JPH0762286B2 - 光線遮断ファイバー及びファブリック - Google Patents

光線遮断ファイバー及びファブリック

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JPH0762286B2
JPH0762286B2 JP1212014A JP21201489A JPH0762286B2 JP H0762286 B2 JPH0762286 B2 JP H0762286B2 JP 1212014 A JP1212014 A JP 1212014A JP 21201489 A JP21201489 A JP 21201489A JP H0762286 B2 JPH0762286 B2 JP H0762286B2
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F8/00Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof
    • D01F8/04Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from synthetic polymers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は織物、布等のファブリックに関し、より具体的
には、光線を遮断しドレープ性を備えた白色度の大きな
ファブリック(white blackout drapery fabric)に関
する。
(従来技術の説明) 光を通さず不透明な(opaque)のファブリックは、窓か
らの光を遮断し室内を真っ暗にするために主として使用
されることは当該分野で周知である。このような光線を
遮断する(blackout)ファブリックを工業的に作る方法
として2つの方法がある。
第1の方法は、ファブリックの裏を白色のアクリルフォ
ームで被覆して第1の被覆層を形成し、次に光を通さず
不透明なアクリルフォームで第2の被覆層を形成し、最
後に白色のアクリルフォームで第3の被覆層を形成する
ものである。第2の方法は、白色の薄いビニールシート
又はポリエステルシートを重ねてファブリックにした
後、光を通さず不透明な第2の薄いビニールシート又は
ポリエステルシートを更に重ね合わせた後、最後に白色
の第3の薄いビニールシート又はポリエステルシートを
更に重ね合わせるものである。
しかしながら、これらの方法によって製造される光線遮
断ファブリックは、数多くの不利益がある。具体的に説
明すると、このファブリックは嵩が大きく、剛性(stif
f)である。更に、この光線遮断ファブリックはドレー
プ性に乏しく、洗濯が困難である。又、このような光線
遮断ファブリックは、層が分離したり、剥離する傾向が
ある。更に又、難燃性にすることが困難である。更に縫
製も困難であるため、製造コストが非常に高くなる問題
がある。
前述の欠点を解消するため、黒色のコアを白色のシース
材(sheath component)で覆ったヤーンから光線遮断フ
ァブリックを作る方法が提案されている。しかしなが
ら、コアがブラックであるため、ファブリックの外観は
ブラック又はグレイとなり、このファブリック製品は美
的観点において不満足なものとなってしまう。シース材
とコアを用いる技術は、ゴスデンに付与された米国特許
第3616167号、マツイに付与された米国特許第3700544
号、アントン他に付与された米国特許第4075378号、ス
ミスに付与された米国特許第3316336号、ホーン及び他
の者に付与された米国特許第2932079号及びリーに付与
された米国特許第4059949号に開示されている。
多くのファブリックの場合、その他の特性として、静電
気の発生を減少又は防止することが望まれる。このた
め、カーボンブラックを含有したコア要素を用いて、コ
アとシースのファイバーを作ることも行なわれている。
このコア要素は蓄積された静電気を放電する作用があ
り、カーペットの如きテキスタイル製品において実用に
供されている。しかしながら、ファブリックが所定の電
気特性を具備し静電気を充分に放電できるようにするに
は、カーボンブラックを大量に必要とする。従って、こ
のようなファブリックも又、色が暗くなりすぎる欠点が
あり、最終製品は美的観点において不満足なものとな
る。静電気を放電する性質を備えたファイバーを、通常
の白色繊維とブレンドすることによって、黒度(blackn
ess)を最小に抑えることがなされているが、この場合
の静電気を放電するファイバーの含有量は1%以下にす
るのが通常である。
後者の問題を解消するために、これまでにも、ファイバ
ーの黒度を抑制する種々の方策が提案されている。例え
ば、コアを多面形状にすることによって光の屈折を向上
させる提案がなされている。これについては、マツイに
付与された米国特許第3968307号が多くの要素をミック
スしたフィラメントを開示しており、親密性(affinit
y)の乏しい2種類以上の紡糸材料を混合して単一のフ
ィラメントを星雲状(nebular configuration)に形成
している。この特許は、ポリエステルとポリアミドの繊
維を使用するもので、ポリエステルとポリアミドは屈折
率が異なるため、この性質を利用してフィラメント自体
を光を通さないものである。このように、形状が星雲状
であるから、光は不規則に反射し、フィラメントの光沢
は消される。
或は又、TiO2等の白色剤(whitening agents)をシース
要素に添加することも行なわれている。しかしながら、
何れの場合も最終製品におけるシース要素の比率は50%
よりも多くせねばならないため、繊度を密にしなければ
ならない(例えば、15デニール以上)。このため、この
ような繊維は剛性が大くなりすぎるため、標準のカーテ
ン地やアパレル製品に使用することはできない。
このようなコア及びシース要素の実例は、ハルに付与さ
れた米国特許第3803453号に開示されている。この特許
は、導電性のカーボンブラックを熱可塑性の合成ポリマ
ーの中に分散させ、シース要素の比率をフィラメントの
横断面積の50%以上にすることによって、コア要素とシ
ース要素の静電気を小さくするものである。更に、TiO2
をシース要素と共に用いるものである。フィラメントの
繊度は50デニールよりも小さくすべきであり、25dpfよ
りも小さいことが望ましいことが記載されている。しか
しながら、この特許に開示された実施例の中で最も小さ
い要素のデニールは、実施例Vの17.2であり、デニール
は当該特許の第3表では110.6になる。このため、前述
したように、これらの繊維は堅くなりすぎて標準のカー
テン地に使用することはできなかった。
ナルース及び他の者に付与された米国特許第4216264号
も、同じようにカーボンブラックとTiO2を、コア要素と
シース要素に使用している。従って、デニールも大きく
なってしまう。例えば3フィラメント当たり20デニール
である。
オカモト及び他の者に付与された米国特許第3531368号
の実施例IVは、固有粘度が夫々0.68及び0.50である2つ
のテレフタル酸ポリエチレンを用いている。これらをポ
リマーとして用いることにより、非常に微細なフィラメ
ント部を形成するもので、第1のテレフタル酸ポリエチ
レンは0.05%のTiO2と0.55%のカーボンブラックを含有
している。第2のテレフタル酸ポリエチレンはブリリア
ンシー(brilliancy)が大きい。ヤーンは16本のフィラ
メントから成り、各フィラメントは3.0デニールであ
る。カーボンブラックを含有するテレフタル酸ポリエチ
レンは、フィラメントを横断面から見たとき、ブリリア
ンシーにすぐれるテレフタル酸ポリエチレンの中に均一
に分散されている。しかしながら、フィラメントは暗黒
色で、ブリリアンシーを有しているため、白色の光線遮
断ファブリックを製造するのに適していない。
本発明との関連性は、前述の文献よりも小さいが、その
他の文献として、メディアに付与された米国特許第3051
545号、カール他に付与された米国特許第2880056号及び
ジャミーソンに付与された米国特許第3249669号があ
る。この中で、米国特許第2880056号は、自然にけん縮
(crimp)する性質を備えた合成要素を開示している。
従来のように複合繊維(bi−component fibers)を用い
る場合、これらの繊維はその黒度ゆえに、単独でファブ
リックの製造に使用することができないという欠点を更
に有している。このため、従来の複合繊維からファブリ
ックを作るには、所望の白色度(whiteness)を付与す
るため、他の繊維とブレンドされるのが通常である。
(発明の目的) 本発明は、前述した問題を解消した光線遮断ファブリッ
クを提供することを目的とする。
本発明は、コア要素とシース要素の複合物から作った光
線遮断ファブリックを提供することを他の目的とする。
本発明は、光を通さない光線遮断ファブリックを提供す
ることを更に目的とする。
本発明は、美観にすぐれる光線遮断ファブリックを提供
することを更に目的とする。
本発明は、コア要素を充分に暗くして光を通過させない
ようにし、シース要素を充分に不透明なものとしてコア
要素が更に暗くなるのを防止したファイバーを提供する
ことを更に目的とする。
本発明は、カーテンライニング、ホテルやモーテルのプ
リントドレープ及び無地ドレープ、劇場のカーテン、織
り式の垂直ブラインド、非織り式の垂直ブラインド等に
特に有用な光線遮断ファブリックを提供することを更に
目的とする。
本発明は、外観がグレイ又はブラックというよりはむし
ろホワイトである光線遮断ファブリックを提供すること
を更に目的とする。
本発明は、織り布、ニット、スティッチボンド加工品、
針加工品、ウエットレイ(wet laid)、ドライレイ(dr
y laid)、紡糸ボンド、紡糸レース等のファブリックに
用いることができる光線遮断ファイバーを提供すること
を更に目的とする。
本発明は、柔らかい光線遮断ファブリックを提供するこ
とを更に目的とする。
本発明は、容易にドレープできる光線遮断ファブリック
を提供することを更に目的とする。
本発明は、染色及びプリントできる光線遮断ファブリッ
クを提供することを更に目的とする。
(技術的手段及び作用) 本発明にかかる、いわゆる白色の光線遮断ファブリック
は、光を遮断する物質を内蔵し光線を実質的に通過させ
ない複数のコア要素と、白色剤を含有した複数のシース
要素から構成したファイバーによって形成されており、
コア要素とシース要素は結合してファイバーを構成した
ものである。
本発明にかかる、いわゆる白色の光線遮断ヤーンは、複
数のファイバーを含み、該ファイバーは光線遮断物質を
含んで光線の通過を実質的に防止するコア要素を有して
おり、光遮断物質の含有量はコア要素の約0.001−0.002
重量%である。前記ファイバーは白色剤を含んだ複数の
シース要素を更に有し、白色剤の含有量はシース要素の
約1.0−2.0重量%である。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点については、
以下の詳細な説明から明白になるであろう。
本発明にかかる白色の光線遮断ファブリックは光を完全
に透過させない性質を有し、該ファブリックはコア要素
及びシース要素からなる繊維から作られる。本発明は、
カーボンブラック及び/又は適当な光遮断物質を含有し
たコア要素と、TiO2及び/又は他の適当な白色剤を含有
したシース要素を用いるという技術を利用したものであ
る。コア要素及びシース要素は、重量を約3デニールと
することが望ましく、ステーブル長さ(staple length
s)は所望の複合ヤーンのサイズに合わせて適当な寸法
に決められる。F.R.ポリエステル要素を用いることが望
ましいが、これは本発明にとって重要なことではない。
この他にも、例えば、標準ポリエステル、ポリアミド
や、その他にもコア要素及びシース要素を紡ぐのに適当
であれば任意の化学剤を用いることができる。
コア要素中のカーボンブラックの含有量を最少にし、シ
ース要素中のTiO2の含有量を最大にすることにより、光
を全く通さない白色ヤーンを作ることができる。本発明
にあっては、シースとコアの重量比率が50対50とした場
合、コアのポリエステルの重量に対して約0.001乃至0.0
02重量%のカーボンブラックを用い、シースのポリエス
テルの重量に対して約1.0乃至2.0重量%のTiO2を用い
る。
これらのヤーンは、幾つかの適当な方法によって得るこ
とができる。例えば、このような光を全く通さない白色
のヤーンは、コア要素とシース要素の組成パーセントを
変えることにより作ることができる。或は又、このヤー
ンはコア要素のカーボンブラック量を変えることによ
り、及び/又はシース要素のTiO2の量を変えることによ
り作ることもできる。更に又、このヤーンは要素中のけ
ん縮(crimp)を最大にし、及び/又はコア要素の幾何
学形状を変えることによって作ることができ、光の反射
及び/又は光の拡散を最大にすることができる。
何れの場合も、要素のけん縮及び仕上りは、カーディン
グによってウエブとし、クロスラップできるものでなけ
ればならず、及び/又はカーディングによってシルバー
とし、従来のヤーン製造法に基づいて紡糸できるもので
なければならない。
更に、コア要素は黒色よりも明るい灰色又は褐色として
いるから、シースの不透明度の重要度は少なくなる。例
えば、9sの綿又は600デニールに相当する要素を作るも
のと仮定すると、ヤーン自体は3デニールの要素の中に
200本のフィラメントを含むことができる。
本発明と従来のファブリックを比較した場合、従来のフ
ァブリックは、カーボンブラックは、静電気を放電させ
ることを主たる目的として使用し、光線を遮断すること
を主たる目的としていない点が相違する。このファブリ
ックの場合、最大量のカーボンブラックが使用される。
従って、ダークグレイのヤーンは、未けん縮のコア要素
50%とシース要素50%からなる20本のストランドを有す
る300デニールのヤーンから作られ、最大量のカーボン
ブラックが用いられる。しかし、大量のカーボンブラッ
クを用いることから、外観の白色度を高めるため、ファ
イバーは白色繊維とブレンドする必要がある。従って、
このようなファイバーは主としてカーペットに使用され
る。一方、本発明はコア要素とシース要素から構成され
るため、ファブリックを製造するのにブレンド工程は必
要としない。
カーボンブラック及び/又はTiO2以外の材料を用いて本
発明にかかるコア要素とシース要素を作ることもでき
る。しかしながら、本発明の場合も、光がファブリック
を通らないようにするため、コアは充分に不透明なもの
でなくてはならず、又、製品に美観をもたらすために、
シースは充分に白いものでなくてはならない。
更に、本発明にかかるコア要素とシース要素を用いるこ
とにより、カーディングしたウエブに固有の曇りを除去
したり、又は殆んど減少させることができる。これらコ
ア要素とシース要素の割合は標準のものを利用すること
ができる。
(実施例) 本発明をより一層良く理解できるようにするため、カー
ボンブラックとTiO2を前述の範囲内で使用したときの具
体的な実施例を以下に示す。
実施例1 ファブリックを300デニールの加工ポリエステルのウォ
ープヤーン80エンド(ends)と、20sのコットンカウン
トヤーン50ピック(picks)から作る。両ヤーンは、コ
ア要素と、不透明なシース要素とをたて糸で朱子織り
(warp sateen)したもので、予備収縮(pre−shrinkin
g)、カレンダー加工(calendering)、及び流体交絡加
工(hydraulically entangling)の方法の中の少なくと
も1つの方法によって仕上げられる。
実施例2 ファブリックを、20sのコットンカトウウントヤーン60
エンドと、20sのコットンカウントヤーン50ピックから
作る。両ヤーンは、コア要素と、不透明なシース要素を
たて糸で朱子織りしたもので、予備収縮、カレンダー加
工、及び流体交絡加工の方法の中の少なくとも1つの方
法によって仕上げられる。
実施例3 ファブリックを、4sのコットンカウントヤーン24エンド
と、4sのコットンカウントヤーン22ピックから作る。両
ヤーンは、コア要素と、不透明なシース要素をたて糸で
朱子織りしたもので、予備収縮、カレンダー加工、及び
流体交絡加工の方法の中の少なくとも1つの方法によっ
て仕上げられる。
実施例4 ファブリックを、カレンダー加工及び流体交絡加工した
カードウエブであって、1スクエアヤード当たり5オン
スのカードウエブから作ることができる。
本発明の他の実施例として、二酸化チタンをシース及び
コアの両方に含めることができる。二酸化チタンを繊維
に添加すると、繊維の光沢は落ちるけれども、紡績装置
の上で摩擦を生じさせる。従って、所定量を超えて含有
されると繊維は実用上使用できないものとなって望まし
くない。
本発明の実施例にあっては、二酸化チタンはシース及び
コアの両方に使用され、シースでの使用量はシースのポ
リエステル重量の約0〜4%である。コア内のカーボン
ブラックの重量は0.005〜0.01%であり、コア内のTiO2
の重量は約5〜10%である。これらの構造を第1図に示
す。第1図において、Aはコア要素、Bはコア要素を被
覆するシース要素である。これによって繊維の光沢を消
し、ヤーンの紡績性及びドレープ性を最大限高めること
ができる。シース及びコアにおける二酸化チタンとカー
ボンブラックの全比率によって繊維の白色度が決まる。
コア内のカーボンブラック1パートに対して、シース及
びコア内の二酸化チタン約1000パートの割合のとき、適
当な白色度を備え、商業的に受け入れられる繊維が得ら
れる。このような繊維の重量は1.5〜8デニールとする
ことが望ましい。
織物構造によって完全な覆いができるが、この織物構造
は前述した不透明なコアとシース要素を用いることによ
って不透明に作ることができる。これは、繊維の種類と
は無関係になすことができる。従って、本発明は、織り
布、ニット、スティッチボンド加工品、針加工品、ウエ
ットレイ、ドライレイ、紡糸ボンド、紡糸レース等のフ
ァブリックに用いることができる。
(発明の効果) 本発明はコア要素とシース要素から作った白色の光線遮
断ファブリックを提供するものであって、該ファブリッ
クは光を全く通さず、美観にすぐれている。即ち、コア
要素は充分に暗くして光がファブリックを通らないよう
にし、シース要素は充分に不透明なものとしてコア要素
が更に暗くならないようにしている。
本発明は、カーテンライニング、ホテルやモーテルのプ
リントドレープ及び無地ドレープ、劇場のカーテン、織
り式の垂直ブラインド、非織り式の垂直ブラインド等に
特に適している。このように、光線遮断ファブリックは
柔らかく、ドレープ加工が容易であり、ファブリックの
上に染色及びプリントも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるファイバーの一実施例の断面図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−224813(JP,A) 特開 昭59−207289(JP,A) 特開 昭56−107043(JP,A) 特開 昭63−105143(JP,A) 特公 昭63−17925(JP,B2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重合体のコア要素と、該、コア要素を被覆
    する重合体のシース要素とから構成され、コア要素は、
    光の通過をほぼ遮断できる光遮断物質をコア要素重量の
    0.005〜0.01%含有すると共に、白色剤をコア要素重量
    の5〜10%含有しており、シース要素は、白色剤をシー
    ス要素重量の4%以下含有していることを特徴とする、
    白色の光線遮断ファイバー。
  2. 【請求項2】光遮断物質はカーボンブラックである請求
    項1に記載のファイバー。
  3. 【請求項3】白色剤はTiO2である請求項1に記載のファ
    イバー。
  4. 【請求項4】重合体のコア要素と該コア要素を被覆する
    重合体のシース要素とから構成されるファイバーから形
    成されたファブリックであって、ファイバーのコア要素
    は、光の通過をほぼ遮断できる光遮断物質をコア要素重
    量の0.005〜0.01%含有すると共に、白色剤をコア要素
    重量の5〜10%含有しており、ファイバーのシース要素
    は、白色剤をシース要素重量の4%以下含有しているこ
    とを特徴とする、白色の光線遮断ファブリック。
  5. 【請求項5】光遮断物質はカーボンブラックである請求
    項4に記載のファブリック。
  6. 【請求項6】白色剤はTiO2である請求項4に記載のファ
    ブリック。
JP1212014A 1988-08-17 1989-08-16 光線遮断ファイバー及びファブリック Expired - Lifetime JPH0762286B2 (ja)

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