JPH075B2 - コンバインにおける穀物排出報知装置 - Google Patents
コンバインにおける穀物排出報知装置Info
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- JPH075B2 JPH075B2 JP60097059A JP9705985A JPH075B2 JP H075 B2 JPH075 B2 JP H075B2 JP 60097059 A JP60097059 A JP 60097059A JP 9705985 A JP9705985 A JP 9705985A JP H075 B2 JPH075 B2 JP H075B2
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- grain
- amount
- sensor
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- grain amount
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンバインにおいて、収穫作業行程中、機体
が穀物排出位置に向かう方位で収穫穀物の量を検知し、
その作業行程で穀物を排出すべきか否かを報知する装置
に関するものである。
が穀物排出位置に向かう方位で収穫穀物の量を検知し、
その作業行程で穀物を排出すべきか否かを報知する装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、グレンタンク型のコンバインにおいては、収穫穀
物を収納するグレンタンクに穀量センサを備え、収穫作
業中グレンタンクに穀物が満量またはそれに近い量まで
収納された際に警報を発するものが知られており、また
実用に供されている。
物を収納するグレンタンクに穀量センサを備え、収穫作
業中グレンタンクに穀物が満量またはそれに近い量まで
収納された際に警報を発するものが知られており、また
実用に供されている。
(発明が解決しようとする問題点) コンバインによる穀物収穫作業において、収穫した穀物
を路上のトラック等に積込む穀物排出位置は一定である
ことが便利であり、かつ能率的である。ところが、前記
の如き従来のコンバインにあっては、収穫作業行程中、
グレンタンクが満量ないしはそれに近い所定量に達した
ことの警報を発する位置は一定でないので、その位置が
穀物排出位置から遠く離れていたり、また機体がその位
置から離れる方向に進行中である場合には、収穫作業を
一旦中断したうえ、機体を遠回りさせたり進行方向を変
えて穀物排出位置まで移動させなければならず、これが
収穫作業能率を低下させる原因となっていた。
を路上のトラック等に積込む穀物排出位置は一定である
ことが便利であり、かつ能率的である。ところが、前記
の如き従来のコンバインにあっては、収穫作業行程中、
グレンタンクが満量ないしはそれに近い所定量に達した
ことの警報を発する位置は一定でないので、その位置が
穀物排出位置から遠く離れていたり、また機体がその位
置から離れる方向に進行中である場合には、収穫作業を
一旦中断したうえ、機体を遠回りさせたり進行方向を変
えて穀物排出位置まで移動させなければならず、これが
収穫作業能率を低下させる原因となっていた。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は、機体の進行方向を検知する方向センサ
と、収穫された穀物の量を検知する穀量センサと、上記
方向センサおよび穀量センサのデータを処理し、報知信
号を送出する処理装置と、収穫穀物排出時の方向データ
を記憶する記憶装置を備え、機体の進行中に読込まれる
方向データが記憶装置の記憶データと一致した際に穀量
を算出し、かつ穀量報知信号を送出するように構成した
ことにより、また、その際に現在穀量と次行程で予測さ
れる収穫穀量を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀量
報知信号を送出するように構成したことにより、さらに
また、その際に現在穀量に次行程で予測される収穫穀量
を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀量が貯留限度を
越える場合に排出報知信号を送出するように構成したこ
とにより、上記問題点を解消しようとするものである。
と、収穫された穀物の量を検知する穀量センサと、上記
方向センサおよび穀量センサのデータを処理し、報知信
号を送出する処理装置と、収穫穀物排出時の方向データ
を記憶する記憶装置を備え、機体の進行中に読込まれる
方向データが記憶装置の記憶データと一致した際に穀量
を算出し、かつ穀量報知信号を送出するように構成した
ことにより、また、その際に現在穀量と次行程で予測さ
れる収穫穀量を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀量
報知信号を送出するように構成したことにより、さらに
また、その際に現在穀量に次行程で予測される収穫穀量
を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀量が貯留限度を
越える場合に排出報知信号を送出するように構成したこ
とにより、上記問題点を解消しようとするものである。
(作用) 収穫作業行程において、機体の進行方向は方位センサ
で、収穫された穀物量は穀量センサでそれぞれ検知さ
れ、また、収穫穀物排出時の機体の方位は記憶装置に記
憶される。そして、収穫作業行程で機体の進行中、その
方位が記憶されている方位データと一致した際に、すな
わち、機体の進行方向が収穫穀物排出時の機体の方向と
なった時点で、前記第一の構成のものではその際の収穫
穀量が報知され、第二の構成のものでは現在穀量に次行
程の予測収穫分を加えた予測穀量が報知され、また、第
三の構成のものではその予測穀量が予め設定した貯留限
度を越えた場合に排出時であることが報知される。
で、収穫された穀物量は穀量センサでそれぞれ検知さ
れ、また、収穫穀物排出時の機体の方位は記憶装置に記
憶される。そして、収穫作業行程で機体の進行中、その
方位が記憶されている方位データと一致した際に、すな
わち、機体の進行方向が収穫穀物排出時の機体の方向と
なった時点で、前記第一の構成のものではその際の収穫
穀量が報知され、第二の構成のものでは現在穀量に次行
程の予測収穫分を加えた予測穀量が報知され、また、第
三の構成のものではその予測穀量が予め設定した貯留限
度を越えた場合に排出時であることが報知される。
上記の如き排出報知がされる位置は、機体の進行方向が
収穫穀物排出位置に向っている状態であるから、第一お
よび第二の構成のものでは、作業車が排出適時を判断
し、また第三の構成のものでは、排出報知があった際
は、機体をそのまま同方向に最適短距離で収穫穀物排出
位置に移動させることができる。
収穫穀物排出位置に向っている状態であるから、第一お
よび第二の構成のものでは、作業車が排出適時を判断
し、また第三の構成のものでは、排出報知があった際
は、機体をそのまま同方向に最適短距離で収穫穀物排出
位置に移動させることができる。
(実施例) 第1図において、1は収穫した穀物を収納するタンクを
備えたグレンタンク型のコンバインであって、2はその
刈取り前処理部、3は脱穀部、4はグレンタンク、5は
運転操作部、6は運転操作盤、7は運転席、8はオート
シュータ操作盤、9はスロワである。上記グレンタンク
4内の底部には、第3図に示すようにスクリューコンベ
ヤ10が設けられており、このスクリューコンベヤ10の搬
出側はスロワ9に接続されている。11は揚穀筒、12は穀
物排出筒であって、揚穀筒11はスロワ9に接続され、穀
物排出筒12は揚穀筒11に接続されている。穀物排出筒12
は機体に対して折たたみ屈折自在に収納されるものであ
る。
備えたグレンタンク型のコンバインであって、2はその
刈取り前処理部、3は脱穀部、4はグレンタンク、5は
運転操作部、6は運転操作盤、7は運転席、8はオート
シュータ操作盤、9はスロワである。上記グレンタンク
4内の底部には、第3図に示すようにスクリューコンベ
ヤ10が設けられており、このスクリューコンベヤ10の搬
出側はスロワ9に接続されている。11は揚穀筒、12は穀
物排出筒であって、揚穀筒11はスロワ9に接続され、穀
物排出筒12は揚穀筒11に接続されている。穀物排出筒12
は機体に対して折たたみ屈折自在に収納されるものであ
る。
13はグレンタンク4の点検窓である。オートシュート操
作盤8には排出レバー144が設けられており、この排出
レバー14は第2図に示すようにリンクアジャスタ15,連
動ワイヤ16を介してスロワ9等の伝動系クラッチ機構17
に連結されている。18は前記排出レバー14に連動するス
イッチであって、このスイッチ18は排出レバー14がクラ
ッチ「入」の位置で閉じるものである。
作盤8には排出レバー144が設けられており、この排出
レバー14は第2図に示すようにリンクアジャスタ15,連
動ワイヤ16を介してスロワ9等の伝動系クラッチ機構17
に連結されている。18は前記排出レバー14に連動するス
イッチであって、このスイッチ18は排出レバー14がクラ
ッチ「入」の位置で閉じるものである。
一方、前記運転席7の下方には制御ユニット19が設けら
れており、この制御ユニット19には第5図に示すように
機体の進行方向を検知する方位センサ20が備えられてい
る。方位センサ20は例えばコンパス,ジャイロスコープ
等である。
れており、この制御ユニット19には第5図に示すように
機体の進行方向を検知する方位センサ20が備えられてい
る。方位センサ20は例えばコンパス,ジャイロスコープ
等である。
また、前記グレンタンク4内には、第3図および第4図
に示すように、その上面四隅部に穀量センサ21a,21b,21
c,21dが設けられている。この穀量センサ21a〜21dは例
えば超音波センサ等であって、グレンタンク4の空間体
積を検知するものである。
に示すように、その上面四隅部に穀量センサ21a,21b,21
c,21dが設けられている。この穀量センサ21a〜21dは例
えば超音波センサ等であって、グレンタンク4の空間体
積を検知するものである。
第6図には穀物排出報知装置の構成を示す回路例が示さ
れている。すなわち、22は中央処理装置(CPU)、23は
入力インターフェース、24はA/D(アナログ・デジタ
ル)変換器であって、スイッチ18の開閉信号は入力イン
ターフェース23を介して、また、方位センサ20および穀
量センサ21a〜21dのデータ信号はA/D変換器24および入
力インターフェース23を介してそれぞれ中央処理装置22
に入力するようになっている。25は出力インターフェー
ス、26は音声合成ユニット、27はスピーカであって、中
央処理装置22で計算された穀量は音声合成ユニット26で
合成された音声信号によりスピーカ27で報知されるよう
になっている。28は記憶装置であって、この記憶装置28
は、始めてスイッチ18が閉じた時点で方位センサ20によ
り検知され、かつ中央処理装置22で読込まれた方位デー
タを入力して記憶するものである。中央処理装置22は、
機体の進行中に読込まれる方位データが、記憶装置28の
記憶データと一致した際に穀量を算出し、かつ穀量報知
信号を送出する機能を有するものである。なお、音声合
成ユニット26およびスピーカ27で構成される穀量の報知
部は、穀量をデジタル表示する装置であってもよい。
れている。すなわち、22は中央処理装置(CPU)、23は
入力インターフェース、24はA/D(アナログ・デジタ
ル)変換器であって、スイッチ18の開閉信号は入力イン
ターフェース23を介して、また、方位センサ20および穀
量センサ21a〜21dのデータ信号はA/D変換器24および入
力インターフェース23を介してそれぞれ中央処理装置22
に入力するようになっている。25は出力インターフェー
ス、26は音声合成ユニット、27はスピーカであって、中
央処理装置22で計算された穀量は音声合成ユニット26で
合成された音声信号によりスピーカ27で報知されるよう
になっている。28は記憶装置であって、この記憶装置28
は、始めてスイッチ18が閉じた時点で方位センサ20によ
り検知され、かつ中央処理装置22で読込まれた方位デー
タを入力して記憶するものである。中央処理装置22は、
機体の進行中に読込まれる方位データが、記憶装置28の
記憶データと一致した際に穀量を算出し、かつ穀量報知
信号を送出する機能を有するものである。なお、音声合
成ユニット26およびスピーカ27で構成される穀量の報知
部は、穀量をデジタル表示する装置であってもよい。
第7図には以上説明したものの他例の回路が示されてい
る。すなわち、この実施例においては、機体の進行中に
中央処理装置22で読込まれる方位データが、記憶装置28
の記憶データと一致した際に、現在穀量と次行程で予測
される収穫穀量を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀
量検知信号を送出するように構成されている。そして、
次行程での予測収穫穀量を算出するため、機体の進行速
度を検知する車速センサ299がA/D変換器24,入力インタ
ーフェース23を介して、また扱深さイメンセンサ30が入
力インターフェース23を介してそれぞれ中央処理装置22
に接続されており、さらに中央処理装置22にはタイマ31
が付加されている。扱深さメインセンサ30は、脱穀部3
における扱深さ制御を司どるものであるが、ここではそ
の機能をそこなわずに穀稈供給の有無信号を取出してい
る。
る。すなわち、この実施例においては、機体の進行中に
中央処理装置22で読込まれる方位データが、記憶装置28
の記憶データと一致した際に、現在穀量と次行程で予測
される収穫穀量を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀
量検知信号を送出するように構成されている。そして、
次行程での予測収穫穀量を算出するため、機体の進行速
度を検知する車速センサ299がA/D変換器24,入力インタ
ーフェース23を介して、また扱深さイメンセンサ30が入
力インターフェース23を介してそれぞれ中央処理装置22
に接続されており、さらに中央処理装置22にはタイマ31
が付加されている。扱深さメインセンサ30は、脱穀部3
における扱深さ制御を司どるものであるが、ここではそ
の機能をそこなわずに穀稈供給の有無信号を取出してい
る。
さらに、第三の実施例として、上記第二の実施例のもの
に収穫穀物の貯留限度を予め設定し、中央処理装置22で
算出される予測穀量がその限度を越える場合に排出報知
信号を送出するような機能を持たせることもできる(図
示せず)。ここで排出報知は、音声合成信号による言
語、あるいはブザー音やランプ点灯等によってなされる
ようになっている。
に収穫穀物の貯留限度を予め設定し、中央処理装置22で
算出される予測穀量がその限度を越える場合に排出報知
信号を送出するような機能を持たせることもできる(図
示せず)。ここで排出報知は、音声合成信号による言
語、あるいはブザー音やランプ点灯等によってなされる
ようになっている。
次に叙上の如く構成された各実施例の作用を説明する。
第8図は第一の実施例のもののフローチャートである
が、中央処理装置22のフラグレジスタ(FG1),(FG2)
の初期値を「0」とし、収穫穀物排出時の方位センサ20
の方位データ(D1),収穫作業行程における方位センサ
20の方位データ((D2)の初期値はともに「0」とす
る。穀物排出報知装置がスタートし、フラグレジスタ
(FG1)が「1」か否か判断され、それが「1」でな
く、排出レバー14が排出側に操作され、スイッチ18が閉
じると、その時点での方位センサ20の方位データ(D1)
が読込まれ、記憶装置28に記憶される。そして、フラグ
レジスタ(FG1)は「1」に変わる。記憶される方位デ
ータ(D1)は収穫穀物排出時の機体の方位である。収穫
穀物を排出した後、機体が次の収穫行程に移行すると、
方位センサ20でその方位データ(D2)が検知されるが、
方位データ(D2)が方位データ(D1)と一致し、かつフ
ラグレジスタ(FG2)が「1」でないときは、中央処理
装置22において穀量センサ21a〜21dのデータが読込ま
れ、かつグレンタンク4内の穀量が算出される。そし
て、算出された穀量に基いて穀量報知信号が送出され、
音声合成ユニット26が作動し、スピーカ27から穀量が報
知される。このときフラグレジスタ(FG2)は「1」と
なる。なお、フラグレジスタ(FG1)が「1」であって
収穫穀物排出時の方位データ(D1)が既に読込まれてい
る場合は、機体の進行による方位センサ20のデータ
(D2)のみが読込まれる。方位センサ20の方位データ
(D2)が方位データ(D1)と異なるとき、すなわち、集
行中の機体が収穫穀物排出時の方向と一致しない状態で
は、穀量センサ21a〜21dのデータが読込まれず、穀量の
算出もされない。また、フラグレジスタ(FG2)が
「1」の場合は、すなわち、機体の進行方向が収穫穀物
排出時と同方位となって穀量報知があった後は機体がそ
の方向を進行中に穀量報知が繰返えされることはない。
が、中央処理装置22のフラグレジスタ(FG1),(FG2)
の初期値を「0」とし、収穫穀物排出時の方位センサ20
の方位データ(D1),収穫作業行程における方位センサ
20の方位データ((D2)の初期値はともに「0」とす
る。穀物排出報知装置がスタートし、フラグレジスタ
(FG1)が「1」か否か判断され、それが「1」でな
く、排出レバー14が排出側に操作され、スイッチ18が閉
じると、その時点での方位センサ20の方位データ(D1)
が読込まれ、記憶装置28に記憶される。そして、フラグ
レジスタ(FG1)は「1」に変わる。記憶される方位デ
ータ(D1)は収穫穀物排出時の機体の方位である。収穫
穀物を排出した後、機体が次の収穫行程に移行すると、
方位センサ20でその方位データ(D2)が検知されるが、
方位データ(D2)が方位データ(D1)と一致し、かつフ
ラグレジスタ(FG2)が「1」でないときは、中央処理
装置22において穀量センサ21a〜21dのデータが読込ま
れ、かつグレンタンク4内の穀量が算出される。そし
て、算出された穀量に基いて穀量報知信号が送出され、
音声合成ユニット26が作動し、スピーカ27から穀量が報
知される。このときフラグレジスタ(FG2)は「1」と
なる。なお、フラグレジスタ(FG1)が「1」であって
収穫穀物排出時の方位データ(D1)が既に読込まれてい
る場合は、機体の進行による方位センサ20のデータ
(D2)のみが読込まれる。方位センサ20の方位データ
(D2)が方位データ(D1)と異なるとき、すなわち、集
行中の機体が収穫穀物排出時の方向と一致しない状態で
は、穀量センサ21a〜21dのデータが読込まれず、穀量の
算出もされない。また、フラグレジスタ(FG2)が
「1」の場合は、すなわち、機体の進行方向が収穫穀物
排出時と同方位となって穀量報知があった後は機体がそ
の方向を進行中に穀量報知が繰返えされることはない。
第9図は第二および第三の実施例のフローチャートであ
る。この実施例では、機体の進行中に読込まれる方位デ
ータが記憶装置の記憶データと一致した際に現在穀量と
次行程で予測される収穫穀量を加えた予測穀量を算出
し、予測穀量を報知するか、または予測穀量が貯留限度
を越える場合に排出報知をするものである。このため、
割込み処理として圃場の縦,横の距離を計算し、かつ単
位時間当りの収穫穀量を計算する。
る。この実施例では、機体の進行中に読込まれる方位デ
ータが記憶装置の記憶データと一致した際に現在穀量と
次行程で予測される収穫穀量を加えた予測穀量を算出
し、予測穀量を報知するか、または予測穀量が貯留限度
を越える場合に排出報知をするものである。このため、
割込み処理として圃場の縦,横の距離を計算し、かつ単
位時間当りの収穫穀量を計算する。
すなわち、収穫行程で「割込み処理1」が指示され、扱
深さメインセンサ30が閉じると、タイマ31がスタート
し、方位センサ20の方位データが読込まれ、車速センサ
29の車速データが読込まれる。扱深さメインセンサ30が
開くとタイマ31がストップし、かつ走行距離計算がされ
た後タイマ31がクリアされる。そして、この処理が2回
行われることにより圃場の縦,横の距離が算出され、記
憶装置28に記憶される。2回の処理後はこの動作が終了
する。また「割込み処理2」が指示され、扱深さメイン
センサ30が閉じるとタイマ31がスタートし、扱深さメイ
ンセンサ30が開くとタイマ31がストップする。この動作
は排出レバー14が排出操作され、スイッチ18が閉じるま
で繰返される。そして、スイッチ18が閉じると穀量セン
サ21a〜21dのデータが読込まれ、単位時間当りの収穫穀
量が計算される。計算された単位時間当りの穀量は記憶
装置28に記憶され、タイマ31はクリアされて動作が終了
する。
深さメインセンサ30が閉じると、タイマ31がスタート
し、方位センサ20の方位データが読込まれ、車速センサ
29の車速データが読込まれる。扱深さメインセンサ30が
開くとタイマ31がストップし、かつ走行距離計算がされ
た後タイマ31がクリアされる。そして、この処理が2回
行われることにより圃場の縦,横の距離が算出され、記
憶装置28に記憶される。2回の処理後はこの動作が終了
する。また「割込み処理2」が指示され、扱深さメイン
センサ30が閉じるとタイマ31がスタートし、扱深さメイ
ンセンサ30が開くとタイマ31がストップする。この動作
は排出レバー14が排出操作され、スイッチ18が閉じるま
で繰返される。そして、スイッチ18が閉じると穀量セン
サ21a〜21dのデータが読込まれ、単位時間当りの収穫穀
量が計算される。計算された単位時間当りの穀量は記憶
装置28に記憶され、タイマ31はクリアされて動作が終了
する。
この実施例においても、中央処理装置22のフラグレジス
タ(FG1),(FG2)の初期値を「0」とし、収穫穀物排
出時の方位センサ20の方位データ(D1),収穫作業行程
における方位センサ20の方位データ(D2)の初期値はと
もに「0」とする。穀物排出報知装置がスタートし、フ
ラグレジスタ(FG1)が「1」か否か判断され、それが
「1」でなく、排出レバー14が排出側に操作され、スイ
ッチ18が閉じると、その時点での方位センサ20の方位デ
ータ(D)が読込まれ、かつ記憶装置28に記憶される。
そして、フラグレジスタ(FG1)は「1」に変わる。記
憶される方位データ(D1)は収穫穀物排出時の機体の方
位である。収穫穀物を排出した後、機体が次の収穫行程
に移行すると、車速センサ29で車速データが、方位セン
サ20でその方位データ(D2)がそれぞれ検知されるが、
方位データ(D2)が方位データ(D1)と一致し、フラグ
レジスタ(FG2)が「1」でないときは、穀量センサ21a
〜21dの穀量データが読込まれる。そして、収穫行程が
条刈りか回り刈りかが判断され、それぞれの場合に対応
した条件で次行程の予測収穫穀量を加算した予測穀量が
算出される。第二の実施例のものではここで予測穀量の
報知信号が送出され、音声合成ユニット26が作動し、ス
ピーカ27から穀量が報知される。また、第三の実施例の
ものでは、予測穀量が貯留限度を越えているか、すなわ
ちあと1周回れるかが判断され、限度を越えていれば排
出報知信号が送出される。なお、穀量の報知信号または
排出報知信号が送出されるとフラグレジスタ(FG2)は
「1」に変わる。上記次行程の予測収穫穀量の計算は、
割込み処理1,割込み処理2で算出され、かつ記憶されて
いる走行距離x〔m〕,単位時間当りの収穫穀量y〔kg
/min〕,および車速センサ29の車速データv〔m/min〕
からy×x/v〔kg〕として計算される。
タ(FG1),(FG2)の初期値を「0」とし、収穫穀物排
出時の方位センサ20の方位データ(D1),収穫作業行程
における方位センサ20の方位データ(D2)の初期値はと
もに「0」とする。穀物排出報知装置がスタートし、フ
ラグレジスタ(FG1)が「1」か否か判断され、それが
「1」でなく、排出レバー14が排出側に操作され、スイ
ッチ18が閉じると、その時点での方位センサ20の方位デ
ータ(D)が読込まれ、かつ記憶装置28に記憶される。
そして、フラグレジスタ(FG1)は「1」に変わる。記
憶される方位データ(D1)は収穫穀物排出時の機体の方
位である。収穫穀物を排出した後、機体が次の収穫行程
に移行すると、車速センサ29で車速データが、方位セン
サ20でその方位データ(D2)がそれぞれ検知されるが、
方位データ(D2)が方位データ(D1)と一致し、フラグ
レジスタ(FG2)が「1」でないときは、穀量センサ21a
〜21dの穀量データが読込まれる。そして、収穫行程が
条刈りか回り刈りかが判断され、それぞれの場合に対応
した条件で次行程の予測収穫穀量を加算した予測穀量が
算出される。第二の実施例のものではここで予測穀量の
報知信号が送出され、音声合成ユニット26が作動し、ス
ピーカ27から穀量が報知される。また、第三の実施例の
ものでは、予測穀量が貯留限度を越えているか、すなわ
ちあと1周回れるかが判断され、限度を越えていれば排
出報知信号が送出される。なお、穀量の報知信号または
排出報知信号が送出されるとフラグレジスタ(FG2)は
「1」に変わる。上記次行程の予測収穫穀量の計算は、
割込み処理1,割込み処理2で算出され、かつ記憶されて
いる走行距離x〔m〕,単位時間当りの収穫穀量y〔kg
/min〕,および車速センサ29の車速データv〔m/min〕
からy×x/v〔kg〕として計算される。
方位センサ20の方位データ(D2)が方位データ(D1)と
異なるとき、すなわち、進行中の機体が収穫穀物排出時
の方位と一致しない状態では、穀量センサ21a〜21dのデ
ータが読込まれず、穀量の算出もされない。また、フラ
グレジスタ(FG2)が「1」の場合は、すなわち、機体
の進行方向が収穫穀物排出時と同方位となって予測穀量
または排出報知があった後は機体がその方向を進行中に
予測穀量または排出報知が繰返えされることはない。
異なるとき、すなわち、進行中の機体が収穫穀物排出時
の方位と一致しない状態では、穀量センサ21a〜21dのデ
ータが読込まれず、穀量の算出もされない。また、フラ
グレジスタ(FG2)が「1」の場合は、すなわち、機体
の進行方向が収穫穀物排出時と同方位となって予測穀量
または排出報知があった後は機体がその方向を進行中に
予測穀量または排出報知が繰返えされることはない。
以上の如き作用から明らかなように、収穫行程では、第
10図に示すように、圃場aにおいてコンバイン1が刈取
り経路bのc1,c2…の位置、すなわち収穫穀物排出位置
dにおけるコンバイン1の方向に転向した際に現在穀
量,予測穀量または排出報知がなされるので、コンバイ
ン1を収穫穀量排出位置dまで最短距離で、しかも前進
走行で移行させることができる。eは道路、fは穀物運
搬のためのトラックである。
10図に示すように、圃場aにおいてコンバイン1が刈取
り経路bのc1,c2…の位置、すなわち収穫穀物排出位置
dにおけるコンバイン1の方向に転向した際に現在穀
量,予測穀量または排出報知がなされるので、コンバイ
ン1を収穫穀量排出位置dまで最短距離で、しかも前進
走行で移行させることができる。eは道路、fは穀物運
搬のためのトラックである。
(発明の効果) 本発明は、前記のように、機体の進行方向を検知する方
位センサと、収穫された穀物の量を検知する穀量センサ
と、上記方位センサおよび穀量センサのデータを処理
し、報知信号を送出する処理装置と、収穫穀物排出時の
方位データを記憶する記憶装置を備えて構成され、上記
処理装置は、機体の進行中に読込まれる方位データが記
憶装置の記憶方位データと一致した際に穀量を算出し、
かつ穀量報知信号を送出する機能を有するものとし、ま
た、現在穀量と次行程で予測される収穫穀量を加えた予
測穀量を算出し、かつ予測穀量報知信号を送出する機能
を有するものとし、さらに、予測穀量が貯留限度を越え
る場合に排出報知信号を送出する機能を有するものとし
たから、収穫行程中、グレンタンク等の穀物収納部が満
量ないしはそれに近い所定量に達したことの報知位置
を、収穫穀物排出位置に対して常に一定とし、かつその
位置におけるコンバインの方位を収穫穀物排出位置に向
けて前進状態とすることができ、収穫穀物の排出時に機
体を最短距離で容易に所定位置まで移動させることがで
きる。したがって、本発明によれば、コンバインによる
穀物収穫作業の円滑化と能率の向上を図ることができる
効果が得られる。
位センサと、収穫された穀物の量を検知する穀量センサ
と、上記方位センサおよび穀量センサのデータを処理
し、報知信号を送出する処理装置と、収穫穀物排出時の
方位データを記憶する記憶装置を備えて構成され、上記
処理装置は、機体の進行中に読込まれる方位データが記
憶装置の記憶方位データと一致した際に穀量を算出し、
かつ穀量報知信号を送出する機能を有するものとし、ま
た、現在穀量と次行程で予測される収穫穀量を加えた予
測穀量を算出し、かつ予測穀量報知信号を送出する機能
を有するものとし、さらに、予測穀量が貯留限度を越え
る場合に排出報知信号を送出する機能を有するものとし
たから、収穫行程中、グレンタンク等の穀物収納部が満
量ないしはそれに近い所定量に達したことの報知位置
を、収穫穀物排出位置に対して常に一定とし、かつその
位置におけるコンバインの方位を収穫穀物排出位置に向
けて前進状態とすることができ、収穫穀物の排出時に機
体を最短距離で容易に所定位置まで移動させることがで
きる。したがって、本発明によれば、コンバインによる
穀物収穫作業の円滑化と能率の向上を図ることができる
効果が得られる。
第1図は本発明に係る装置を装備したグレンタンク型の
コンバインの全体斜視図、第2図は同上一部の側面図、
第3図および第4図はグレンタンクの縦断面図および平
面図、第5図は運転席の周辺部の側面図、第6図は第一
の実施例を示す装置の回路図、第7図は第二の実施例を
示す装置の回路図、第8図は第一の実施例のフローチャ
ート、第9図は第二および第三の実施例のフローチャー
ト、第10図は収穫作業態様の説明図である。 図中、1はグレンタンク型のコンバイン、2は前処理
部、3……脱穀部、4……グレンタンク、9はスロワ、
11は揚穀筒、12は穀物排出筒、14は排出レバー、18は穀
物排出検知スイッチ、20は方位センサ、21a〜21dは穀量
センサ、22は中央処理装置(CPU)、23は入力インター
フェース、26は音声合成ユニット、27はスピーカ、28は
記憶装置、29は車速センサ、30は扱深さメインセンサ、
31はタイマ。
コンバインの全体斜視図、第2図は同上一部の側面図、
第3図および第4図はグレンタンクの縦断面図および平
面図、第5図は運転席の周辺部の側面図、第6図は第一
の実施例を示す装置の回路図、第7図は第二の実施例を
示す装置の回路図、第8図は第一の実施例のフローチャ
ート、第9図は第二および第三の実施例のフローチャー
ト、第10図は収穫作業態様の説明図である。 図中、1はグレンタンク型のコンバイン、2は前処理
部、3……脱穀部、4……グレンタンク、9はスロワ、
11は揚穀筒、12は穀物排出筒、14は排出レバー、18は穀
物排出検知スイッチ、20は方位センサ、21a〜21dは穀量
センサ、22は中央処理装置(CPU)、23は入力インター
フェース、26は音声合成ユニット、27はスピーカ、28は
記憶装置、29は車速センサ、30は扱深さメインセンサ、
31はタイマ。
Claims (3)
- 【請求項1】機体の進行方位を検知する方位センサと、
収穫された穀物の量を検知する穀量センサと、上記方位
センサおよび穀量センサのデータを処理し、報知信号を
送出する処理装置と、収穫穀物排出時の方位データを記
憶する記憶装置を備えて構成され、上記処理装置は、機
体の進行中に読込まれる方位データが記憶装置の記憶デ
ータと一致した際に穀量を算出し、かつ穀量報知信号を
送出する機能を有するものであることを特徴とするコン
バインにおける穀物排出報知装置。 - 【請求項2】機体の進行方位を検出する方位センサと、
収穫された穀物の量を検知する穀量センサと、上記方位
センサおよび穀量センサのデータを処理し、報知信号を
送出する処理装置と、収穫穀物排出時の方位データを記
憶する記憶装置を備えて構成され、上記処理装置は、機
体の進行中に読み込まれる方位データが記憶装置の記憶
データと一致した際に現在穀量と次行程で予測される収
穫穀量を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀量報知信
号を送出する機能を有するものであることを特徴とする
コンバインにおける穀物排出報知装置。 - 【請求項3】機体の進行方位を検知する方位センサと、
収穫された穀物の量を検知する穀量センサと、上記方位
センサおよび穀量センサのデータを処理し、報知信号を
送出する処理装置と、収穫穀物排出時の方位データを記
憶する記憶装置を備えて構成され、上記処理装置は、機
体の進行中に読込まれる方位データが記憶装置の記憶デ
ータと一致した際に現在穀量に次行程で予測される収穫
穀量を加えた予測穀量を算出し、かつ予測穀量が貯留限
度を越える場合に排出報知信号を送出する機能を有する
ものであることを特徴とするコンバインにおける穀物排
出報知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60097059A JPH075B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | コンバインにおける穀物排出報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60097059A JPH075B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | コンバインにおける穀物排出報知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61257115A JPS61257115A (ja) | 1986-11-14 |
| JPH075B2 true JPH075B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=14182079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60097059A Expired - Lifetime JPH075B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | コンバインにおける穀物排出報知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015181371A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | ヤンマー株式会社 | 走行型収穫機 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP60097059A patent/JPH075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61257115A (ja) | 1986-11-14 |
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