JP3072422B2 - 内装布帛 - Google Patents

内装布帛

Info

Publication number
JP3072422B2
JP3072422B2 JP10257547A JP25754798A JP3072422B2 JP 3072422 B2 JP3072422 B2 JP 3072422B2 JP 10257547 A JP10257547 A JP 10257547A JP 25754798 A JP25754798 A JP 25754798A JP 3072422 B2 JP3072422 B2 JP 3072422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
shaft
width
multifilament yarn
multifilament
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10257547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000073252A (ja
Inventor
繁光 掘田
Original Assignee
堀田カーペット株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 堀田カーペット株式会社 filed Critical 堀田カーペット株式会社
Priority to JP10257547A priority Critical patent/JP3072422B2/ja
Publication of JP2000073252A publication Critical patent/JP2000073252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3072422B2 publication Critical patent/JP3072422B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペット、マッ
ト、茣蓙その他の敷物、カーテン、ロールスクリーン、
壁張り、椅子張り、ベットカバー等の内装材として使用
される内装布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内装布帛は肌身に触れて使用されるの
で、それには肌身が触れて蒸れを感じさせない吸湿吸汗
性が要求され、特に夏季使用の内装布帛には熱伝導・吸
熱性も要求される。これらの要求を満たす素材として
は、木綿や麻等の植物繊維が知られている。その中でも
苧麻(ラミー)や亜麻(リネン)は強靱で熱伝導・吸熱
性に富み、伸縮が少ないので椅子張りやシーツに適し、
サイザルやココ椰子繊維は剛直で夏季用敷物のパイル糸
に適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように植物繊維は
優れた特徴を有するものの、発色性が悪く、鮮やかに発
色せず、染色堅牢度が悪く、吸湿吸汗性に富むが故に汚
れ易い点で実用上の問題がある。特に、植物繊維は可燃
性であり、熱可塑性合成繊維のように接炎しても溶融塊
を形成しないので、それをカーペットやマットのパイル
に使用するときは、そのパイル面を構成する植物繊維の
細かい毛羽先を介して炎が伝播し延焼するので、防炎性
の点でも問題がある。
【0004】そこで、発色性や染色堅牢度がよく、非吸
湿性で汚染し難く、接炎して瞬時に溶融塊を形成し、延
焼し難いナイロンやポリエステル等の熱可塑性合成繊維
を植物繊維と混用することが考えられる。しかし、熱可
塑性合成繊維と植物繊維とは物性が大きく異なるので混
紡し難く、染着性の相異によってそれらの混紡品の染色
は2工程になり、その上、表面光沢や発色性の相異によ
って混紡品は濁色のものとなり、色鮮やかな内装布帛は
得られない。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、植物繊維の特徴を活か
し、吸湿吸汗性、熱伝導・吸熱性で肌触りがよく、而
も、色鮮やかで染色堅牢度がよく、汚れが目立たず、接
炎して延焼し難い内装布帛を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内装布帛
は、繊度20デニール以下の複数本の熱可塑性合成繊維
によって構成される総デニールが100デニール以上の
マルチフイラメント糸11が、その10倍以上の太さの
植物繊維によって構成される軸糸12に螺旋状に巻き付
き、その構成する複数本の熱可塑性合成繊維がテープ状
に並んた扁平断面形状を成し、その螺旋状を成すマルチ
フイラメント糸の巻付間隔においてテープ状を成すマル
チフイラメント糸11の幅Vの0.5〜5倍の幅Wをも
って軸糸12が螺旋状に露出している複合糸条13によ
って表面が構成されていることを第1の特徴とするもの
である。
【0007】本発明に係る内装布帛の第2の特徴は、上
記第1の特徴に加えて、植物繊維に成る複数本の単糸1
4・15を合撚した軸糸12に、その四分の一以下の太
さの下糸16が軸糸12の合撚方向に逆向きに螺旋状に
巻き付いており、その巻付間隔において下糸16の幅T
の2倍以上の幅Sをもって軸糸12が螺旋状に露出して
いることにある。
【0008】本発明に係る内装布帛の第3の特徴は、上
記第1および第2の何れかの特徴に加えて、軸糸12の
太さが10〜100番手(ジュート番手)であり、その
軸糸12が苧麻、亜麻、サイザル、および、ココ椰子繊
維の何れかの植物繊維によって構成されており、マルチ
フイラメント糸11が繊度10デニール以下の20本以
上の熱可塑性合成繊維によって構成されており、マルチ
フイラメント糸11の総デニールが200〜1000デ
ニールであり、マルチフイラメント糸11が幅1〜4m
mのテープ状を成して軸糸12に螺旋状に巻き付いてお
り、マルチフイラメント糸の巻付間隔においてテープ状
を成すマルチフイラメント糸11の幅Vの1.5〜3倍
の幅Wをもって軸糸12が螺旋状に露出していることに
ある。
【0009】本発明に係る内装布帛の第4の特徴は、上
記第1、第2および第3の何れかの特徴に加えて、複合
糸条13が内装布帛19の表面に隆起した輪奈18を形
成していることにある。
【0010】
【発明の実施の形態】カーペットやマット等の敷物に使
用される内装布帛は、主としてタフテッド機、ウイルト
ン織機、タオル織機、パイル編機によってつくられる。
その場合、複合糸条13は、パイル糸として使用され、
内装布帛の表面を覆うパイルを構成する。表面パイルを
有する内装布帛は、壁張りや椅子張りにも使用される。
茣蓙、カーテン、ロールスクリーン(巻き上げカーテ
ン)のように比較的薄手の内装布帛は、通常の平織機や
平編機によってつくられる。平織機によってつくられる
内装布帛19の表面に、複合糸条13が隆起した輪奈1
8を形成するには、複合糸条13を経糸にする場合に
は、それが数本の緯糸20を続けて飛び越し、複合糸条
13を緯糸にする場合には、それが数本の経糸を続けて
飛び越すように織組織を設計する。通常の平織機や平編
機でつくられる無パイルの内装布帛でも、茣蓙や畳表の
ように敷物として使用することが出来るので、表面パイ
ルや輪奈の有無によって内装布帛の用途が特に限定され
ることはない。
【0011】内装布帛には、複合糸条13以外の一般糸
条を地糸21として使用することが出来る。その場合、
パイルを係止する基布のように、一般糸条20・21に
よって織編される基布22の表面に浮き出るように複合
糸条13を織り込み或いは編み込む。織成或いは編成さ
れた内装布帛19は、必要に応じて接着剤(接着性樹脂
溶液)を付与して目止め処理し、或いは、裏面に接着性
樹脂組成物を裏打積層し、或いは又、発泡シート(クッ
ション材)やプラスチックフイルム、二次基布、裏打紙
等を貼り合わせて仕上げられる。
【0012】マルチフイラメント糸11の単糸繊度を2
0デニール以下にするのは、その断面が軸糸12に巻き
付けたとき扁平になり、軸糸12の周面にテープ状被膜
を形成して密着し、周面が平滑な複合糸条13が得られ
るようにするためであり、従ってマルチフイラメント糸
11の単糸繊度を10デニール以下にすることが望まし
い。軸糸12に巻き付けたときマルチフイラメント糸1
1が扁平断面形状のテープ状になるのは、それが粘弾性
を有する20デニール以下の繊細な熱可塑性合成繊維を
収束したものであり、各熱可塑性合成繊維の間はズレ移
動し易いフリーの状態にある一方、それを巻き付ける軸
糸12が熱可塑性合成繊維に比して著しく剛直で伸縮性
を欠く植物繊維によって構成されており、而も、マルチ
フイラメント糸11に比して10倍以上も太く剛直なの
で、巻き付けたマルチフイラメント糸11が軸糸12の
周面に食い込まず、熱可塑性合成繊維が軸糸12の周面
を滑るように移動してマルチフイラメント糸11が扁平
断面形状になるからである。
【0013】このようにして軸糸12の周面でテープ状
に変形したマルチフイラメント糸11の扁平断面の厚み
は、マルチフイラメント糸11を構成する熱可塑性合成
繊維の繊度に応じたものとなる。このため、熱可塑性合
成繊維の繊度が細いなど、マルチフイラメント糸11の
扁平断面形状が薄く幅広くなって複合糸条13の周面が
平滑になり、マルチフイラメント糸11の軸糸12に対
する断熱性や隠蔽性も少なく、軸糸12の色彩がマルチ
フイラメント糸11を透過して複合糸条13の周面に現
れ、又、マルチフイラメント糸11を透過して湿気が軸
糸12に伝わり、或いは、軸糸12が吸湿保持する水分
がマルチフイラメント糸11を透過して蒸発し易くな
る。これらの点を考慮すると、マルチフイラメント糸1
1の単糸繊度を5デニール前後(3〜8デニール)にす
ることが望ましい。しかし、それが細過ぎると耐摩耗性
の点が問題になるので、特に敷物の場合は、その単糸繊
度を2デニール以上とする。一方、マルチフイラメント
糸11は、植物繊維に比して表面光沢や発色性、染色堅
牢度が著しくよく、その熱可塑性合成繊維によって植物
繊維が被覆され、植物繊維(軸糸12)の発色性や染色
堅牢度が補完される。こうして、複合糸条13は、その
主材とする植物繊維のもつ吸湿吸汗性、熱伝導・吸熱
性、剛直性、非伸縮性等の特徴と、熱可塑性合成繊維の
もつ発色性、染色堅牢度、耐摩耗性、表面光沢、平滑性
等の特徴を兼ね備えたものとなる。
【0014】上記の通り、軸糸12の太さをマルチフイ
ラメント糸11の太さ(総デニール)の10倍以上にす
るのは、それが剛直で、それに巻き付けるマルチフイラ
メント糸11が軸糸12の周面に食い込まず扁平断面形
状に変形し易くするためである。そのように扁平断面形
状に変形し易くするためには、マルチフイラメント糸1
1は、無撚または撚数が20回/m以下で実質的に無撚
の状態で用いる。
【0015】螺旋状に露出する軸糸12の幅Wを螺旋状
を成すマルチフイラメント糸11の幅Vの0.5倍以上
にするのは、複合糸条13の表面に触れた際に軸糸(植
物繊維)12の感触が直接伝わり、又、軸糸(植物繊
維)12の自然で落ちついた色彩で内装布帛の表面が彩
られるようにするためである。その軸糸12の幅Wをマ
ルチフイラメント糸11の幅Vの5倍以下にするのは、
平滑で発色性や染色堅牢度のよいマルチフイラメント糸
11の光沢や色彩によって軸糸(植物繊維)のくすみや
変褪色、汚れ等が抑えられ、内装布帛が色鮮やかに彩ら
れ、その手触りが滑らかになるようにするためである。
【0016】軸糸12に巻き付けたマルチフイラメント
糸11は、その熱可塑性合成繊維が有する潜在収縮応力
が次第に顕現し、軸糸12の撚筋17に沿って軸糸12
の周面に密着してズレ移動(滑動)し難くなり、軸糸1
2との一体感を増す。従って、マルチフイラメント糸1
1は、軸糸12の撚方向と同じ方向に巻き付けるとよ
く、特に合撚した軸糸12では、その単糸14と単糸1
5の間に螺旋状に生じる撚筋17に係止されてマルチフ
イラメント糸11がズレ移動(滑動)し難くなる。
【0017】下糸16は、マルチフイラメント糸11を
軸糸12に巻き付ける際に、その熱可塑性合成繊維が撚
筋17に食い込まず、軸糸12の周面を滑るように分か
れてマルチフイラメント糸11が扁平断面形状に変形し
易くするために適用される。従って下糸16は、その撚
筋17を塞ぐようにするために、複数本の単糸14・1
5を合撚した軸糸12では、その合撚方向に逆向きに巻
き付ける。このように、下糸16は軸糸(植物繊維)を
隠蔽するために巻き付けるのではないので、下糸16に
は細糸を使用し、その巻付間隔を大きく粗く巻き付け
る。このように下糸16は、軸糸12の周面に現われる
撚筋17のマルチフイラメント糸11の食い込みを防ぐ
ためのものであるから、マルチフイラメント糸11は、
下糸16に交叉する方向、即ち、下糸16の撚方向とは
逆向きに巻き付けるとよい。マルチフイラメント糸11
と軸糸12との密着性を高めるためには、下糸16に代
えて、樹脂組成物による糊付処理をして軸糸12の周面
を平滑に仕上げておくとよい。
【0018】パイル布帛には10〜100ジュート番手
相応のパイル糸が使用され、苧麻、亜麻、サイザル、コ
コ椰子繊維は、黄麻(ジュート)のように異臭を発生せ
ず、強度的に安定しているので、内装布帛の表面に輪奈
(ループパイル)を形成する場合には、それらの繊維を
軸糸12に使用し、繊度10デニール以下の20本以上
のナイロンかポリエステル繊維の総デニール200〜1
000デニールのマルチフイラメント糸11を巻き付け
ると、幅1〜4mmのテープ状を成して軸糸12に螺旋
状に巻き付き、その螺旋状に露出する軸糸12の幅Wを
マルチフイラメント糸11の幅Vの1.5〜3倍に設定
すると、夏季使用に適したパイル布帛が得られる。
【0019】
【発明の効果】上記の通り、本発明(請求項1)による
と、植物繊維のもつ吸湿吸汗性、熱伝導・吸熱性、剛直
性、非伸縮性等の特徴と、熱可塑性合成繊維のもつ発色
性、染色堅牢度、耐摩耗性、表面光沢、平滑性等の特徴
を兼ね備え、熱可塑性合成繊維の色彩や光沢が螺旋状に
繰り返して現れる植物繊維と植物繊維の間から斑点状に
現れて、霜降地模様の新規な内装布帛が得られる。そし
て、その表面に現われる植物繊維の毛羽はマルチフイラ
メント糸11に抑えられ、それが接炎すると熱可塑性合
成繊維(11)が植物繊維(12)と一体になった溶融
塊が出来て延焼が抑えられ、その結果、植物繊維(1
2)の表面毛羽を伝わって火炎が広がるようなことはな
く、防炎敷物規格に合格する防炎性内装布帛が得られる
ことになる。そして、植物繊維(12)の特徴を補完す
る熱可塑性合成繊維(11)が複合糸条13の内部に介
在せず周面に偏在するので、熱可塑性合成繊維(11)
の使用量が少なくて済み、熱可塑性合成繊維(11)の
併用によって植物繊維(12)の特徴が阻害されること
はない。
【0020】軸糸12を複数本の単糸14・15を合撚
した合撚糸とする場合には、その合撚方向に巻き付けら
れるマルチフイラメント糸11が、軸糸12の複数本の
単糸14・15の何れかに重なって一体感を増し、複合
糸条13がマルチフイラメント糸11と単糸14・15
との合撚糸の観を呈し、マルチフイラメント糸11と軸
糸12の間に違和感のない内装布帛19が得られる。
【0021】本発明(請求項2)によると、下糸16が
軸糸12の撚筋17を塞ぐように巻き付けられているの
で、マルチフイラメント糸11の巻付の際に、熱可塑性
合成繊維は撚筋17に食い込まず軸糸12の周面を滑る
ように分かれてマルチフイラメント糸11が扁平断面形
状に変形し易くなり、マルチフイラメント糸11の使用
量が少なくて済み、又、その扁平断面形状を成すマルチ
フイラメント糸11の厚みが薄くなるので、マルチフイ
ラメント糸11を通して植物繊維(12)の感触が内装
布帛の表面に伝わり易くなる。
【0022】従って本発明(請求項3)によると、表面
が平滑で夏季使用に適した内装パイル布帛が得られる。
【0023】本発明(請求項4)によると、複合糸条1
3が輪奈18を形成しており、その輪奈18の彎曲面に
マルチフイラメント糸11の色彩光沢が斑点状に現われ
るので、立体感に富む内装布帛が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内装布帛の表面を構成する複合糸
条の側面図である。
【図2】本発明に係る内装布帛の側面断面図である。
【符号の説明】
11 マルチフイラメント糸 12 軸糸 13 複合糸条 14 単糸 15 単糸 16 下糸 17 撚筋 18 輪奈 19 内装布帛 20 緯糸 21 地糸(一般糸条) 22 基布

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊度10デニール以下の複数本の熱可塑
    性合成繊維によって構成される総デニールが100デニ
    ール以上のマルチフイラメント糸(11)が、その10
    倍以上の太さの植物繊維によって構成される軸糸(1
    2)に螺旋状に巻き付き、その構成する複数本の熱可塑
    性合成繊維がテープ状に並んた扁平断面形状を成し、そ
    の螺旋状を成すマルチフイラメント糸の巻付間隔におい
    てテープ状を成すマルチフイラメント糸(11)の幅V
    の0.5〜5倍の幅Wをもって軸糸(12)が螺旋状に
    露出している複合糸条(13)によって表面が構成され
    ており、前記軸糸(12)が植物繊維に成る複数本の単
    糸(14・15)を合撚して成り、その四分の一以下の
    太さの下糸(16)が軸糸(12)の合撚方向に逆向き
    に螺旋状に巻き付いており、その巻付間隔において下糸
    (16)の幅Tの2倍以上の幅Sをもって軸糸(12)
    が螺旋状に露出していることを特徴とする内装布帛。
  2. 【請求項2】 複数本の熱可塑性合成繊維によって構成
    されるマルチフイラメント糸(11)が植物繊維によっ
    て構成される軸糸(12)に螺旋状に巻き付き、その構
    成する複数本の熱可塑性合成繊維がテープ状に並んた扁
    平断面形状を成す複合糸条(13)によって表面が構成
    されており、前記軸糸(12)の太さが10〜100番
    手(ジュート番手)であり、その軸糸(12)が苧麻、
    亜麻、サイザル、および、ココ椰子繊維の何れかの植物
    繊維によって構成されており、マルチフイラメント糸
    (11)が繊度10デニール以下の20本以上の熱可塑
    性合成繊維によって構成されており、マルチフイラメン
    ト糸(11)の総デニールが200〜1000デニール
    であり、マルチフイラメント糸(11)が幅1〜4mm
    のテープ状を成して軸糸(12)に螺旋状に巻き付いて
    おり、マルチフイラメント糸の巻付間隔においてテープ
    状を成すマルチフイラメント糸(11)の幅Vの1.5
    〜3倍の幅Wをもって軸糸(12)が螺旋状に露出して
    いることを特徴とする内装布帛。
JP10257547A 1998-08-26 1998-08-26 内装布帛 Expired - Fee Related JP3072422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257547A JP3072422B2 (ja) 1998-08-26 1998-08-26 内装布帛

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257547A JP3072422B2 (ja) 1998-08-26 1998-08-26 内装布帛

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000073252A JP2000073252A (ja) 2000-03-07
JP3072422B2 true JP3072422B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=17307810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10257547A Expired - Fee Related JP3072422B2 (ja) 1998-08-26 1998-08-26 内装布帛

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3072422B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4524746B2 (ja) * 2004-08-13 2010-08-18 有限会社中嶋プランニング 植物繊維糸条、植物繊維含有布帛およびその製造法
KR102131202B1 (ko) * 2018-02-12 2020-07-07 주식회사 미래기술 섬유 망 구조체 및 이를 이용한 인장 보강형 도로 포장 공법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000073252A (ja) 2000-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gandhi Woven textiles: Principles, technologies and applications
EP1704272B1 (en) Looped fabric comprising bamboo loops and terry made there from
EP1496144B1 (en) Pile cloth for cleaning
US6537640B1 (en) Pile fabric
JP5222492B2 (ja) 芯鞘構造複合紡績糸及び布帛
JPS628537B2 (ja)
WO1999011852A9 (fr) Produits sans couture de tricot a mailles jetees
JP3072422B2 (ja) 内装布帛
JP4497648B2 (ja) 複合弾性糸及びその製造方法
US20220186410A1 (en) Fabrics made with warp component formed of spun yarn that is made with polyester fibers or acrylic fibers
JPS5927409B2 (ja) 交絡複合糸およびその製造方法
JP2022054364A (ja) スリップ抑制パイル織物、及び、その製造方法
JP3114194B2 (ja) 柄編地の製造方法
JP2001064839A (ja) 長短複合糸
JP2639967B2 (ja) 交織高密度織物
JP3260327B2 (ja) 起毛布帛
JP2010084300A (ja) 意匠性の付与されたフェルトヤーンおよびその製造方法ならびにそのフェルトヤーンを使用したカーペット。
JP3713845B2 (ja) アセテート・ポリエステル混繊交絡複合糸条、及びそれを用いた織編物
JP2759205B2 (ja) 高密度織物
JPH10280247A (ja) 内装用モケット
TR2021009013A2 (tr) Bükümsüz katli hav i̇pli̇kleri̇ i̇çeren bi̇r havlu kumaş yapilanmasi
JPH0544137A (ja) スエード調織物の製造方法
KR20120000203U (ko) 파일직물로 된 카펫
KR20120000202U (ko) 파일직물로 된 카펫
Wood 13. Wool Carpet Manufacture

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080602

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees