JPH0761577B2 - 放電加工機の電極保持装置 - Google Patents

放電加工機の電極保持装置

Info

Publication number
JPH0761577B2
JPH0761577B2 JP1098905A JP9890589A JPH0761577B2 JP H0761577 B2 JPH0761577 B2 JP H0761577B2 JP 1098905 A JP1098905 A JP 1098905A JP 9890589 A JP9890589 A JP 9890589A JP H0761577 B2 JPH0761577 B2 JP H0761577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
side portion
tightening
pedestal
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1098905A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0271934A (ja
Inventor
正雄 崔
Original Assignee
新化工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新化工業株式会社 filed Critical 新化工業株式会社
Priority to JP1098905A priority Critical patent/JPH0761577B2/ja
Publication of JPH0271934A publication Critical patent/JPH0271934A/ja
Publication of JPH0761577B2 publication Critical patent/JPH0761577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は放電加工機の加工電極の保持装置に関する。
[従来の技術] 放電加工機の加工電極は、電極保持装置(以下電極ホル
ダーという)に保持され、この電極ホルダーは電極ホル
ダー装着装置に装着され、この装着装置は放電加工機の
電極ヘッドに取付けられる。
従来の電極ホルダーは、L形の当て部材と、L形の屈曲
板と、3本のボルト等から構成されており、当て部材と
屈曲板の両端部をそれぞれ互いにビスで固定して四角形
の枠組し、屈曲板の一方の辺部と、他方の辺部と、これ
ら2つの辺部が交わる隅部の3箇所の定位置に、それぞ
れボルトを螺着し、これら3本のボルトの先端を四角形
の枠組内で当て部材の2つの辺部が交わる隅部に向け突
出させるものである。
そして、上記当て部材の隅部位置に加工電極を挿通し3
本のボルトを締付して当て部材の隅部内面と3本のボル
トの先端の間で加工電極をクランプするものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の締付部材としてボルトを使用する電極ホ
ルダーでは、ボルトの加工電極への当りがボルト先端の
小さな部分であるため、加工電極のクランプが不安定で
あり、加えて、ボルトは締付の際に先端が回転しながら
加工電極に当るので、加工電極を当り部材の当り面から
浮き上がらせる方向に力が働き、垂直または水平に配設
されるべき加工電極が電極ホルダーに対して僅かに傾斜
して取付けられる等、加工電極の取付位置のずれが生じ
る欠点があり、このため、ボルトを締め直して調整する
とともに電極ホルダー装着装置の位置調整機構を使用し
て測定器で測定しながら加工電極の取付位置の補正をす
る必要があった。
そして、従来の電極ホルダーでは、複数本のボルトの締
付量が加工電極の取付の度毎に変化してしまうため、荒
加工用とか仕上加工用等の加工電極を取換える毎に加工
電極位置がずれてしまい、その都度、多くの時間を費や
して上記のような調整作業を行わなければならず、作業
能率が低下するという欠点があった。
さらに、従来の電極ホルダーでは、3本のボルトは屈曲
板の定位置に螺着されており、加工電極に対するボルト
の締付による押圧方向は常に一定の方向であるが、加工
電極のクランプされる部分の太さは大小各種あるため、
加工電極のクランプされる部分の太さが大または小に片
寄ったものである場合には、加工電極のクランプされる
部分に対するボルトの押圧方向は、クランプされる部分
の中心軸から大きく外れることになり、安定したクラン
プができない。特に、クランプされる部分の太さが小さ
い場合には、3本のボルトの先端が加工電極に突き当た
る前に互いに突き当たって全くクランプの働きができ
ず、応急的にボルトの先端と加工電極の間に金属板から
なるスペーサーを挿入して不安定なクランプをしている
のが実情であった。このことは、広範多種の加工電極を
1台の電極ホルダーでは適正にクランプできないことを
意味し、これを解決するためには、複数台の大小形状の
異なる電極ホルダーを準備しなければならないという欠
点があった。
本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもので
あり、本考案の目的は、放電加工機の電極ヘッドへの取
付に際し、加工電極の位置決めが正確で迅速にでき、加
工電極のクランプされる部分の太さが異なっても広範囲
に使用でき、さらに常に加工電極の安定したクランプが
できる放電加工機の電極ホルダーを得ることにある。
[問題点を解決するための手段] 第一辺部17と第二辺部18とが直角に連設され、これら第
一辺部17と第二辺部18の直交する内面が加工電極11の当
り基準面とされ、第一辺部17の外面の長手方向に座溝27
が穿設され、この座溝27の中央部に沿って長孔29が貫設
され、座溝27の底面に一定小ピッチの鋸歯状の係合部31
が形成される台座16と、この台座16の第一辺部17の内面
上に摺動可能に配設され、内方端部に嵌合凸部35と嵌合
凹部36とが形成され、この嵌合凸部35に第一辺部17の当
り基準面から直角に立ち上がる加工電極の当り面37を有
し、第一辺部17の長孔29に通じる第一締付ネジ60の挿通
孔が外方端部から中央部に向って斜めに形成される第一
の締付片35と、台座16の第二辺部18に内面上に摺動可能
に配設され、内方端部に第一の締付片33の嵌合凹部36及
び嵌合凸部35に嵌まり合う嵌合凸部44と嵌合凹部43とが
設けられ、この嵌合凸部44に第二辺部18の当り基準面に
対して直角に立ち上がる加工電極11の当り面を有し、第
二辺部18の長孔30に通じる第二締付ネジ63の挿通孔45が
外方端部から中央部に向かって斜めに形成される第二の
締付片40と、台座16の第一辺部17の係合31に係合する一
定小ピッチの鋸歯状の係合面を有し、第一辺部17の座溝
内に移動可能に配設される第一係合片17と、台座16の第
二辺部18の係合部32に係合する一定小ピッチの鋸歯状の
係合面を有し、第二辺部18の座溝28に移動可能に配設さ
れる第二係合片53と、第一締付片35の締付ネジ63の挿通
孔及び台座16の第一片部17の長孔に緩く挿通するととも
に第一係合片を先端部でネジ止め係止して第一締付片45
及び第一係合片47を台座16の第一片部17に固定する第一
締付ネジ60と、第二締付片40の締付ネジ63の挿通孔45及
び台座16の第二辺部18の長孔30に緩く挿通するとともに
第二係合片53を先端部でネジ止め係止して第二締付片40
及び第一係合片53を台座16の第二辺部18に固定する第二
締付ネジ63と、第一締付片33及び第二締付片40の第一及
び第二締付ネジ60及び63の挿入通孔38及び45の入口端部
に球座39及び46が形成され、これら球座39及び46には下
面球状のワッシャ62及び65がそれぞれ第一及び第二の締
付ネジ60及び63の頭部の下部に当接して配設され、第一
締付ネジ60は、第一係合片47に形成された挿通孔61に緩
く挿通されるとともに、この挿通孔61に直交して第一係
合片47に形成された収容穴に回動可能に収容される円柱
状の第一係止駒51にネジ止めされ、第二締付ネジ63は、
第二係合片53に形成された挿通孔64に緩く挿通されると
ともに、この挿通孔64に直交して第二係合片53に形成さ
れた収容穴56に回動可能に収容される円柱状の第二係止
駒57にネジ止めされ、第一及び第二締付片33及び40の挿
通孔38及び45の内底部とワッシャ62及び65との間にそれ
ぞれコイルスプリング66及び67を弾装したことを特徴と
する放電加工機の電極保持装置。
[実 施 例] 以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例について
説明する。
まず、第1図は電極ホルダーを放電加工機に取付した状
態を示すものであり、この第1図に於て、電極ホルダー
15は加工電極11をクランプするとともに取付板12に取付
ネジで固定され、この取付板12は放電加工機の電極ヘッ
ド14に装着されている電極ホルダー装着装置13に取付さ
れる。電極ホルダー装着装置13は、電極ホルダー15にク
ランプされた加工電極11の位置ずれを調整するための機
構をその内部に備えている。
なお、電極ホルダー装着装置13や取付板12は公知であ
り、また本発明とは直接関係がないため、その詳しい説
明は省略する。
次に第2図以下によって本発明に係る電極ホルダー15の
実施例について説明する。
第2図ないし第7図に於て、16は台座であり、この台座
16には第一辺部17と第二辺部18とが直角に連続して設け
られており、これら辺部17,18の片側の側面19は第1図
に示す取付板12に密着する取付面とされ、この取付面と
直角で互いに直交する内面20,21は加工電極11の当り基
準面とされる。取付面である片側の側面19は取付面12に
ネジ止めするために複数個のネジ穴22が設けられる。
また第一辺部17と第二辺部18の内面20,21の両側にはそ
れぞれ長手方向に嵌合溝23,24が形成され、また第一辺
部17と第二辺部18の外面25,26の長手方向にそれぞれ座
溝27,28が穿設され、これら座溝27,28の中央部に沿って
長孔29,30が貫設され、これら長孔29,30の両側の座溝2
7,28の底面には一定小ピッチの鋸歯状の係合部31,32が
形成されている。
また、第2図ないし第4図並びに第8図に於て、33は第
一締付片であり、この第一締付片33は台座16の第一辺部
17と同幅でそれより短くされており、その下部両側には
第一辺部17の内面20の両側に形成した嵌合溝23,23と嵌
まり合う嵌合突縁34,34が形成され、これらの嵌まり合
いに基づいて第一辺部17の内面20上を摺動可能にされて
いる。
第一締付片33の内方端部には、嵌合凸部35と嵌合凹部3
6,36とが形成されており、嵌合凸部35の端面37は台座16
の第一辺部17の当り基準面である内面20から直角に立ち
上がるもので、この端面37は加工電極11の当り面となる
ものである。また第一締付片33には外方端部から中央部
にかけて斜めにして第一辺部17の長孔29の通じる第一締
付ネジ60の挿通孔38が形成され、この挿通孔38の入口端
部に球座39が形成される。この挿通孔38は、途中まで大
径孔であり、その先が小径孔になっているが、小径孔の
内径は第一締付ネジ60の外径よりいく分大きくされてお
り、第一締付ネジ60が緩く挿通できるようにしている。
また、第2図ないし第4図並びに第9図に於て、40は第
二締付片であり、この第二締付片40は台座16の第二辺部
18と同幅でそれより短くされており、その下部両側には
第二辺部18の内面21の両側に形成した嵌合溝24,24と嵌
まり合う嵌合突縁41,41が形成され、これらの嵌まり合
いに基づいて第二辺部18の内面21上を摺動可能にされて
いる。
第二締付片40の内方端部には第一締付片33の嵌合凹部3
6,36及び嵌合凸部35に嵌まり合う嵌合凸部42,42と嵌合
凹部43とが形成されており、嵌合凸部42,42の端面44,44
は台座16の第二辺部18の当り基準面である内面21から直
角に立ち上がるもので、この端面44,44は加工電極11の
当り面となるものである。また第二締付片40には外方端
部から中央部にかけて斜めにして第二辺部18の長孔30に
通じる下記第二締付ネジ63の挿通孔45が形成され、この
挿通孔45の入口端部に球座46が形成される。この、挿通
孔45も途中まで大径孔であり、その先が小径孔になって
いるが、小径孔の内径は第二締付ネジ63の外径よりいく
分大きくされており、第二締付ネジ63が緩く挿通できる
ようにしている。
以上述べた第一辺部17及び第二辺部18を有する台座16
と、第一締付片33と第二締付片40とはこの電極ホルダー
15の最も基本をなす構成であり、これらの各部は機械的
強度が大きく、かつ寸法の経年変化の極めて小さな金属
材、例えば、合金工具鋼鋼材に熱処理をかけたもの等を
使用する。
以上の構成に加えて電極ホルダー15は、次のような重要
な構成を有する。
すなわち、第3図、第5図及び第10図に於て、47は第一
係合片であり、この第一係合片47は台座16の第一辺部17
の係合部31に係合する一定小ピッチの鋸歯状の係合面48
を有し、第一辺部17の座溝27内に移動可能に配設され
る。この第一係合片47には第一締付ネジ60が緩く挿通さ
れる挿通孔49が形成され、この挿通孔49に直交して収容
穴50が形成されている。そして、この収容穴50には円柱
形で中央部にネジ穴52が形成された第一係止駒51がその
ネジ穴52を挿通孔49に臨ましめて回動可能に収容され
る。
また、第3図及び第10図に於て、53は第二係合片であ
り、この第二係合片53は台座16の第二辺部18の係合部32
に係合する一定小ピッチの鋸歯状の係合面54を有し、第
二辺部18の座溝28内に移動可能に配設される。この第二
係合片53には第二締付ネジ63が緩く挿通される挿通孔55
が形成され、この挿通孔55に直交して収容穴56が形成さ
れている。そして、この収容穴56には円柱形で中央部に
ネジ穴58が形成された第二係止駒57がそのネジ穴58を挿
通孔55に臨ましめて回動可能に収容される。
なお、これら第一及び第二係合片47,53並びに係止駒51,
57も台座16と同等の材料で製作加工される。
次に、第2図ないし第5図に於て、60は第一締付ネジで
あり、この第一締付ネジ60は第一締付片33の挿通孔38、
第一辺部17の長孔29及び第一係合片47の挿通孔49のそれ
ぞれに緩く挿通するとともに先端部のネジ部61を係止駒
51のネジ穴52にネジ止めするものであり、第一締付片33
の球座39に配設する下面が球状のワツシヤ62を組み合せ
て使用する。また、63は第二締付ネジであり、この第二
締付ネジ63は第二締付片40の挿通孔45、第二辺部18の長
孔30及び第二係合片53の挿通孔55のそれぞれに緩く挿通
するとともに先端部のネジ部64を第二係止駒57のネジ穴
58にネジ止めするものであり、第二締付片40の球座46に
配設する下面が球状のワッシャ65を組み合せて使用す
る。
このような構成の電極ホルダー15では、第一締付ネジ60
を締付けることで、第一締付片33と第一係合片47は台座
16の第一辺部17に固定される。すなわち、第一係合片47
は第一締付片33の第一辺部17上での位置決めをする働き
があり、第一締付ネジ60を緩めた状態で第一締付片33を
第一辺部17の内面20上で第一係合片47を第一辺部17の座
溝27内でそれぞれ移動させ、所望の位置で第一締付ネジ
60を締付すると、第一係合片47の係合面48は第一辺部17
の係合部31と係合して第一係合片47は第一辺部17の座溝
27内で固定され、ここに伴って第一締付片33も第一辺部
17の内面20上に固定されるものである。この点、第二締
付ネジ63、第二締付片40、第二辺部18及び第二係合片53
との関係も全く同様である。
なお、66,67は第一第二締付片33,40の挿通孔38,45の内
底部とワツシヤ62,65との間に弾装するコイルスプリン
グであり、このコイルスプリング66,67を設けると、第
一及び第二締付ネジ60,63を仮締めすることで、第一及
び第二締付片33,40がそれぞれ第一及び第二辺部17,18に
容易に仮固定されて使用上便利である。
[作用] 本発明の放電加工機の電極保持装置によれば、第一及び
第二締付片をそれぞれ台座の第一及び第二辺部上に直線
的に摺動させて第一及び第二締付片の内方端部で加工電
極を押圧するとともに、第一締付片と第二辺部の内面及
び第二締付片と第一辺部の内面との直交する2方向で加
工電極をクランプするものである。
さらに言うと、第一及び第二締付ネジは、第一及び第二
締付片の外方端部から斜めに配設されるが、これによ
り、第一及び第二締付ネジの締付力はその一部が第一及
び第二締付片の内方端部での加工電極への押圧力とな
り、加工電極のクランプが可能になる。そして、第一辺
部と第二締付片、第二辺部と第一締付片の加工電極との
接触部分は、加工電極の中心軸上を通る相対した点にな
るため、正確で確実に加工電極のクランプが実現でき
る。この場合、第一及び第二係合片の係合面及び第一及
び第二辺部の係合部は一定小ピッチの鋸歯状とされてい
るため、第一及び第二締付片の移動に際して小さな移動
ピッチが得られる。このことは、第一及び第二締付片を
第一及び第二辺部上で所望の位置に固定でき加工電極の
適正なクランプ力が得られることを意味する。
また、第一及び第二締付ネジは、両端で回動可能な第一
及び第二係止駒で第一及び第二係合片に接続されるとと
もに、下面が球状でやはり球座との間で遊動可能なワツ
シャにより第一及び第二締付片と接続され、中間部は第
一及び第二締付片、第一及び第二辺部及び第一及び第二
係合片に緩く挿通できるのでここでも遊動可能である。
そこで、第一及び第二締付ネジを完全に締付ける前に、
これらの構造を利用すれば、第一及び第二締付片の移動
微調整が可能であり、第一及び第二係合片による細かな
位置決め機能と合せると、第一及び第二締付片の第一及
び第二辺部の内面上での位置固定は連続的なものとな
る。
第一締付片の内方端部に嵌合凸部及び嵌合凹部を設け、
第二締付片の内方端部にこれらと嵌まり合う嵌合凸部と
嵌合凹部を設けたので、加工電極のクランプされる部分
の太さが小さくともクランプ可能である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、加工電極を台座の第
一辺部と第二辺部のそれぞれ内面に当接させ、かつ、第
一及び第二締付片で押圧することによりクランプできる
ので、第一及び第二締付片を第一及び第二辺部の内面上
の任意位置に固定する第一及び第二締付ネジの操作だけ
で、クランプ作業を迅速に行うことができ、しかも第一
及び第二締付片の加工電極に対する当接部分が従来のボ
ルト締め形式のように動的でなく静的であり、このため
加工電極を受けとなる台座から浮き上がらせることがな
く、加工電極を傾けてクランプすることがなくて、加工
電極の太さの大小にかかわらず位置決めが正確で安定し
たクランプが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の係る放電加工機の電極保持装置の放
電加工機への取付状態の説明図、第2図は、本発明に係
る放電加工機の電極保持装置の実施例の平面図、第3図
は同じ電極保持装置の一部を切欠した平面図、第4図は
同じ電極保持装置の加工電極をクランプした状態で第2
図の矢印4から見た矢視図、第5図は同じ電極保持装置
の背面図で、第6図は台座の正面図、第7図は同じく台
座の第6図における線7−7で切断した断面図、第8図
は第一締付片の斜視図、第9図は第二締付片の斜視図、
第10図は第一係合片及び第二係合片並びに第一係止駒及
び第二係止駒の斜視図である。 11……加工電極 15……電極保持装置(電極ホルダー) 16……台座、17……第一辺部、 18……第二辺部、20……第一辺部の内面 21……第二辺部の内面、27,28……座溝 29,30……長孔、31,32……係合部 33……第一締付片、35……嵌合凸部 36……嵌合凹部、38……挿通孔 39……球座、40……第二締付片 42……嵌合凸部、43……嵌合凹部 45……挿通孔、46……球座 47……第一係合片、53……第二係合片 51……第一係止駒、57……第二係止駒 60……第一締付ネジ、63……第二締付ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一辺部17と第二辺部18とが直角に連設さ
    れ、これら第一辺部17と第二辺部18の直交する内面が加
    工電極11の当り基準面とされ、第一辺部17の外面の長手
    方向に座溝27が穿設され、この座溝27の中央部に沿って
    長孔29が貫設され、座溝27の底面に一定小ピッチの鋸歯
    状の係合部31が形成される台座16と、この台座16の第一
    辺部17の内面上に摺動可能に配設され、内方端部に嵌合
    凸部35と嵌合凹部36とが形成され、この嵌合凸部35に第
    一辺部17の当り基準面から直角に立ち上がる加工電極の
    当り面37を有し、第一辺部17の長孔29に通じる第一締付
    ネジ60の挿通孔38が外方端部から中央部に向って斜めに
    形成される第一の締付片33と、台座16の第二辺部18の内
    面上に摺動可能に配設され、内方端部に第一の締付片33
    の嵌合凹部36及び嵌合凸部35に嵌まり合う嵌合凸部44と
    嵌合凹部43とが設けられ、この嵌合凸部44に第二辺部18
    の当り基準面に対して直角に立ち上がる加工電極11の当
    り面を有し、第二辺部18の長孔30に通じる第二締付ネジ
    63の挿通孔45が外方端部から中央部に向かって斜めに形
    成される第二の締付片40と、台座16の第一辺部17の係合
    部31に係合する一定小ピッチの鋸歯状の係合面を有し、
    第一辺部17の座溝27内に移動可能に配設される第一係合
    片47と、台座16の第二辺部18の係合部32に係合する一定
    小ピッチの鋸歯状の係合面を有し、第二辺部18の座溝28
    に移動可能に配設される第二係合片53と、第二係合片53
    の第二締付ネジ63の挿通孔45及び台座16の第一辺部17の
    長孔29に緩く挿通するとともに第一係合辺47を先端部で
    ネジ止め係止して第一締付片33及び第一係合片47を台座
    16の第一片部17に固定する第一締付ネジ60と、第二締付
    片40の締付ネジ63の挿通孔45及び台座16の第二辺部18の
    長孔30に緩く挿通するとともに第二係合片53を先端部で
    ネジ止め係止して第二締付片40及び第二係合片53を台座
    16の第二辺部18に固定する第二締付ネジ63と、第一締付
    片33及び第二締付片40の第一締付ネジ60及び第二締付片
    ネジ63の挿通孔38及び45の入口端部に球座39及び46が形
    成され、これら球座39及び46には下面球状のワッシャ62
    及び65がそれぞれ第一及び第二の締付ネジ60及び63の頭
    部の下部に当接して配設され、第一締付ネジ60は、第一
    係合片47に形成された挿通孔38に緩く挿通されるととも
    に、この挿通孔38に直交して第一係合片47に形成された
    収容穴50に回動可能に収容される円柱状の第一係止駒51
    にネジ止めされ、第二締付ネジ63は、第二係合片53に形
    成された挿通孔45に緩く挿通されるとともに、この挿通
    孔45に直交して第二係合片53に形成された収容穴56に回
    動可能に収容される円柱状の第二係止駒57にネジ止めさ
    れ、第一及び第二締付片33及び40の挿通孔38及び45の内
    底部とワッシャ62及び65との間にそれぞれコイルスプリ
    ング66及び67を弾装したことを特徴とする放電加工機の
    電極保持装置。
JP1098905A 1989-04-20 1989-04-20 放電加工機の電極保持装置 Expired - Lifetime JPH0761577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1098905A JPH0761577B2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 放電加工機の電極保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1098905A JPH0761577B2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 放電加工機の電極保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0271934A JPH0271934A (ja) 1990-03-12
JPH0761577B2 true JPH0761577B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=14232149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1098905A Expired - Lifetime JPH0761577B2 (ja) 1989-04-20 1989-04-20 放電加工機の電極保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0761577B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528298U (ja) * 1975-07-05 1977-01-20
JPS58140017U (ja) * 1982-03-15 1983-09-20 株式会社溝口鉄工所 ホルダ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0271934A (ja) 1990-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2331502C2 (ru) Зажимное устройство для обрабатываемой детали
US4713515A (en) Electrode holder for electric discharge processing machines
US4518155A (en) Fixing device of workpieces for wire spark erosion machines
JPH0899244A (ja) 機械加工ワークピース保持組立体
JPH11300562A (ja) ワークバイス及びワークバイスの丸棒用ワーク受台
JPS63502812A (ja) 平らな物体の保持および操作のための装置
JPH0761577B2 (ja) 放電加工機の電極保持装置
JP2930712B2 (ja) パラレル―及びアングルストッパ
US7199326B2 (en) Jig and method for positioning spot welding electrode
JPS60213451A (ja) バイス用角度調整装置
JPH04183545A (ja) ワーク保持具
JPH0723138Y2 (ja) 放電加工機の電極保持装置
US4405120A (en) Printed circuit board holder
JP2003001536A (ja) ワーク取付装置
JP2779247B2 (ja) 割り出し装置
JP2000127054A (ja) バイス
EP0355079B1 (en) Fastening implement
JP3086457U (ja) クランパー
CN220073969U (zh) 具有调整角度功能的夹具
JPH09150337A (ja) ワーク支持具
JP2003264409A (ja) アンテナ取付装置
JPH10146630A (ja) 保持具
EP0613220B1 (en) Crimping tool having terminal locating device
JPH055338U (ja) 放電加工機のワーク支持治具
JP2584597Y2 (ja) 測定器の取付装置