JPH0762060B2 - ポリフエノ−ル類の製造法 - Google Patents
ポリフエノ−ル類の製造法Info
- Publication number
- JPH0762060B2 JPH0762060B2 JP5665587A JP5665587A JPH0762060B2 JP H0762060 B2 JPH0762060 B2 JP H0762060B2 JP 5665587 A JP5665587 A JP 5665587A JP 5665587 A JP5665587 A JP 5665587A JP H0762060 B2 JPH0762060 B2 JP H0762060B2
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- Japan
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- weight
- water
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- polyphenols
- phenol
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、耐熱性エポキシ樹脂や耐熱性フェノール樹脂
の原料、プラスチックの改質剤として優れている低分子
化合物の含有量の少ないポリフェノール類の製造法に関
するものである。
の原料、プラスチックの改質剤として優れている低分子
化合物の含有量の少ないポリフェノール類の製造法に関
するものである。
[従来技術及び問題点] フェノール類と、グリオキザールまたはグルタルアルデ
ヒドとを酸触媒の存在下に縮合反応させると式(I)お
よび高次縮合物からなるポリフェノール類が生成する
が、このほかに活性なメチロール基(CHOH)を有する
式(II)及び式(III)の低分子化合物、及びこれら式
(II),式(III)の分子内脱水で生成した化合物(以
下、式(II),式(III)及びこれらの脱水生成物を
「低分子化合物」と言う)が生成する。
ヒドとを酸触媒の存在下に縮合反応させると式(I)お
よび高次縮合物からなるポリフェノール類が生成する
が、このほかに活性なメチロール基(CHOH)を有する
式(II)及び式(III)の低分子化合物、及びこれら式
(II),式(III)の分子内脱水で生成した化合物(以
下、式(II),式(III)及びこれらの脱水生成物を
「低分子化合物」と言う)が生成する。
これらの低分子化合物を含むポリフェノール類をエポキ
シ樹脂およびフェノール樹脂の原料にした場合、耐熱性
及び機械的強度が著しく低下する。しかも、これらの低
分子化合物とポリフェノール類との分離は極めて難し
く、工業的な分離方法は見い出されていない。
シ樹脂およびフェノール樹脂の原料にした場合、耐熱性
及び機械的強度が著しく低下する。しかも、これらの低
分子化合物とポリフェノール類との分離は極めて難し
く、工業的な分離方法は見い出されていない。
そこで、低分子化合物を低減させる改良法として、フェ
ノール類とアルデヒドとを反応させた後、未反応フェノ
ールと水とを留去し、その後、低分子化合物を含むポリ
フェノール類に、再びフェノール類と酸触媒を加えて縮
合反応し、引続いてフェノール類と水とを除去してポリ
フェノール類を製造する方法(特開昭58−142908号)が
提案されている。しかし、製造工程が複雑なため実用的
でない。
ノール類とアルデヒドとを反応させた後、未反応フェノ
ールと水とを留去し、その後、低分子化合物を含むポリ
フェノール類に、再びフェノール類と酸触媒を加えて縮
合反応し、引続いてフェノール類と水とを除去してポリ
フェノール類を製造する方法(特開昭58−142908号)が
提案されている。しかし、製造工程が複雑なため実用的
でない。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、フェノール類と、グリオキザール,グルタル
アルデヒドより選ばれたジアルデヒド類とを酸触媒の存
在下に縮合反応によってポリフェノール類を製造する方
法において、反応系中の水の濃度を2重量%以下に保持
することを特徴とするポリフェノール類の製造法であ
る。
アルデヒドより選ばれたジアルデヒド類とを酸触媒の存
在下に縮合反応によってポリフェノール類を製造する方
法において、反応系中の水の濃度を2重量%以下に保持
することを特徴とするポリフェノール類の製造法であ
る。
本発明に用いられるフェノール類としては、フェノー
ル,クレゾール,キシレノール,カテコール,レゾルシ
ン,ハイドロキノンなどが挙げられ、フェノール類
(a)とジアルデヒド類(b)とのモル比(a/b)は4
〜50、好ましくは5〜30である。(a/b)が4より小さ
いと高次縮合物が多く生成し、一方、(a/b)が50より
大きいとポリフェノール類に対する未反応フェノール量
が多く、これの回収に多量のエネルギーを費やすので好
ましくない。
ル,クレゾール,キシレノール,カテコール,レゾルシ
ン,ハイドロキノンなどが挙げられ、フェノール類
(a)とジアルデヒド類(b)とのモル比(a/b)は4
〜50、好ましくは5〜30である。(a/b)が4より小さ
いと高次縮合物が多く生成し、一方、(a/b)が50より
大きいとポリフェノール類に対する未反応フェノール量
が多く、これの回収に多量のエネルギーを費やすので好
ましくない。
酸触媒としては、硫酸,塩酸,過塩素酸,フェノールス
ルホン酸,トルエンスルホン酸,シュウ酸などが挙げら
れ、これらの触媒濃度は原料フェノール類に対して0.01
〜4重量%が好ましい。
ルホン酸,トルエンスルホン酸,シュウ酸などが挙げら
れ、これらの触媒濃度は原料フェノール類に対して0.01
〜4重量%が好ましい。
反応温度は80〜140℃、好ましくは90〜120℃であり、80
℃より低いと反応速度が遅く、しかも低分子化合物の生
成量が多くなる。一方、140℃より高い温度では高次縮
合物の生成量が多くなるので好ましくない。
℃より低いと反応速度が遅く、しかも低分子化合物の生
成量が多くなる。一方、140℃より高い温度では高次縮
合物の生成量が多くなるので好ましくない。
グリオキザール及びグルタルアルデヒドは無水の状態で
は非常に不安定なため40〜50%水溶液で市販されてい
る。したがって、反応系(反応液)には通常、ジアルデ
ヒド水溶液として混入する水と、フェノール類とジアル
デヒド類との縮合反応によって生成する水が存在する。
反応系の水の濃度が2重量%より高い条件でフェノール
とジアルデヒド類との縮合反応をすると低分子化合物が
著しく多く生成するが、2重量%以下の濃度に保持する
と、低分子化合物の生成量が少ない。
は非常に不安定なため40〜50%水溶液で市販されてい
る。したがって、反応系(反応液)には通常、ジアルデ
ヒド水溶液として混入する水と、フェノール類とジアル
デヒド類との縮合反応によって生成する水が存在する。
反応系の水の濃度が2重量%より高い条件でフェノール
とジアルデヒド類との縮合反応をすると低分子化合物が
著しく多く生成するが、2重量%以下の濃度に保持する
と、低分子化合物の生成量が少ない。
水を除去する方法としては特に制約はないが、一般には
蒸留除去が望ましい。すなわち、反応系内を常圧または
減圧にして加熱留出させるか、または窒素,ヘリウムな
どの不活性ガスを通気しながら除去するか、またはトル
エン,キシレンなどの溶媒と共沸させて除去する方法が
挙げられる。なお、反応後、反応系の触媒を除去または
アルカリで中和し、水及び未反応フェノールを留去して
ポリフェノール類を得る。
蒸留除去が望ましい。すなわち、反応系内を常圧または
減圧にして加熱留出させるか、または窒素,ヘリウムな
どの不活性ガスを通気しながら除去するか、またはトル
エン,キシレンなどの溶媒と共沸させて除去する方法が
挙げられる。なお、反応後、反応系の触媒を除去または
アルカリで中和し、水及び未反応フェノールを留去して
ポリフェノール類を得る。
[発明の効果] 本発明によれば、簡単な製造法で低分子化合物の含有量
が少なく、純度の高いポリフェノール類が得られ、これ
は優れた耐熱性と機械的強度を有するエポキシ樹脂用及
びフェノール樹脂用の原料として使用される。
が少なく、純度の高いポリフェノール類が得られ、これ
は優れた耐熱性と機械的強度を有するエポキシ樹脂用及
びフェノール樹脂用の原料として使用される。
[本発明の実施例] 実施例1 水分離器及び滴下ロートを備えた内容積2のフラスコ
にフェノール940gと市販の40%グリオキザール水溶液23
0g(a/b=6.3)を仕込み、この反応液を100〜105℃,圧
力700mmHgに加熱,減圧にして、反応系内の水120gを系
外に留出させた。反応液の水の濃度が1.7重量%になっ
た時点で50%p−トルエンスルホン酸水溶液3.8gを滴下
ロートから徐々に添加し、縮合反応によって生成する水
を連続的に留去しながら、反応系の水の濃度を0.9〜1.9
重量%に保持し、110℃,2時間反応させた。反応後、4
%苛性ソーダ水溶液10.8gを添加してp−トルエンスル
ホン酸触媒を中和した。引続き減圧下に反応系を180℃
まで加熱しながら、水と未反応フェノールを留去し、低
分子化合物8重量%、1,1,2,2−テトラキス(ヒドロキ
シフェニル)エタン54重量%、及び高次縮合物38重量%
からなるポリフェノール類(軟化点152℃)470gを得
た。
にフェノール940gと市販の40%グリオキザール水溶液23
0g(a/b=6.3)を仕込み、この反応液を100〜105℃,圧
力700mmHgに加熱,減圧にして、反応系内の水120gを系
外に留出させた。反応液の水の濃度が1.7重量%になっ
た時点で50%p−トルエンスルホン酸水溶液3.8gを滴下
ロートから徐々に添加し、縮合反応によって生成する水
を連続的に留去しながら、反応系の水の濃度を0.9〜1.9
重量%に保持し、110℃,2時間反応させた。反応後、4
%苛性ソーダ水溶液10.8gを添加してp−トルエンスル
ホン酸触媒を中和した。引続き減圧下に反応系を180℃
まで加熱しながら、水と未反応フェノールを留去し、低
分子化合物8重量%、1,1,2,2−テトラキス(ヒドロキ
シフェニル)エタン54重量%、及び高次縮合物38重量%
からなるポリフェノール類(軟化点152℃)470gを得
た。
なお、低分子化合物はテトラヒドロフラン溶液を高速液
体クロマトグラフ(東洋曹達製HLC802型)で分析した。
体クロマトグラフ(東洋曹達製HLC802型)で分析した。
実施例2 実施例1と同一反応器にフェノール940gと49%グルタル
アルデヒド水溶液200g(a/b=10.2)を仕込み、この反
応液を100〜105℃,圧力700mmHgに加熱,減圧して反応
系内の水89gを系外に留出させた。反応液の水の濃度が
1.2重量%になった時点で50%p−トルエンスルホン酸
水溶液7.2gを滴下ロートから徐々に添加し、縮合反応に
よって生成する水を連続的に留去しながら、反応系の水
の濃度を0.7〜1.2重量%に保持し、100℃,3時間反応さ
せた。反応後、4%苛性ソーダ水溶液21gを添加して触
媒を中和した。引続き減圧下に反応系を180℃まで加熱
しながら、水と未反応フェノールを留去し、低分子化合
物3重量%、1,1,5,5−テトラキス(ヒドロキシフェニ
ル)ペンタン45重量%、及び高次縮合物52重量%からな
るポリフェノール類(軟化点138℃)396gを得た。
アルデヒド水溶液200g(a/b=10.2)を仕込み、この反
応液を100〜105℃,圧力700mmHgに加熱,減圧して反応
系内の水89gを系外に留出させた。反応液の水の濃度が
1.2重量%になった時点で50%p−トルエンスルホン酸
水溶液7.2gを滴下ロートから徐々に添加し、縮合反応に
よって生成する水を連続的に留去しながら、反応系の水
の濃度を0.7〜1.2重量%に保持し、100℃,3時間反応さ
せた。反応後、4%苛性ソーダ水溶液21gを添加して触
媒を中和した。引続き減圧下に反応系を180℃まで加熱
しながら、水と未反応フェノールを留去し、低分子化合
物3重量%、1,1,5,5−テトラキス(ヒドロキシフェニ
ル)ペンタン45重量%、及び高次縮合物52重量%からな
るポリフェノール類(軟化点138℃)396gを得た。
比較例1 内容積2のフラスコにフェノール940g、40%グリオキ
ザール水溶液230g(a/b=6.3)、及びp−トルエンスル
ホン酸1.9gを仕込み、110℃で6時間反応させた(反応
系中の水の濃度を11〜16重量%に保持した)。反応後、
実施例1と同様に処理し、低分子化合物36重量%、1.1.
2.2−テトラキス(ヒドロキシフェニル)エタン48重量
%、及び高次縮合物16重量%からなるポリフェノール類
(軟化点116℃)を得た。
ザール水溶液230g(a/b=6.3)、及びp−トルエンスル
ホン酸1.9gを仕込み、110℃で6時間反応させた(反応
系中の水の濃度を11〜16重量%に保持した)。反応後、
実施例1と同様に処理し、低分子化合物36重量%、1.1.
2.2−テトラキス(ヒドロキシフェニル)エタン48重量
%、及び高次縮合物16重量%からなるポリフェノール類
(軟化点116℃)を得た。
比較例2 内容積2のフラスコにフェノール940g、49%グルタル
アルデヒド水溶液200g(a/b=10.2)、及びp−トルエ
ンスルホン酸3.6gを仕込み、100℃で6時間反応させた
(反応系中の水の濃度を8.8〜11.5重量%に保持し
た)。反応後、実施例2と同様に処理し、低分子化合物
41重量%、1.1.5.5−テトラキス(ヒドロキシフェニ
ル)ペンタン37重量%、及び高次縮合物22重量%からな
るポリフェノールを得た。
アルデヒド水溶液200g(a/b=10.2)、及びp−トルエ
ンスルホン酸3.6gを仕込み、100℃で6時間反応させた
(反応系中の水の濃度を8.8〜11.5重量%に保持し
た)。反応後、実施例2と同様に処理し、低分子化合物
41重量%、1.1.5.5−テトラキス(ヒドロキシフェニ
ル)ペンタン37重量%、及び高次縮合物22重量%からな
るポリフェノールを得た。
Claims (3)
- 【請求項1】フェノール類(a)と、グリオキザール,
グルタルアルデヒドより選ばれたジアルデヒド類(b)
とを酸触媒の存在下に縮合反応によってポリフェノール
類を製造する方法において、反応系中の水の濃度を2重
量%以下に保持することを特徴とするポリフェノール類
の製造法。 - 【請求項2】フェノール類(a)とジアルデヒド類
(b)とのモル比(a/b)が4〜50であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のポリフェノール類の製
造法。 - 【請求項3】反応温度が80〜140℃であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のポリフェノール類の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5665587A JPH0762060B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | ポリフエノ−ル類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5665587A JPH0762060B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | ポリフエノ−ル類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63223020A JPS63223020A (ja) | 1988-09-16 |
JPH0762060B2 true JPH0762060B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=13033390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5665587A Expired - Lifetime JPH0762060B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | ポリフエノ−ル類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762060B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501154B2 (ja) * | 1990-11-26 | 1996-05-29 | 三井東圧化学株式会社 | テトラキスキシレノ―ルエタンの製造方法 |
US6001950A (en) * | 1998-09-22 | 1999-12-14 | Borden Chemical, Inc. | Phenol-novolacs with improved optical properties |
JP4791747B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-10-12 | 旭有機材工業株式会社 | テトラキス(ヒドロキシフェニル)アルカンの製造方法 |
WO2020225884A1 (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 樹脂粒子混合物 |
CN111333796A (zh) * | 2020-04-01 | 2020-06-26 | 山东莱芜润达新材料有限公司 | 一种四酚基乙烷酚醛树脂的制备方法 |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP5665587A patent/JPH0762060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63223020A (ja) | 1988-09-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |