JPH076235Y2 - シールドジャッキの保持装置 - Google Patents

シールドジャッキの保持装置

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JPH076235Y2
JPH076235Y2 JP9767989U JP9767989U JPH076235Y2 JP H076235 Y2 JPH076235 Y2 JP H076235Y2 JP 9767989 U JP9767989 U JP 9767989U JP 9767989 U JP9767989 U JP 9767989U JP H076235 Y2 JPH076235 Y2 JP H076235Y2
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JP
Japan
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shield
shield jack
holding device
rotating body
jack
Prior art date
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JP9767989U
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JPH0336089U (ja
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陸雄 奥丁
弘 竹田
知明 花岡
義生 遠藤
良博 久利
啓佑 中村
勇一 佐々木
聖司 内藤
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、シールド掘進機におけるシールドジャッキの
保持装置に関するものである。
従来の技術 従来、第3図に示すように、シールド本体31が前胴32と
後胴33とからなる屈折式のシールド掘進機がある。この
場合、シールド本体31内の周囲複数箇所に配置されるシ
ールドジャッキ34もシールド本体31の屈折に追従させる
必要があり、したがってシールドジャッキ34の基端部は
前胴32側にその屈折方向で揺動可能に支持されるととも
に中間部は保持装置35を介して同じく前胴32側に屈折方
向で移動可能に支持されていた。以下、この保持装置35
を第4図に基づき説明する。この保持装置35は、シール
ドジャッキ34に外嵌された支持板36と、この支持板36の
上下端部をシールド本体31の屈折方向に沿って支持案内
する上下一対のガイド部材37と、シールドジャッキ34の
外周に2つ割り金具38を介して屈折方向で突出して設け
られたボルト39と、このボルト39に外嵌装着された複数
枚の皿ばね40と、上記ボルト39の外端側から装着される
とともにシールド本体31側に取付ボルト41を介して取り
付けられて上記皿ばね40を押圧付勢するばね受け板42
と、このばね受け板42より外側のボルト39の外端部に装
着されて皿ばね40の付勢力を調整するナット43とから構
成されていた。
上記構成において、通常の直線施工時には、シールドジ
ャッキ34は保持装置35により所定の位置で保持されてい
るが、曲線施工時には、前胴32が後胴33に対して屈折す
なわち揺動するため(第3図においては、前胴32側から
見た状態を示している)、シールドジャッキ34も同様に
揺動するとともにその中間部の保持装置35の箇所におい
ては、ある程度移動させる必要があり、保持装置35にお
いては、皿ばね40が変形することによりその移動に追従
でき、したがってシールドジャッキ34は支障無く保持さ
れていることになる。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記従来の構成によると、保持装置35をシー
ルドジャッキ34に装着する場合、まずボルト39に複数枚
の皿ばね40を装着させ、次にばね受け板42にボルト39を
挿通させ、さらにその後ボルト39にナット43を螺合させ
て装着が行われており、その装着作業が狭いシールド本
体31内で行われるため非常に面倒な作業になるという問
題があった。
そこで、本考案は上記課題を解消し得るシールドジャッ
キの保持装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案のシールドジャッキの
保持装置は、シールドジャッキの外周に取付金具を介し
て取り付けられる枠体と、上記シールドジャッキの軸心
と平行な軸心回りで上記枠体内に回転自在に配置された
多角形状の回転体と、この回転体と上記枠体との間にか
つ回転体の外周平面部と接触するように配置されたラバ
ースプリングと、一端部が上記回転体の一側部に接続さ
れるとともに他端部にシールド本体側に設けられた溝部
に案内される案内ピンを有する揺動レバーとから構成し
たものである。
作用 上記構成において、シールド本体が直線施工している時
は、単に回転体の外周平面とラバースプリングの対向面
とが接触している状態になっている。一方、シールド本
体が曲線施工すなわちシールド本体が屈折して施工する
場合、前胴が後胴に対して揺動するため、シールドジャ
ッキも同様に揺動する。この時、たとえばシールドジャ
ッキがシールド本体の中心側に揺動した場合、揺動レバ
ーの一端部が同方向に移動するとともにその他端部は溝
部に案内されているため、揺動レバーが回転し、したが
って回転体の外周平面がラバースプリングに押圧付勢さ
れてその反発力を受けながらゆっくりその揺動に追従す
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図に基づき
説明する。
第1図および第2図において、1はシールドジャッキ2
の所定位置の外周に取付用ボルト3を介して取り付けら
れた2つ割りの取付金具で、この取付金具1の一側部に
は、4角形の枠体4が保持金具5および固定用ボルト6
を介して固定されている。上記枠体4内には、4角形状
の回転体7がシールドジャッキ2の軸心と平行な軸心回
りで回転自在に配置されるとともに、上記枠体4内の4
隅には、上記回転体7外周の各平面に当接する3角形状
のラバースプリング8が取付用ボルト(図示せず)など
を介してそれぞれ固定配置されている。そして、また上
記回転体7の一側部には、シールドジャッキ2の軸心と
直角方向で揺動レバー9の一端部が接続されるととも
に、その他端部にはシールド本体側すなわち前胴側に設
けられたブラケット10の長穴(溝部)11に案内される案
内ピン12が取り付けられている。なお、上記長穴11はシ
ールドジャッキ2の移動方向と直角方向で形成されると
ともに、長穴11の幅は案内ピン12の幅よりも広くされて
いる。また、上記枠体4には、回転体7の抜け止め部材
(図示せず)が設けられている。さらに、図示していな
いが従来と同様に、シールドジャッキ2の中間部を下方
から支持している支持板がシールド本体側に設けられて
いる。
上記構成において、シールド本体が直線施工している時
は、第1図に示すように、単に回転体7の外周平面とラ
バースプリング8の対向面とが接触している状態になっ
ている。一方、シールド本体が曲線施工すなわちシール
ド本体が屈折して施工する場合、前胴が後胴に対して揺
動するため、シールドジャッキ2も同様に揺動する。こ
の時、シールドジャッキ2の中間部を保持する保持装置
においては、たとえばシールドジャッキ2がシールド本
体の中心側(第1図の矢印a方向)に揺動した場合、揺
動レバー9の一端部が同様にa方向に移動するととも
に、その他端部はその移動方向と直角方向の長穴11に案
内されるため、揺動レバー9が矢印b方向に回転し、し
たがって回転体7の外周平面がラバースプリング8の押
圧力に抗して回転するため、その反発力を受けながらゆ
っくりその揺動に追従する。この時、揺動レバー9の他
端部は長穴11に案内されて下方に移動する。勿論、上記
ラバースプリング8の弾性力は、シールド本体の直線施
工時においては、元の状態に戻るような強さに設定され
ている。
このように、シールドジャッキ2の中間部を移動可能に
保持するためのラバースプリング8、回転体7および揺
動レバー9は、あらかじめシールドジャッキ2に取り付
けることができるので、シールドジャッキ2をシールド
本体内に組み込む場合、揺動レバー9の案内ピン12をシ
ールド本体側に設けられた長穴11に挿入するだけで良
い。
なお、上記実施例においては、回転体7を4角形状とし
て説明したが、この形状に限定されず、たとえば3角形
状であっても良い。
考案の効果 以上のように本考案の構成によると、シールドジャッキ
の中間部を移動可能に保持するためのラバースプリン
グ、回転体および揺動レバーは、あらかじめシールドジ
ャッキに取り付けることができるので、シールドジャッ
キを保持装置を介してシールド本体内に組み込む場合、
揺動レバーの案内ピンをシールド本体側に設けられた溝
部に挿入するだけで良く、したがって狭いシールド本体
内での装着作業が非常に容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の保持装置の一実施例を示
すもので、第1図は側面図、第2図は第1図のI−I矢
視図、第3図および第4図は従来例を示すもので、第3
図は概略全体平面図、第4図は要部断面図である。 1……取付金具、2……シールドジャッキ、4……枠
体、7……回転体、8……ラバースプリング、9……揺
動レバー、11……溝部、12……案内ピン。
フロントページの続き (72)考案者 遠藤 義生 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)考案者 久利 良博 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)考案者 中村 啓佑 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)考案者 佐々木 勇一 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)考案者 内藤 聖司 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−10398(JP,U) 実開 昭60−154498(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールドジャッキの外周に取付金具を介し
    て取り付けられる枠体と、上記シールドジャッキの軸心
    と平行な軸心回りで上記枠体内に回転自在に配置された
    多角形状の回転体と、この回転体と上記枠体との間にか
    つ回転体の外周平面部と接触するように配置されたラバ
    ースプリングと、一端部が上記回転体の一側部に接続さ
    れるとともに他端部にシールド本体側に設けられた溝部
    に案内される案内ピンを有する揺動レバーとから構成し
    たことを特徴とするシールドジャッキの保持装置。
JP9767989U 1989-08-22 1989-08-22 シールドジャッキの保持装置 Expired - Lifetime JPH076235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9767989U JPH076235Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 シールドジャッキの保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9767989U JPH076235Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 シールドジャッキの保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0336089U JPH0336089U (ja) 1991-04-09
JPH076235Y2 true JPH076235Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31646815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9767989U Expired - Lifetime JPH076235Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 シールドジャッキの保持装置

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JP (1) JPH076235Y2 (ja)

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JPH0336089U (ja) 1991-04-09

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