処理が開始される(第4a図参照)。そし
て、ステップ(S244)でセンサ(SE4)がオンエッジか
否かを判定する。センサ(SE4)がオンエッジでなけれ
ばステップ(S247)に移行し、オンエッジであればステ
ップ(S245)で原稿フラグ(F10)が「0」か否かを判
定する。原稿フラグ(F10)が「0」にリセットされて
いれば、即ち、ステップ(S224)でセンサ(SE4)にて
先端が検出された原稿が1枚目の原稿であれば、ステッ
プ(S246)で搬送モータをオフし、ステップ(S247)に
移行する。これにて2枚目の原稿は原稿台ガラス(19)
上に待機され、1枚目の原稿のみが排出されていく(第
4b図〜第4d図参照)。
ステップ(S247)ではセンサ(SE4)がオフエッジか否
かを判定する。センサ(SE4)がオフエッジでなければ
ステップ(S252)に移行し、オフエッジであればステッ
プ(S248)で原稿フラグ(F10)が「1」か否かを判定
する。原稿フラグ(F10)が「0」にリセットされてい
れば、即ち、ステップ(S247)でセンサ(SE4)にて後
端が検出された原稿が1枚目の原稿であれば、ステップ
(S250)で搬送モータをオンし、ステップ(S251)で原
稿フラグ(F10)を「1」にセットしてメインルーチン
に戻る。これにて原稿台ガラス(19)上に待機していた
2枚目の原稿が排出を再開される(第4e図参照)。
一方、前記ステップ(S248)で原稿フラグ(F10)が
「1」にセットされていると判定されると、即ち、ステ
ップ(S247)でセンサ(SE4)にて後端が検出された原
稿が2枚目の原稿であれば、ステップ(S249)で排出タ
イマをセットしてステップ(S252)に移行する。
ステップ(S252)〜(S257)は前記ステップ(S226)〜
(S231)と同様であり、排出タイマのカウント終了にて
排出モータをオフし[ステップ(S252)でYES、ステッ
プ(S253)]、次の原稿の給送処理を実行させるか[ス
テップ(S254)でNO、ステップ(S258)]、最終原稿が
排出されたのであれば終了処理を実行する[ステップ
(S254)でYES、ステップ(S255)〜(S257)]。続い
て、ステップ(S259)で排出フラグ(F9)を「0」にリ
セットし、ステップ(S260)で原稿フラグ(F10)を
「0」にリセットしてこのサブルーチンを終了する。
第19図は第2CPU(202)のメインルーチンのステップ(S
111)で実行される2枚送りでのいまひとつの原稿排出
処理のサブルーチンを示す。このサブルーチンでは排
出ローラ(131)〜(134)による原稿搬送速度を搬送ベ
ルト(125)による原稿搬送速度よりも大きく設定して
おき、2枚の原稿間に適当な間隔をあけて排出トレイ
(135)上に整列性良く排出させる。
具体的には、ステップ(S270)〜(S273)は前記ステッ
プ(S240)〜(S243)及び(S220)〜(S223)と同様で
あり、排出フラグ(F9),セット完了フラグ(F8)が
「1」にセットされているときに排出処理が開始され
る。この場合、排出ローラ(131)〜(134)による原稿
搬送速度は搬送ベルト(125)による原稿搬送速度より
も大きく設定されており、1枚目の原稿と2枚目の原稿
との間は徐々に開いていく(第5a図,第5b図参照)。
次に、ステップ(S274)でセンサ(SE4)がオフエッジ
か否かを判定する。センサ(SE4)がオフエッジでなけ
ればステップ(S278)に移行し、オフエッジであればス
テップ(S275)で原稿フラグ(F10)が「1」か否かを
判定する。原稿フラグ(F10)が「0」にリセットされ
ていれば、即ち、ステップ(S274)でセンサ(SE4)に
て後端が検出された原稿が1枚目の原稿であれば、ステ
ップ(S277)で原稿フラグ(F10)を「1」にセットし
てメインルーチンに戻る。再びこのサブルーチンがコー
ルされ、ステップ(S275)で原稿フラグ(F10)が
「1」にセットされていると判定されると、即ちこのと
きステップ(S274)でセンサ(SE4)にて後端が検出さ
れた原稿が2枚目の原稿であれば、ステップ(S276)で
排出タイマをセットする。
以下のステップ(S278)〜(S286)は前記ステップ(S2
52)〜(S260)と同様であり、排出タイマのカウント終
了にて排出モータをオフし[ステップ(S278)でYES、
ステップ(S279)]、次の原稿の給送を開始させてこの
サブルーチンを終了するか[ステップ(S280)でNO、ス
テップ(S284)〜(S286)]、最終原稿が排出されるの
であれば終了処理を実行してこのサブルーチンを終了す
る[ステップ(S280)でYES、ステップ(S281)〜(S28
3),(S285),(S286)]。
(実施例の要部) 以上の構成においては、2枚送りモードでの原稿排出時
に、排出ローラ(131)〜(134)による原稿搬送速度を
搬送ベルト(125)による原稿搬送速度よりも大きく設
定することにより(第19図参照)、1枚目と2枚目の原
稿間に適当な間隔があけられ、2枚の原稿が整列性良く
排出トレイ(135)上に排出される(第5図参照)。
(他の実施例) なお、本発明は前記実施例に限定するものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変形することができる。
例えば、前記実施例は原稿の先端,後端をレジストする
手段としてピンチローラ(121),(122)を使用したも
のを示したが、第20a図〜第20d図に示す様に、ゲート
(129)を使用することもできる。この場合、ゲート(1
29)はピンチローラ(121),(122)の給送方向下流側
に給送路に対して進退可能に設置され、上側のピンチロ
ーラ(121)は下側のピンチローラ(122)に対して接離
可能とされている。
この場合、2枚送りモードが選択され、ADFスタートス
イッチ(SSW)がオンされると、まず、ピンチローラ(1
21)が下側のローラ(122)から離間すると共に、ゲー
ト(129)が給送路中に進入する。原稿トレイ(111)上
に積載された原稿はピックアップローラ(112)の回転
にて最上層の原稿(D1)から給送され、正逆転ローラ
(113),(114)にてさばかれ、先端はピンチローラ
(121),(122)間を通過してゲート(129)に当接
し、先端レジスト処理が行なわれる(第20a図参照)。
その後、ゲート(129)が給送路中から退避すると共
に、ピンチローラ(121)が下側のローラ(122)に圧接
して回転駆動され、かつ搬送ベルト(125)も正転駆動
される。これにて、原稿(D1)は後端がゲート(129)
を通過するまで給送される(第20b図参照)。
次に、ゲート(129)が給送路中に進入すると共に、ピ
ンチローラ(121)が下側のローラ(122)から離間す
る。同時に搬送ベルト(125)が矢印(c′)方向に逆
転駆動され、原稿(D1)は逆送され、その後端がゲート
(129)に当接することにより後端レジスト処理が行な
われる(第20c図参照)。この様に1枚目の原稿(D1)
を後端レジスト処理した状態にて原稿トレイ(111)上
の2枚目の原稿(D2)を給送し、先端レジスト処理を行
なう。これにて、2枚の原稿(D1),(D2)がゲート
(129)にて後端レジスト及び先端レジストされた状態
で連続的に並設されたこととなる。
この状態からゲート(129)が給送路中から退避すると
共に、ピンチローラ(121)が下側のローラ(122)に圧
接して回転駆動され、かつ、搬送ベルト(125)も正転
駆動され、原稿(D1),(D2)は同時に原稿台ガラス
(19)上に給送される(第20d図参照)。そして、2枚
目の原稿(D2)の後端が原稿台ガラス(19)上の所定位
置、即ち、光学系(20)による露光開始位置に達したと
き、ピンチローラ(121),(122)と搬送ベルト(12
5)の回転駆動が停止される。
一方、原稿を所定位置にセットする処理としては、セン
サ(SE2)による原稿の後端検出信号に基づいてタイマ
にて給送を停止させる制御を示したが、所定位置に段差
部又は進退可能としたストッパを設けて原稿をスイッチ
バックさせる方式でも良い。即ち、原稿を一旦所定位置
をオーバーランするまで給送し、その後搬送ベルト(12
5)を逆転してスイッチバックさせ、原稿の後端を段差
部又はストッパに当接位置決めする。
また、本発明にあっては2枚の原稿を原稿台ガラス(1
9)上に並置する手段に関しては前述のもの以外に種々
の手段を採用しても良い。例えば、原稿を給送する際の
さばき部において、1枚目の原稿に続けて2枚目の原稿
をも給送する、いわゆるつれ送り方式を採用しても良
い。
[発明の効果] 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、原稿搬送
ベルトによるプラテン上からの原稿排出速度より、排出
手段によるトレイへの原稿排出速度を速くしたため、1
枚目の原稿と2枚目の原稿とが間隔をあけて順次排出さ
れることとなり、2枚送りモードでの原稿排出時におい
て、2枚目の原稿が1枚目の原稿を押すことはなく、2
枚の原稿を適当な間隔を保って整列性良く排出トレイ上
に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第19図は本発明に係る自動原稿搬送装置(AD
F)の一実施例を示し、第1図は複写システムとしての
内部構成図、第2図はADFの一部を切り欠いた斜視図、
第3a図〜第3i図は原稿給送処理を示す動作説明図、第4a
図〜第4e図は原稿排出処理の1例を示す動作説明図、第
5a図〜第5c図は原稿排出処理の他の例を示す動作説明
図、第6図は操作パネルの平面図、第7図は制御回路の
ブロック図、第8図〜第19図は制御手順を示すフローチ
ャート図である。第20a図〜第20d図はレジスト手段の変
形例での原稿給送処理を示す動作説明図である。 (100)……自動原稿搬送装置(ADF)、(110)……原
稿給送部、(111)……原稿トレイ、(112)……ピック
アップローラ、(120)……原稿搬送部、(121),(12
2)……ピンチローラ、(125)……搬送ベルト、(12
9)……ゲート、(130)……原稿排出部、(135)……
排出トレイ、(SE1)〜(SE4)……原稿検出用フォトセ
ンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−89943(JP,A) 特開 昭60−2942(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテン上の第1位置とこの第1位置と原
    稿搬送方向に隣接する第2位置とに渡って張架され、連
    続する2枚の原稿を前記第1位置及び第2位置に並置し
    て停止させ、かつ、露光動作の終了後にプラテン上より
    原稿を排出する原稿搬送ベルトと、原稿搬送ベルトによ
    ってプラテン上より排出される原稿を受け取ってトレイ
    上に排出する排出手段とを備えた自動原稿搬送装置にお
    いて、 前記原稿搬送ベルトによるプラテン上からの原稿排出速
    度より、前記排出手段によるトレイへの原稿排出速度を
    速くしたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
JP62108625A 1987-05-01 1987-05-01 自動原稿搬送装置 Expired - Fee Related JPH0762769B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62108625A JPH0762769B2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01 自動原稿搬送装置
US07/188,533 US4912518A (en) 1987-05-01 1988-04-29 Automatic document feeder for two-document one-side copying

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62108625A JPH0762769B2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01 自動原稿搬送装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6210947A Division JP2591491B2 (ja) 1994-09-05 1994-09-05 自動原稿搬送装置

Publications (2)

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