JPH0761248A - エンジンルーム内部品遮熱構造 - Google Patents

エンジンルーム内部品遮熱構造

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JPH0761248A
JPH0761248A JP5211286A JP21128693A JPH0761248A JP H0761248 A JPH0761248 A JP H0761248A JP 5211286 A JP5211286 A JP 5211286A JP 21128693 A JP21128693 A JP 21128693A JP H0761248 A JPH0761248 A JP H0761248A
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heat shield
engine room
drive shaft
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聡 島田
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    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/04Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning exhaust
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/082Engine compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0838Insulating elements, e.g. for sound insulation for engine compartments

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、エンジンルーム内に触媒装置を
配設する自動車であっても、エンジンルーム内の部品の
熱許容量を大きく設定する必要がないエンジンルーム内
部品遮熱構造を提供する。 【構成】 エンジンルーム20内のドライブシャフトサ
ポートベアリングブラケット9には、遮熱部材の一つと
しての回動部遮熱部材21が、ステアリングラック11
を支持するサブフレーム13には、遮熱部材の他の一つ
としてラック遮熱部材22が、ダッシュロアパネル14
には、遮熱部材の他の一つとしてロアパネル前部品遮熱
部材23が、各々ドライブシャフトサポートベアリング
10、ステアリングラック11、ブレーキチューブ16
等のロアパネル前部品等のエンジンルーム内部品と一定
間隔を置いて配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主にFF方式を採用
する自動車のエンジンルーム内部品遮熱構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、FF方式を採用する自動車のエン
ジンルーム1内に、図16及び図17に示すようにV6
型気筒配置のエンジン2の軸方向を車幅方向に沿わせて
横向きに配設しているものが知られている。このような
エンジンルーム1内では、前記エンジン2から延設され
るフロントエキゾーストマニホールド3,リヤエキゾー
ストマニホールド4にフロントチューブ5が接続されて
いる。そして、このフロントチューブ5は、フレキシブ
ルチューブ6等を介して車両後方に配設されるマフラー
7に接続されている。
【0003】また、エンジン2近傍には、車幅方向に沿
ってドライブシャフト8が、車両に固定されるドライブ
シャフトサポートベアリングブラケット9のドライブシ
ャフトサポートベアリング10に回動自在に軸支されて
配設されている。
【0004】そして、前記フロントチューブ5後方に
は、車幅方向に沿ってステアリングラック11が、ラッ
クマウンティングインストルメント12を介してサブフ
レーム13上に、配設されている。このステアリングラ
ック11には、ゴム製のタイロッドブーツ11a,11
aが装着されている。
【0005】更に、ダッシュロアパネル14のエンジン
ルーム1側の壁面には、ダンピングプレッシャーバルブ
15,ブレーキチューブ16,コラムカバー17,オー
トマコントロールケーブル18等のロアパネル前部品が
固定されて配設されている。
【0006】なお、この種のものとしては、日産自動車
株式会社昭和63年10月発行のサービス周報「J30
型車の紹介第611号」のB−22頁に記載されている
様なものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、触媒効
率を向上させるため、前側触媒装置19a及び後側触媒
装置19bをエンジンルーム1内の前記フロントチュー
ブ5に配設するものが、採用されるようになってきた。
【0008】このような構成のエンジンルーム1では、
前記各触媒装置19a及び19bによって、エンジンル
ーム1内の雰囲気温が上昇し、熱気がエンジンルーム1
内を対流する。また、前記リヤエキゾーストマニホール
ド4,フロントチューブ5,及び後側触媒装置19bか
らの輻射熱は、前記ドライブシャフトサポートベアリン
グ10を有するドライブシャフトサポートベアリングブ
ラケット9を加熱する。このため、ドライブシャフトサ
ポートベアリングブラケット9及びドライブシャフトサ
ポートベアリング10は、熱許容量を大きく設定しなけ
ればならないという問題があった。
【0009】また、前記リヤエキゾーストマニホールド
4,フロントチューブ5,後側触媒装置19b,及びフ
レキシブルチューブ6からの輻射熱は、前記ステアリン
グラック11を固定するラックマウンティングインスト
ルメント12及びステアリングラック11に配設される
ゴム製のタイロッドブーツ11a,11aをも加熱す
る。このため、ドライブシャフトサポートベアリング1
0及びタイロッドブーツ11a,11aも、熱許容量を
大きく設定しなければならないという問題があった。
【0010】更に、前記リヤエキゾーストマニホールド
4,フロントチューブ5,後側触媒装置19bからの輻
射熱は、前記ダンピングプレッシャーバルブ15等のロ
アパネル前部品を加熱する。このため、前記ダンピング
プレッシャーバルブ15等のロアパネル前部品も、熱許
容量を大きく設定しなければならないという問題があっ
た。
【0011】そこで、この発明は、エンジンルーム内に
触媒装置を配設する自動車であっても、エンジンルーム
内の部品の熱許容量を大きく設定する必要がないエンジ
ンルーム内部品遮熱構造を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、請求項1に記載されたもの
によれば、エンジンルーム内の一部に触媒装置を配設す
ると共に、該触媒装置の輻射熱の影響が及ぶ範囲にエン
ジンルーム内部品を配設するエンジンルーム内部品遮熱
構造であって、前記エンジンルーム内部品と触媒装置と
の間隙には、遮熱部材を前記エンジンルーム内部品と一
定の間隔を置いて配設するエンジンルーム内部品遮熱構
造を特徴としている。
【0013】また、請求項2に記載されたものによれ
ば、エキゾーストマニホールドから延設されるフロント
チューブのうち、エンジンルーム内の一部に触媒装置を
配設すると共に、前記エンジンルーム内には、ドライブ
シャフトサポートベアリングを有してドライブシャフト
を回動自在に軸支するブラケットを配設するエンジンル
ーム内部品遮熱構造であって、前記ブラケットに取り付
けられる回動部遮熱部材を有し、該回動部遮熱部材は、
前記エキゾーストマニホールド及び触媒装置と、前記ド
ライブシャフトとの間に位置し、ドライブシャフトに対
して一定の間隔を置いて配設される略円筒状のドライブ
シャフト遮熱部と、前記エキゾーストマニホールド及び
触媒装置と、前記ドライブシャフトサポートベアリング
との間に位置し、前記ドライブシャフトサポートベアリ
ングに対して一定の間隔を置いて配設される略円筒状の
ベアリング遮熱部と、前記ドライブシャフト遮熱部及び
ベアリング遮熱部の一部に形成され、ドライブシャフト
及びドライブシャフトサポートベアリングを挿入可能に
切り欠いた切り欠き部とを有するエンジンルーム内部品
遮熱構造を特徴としている。
【0014】請求項3に記載されたものによれば、エキ
ゾーストマニホールドから延設されるフロントチューブ
のうち、エンジンルーム内の一部に触媒装置を配設する
と共に、前記エンジンルーム内のサブフレーム上に配設
されるラックマウンティングインストルメントと、該ラ
ックマウンティングインストルメントによってマウント
されるステアリングラックと、ステアリングラックに配
設されるステアリングタイロッドブーツとを有するエン
ジンルーム内部品遮熱構造であって、前記サブフレーム
に対して、下方から固定部を固定することにより配設さ
れるラック遮熱部材を有し、該ラック遮熱部材は、前記
エキゾーストマニホールドと、ラックマウンティングイ
ンストルメント及びステアリングタイロッドブーツとの
間に配設される上部フランジ部と、前記フロントチュー
ブとラックマウンティングインストルメント及びステア
リングタイロッドブーツとの間に配設される縦壁部と、
該縦壁部から断面形状を略直交させて車両後方へ向かっ
て延設され、エンジンルーム内の熱対流を整流してエン
ジンルーム下方から車外に排出する下部フランジ部とを
有するエンジンルーム内部品遮熱構造を特徴としてい
る。
【0015】請求項4に記載されたものによれば、エキ
ゾーストマニホールドから延設されるフロントチューブ
のうち、エンジンルーム内の一部に触媒装置を配設する
と共に、前記エンジンルーム内のダッシュロアパネルの
前面部には、コラムカバー等のロアパネル前部品を配設
するエンジンルーム内部品遮熱構造であって、前記ダッ
シュロアパネルに配設されるロアパネル前部品遮熱部材
を有し、該ロアパネル前部品遮熱部材は、前記エキゾー
ストマニホールド及び触媒装置と、前記ロアパネル前部
品との間に配設される遮熱板と、該ロアパネル前部品に
対して一定の間隔を置いて該遮熱板を前記エンジンルー
ム内に固定するブラケットとを有し、前記遮熱板には、
前記ダッシュロアパネルに沿って配設される前壁部と、
該前壁部の下端から車両後方へ向けて延設され、エンジ
ンルーム内の熱対流を整流してエンジンルーム下方から
車外に排出する下方フランジ部とを有するエンジンルー
ム内部品遮熱構造を特徴としている。
【0016】
【作 用】かかる手段の請求項1に記載された発明によ
れば、エンジンルーム内部品と触媒装置との間隙には、
前記エンジンルーム内部品と一定の間隔を置いて遮熱部
材が配設されるので、触媒装置の輻射熱は、該遮熱部材
に遮られ、エンジンルーム内部品の加熱が防止される。
【0017】この遮熱部材は、前記エンジンルーム内部
品と一定の間隔を置いて配設されているので、輻射熱等
により遮熱部材が加熱されても、この熱が前記エンジン
ルーム内部品に直接伝熱することはない。
【0018】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、ドライブシャフト及びドライブシャフトサポートベ
アリングは、回動部遮熱部材のドライブシャフト遮熱部
とベアリング遮熱部とによって、エキゾーストマニホー
ルド及び触媒装置からの輻射熱が遮断されて、加熱が緩
和される。回動部遮熱部材のドライブシャフト遮熱部と
ベアリング遮熱部とは、前記ドライブシャフト及びドラ
イブシャフトサポートベアリングと一定間隔をおいて前
記ブラケットに固定されているので、該ドライブシャフ
ト遮熱部とベアリング遮熱部とが輻射熱で加熱されて
も、前記ドライブシャフト及びドライブシャフトサポー
トベアリングに直接伝熱することはない。
【0019】また、この回動部遮熱部材には、前記ドラ
イブシャフト及びドライブシャフトサポートベアリング
を有するドライブシャフトサポートベアリングブラケッ
トを挿入可能に切り欠いた切り欠き部が、ドライブシャ
フト遮熱部及びベアリング遮熱部の一部に形成されてい
るので、車両下方からの配設が容易である。
【0020】また、請求項3に記載された発明によれ
ば、ラックマウンティングインストルメント及びステア
リングタイロッドブーツは、ラック遮熱部材の縦壁部及
び上下部フランジ部によって、エキゾーストマニホール
ド及び触媒装置からの輻射熱が遮断されて、加熱が緩和
される。ラック遮熱部材は、固定部をサブフレームに下
方から固定するようにしているので、縦壁部及び上下部
フランジ部が直接、ラックマウンティングインストルメ
ント及びステアリングタイロッドブーツに接触しないよ
うに構成して、エキゾーストマニホールド及び触媒装置
からの輻射熱によってラック遮熱部材が加熱されても、
ラックマウンティングインストルメント及びステアリン
グタイロッドブーツへの伝熱を防ぐことが出来る。
【0021】しかも、前記縦壁部から延設された下部フ
ランジ部が、エンジンルーム内の熱対流を整流してエン
ジンルーム下方から車外に排出するので、熱気がエンジ
ンルーム内に滞留することがない。
【0022】更に、請求項4に記載された発明によれ
ば、コラムカバー等のロアパネル前部品は、ロアパネル
前部品遮熱部材の遮熱板の前壁部及び下方フランジ部に
よって、エキゾーストマニホールド及び触媒装置からの
輻射熱が遮断されて、加熱が緩和される。遮熱板は、ブ
ラケットによって前記ロアパネル前部品から一定間隔を
おいて配設されているので、遮熱板がエキゾーストマニ
ホールド及び触媒装置からの輻射熱によって加熱されて
も、直接、ロアパネル前部品とは接触せず、伝熱を防ぐ
ことが出来る。
【0023】しかも、前記前壁部から延設された下方フ
ランジ部が、エンジンルーム内の熱対流を整流してエン
ジンルーム下方から車外に排出するので、熱気がエンジ
ンルーム内に滞留することがない。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0025】図1乃至図13は、この発明の第1実施例
を示すものである。なお、従来と同一乃至均等な部分に
ついては同一符号を付して説明する。
【0026】まず構成を説明すると、この第1実施例の
エンジンルーム内部品遮熱構造では、図1に示すように
エンジンルーム20内のドライブシャフトサポートベア
リングブラケット9には、遮熱部材の一つとしての回動
部遮熱部材21が、ステアリングラック11を支持する
サブフレーム13には、遮熱部材の他の一つとしてラッ
ク遮熱部材22が、ダッシュロアパネル14には、遮熱
部材の他の一つとしてロアパネル前部品遮熱部材23
が、各々ドライブシャフトサポートベアリング10、ス
テアリングラック11、ブレーキチューブ16等のロア
パネル前部品等のエンジンルーム内部品と一定間隔を置
いて配設されている。
【0027】図1乃至図5は前記回動部遮熱部材21の
構成を示すものである。図示省略のエンジンから延設さ
れるフロントエキゾーストマニホールド3及びリヤエキ
ゾーストマニホールド4には、各々フロントチューブ
5,5が接続されている。このフロントチーブ5,5に
は、前記各エキゾーストマニホールド3,4と接続して
いる部分と、これらのフロントチーブ5,5が合流する
部分との間に、前側触媒装置19a及び後側触媒装置1
9bが介在されて接続されている。そして、このフロン
トチューブ5は、合流後フレキシブルチューブ6等を介
して車両後部に配設されるマフラーに接続されて、浄化
した排気ガスを車両後方に排出するように構成されてい
る。
【0028】このフロントチューブ5のリヤエキゾース
トマニホールド4に接続される縦管部5aの車両前方
で、前記後側触媒装置19bの上方、そして、前記エン
ジン2の後方位置には、車幅方向に沿うドライブシャフ
ト8が、前記ドライブシャフトサポートベアリングブラ
ケット9のドライブシャフトサポートベアリング10に
挿通されて回動自在に軸支されている。
【0029】そして、このドライブシャフトサポートベ
アリングブラケット9には、前記回動部遮熱部材21
が、スペーサ24a,24aを介在させることにより、
このドライブシャフトサポートベアリングブラケット9
と一定の間隔を置いた状態でボルト24b,24bによ
って共締めされて取り付けられている。
【0030】この回動部遮熱部材21には、前記リヤエ
キゾーストマニホールド4及び後側触媒装置19bと、
前記ドライブシャフト8との間に位置し、ドライブシャ
フト8に対して一定の間隔を置いて配設される略円筒状
のドライブシャフト遮熱部25と、このドライブシャフ
ト遮熱部25よりも大径で、前記リヤエキゾーストマニ
ホールド4及び後側触媒装置19bと、前記ドライブシ
ャフトサポートベアリング10との間に位置し、前記ド
ライブシャフトサポートベアリング10に対して一定の
間隔を置いて配設される略円筒状のベアリング遮熱部2
5とが一体に形成されている。
【0031】そして、このドライブシャフト遮熱部25
及びベアリング遮熱部25の一部には、前記ドライブシ
ャフト8及びドライブシャフトサポートベアリング10
を有するドライブシャフトサポートベアリングブラケッ
ト9を挿入可能に切り欠いた切り欠き部25が形成され
ている。
【0032】また、図4の二点鎖線に示すように、前記
ドライブシャフト遮熱部25及びベアリング遮熱部26
を前記ドライブシャフトサポートベアリングブラケット
9に沿って延設し、前記ドライブシャフトサポートベア
リングブラケット9と、前記リヤエキゾーストマニホー
ルド4との間に介在される延設部21aを設ける構成と
しても良い。これにより、上方からの異物がドライブシ
ャフト8及びドライブシャフトサポートベアリング10
と回動部遮熱板21との間に侵入することを防止でき
る。
【0033】次に、図1及び図6乃至図9を用いて前記
ラック遮熱部材22を説明する。前記フロントチューブ
5の縦管部5a後方で、このフロントチューブ5に接続
されるフレキシブルチューブ6の上方位置には、車幅方
向に沿ってステアリングラック11が、ラックマウンテ
ィングインストルメント12を介してサブフレーム13
上に配設されている。このステアリングラック11に
は、ゴム製のタイロッドブーツ11a,11aが装着さ
れている。
【0034】このサブフレーム13には、前記ラック遮
熱部材22が配設されている。このラック遮熱部材22
は、主に縦壁部22aと、下部フランジ部22bと、上
部フランジ部22cとを一体に形成している。このう
ち、縦壁部22aは前記フロントチューブ5の縦管部5
aと前記ラックマウンティングインストルメント12及
びステアリングタイロッドブーツ11aとの間に配設さ
れている。
【0035】前記下部フランジ部22bは、この縦壁部
22aから断面形状を略直交させて車両後方へ向かって
延設され、エンジンルーム20内の熱対流を整流して下
方からエンジンルーム20外に排出するように構成され
ている。この下部フランジ部22bは、前記フロントチ
ューブ5の横管部5b及びフレキシブルチューブと、前
記ラックマウンティングインストルメント12及びステ
アリングタイロッドブーツ11aとの間に配設されてい
る。
【0036】また、前記上部フランジ部22cは、前記
縦壁部22aから延設されて、前記リヤエキゾーストマ
ニホールド4と、前記ラックマウンティングインストル
メント12及びステアリングタイロッドブーツ11aと
の間に配設されている。
【0037】そして、この上部フランジ部22cは、前
記下部フランジ部22b及び縦壁部22aと共に、前記
ラックマウンティングインストルメント12及びステア
リングタイロッドブーツ11aを覆う断面略コ字状を形
成するようにして、直接、前記ラックマウンティングイ
ンストルメント12及びステアリングタイロッドブーツ
11aとは接触しないように配設されている。
【0038】このラック遮熱部材22には、このラック
遮熱部材22を前記サブフレーム13に固定する固定部
30…が設けられている。この固定部30の固定用孔2
8の一つは、前記縦壁部22aに溶接されるL字型取付
片31に形成されている。また、他の固定部30の固定
用孔28,28は、前記下部フランジ部22bの両側部
に形成されている。そして、各固定用孔28…の下方か
らこの固定用孔28にビス31…を挿入することによ
り、前記サブフレーム13に予め固着されているウエル
ドナット29等にこれらのビス31を螺合させ、このラ
ック遮熱部材22をサブフレーム12に固定する様にし
ている。
【0039】次に、図1及び図10乃至図13を用いて
前記ロアパネル前部品遮熱部材23を説明する。
【0040】ダッシュロアパネル14のエンジンルーム
20側の壁面には、ダンピングプレッシャーバルブ1
5,ブレーキチューブ16,コラムカバー17,オート
マコントロールケーブル18等のロアパネル前部品32
が固定されて配設されている。
【0041】そして、このダッシュロアパネル14のエ
ンジンルーム20側の壁面には、前記ロアパネル前部品
遮熱部材23が配設されている。このロアパネル前部品
遮熱部材23は、前記リヤエキゾーストマニホールド4
及び後側触媒装置19bと、前記ロアパネル前部品32
との間に配設される遮熱板33と、このロアパネル前部
品32と一定の間隔を置いて、この遮熱板33を前記エ
ンジンルーム1内に固定するブラケット34とを有して
いる。
【0042】前記遮熱板33には、前記ダッシュロアパ
ネル14に沿って配設される前壁部33aと、該前壁部
33aの下端部33bから車両後方へ向けて延設され、
エンジンルーム20内の熱対流を整流してエンジンルー
ム20下方から車外に排出する下方フランジ部33cと
を有している。また、この前壁部33aの一側端部に
は、前記コラムカバー17の形状に合わせて、コラムカ
バー17の一部を覆う水平断面略円弧形状の曲湾部33
dが形成されている。更に、この前壁部33aの他側端
部には、前記オートマコントロールケーブル18への前
記フロントチューブ5の縦管部5a等からの輻射熱を遮
断する下方側面縦壁部33eが形成されている。
【0043】そして、この遮熱板33には、下端部33
bにビス孔33fが形成され、下側を前記ダッシュロア
パネル14にビス35で固定される。また、前壁部33
aの側部一端にもビス孔33fが形成されている。前記
ダッシュロアパネル14にビス35で一端部34aが固
定された前記ブラケット34の他端部34bには、ウエ
ルドナット29が固着されている。そして、前記ビス孔
33fから挿通されたビス35が、このブラケット34
の他端部34bのウエルドナット29に、螺着されるこ
とにより、この遮熱板33が、上方を開放した状態で、
前記ダッシュロアパネル14に配設されるようにしてい
る。
【0044】次に、この第1実施例の作用について説明
する。
【0045】前記ドライブシャフト8及びドライブシャ
フトサポートベアリング10は、回動部遮熱部材21の
ドライブシャフト遮熱部25とベアリング遮熱部26と
によって、リヤエキゾーストマニホールド4及び後側触
媒装置19bからの輻射熱が遮断されて、加熱が緩和さ
れる。前記回動部遮熱部材21のドライブシャフト遮熱
部25とベアリング遮熱部26とは、スペーサ24aに
よって前記ドライブシャフト8及びドライブシャフトサ
ポートベアリング10と一定間隔をおいて前記ドライブ
シャフトサポートベアリングブラケット9に固定されて
いるので、このドライブシャフト遮熱部25とベアリン
グ遮熱部26とが輻射熱で加熱されても、前記ドライブ
シャフト8及びドライブシャフトサポートベアリング1
0とは直接接触せず、熱が伝わることを防ぐことができ
る。
【0046】また、回動部遮熱部材21は、略円筒形の
ドライブシャフト遮熱部25及びベアリング遮熱部26
によって、前記ドライブシャフト8及びドライブシャフ
トサポートベアリング10を覆っているので、前後側エ
キゾーストマニホールド3,4が高温となり高触媒効率
で作用し、エンジンルーム20内の雰囲気温が上昇して
も、この高温の熱対流がドライブシャフト8及びドライ
ブシャフトサポートベアリング10に触れにくい。
【0047】したがって、ドライブシャフトサポートベ
アリング10の潤滑油等は、前後側触媒装置19a,1
9bの発熱による影響を受けにくく、これらの潤滑油等
の粘性等への影響が少ないので、熱許容量を大きく設定
する必要が無くなり、製造コストの低減を図ることが出
来る。
【0048】また、前記ドライブシャフトサポートベア
リングブラケット9と、前記リヤエキゾーストマニホー
ルド4との間に介在される延設部21aが設けられたも
のでは、更に、リヤエキゾーストマニホールド4の輻射
熱の影響が緩和される。
【0049】しかも、この回動部遮熱部材21には、前
記ドライブシャフト8及びドライブシャフトサポートベ
アリング10を有するドライブシャフトサポートベアリ
ングブラケット9を挿入可能に切り欠いた切り欠き部2
5が形成されているので、この切り欠き部25にドライ
ブシャフトサポートベアリングブラケット9を挿入し、
車両下方から配設する事が出来る。このため、回動部遮
熱部材21の配設が容易である。
【0050】また、前記延設部21aを有する回動部遮
熱部材21では、この延設部21aが回動部遮熱部材2
1の取付け時に、前記ドライブシャフトサポートベアリ
ングブラケット9に沿って挿入され、ガイド的な役割を
果たすので、更に配設が容易であると共に、取付け作業
時にボルト等の部品の前記ドライブシャフトサポートベ
アリング10部分への進入を防止することが出来る。
【0051】また、前記ラックマウンティングインスト
ルメント12及びステアリングタイロッドブーツ11a
は、ラック遮熱部材22の縦壁部22a及び上下部フラ
ンジ部22c,22bによって、リヤエキゾーストマニ
ホールド4及び後側触媒装置19bからの輻射熱が遮断
されて、加熱が緩和される。
【0052】ラック遮熱部材22は、固定部30をサブ
フレーム13に下方から固定するようにしているので、
配設が容易であると共に、縦壁部22a及び上下部フラ
ンジ部22c,22bが直接、ラックマウンティングイ
ンストルメント12及びステアリングタイロッドブーツ
11aに接触しない。このため、リヤエキゾーストマニ
ホールド4及び後側触媒装置19bからの輻射熱によっ
てラック遮熱部材22が加熱されても、ラックマウンテ
ィングインストルメント12及びゴム製で熱に弱いステ
アリングタイロッドブーツ11aへ熱が伝わることを防
ぐことが出来る。
【0053】しかも、前記縦壁部22aから延設された
下部フランジ部22bが、エンジンルーム20内に前記
各触媒装置19a,19bを配設したことにより生じる
熱対流を整流して下方からエンジンルーム20外に排出
するので、熱気がエンジンルーム20内に滞留すること
がない。
【0054】そして、前記下部フランジ部22bによっ
て、サブフレーム13上のラックマウンティングインス
トルメント12等の下方は遮蔽されているので、耐スプ
ラッシュ性能が良好である。
【0055】更に、前記コラムカバー17等のロアパネ
ル前部品32は、ロアパネル前部品遮熱部材23の遮熱
板33の前壁部33a及び下方フランジ部33cによっ
て、リヤエキゾーストマニホールド4及び後側触媒装置
19bからの輻射熱が遮断されて、加熱が緩和される。
【0056】この遮熱板33は、前記ブラケット34に
よって前記ロアパネル前部品32から一定間隔をおいて
配設されているので、遮熱板33がリヤエキゾーストマ
ニホールド4及び後側触媒装置19bからの輻射熱によ
って加熱されても、直接、ロアパネル前部品32とは接
触せず、熱が伝わることを防ぐことが出来る。
【0057】しかも、前記前壁部33aから延設された
下方フランジ部33cが、エンジンルーム20内の熱対
流を整流してエンジンルーム20下方から車外に排出す
るので、熱気がエンジンルーム20内に滞留することが
ない。
【0058】更に、この遮熱板33は、前記ブラケット
34によって上方を開放して配設されているので、前記
コラムカバー17等のロアパネル前部品32の上方から
の視認性が良好で、点検等が容易である。
【0059】そして、前記下方フランジ部33cによっ
て、ロアパネル前部品32の下方は遮蔽されているので
耐スプラッシュ性能が良好である。
【0060】前記のようにこの第1実施例によれば、エ
ンジンルーム20内に前後側触媒装置19a,19bを
配設する自動車であっても、エンジンルーム20内のス
テアリングラック11等の部品の熱許容量を大きく設定
する必要がなくなり、製造コストを低減させることが出
来ると共に、組み付けも容易である。
【0061】図14は、この発明の第2実施例のエンジ
ンルーム内部品遮熱構造のロアパネル前部品遮熱部材を
示すものである。前記第1実施例と同一乃至均等な部分
に付いては同一符号を付して説明する。
【0062】この第2実施例の遮熱板33では、下方フ
ランジ部33c及び前壁部33a下端33bに取付孔3
6を形成して、前記ブレーキチューブ16を熱伝導率の
低い材料で環状に構成される止め具37,37によって
固定するようにしている。
【0063】また、下方側面縦壁部33eから延設され
るフランジ部33gには、前記オートマコントロールケ
ーブル18を固定する止め具38が設けられている。こ
の止め具38も熱伝導率の低い材料で環状に構成されて
いる。
【0064】このように構成された第2実施例のエンジ
ンルーム内部品遮熱構造の遮熱板33では、前記第1実
施例のロアパネル前部品遮熱部材23の作用に加えて、
更に、前記ブレーキチューブ16を止め具37,37に
よって下方フランジ部33c及び前壁部33a下端33
bに固定するようにしているので、別途ブレーキチュー
ブ16を固定する専用ブラケット等を用いなくてもよ
い。このため、更に製造コストを低減させることが出来
る。
【0065】また、前記オートマコントロールケーブル
18がフランジ部33gに固定されるので、このオート
マコントロールケーブル18の位置規制が可能となり、
レイアウト上の自由度を向上させることができる。
【0066】図15はこの発明の第3実施例のエンジン
ルーム内部品遮熱構造の回動部遮熱部材39を示すもの
である。
【0067】この第3実施例の回動部遮熱部材39は、
ベアリング遮熱部26等各遮熱部にカオウール(商品
名)等の断熱材40を介在させた一対のアルミニュウム
メッキ鋼板41,41を用い、このアルミニュウムメッ
キ鋼板41,41の周縁部41a,41aを溶接するこ
とによって構成されている。他の構成については、前記
回動部遮熱部材21と略同一なので、記載を省略する。
【0068】このように構成された第3実施例のエンジ
ンルーム内部品遮熱構造では、前記各実施例の作用に加
えて、更に、一方のアルミニュウムメッキ鋼板41が、
輻射熱等の高温状態となっても、他方のアルミニュウム
メッキ鋼板41へは、断熱材40が介在しているのでこ
の熱が伝わりにくく、遮熱性能が良好である。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたように、前記請求項1
に記載された発明によれば、エンジンルーム内部品と触
媒装置との間隙には、前記エンジンルーム内部品と一定
の間隔を置いて遮熱部材が配設されるので、触媒装置の
輻射熱は、該遮熱部材に遮られ、エンジンルーム内部品
の加熱が防止される。
【0070】この遮熱部材は、前記エンジンルーム内部
品と一定の間隔を置いて配設されているので、輻射熱等
により遮熱部材が加熱されても、この熱が前記エンジン
ルーム内部品に直接伝熱することはない。
【0071】前記請求項2に記載された発明によれば、
ドライブシャフト及びドライブシャフトサポートベアリ
ングは、回動部遮熱部材のドライブシャフト遮熱部とベ
アリング遮熱部とによって、エキゾーストマニホールド
及び触媒装置からの輻射熱が遮断されて、加熱が緩和さ
れる。回動部遮熱部材のドライブシャフト遮熱部とベア
リング遮熱部とは、前記ドライブシャフト及びドライブ
シャフトサポートベアリングと一定間隔をおいて前記ブ
ラケットに固定されているので、該ドライブシャフト遮
熱部とベアリング遮熱部とが輻射熱で加熱されても、前
記ドライブシャフト及びブラケットとは直接接触せず、
伝熱することはない。
【0072】また、この回動部遮熱部材には、前記ドラ
イブシャフト及びドライブシャフトサポートベアリング
を有するドライブシャフトサポートベアリングブラケッ
トを挿入可能に切り欠いた切り欠き部が、ドライブシャ
フト遮熱部及びベアリング遮熱部の一部に形成されてい
るので、車両下方からの配設が容易である。
【0073】また、請求項3に記載された発明によれ
ば、ラックマウンティングインストルメント及びステア
リングタイロッドブーツは、ラック遮熱部材の縦壁部及
び上下部フランジ部によって、エキゾーストマニホール
ド及び触媒装置からの輻射熱が遮断されて、加熱が緩和
される。ラック遮熱部材は、固定部をサブフレームに下
方から固定するようにしているので、縦壁部及び上下部
フランジ部が直接、ラックマウンティングインストルメ
ント及びステアリングタイロッドブーツに接触しないよ
うに構成して、エキゾーストマニホールド及び触媒装置
からの輻射熱によってラック遮熱部材が加熱されても、
ラックマウンティングインストルメント及びステアリン
グタイロッドブーツへの伝熱を防ぐことが出来る。
【0074】しかも、前記縦壁部から延設された下部フ
ランジ部が、エンジンルーム内の熱対流を整流して下方
からエンジンルーム外に排出するので、熱気がエンジン
ルーム内に滞留することがない。
【0075】更に、請求項4に記載された発明によれ
ば、コラムカバー等のロアパネル前部品は、ロアパネル
前部品遮熱部材の遮熱板の前壁部及び下方フランジ部に
よって、エキゾーストマニホールド及び触媒装置からの
輻射熱が遮断されて、加熱が緩和される。遮熱板は、ブ
ラケットによって前記ロアパネル前部品から一定間隔を
おいて配設されているので、遮熱板がエキゾーストマニ
ホールド及び触媒装置からの輻射熱によって加熱されて
も、直接、ロアパネル前部品とは接触せず、伝熱を防ぐ
ことが出来る。
【0076】しかも、前記前壁部から延設された下方フ
ランジ部が、エンジンルーム内の熱対流を整流して下方
からエンジンルーム外に排出するので、熱気がエンジン
ルーム内に滞留することがない。
【0077】このため、エンジンルーム内に触媒装置を
配設する自動車であっても、エンジンルーム内の部品の
熱許容量を大きく設定する必要がない、という実用上有
益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のエンジンルーム内部品
遮熱構造を示す斜視図である。
【図2】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ドライブシャフトサポートベアリングブラケット
近傍の斜視図である。
【図3】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ドライブシャフトサポートベアリングブラケット
近傍を車両前方から見た正面図である。
【図4】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ドライブシャフトサポートベアリングブラケット
近傍を車両側方から見た部分断面図である。
【図5】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ドライブシャフトサポートベアリングブラケット
近傍を車両上方から見た平面図である。
【図6】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ステアリングラック近傍の斜視図である。
【図7】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ステアリングラック近傍を車両前方から見た正面
図である。
【図8】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ステアリングラック近傍を車両上方から見た平面
図である。
【図9】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造を
示し、ラック遮熱部材を表わす斜視図である。
【図10】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造
を示し、ロアパネル前部品遮熱部材をダッシュロアパネ
ルに配設した様子を表わす斜視図である。
【図11】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造
を示し、ロアパネル前部品近傍を車両前方から見た正面
図である。
【図12】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造
を示し、ロアパネル前部品近傍を車両上方から見た平面
図である。
【図13】第1実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造
を示し、ロアパネル前部品近傍を車両側方から見た部分
断面図である。
【図14】第2実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造
を示し、ロアパネル前部品遮熱部材の斜視図である。
【図15】第3実施例のエンジンルーム内部品遮熱構造
を示し、回動部遮熱部材の一部を表わす断面図である。
【図16】従来例のエンジンルーム内を示し、各部材の
位置関係を説明する車両側方から見た模式図である。
【図17】従来例のエンジンルーム内を示し、各部材の
位置関係を説明する斜視図である。
【符号の説明】
19b 後側触媒装置(触媒装置の一) 20 エンジンルーム エンジンルーム内部品 9 ドライブシャフトサポートベアリングブラケ
ット 10 ドライブシャフトサポートベアリング 11 ステアリングラック 11a ステアリングタイロッドブーツ 12 ラックマウンティングインストルメント 13 サブフレーム 16 ブレーキチューブ(ダッシュロア前部品の
一) 17 コラムカバー 遮熱部材 21,39 回動部遮熱部材 22 ラック遮熱部材 23 ロアパネル前部品遮熱部材 22a 縦壁部 22b 下部フランジ部 22c 上部フランジ部 25 ドライブシャフト遮熱部 26 ベアリング遮熱部 27 切り欠き部 33 遮熱板 33a 前壁部 33b 下端 33c 下方フランジ部 34 ブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンルーム内の一部に触媒装置を配設
    すると共に、該触媒装置の輻射熱の影響が及ぶ範囲にエ
    ンジンルーム内部品を配設するエンジンルーム内部品遮
    熱構造であって、 前記エンジンルーム内部品と触媒装置との間隙には、遮
    熱部材を前記エンジンルーム内部品と一定の間隔を置い
    て配設することを特徴とするエンジンルーム内部品遮熱
    構造。
  2. 【請求項2】エキゾーストマニホールドから延設される
    フロントチューブのうち、エンジンルーム内の一部に触
    媒装置を配設すると共に、前記エンジンルーム内には、
    ドライブシャフトサポートベアリングを有してドライブ
    シャフトを回動自在に軸支するブラケットを配設するエ
    ンジンルーム内部品遮熱構造であって、 前記ブラケットに取り付けられる回動部遮熱部材を有
    し、該回動部遮熱部材は、前記エキゾーストマニホール
    ド及び触媒装置と、前記ドライブシャフトとの間に位置
    し、ドライブシャフトに対して一定の間隔を置いて配設
    される略円筒状のドライブシャフト遮熱部と、前記エキ
    ゾーストマニホールド及び触媒装置と、前記ドライブシ
    ャフトサポートベアリングとの間に位置し、前記ドライ
    ブシャフトサポートベアリングに対して一定の間隔を置
    いて配設される略円筒状のベアリング遮熱部と、前記ド
    ライブシャフト遮熱部及びベアリング遮熱部の一部に形
    成され、ドライブシャフト及びドライブシャフトサポー
    トベアリングを挿入可能に切り欠いた切り欠き部とを有
    することを特徴とするエンジンルーム内部品遮熱構造。
  3. 【請求項3】エキゾーストマニホールドから延設される
    フロントチューブのうち、エンジンルーム内の一部に触
    媒装置を配設すると共に、前記エンジンルーム内のサブ
    フレーム上に配設されるラックマウンティングインスト
    ルメントと、該ラックマウンティングインストルメント
    によってマウントされるステアリングラックと、ステア
    リングラックに配設されるステアリングタイロッドブー
    ツとを有するエンジンルーム内部品遮熱構造であって、 前記サブフレームに対して、下方から固定部を固定する
    ことにより配設されるラック遮熱部材を有し、該ラック
    遮熱部材は、前記エキゾーストマニホールドと、ラック
    マウンティングインストルメント及びステアリングタイ
    ロッドブーツとの間に配設される上部フランジ部と、前
    記フロントチューブとラックマウンティングインストル
    メント及びステアリングタイロッドブーツとの間に配設
    される縦壁部と、該縦壁部から断面形状を略直交させて
    車両後方へ向かって延設され、エンジンルーム内の熱対
    流を整流してエンジンルーム下方から車外に排出する下
    部フランジ部とを有することを特徴とするエンジンルー
    ム内部品遮熱構造。
  4. 【請求項4】エキゾーストマニホールドから延設される
    フロントチューブのうち、エンジンルーム内の一部に触
    媒装置を配設すると共に、前記エンジンルーム内のダッ
    シュロアパネルの前面部には、コラムカバー等のロアパ
    ネル前部品を配設するエンジンルーム内部品遮熱構造で
    あって、 前記ダッシュロアパネルに配設されるロアパネル前部品
    遮熱部材を有し、該ロアパネル前部品遮熱部材は、前記
    エキゾーストマニホールド及び触媒装置と、前記ロアパ
    ネル前部品との間に配設される遮熱板と、該ロアパネル
    前部品に対して一定の間隔を置いて該遮熱板を前記エン
    ジンルーム内に固定するブラケットとを有し、前記遮熱
    板には、前記ダッシュロアパネルに沿って配設される前
    壁部と、該前壁部の下端から車両後方へ向けて延設さ
    れ、エンジンルーム内の熱対流を整流してエンジンルー
    ム下方から車外に排出する下方フランジ部とを有するこ
    とを特徴とするエンジンルーム内部品遮熱構造。
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JP2002087078A (ja) * 2000-09-13 2002-03-26 Kikuchi Co Ltd 車両用遮音部品
KR100412216B1 (ko) * 2001-11-19 2003-12-24 기아자동차주식회사 조인트샤프트 방열판구조
JP2011131689A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Nissan Motor Co Ltd 車両の遮熱板構造
JP2021055786A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ダイハツ工業株式会社 クラッチレリーズブーツの熱害対策構造

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