JPH0742423Y2 - 携帯用救急箱 - Google Patents

携帯用救急箱

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Publication number
JPH0742423Y2
JPH0742423Y2 JP2801893U JP2801893U JPH0742423Y2 JP H0742423 Y2 JPH0742423 Y2 JP H0742423Y2 JP 2801893 U JP2801893 U JP 2801893U JP 2801893 U JP2801893 U JP 2801893U JP H0742423 Y2 JPH0742423 Y2 JP H0742423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
hinge
box body
band
fitting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2801893U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0680423U (ja
Inventor
阿部  誠
Original Assignee
有限会社阿部プラスチック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社阿部プラスチック filed Critical 有限会社阿部プラスチック
Priority to JP2801893U priority Critical patent/JPH0742423Y2/ja
Publication of JPH0680423U publication Critical patent/JPH0680423U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は携帯用救急箱に係り、
詳しくは、腰のベルトや持ち物等に吊り下げたり、固定
して自由に携帯することができる携帯用救急箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、旅行やハイキング、あるいは子
供の登校時等に、絆創膏や頭痛薬、下痢止め薬等の薬剤
を携帯すると便利である。そこで、これらの薬剤を携帯
するには、通常、衣服のポケットや旅行カバン等の持ち
物に入れて携帯する。そして、薬剤はそのまま包装しな
いか、あるいは小さな紙袋や容器に詰めてポケットに入
れたり、あるいは、旅行カバン、リュックサック等に入
れて携帯する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】絆創膏や頭痛薬等の薬
剤を直接ポケットに入れて携帯すると、非衛生的である
ばかりでなく、包装紙が破けるおそれがある。また、ポ
ケットが一層膨らんで体裁が悪い。また、紙袋や容器に
詰めた場合には衛生上の問題はないが、ポケットが一層
膨らんだり、さらに、携帯する持ち物に入れた場合に
は、取り出し難いとともに探し出すことが面倒であっ
た。
【0004】この考案はかかる現況に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、湿気を防止し、携帯に
便利な携帯用救急箱を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、箱本体と蓋
体をヒンジで連結し、前記箱本体の開口端縁を断面半円
弧状に形成し、ヒンジを設けた側面に隣接する側面にリ
ングを設けるとともに、ヒンジを設けた側面と対向する
側面に係合用突起を突設してなり、一方、蓋体の周縁下
面に前記箱本体の開口端縁を嵌着する溝を形成し、ヒン
ジを設けた側面と対向する側面に前記箱本体の係合用突
起を嵌合する嵌合溝を形成した係合片を設け、さらに、
前記係合片からは先端部に複数の小孔を一列に穿設した
バンドを延設し、蓋体上面に前記小孔に挿入されるボッ
チを突設してなることを特徴とする。
【0006】
【考案の作用】箱本体の開口端縁が蓋体の周縁下面の溝
に嵌着することによって密閉するとともに、蓋体の不用
意な開蓋を防止する。蓋体の係合片から延設したバンド
を巻回することによって密閉状態を維持するとともに、
衣服や持ち物等に直接取り付けることができる。また、
リングにひもを通してつり下げることもできる。
【0007】
【実施例】以下に、この考案を実施例に基づき詳細に説
明する。図1は携帯用救急箱の蓋を開いた状態の平面
図、図2は図1におけるA−A線縦断面図、図3は蓋を
綴じてバンドを巻回した状態の縦断面図、図4は図3に
おけるA−A線縦断面図である。携帯用救急箱は箱本体
10と蓋体11とからなり、長手側面においてヒンジ1
3で連結している。箱本体10は平面長方形をなし、開
口端縁15は断面において略半円弧状に形成されてい
る。また、箱本体10の短手側面にはリング17が突設
され、ヒンジ13と反対側の長手側面には突起19が設
けられている。
【0008】一方、蓋体11は表面中央部が膨出してお
り、周縁下面には前記箱本体10の開口端縁15を嵌着
する連続した溝20を有している。従って、箱本体10
に蓋体11を重ねて押圧すると溝20に開口端縁15が
嵌着し箱本体10を密閉するとともに、不用意に開蓋す
るのを防止する。さらに、蓋体11の長手側面には嵌合
溝21を形成した係合片23が設けられている。前記嵌
合溝21は蓋体11が箱本体10に嵌着して密閉したと
き、前記突起19が嵌合するように形成されている。
【0009】さらに、前記係合片23からはバンド25
が延設されている。前記バンド25の先端部には複数の
小孔27が一列に穿設されており、蓋体11の表面には
ボッチ29が突設されている。前記バンド25は蓋体1
1を箱体10に嵌着して箱本体10の底面から巻き付け
て小孔27にボッチ29を嵌入するように形成されてい
る。箱本体10と蓋体11とは、バンド25を巻回し小
孔27にボッチ29を嵌入して係止することによって密
閉状態は一層維持される。
【0010】この考案に係る携帯用救急箱は上記構成と
したから、絆創膏や頭痛薬等の薬剤を入れて密閉すれば
よい。そして、リング17にひもを通してつり下げるこ
とができる。また、図3に示すように、箱本体10の底
面を、例えば、持ち物のバンド30に押し当ててバンド
25を巻回し小孔27にボッチ29を嵌入することによ
って携帯することができる。このように、つり下げたり
固定することが可能であるから、任意の方法によって取
り付けることができ携帯に便利である。また、必要なと
きに直ぐに取り出して必要な薬剤を使用することができ
る。
【0011】
【考案の効果】この考案は上記構成とすることによっ
て、箱本体と蓋体とは完全密閉が可能であり、収納した
薬剤を湿気等から保護することができる。また、箱本体
のリングによってつり下げることができるとともに、蓋
体の側面には一巻きできる長さのバンドを延設したか
ら、前記バンドを巻き付けて固定することができる。
【0012】しかも、箱本体と蓋体とは箱本体の開口端
縁と蓋体の嵌合溝とが嵌着するとともに、箱本体の係合
用突起と蓋体の係合片の嵌合溝とが係合し、さらに、バ
ンドを巻回する構成としたから、密閉状態の維持と不用
意な開蓋を防止する。一方、開口させるときは、バンド
を引っ張ることによって容易に蓋を取り外すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用救急箱の蓋を開いた状態の平面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線縦断面図である。
【図3】蓋を綴じてバンドを巻回した状態の縦断面図で
ある。
【図4】図3におけるB−B線縦断面図である。
【符号の説明】
10 箱本体 11 蓋体 13 ヒンジ 15 開口端縁 17 リング 19 突起 20 溝 21 嵌合溝 23 係合片 25 バンド 27 小孔 29 ボッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体と蓋体をヒンジで連結し、前記箱
    本体の開口端縁を断面半円弧状に形成し、ヒンジを設け
    た側面に隣接する側面にリングを設けるとともに、ヒン
    ジを設けた側面と対向する側面に係合用突起を突設して
    なり、一方、蓋体の周縁下面に前記箱本体の開口端縁を
    嵌着する溝を形成し、ヒンジを設けた側面と対向する側
    面に前記箱本体の係合用突起を嵌合する嵌合溝を形成し
    た係合片を設け、さらに、前記係合片からは先端部に複
    数の小孔を一列に穿設したバンドを延設し、蓋体上面に
    前記小孔に挿入されるボッチを突設してなることを特徴
    とする携帯用救急箱。
JP2801893U 1993-04-28 1993-04-28 携帯用救急箱 Expired - Lifetime JPH0742423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2801893U JPH0742423Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 携帯用救急箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2801893U JPH0742423Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 携帯用救急箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0680423U JPH0680423U (ja) 1994-11-15
JPH0742423Y2 true JPH0742423Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=12237023

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2801893U Expired - Lifetime JPH0742423Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 携帯用救急箱

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JPH0680423U (ja) 1994-11-15

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