JPH0762310A - 両面粘着片付きテープの製造方法 - Google Patents
両面粘着片付きテープの製造方法Info
- Publication number
- JPH0762310A JPH0762310A JP5232201A JP23220193A JPH0762310A JP H0762310 A JPH0762310 A JP H0762310A JP 5232201 A JP5232201 A JP 5232201A JP 23220193 A JP23220193 A JP 23220193A JP H0762310 A JPH0762310 A JP H0762310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- tape
- release paper
- sensitive adhesive
- sided adhesive
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 剥離紙１上にその長さ方向に沿って所定の間
隔を隔てて所定形状の両面接着片２を多数配列してなる
両面粘着片付きテープ22を容易、かつ、、安価に製造す
る。 【構成】 裏面全体が剥離紙１によって被覆された両面
粘着テープ５にその表面の粘着面から接着抑制剤が塗布
された抜型16により所定形状の切り込みを入れる。しか
る後、所定形状以外の両面粘着テープ23を剥離紙１から
剥離して除去することにより両面粘着片２付きテープ22
を製造する。
隔を隔てて所定形状の両面接着片２を多数配列してなる
両面粘着片付きテープ22を容易、かつ、、安価に製造す
る。 【構成】 裏面全体が剥離紙１によって被覆された両面
粘着テープ５にその表面の粘着面から接着抑制剤が塗布
された抜型16により所定形状の切り込みを入れる。しか
る後、所定形状以外の両面粘着テープ23を剥離紙１から
剥離して除去することにより両面粘着片２付きテープ22
を製造する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は両面粘着片付きテープの
製造方法に関する。
製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】両面粘着片付きテープは、図５に示すよ
うに、テープ状の剥離紙１上にその長さ方向に沿って所
定の間隔を隔てて所定形状の両面粘着片２を多数配設し
てなる。この両面粘着片２はその表面の粘着面を物品に
粘着させることによって剥離紙１から剥離し、次いで、
裏面の粘着面に被接着物を粘着させることによって被接
着物を物品に接着する。
うに、テープ状の剥離紙１上にその長さ方向に沿って所
定の間隔を隔てて所定形状の両面粘着片２を多数配設し
てなる。この両面粘着片２はその表面の粘着面を物品に
粘着させることによって剥離紙１から剥離し、次いで、
裏面の粘着面に被接着物を粘着させることによって被接
着物を物品に接着する。
【０００３】従来、特公昭55-19276号公報に示されるよ
うに、裏面全体が剥離紙によって被覆された両面粘着テ
ープのみをその表面の粘着面から刃物により所定形状に
穿孔し、次いで、余剰部分を剥離除去することにより剥
離紙上に所定形状の両面粘着片を連続して残存させる方
法が提案された。
うに、裏面全体が剥離紙によって被覆された両面粘着テ
ープのみをその表面の粘着面から刃物により所定形状に
穿孔し、次いで、余剰部分を剥離除去することにより剥
離紙上に所定形状の両面粘着片を連続して残存させる方
法が提案された。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法におい
ては、両面粘着テープをその表面の粘着面から刃物によ
り所定形状に穿孔する際、この刃物に両面粘着テープが
粘着するので、所定形状に穿孔できなかったり、両面粘
着テープが剥離紙から剥離してしまうという不具合があ
った。
ては、両面粘着テープをその表面の粘着面から刃物によ
り所定形状に穿孔する際、この刃物に両面粘着テープが
粘着するので、所定形状に穿孔できなかったり、両面粘
着テープが剥離紙から剥離してしまうという不具合があ
った。
【０００５】これに対処するため、図６に示すように、
両面粘着テープ５の表裏両面を剥離紙６、１によって被
覆し、この状態で両面粘着テープ５とその表面に粘着し
ている剥離紙６の双方を刃物により所定形状に穿孔した
後、余剰の部分を剥離除去していた。
両面粘着テープ５の表裏両面を剥離紙６、１によって被
覆し、この状態で両面粘着テープ５とその表面に粘着し
ている剥離紙６の双方を刃物により所定形状に穿孔した
後、余剰の部分を剥離除去していた。
【０００６】この方法によって製造された両面粘着片付
きテープ22は両面粘着片２の表面に剥離紙片３が粘着し
たままに残されているため、この両面粘着片２を用いて
物品を接着する際に剥離紙片３を剥離除去する必要があ
るが、剥離紙片３は両面粘着片２と同じ形状を有してい
て剥離しろがないため、剥離紙片３を両面粘着片２の表
面から剥離除去する作業は極めて面倒で手数及びコスト
が嵩むという問題があった。
きテープ22は両面粘着片２の表面に剥離紙片３が粘着し
たままに残されているため、この両面粘着片２を用いて
物品を接着する際に剥離紙片３を剥離除去する必要があ
るが、剥離紙片３は両面粘着片２と同じ形状を有してい
て剥離しろがないため、剥離紙片３を両面粘着片２の表
面から剥離除去する作業は極めて面倒で手数及びコスト
が嵩むという問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、裏面全体が剥離紙によって被覆された両面粘着
テープにその表面の粘着面から接着抑制剤が塗布された
抜型により所定形状の切り込みを入れた後、上記所定形
状以外の両面粘着テープを上記剥離紙から剥離して除去
することにより上記剥離紙上にその長さ方向に沿って所
定の間隔を隔てて上記所定形状の両面粘着片を多数配設
したことを特徴とする両面粘着片付きテープの製造方法
にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、裏面全体が剥離紙によって被覆された両面粘着
テープにその表面の粘着面から接着抑制剤が塗布された
抜型により所定形状の切り込みを入れた後、上記所定形
状以外の両面粘着テープを上記剥離紙から剥離して除去
することにより上記剥離紙上にその長さ方向に沿って所
定の間隔を隔てて上記所定形状の両面粘着片を多数配設
したことを特徴とする両面粘着片付きテープの製造方法
にある。
【０００８】
【実施例】本発明の１実施例を図１ないし図４を参照し
ながら具体的に説明する。図１において、10は原料テー
プの掛軸で、この掛軸３には長尺の原料テープ７が巻き
掛けられている。原料テープ７は、図３に示すように、
両面粘着テープ５の表面全体を剥離紙６によって被覆
し、裏面全体を剥離紙１によって被覆してなる。
ながら具体的に説明する。図１において、10は原料テー
プの掛軸で、この掛軸３には長尺の原料テープ７が巻き
掛けられている。原料テープ７は、図３に示すように、
両面粘着テープ５の表面全体を剥離紙６によって被覆
し、裏面全体を剥離紙１によって被覆してなる。
【０００９】掛軸10から繰り出された原料テープ７の剥
離紙６はこれを巻上ローラ11によって巻き上げることに
より両面粘着テープ５の表面から剥離され、ガイドロー
ラ12を通って剥離紙巻取ローラ13に巻き取られる。
離紙６はこれを巻上ローラ11によって巻き上げることに
より両面粘着テープ５の表面から剥離され、ガイドロー
ラ12を通って剥離紙巻取ローラ13に巻き取られる。
【００１０】剥離紙６が剥離されたテープ、即ち、両面
粘着テープ５とその裏面を被覆する剥離紙１は剥離紙１
の裏面がサテライトドラム14の表面に当接するようにこ
のサテライトドラム14に巻き付けられて、図２に示すよ
うに、ダイロール15との隙間を通過する際、ダイロール
15の表面に設けられた抜型16により両面粘着テープ５の
表面の粘着面から所定形状( 例えばドーナッツ状) の切
り込みが入れられる。
粘着テープ５とその裏面を被覆する剥離紙１は剥離紙１
の裏面がサテライトドラム14の表面に当接するようにこ
のサテライトドラム14に巻き付けられて、図２に示すよ
うに、ダイロール15との隙間を通過する際、ダイロール
15の表面に設けられた抜型16により両面粘着テープ５の
表面の粘着面から所定形状( 例えばドーナッツ状) の切
り込みが入れられる。
【００１１】この抜型16には湿潤ローラ17を介して接着
抑制剤が転写され、常に一定量の接着抑制剤が塗布され
ている。そして、湿潤ローラ17にはタンク18に蓄えられ
た接着抑制剤が遂次供給されるようになっている。
抑制剤が転写され、常に一定量の接着抑制剤が塗布され
ている。そして、湿潤ローラ17にはタンク18に蓄えられ
た接着抑制剤が遂次供給されるようになっている。
【００１２】接着抑制剤は油性シリコン、溶剤混合シリ
コン、テフロン、中性界面活性剤と水との混合液等から
なり、両面粘着テープ５の基材及びその表裏両面の粘着
剤の種類に応じて適宜選択される。
コン、テフロン、中性界面活性剤と水との混合液等から
なり、両面粘着テープ５の基材及びその表裏両面の粘着
剤の種類に応じて適宜選択される。
【００１３】そして、抜型16は長さの異なる２種類の切
刃を備え、長い切刃によって図２(A) に示すように、両
面粘着テープ５及び剥離紙１の裏面に達する小径円状の
切り込みイが入れられ、短い切刃によって両面粘着テー
プ５のみに大径円状の切り込みロが入れられる。
刃を備え、長い切刃によって図２(A) に示すように、両
面粘着テープ５及び剥離紙１の裏面に達する小径円状の
切り込みイが入れられ、短い切刃によって両面粘着テー
プ５のみに大径円状の切り込みロが入れられる。
【００１４】切り込みイ及びロが入れられたテープはサ
テライトドラム14から引き出されてバキューム19の上を
移行する際、切り込みイによって囲まれた部分、即ち、
小径円状の剥離紙１とその上面に付着している両面粘着
片５がバキューム19に吸引されることにより抜き取られ
る。
テライトドラム14から引き出されてバキューム19の上を
移行する際、切り込みイによって囲まれた部分、即ち、
小径円状の剥離紙１とその上面に付着している両面粘着
片５がバキューム19に吸引されることにより抜き取られ
る。
【００１５】次いで、両面粘着テープ５の余剰部分、即
ち、切り込みロの外側の部分23がカス上げ軸20によって
剥離紙１の表面から剥離され、この余剰部分23は巻取ロ
ーラ21に巻き取られる。
ち、切り込みロの外側の部分23がカス上げ軸20によって
剥離紙１の表面から剥離され、この余剰部分23は巻取ロ
ーラ21に巻き取られる。
【００１６】そして、余剰部分23が剥離された完成品、
即ち、図４(A) に示すように、剥離紙１上にその長手方
向に沿って所定の間隔を隔てて所定形状の両面粘着片２
が配列された両面粘着片付テープ22がガイドローラ25上
を通って製品巻取軸24に巻き取られる。
即ち、図４(A) に示すように、剥離紙１上にその長手方
向に沿って所定の間隔を隔てて所定形状の両面粘着片２
が配列された両面粘着片付テープ22がガイドローラ25上
を通って製品巻取軸24に巻き取られる。
【００１７】なお、先に原料テープ７から剥離された剥
離紙６をガイドローラ12から仮想線で示すように、ガイ
ドローラ25に導き、ここで両面粘着片付きテープ22と重
ね合わせることによって図４(B) に示すように、両面粘
着片２の表面を剥離紙６によって被覆することもでき
る。また、両面接着片２の形状により抜き取る部分が発
生しないときにはバキューム19を省略することができ
る。
離紙６をガイドローラ12から仮想線で示すように、ガイ
ドローラ25に導き、ここで両面粘着片付きテープ22と重
ね合わせることによって図４(B) に示すように、両面粘
着片２の表面を剥離紙６によって被覆することもでき
る。また、両面接着片２の形状により抜き取る部分が発
生しないときにはバキューム19を省略することができ
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明においては、両面粘着テープにそ
の表面の粘着面から接着抑制剤が塗布された抜型により
所定形状の切り込みを入れるため、抜型が両面粘着テー
プに粘着するのを防止できる。この結果、両面粘着テー
プに所定形状の切り込みを確実に入れることができると
ともに切り込みを入れる際に両面粘着テープが剥離紙か
ら剥離するのを防止しうる。
の表面の粘着面から接着抑制剤が塗布された抜型により
所定形状の切り込みを入れるため、抜型が両面粘着テー
プに粘着するのを防止できる。この結果、両面粘着テー
プに所定形状の切り込みを確実に入れることができると
ともに切り込みを入れる際に両面粘着テープが剥離紙か
ら剥離するのを防止しうる。
【００１９】従って、剥離紙上その長さ方向に沿って所
定の間隔を隔てて所定形状の両面粘着片を配列すること
ができる。そして、従来のように両面粘着片の表面から
剥離紙を剥離する必要がないので、手数又は工程を簡素
化することができ、従って、両面粘着片付きテープを安
価に製造しうる。
定の間隔を隔てて所定形状の両面粘着片を配列すること
ができる。そして、従来のように両面粘着片の表面から
剥離紙を剥離する必要がないので、手数又は工程を簡素
化することができ、従って、両面粘着片付きテープを安
価に製造しうる。
【図１】本発明方法の実施に用いられる製造装置の略示
的側面図である。
的側面図である。
【図２】上記装置の要部を示し、 (A)は側面図、 (B)は
上面図である。
上面図である。
【図３】原料テープの部分的斜視図である。
【図４】(A) 、 (B)はそれぞれ本発明方法によって得ら
れた両面粘着片付きテープの斜視図である。
れた両面粘着片付きテープの斜視図である。
【図５】両面粘着片付きテープの斜視図である。
【図６】従来の製造方法を説明するための斜視図であ
る。
る。
７ 原料テープ ５ 両面粘着テープ １ 剥離紙 ６ 剥離紙 14 サテライトドラム 15 ダイロール 16 抜型 17 湿潤ロール 18 接着抑制剤タンク 23 余剰部分 22 両面粘着片付きテープ
Claims (1)
- 【請求項１】 裏面全体が剥離紙によって被覆された両
面粘着テープにその表面の粘着面から接着抑制剤が塗布
された抜型により所定形状の切り込みを入れた後、上記
所定形状以外の両面粘着テープを上記剥離紙から剥離し
て除去することにより上記剥離紙上にその長さ方向に沿
って所定の間隔を隔てて上記所定形状の両面粘着片を多
数配設したことを特徴とする両面粘着片付きテープの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232201A JPH0762310A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 両面粘着片付きテープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232201A JPH0762310A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 両面粘着片付きテープの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0762310A true JPH0762310A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16935576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5232201A Pending JPH0762310A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 両面粘着片付きテープの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0762310A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023167281A1 (ja) * | 2022-03-04 | 2023-09-07 | 株式会社レゾナック | フィルムの製造方法、フィルム、巻回体、接続構造体、接続構造体の製造方法、及び除去装置 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP5232201A patent/JPH0762310A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023167281A1 (ja) * | 2022-03-04 | 2023-09-07 | 株式会社レゾナック | フィルムの製造方法、フィルム、巻回体、接続構造体、接続構造体の製造方法、及び除去装置 |
| JP2023128969A (ja) * | 2022-03-04 | 2023-09-14 | 株式会社レゾナック | フィルムの製造方法、フィルム、巻回体、接続構造体、及び接続構造体の製造方法 |
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