JPH076113Y2 - 塗布具付容器 - Google Patents

塗布具付容器

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JPH076113Y2
JPH076113Y2 JP2154289U JP2154289U JPH076113Y2 JP H076113 Y2 JPH076113 Y2 JP H076113Y2 JP 2154289 U JP2154289 U JP 2154289U JP 2154289 U JP2154289 U JP 2154289U JP H076113 Y2 JPH076113 Y2 JP H076113Y2
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JP
Japan
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cylinder
pump mechanism
container
head
cover
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JP2154289U
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静男 丸山
正明 林
勉 小林
明彦 渡辺
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポンプ機構を設けると共に、塗布具を設けた
容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、ポンプ機構を備えた容器は多数存在し、一例とし
て実公昭57-48768号後方・実開昭58-116561号公報があ
る。
実開昭57-48768号公報に記載された容器は、第3図に示
すように、容器1の口筒部2にポンプ機構12を嵌着止着
し、ポンプ機構12に摺動可能に設けた頭部45は、スプリ
ング35で伸長する向きに付勢したものであり、このポン
プ機構付容器は、容器1を倒立させて、ポンプ機構12の
頭部45を上下に摺動させて、吸入弁33と吐出弁30を開閉
し、注出口63から内容液を注出するようにしたものであ
る。
実開昭58-116561号公報に記載された容器は、第4図に
示すように、容器1の口筒部2に、螺筒7でポンプ機構
12を止着し、ポンプ機構12の頭部45を上下に摺動して、
横方向に向けた注出筒62の注出口63から内容物を注出
し、不使用時には、注出筒62を第4図に示すように回動
してストッパとし、ポンプ機構12が作動できないように
したものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図に示す従来の容器は、簡単な構成で内容液を一定
量づつ注出ができて便利であるが、注出口63の設けられ
た頭部45を押圧しなければならないので、内容液が手指
等に付着することがあり、さらに、この注出口63に塗布
具を取り付けた場合は、その傾向は一層顕著であり、ま
た、不使用時に誤って頭部45が押圧されると、内容液が
注出される虞れがある。
第4図に示す従来の容器は、不使用時にポンプ機構12の
作動を防止する機構を備えたものであるが、注出口63に
は塗布具等を装着し難いものである。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、注出口に
塗布具を装着した容器において、ポンプ機構の作動時
に、ポンプ機構の頭部に手指等を触れることなくポンプ
機構を作動させることができ、かつ、不使用時にポンプ
機構の作動が防止できる塗布具付容器とすることを技術
的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は容器1の口筒部2に、ポンプ機構12を挿入して
螺筒7で止着し、ポンプ機構12に摺動可能に設けた頭部
45は、吐出孔48を設けると共に、スプリング35で伸長す
る向きに付勢し、さらに、頭部45は螺筒7の外部に突出
させて設け、このポンプ機構12の上部より覆筒52を外嵌
し、覆筒52の頂部60から垂下して設けた嵌着用筒61に、
ポンプ機構12の頭部45を嵌入止着し、覆筒52の塗布具65
を設けた注出口63は、頭部45の吐出孔48と連通させて設
け、覆筒52の肩部53には、切欠き孔54を設け、この覆筒
52には、キャップ69を着脱自在に嵌着し、キャップ69の
内側下部に設けた押さえ棒71を、前記切欠き孔54より覆
筒52内に挿入して、容器1の肩3の上部に位置させ、容
器1がポンプ機構12の頭部45の側に押し込まれるのを防
止するように形成して塗布具付容器とした。
〔作用〕
本考案はキャップ69を外し倒立させ、覆筒52を把持し、
容器1の底部を押圧すると、ポンプ機構12と頭部45は、
覆筒52の嵌着用筒61に嵌入止着されているので、頭部45
がポンプ機構12の押し込まれる形となり、ポンプ機構12
が作動し、容器1の内容液は頭部45の吐出孔48から覆筒
52の注出口63に注出され、塗布具65に付着するので、覆
筒52を把持して塗布具65により内容液を塗布できる。
不使用時には、覆筒52にキャップ69を嵌着すると、キャ
ップ69の押さえ棒71が、覆筒52の肩部53の切欠き孔54か
ら、覆筒52内に挿入され、押さえ棒71が容器1の肩3の
上部に位置するので、容器1の底部を覆筒52の上部に向
けて押圧するような力が働いても、容器1の肩3がキャ
ップ69の押さえ棒71に当接して容器1は動かず、ポンプ
機構12も作動しない。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すものであ
る。
この実施例の塗布具付容器は、容器1の口筒部2に、ポ
ンプ機構12の吸入筒13を挿入し、フランジ14をパッキン
グを介して口筒部2の端縁に当接し、螺筒7を口筒部2
に螺着してフランジ14を固定する。ポンプ機構12の吸入
筒13内には、弁棒25の一端に設けられた挿入筒部26が摺
動可能に挿入され、挿入筒部26の端部27は拡開し吸入筒
13内に液密に摺接するように形成されている。
吸入筒13の上部には2個の吸気孔16が設けてあり、端部
には、吸入弁33が挿入され、吸入弁押さえ34で押されら
れ、吸入弁押さえ34と弁棒25の端部27間には圧縮された
スプリング35が介挿され、吸入弁33と弁棒25に形成され
た吐出弁30を閉鎖する向きに押圧している。
また、吸入筒13の先端部には、吸入筒覆20が嵌着され、
吸入筒13の吸入孔15は、吸入筒覆20と吸入筒13間の吸引
孔21を介して、口筒部2の内側に開口し、容器1を倒立
して内容液を注出する際に、口筒部2内に残留する内容
液も排出できるように形成してある。
そして、弁棒25の外側には、弁棒外筒39が外嵌され、弁
棒25と弁棒外筒39間に形成された液路28は、連通孔29で
挿入筒部26内と連通し、また、吐出弁30を介して吐出孔
48と接続している。
また、弁棒外筒39の外側には、ポンプ機構12の頭部45が
外嵌され、頭部45は前記螺筒7の上部に形成した筒状部
8内に嵌挿され、筒状部8と頭部45の端に形成された段
部により、筒状部8から頭部45が抜け出さないように形
成してあり、弁棒外筒39の基端部41は拡開して、吸入筒
13内に密接し、先端舌片40は頭部45の摺動筒46内に密接
して設けてある。
そして、頭部45を押圧すると、頭部45は、弁棒25及び弁
棒外筒39と共に摺動し、ポンプ機構12が作動する。
容器1の口筒部2に、ポンプ機構12が挿入され、螺筒7
で止着された上部より、覆筒52を外嵌し、覆筒52の頂部
60から垂下して設けた嵌着用筒61に、ポンプ機構12の頭
部45を嵌入して止着し、覆筒52の頂部60に立設した注出
筒62には、凹溝64を設けた注出口63が設けてあり、この
注出口63は、頭部45の吐出孔48と連通させて設けると共
に、注出口63内には、ブラシとして形成した塗布具65が
挿入して装着されており、覆筒52の両方の肩部53には、
切欠き孔54を設け、覆筒52の側部にはキャップ係止用の
凸部55を設け、下部には容器1の底部押圧用の指掛け凹
所56が設けてある。
この覆筒52には、キャップ69を着脱自在に嵌着し、キャ
ップ69の凹部73が覆筒52の凸部55に係合するように形成
してあり、また、キャップ69の内側下部には、基部72を
介して押さえ棒71を設け、この押さえ棒71は、キャップ
69を覆筒52に嵌着した場合に、覆筒52の切欠き孔54によ
り覆筒52内に挿入して、容器1の肩3の上部に位置し、
容器1がポンプ機構12の頭部45の側に押し込まれるのを
防止するように形成したものである。
〔考案の効果〕
本考案は容器1に止着したポンプ機構12の頭部45を、覆
筒52の嵌着用筒61に嵌入止着し、覆筒52の注出口63に
は、塗布具65を設けたので、覆筒52を把持して容器1の
底部を押圧して内容液を注出して、塗布具65で手指等に
内容液を付着させることなく内容液を塗布することがで
きて便利である。
また、キャップ69を嵌着することにより、ポンプ機構12
の作動を防止できるので、容器1の底部が押圧されるこ
とによりポンプ機構が作動するものであるにかかわら
ず、不使用時のポンプ機構12の作動を確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図はその
要部の半裁断面図、第3図は従来例の断面図、第4図は
別の従来例の一部断面とした側面図である。 1……容器、2……口筒部、3……肩、7……螺筒、12
……ポンプ機構、35……スプリング、45……頭部、48…
…吐出孔、52……覆筒、53……肩部、54……切欠き孔、
60……頂部、61……嵌着用筒、63……注出口、65……塗
布具、69……キャップ、71……押さえ棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 勉 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (72)考案者 渡辺 明彦 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (56)参考文献 特開 昭63−110159(JP,A) 実開 昭58−116561(JP,U) 実公 昭57−48768(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器1の口筒部2に、ポンプ機構12を挿入
    して螺筒7で止着し、ポンプ機構12に摺動可能に設けた
    頭部45は、吐出孔48を設けると共に、スプリング35で伸
    長する向きに付勢し、さらに、頭部45は螺筒7の外部に
    突出させて設け、このポンプ機構12の上部より覆筒52を
    外嵌し、覆筒52の頂部60から垂下して設けた嵌着用筒61
    に、ポンプ機構12の頭部45を嵌入止着し、覆筒52の塗布
    具65を設けた注出口63は、頭部45の吐出孔48と連通させ
    て設け、覆筒52の肩部53には、切欠き孔54を設け、この
    覆筒52には、キャップ69を着脱自在に嵌着し、キャップ
    69の内側下部に設けた押さえ棒71を、前記切欠き孔54よ
    り覆筒52内に挿入して、容器1の肩3の上部に位置さ
    せ、容器1がポンプ機構12の頭部45の側に押し込まれる
    のを防止するように形成した塗布具付容器。
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