JPH0762689B2 - ケ−ブル事故区間標定方法 - Google Patents

ケ−ブル事故区間標定方法

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JPH0762689B2
JPH0762689B2 JP60245757A JP24575785A JPH0762689B2 JP H0762689 B2 JPH0762689 B2 JP H0762689B2 JP 60245757 A JP60245757 A JP 60245757A JP 24575785 A JP24575785 A JP 24575785A JP H0762689 B2 JPH0762689 B2 JP H0762689B2
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JP
Japan
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line
address setting
detection
sensor
cable
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Expired - Lifetime
Application number
JP60245757A
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JPS62105060A (ja
Inventor
克明 難波
伸洋 佐々木
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はケーブル事故の区間標定方法に係り、特に常時
事故発生の検知と区間の標定が可能な事故区間標定方法
に関する。
[発明の技術的背景およびその問題点] ケーブル線路に常設した装置により自動的に事故点を標
定できれば事故点をただちに発見し適切な処置を施すこ
とができる。この目的を達成するために従来種々の方法
が開発されているが、それらは事故が発生したことは確
認できても発生位置がわからない、あるいは線心数が多
いという難点があった。例えば、第3図に示す検出方法
は、ケーブル線路に沿って複数のセンサー30を配設し、
それらセンサー30を例えば二つの群に分けて群ごとにそ
れぞれ異なる組の導線40に接続し検出器20に接続したも
のであるが、この検出方法においては検出器20の構成は
簡単であるが、同一導線40に接続してあるセンサー30が
2個以上作動した場合、その位置を判定できない。ま
た、この検出方法において、位置検出機能を持たせるよ
うにするには、導線の数を[検出位置の数+共通線1
本]とする必要がある。これに対し第4図に示す方法は
三本の導線40を配設し、そのうち二本を順次組合せて選
択しセンサー30に接続したもので、この方法では導線数
は少なくてすむがセンサー30は組合せを選別スキャンす
る複雑な機能を必要とする。しかも、例えば第4図に示
すように3個のセンサー30のうち2個が作動すると、作
動していないセンサーの両端も導通し実質的に位置検出
が不可能である。
[発明の目的] 本発明は上記従来の難点を解消するためになされたもの
で、簡単な構成で常時事故発生および発生区間の標定が
できるケーブル事故区間標定方法を提供することであ
る。
[発明の概要] このような目的を達成するために、本発明の事故区間標
定方法によれば、複数のケーブル位置検出箇所に沿って
複数のアドレス設定線と複数のデータ検出線を布設する
と共に、検出箇所にはケーブルの事故を検知するためケ
ーブルの事故の検出に応じてコンタクトを閉じる型式の
センサーをアドレス設定線とデータ検出線の交点に設
け、アドレス設定線を検出箇所に設けたセンサに対応さ
せて該センサを介してデータ検出線に接続し、アドレス
設定線にアドレス設定信号を時間をずらして印加しデー
タ検出線のラインレベルを検出することにより事故区間
を標定する。
[発明の実施例] 以下、本発明による事故区間標定方法の好ましい実施例
を図面により説明する。
第1図において、複数のアドレス設定線A.Lおよび複数
のデータの検出線D.Lはケーブル(図示せず)の位置検
出箇所に沿って布設され、各位置検出箇所にはケーブル
の事故を検知するセンサ1A、2A、3A…がアドレス設定線
とデータ検出線の交点に設置されている。第2図に示す
ように、例えばマンホール20間の区間Aにはセンサ1A、
2A、3Aが、Bにはセンサ1B、2B、3Bが、Cにはセンサ1
C、2C、3Cが等間隔に設置されている。アドレス設定線
A.Lは、それぞれ位置検出箇所に設けたセンサ1A、2A、3
A、1B、2B、3B、1C、2C、3Cに対応して該センサを介し
てデータ検出線D.Lに接続されている。例えばアドレス
設定線A.L4は、区間Aの検出箇所に設けたセンサ1A、2
A、3Aに対してそのセンサ1A、2A、3Aを介してそれぞれ
データ検出線D.Lのライン21、22、23に接続されてい
る。
なお、各データ検出線D.Lには電圧Vが抵抗Rを介して
印加されている。また、時間をずらして入力されるアド
レス設定信号S1、S2、S3、S4はトランジスタゲートG1、G2、G
3、G4を介してアドレス設定線A.L1〜4に印加される。即
ち、信号は各ゲートのベースに入力され、各コレクタは
それぞれのアドレス設定線A.L1〜4に接続され、エミッ
タはアースされている。センサは、ケーブルの事故を検
出するための該センサまたは光センサであり、事故の検
出に応じて点線で示すコンタクトを閉じる型式のもので
ある。
いま、ケーブルの一部に事故が発生し、発生点近傍のセ
ンサ(例えば1A)が作動してそのコンタクトが閉じられ
ると、第1図の如きタイミングで入力されたアドレス設
定信号S4はゲートG4を開き、電圧Vは抵抗Rを介しセン
サ1Aを通ってゲートG4からアースに落ちてV=Oとな
る。測定端ではデータ検出線D.Lのライン21からライン
レベルがVからOボルトになったのを検出することによ
りケーブル事故が区間Aにあることを推定する。他のセ
ンサにより事故が検出されたときも同様に位置標定がで
きるのでその説明は省略する。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本発明の事故区間
標定方法によれば、複数のケーブル位置検出箇所に沿っ
て複数のアドレス設定線と複数のデータ検出線を布設す
ると共に、検出箇所にはケーブルの事故を検知するため
ケーブルの事故の検出に応じてコンタクトを閉じる型式
のセンサーをアドレス設定線とデータ検出線の交点に設
け、アドレス設定線を検出箇所に設けたセンサに対応さ
せて該センサを介してデータ検出線に接続し、アドレス
設定線にアドレス設定信号を時間をずらして印加しデー
タ検出線のラインレベルを検出することにより、事故の
検知と区間の標定が可能となり、またセンサーはケーブ
ルの事故の検出に応じてコンタクトを閉じる型式である
ため、その駆動用電源が不要であるため電源のメンテナ
ンス等が不要となり、かつデータ検出線のラインレベル
(Hレベル、Lレベル)のみを検出して任意の区間の標
定が可能となり、パターン判別装置等のような高価な測
定機器を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる検出装置の回路図、第2図
は本発明に用いられるセンサーの設定位置の説明図、第
3図および第4図はそれぞれ従来の事故区間標定法にお
けるシステム構成図および回路図である。 A.L……アドレス設定線 D.L……テータ検出線 S1〜S4……アドレス設定信号 1A、2A、3A、1B、2B、3B、1C、2C、3C……センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のケーブル位置検出箇所に沿って複数
    のアドレス設定線と複数のデータ検出線を布設すると共
    に、前記検出箇所にはケーブルの事故を検知するためケ
    ーブルの事故の検出に応じてコンタクトを閉じる型式の
    センサーを前記アドレス設定線と前記データ検出線の交
    点に設け、前記アドレス設定線を前記検出箇所に設けた
    センサに対応させて該センサを介して前記データ検出線
    に接続し、前記アドレス設定線にアドレス設定信号を時
    間をずらして印加し前記データ検出線のラインレベルを
    検出することにより事故区間を標定することを特徴とす
    るケーブル事故区間標定方法。
JP60245757A 1985-10-31 1985-10-31 ケ−ブル事故区間標定方法 Expired - Lifetime JPH0762689B2 (ja)

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JPS62105060A JPS62105060A (ja) 1987-05-15
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58180960A (ja) * 1982-04-16 1983-10-22 Hitachi Ltd 事故点標定装置
JPS58198769A (ja) * 1982-05-04 1983-11-18 Furukawa Electric Co Ltd:The 送電鉄塔における落雷検知方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58180960A (ja) * 1982-04-16 1983-10-22 Hitachi Ltd 事故点標定装置
JPS58198769A (ja) * 1982-05-04 1983-11-18 Furukawa Electric Co Ltd:The 送電鉄塔における落雷検知方法

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JPS62105060A (ja) 1987-05-15

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