JPH0760946B2 - 電子機器の筐体 - Google Patents

電子機器の筐体

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JPH0760946B2
JPH0760946B2 JP63197452A JP19745288A JPH0760946B2 JP H0760946 B2 JPH0760946 B2 JP H0760946B2 JP 63197452 A JP63197452 A JP 63197452A JP 19745288 A JP19745288 A JP 19745288A JP H0760946 B2 JPH0760946 B2 JP H0760946B2
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克昌 川端
哲夫 松村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器、特に小形無線機の筐体に関するも
のである。
従来の技術 従来、この種の小形無線機の筐体としては、第2図
(a)ないし(c)に示す構成が知られている。第2図
(a)ないし(c)に示すように筺体51は合成樹脂製の
筐体本体52とカバー53とから構成されている。筐体本体
52は正面板54の両側短辺縁に上側板55と下側板56が連設
され、正面板54の両側長辺縁に左右の側板57、58が連設
され、下側板56はやや低くなるように形成され、中央部
に切欠き59が形成されている。側板55側で開放部側に枠
状部60が連設されてその内側に係合用凹部61が形成され
ている。左右の側板57、58の開放側の内側には係合用溝
62が形成されている。正面板54における下側板56側の内
側には固定部材63が突設され、この固定部材63にねじ穴
64が形成されている。カバー53は短辺側の一側に係合用
突部65が突設され、両側長辺縁に係合用段部66が形成さ
れ、この係合用段部66に係合用突部67が突設され、短辺
側の他側に低い下側板68が連設され、下側板68はその中
央部に突部69を有し、この突部69の位置において下側板
68にねじ取り付け穴70が形成されている。
次に上記従来例の組立て動作について説明する。
まず、第2図(a)に示すようにカバー53の係合用段部
66と係合用突部67をそれぞれ筐体本体52の左右の側板5
7、58の端面と係合用溝62に位置合わせしてカバー53を
筺体本体52に対し摺動させる。これにより第2図
(b)、(c)に示すようにカバー53の係合用段部66と
係合用突部67を筐体本体52の左右の側板57、58の端面と
係合用溝62に係合し、カバー53の係合用突部65を筐体本
体52の係合用凹部61に挿入して係合し、カバー53の下側
板68の突部69を筐体本体52の下側板56の切欠き59内に挿
入する。次にねじ71をカバー53のねじ取り付け穴70より
筐体本体52のねじ穴64に螺入することにより筐体51を組
み立てることができる。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成では、ねじ71をねじ穴64より取外し、カ
バー53を筐体本体52に対し摺動させることにより簡単に
分解することができ、これとは逆にカバー53を筐体本体
52に対し摺動させ、ねじ71をねじ穴64に螺入することに
より簡単に組立てることができるので、保守性は良い。
しかしながら、カバー53は枠状に構成されていないの
で、強度に劣り、また、筐体本体52も左右の側板57、58
に係合用溝62が形成されるなどにより強度に劣り、外力
に対して充分な強度を確保するため、カバー53および筐
体本体52の肉厚を厚くしたり、補強したりしていた。こ
のようにして強度を確保すると、筐体が大きくなり、ま
たは内部実装スペースが小さくなり、したがって、小形
化を図ることができず、または実装回路部品の集積化を
図ることができないという課題があった。
本発明は、上記のような従来の課題を解決するものであ
り、充分な強度を確保することができると共に、厚肉化
を防止して小形化を図ることができ、また、内部実装ス
ペースが小さくなるのを防止して実装回路部品の集積化
を図ることができるようにした電子機器の筐体を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、四辺に側板を有
する筐体本体と、三辺に側板を有するカバーと、上記筐
体本体の開放側の一側に枠状部が連設されて形成された
第1の係合用凹部と、この第1の係合用凹部の反対側の
側板内側に形成された第2の係合用凹部と、上記カバー
における側板を有しない端部に突設され、上記第1の係
合用凹部に挿入されて係合される第1の係合用突部と、
この第1の係合用突部の反対側で上記カバーに突設さ
れ、上記第2の係合用凹部に強制的に係合される第2の
係合用突部と、上記カバーと筐体本体における第1、第
2の係合用凹部と第1、第2の係合用突部を挾む側板の
うち、少なくともカバー側の側板の内側に設けられ、互
いに係合し得る係合部とを備えたものである。
作用 本発明は、上記構成により次のような作用を有する。
カバーの第1の係合用突部を筐体本体の第1の係合用凹
部に斜め方向から挿入し、カバーを筐体本体側に倒し、
カバーの第2の係合用突部を筐体本体の第2係合用凹部
に強制的に係合することにより、これら係合用突部と係
合用凹部を挾む側板を互いに係合することができる。こ
れに側板は側方への離脱を防止することができるように
係合すればよいので、従来のような摺動方向の係合用溝
を必要とせず、また、カバーは三辺に側板を有し、枠状
に形成してあるので、外力に対してこれら筐体本体およ
びカバーの強度を保持することができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図(a)ないし(c)は本発明の一実施例に
おける電子機器の筐体を示し、同図(a)は分解斜視
図、同図(b)は同図(a)のIb−Ib矢視に相当する組
立完成状態の断面図、同図(c)は同図(a)のIc−Ic
矢視に相当する組立完成状態の断面図である。
第1図(a)ないし(c)に示すように筐体1は合成樹
脂製の筐体本体2とカバー3とから構成されている。筐
体本体2は正面板4の四辺に側板が連設されている。す
なわち、正面板4の両側短辺縁に上側板5と下側板6が
連設され、正面板4の両側長辺縁に左右の側板7、8が
連設されている。筐体本体2の短辺側の一側の側板5側
で開放部側に枠状部9が連設されてその内側に第1の係
合用凹部10が形成されている。第1の係合用凹部10とは
反対側の側板6の内側には第2の係合用凹部11が1箇
所、若しくは複数箇所(図示例では2箇所)に形成され
ている。カバー3は背面板12の三辺に側板が連設されて
いる。すなわち、背面板12の一側短辺縁に下側板13が連
設され、背面板12の両側長辺縁に左右の側板14、15が連
設されている。背面板12における側板を有しない端部に
は第1の係合用突部16が突設され、第1の係合用突部16
は左右両側板を有する幅広で短い溝型に形成されてい
る。この第1の係合用突部16の反対側で下側板13の開放
側に上記筐体本体2の第2の係合用凹部12に対応して係
合片17が突設され、各係合片17には第2の係合用突部18
が設けられ、各第2の係合用突部18はその外側が先端側
に至るに従い次第に第1の係合用突部16側に傾斜する傾
斜面18aに形成されている。左右の側板14、15の開放端
側には上記筐体本体2の左右側板7、8の開放端側の内
面に係合する係合部19が一体に設けられている。上記筐
体本体2の各側板6、7、8とカバー3の各側板13、1
4、15はほぼ同じ高さとなるように設定されている。
次に上記実施例の組立て動作について説明する。
まず、第1図(a)に示すようにカバー3の第1の係合
用突部16を筐体本体2の第1の係合用凹部10に斜め方向
から挿入する。次にカバー3を第1の係合用凹部10を支
点として筐体本体2側に回動させて倒す。このとき、上
記のように第2の係合用突部18が傾斜面18aを有してい
るので、この傾斜面18aが筐体本体2の下側板6の開放
側内端に案内され、係合片17を容易に弾性変形させるこ
とができ、傾斜面18aがカバー3の回動に伴い下側板6
の開放側内端を通過し、第2の係合用突部18が第2の係
合用凹部11に達すると、係合片17の復元弾性体により第
2の係合用突部18を第1図(b)に示すように第2の係
合用凹部11に強制的に係合することができる。これと共
に、カバー3の左右の側板14、15の係合部19を第1図
(c)に示すように筐体本体2の左右の側板7、8の開
放端側内面に係合することができる。この係合により筐
体1にねじる方向に力が加わっても、側方への離脱、す
なわち変形を防止することができる。
なお、上記実施例では、カバー3の左右の側板14、15側
にのみ係合部19を設けているが、この側板14、15と筐体
本体2の左右の側板7、8の両方に段部からなる係合部
を設けて係合するようにしてもよい。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、カバーの第1の係合
用突部を筐体本体の第1の係合用凹部に斜め方向から挿
入し、カバーを筐体本体側に倒し、カバーの第2の係合
用突部を筐体本体の第2の係合用凹部に強制的に係合す
ることにより、これら係合用突部と、係合用凹部を挾む
側板を互いに係合することができ、これら側板は側方へ
の離脱を防止することができるように係合すればよいの
で、従来のような摺動方向の係合用溝を必要とせず、ま
た、カバーは三辺に側板を有し、枠状に形成してあるの
で、外力に対してこれら筐体本体およびカバーの強度を
向上させることができる。このように筐体本体およびカ
バー単体での強度も確保できるので、製造上での取扱い
に有利である。また、上記のように強度を向上させるこ
とができるので、肉薄に形成して小型化を図ることがで
き、内部スペースを大きくして実装回路部品の集積化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないし(c)は本発明の一実施例における
電子機器の筐体を示し、同図(a)は分解斜視図、同図
(b)は同図(a)のIb−Ib矢視に相当する組立完成状
態の断面図、同図(c)は同図(a)のIc−Ic矢視に相
当する組立完成状態の断面図、第2図(a)ないし
(c)は従来の電子機器の筐体を示し、同図(a)は分
解斜視図、同図(b)は同図(a)のIIb−IIb矢視に相
当する組立完成状態の断面図、同図(c)は同図(a)
のIIc−IIc矢視に相当する組立完成状態の断面図であ
る。 1……筐体、2……筐体本体、3……カバー、5……上
側板、6……下側板、7……左側板、8……右側板、9
……枠状部、10……第1の係合用凹部、11……第2の係
合用凹部、13……下側板、14……左側板、15……右側
板、16……第1の係合用突部、18……第2の係合用突
部、19……係合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四辺に側板を有する筐体本体と、三辺に側
    板を有するカバーと、上記筐体本体の開放側の一側に上
    方へ突出した枠状部が連設されて形成された第1の係合
    用凹部と、この第1の係合用凹部と対向する反対側の側
    板内側に形成された第2の係合用凹部と、上記カバーに
    おける側板を有しない端部に突設され、上記第1の係合
    用凹部に挿入されて係合される第1の係合用突部と、こ
    の第1の係合用突部と対向する反対側で上記カバーに突
    設され、上記第2の係合用凹部に強制的に係合される第
    2の係合用突部と、上記カバーと上記筐体本体における
    上記第1、第2の係合用凹部と上記第1、第2の係合用
    突部を挾む一対の側板のうち、少なくともカバー側の側
    板の内側に設けられ、互いに係合し得る係合部とを備え
    た電子機器の筐体。
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