JPH0761290B2 - ランドセル - Google Patents

ランドセル

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JPH0761290B2
JPH0761290B2 JP1597793A JP1597793A JPH0761290B2 JP H0761290 B2 JPH0761290 B2 JP H0761290B2 JP 1597793 A JP1597793 A JP 1597793A JP 1597793 A JP1597793 A JP 1597793A JP H0761290 B2 JPH0761290 B2 JP H0761290B2
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JP
Japan
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handle
cover
school bag
back plate
plate
Prior art date
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Application number
JP1597793A
Other languages
English (en)
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JPH06197808A (ja
Inventor
英雄 北林
Original Assignee
ナース鞄工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ナース鞄工株式会社 filed Critical ナース鞄工株式会社
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F3/00Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
    • A45F3/04Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
    • A45F3/042Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders specially adapted for school children

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランドセルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ランドセルは背負い鞄としてのみ
の使用法が想定されて構成されており、一部背負い帯の
上端固定部に把手帯の両端を共に固定して手提げ鞄とし
ても使用できるようになしたものが提案されている。
【0003】すなわち、上記従来の把手帯を使用したも
のは「図6」に示すごとく、背板1の上部中央に鋲4,
4で鋲着される背負帯連結環5,5を鋲着する際に、該
鋲4,4で把手帯3aの両端を共に背板1に鋲着してな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ランドセルは通学時に
両手が自由に使えるので、児童の通学には安全、便利で
あって、わが国では長年に渡って支持されている。しか
し、近時児童の体型は大きくなり、人込みの中等では背
負ったランドセルが他の人に当たって邪魔となることが
多く、一時的に手に提げて携行した方が便利なことがあ
る。
【0005】しかし、小学校低学年では比較的収納物が
少ないが、高学年になるにしたがって収納物が増え相当
に重くなる。したがって、重たいランドセルを手に提げ
るには相当に強固な把手を設けなくてはならず、従来の
「図6」に示したような把手帯では強度が不足して信頼
性がないという課題を有していた。
【0006】無論、上記課題は把手帯の材質、太さ等を
選定すれば解決可能であるが、あまり大型強固な把手帯
をランドセル本体に取り付けると体裁が悪くなるという
課題が生じることになる。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたもので、耐久性のある把手を体裁よく取り付けた
ランドセルを提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、背板1の上辺縁部に被せ蓋2の基端縁
部を縫合してなるランドセルにおいて、上記被せ蓋2と
略同じ幅で上辺側が中央で上方に山型に膨出し把手孔3
1を有した把手版3を、その下辺部32をU字状に折り
返して被せ蓋2の基端辺部を披包して、該被せ蓋2と共
に背板1の上辺縁部に縫糸6で縫合したことを特徴とす
る技術的手段を講じたものである。
【0009】
【作用】次ぎに、本発明の作用を説明する。本発明の把
手版3はその下辺を全幅に渡って背板1に縫糸6で縫合
してあるので、該把手版3と背板1との連結部が、従来
の鋲4,4による点接合ではなく、縫糸6による線接合
となる作用を呈し、当該連結部が破損のおそれのない強
固なものとなる。
【0010】また、該把手版3はその幅が、背板1及び
被せ蓋2の幅と略一致させてあるので、これらとの一体
感を保ち、体裁を向上する作用を呈するものである。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図中、1
がランドセルの背板である。この背板1は従来公知なも
のを利用できるが、本実施例では背負った際に使用者の
背中に密着するようにクッション材を入れたものを使用
している。
【0012】すなわち、図示背板1は、「図3」に最も
明らかに示すごとく、基板11と背板生地12との間に
クッション材13を介装してある。そして、このクッシ
ョン材13は発泡スチロール等の比較的硬質の下クッシ
ョン材131とスポンジ状発泡合成樹脂等の比較的軟質
な上クッション材132との二層で構成してある。
【0013】上記下クッション材131は、「図5」に
最も明らかに示すごとく、基板11の両側部と下部とに
渡って当接する平面略U字状に形成され、そのU字状の
両側の面部は上部と下部とが肉厚部131a,131a
となり、上下中央部が肉薄部131bとなるように形成
され、使用者の背中の身の丈方向の湾曲に略適合するよ
うになしてある。また、該下クッション材131のU字
状の下辺側の面部は左右両側が肉厚部131a,131
aとなり左右中央部が肉薄部131cとなるように形成
され使用者の背中の胴回り方向の湾曲に略適合するよう
になしてある。なお、この下クッション材131は製造
の便宜上複数個に分断したものを使用してもよいのは無
論である。
【0014】そして、上記上クッション材132は一定
の肉厚のものを使用し、下クッション材131の上面を
覆うように重ねられる。そして、この上クッション材の
上には背板生地12が被せられ、この背板生地12を下
クッション材132と上クッション材131との縁に沿
って基板11に縫い糸7a,7b(図1」参照)で縫合
する。この縫合に際して、上クッション材132は多少
圧縮されるようになして、背板生地11の多少の伸縮性
と上クッション材132の復元力とで、該背板生地11
は緩やかな曲面で湾曲して、下クッション材131の厚
みの相違が円滑化して該背板生地11の外面側に現れる
ようになしている。
【0015】なお、上記上クッション材132と下クッ
ション材131とで囲まれた空部には、スポンジ状発泡
合成樹脂等の比較的軟質な中央クッション材133が配
設してある。この中央クッション材133が配設される
部位は使用者の背中に密接すると、気温の高い夏季は背
中に汗をかくことがあるので、できれば使用者の背中に
は密着しないようになし、背中と一定の間隔を保って通
気性を確保するようになしておくことが望ましい。しか
し、ランドセルは身体の充分発育していない低学年より
使用するので、この部位に使用者の背中が全く当接しな
いようにすることは困難であるので、中央クッション材
133を介装することで背中が当接しても緩衝作用を呈
するようになしてある。なお、この中央クッション材1
33は、下クッション材131及び上クッション材13
2とは一定の間隙を有するようになして、「図5」に符
号100で示すU状の間隙部において背板生地12を基
板11に縫糸7aで縫合することでこの縫合部位が深い
溝状となって空気の通過路が確保され背中の蒸れを防止
するようになしてある。
【0016】そして、上記背板1の上辺縁部に被せ蓋2
の基端縁部を縫合してなるのは従来と同じである。な
お、背板11の上部中央には背負帯連結環5,5が鋲
4,4で鋲着(図示はしていないが、該背負帯連結環
5,5はマンジュウと称する背負帯連結環固定用金具で
保持して鋲着してある。)する。なお、「図1」に示す
当て生地8は背負帯連結環固定用金具を隠蔽するための
ものである。
【0017】そして、3が本発明の主要部である把手版
3で、この把手版3は上記被せ蓋2と略同じ幅で上辺側
が中央で上方に山型に膨出し把手孔31を有した形状と
なし、その下辺部32をU字状に折り返して被せ蓋2の
基端辺部を披包して、該被せ蓋2と共に背板1の上辺縁
部に縫糸6で縫合してある。
【0018】上記把手版3は、ランドセル本体と同じ生
地を使用することが望ましく、被せ蓋2と略同じ幅で上
辺側が中央で上方に山型に膨出し把手孔31を有した形
状に裁断したものを使用すればよいが、本実施例では、
強度確保と体裁向上のために表地3Aと裏地3Bとを二
枚重ねにして使用している。すなわち、ランドセルに使
用される天然皮革または人造皮革は通常片面を染色仕上
げしてあるので、表地3Aと裏地3Bを夫々仕上げ面を
外側に向けて二枚重ねとしてある。
【0019】そして、上記表地3Aと裏地3Bとが二枚
重ねとされその上辺部は互いに縁部を内側に折り返して
重ねて縫糸9aで縫着し、表地3Aと裏地3Bとの適合
位置に同じ大きさの把手孔31を夫々設けて、該表地3
Aと裏地3Bとはこの両把手孔31の周縁でも縫糸9b
で縫合されている。
【0020】さらに、上記表地3Aと裏地3Bとの上辺
と把手孔31,31の上辺とに渡っては、カバー生地3
3を巻き付け、このカバー生地33の内側には把手クッ
ション材34を介装し、該カバー生地33は表地3Aと
裏地3Bとの上辺を縫合する際に前記縫糸9aで共に縫
合してある。
【0021】また、上記把手版3の下辺部32をU字状
に折り返して被せ蓋2の基端辺部を披包するのに、図示
例では、表地3Aの下辺部32のみを下方に延設した延
長部32aとなし、この延長部32aを、被せ蓋2の基
端辺部を披包してU字状に折り返している。
【0022】なお、図中5aは吊り下げ金具、35は背
板縁取り生地を示すものである。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のごときであるので、把手
版3の把手孔31に手を通すことで、手提げとしても使
用できるランドセルを提供できるものである。
【0024】また、本発明は把手版3がその下辺を全幅
に渡って背板1に縫糸6で縫合してあるので、線接合と
なり、この把手版3の連結部が破損のおそれのない強固
なランドセルを提供できるものである。
【0025】そして、この把手版3はその下辺を長い距
離に渡って背板1に縫合してあるため、手に提げて歩行
しても把手版3が従来のような細い把手帯のように捻じ
れたりせず、ランドセル本体を安定した状態で提げるこ
とができ、使用感がよいランドセルヲを提供できるもの
である。
【0026】また、本発明把手版3はその幅が、背板1
及び被せ蓋2の幅と略一致させてあるので、背板1及び
被せ蓋2との一体感を表現でき、斬新な意匠表現が可能
となり体裁のよいランドセルを提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ランドセルの背負い帯を省略した背面図
である。
【図2】「図1」のA−A線分断面図である。
【図3】「図1」のB−B線分断面図である。
【図4】「図1」のC−C線分断面図である。
【図5】カバー生地と上クッション材とを取り除いた背
板平面図である。
【図6】従来例ランドセルの背負い帯を省略した背面図
である。
【符号の説明】
1 背板 2 被せ蓋 3 把手版 6 縫糸 31 把手孔 32 下辺部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板(1)の上辺縁部に被せ蓋(2)の
    基端縁部を縫合してなるランドセルにおいて、 上記被せ蓋(2)と略同じ幅で上辺側が中央で上方に山
    型に膨出し把手孔(31)を有した把手版(3)を、そ
    の下辺部(32)をU字状に折り返して被せ蓋(2)の
    基端辺部を披包して、該被せ蓋(2)と共に背板(1)
    の上辺縁部に縫糸(6)で縫合したことを特徴とするラ
    ンドセル。
JP1597793A 1993-01-05 1993-01-05 ランドセル Expired - Lifetime JPH0761290B2 (ja)

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JPH06197808A JPH06197808A (ja) 1994-07-19
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WO2020110305A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 本田技研工業株式会社 作業機用パッド

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WO2020110305A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 本田技研工業株式会社 作業機用パッド

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