JPH0759356B2 - 缶・瓶圧壊式分別回収装置 - Google Patents

缶・瓶圧壊式分別回収装置

Info

Publication number
JPH0759356B2
JPH0759356B2 JP29220691A JP29220691A JPH0759356B2 JP H0759356 B2 JPH0759356 B2 JP H0759356B2 JP 29220691 A JP29220691 A JP 29220691A JP 29220691 A JP29220691 A JP 29220691A JP H0759356 B2 JPH0759356 B2 JP H0759356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
crush
casing
crushing
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29220691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05104292A (ja
Inventor
俊男 田上
Original Assignee
有限会社日伸製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社日伸製作所 filed Critical 有限会社日伸製作所
Priority to JP29220691A priority Critical patent/JPH0759356B2/ja
Publication of JPH05104292A publication Critical patent/JPH05104292A/ja
Publication of JPH0759356B2 publication Critical patent/JPH0759356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
    • B30B9/322Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between jaws pivoting with respect to each other
    • B30B9/323Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between jaws pivoting with respect to each other operated by hand or foot

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチール缶、アルミニ
ウム缶、ガラス瓶等を圧壊し、分別して回収できるよう
にした缶、瓶圧壊式分別回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、環境保護と資源の再利用が重要視
されており、日常生活で大量に廃棄されている空き缶、
空き瓶の効率的回収が強く望まれている。このため、種
々の空き缶、空き瓶回収装置が提供されているが、これ
らの装置はボックス内に投入された缶又はガラス瓶を人
力、油圧力、電力を利用して圧壊する基本的構造からな
っており、スチール缶とアルミニウム缶は磁石を用いて
分別するものも提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術に
は一台の装置で缶とガラス瓶を圧壊し、しかも分別でき
る構造のものはないため、次のような問題点がある。第
1に、缶とガラス瓶を別々に回収するためには、缶専用
の回収装置とガラス瓶専用の回収装置の2台を設置しな
ければならず、設備費や設置スペースを必要とすること
である。第2に、缶、ガラス瓶専用の回収装置をそれぞ
れ設置しておいても、利用者が誤って缶専用回収装置に
ガラス瓶を投入する場合や、その逆の場合もあり、後で
圧壊した缶とガラス片を手作業で分別しなければならな
いことである。
【0004】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、1台の装置でスチール缶とアルミニウ
ム缶のみならず、ガラス瓶も圧壊し、分別できるように
した缶・瓶圧壊式分別回収装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された第1の発明の手段は、上部に缶・瓶投
入口を有し、下部に回収容器取出し口を有するケーシン
グと、前記缶・瓶投入口の下方に缶・瓶を挟持可能なよ
うに上、下に所定間隔離間して後下りの傾斜状に配置さ
れ、いずれか一方は該ケーシングに固設されると共に、
他方は該一方に接離可能なように前記ケーシングに軸支
された一対の固定圧壊板及び可動圧壊板と、前記ケーシ
ングの外部から操作可能な押動レバーを有して該ケーシ
ング内に設けられ、該可動圧壊板を前記固定圧壊板に向
けて回転させる圧壊板倍力機構と、下側に位置する前記
固定圧壊板又は可動圧壊板の後方斜め下に所定間隔離間
して前記ケーシングに固設された圧壊缶案内板と、該圧
壊缶案内板の下面に取着された磁石と、後部側にアルミ
ニウム缶落し口を有する板体からなり、前部側を前記圧
壊缶案内板を介して該磁石と対向させた状態で後端が前
記ケーシングに軸支され、前記押動レバーの操作に連動
して前記圧壊缶案内板から離間する方向に起立するスチ
ール缶跳上げ板と、前記ケーシング内下方に配置され、
前記下方に位置する圧壊板と圧壊缶案内板との間から落
下するガラス片、アルミニウム缶落し口を介して落下す
る圧壊アルミニウム缶、前記スチール缶跳上げ板に跳ね
上げられて落下する圧壊スチール缶を区々に収容する3
個の回収容器とからなる。
【0006】また、第2の発明の手段は、上部に缶・瓶
投入口を有し、下部に回収容器取出し口を有するケーシ
ングと、前記缶・瓶投入口の下方に缶・瓶を挟持可能な
ように上、下に所定間隔離間して後下りの傾斜状に配置
され、いずれか一方は該ケーシングに固設されると共
に、他方は該一方に接離可能なように前記ケーシングに
軸支された一対の固定圧壊板及び可動圧壊板と、前記ケ
ーシングの外部から操作可能な押動レバーを有して該ケ
ーシング内に設けられ、該可動圧壊板を前記固定圧壊板
に向けて回転させる圧壊板倍力機構と、下側に位置する
前記固定圧壊板又は可動圧壊板の後方斜め下に所定間隔
離間して前記ケーシングに固設された圧壊缶案内板と、
該圧壊缶案内板の後方斜め下に位置して前記ケーシング
に回転可能に軸支され、外周面には周方向に離間して複
数の磁石が設けられた缶分別ドラムと、該缶分別ドラム
と前記押動レバーとの間に設けられ、該押動レバーの操
作に連動して該缶分別ドラムを所定方向に回転させるド
ラム駆動機構と、前記缶分別ドラムから所定間隔離間し
て前記圧壊缶案内板の下方に配設されたアルミニウム缶
案内板と、前記缶分別ドラムに近接した状態で該アルミ
ニウム缶案内板の反対側に配設されたスチール缶分離板
と、前記ケーシング内下方に配置され、前記下方に位置
する圧壊板と圧壊缶案内板との間から落下するガラス
片、前記缶分別ドラムとアルミニウムん缶案内板との間
から落下する圧壊アルミニウム缶、前記スチール缶分離
板に案内されて落下する圧壊スチール缶を区々に収容す
る3個の回収容器とからなる。
【0007】また、前記上側に位置する圧壊板にはポン
チを下向きに突設し、前記下側に位置する圧壊板には該
ポンチと嵌合する中空のダイス型を固着し、該ダイス型
の下方には前記ケーシングに向けて傾斜するコイン排出
路を設け、前記ケーシングには該コイン排出路の下端に
対向してコイン排出口を形成することができる。
【0008】
【作用】缶・瓶投入口からケーシング内に投入された缶
及び瓶は対向する固定圧壊板と可動圧壊板との間に挟持
される。そこで、押動レバーを押動操作すると、可動圧
壊板が固定圧壊板に接近し、両圧壊板の間で缶・瓶を圧
壊する。圧壊されたガラス瓶のガラス片は下側の圧壊板
と圧壊缶案内板との隙間から落下し、ガラス片回収容器
内に収容される。圧壊された圧壊アルミニウム缶はスチ
ール缶跳上げ板上を滑ってアルミニウム缶落し口から落
下し、アルミニウム缶回収容器に収容される。圧壊され
たスチール缶は磁石の吸着力によってスチール缶跳上げ
板上に磁着した状態になる。そして、次の缶、瓶が投入
されて押動レバーが操作されたときに、スチール缶跳上
げ板が起立し、吸着力に抗してスチール缶を跳上げ、ス
チール缶回収容器内に落下させる。
【0009】また、第2の発明にあっては、第1の発明
と同様にして圧壊されたスチール缶及びアルミニウム缶
は圧壊缶案内板に案内されて缶分別ドラム上に落下し、
アルミニウム缶は缶分別ドラムとアルミニウム缶案内板
の隙間からアルミニウム缶回収容器内に直ちに落下す
る。一方、スチール缶は缶分別ドラムの磁石に一旦吸着
されるが、押動レバーが再び操作されて缶分別ドラムが
回転した時にスチール缶分離板によって該ドラムから分
離され、スチール缶回収容器内に落下する。
【0010】そして、固定圧壊板と可動圧壊板がスチー
ル缶、アルミニウム缶を圧壊する際ポンチとダイス型と
が嵌合し、スチール製及びアルミニウム製のメダルを打
ち抜き形成する。メダルはメダル排出路に落下し、メダ
ル排出口からケーシング外に排出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。図1ないし図4において、1は前板1A、後板1
B、一対の側板1C、1C、上板1D及び底板1Eによ
って箱型に形成されたケーシングを示し、該ケーシング
1には前側上部に缶・瓶投入口2、後側下部に回収容器
取出し口3が開口形成されると共に、前側下部には側板
1C、1C寄りに位置して一対の押動レバー突出口4、
4(一方のみ図示)が縦長状に形成してある。
【0012】5は固定圧壊板を示し、該固定圧壊板5は
前記缶・瓶投入口2の下側後方に位置してケーシング1
内に後下りの傾斜状に固着されている。
【0013】6は前記固定圧壊板5の下方に位置する平
板状の可動圧壊板を示す。該可動圧壊板6はケーシング
1に固設した支持軸7に途中が支持された回動腕8の一
端側8Aに後下りの傾斜状に固着されており、前記支持
軸7を回転中心にして固定圧壊板5に接離する方向に回
転するようになっている。また、前記回動腕8が後述す
る圧壊板倍力機構9に連結されることにより、作動待期
時には可動圧壊板6は固定圧壊板5との間にスチール缶
A、アルミニウム缶B及びガラス瓶Cを挟持できる間隔
Lを保った状態になっている。
【0014】次に、9は固定圧壊板5と可動圧壊板6と
の間に挟持する缶、瓶を梃子の原理によって圧壊する圧
壊板倍力機構を示す。10は該倍力機構9を構成する押
動レバーで、該押動レバー10はケーシング1に設けた
支持軸11に基端寄りの位置で支承され、先端側が押動
レバー突出口4を介してケーシング1の外部に突出した
左、右一対のレバー本体10A、10Aと、該レバー本
体10A、10Aの先端に連結された足踏み部10Bと
から形成されている。12は一端側がレバー本体10A
の基端側に軸着され、途中がケーシング1に固着したブ
ラケット13に軸支された第1の連動杆で、該第1の連
動杆12の先端側には長尺の第2の連動杆14の一端側
が連結されており、該第2の連動杆14の先端側は回動
腕8の他端側8Bに軸着されている。更に、15は各レ
バー本体10Aの後端と底板1Eとの間に張設され、押
動レバー10を待期状態に復帰させるための戻しばね、
16は押動レバー10を所定の待期位置に位置決めする
ため、側板1Dに突設されたストッパ片を示す。
【0015】かくして、本実施例の圧壊板倍力機構9は
押動レバー10と、該押動レバー10に連結された第1
の連動杆12と、該第2の連動杆12と回動腕8との間
に連結された第2の連動杆14と、戻しばね15と、ス
トッパ片16とから構成されており、固定圧壊板と可動
圧壊板6との間に約15kgの力が加わるようになって
いる。
【0016】17は平面略横長矩形の平板からなり、後
部側に多数の開口17A、17A、・・・が穿設された
圧壊缶案内板で、該圧壊缶案内板17の先端側には軟質
合成樹脂製薄板、例えば厚さ約0.5mmの塩化ビニル
板を櫛状に形成した圧壊缶誘導板18が突設してある。
そして、該圧壊缶誘導板18を可動圧壊板6の斜め下後
方に約20mm離間した状態で、圧壊缶案内板17は可
動圧壊板6から所定間隔、例えば約65mm離間してケ
ーシング1に後下りの傾斜状に固着されている。
【0017】19はスチール缶Aとアルミニウム缶Bを
分別するための永久磁石で、該永久磁石19は圧壊缶案
内板17の下面側に各開口17Aを閉塞するように固設
されている。
【0018】一方、20は矩形状平板からなり、前部側
に圧壊缶案内板17の開口17Aと同様の開口20Aが
複数形成され、後部側に矩形状のアルミニウム缶落し口
20Bが形成されたスチール缶跳上げ板を示し、該スチ
ール缶跳上げ板20は前部側を圧壊缶案内板17の後部
側に重畳させた状態で、後端側がケーシング1に軸支さ
れており、上方に回動可能になっている。21は押動レ
バー10の操作に連動して前記スチール缶跳上げ板20
を図中反時計方向に回転させるための連動跳上げ杆を示
し、該連動跳上げ杆21の下端側はレバー本体10Aの
基端側に軸着され、上端側はスチール缶跳上げ板20の
先端側側部に軸支されている。
【0019】22はガラス片回収容器、23は圧壊され
たアルミニウム缶回収容器、24は圧壊されたスチール
缶回収容器をそれぞれ示し、ケーシング1内下部に横設
した支持板25上にガラス片回収容器22は可動圧壊板
6と圧壊缶案内板17の下方に配置され、アルミニウム
缶回収容器23は圧壊缶案内板17の後部からスチール
缶跳上げ板20の後端にかけてその下方に配置され、ス
チール缶回収容器24はスチール缶跳上げ板20の後端
からケーシング1の後板1Bにかけてその下方に配置さ
れている。
【0020】25は圧壊缶案内板17の下側に位置して
ケーシング1に固設されたガラス片案内板を示し、該ガ
ラス片案内板25は可動圧壊板6と圧壊缶案内板17と
の隙間から落下するガラス片をガラス片回収容器22内
に案内するためのものである。また、26はスチール缶
跳上げ板20の後端側下方に位置してケーシング1に固
設されたアルミニウム缶案内板を示し、該アルミニウム
缶案内板26はアルミニウム缶落し口20Bを介して落
下する圧壊アルミニウム缶をアルミニウム缶回収容器2
3内に案内するためのものである。
【0021】次に、上述の構成からなる本実施例装置の
作動について説明する。まず、缶・瓶投入口2から投入
されたスチール缶A、アルミニウム缶B又はガラス瓶C
(以下場合により缶類と総称する)は可動圧壊板6上に
落下して転がり、固定圧壊板5との間に挟持される。そ
こで、投入者が押動レバー10を足で踏み下すと、支持
軸11を中心にして押動レバー10の基端側が上り、第
1の連動杆12、第2の連動杆14が図中矢示方向に連
動する結果、回動腕8の他端側8Bが支持軸7を中心に
して反時計方向に回転し、押動レバー10に加えられた
踏力が梃子の原理によって倍力され、可動圧壊板6を約
15kgの圧壊力で固定圧壊板5側に回転させる。
【0022】この結果、スチール缶Aは約10mm、ア
ルミニウム缶Bは約6mmの厚さの板状に圧壊され、ガ
ラス瓶Cはガラス片に圧壊される。そして、ガラス片は
可動圧壊板6上を滑落し、その重さによって圧壊缶誘導
板18を撓めて圧壊缶案内板17との間の隙間からガラ
ス片回収容器22内に落下する。一方、圧壊されたスチ
ール缶A、アルミニウム缶Bは可動圧壊板6が固定圧壊
板5から離間すると、可動圧壊板6上を滑落し、圧壊缶
誘導板18を介して圧壊缶案内板17上に渡り、アルミ
ニウム缶Bは更にスチール缶跳上げ板20上を滑ってア
ルミニウム缶落し口20Bからアルミニウム缶回収容器
23内に落下する。
【0023】これに対し、圧壊されたスチール缶Aは圧
壊缶案内板17上からスチール缶跳上げ板20上にまで
滑落すると、図3に示すように磁石19によってスチー
ル缶跳上げ板20上で吸着される。そして、新たな缶類
を圧壊するために押動レバー10が踏み込まれた時に、
連動跳上げ杆21が上昇してスチール缶跳上げ板20が
反時計方向に回転する結果、スチール缶Aは磁石19か
ら離間する後方に跳上げられてスチール缶回収容器24
内に落下する。
【0024】かくして、本実施例によれば、押動レバー
10を1回押動操作することによってアルミニウム缶B
とガラス瓶Cは圧壊した状態でアルミニウム缶回収容器
23、ガラス片回収容器22内にそれぞれ回収でき、押
動レバー10を更にもう1回押動操作することによって
スチール缶Aは圧壊した状態でスチール缶回収容器24
内に収容できる。
【0025】なお、図5は本発明の変形例を示す。その
特徴とするところは、固定圧壊板31を缶・瓶投入口2
に対向するようにケーシング1内に上向きに配設し、可
動圧壊板32を固定圧壊板31の上方に配設し、可動圧
壊板32を回動可能に支持する回動腕33と押動レバー
10とを連動杆34を介して連結したことにあり、この
ように構成することによっても第1実施例と同様の作
用、効果を奏することができる。
【0026】次に、図6は本発明の第2の実施例を示
す。なお、本実施例及び後述する第3の実施例において
第1実施例の構成要素と同一の構成要素には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0027】図において、41は可動圧壊板6の後方斜
め下に位置してケーシング1に固設された圧壊缶案内板
を示し、該圧壊缶案内板41は第1実施例のものとは異
なって開口17Aを形成し、磁石19を取着するための
後部を除去した横長板体からなっている。
【0028】42は前記圧壊缶案内板41の後方斜め下
に位置してケーシング1に支持軸43を介して取付けら
れた缶分別ドラムで、該缶分別ドラム42は例えば合成
樹脂からなる円柱状のドラム本体42Aと、該ドラム本
体42Aの外周面に周方向に90度ずつ離間して配設し
た4個の湾曲板状磁石42B、42B、42B、42B
とから構成されている。
【0029】44は前記缶分別ドラム42を図中反時計
方向に回転させるためのドラム駆動機構を示し、該ドラ
ム駆動機構44は缶分別ドラム42の軸方向両端側に設
けられたワンウェイ歯車45、45(一方は図示せず)
と、上端側に該ワンウェイ歯車45と噛合するラック4
6Aが刻設され、下端側が押動レバー10に軸着された
昇降ロッド46と、ケーシング1内に軸支され、該昇降
ロッド46を所定の方向に案内する案内ローラ47とか
ら構成されている。
【0030】48は圧壊缶案内板41の下方に垂直に配
設されたアルミニウム缶案内板で、該アルミニウム缶案
内板48と缶分別ドラム42との間には圧壊されたアル
ミニウム缶Bが通過できる隙間が形成してある。
【0031】49はスチール缶分離板で、該スチール缶
分離板49は缶分別ドラム42に近接した状態でアルミ
ニウム缶案内板48の反対側に位置してケーシング1に
固着されている。
【0032】叙上の構成からなる本実施例によれば、圧
壊されて可動圧壊板6上を滑落したスチール缶A及びア
ルミニウム缶Bは圧壊缶案内板41を介して缶分別ドラ
ム42上に落下する。そして、アルミニウム缶Bは缶分
別ドラム42とアルミニウム缶案内板48との隙間から
アルミニウム缶回収容器23内に直ちに落下する。
【0033】一方、スチール缶Aは缶分別ドラム42の
上側又はアルミニウム缶案内板48側に位置するいずれ
かの磁石42Bに吸着された状態で保持される。そし
て、次の缶類を圧壊するために押動レバー10が操作さ
れると、昇降ロッド46が上昇してワンウェイ歯車45
を反時計方向に回転駆動する結果、スチール缶Aは缶分
別ドラム42と共に図中矢示方向に回転し、スチール缶
分離板49によって磁石42Bの磁力に抗して離反さ
れ、スチール缶回収容器24内へと落下する。
【0034】更に、図7は本発明の第3の実施例を示
す。図において、51は固定圧壊板5の略中央に下向き
に突設されたポンチ、52は可動圧壊板6に該ポンチ5
1と対向して固設された中空のダイス型を示す。53は
該ダイス型52の下方に位置してケーシング1に斜め前
下りの状態で固着された断面U型のコイン案内樋で、該
コイン案内樋53の底部には前記ポンチ51の外径より
も小径のガラス落下口(図示せず)が多数穿設してあ
る。54はコイン案内樋53の下端に対向してケーシン
グ1の前板1Aに開口形成したコイン排出口である。
【0035】叙上の構成からなる本実施例によれば、ス
チール缶A、アルミニウム缶Bを圧壊する際にポンチ5
1とダイス型52によって円板状のコインDを形成し、
コイン排出口54から回収できる。このように収集した
コインDは、個人や団体が回収したスチール缶A、アル
ミニウムBの数を計算し、或いは確認するのに使用でき
るし、缶の回収率の向上に種々利用できる。
【0036】なお、各実施例ではガラス片回収容器2
2、アルミニウム缶回収容器23及びスチール缶回収容
器24はケーシング1内に縦方向に配設したが、横方向
に配置してもよく、この場合には分別案内板を用いてス
チール缶A、アルミニウム缶B、ガラス片Cを各容器側
に案内するようにすればよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、押動
レバーを操作するだけでスチール缶、アルミニウム缶及
びガラス瓶を所定の形状に圧壊でき、圧壊したアルミニ
ウム缶、ガラス片は直ちにアルミニウム缶回収容器、ガ
ラス片回収容器内に回収できると共に、圧壊したスチー
ル缶は次の操作でスチール缶回収容器内に回収できるよ
うに構成したから、1台の装置でスチール缶、アルミニ
ウム缶、ガラス瓶を圧壊し、かつ、これらを確実に分別
することができる。従って、資源回収のための設備費も
低減できるし、缶類、ガラス片の分別作業を不要にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1の実施例に係
り、図1は缶・瓶圧壊式分別回収装置の内部構造を示す
断面図である。
【図2】図1中のII−II矢示方向拡大断面図であ
る。
【図3】圧壊缶案内板及びスチール缶跳上げ板を示す図
1中の部分拡大図である。
【図4】操作状態を図1と同様の位置で示す断面図であ
る。
【図5】第1実施例の変形例を示す図1と同様の位置で
示す断面図である。
【図6】第2の実施例に係る缶・瓶圧壊式分別回収装置
の要部拡大断面図である。
【図7】第3の実施例に係る缶・瓶圧壊式分別回収装置
の要部拡大断面図である。 1 ケーシング 2 缶・瓶投入口 3 回収容器取出し口 5、31 固定圧壊板 6、32 可動圧壊板 9 圧壊板倍力機構 10 押動レバー 17、51 圧壊缶案内板 19 磁石 20 スチール缶跳上げ板 20B アルミニウム缶落し口 42 缶分別ドラム 44 ドラム駆動機構 48 アルミニウム缶案内板 49 スチール缶分離板 51 ポンチ 52 ダイス型 53 コイン案内樋 54 コイン排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に缶・瓶投入口を有し、下部に回収
    容器取出し口を有するケーシングと、前記缶・瓶投入口
    の下方に缶・瓶を挟持可能なように上、下に所定間隔離
    間して後下りの傾斜状に配置され、いずれか一方は該ケ
    ーシングに固設されると共に、他方は該一方に接離可能
    なように前記ケーシングに軸支された一対の固定圧壊板
    及び可動圧壊板と、前記ケーシングの外部から操作可能
    な押動レバーを有して該ケーシング内に設けられ、該可
    動圧壊板を前記固定圧壊板に向けて回転させる圧壊板倍
    力機構と、下側に位置する前記固定圧壊板又は可動圧壊
    板の後方斜め下に所定間隔離間して前記ケーシングに固
    設された圧壊缶案内板と、該圧壊缶案内板の下面に取着
    された磁石と、後部側にアルミニウム缶落し口を有する
    板体からなり、前部側を前記圧壊缶案内板を介して該磁
    石と対向させた状態で後端が前記ケーシングに軸支さ
    れ、前記押動レバーの操作に連動して前記圧壊缶案内板
    から離間する方向に起立するスチール缶跳上げ板と、前
    記ケーシング内下方に配置され、前記下方に位置する圧
    壊板と圧壊缶案内板との間から落下するガラス片、アル
    ミニウム缶落し口を介して落下する圧壊アルミニウム
    缶、前記スチール缶跳上げ板に跳ね上げられて落下する
    圧壊スチール缶を区々に収容する3個の回収容器とから
    構成してなる缶・瓶圧壊式分別回収装置。
  2. 【請求項2】 上部に缶・瓶投入口を有し、下部に回収
    容器取出し口を有するケーシングと、前記缶・瓶投入口
    の下方に缶・瓶を挟持可能なように上、下に所定間隔離
    間して後下りの傾斜状に配置され、いずれか一方は該ケ
    ーシングに固設されると共に、他方は該一方に接離可能
    なように前記ケーシングに軸支された一対の固定圧壊板
    及び可動圧壊板と、前記ケーシングの外部から操作可能
    な押動レバーを有して該ケーシング内に設けられ、該可
    動圧壊板を前記固定圧壊板に向けて回転させる圧壊板倍
    力機構と、下側に位置する前記固定圧壊板又は可動圧壊
    板の後方斜め下に所定間隔離間して前記ケーシングに固
    設された圧壊缶案内板と、該圧壊缶案内板の後方斜め下
    後方に位置して前記ケーシングに回転可能に軸支され、
    外周面には周方向に離間して複数の磁石が設けられた缶
    分別ドラムと、該缶分別ドラムと前記押動レバーとの間
    に設けられ、該押動レバーの操作に連動して該缶分別ド
    ラムを所定方向に回転させるドラム駆動機構と、前記缶
    分別ドラムから所定間隔離間して前記圧壊缶案内板の下
    方に配設されたアルミニウム缶案内板と、前記缶分別ド
    ラムに近接した状態で該アルミニウム缶案内板の反対側
    に配設されたスチール缶分離板と、前記ケーシング内下
    方に配置され、前記下方に位置する圧壊板と圧壊缶案内
    板との間から落下するガラス片、前記缶分別ドラムとア
    ルミニウム缶案内板との間から落下する圧壊アルミニウ
    ム缶、前記スチール缶分離板に案内されて落下する圧壊
    スチール缶を区々に収容する3個の回収容器とから構成
    してなる缶・瓶圧壊式分別回収装置。
  3. 【請求項3】 前記上側に位置する圧壊板にはポンチを
    下向きに突設し、前記下側に位置する圧壊板には該ポン
    チと嵌合する中空のダイス型を固着し、該ダイス型の下
    方には前記ケーシングに向けて傾斜するコイン排出路を
    設け、前記ケーシングには該コイン排出路の下端に対向
    してコイン排出口を形成してなる請求項1又は2記載の
    缶・瓶圧壊式分別回収装置。
JP29220691A 1991-10-11 1991-10-11 缶・瓶圧壊式分別回収装置 Expired - Lifetime JPH0759356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29220691A JPH0759356B2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 缶・瓶圧壊式分別回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29220691A JPH0759356B2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 缶・瓶圧壊式分別回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05104292A JPH05104292A (ja) 1993-04-27
JPH0759356B2 true JPH0759356B2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=17778901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29220691A Expired - Lifetime JPH0759356B2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 缶・瓶圧壊式分別回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0759356B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3774314B1 (de) * 2018-03-27 2023-06-07 Hubert Troppmann Handpresse zum pressen einer verpackung

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05104292A (ja) 1993-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0994445A3 (en) Bank note deposit/withdrawal machine
JP2001331844A5 (ja)
AU6628396A (en) Dispensing machine for newspapers and magazines
US4010766A (en) Change dispensing apparatus
US6638157B2 (en) Five coin bank
SU581857A3 (ru) Устройство дл разбора стопы плоских предметов
JPH0759356B2 (ja) 缶・瓶圧壊式分別回収装置
US4690303A (en) Coupon packet dispensing system
US6585581B2 (en) Coin sorting apparatus with reciprocating coin pushing member
JPH0577901A (ja) 空き容器回収装置
CN113493023A (zh) 一种生物用胶囊药板装药设备
JPS6149800A (ja) 空き罐のプレス処理装置
JPH0751652Y2 (ja) コイン払出し装置
EP1231573B1 (en) Coin Bank
JPH0248357B2 (ja) Akikannopuresushorisochi
JP2929079B2 (ja) 缶潰し装置
JPH10502042A (ja) 搬送テーブル上にスタックを形成するための装置
JP3205877B2 (ja) 空缶回収機
JPS6210267Y2 (ja)
JPH0537349Y2 (ja)
JPS58161094A (ja) 回数券販売装置
KR19980087718A (ko) 빈 캔 압축 분리 수거기
JP2000176691A (ja) 空缶つぶし器
JPH0730234Y2 (ja) 空缶クラッシャー
JPH0747188Y2 (ja) 空き缶圧縮装置