JPH0611124B2 - バスライン誤結線検知テスタ - Google Patents
バスライン誤結線検知テスタInfo
- Publication number
- JPH0611124B2 JPH0611124B2 JP8938485A JP8938485A JPH0611124B2 JP H0611124 B2 JPH0611124 B2 JP H0611124B2 JP 8938485 A JP8938485 A JP 8938485A JP 8938485 A JP8938485 A JP 8938485A JP H0611124 B2 JPH0611124 B2 JP H0611124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- bus line
- signal
- detection
- information outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、多芯ケーブルを使ったバスラインシステムに
おいて、工事後の誤結線を検知するバスライン誤結線検
知テスタに関するものである。
おいて、工事後の誤結線を検知するバスライン誤結線検
知テスタに関するものである。
[背景技術] 一般に多芯ケーブルを使った配線においては線材自体に
多色ケーブルを用いており、工事中はその色を基準に結
線を行っていた。
多色ケーブルを用いており、工事中はその色を基準に結
線を行っていた。
しかし、多芯ケーブルの芯数が増加すると、よく似た色
が使用されるため、薄暗い場所で行なわれる工事では誤
結線が起きやすい。また、一度工事が終わると、配線自
体は壁の中に入ってしまい、外からは誤結線があるかど
うかは分からないという問題があった。さらに、バスラ
インシステムにおいては総て送り配線で多数個所に接続
されるため、何処の送り配線部にて結線を誤ったかを検
出する必要がある。
が使用されるため、薄暗い場所で行なわれる工事では誤
結線が起きやすい。また、一度工事が終わると、配線自
体は壁の中に入ってしまい、外からは誤結線があるかど
うかは分からないという問題があった。さらに、バスラ
インシステムにおいては総て送り配線で多数個所に接続
されるため、何処の送り配線部にて結線を誤ったかを検
出する必要がある。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、工事後に簡単な方法で結線の誤りを
検出することのできるバスライン誤結線検知テスタを提
供することになる。
的とするところは、工事後に簡単な方法で結線の誤りを
検出することのできるバスライン誤結線検知テスタを提
供することになる。
[発明の開示] (実施例1) 第3図は多芯の情報ラインを使ったバスラインシステム
の全体構成を示している。このバスラインシステムは親
器1にて管理されており、この親器1より複数本の信号
線からなるバスラインLにて多カ所に情報が送出され
る。そして、親器1より送出される信号を取り出す部分
は第4図に示すように結線部2となっており、この結線
部2には各信号線の本数に応じた本数の引出線が結線
され、この引出線より送出される信号を端末器(以下
電話機5を例として説明する)に伝達するための情報コ
ンセント3に接続れている。この情報コンセント3に電
話機5と接続されたコネクタ4を差し込み、電話機5と
親器1との接続を行う。ここで、第4図に示すように誤
結線がある(符号c,dにて示す信号線を誤結線してい
る)とすると、次の情報コンセント3の各端子には誤っ
た信号(信号線のbとcとが入れ代わった信号)が伝送
される。第1図は上述のような誤結線を検出する本発明
の一実施例としてのバスライン誤結線検知テスタを示す
図であり、親器1に接続された側にてアースとなる信号
線と他の信号線との間に夫々異なる電圧を印加する電圧
送出回路6と、情報コンセント3に差し込むコネクタ4
を有すると共にコンパレータ81〜83を内蔵した表示
装置7とからなり、表示はコンパレータ81〜83出力
にてLED等の表示器91〜93を点灯することにより
行う。以下バスラインLの信号線を4本として説明する
ことにする。本実施例の信号線Lへの電圧の印加は親器
1の影響をなくすため、親器1に結線したバスラインL
の各信号線の一端を外して電圧送出回路6に結線する。
ここで、図示するように信号線を識別するためa〜dとす
る、そして、信号線dをアースとして信号線c,d間に電圧
V1、信号線b,d間に電圧V2、信号線a,d間に電圧V3を
印加する。この後誤結線を検出するため、表示部7のコ
ネクタ4を情報コンセント3に差し込み、コンパレータ
81〜83にて信号線a〜cに印加された夫々電圧が電圧
送出回路6にて印加された電圧とほぼ同様であるかを検
出し、規定値以内、つまりコンパレータ81〜83の判
定電圧以内であるときのコンパレータ81〜83出力
(この場合ローレベルの出力)にて表示器91〜93を
点灯する。このように総ての表示器91〜93が点灯し
たときには電圧送出回路6から結線部2までの結線が正
常であることを示すものである。この表示部7のコンパ
レータ81〜83にて構成された検出部の具体回路を第
4図に示す。本実施例ではコンパレータ81〜83にて
信号線dと信号線a〜c間の夫々電圧が所定範囲内にある
かどうかを検出するように夫々2個のコンパレータにて
電圧の検出を行っている。そして、電圧送出回路6にて
信号線dと信号線a〜c間に印加される夫々の電圧V1〜V
3をV1=2V、V2=4V、V3=6Vとすると、コンパ
レータ811の基準電圧を1.5V、コンパレータ812の
基準電圧を2.5Vとし、±0.5Vの電圧幅を持たせてお
り、他のコンパレータ821〜832に関しても同様の±
0.5Vの電圧幅を持たせている。また、コンパレータ8
11、821、831は非反転型のコンパレータ、コンパ
レータ812、822、832は反転型のコンパレータで
ある。さらに、コンパレータ811〜832の出力にはオ
アゲートG1〜G3が設けてあり、組みになったコンパレ
ータ(たとえばコンパレータ811と812)の論理和を
行う。したがって、コンパレータ811〜832の出力が
すべてのハイレベルであるとき、すべてのオアゲートG
1〜G3の出力がローレベルになり、表示器91〜93が
点灯する。
の全体構成を示している。このバスラインシステムは親
器1にて管理されており、この親器1より複数本の信号
線からなるバスラインLにて多カ所に情報が送出され
る。そして、親器1より送出される信号を取り出す部分
は第4図に示すように結線部2となっており、この結線
部2には各信号線の本数に応じた本数の引出線が結線
され、この引出線より送出される信号を端末器(以下
電話機5を例として説明する)に伝達するための情報コ
ンセント3に接続れている。この情報コンセント3に電
話機5と接続されたコネクタ4を差し込み、電話機5と
親器1との接続を行う。ここで、第4図に示すように誤
結線がある(符号c,dにて示す信号線を誤結線してい
る)とすると、次の情報コンセント3の各端子には誤っ
た信号(信号線のbとcとが入れ代わった信号)が伝送
される。第1図は上述のような誤結線を検出する本発明
の一実施例としてのバスライン誤結線検知テスタを示す
図であり、親器1に接続された側にてアースとなる信号
線と他の信号線との間に夫々異なる電圧を印加する電圧
送出回路6と、情報コンセント3に差し込むコネクタ4
を有すると共にコンパレータ81〜83を内蔵した表示
装置7とからなり、表示はコンパレータ81〜83出力
にてLED等の表示器91〜93を点灯することにより
行う。以下バスラインLの信号線を4本として説明する
ことにする。本実施例の信号線Lへの電圧の印加は親器
1の影響をなくすため、親器1に結線したバスラインL
の各信号線の一端を外して電圧送出回路6に結線する。
ここで、図示するように信号線を識別するためa〜dとす
る、そして、信号線dをアースとして信号線c,d間に電圧
V1、信号線b,d間に電圧V2、信号線a,d間に電圧V3を
印加する。この後誤結線を検出するため、表示部7のコ
ネクタ4を情報コンセント3に差し込み、コンパレータ
81〜83にて信号線a〜cに印加された夫々電圧が電圧
送出回路6にて印加された電圧とほぼ同様であるかを検
出し、規定値以内、つまりコンパレータ81〜83の判
定電圧以内であるときのコンパレータ81〜83出力
(この場合ローレベルの出力)にて表示器91〜93を
点灯する。このように総ての表示器91〜93が点灯し
たときには電圧送出回路6から結線部2までの結線が正
常であることを示すものである。この表示部7のコンパ
レータ81〜83にて構成された検出部の具体回路を第
4図に示す。本実施例ではコンパレータ81〜83にて
信号線dと信号線a〜c間の夫々電圧が所定範囲内にある
かどうかを検出するように夫々2個のコンパレータにて
電圧の検出を行っている。そして、電圧送出回路6にて
信号線dと信号線a〜c間に印加される夫々の電圧V1〜V
3をV1=2V、V2=4V、V3=6Vとすると、コンパ
レータ811の基準電圧を1.5V、コンパレータ812の
基準電圧を2.5Vとし、±0.5Vの電圧幅を持たせてお
り、他のコンパレータ821〜832に関しても同様の±
0.5Vの電圧幅を持たせている。また、コンパレータ8
11、821、831は非反転型のコンパレータ、コンパ
レータ812、822、832は反転型のコンパレータで
ある。さらに、コンパレータ811〜832の出力にはオ
アゲートG1〜G3が設けてあり、組みになったコンパレ
ータ(たとえばコンパレータ811と812)の論理和を
行う。したがって、コンパレータ811〜832の出力が
すべてのハイレベルであるとき、すべてのオアゲートG
1〜G3の出力がローレベルになり、表示器91〜93が
点灯する。
(実施例2) 第5図は本発明の他の実施例を示す図であり、親器1内
部に電圧送出回路6を内蔵して、通常の信号送出時と誤
結線検出時とをスイッチSWにて切り換えるものであ
り、親器本体1a側に通常状態には切換わっている。他
の構成及び動作については実施例1と同様である。本実
施例ではスイッチSWを有することにより親器1とバス
ラインLとの結線を誤結線検出時に外す必要がないの
で、工事後のチェックがさらに容易となる。
部に電圧送出回路6を内蔵して、通常の信号送出時と誤
結線検出時とをスイッチSWにて切り換えるものであ
り、親器本体1a側に通常状態には切換わっている。他
の構成及び動作については実施例1と同様である。本実
施例ではスイッチSWを有することにより親器1とバス
ラインLとの結線を誤結線検出時に外す必要がないの
で、工事後のチェックがさらに容易となる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、親器と端末器との信号の送受信
を行う複数の信号線からなるバスラインの適所に情報を
取り出すための情報コンセントを設け、バスラインの始
端においてアースとなる信号線と他の信号との間で夫々
異なる電圧を印加する電圧送出回路と、各情報コンセン
トに接続するコネクタを有し情報コンセントの各信号線
に対応する端子間の電圧が所定電圧であるかを検出する
検出部と、該検出部出力にて結線状態を表示する表示部
とを備えているので、複数個所に配設された情報コンセ
ントにコネクタを次々に接続していくことで容易に誤結
線を検出することができ、表示部にて誤結線であるかど
うかを表示するので、作業者が一々電圧を測定する必要
がなく、作業が容易でスピーディになる効果を奏する。
を行う複数の信号線からなるバスラインの適所に情報を
取り出すための情報コンセントを設け、バスラインの始
端においてアースとなる信号線と他の信号との間で夫々
異なる電圧を印加する電圧送出回路と、各情報コンセン
トに接続するコネクタを有し情報コンセントの各信号線
に対応する端子間の電圧が所定電圧であるかを検出する
検出部と、該検出部出力にて結線状態を表示する表示部
とを備えているので、複数個所に配設された情報コンセ
ントにコネクタを次々に接続していくことで容易に誤結
線を検出することができ、表示部にて誤結線であるかど
うかを表示するので、作業者が一々電圧を測定する必要
がなく、作業が容易でスピーディになる効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2図は同上
の要部の具体回路図、第3図はバスラインシステムの全
体構成図、第4図は同上の誤結線状態を示す説明図、第
5図は他の実施例を示す要部の概略構成図である。 1は親器、2は結線部、3は情報コンセント、4はコネ
クタ、6は電圧送出回路、7は表示部、81〜83はコ
ンパレータ、91〜93は表示器、Lは信号線である。
の要部の具体回路図、第3図はバスラインシステムの全
体構成図、第4図は同上の誤結線状態を示す説明図、第
5図は他の実施例を示す要部の概略構成図である。 1は親器、2は結線部、3は情報コンセント、4はコネ
クタ、6は電圧送出回路、7は表示部、81〜83はコ
ンパレータ、91〜93は表示器、Lは信号線である。
Claims (2)
- 【請求項1】親器と端末器との信号の送受信を行う複数
の信号線からなるバスラインの適所に情報を取り出すた
めの情報コンセントを設け、バスラインの始端において
アースとなる信号線と他の信号との間で夫々異なる電圧
を印加する電圧送出回路と、各情報コンセントに接続す
るコネクタを有し情報コンセントの各信号線に対応する
端子間の電圧が所定電圧であるかを検出する検出部と、
該検出部出力にて結線状態を表示する表示部とを備えて
成るバスライン誤結線検知テスタ。 - 【請求項2】電圧送出回路を親器内に設け、通常の信号
送出時と誤結線検出時とをスイッチににて切り換えて成
る特許請求の範囲第1項記載のバスライン誤結線検知テ
スタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8938485A JPH0611124B2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | バスライン誤結線検知テスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8938485A JPH0611124B2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | バスライン誤結線検知テスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61245723A JPS61245723A (ja) | 1986-11-01 |
JPH0611124B2 true JPH0611124B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=13969171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8938485A Expired - Lifetime JPH0611124B2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | バスライン誤結線検知テスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611124B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4910628A (en) * | 1987-11-13 | 1990-03-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Terminal unit in information transmission system |
JPH0728296B2 (ja) * | 1989-02-06 | 1995-03-29 | シャープ株式会社 | ホームバスケーブルの検査装置 |
US5208543A (en) * | 1991-05-21 | 1993-05-04 | Albiniak Donald W | Power antenna quick tester with optical remote indicator |
KR100396846B1 (ko) * | 2001-03-02 | 2003-09-03 | 주식회사 지. 아이. 티 | 자동차 고장진단을 위한 다채널 진단장비의상대전압측정에 의한 접속 이상유무의 판단방법 |
JP5333838B2 (ja) * | 2009-03-10 | 2013-11-06 | オムロン株式会社 | Fa機器 |
-
1985
- 1985-04-24 JP JP8938485A patent/JPH0611124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61245723A (ja) | 1986-11-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |