JPH0761055A - プリンタ制御装置 - Google Patents
プリンタ制御装置Info
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- JPH0761055A JPH0761055A JP23245393A JP23245393A JPH0761055A JP H0761055 A JPH0761055 A JP H0761055A JP 23245393 A JP23245393 A JP 23245393A JP 23245393 A JP23245393 A JP 23245393A JP H0761055 A JPH0761055 A JP H0761055A
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- data
- processing unit
- storage unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント中にシステムダウンが発生しても、
システムが正常に復帰したのち、プリント漏れの頁がな
いようプリントを再開し得るプリンタ制御装置を提供す
ること。 【構成】 中央処理部に入力されて来るプリントデータ
である入力データ、入力データを印字装置が扱えるフォ
ーマットに変換した中間データ、およびプリント処理の
進捗状況を管理する管理情報を、システムダウンに備え
て記憶装置にセーブする際、それぞれのセーブ時点であ
るチェックポイントを同じ(D1 等)にする。セーブは
同じ時点でされるので、システムダウンが発生し(時点
X1 またはX2 で発生)、復帰した後にそれらを読み出
して利用する場合、データや動作に整合がとれなくなる
ということがない。
システムが正常に復帰したのち、プリント漏れの頁がな
いようプリントを再開し得るプリンタ制御装置を提供す
ること。 【構成】 中央処理部に入力されて来るプリントデータ
である入力データ、入力データを印字装置が扱えるフォ
ーマットに変換した中間データ、およびプリント処理の
進捗状況を管理する管理情報を、システムダウンに備え
て記憶装置にセーブする際、それぞれのセーブ時点であ
るチェックポイントを同じ(D1 等)にする。セーブは
同じ時点でされるので、システムダウンが発生し(時点
X1 またはX2 で発生)、復帰した後にそれらを読み出
して利用する場合、データや動作に整合がとれなくなる
ということがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定ディスク等の不揮
発性記憶装置にデータをセーブしておき、プリント中に
システムダウンが発生しても、システムが正常に復帰し
たのち、前記データを読み出して利用することにより、
プリント漏れの頁がないようプリントを再開し得るプリ
ンタ制御装置に関するものである。
発性記憶装置にデータをセーブしておき、プリント中に
システムダウンが発生しても、システムが正常に復帰し
たのち、前記データを読み出して利用することにより、
プリント漏れの頁がないようプリントを再開し得るプリ
ンタ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、プリンタ制御装置の概要を示す
図である。図3において、1はホストコンピュータ、2
は磁気テープ、3はプリンタ制御装置、4は入力装置、
5は中央処理部、6はシステムバス、7は記憶装置、8
はイメージ作成部、9は制御端末、10は印字装置であ
る。
図である。図3において、1はホストコンピュータ、2
は磁気テープ、3はプリンタ制御装置、4は入力装置、
5は中央処理部、6はシステムバス、7は記憶装置、8
はイメージ作成部、9は制御端末、10は印字装置であ
る。
【0003】入力装置4は、ホストコンピュータ1また
は磁気テープ2より入力されるプリントデータを受け取
り、システムバス6を通して中央処理部5へ送る。中央
処理部5は、全体を制御するCPU(中央演算処理装
置)および制御プログラム実行用のメモリを具えてお
り、転送されて来たプリントデータを処理する。中央処
理部5は、制御端末9を介してオペレータの指示を受け
ると共に、処理結果等を制御端末9に表示する。
は磁気テープ2より入力されるプリントデータを受け取
り、システムバス6を通して中央処理部5へ送る。中央
処理部5は、全体を制御するCPU(中央演算処理装
置)および制御プログラム実行用のメモリを具えてお
り、転送されて来たプリントデータを処理する。中央処
理部5は、制御端末9を介してオペレータの指示を受け
ると共に、処理結果等を制御端末9に表示する。
【0004】中央処理部5で処理されたデータは、イメ
ージ作成部8で、1頁毎のビットマップデータに展開さ
れ、印字装置10へ出力される。記憶装置7は、プリン
タ制御プログラム,フォント、電子フォーム等のデータ
やファイルを蓄えたり、中央処理部5での処理過程にあ
る各種データを、システムダウン時のバックアップとし
て使うためにセーブしたりする。記憶装置7としては、
例えばハードディスクが用いられる。
ージ作成部8で、1頁毎のビットマップデータに展開さ
れ、印字装置10へ出力される。記憶装置7は、プリン
タ制御プログラム,フォント、電子フォーム等のデータ
やファイルを蓄えたり、中央処理部5での処理過程にあ
る各種データを、システムダウン時のバックアップとし
て使うためにセーブしたりする。記憶装置7としては、
例えばハードディスクが用いられる。
【0005】図4は、中央処理部5の機能構成を詳細に
示したプリンタ制御装置である。符号は図3のものに対
応し、11は入力処理部、12は入力データ記憶部、1
3は変換処理部、14は中間データ記憶部、15は管理
情報記憶部、16は管理処理部、17は出力処理部、1
8は入力データバックアップファイル、19は中間デー
タバックアップファイル、20は管理情報バックアップ
ファイルである。図4において、実線矢印はプリントデ
ータの流れを表し、点線矢印はそれ以外の信号を表す。
示したプリンタ制御装置である。符号は図3のものに対
応し、11は入力処理部、12は入力データ記憶部、1
3は変換処理部、14は中間データ記憶部、15は管理
情報記憶部、16は管理処理部、17は出力処理部、1
8は入力データバックアップファイル、19は中間デー
タバックアップファイル、20は管理情報バックアップ
ファイルである。図4において、実線矢印はプリントデ
ータの流れを表し、点線矢印はそれ以外の信号を表す。
【0006】入力処理部11は、管理情報記憶部15か
らの指示に従って、入力装置4から入力データを受け取
り、入力データ記憶部12へ書き込むと共に、そのよう
に処理したことを管理情報記憶部15へ報告する。変換
処理部13は、管理情報記憶部15からの指示に従っ
て、入力データ記憶部12の入力データを中間データ
(印字装置10が扱うことが出来るフォーマットに変換
されたデータ)に変換する。そして、中間データを中間
データ記憶部14に書き込むと共に、そのように処理し
たことを管理情報記憶部15へ報告する。出力処理部1
7は、管理情報記憶部15からの指示に従って、中間デ
ータをイメージ作成部8へ送り出すと共に、そのように
処理したことを管理情報記憶部15へ報告する。管理処
理部16は、制御端末9との間におけるオペレータとの
やり取りを処理したり、管理情報記憶部15を通して行
うプリント処理の管理を行う。
らの指示に従って、入力装置4から入力データを受け取
り、入力データ記憶部12へ書き込むと共に、そのよう
に処理したことを管理情報記憶部15へ報告する。変換
処理部13は、管理情報記憶部15からの指示に従っ
て、入力データ記憶部12の入力データを中間データ
(印字装置10が扱うことが出来るフォーマットに変換
されたデータ)に変換する。そして、中間データを中間
データ記憶部14に書き込むと共に、そのように処理し
たことを管理情報記憶部15へ報告する。出力処理部1
7は、管理情報記憶部15からの指示に従って、中間デ
ータをイメージ作成部8へ送り出すと共に、そのように
処理したことを管理情報記憶部15へ報告する。管理処
理部16は、制御端末9との間におけるオペレータとの
やり取りを処理したり、管理情報記憶部15を通して行
うプリント処理の管理を行う。
【0007】ところで、何らかの原因により、プリンタ
制御装置を動作させているシステムがダウンすることが
あるが、そのような場合には、印字装置10での印刷が
ページの途中で止まってしまう。このページは、システ
ムが正常に復帰した後、印刷しなおさなければならない
が、その場合に、ホストコンピュータ1等から再度プリ
ントデータを入力しなくともよいように、入力データ記
憶部12,中間データ記憶部14,管理情報記憶部15
のデータを、記憶装置7にセーブしておくことが行われ
ている。そして、システムが正常に復帰した時には、セ
ーブしていたデータを読み出し、印刷途中になっていた
ページから印刷をやり直す。
制御装置を動作させているシステムがダウンすることが
あるが、そのような場合には、印字装置10での印刷が
ページの途中で止まってしまう。このページは、システ
ムが正常に復帰した後、印刷しなおさなければならない
が、その場合に、ホストコンピュータ1等から再度プリ
ントデータを入力しなくともよいように、入力データ記
憶部12,中間データ記憶部14,管理情報記憶部15
のデータを、記憶装置7にセーブしておくことが行われ
ている。そして、システムが正常に復帰した時には、セ
ーブしていたデータを読み出し、印刷途中になっていた
ページから印刷をやり直す。
【0008】記憶装置7へセーブする時点(以下、「チ
ェックポイント」という)は、入力処理部11等の各処
理部での処理の都合で、適宜個別に定めている。図2
は、従来のチェックポイントを示す図である。横方向の
矢印は時間の経過方向を示し、A1 〜A6 ,B1 〜
B4 ,C1 〜C15はチェックポイントを表している。図
3(イ)は入力データチェックポイントを示し、図3
(ロ)は中間データチェックポイントを示し、図3
(ハ)は管理情報チェックポイントを示している。
ェックポイント」という)は、入力処理部11等の各処
理部での処理の都合で、適宜個別に定めている。図2
は、従来のチェックポイントを示す図である。横方向の
矢印は時間の経過方向を示し、A1 〜A6 ,B1 〜
B4 ,C1 〜C15はチェックポイントを表している。図
3(イ)は入力データチェックポイントを示し、図3
(ロ)は中間データチェックポイントを示し、図3
(ハ)は管理情報チェックポイントを示している。
【0009】図3(イ)について説明すると、入力デー
タ記憶部12に記憶されている入力データを、記憶装置
7内の入力データバックアップファイル18へセーブす
ることは、チェックポイントA1 ,A2 ,A3 ,A4 ,
A5 ,A6 という時点で行われることを表している。図
3(ロ),(ハ)も,中間データあるいは管理情報に関
して同様のことを表している。なお、X1 ,X2 は、そ
れぞれシステムダウンが発生した時点を表している。
タ記憶部12に記憶されている入力データを、記憶装置
7内の入力データバックアップファイル18へセーブす
ることは、チェックポイントA1 ,A2 ,A3 ,A4 ,
A5 ,A6 という時点で行われることを表している。図
3(ロ),(ハ)も,中間データあるいは管理情報に関
して同様のことを表している。なお、X1 ,X2 は、そ
れぞれシステムダウンが発生した時点を表している。
【0010】なお、前記したようなプリンタ制御装置に
関する従来の文献としては、例えば特開平2−257229号
公報,特開平3− 26561号公報,特開平4−1369号公
報,特開平4−5555号公報,特開平4−5556号公報等が
ある。
関する従来の文献としては、例えば特開平2−257229号
公報,特開平3− 26561号公報,特開平4−1369号公
報,特開平4−5555号公報,特開平4−5556号公報等が
ある。
【0011】
(問題点)前記した従来の技術では、記憶装置7へデー
タをセーブするチェックポイントを、各処理部で勝手に
決めてセーブしていたので、システムダウンから復帰し
て印刷しなおす場合、データや動作に整合がとれなくな
る恐れがあるという問題点があった。
タをセーブするチェックポイントを、各処理部で勝手に
決めてセーブしていたので、システムダウンから復帰し
て印刷しなおす場合、データや動作に整合がとれなくな
る恐れがあるという問題点があった。
【0012】(問題点の説明)図3で時点X1 にてシス
テムダウンが発生したとすると、その時記憶装置7にセ
ーブされているデータは、それぞれ次の通りである。即
ち、入力データはチェックポイントA3 の時点のデー
タ、中間データはチェックポイントB2 の時点のデー
タ、管理情報はチェックポイントC9 の時点の情報であ
る。従って、システムが正常に復帰した場合、これらが
読み出されて、そこから処理が再開される。
テムダウンが発生したとすると、その時記憶装置7にセ
ーブされているデータは、それぞれ次の通りである。即
ち、入力データはチェックポイントA3 の時点のデー
タ、中間データはチェックポイントB2 の時点のデー
タ、管理情報はチェックポイントC9 の時点の情報であ
る。従って、システムが正常に復帰した場合、これらが
読み出されて、そこから処理が再開される。
【0013】ところが、もし、システムダウンが発生し
た時点がX1 ではなくX2 であったとすると、データの
セーブ状態は前記の場合とは異なる。即ち、入力デー
タ,中間データは上例と同じであるが、管理情報はチェ
ックポイントC11の情報がセーブされている。このよう
になった原因は、時点X1 からX2 までの間に、入力デ
ータのチェックポイントおよび中間データのチェックポ
イントは存在しないが、管理情報のチェックポイントは
存在していることにある。
た時点がX1 ではなくX2 であったとすると、データの
セーブ状態は前記の場合とは異なる。即ち、入力デー
タ,中間データは上例と同じであるが、管理情報はチェ
ックポイントC11の情報がセーブされている。このよう
になった原因は、時点X1 からX2 までの間に、入力デ
ータのチェックポイントおよび中間データのチェックポ
イントは存在しないが、管理情報のチェックポイントは
存在していることにある。
【0014】すると、時点X1 でシステムダウンが発生
した後、正常に復帰した時に読み出したデータや管理情
報で処理を再開すると、データや動作に整合がとれてい
るが、時点X2 でシステムダウンした場合には、読み出
すデータや管理情報が一部異なるため、それで処理を再
開するとデータや動作に整合がとれないという恐れがあ
る。本発明は、このような問題点を解決することを課題
とするものである。
した後、正常に復帰した時に読み出したデータや管理情
報で処理を再開すると、データや動作に整合がとれてい
るが、時点X2 でシステムダウンした場合には、読み出
すデータや管理情報が一部異なるため、それで処理を再
開するとデータや動作に整合がとれないという恐れがあ
る。本発明は、このような問題点を解決することを課題
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、入力データ記憶部と、入力データを印
字装置に適したフォーマットに変換した中間データを記
憶する中間データ記憶部と、前記入力データ記憶部およ
び前記中間データ記憶部へのデータ書き込み状況を記憶
する管理情報記憶部と、前記入力データ記憶部,中間デ
ータ記憶部,管理情報記憶部の最新データをバックアッ
プファイルに同じタイミングでセーブする管理処理部と
を設けることとした。
め、本発明では、入力データ記憶部と、入力データを印
字装置に適したフォーマットに変換した中間データを記
憶する中間データ記憶部と、前記入力データ記憶部およ
び前記中間データ記憶部へのデータ書き込み状況を記憶
する管理情報記憶部と、前記入力データ記憶部,中間デ
ータ記憶部,管理情報記憶部の最新データをバックアッ
プファイルに同じタイミングでセーブする管理処理部と
を設けることとした。
【0016】あるいは、前記プリンタ制御装置におい
て、前記管理情報記憶部内に、前記入力データ記憶部の
データが更新されたことを示すフラグ,前記中間データ
記憶部のデータが更新されたことを示すフラグ,前記管
理情報記憶部の情報が更新されたことを示すフラグをそ
れぞれ設け、更新された記憶部についてのみ前記セーブ
を行うこととしてもよい。
て、前記管理情報記憶部内に、前記入力データ記憶部の
データが更新されたことを示すフラグ,前記中間データ
記憶部のデータが更新されたことを示すフラグ,前記管
理情報記憶部の情報が更新されたことを示すフラグをそ
れぞれ設け、更新された記憶部についてのみ前記セーブ
を行うこととしてもよい。
【0017】なお、前記した同じチェックポイント時
は、前記出力処理部によって決められてもよいし、前記
出力処理部停止時にあっては入力データを処理する入力
処理部または入力データを中間データに変換する変換処
理部によって決められてもよい。
は、前記出力処理部によって決められてもよいし、前記
出力処理部停止時にあっては入力データを処理する入力
処理部または入力データを中間データに変換する変換処
理部によって決められてもよい。
【0018】
【作 用】本発明では入力データ,中間データおよび
管理情報に関するチェックポイントが一致せしめられ、
同じ時点のデータや情報がセーブされるので、システム
ダウンから復帰した後にそれらを読み出して利用する場
合、データや動作に整合がとれなくなるということがな
い。
管理情報に関するチェックポイントが一致せしめられ、
同じ時点のデータや情報がセーブされるので、システム
ダウンから復帰した後にそれらを読み出して利用する場
合、データや動作に整合がとれなくなるということがな
い。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明のプリンタ制御装置でのチ
ェックポイントを示す図である。符号は図2のものに対
応し、D1 〜D6 はチェックポイントである。本発明で
は、図2に示したチェックポイントを、1箇所(管理処
理部16)からの指令により同じ時点に揃える。
に説明する。図1は、本発明のプリンタ制御装置でのチ
ェックポイントを示す図である。符号は図2のものに対
応し、D1 〜D6 はチェックポイントである。本発明で
は、図2に示したチェックポイントを、1箇所(管理処
理部16)からの指令により同じ時点に揃える。
【0020】(第1の実施例)図5は、本発明の第1の
実施例における動作を説明するチャートである。このチ
ャートは中央処理部5内の各処理部での動作を時系列に
表したものであり、左端の1〜7の番号は動作過程を示
す。以下、動作過程の順に、各処理部の動作を説明す
る。
実施例における動作を説明するチャートである。このチ
ャートは中央処理部5内の各処理部での動作を時系列に
表したものであり、左端の1〜7の番号は動作過程を示
す。以下、動作過程の順に、各処理部の動作を説明す
る。
【0021】過程1…チェックポイントは適宜決めるこ
とが出来るが、この例では、1ページの印刷を完了した
時をチェックポイントとすると定めている。出力処理部
17は、1ページの印刷を完了したことを検知すると、
チェックポイント時に行うべき処理を開始することを、
管理処理部16に対し要求する(チェックポイント開始
要求)。 過程2…チェックポイント開始要求を受けた管理処理部
16は、入力処理部11および変換処理部13に対し、
チェックポイント時の処理の開始を通知する。
とが出来るが、この例では、1ページの印刷を完了した
時をチェックポイントとすると定めている。出力処理部
17は、1ページの印刷を完了したことを検知すると、
チェックポイント時に行うべき処理を開始することを、
管理処理部16に対し要求する(チェックポイント開始
要求)。 過程2…チェックポイント開始要求を受けた管理処理部
16は、入力処理部11および変換処理部13に対し、
チェックポイント時の処理の開始を通知する。
【0022】過程3…通知を受け取った入力処理部1
1,変換処理部13、およびチェックポイント開始要求
を出した出力処理部17は、それぞれ自己におけるその
時までの処理の状況(例えば、何ページのどこまでのデ
ータを中間データに変換したか等)を、管理情報記憶部
15に報告する。 過程4…報告を完了した各処理部は、報告を完了した旨
を管理処理部16へ通知すると、処理を一時停止し、チ
ェックポイントでの処理が完了(即ち、記憶装置7への
セーブ完了)するのを待つ。
1,変換処理部13、およびチェックポイント開始要求
を出した出力処理部17は、それぞれ自己におけるその
時までの処理の状況(例えば、何ページのどこまでのデ
ータを中間データに変換したか等)を、管理情報記憶部
15に報告する。 過程4…報告を完了した各処理部は、報告を完了した旨
を管理処理部16へ通知すると、処理を一時停止し、チ
ェックポイントでの処理が完了(即ち、記憶装置7への
セーブ完了)するのを待つ。
【0023】過程5…全ての処理部から報告完了の通知
を受けると、管理処理部16は、各記憶部のデータや情
報を記憶装置7へセーブせしめる。その結果、入力デー
タ記憶部12のデータは入力データバックアップファイ
ル18へセーブされ、中間データ記憶部14のデータは
中間データバックアップファイル19へセーブされ、管
理情報記憶部15の情報は管理情報バックアップファイ
ル20へセーブされる。 過程6…セーブを終了すると、管理処理部16は入力処
理部11,変換処理部13,出力処理部17へ、セーブ
終了を通知する。 過程7…以上でチェックポイント時の処理は終了するの
で、処理を一時停止していた各処理部は、処理を再開す
る。
を受けると、管理処理部16は、各記憶部のデータや情
報を記憶装置7へセーブせしめる。その結果、入力デー
タ記憶部12のデータは入力データバックアップファイ
ル18へセーブされ、中間データ記憶部14のデータは
中間データバックアップファイル19へセーブされ、管
理情報記憶部15の情報は管理情報バックアップファイ
ル20へセーブされる。 過程6…セーブを終了すると、管理処理部16は入力処
理部11,変換処理部13,出力処理部17へ、セーブ
終了を通知する。 過程7…以上でチェックポイント時の処理は終了するの
で、処理を一時停止していた各処理部は、処理を再開す
る。
【0024】このように、本発明では入力データ,中間
データおよび管理情報に関するチェックポイントが一致
せしめられ、同じ時点でデータや情報がセーブされるの
で、システムダウンから復帰した後にそれらを読み出し
て利用する場合、データや動作に整合がとれないという
ことがない。例えば、図1の時点X1 でシステムダウン
が発生した場合、正常に復帰した時に読み出されるデー
タや情報は、どれもチェックポイントD3 の時にセーブ
したものである。同時点のものであるから、これらを基
に動作を再開した場合、データや動作は整合が取れたも
のとなる。
データおよび管理情報に関するチェックポイントが一致
せしめられ、同じ時点でデータや情報がセーブされるの
で、システムダウンから復帰した後にそれらを読み出し
て利用する場合、データや動作に整合がとれないという
ことがない。例えば、図1の時点X1 でシステムダウン
が発生した場合、正常に復帰した時に読み出されるデー
タや情報は、どれもチェックポイントD3 の時にセーブ
したものである。同時点のものであるから、これらを基
に動作を再開した場合、データや動作は整合が取れたも
のとなる。
【0025】同じチェックポイント間の期間において
は、どの時点でシステムダウンが発生したとしても、正
常に復帰した時に読み出されるデータや情報は、常にそ
の前のチェックポイント時のものとなる。従って、動作
を再開した場合、データや動作は常に整合が取れたもの
となる。因みに、図1の時点X2 でシステムダウンが発
生した場合も、読み出されるのはチェックポイントD3
の時にセーブしたものであり、やはり整合が取れる。
は、どの時点でシステムダウンが発生したとしても、正
常に復帰した時に読み出されるデータや情報は、常にそ
の前のチェックポイント時のものとなる。従って、動作
を再開した場合、データや動作は常に整合が取れたもの
となる。因みに、図1の時点X2 でシステムダウンが発
生した場合も、読み出されるのはチェックポイントD3
の時にセーブしたものであり、やはり整合が取れる。
【0026】(第2の実施例)図6は、本発明の第2の
実施例における動作を説明するチャートである。このチ
ャートも中央処理部5内の各処理部での動作を時系列に
表したものであり、左端の1〜11の番号は動作過程を
示す。第1の実施例では、チェックポイント開始要求を
出すのは出力処理部17だけとしていたが、第2の実施
例は、入力処理部11や変換処理部13からも出せると
したものである。ただし、出力処理部17の動作を優先
し、出力処理部17以外からのチェックポイント開始要
求は、出力処理部17が動作を停止している時のみ受け
付ける(有効)とした。以下、動作過程の順に、各処理
部の動作を説明する。
実施例における動作を説明するチャートである。このチ
ャートも中央処理部5内の各処理部での動作を時系列に
表したものであり、左端の1〜11の番号は動作過程を
示す。第1の実施例では、チェックポイント開始要求を
出すのは出力処理部17だけとしていたが、第2の実施
例は、入力処理部11や変換処理部13からも出せると
したものである。ただし、出力処理部17の動作を優先
し、出力処理部17以外からのチェックポイント開始要
求は、出力処理部17が動作を停止している時のみ受け
付ける(有効)とした。以下、動作過程の順に、各処理
部の動作を説明する。
【0027】過程1…出力処理部17は、第1の実施例
と同様、1ページの印刷を完了したことを検知すると、
チェックポイント時に行うべき処理を開始することを、
管理処理部16に対し要求する(チェックポイント開始
要求)。また、入力処理部11や変換処理部13でも、
自己の処理部での処理単位(例えば、1ページ分のデー
タの処理)を目安にそれぞれチェックポイントを定めて
おき、そのチェックポイント時になったら、それぞれ管
理処理部16に対しチェックポイント開始要求をだす。
と同様、1ページの印刷を完了したことを検知すると、
チェックポイント時に行うべき処理を開始することを、
管理処理部16に対し要求する(チェックポイント開始
要求)。また、入力処理部11や変換処理部13でも、
自己の処理部での処理単位(例えば、1ページ分のデー
タの処理)を目安にそれぞれチェックポイントを定めて
おき、そのチェックポイント時になったら、それぞれ管
理処理部16に対しチェックポイント開始要求をだす。
【0028】過程2…管理処理部16は、チェックポイ
ント開始要求を受け取ると、先ずそれが出力処理部17
から来たものかどうか調べる。 過程3…出力処理部17から来たものでなかった場合に
は、出力処理部17が動作中か否か調べる。 過程4…出力処理部17が動作中であったなら、出力処
理部17以外から出されたチェックポイント開始要求は
無効とされ、受け付けられない。そして、そのチェック
ポイント開始要求を出した処理部へは、無効とした旨を
通知する。
ント開始要求を受け取ると、先ずそれが出力処理部17
から来たものかどうか調べる。 過程3…出力処理部17から来たものでなかった場合に
は、出力処理部17が動作中か否か調べる。 過程4…出力処理部17が動作中であったなら、出力処
理部17以外から出されたチェックポイント開始要求は
無効とされ、受け付けられない。そして、そのチェック
ポイント開始要求を出した処理部へは、無効とした旨を
通知する。
【0029】過程5…チェックポイント開始要求が出力
処理部17から来たものであるか、或いは出力処理部1
7が停止中に入力処理部11または変換処理部13から
来たものであった場合には、チェックポイント処理を開
始すると決定して、全処理部に開始を通知する。 過程6…管理処理部16からの通知を見て、チェックポ
イント時の処理が開始されるのかどうかを判断する。も
し過程4での無効通知であれば、チェックポイント時の
処理は開始されないと判断して、次の処理を行う。もし
過程5での開始通知であれば、過程7の動作を行う。
処理部17から来たものであるか、或いは出力処理部1
7が停止中に入力処理部11または変換処理部13から
来たものであった場合には、チェックポイント処理を開
始すると決定して、全処理部に開始を通知する。 過程6…管理処理部16からの通知を見て、チェックポ
イント時の処理が開始されるのかどうかを判断する。も
し過程4での無効通知であれば、チェックポイント時の
処理は開始されないと判断して、次の処理を行う。もし
過程5での開始通知であれば、過程7の動作を行う。
【0030】過程7…各処理部は、それぞれ自己におけ
るその時までの処理の状況(例えば、何ページのどこま
でのデータを中間データに変換したか等)を、管理情報
記憶部15に報告する。 過程8…報告を完了した各処理部は、報告を完了した旨
を管理処理部16へ通知すると、処理を一時停止し、チ
ェックポイントでの処理が完了(即ち、記憶装置7への
セーブ完了)するのを待つ。
るその時までの処理の状況(例えば、何ページのどこま
でのデータを中間データに変換したか等)を、管理情報
記憶部15に報告する。 過程8…報告を完了した各処理部は、報告を完了した旨
を管理処理部16へ通知すると、処理を一時停止し、チ
ェックポイントでの処理が完了(即ち、記憶装置7への
セーブ完了)するのを待つ。
【0031】過程9…全ての処理部から報告完了の通知
を受けると、管理処理部16は、各記憶部のデータや情
報を記憶装置7へセーブせしめる。その結果、入力デー
タ記憶部12のデータは入力データバックアップファイ
ル18へセーブされ、中間データ記憶部14のデータは
中間データバックアップファイル19へセーブされ、管
理情報記憶部15の情報は管理情報バックアップファイ
ル20へセーブされる。 過程10…セーブを終了すると、管理処理部16は入力
処理部11,変換処理部13,出力処理部17へ、セー
ブ終了を通知する。 過程11…以上でチェックポイント時の処理は終了する
ので、処理を一時停止していた各処理部は、処理を再開
する。
を受けると、管理処理部16は、各記憶部のデータや情
報を記憶装置7へセーブせしめる。その結果、入力デー
タ記憶部12のデータは入力データバックアップファイ
ル18へセーブされ、中間データ記憶部14のデータは
中間データバックアップファイル19へセーブされ、管
理情報記憶部15の情報は管理情報バックアップファイ
ル20へセーブされる。 過程10…セーブを終了すると、管理処理部16は入力
処理部11,変換処理部13,出力処理部17へ、セー
ブ終了を通知する。 過程11…以上でチェックポイント時の処理は終了する
ので、処理を一時停止していた各処理部は、処理を再開
する。
【0032】(第3の実施例)第1,第2の実施例で
は、入力データ記憶部12,中間データ記憶部14,管
理情報記憶部15のデータを記憶装置7にセーブする
際、、前回と比べて異なっているかいないかには関係な
く、一律にセーブしていた。しかし、第3の実施例で
は、異なっているもののみ新たにセーブすることとし、
セーブに要する時間を短くしたものである。
は、入力データ記憶部12,中間データ記憶部14,管
理情報記憶部15のデータを記憶装置7にセーブする
際、、前回と比べて異なっているかいないかには関係な
く、一律にセーブしていた。しかし、第3の実施例で
は、異なっているもののみ新たにセーブすることとし、
セーブに要する時間を短くしたものである。
【0033】即ち、第3の実施例では、管理情報記憶部
15内に、入力データ記憶部12のデータが更新された
時にセットされるフラグ,中間データ記憶部14のデー
タが更新された時にセットされるフラグ,管理情報記憶
部15の情報が更新された時にセットされるフラグをそ
れぞれ設ける。そして、チェックポイント時には、フラ
グがセットされている記憶部のデータだけをセーブす
る。セーブが完了すれば、フラグをリセットに戻してお
く。
15内に、入力データ記憶部12のデータが更新された
時にセットされるフラグ,中間データ記憶部14のデー
タが更新された時にセットされるフラグ,管理情報記憶
部15の情報が更新された時にセットされるフラグをそ
れぞれ設ける。そして、チェックポイント時には、フラ
グがセットされている記憶部のデータだけをセーブす
る。セーブが完了すれば、フラグをリセットに戻してお
く。
【0034】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のプリンタ制御
装置では、中央処理部内で処理されている入力データ,
中間データおよび管理情報を、システムダウンに備えて
記憶装置にセーブする際、それぞれのセーブ時点である
チェックポイントを同じにし、同じ時点のデータや情報
がセーブされるようにした。そのため、システムダウン
から復帰した後にそれらを読み出して利用する場合、デ
ータや動作に整合がとれなくなるということがない。
装置では、中央処理部内で処理されている入力データ,
中間データおよび管理情報を、システムダウンに備えて
記憶装置にセーブする際、それぞれのセーブ時点である
チェックポイントを同じにし、同じ時点のデータや情報
がセーブされるようにした。そのため、システムダウン
から復帰した後にそれらを読み出して利用する場合、デ
ータや動作に整合がとれなくなるということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプリンタ制御装置でのチェックポイ
ントを示す図
ントを示す図
【図2】 従来のプリンタ制御装置でのチェックポイン
トを示す図
トを示す図
【図3】 プリンタ制御装置の概要を示す図
【図4】 中央処理部の機能構成を詳細に示したプリン
タ制御装置
タ制御装置
【図5】 本発明の第1の実施例における動作を説明す
るチャート
るチャート
【図6】 本発明の第2の実施例における動作を説明す
るチャート
るチャート
1…ホストコンピュータ、2…磁気テープ、3…プリン
タ制御装置、4…入力装置、5…中央処理部、6…シス
テムバス、7…記憶装置、8…イメージ作成部、9…制
御端末、10…印字装置、11…入力処理部、12…入
力データ記憶部、13…変換処理部、14…中間データ
記憶部、15…管理情報記憶部、16…管理処理部、1
7…出力処理部、18…入力データバックアップファイ
ル、19…中間データバックアップファイル、20…管
理情報バックアップファイル
タ制御装置、4…入力装置、5…中央処理部、6…シス
テムバス、7…記憶装置、8…イメージ作成部、9…制
御端末、10…印字装置、11…入力処理部、12…入
力データ記憶部、13…変換処理部、14…中間データ
記憶部、15…管理情報記憶部、16…管理処理部、1
7…出力処理部、18…入力データバックアップファイ
ル、19…中間データバックアップファイル、20…管
理情報バックアップファイル
Claims (2)
- 【請求項1】 入力データ記憶部と、入力データを印字
装置に適したフォーマットに変換した中間データを記憶
する中間データ記憶部と、前記入力データ記憶部および
前記中間データ記憶部へのデータ書き込み状況を記憶す
る管理情報記憶部と、前記入力データ記憶部,中間デー
タ記憶部,管理情報記憶部の最新データをバックアップ
ファイルに同じタイミングでセーブする管理処理部とを
設けたことを特徴とするプリンタ制御装置。 - 【請求項2】 前記管理情報記憶部内に、前記入力デー
タ記憶部のデータが更新されたことを示すフラグ,前記
中間データ記憶部のデータが更新されたことを示すフラ
グ,前記管理情報記憶部の情報が更新されたことを示す
フラグをそれぞれ設け、更新された記憶部についてのみ
前記セーブを行うことを特徴とする請求項1記載のプリ
ンタ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23245393A JPH0761055A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | プリンタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23245393A JPH0761055A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | プリンタ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761055A true JPH0761055A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16939527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23245393A Pending JPH0761055A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | プリンタ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761055A (ja) |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP23245393A patent/JPH0761055A/ja active Pending
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