JPH076136U - 吊下げ型包装箱及び吊下げ部材 - Google Patents

吊下げ型包装箱及び吊下げ部材

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JPH076136U
JPH076136U JP3579993U JP3579993U JPH076136U JP H076136 U JPH076136 U JP H076136U JP 3579993 U JP3579993 U JP 3579993U JP 3579993 U JP3579993 U JP 3579993U JP H076136 U JPH076136 U JP H076136U
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JP
Japan
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hanging
box
box body
container
packaging box
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Application number
JP3579993U
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English (en)
Inventor
征夫 草野
Original Assignee
征夫 草野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は吊下げ型包装箱及び吊下げ部材に関
し、特に、びん等の容器を収容した化粧箱等の箱体を吊
下げ部材にて吊下げができることを特徴とする。 【構成】 本考案による吊下げ型包装箱及び吊下げ部材
は、箱体(1)の上部(1a)に設けられ帯状をなす吊下げ部
材(11)と、前記吊下げ部材(11)に形成されたスリット部
(12)とを備え、前記スリット部(12)内に容器(4)の首部
(4a)が貫通して係合し、この吊下げ部材(11)により箱体
(1)を吊下げる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、吊下げ型包装箱及び吊下げ部材に関し、特に、びん等の容器を収容 した化粧箱等の箱体を吊下げ部材にて吊下げができるようにするための新規な改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の酒等の箱体としては、一般に、図9に示す構成 が採用されている。すなわち、箱体1の上部1aに設けられた蓋体2には孔3が 設けられ、この蓋2をこの箱体1の上部1a内に納めることにより、この孔3が びん等の上部に係合して、箱体1内のびん等の容器(図示せず)を収容する構成 である。 また、図10に示す容器4には、輪状の取手5が設けられ、図11に示す容器 4にはループ状の取手6が一体状に設けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の箱体及び容器は以上のように構成されていたため、次のような課題が存 在していた。 すなわち、図9の構成の場合、蓋体を閉じれば、箱体内のびん等の容器を収容 することはできるが、この箱体内にこの容器を収容した状態で吊下げることはで きず、容器を収容した箱体を運搬する場合には、この箱体を吊下げ形の紙袋に入 れなければならず、省資源の観点からみると極めて無駄なことであった。 また、図10及び図11で示す構成の場合、単体での運搬はできるが、箱体内 に収容すれば、前述と同じ状態となっていた。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、びん等 の容器を収容した化粧箱等の箱体を吊下げ部材にて吊下げができるようにした吊 下げ型包装箱及び吊下げ部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による吊下げ型包装箱は、容器を収容し全体形状が箱形をなす箱体から なる包装箱において、前記箱体の上部に設けられ帯状をなす吊下げ部材と、前記 吊下げ部材に形成されたスリット部とを備え、前記スリット部内に前記容器の首 部が貫通して係合し、前記吊下げ部材により前記箱体を吊下げるようにした構成 である。
【0006】 さらに詳細には、前記吊下げ部材は、前記箱体に形成された貫通孔を貫通し、 前記吊下げ部材の両端が結合されている構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記吊下げ部材は、前記箱体の内壁に設けられたガイド部材 により形成された係合孔を貫通して設けられ、前記吊下げ部材の両端が結合され ている構成である。
【0008】 本考案による吊下げ部材は、全体形状が帯状をなす帯体と、前記帯体のほぼ中 央部に形成されたスリット部と、前記帯体の両端に設けられた結合部とを備え、 前記各結合部を結合させることにより全体形状を輪状とするようにした構成であ る。
【0009】 さらに詳細には、前記各結合部は、凸部と凹部とからなる構成である。
【0010】 さらに詳細には、前記各結合部は、U形をなすU部からなる構成である。
【0011】
【作用】
本考案による吊下げ型包装箱及び吊下げ部材においては、容器を内蔵した箱体 に、帯状をなす吊下げ部材が設けられ、この吊下げ部材のほぼ中央部に形成され たスリット部内に前記容器の首部が貫通して係合しているため、この吊下げ部材 を介して箱体を持ち上げた場合には、このスリット部に係合している首部が持上 げられるため、容器自体がこの吊下げ部材で持上げられることになり、箱体の底 部が容器の重さで変形したり抜けたりすることを防止することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面と共に本考案による吊下げ型包装箱及び吊下げ部材の好適な実施例 について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用い て説明する。 図1において符号1で示されるものはびん等の容器4を内部に収容した箱形の 箱体であり、この箱体1の上部1aに形成された少なくとも一対の貫通孔10に は、長手形状の柔軟材からなる帯状をなす吊下げ部材11が貫通しており、この 吊下げ部材11の長手方向におけるほぼ中央位置にはこの長手方向に沿ってスリ ット部12が形成されている。
【0013】 前記吊下げ部材11のスリット部12には前記容器4の首部4aが貫通して係 合しており、このスリット部12はこの首部4aのフランジ部4aAに係合して 、抜けないように構成されている。
【0014】 前記箱体1の上部1aには蓋体2が閉じて設けられていると共に、前記吊下げ 部材11は、帯状をなす帯体13よりなり、この帯体13の両端13a,13b には、凸部14と凹部15が形成されていると共に、これらの凸部14と凹部1 5とを嵌合することによりこの帯体13は輪状に構成される。なお、この凸部1 4と凹部15とにより結合部16を構成している。従って、この各結合部13a ,13bの部分を図1の状態において持ち上げることにより、スリット部12に よって容器4が若干持上げられ、箱体1の底部(図示せず)に対して容器4の重 量が負担にならない状態で箱体1を吊下げることができる。
【0015】 また、図3で示すように、前記端13bには押え体20が軸支部21を介して 回動自在に設けられており、両端13a,13bを結合後の押えの作用を有して いる。
【0016】 また、図4で示すように、スリット部12を図2の構成よりも長手形状とした 場合には、1本の容器4だけできなく、複数の容器4の首部4aを係合させるこ とができ、この場合には、図8で示すように、各首部4a間の部分を1回転ひね っておく必要がある。
【0017】 また、前述の両端13a,13bの結合部16は、前述の凸部14と凹部15 に限ることなく、図5に示すように、U形をなすU部17,17aを係合させる ように構成することもできる。
【0018】 また、前記吊下げ部材11は、前述の構成に限ることなく、例えば、図7に示 すように、箱体1の内壁1Aに設けたほぼコ形をなす一対のガイド部30により 形成された係合孔31内に吊下げ部材11を貫通させるように構成することもで きる。
【0019】 さらに、箱体1内に多数の容器4を収容して同時に吊下げ部材11で保持して 吊下げる場合には、一対の吊下げ部材11を連結体40によって一体状に連結す ることもできる。
【0020】
【考案の効果】
本考案による吊下げ型包装箱及び吊下げ部材は、以上のように構成されている ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、酒等のびんからなる容器 を内蔵した箱体に設けた吊下げ部材により、容器を吊下げた状態で箱体の底部に 荷重をかけることなく吊下げることができ、余分な包装袋を用いることなく包装 箱を吊下げることができ、従来よりも省資源化を計ることができる。 また、化粧箱等の包装箱をそのまま吊下げることができるため、この包装箱の 表面に印刷された商標等を他人に見せることができ、宣伝効果を上げることもで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による吊下げ型包装箱及び吊下げ部材を
示す断面図である。
【図2】図1の要部の平面図である。
【図3】図2の他の実施例を示す側面図である。
【図4】図2の他の実施例を示す平面図である。
【図5】図2の要部の他の実施例を示す拡大側面図であ
る。
【図6】図1の状態を示す概略斜視図である。
【図7】図1の他の実施例を示す要部の斜視図である。
【図8】図1の他の実施例を示す要部の斜視図である。
【図9】従来の箱を示す斜視図である。
【図10】従来の容器を示す正面図である。
【図11】従来の容器を示す正面図である。
【符号の説明】
1 箱体 1a 上部 1A 内壁 4 容器 4a 首部 10 貫通孔 11 吊下げ部材 13 帯体 13a,13b 両端 16 結合部 30 ガイド部材

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(4)を収容し全体形状が箱形をなす
    箱体(1)からなる包装箱において、前記箱体(1)の上部(1
    a)に設けられ帯状をなす吊下げ部材(11)と、前記吊下げ
    部材(11)に形成されたスリット部(12)とを備え、前記ス
    リット部(12)内に前記容器(4)の首部(4a)が貫通して係
    合し、前記吊下げ部材(11)により前記箱体(1)を吊下げ
    るように構成したことを特徴とする吊下げ型包装箱。
  2. 【請求項2】 前記吊下げ部材(11)は、前記箱体(1)に
    形成された貫通孔(10)を貫通し、前記吊下げ部材(11)の
    両端(13a,13b)が結合されている構成よりなることを特
    徴とする請求項1記載の吊下げ型包装箱。
  3. 【請求項3】 前記吊下げ部材(11)は、前記箱体(1)の
    内壁(1A)に設けられたガイド部材(30)により形成された
    係合孔(31)を貫通して設けられ、前記吊下げ部材(11)の
    両端(13a,13b)が結合されている構成よりなることを特
    徴とする請求項1記載の吊下げ型包装箱。
  4. 【請求項4】 全体形状が帯状をなす帯体(13)と、前記
    帯体(13)のほぼ中央部に形成されたスリット部(12)と、
    前記帯体(13)の両端(13a,13b)に設けられた結合部(16)
    とを備え、前記各結合部(16)を結合させることにより全
    体形状を輪状とするように構成したことを特徴とする吊
    下げ部材。
  5. 【請求項5】 前記各結合部(16)は、凸部と凹部(15)と
    からなることを特徴とする請求項4記載の吊下げ部材。
  6. 【請求項6】 前記各結合部(16)は、U部(17,17a)から
    なることを特徴とする請求項4記載の吊下げ部材。
JP3579993U 1993-06-30 1993-06-30 吊下げ型包装箱及び吊下げ部材 Pending JPH076136U (ja)

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JP2010531179A (ja) * 2007-06-27 2010-09-24 フレゼニウス カビ ドイッチュラント ゲー・エム・ベー・ハー 医療用に使用される流体を保持する容器を製造するためのプリフォームおよび方法
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