JPH0762423A - 自動熱処理装置および自動熱処理方法 - Google Patents

自動熱処理装置および自動熱処理方法

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JPH0762423A
JPH0762423A JP20791393A JP20791393A JPH0762423A JP H0762423 A JPH0762423 A JP H0762423A JP 20791393 A JP20791393 A JP 20791393A JP 20791393 A JP20791393 A JP 20791393A JP H0762423 A JPH0762423 A JP H0762423A
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  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の種類の異なる被熱処理部材の熱処理作
業を正確に且つ機械的に行える自動熱処理システムに関
する。 【構成】 自動熱処理装置内を循環使用され且つ収容す
る被熱処理部材の熱処理データが付されたバスケット7
と、バスケット7に被熱処理部材に必要な上記熱処理デ
ータを形成する熱処理データ形成手段6と、上記バスケ
ット7に付された熱処理データを読み取る熱処理データ
読み取り手段2Bと、被熱処理部材を収容したバスケット
7を上記熱処理データ読み取り手段2Bで読み取った熱処
理データに従って必要な熱処理手段1A〜1Kあるいはスト
ックヤード3に搬送するチャージカー2と、このチャー
ジカー2の一側方に配設された複数の熱処理手段1A〜1K
と、チャージカー2の他の側方に配設されたストックヤ
ード3と、熱処理終了後空になったバスケット7を熱処
理データ形成手段6へ搬送する第2搬送手段5とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍛造等の成形後の各部
品(被熱処理部材)にそれぞれ所望の熱処理を自動的に
施す自動熱処理システム (装置と方法) に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鍛造等により成形された部品に
は、成形あるいは加工の際に発生する内部応力を除去す
るため、また硬度を高める等のため、種々の熱処理がお
こなわれる。例えば、鍛造の場合を例にとって説明すれ
ば、加熱後水あるいは油による焼入れ、焼ならし、ある
いは焼なまし等の熱処理が単一であるいは時間的に順次
複数おこなわれる。
【0003】従来、このような熱処理は、部品が比較的
小型である場合には、耐熱性のバスケット(本明細書に
おいて、バスケットとは被熱処理部材を収容することが
可能な各種形態の容器を含む広い概念で使用する)に複
数個入れ、このバスケットを作業者がフォークリフト等
を用いて、所望の単一あるいは順次複数の熱処理手段
(例えば、加熱炉あるいは焼入用の水槽)に供給し、所
望の熱処理を施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、必要な
熱処理が異なる被熱処理部材の種類が多数あるとき、上
述のような熱処理システムの場合には、被熱処理部材を
種類別に収容した各バスケットに何らかの識別マークを
付し、この識別マークを作業者が記憶しておいて、各バ
スケット毎に必要な熱処理を所定時間施さなければなら
ない。特に、それぞれのバスケットに複数の熱処理を順
次おこなう場合、各バスケットが処理工程的に交錯する
なか、作業者はそれぞれのバスケットに付した識別マー
クを記憶あるいはメモしておき、そのバスケット毎に必
要な熱処理手段へ順次選択的に供給しあるいは処理終了
後速やかに取り出さなければならない。従って、各バス
ケットを所定どおり正確に一連の熱処理をおこなうため
には、作業者にとって非常に煩雑な且つ神経を使う作業
となる。
【0005】さらに、一般に各熱処理手段での処理にか
なりの時間を要し、且つ各熱処理手段での所要時間がそ
れぞれ異なることより、時間調整のため各バスケットを
一時的に保管しておかなければならないことが多々ある
ことから、上記作業者の記憶をより困難にし、また作業
を煩雑にする。
【0006】また、上述のように、作業者の運用によっ
て、熱処理工程が異なる各被熱処理部材を各熱処理手段
で時間的に調節しつつ順次施す場合には、熱処理設備全
体としての処理効率に限界があり、とても大量生産され
コンベヤ等で連続的に搬送されてくる大量の且つ種類の
異なる被熱処理部材を処理することはできなかった。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みおこなわ
れたもので、熱処理作業を正確に且つ機械的に行える熱
処理システム(熱処理設備と熱処理方法)を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本第1の発明にかかる自
動熱処理装置は、順次供給される被熱処理部材を各熱処
理手段へ供給してその被熱処理部材に必要な熱処理を自
動的に施す自動熱処理装置であって、この自動熱処理装
置が、この自動熱処理装置内を循環使用され且つ収容す
る被熱処理部材の熱処理データが付されたバスケット
と、バスケットに被熱処理部材に必要な上記熱処理デー
タを形成する熱処理データ形成手段と、上記バスケット
に付された熱処理データを読み取る熱処理データ読み取
り手段と、上記熱処理データ読み取り手段で読み取った
熱処理データに従って被熱処理部材を収容したバスケッ
トを必要な熱処理手段あるいはストックヤードに搬送す
る第1搬送手段と、この第1搬送手段の一側方に配設さ
れた複数の熱処理手段と、第1搬送手段の他の側方に配
設されたバスケットを必要に応じて一時待機させるスト
ックヤードと、熱処理終了後空になったバスケットを熱
処理データ形成手段へ搬送する第2搬送手段とを備え、
空のバスケットを熱処理データ形成手段に搬送して収容
する被熱処理部材に必要な熱処理データを付すととも
に、このバスケットに被熱処理部材を収容し、バスケッ
トに収容された特定の被熱処理部材を、該バスケットに
付された熱処理データに従って第1搬送手段で、必要な
熱処理手段に搬送して所望の熱処理を施すとともに、熱
処理手段への搬送に際し必要に応じてストックヤードに
搬送して一時待機させ、所望の熱処理終了後にバスケッ
トから被熱処理部材を取り出し、空になったバスケット
を第2搬送手段で再び熱処理データ形成手段に搬送して
次に収容する被熱処理部材に必要な熱処理データを付す
よう構成されていることを特徴とする。
【0009】そして、上記第1の発明にかかる自動熱処
理装置において、第1搬送手段が定まった軌道上を往復
動する走行車両で構成されるとともに、前記第2搬送手
段が上記軌道に平行に並設されていることが望ましい。
【0010】また、本第2の発明にかかる自動熱処理方
法は、順次供給される被熱処理部材を各熱処理手段へ供
給してその被熱処理部材に必要な熱処理を自動的に施す
自動熱処理方法であって、この自動熱処理方法が、収容
する被熱処理部材に必要な熱処理データが付されたバス
ケットにその熱処理部材を収容し、バスケットに付され
た熱処理データを熱処理データ読み取り手段で読み取
り、この読み取った熱処理データに基づいて搬送手段を
用いて所望の熱処理手段に搬送し、この搬送に際し必要
に応じて一時的にストックヤードで待機させて時間調整
をおこない、所望の熱処理終了後、バスケットから被熱
処理部材を取り出すとともに、空になったバスケットを
熱処理データ形成手段に搬送してこのバスケットに次に
収容する被熱処理部材に必要な熱処理データを付す一連
の工程を繰り返して、順次供給される被熱処理部材を自
動的に所望の熱処理を施すことを特徴とする。
【0011】
【作用】しかして、本第1,第2の発明にかかる自動熱
処理装置および自動熱処理方法によれば、バスケットに
収容した被熱処理部材に必要な熱処理データが付され、
該付された熱処理データが熱処理データ読み取り手段で
読み取られ、この読み取り手段の読み取った熱処理デー
タに従って第1搬送手段が必要な熱処理手段に順次搬送
するとともに、所望の熱処理手段が処理中であるときに
はストックヤードで一時待機させ、所望の熱処理手段が
使用可能状態になれば、第1搬送手段が再びその熱処理
手段に搬送する。このような搬送あるいは熱処理手段へ
の供給に際し、被熱処理部材を収容したバスケットに熱
処理データが付されているため、順次一連の熱処理をお
こなう熱処理手段に正確に供給され且つ取り出され、所
望の熱処理がおこなわれる。そして、所望の熱処理が終
了したバスケットは、収容した被熱処理部材が排出され
ると、第2搬送手段によって熱処理データ形成手段に搬
送されここで次に収容する被熱処理部材に応じて熱処理
データが形成される。
【0012】従って、各バスケット毎に異なる熱処理が
必要な場合であっても、正確に且つ作業者の記憶に頼る
ことなく自動的に効率良く熱処理を施すことができる。
しかも、バスケットは、上述のように自動熱処理装置内
で循環使用されるため、コンベヤ等で順次異なる被熱処
理部材が搬入されても、簡単に対応することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかる自動熱処理装
置と自動熱処理方法について図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0014】図1は本発明にかかる熱処理装置の全体の
構成と配置を示す全体平面図、図2は図1の左半分の拡
大平面図、図3は図2のレール側から見た正面図、図4
は図1の右半分の拡大平面図、図5は図4のレール側か
ら見た正面図、図8〜図10はチャージカーの構成を示す
平面図,背面図,側面図である。
【0015】図1において、1A〜1Kは熱処理手段、2は
第1搬送手段を構成するチャージカー(自走型走行車
両)、3はストックヤード、4は熱処理終了後のバスケ
ットを次の処理工程であるショットブラスト装置9まで
搬送するチェーンコンベヤ、5は第2搬送手段を構成す
るチェーンコンベヤ、6は熱処理データ形成手段を構成
する熱処理データ形成装置、7はストックヤード3に載
置されたバスケット、30はホストコンピュータ31が配置
されている中央制御室である。
【0016】上記熱処理手段1A〜1Jのうち、1Aは歯車あ
るいはクランク軸の中間製品である被熱処理部材を加熱
する第1加熱炉、1Bは同様被熱処理部材を加熱する第2
加熱炉、1Cは上記被熱処理部材を焼ならしあるいは焼き
なまし処理する焼準冷却装置、1Dは水シャワー装置、1E
は焼入水槽装置、1Fは上記1A,1B と同様の処理を行う第
3加熱炉、1Gは同じく第4加熱炉、1Hは焼入油槽装置、
1Jは温水洗浄装置、1Kは上記1A,1B,1F,1G と同様の処理
を行う第5加熱炉である。
【0017】そして、上記第1〜第5加熱炉はそのとき
流れてくる被熱処理部材の種類によって、焼入,焼なら
し等必要な温度に自在に設定できるよう構成されてい
る。従って、第1加熱炉1Aが焼ならし処理のための加熱
に使用され、第2加熱炉1Bが焼入処理のための加熱に使
用される等、上記第1から第5加熱炉1A,1B,1F,1G,1Kは
適宜目的に合わせて炉内温度を設定して所望の加熱炉と
して運用される。
【0018】そして、上記焼入水槽装置1Eおよび焼入油
槽装置1Hは、図4,図5,図7に図示するように、床面
から下方に水あるいは油を蓄えるための槽10が設けら
れ、その上方には水槽あるいは油槽内へバスケットを浸
漬取り出し可能なリフター11が配設されている。このリ
フター11は、図7に図示するように、一側の下端に係合
爪11a が突出した固定吊持金具11A と、上方のピン11b
を中心に揺動自在で下端に係合爪11d が突出形成された
揺動吊持金具11B が上記固定吊持金具11A に対峙して配
設され、該揺動吊持金具11B はリフター11上部に配置さ
れたシリンダ11e の伸縮動作で揺動可能になり、この揺
動により、該焼入水槽装置1Eの場合には内部に収容され
たバスケット7のバスケット台部7Bを係着・解除可能に
構成され、一方該焼入油槽装置1Hの場合には内部に収容
されたバスケット7のバスケット収容部7Aを係着・解除
可能に構成されている。そして、上記リフター11は、焼
入水槽装置1Eおよび焼入油槽装置1Hの上部に回転自在に
配設されたスプロケット12A により図示しないチェーン
を介して昇降自在に吊持され、このスプロケット12A は
チェーン12B を介して側部に設けられた昇降用シリンダ
12C の伸縮動により回転させられ、リフター11が、実線
で図示する上昇位置から、バスケット7が槽内に位置す
る二点鎖線で図示する降下位置まで動作可能に構成され
ている。
【0019】また、上記焼準冷却装置1Cは、図2あるい
は図3に図示するように、上方に大型のファン13が配設
され、この焼準冷却装置1C内に収容されたバスケット内
の被熱処理部材を強制空冷して焼準冷却 (焼ならし) す
るよう構成されている。
【0020】そして、図2あるいは図3に図示する上記
水シャワー装置1Dは、周部から噴出する水シャワーによ
って、該水シャワー装置1D内に収容されたバスケット内
の被熱処理部材を水で洗浄するよう構成されている。
【0021】この水シャワー装置1Dおよび上記焼準冷却
装置1Cは、一般に熱処理工程の最終工程となるため、上
記チャージカー2側からバスケットを受入れ、装置内部
で洗浄して後、上記チェーンコンベヤ4側に払い出し可
能に、チャージカー2側からチェーンコンベヤ4側に至
る駆動ローラコンベヤが設けられている。
【0022】そして、上記温水洗浄装置1Jは、図4ある
いは図5に図示するように、基本的に上述した焼入水槽
装置1Eおよび焼入油槽装置1H(図7参照)と同様の、槽
10、リフター11、昇降シリンダ12C 等を具備するととも
に、槽10の底部に上方に向かって温水を噴射するノズル
10a を備え、槽10内に収容されたバスケット7内の被熱
処理部材を温水洗浄するよう構成されている。
【0023】上記チャージカー2は、図1に図示するよ
うに、所謂自走型トラバーサと呼ばれる自走型走行車両
からなる搬送装置で、図1,図2, 図4に図示するよう
に、列設された各熱処理手段1A〜1Kに沿って敷設された
レール14上を内蔵する制御装置の指示に従って走行する
よう構成されている。このチャージカー2は、図10に図
示するように、上記レール14側方に配設された3本の電
線15から電力とホストコンピュータ31 (図1参照)から
の制御信号を、集電器2aを介して受けるよう構成され、
制御信号に基づいて、内蔵する制御装置の制御により、
所定の動作をなすよう構成されている。
【0024】このチャージカー2は、図1の各熱処理手
段1A〜1Kあるいはバスケット移載部位(移載ステーショ
ン)24の積み込みポジションおよびストックヤード3に
接近してバスケットを積み込みあるいは積み下ろしする
ため、図8あるいは図9に図示する、フォーク2bと、走
行方向に直交する両方向に上記フォーク2bの送り出し引
き込みをおこなうピニオン・ラック機構とそのための駆
動用電動機2kを有する搭載機構2Eと、フォーク2bを含む
搭載機構2Eを昇降させるリフト用のシリンダ2fを有する
リフト機構2gを具備した積み込み・払出し装置2Aを備
え、上記制御装置2Dからの制御により、移載しようとす
るバスケットの下方にフォーク2bを挿入するとともにリ
フトアップして引き込んで搭載し、あるいはチャージカ
ー2に搭載されているバスケットを図1に図示する所望
の熱処理手段1A〜1Kあるいはストックヤード3へ送り出
してリフトダウンさせて積み下ろし、バスケット移載部
位24とチャージカー2の間、各熱処理手段1A〜1Kとチャ
ージカー2の間、ストックヤード3とチャージカー2と
の間を、チャージカー2に積み込みあるいは払い出すよ
う構成されている。また、上記フォーク2b表面には、図
8に図示するようにローラ2mが回転自在に配設されると
ともに、該ローラ2mの側方の基台側には、図8あるいは
図9に図示するように固定装置2nが配設され、上記各熱
処理手段1A〜1Kあるいはバスケット移載部位24等からの
引き込みおよび所望の熱処理手段1A〜1K等への送り出し
に際し、一度途中まで引き込みあるいは払出しをおこな
い次に最終ポジションまで搬送するよう、バスケットの
移載動作を二回に分けておこなうよう構成されている。
この構成は、積み込み・払出し装置2Aの小型化に寄与し
ている。
【0025】また、このチャージカー2のストックヤー
ド側の側面下部には、図8あるいは図10に図示するよう
な近接スイッチSを横方向に列設した読み取り部2cを具
備した熱処理データ読み取り装置2Bが配設されている。
この熱処理データ読み取り装置2Bは、後述するボルトが
植設されているか否かによって「1」あるいは「0」の
信号を示す二進法の5桁の信号によって表される熱処理
データを、5本のボルトの有無を近接スイッチSが「O
N」あるいは「OFF 」として読み取ることができるよう
構成されている。そして、この熱処理データ読み取り装
置2Bは、電気的に上記チャージカー2の制御装置2Dに接
続され、読み取った熱処理データが図1に図示する中央
制御室30のホストコンピュータ31からの指令と一致して
いるか否かチェックし、一致していることを確認して
後、その熱処理データが表す一連の熱処理をおこなうべ
く順次必要な各熱処理手段1A〜1K等に搬送する。
【0026】さらに、図10に図示するように、このチャ
ージカー2のレール14近傍には、バスケットを搭載する
際に、チャージカー2が傾斜しようとすると先端がレー
ル14に係合する転倒防止用の金具2hが配設されており、
またチャージカー2の前後両側部には図8〜図10に図示
する風防2jが立設され、走行時にバスケット内の被熱処
理部材を走行風により冷却することがないよう構成され
ている。なお、図8〜図10において、2Eは走行用の電動
機、2pは走行用のピニオン、2qはレール14に並設された
走行用のラック、2Fはリフト用のシリンダ2fに圧油を供
給する油圧ポンプ、2rは上記熱処理データ読み取り装置
2Bを読み取り時に上昇させるための油圧シリンダ、2sは
走行用の車輪、2tはリフト用のガイド機構である。
【0027】また、ストックヤード3は、図1,図2に
図示するように、バスケット7を載置する1ユニットの
台3Aが、上記チャージカー2走行用のレール14に沿って
複数列設されることによって、形成されている。この1
ユニットの台3Aは、図6に図示するように、概ねバスケ
ット7のバスケット台部7Bの専有平面よりやや大きめの
仮想平面に、両側端部と中央にバスケットを支持する支
持面3aが形成され、この両側と中央の支持面の間に形成
される隙間3bに、チャージカー2のフォーク2b(図9参
照)が挿入できるよう構成されている。
【0028】また、上記チェーンコンベヤ4は、図1,
図2,図4に図示するように、上記列設されている複数
の熱処理手段1A〜1Kに沿うようその背面側(上記レール
14の反対側)に延設されている。そして、このチェーン
コンベヤ4は、両側部にそれぞれ搬送用のコンベヤチェ
ーン(図示せず)が無端状に配設された周知のチェーン
コンベヤによって構成され、バスケット台部7Bの底面両
端部を支持してバスケット7をショットブラスト装置9
まで搬送する。
【0029】さらに、空のバスケット7を熱処理データ
形成装置6前方位置まで搬送する上記チェーンコンベヤ
5は、上記チェーンコンベヤ4に隣接して平行に配設さ
れ、構造的には該チェーンコンベヤ4と同様の構成を有
する。
【0030】そして、上記熱処理データ形成装置6は、
図1,図2に図示するように、上記チェーンコンベヤ5
の終端部側方位置に配設され、図11に図示するように、
チェーンコンベヤ5終端部の空間内に組み込まれ上記バ
スケット7を該チェーンコンベヤ5のコンベヤチェーン
5a上から持ち上げて固定させるバスケット載置台6Aと、
この載置台6A側方、換言すればチェーンコンベヤ5の側
方に配置されるボルト螺着装置6Bから構成されている。
上記バスケット載置台6Aは、図12,図13に図示するよう
に、平面視四角形状のフレーム6aの3辺の中央部から立
設された載置部材6bに設けられたストッパー6cで該載置
部材6b上にバスケット7を固定し、図13に図示するよう
に、フレーム6aの下方の四隅に配置された油圧シリンダ
6dによって昇降されるよう構成されている。また、上記
ボルト螺着装置6Bは、図11に図示するように、バスケッ
ト7の側面に沿って基台6f上をガイド棒6hにガイドされ
図11において紙面直角方向に移動するサドル6gと、この
サドル6g上に載置されバスケット7の側面にガイド棒6j
にガイドされて近接離間動(図11においてX方向の動
作)するボルト螺着機構6kとを具備し、上記サドル6gと
基台6fとの間には図14に図示するように、該サドル6gを
移動させるエアシリンダ6mが配設され、また上記ボルト
螺着機構6kとサドル6gとの間には図11においてX方向に
移動させるエアシリンダ6nが配設されている。また、ボ
ルト螺着機構6kにはボルトを螺着あるいは解除するため
のエアモーター6pが配設されている。また、上記エアモ
ーター6pの先端には、ホース6r内を空気搬送されたきた
ボルト16を螺着に際し挟持するチャック6sが配設されて
いる。
【0031】そして、ホストコンピュータ31 (図1参
照)からの指示によって所望の熱処理データを形成する
べく、上記エアシリンダ6m,6n ,とエアモーター6pを作
動させることにより、バスケット7側面に配設された取
着板7C上に列設されたボルト孔7dに、図17に図示する
「0(ボルト植設しない)」,「1(ボルト植設す
る)」の二進法で熱処理内容を表した熱処理データを表
すべく、選択的にボルト (本実施例の場合には六角穴付
ボルト)16 を植設できるよう構成されている。
【0032】また、被熱処理部材を収容する上記バスケ
ット7は、図15に図示するバスケット収容部7Aと、この
バスケット収容部7Aを載置する図16に図示するバスケッ
ト台部7Bとから構成され、これらはいずれもステンレス
等の耐熱性の材料で形成されている。上記バスケット収
容部7Aは、図15に図示するように、アングル等の強度部
材でフレーム7aが形成され、このフレーム7aの底面7bに
はメッシュ7cが貼設され、4側面7eにはパンチングメタ
ル状の孔開き板で貼設され、上面7jは被熱処理部材の出
し入れのため開放されている。従って、加熱炉内におい
てあるいは水槽あるいは油槽内において、流体がバスケ
ット収容部7A内に収容されている被熱処理部材の表面に
流通できる構成となっている。また、バスケット台部7B
は、図16(a) に図示するように、平面視において碁盤の
目状に肉厚の強度部材7pが離間して配置されるととも
に、四辺のそれぞれの中央部にはピン穴7kが一対設けら
れ、このピン穴7kには図16(c) に図示する熱処理データ
を形成する取着板7Cのピン7mが嵌挿されるよう構成され
ている。そして、この取着板7Cには、熱処理データを示
す耐熱性のステンレスで構成されるボルト16を植設する
ためのボルト穴7nが本実施例の場合6個均等間隔で列設
されている。従って、この台部7Bは、加熱炉内において
あるいは水槽あるいは油槽内において、流体がバスケッ
ト収容部7Aに流通可能な構成となっている。
【0033】また、図1に図示するように、上記熱処理
データ形成装置6、換言すれば、チェーンコンベヤ5の
終端部から直交するよう、別のコンベヤ21が配設され、
このコンベヤ21は、上記熱処理形成装置6で熱処理デー
タが形成されたバスケット7を、被熱処理部材を投入す
るバスケット投入ポジション22まで搬送し、所定量の被
熱処理部材を収容し終わると、上記コンベヤ21から中継
コンベヤ25を介してさらに別のコンベヤ23に乗り移りこ
のコンベヤ23によってその先端部に位置するバスケット
移載部位24まで、被熱処理部材を収容したバスケット7
を搬送する。また、このバスケット移載部位24には、上
述した同様の構成を有する熱処理データ読み取り装置が
配設されている。
【0034】しかして、上述のように構成された本自動
熱処理装置は、以下のように自動的に熱処理をおこな
う。以下、本発明にかかる自動熱処理方法の一つの実施
例を上述した自動熱処理装置の作用として説明する。ま
た、上述したホストコンピュータ31およびチャージカー
2の制御装置の制御内容をこの自動熱処理装置の作用の
中で説明する。
【0035】まず、空になったバスケット7は、順次上
記チェーンコンベヤ5によって、ショットブラスト装置
9から熱処理データ形成装置6へ搬送され、この熱処理
データ形成装置6のバスケット載置台6A上にストッパー
6cで固定されるとともに油圧シリンダ6dが伸長してチェ
ーンコンベヤ5の搬送面 (コンベヤチェーン5a) からリ
フトアップされる。次に、ボルト螺着装置6Bのエアシリ
ンダ6m,6n とエアモーター6pが適宜作動して、バスケッ
ト7の取着板7Cに植設されているボルト16を順次取り外
し、続いて、上記ホストコンピュータ31からの指示で次
に収容しようとする被熱処理部材に必要な熱処理データ
(図17参照) がバスケット7の取着板7Cにボルト16を順
次植設することにより形成される。なお、図16(c) に示
すように、取着板7Cに設けられた6個のボルト穴7nのう
ち、右端のものは予備のためのもので、本実施例では、
熱処理データには用いられていない。
【0036】上述のように、次の被熱処理部材が収容さ
れる毎に、必ず前回の熱処理データを示すボルトが取り
外され、新たな被熱処理部材のための熱処理データに従
って次のボルトが植設されるのは、同じボルトをそのま
ま連続して900 ℃程度の高温になる加熱炉に入れて使用
すると、熱応力等により、取り外せなくなる可能性があ
るためである。
【0037】そして、熱処理データ形成装置6におい
て、次に収容する被熱処理部材の熱処理データが形成さ
れたバスケット7は、コンベヤ5からコンベヤ21に乗り
移って、該コンベヤ21によりバスケット投入ポジション
22に搬送され、ここで所定数の被熱処理部材が投入され
る。この投入に際し、ホストコンピュータ31は、バスケ
ットへの被熱処理部材の投入個数が所定個数になるよう
制御し、必要に応じて該投入個数を調整する。例えば、
所定投入個数が、30個である場合でも、その被熱処理
部材の最終回となる次に投入する被熱処理部材が5個し
かない場合には、最終回の前回に20個投入し、最終回
に15個投入するよう制御し、過度のばらつきを解消さ
せるべく制御し、最適な熱処理が常に行えるようにす
る。
【0038】そして、被熱処理部材が投入されたバスケ
ット7は、コンベヤ21,25 からコンベヤ23に乗り移り、
該コンベヤ23によってバスケット移載部位24まで搬送さ
れ該バスケット移載部位24で待機する。
【0039】そして、このバスケット移載部位24に設け
られた熱処理データ読み取り装置で、バスケット7に形
成されている熱処理データを読み取り、その熱処理デー
タをチャージカー2の制御装置に送る。チャージカー2
は、搭載機構2Eのフォーク2bでこのバスケット7を載置
してチャージカー2に積み込むとともに、ホストコンピ
ュータ31から送られてきた熱処理データに関する情報と
上記熱処理データ読み取り装置で読み取られた熱処理デ
ータの内容が一致しているか否かチェックする。
【0040】そして、一致している場合には、この熱処
理データに従って、1A〜1Kまでのうちの所定の熱処理手
段に搬送する。この搬送に際し、ホストコンピュータ31
からの情報で供給しようとする熱処理手段が現在処理中
であるときには、その熱処理手段に供給するのに代え
て、空いているストックヤード3にバスケット7を一時
的に待機させておき、その熱処理手段が空いたという情
報が得られたとき、ストックヤード3に待機させている
バスケット7を目的の熱処理手段に供給する。なお、こ
のストックヤード3から待機中のバスケット7を上記搭
載機構2Eで取り出すときにも、チャージカー2に搭載さ
れている熱処理データ読み取り装置2Bで熱処理内容を確
認して後、該当する熱処理手段に供給する。従って、一
時待機しているバスケット7が人為的にストックヤード
3の別の位置に変更されていても、誤って熱処理される
ことはない。
【0041】そして、チャージカー2は、1つのバスケ
ット7が該当する熱処理手段内で熱処理されていると
き、あるいはストックヤード3で待機状態にあるときに
は、別のバスケット7の熱処理のための搬送に従事し、
1台しかないチャージカー2は常に有効に利用される。
つまり、チャージカー2は、熱処理手段1A〜1Kおよびス
トックヤード3内、さらには上記バスケット移載部位24
に存在する全てのバスケット7を有効に平行処理するよ
う利用される。
【0042】そして、1つのバスケット7についてある
熱処理手段での熱処理が完了すると、上記搭載機構2Eで
チャージカー2に搭載し、次に処理すべき熱処理手段へ
搬送しそこで払い出される。
【0043】そして、1つのバスケットについて最終熱
処理工程となる上記水シャワー装置1Dあるいは焼準冷却
装置1Cでの処理が完了すると、それらの装置からチェー
ンコンベヤ4側に払い出され、このチェーンコンベヤ4
によってショットブラスト装置9に搬送され、このショ
ットブラスト装置9で、バスケット7内の熱処理が完了
した被熱処理部材が払い出される。
【0044】そして、空になったバスケット7は、チェ
ーンコンベヤ5によって、上述した熱処理データ形成装
置6へ搬送され、ここでバスケットに上述の処理がなさ
れ、再び一連の熱処理に寄与する。
【0045】ところで、上記実施例では、チャージカー
2は、ショットブラスト装置9への搬送はおこなわない
よう構成されているが、チャージカー2の処理能力が熱
処理手段等の処理能力に比べて高い場合には、上記チェ
ーンコンベヤ5を省略してチャージカー2で搬送するよ
う構成することも可能である。
【0046】
【発明の効果】しかして、本発明にかかる自動熱処理装
置および方法によれば、複数の種類の異なる被熱処理部
材を、各処理工程が交叉するなかにおいても、その被熱
処理部材にあった所望の熱処理を、自動的に且つ効率よ
く又正確に、自動的におこなうことができる。
【0047】従って、大量生産されコンベヤで連続的に
鍛造設備等から搬送されてくる被熱処理部材を、正確に
効率よく処理することが可能となり、また、作業者は、
煩雑で且つ神経を消耗する作業から解放されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる自動熱処理装置の全体の構成
と配置を示す全体平面図である。
【図2】 図1に示す自動熱処理装置の詳細な構成を示
す部分平面図で、図1の右半分の構成を示す部分平面図
である。
【図3】 図1に示す自動熱処理装置の詳細な構成を示
す部分平面図で、図1の左半分の構成を示す部分平面図
である。
【図4】 図1に示す自動熱処理装置の詳細な構成を示
す正面図で、図2のレール側から見た部分正面図であ
る。
【図5】 図1に示す自動熱処理装置の詳細な構成を示
す正面図で、図4のレール側から見た部分正面図であ
る。
【図6】 図1に示すストックヤードの詳細な構成を示
す図で、(a) は部分平面図、(b) はチャージカー側から
みた部分正面図である。
【図7】 図1に示す焼入水槽装置と焼入油槽装置の内
部の詳細な構成を示す一部断面した正面図である。
【図8】 図1に示すチャージカーの詳細な構成を示す
平面図である。
【図9】 図8に示すチャージカーの構成を示す一部断
面した図8のI−I矢視図である。
【図10】 図8に示すチャージカーの構成を示す図8
のII-II 矢視図である。
【図11】 熱処理データ形成装置の構成を示す図2の
III-III 矢視図である。
【図12】 図11の熱処理データ形成装置のバスケット
載置台部分の平面図である。
【図13】 バスケット載置台部分の構成を示す図12の
IV-IV 矢視図である。
【図14】 ボルト螺着装置の構成を示す図11のV−V
矢視側面図である。
【図15】 バスケット収容部の構成を示す図で、(a)
は平面図、(b) は(a) のVI−VI矢視図である。
【図16】 バスケット台部の構成を示す図で、(a) は
平面図、(b) は側面図、(c) はバスケット台部に取着さ
れ熱処理データが形成される取着板の正面図、(d) は取
着板の側面図である。
【図17】 6個のボルトの植設の有無による熱処理デ
ータの内容を示す表図である。
【符号の説明】
7…バスケット 1A〜1K…熱処理手段 2…チャージカー(第1搬送手段) 2B…熱処理データ読み取り装置 3…ストックヤード 5…チェーンコンベヤ(第2搬送手段) 6…熱処理データ形成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 隆雄 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 井上 明 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 朝野 松弘 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 北島 恵 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次供給される被熱処理部材を各熱処理
    手段へ供給してその被熱処理部材に必要な熱処理を自動
    的に施す自動熱処理装置であって、 この自動熱処理装置が、この自動熱処理装置内を循環使
    用され且つ収容する被熱処理部材の熱処理データが付さ
    れたバスケットと、バスケットに被熱処理部材に必要な
    上記熱処理データを形成する熱処理データ形成手段と、
    上記バスケットに付された熱処理データを読み取る熱処
    理データ読み取り手段と、上記熱処理データ読み取り手
    段で読み取った熱処理データに従って被熱処理部材を収
    容したバスケットを必要な熱処理手段あるいはストック
    ヤードに搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段の
    一側方に配設された複数の熱処理手段と、第1搬送手段
    の他の側方に配設されたバスケットを必要に応じて一時
    待機させるストックヤードと、熱処理終了後空になった
    バスケットを熱処理データ形成手段へ搬送する第2搬送
    手段とを備え、空のバスケットを熱処理データ形成手段
    に搬送して収容する被熱処理部材に必要な熱処理データ
    を付すとともに、このバスケットに被熱処理部材を収容
    し、バスケットに収容された特定の被熱処理部材を、該
    バスケットに付された熱処理データに従って第1搬送手
    段で、必要な熱処理手段に搬送して所望の熱処理を施す
    とともに、熱処理手段への搬送に際し必要に応じてスト
    ックヤードに搬送して一時待機させ、所望の熱処理終了
    後にバスケットから被熱処理部材を取り出し、空になっ
    たバスケットを第2搬送手段で再び熱処理データ形成手
    段に搬送して次に収容する被熱処理部材に必要な熱処理
    データを付すよう構成されていることを特徴とする自動
    熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1搬送手段が定まった軌道上を往
    復動する走行車両で構成されるとともに、前記第2搬送
    手段が上記軌道に平行に並設されていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動熱処理装置。
  3. 【請求項3】 順次供給される被熱処理部材を各熱処理
    手段へ供給してその被熱処理部材に必要な熱処理を自動
    的に施す自動熱処理方法であって、 この自動熱処理方法が、収容する被熱処理部材に必要な
    熱処理データが付されたバスケットにその熱処理部材を
    収容し、バスケットに付された熱処理データを熱処理デ
    ータ読み取り手段で読み取り、この読み取った熱処理デ
    ータに基づいて搬送手段を用いて所望の熱処理手段に搬
    送し、この搬送に際し必要に応じて一時的にストックヤ
    ードで待機させて時間調整をおこない、所望の熱処理終
    了後、バスケットから被熱処理部材を取り出すととも
    に、空になったバスケットを熱処理データ形成手段に搬
    送してこのバスケットに次に収容する被熱処理部材に必
    要な熱処理データを付す一連の工程を繰り返して、順次
    供給される被熱処理部材を自動的に所望の熱処理を施す
    ことを特徴とする自動熱処理方法。
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