JPH0537349Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0537349Y2
JPH0537349Y2 JP1988063039U JP6303988U JPH0537349Y2 JP H0537349 Y2 JPH0537349 Y2 JP H0537349Y2 JP 1988063039 U JP1988063039 U JP 1988063039U JP 6303988 U JP6303988 U JP 6303988U JP H0537349 Y2 JPH0537349 Y2 JP H0537349Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
cups
group
polymerized
slide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988063039U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01173884U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988063039U priority Critical patent/JPH0537349Y2/ja
Publication of JPH01173884U publication Critical patent/JPH01173884U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0537349Y2 publication Critical patent/JPH0537349Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、カツプ放出機構に関し、特に、重合
カツプ群からカツプを1個づつ分離して放出する
自動販売機や飲料デイスペンサに適したカツプ放
出機構に関するものである。
b 従来の技術 従来、多数のカツプが重合された重合カツプ群
をカツプ収納庫から供給し、その供給された重合
カツプ群から必要に応じて1個づつのカツプを放
出するカツプ放出機構は飲料の自動販売機におい
て既に用いられている。
従来のカツプ放出機構は、収納庫より案内され
る重合カツプ群を載置する載置部とこの載置部に
載置された重合カツプ群からカツプを1個づつ分
離して放出する分離部とをスライド板を長方形に
切欠して設けていたが、切欠後のスライド板の両
辺部間の距離がカツプのつば部が支えられる程度
のものであり、また、載置部における重合カツプ
群の存在を確認し、その不存在を検知して収納庫
から重合カツプ群を補給するための検知レバー
は、全体をコンパクトにするために狭められてい
る案内具とスライド板との間に設けられていた。
c 考案が解決しようとする課題 以上のように、従来のカツプ放出機構にあつて
は、スライド板の載置部によつて重合カツプ群を
支える場合に、カツプのつば部のほんの少しの長
さ部分で支えていたので、カツプ収納庫から新し
い重合カツプ群が供給される時には、供給重合カ
ツプ群の落下による大きい衝撃によつて、残存し
ている重合カツプ群が載置部から外れるばかりで
なく、供給重合カツプ群の下方の数個のつば部が
載置部にかからず、その部分のカツプは落下する
かあるいは重合カツプ群の補給後の第1回のカツ
プ放出時に数個重合した状態で落下することがあ
るという問題点があつた。
また、供給された重合カツプ群の姿勢が悪く、
スライド板の分離部が分離するカツプのつばと重
合カツプ群のつばとの間に正確に挿入できないの
で、1個づつの放出が円滑に行なわれないという
問題点もあつた。
本考案は、このような問題点を解消するために
なされたもので、新しく供給される重合カツプ群
の載置部への載置を正確かつ確実に行なうことが
でき、1個づつのカツプの放出を円滑に行なうこ
とのできるカツプ放出機構を提供することを目的
としている。
d 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、カツプ
収納庫と、このカツプ収納庫から供給される重合
カツプ群を案内する案内具と、この案内具に案内
される重合カツプ群を載置する載置部およびこの
載置部に載置された重合カツプ群からカツプを1
個づつ分離して放出する分離部からなるスライド
板とを有するカツプ放出機構において、上記載置
部はスライド板の停止時に案内具の中心を通る垂
線に中心を置く半円弧にスライド板に形成され、
分離部は載置部に隣接してスライド板の両辺部に
より形成され、載置部の半円弧の直径および分離
部の両辺部間がカツプのカツプ部の最大直径にほ
ぼ等しいかあるいは僅かに小さい長さを有し、か
つ重合カツプ群を収納庫から供給するための検知
レバーが上記載置部から重合されたカツプ数個分
の距離だけ離れて設けられているようにしたもの
である。
e 作用 スライド板の載置部が、スライド板の停止時に
案内具の中心を通る垂線に中心を置く半円弧にス
ライド板に形成されているので、カツプのつば部
を半円弧で支持することとなり、支持面積が多い
のでカツプは安定する。載置部の半円弧の直径お
よび載置部に隣接して形成された分離部の両辺部
間がカツプのカツプ部の最大直径にほぼ等しいか
あるいは僅かに小さい長さを有しているので、カ
ツプが傾いたり、揺動してもカツプのつば部が載
置部および分離部から脱落することが困難となつ
ている。また、検知レバーが載置部から重合され
たカツプ数個分の距離だけ離して設けられている
ので、新しい供給重合カツプ群が載置部へ供給さ
れる時に数個のカツプが残存重合カツプ群として
残つて居り、新しい供給重合カツプ群の供給の際
の衝撃を吸収緩和する。
f 実施例 以下、本考案の実施例を図に示されたカツプ放
出機構について説明する。
第1図において、1はスライド板で、分離部1
a、載置部1b、ローラ挿入孔1cを有してい
る。2は収納庫3内の収納ターレツト4に支持さ
れている重合カツプ群であり、2′は分離される
カツプである。5は重合カツプ群2を案内する案
内具であり、6はスライド板1を往復動(図にお
いて左右動)させる駆動モータ、7は案内具5の
上方に臨ませた検知レバー8を有する検知マイク
ロスイツチである。
今、駆動モータ6が駆動されると、回転運動を
往復動に変換する機構(ローラ挿入穴1c以外は
図示せず。)によりスライド板1を作動(図にお
いて左方向へ動かす。)すると、載置部1bに載
置されている重合カツプ群2の最下端のカツプ
2′のつば部2bとその上のカツプのつば部2b
との間にくさび状の分離部1aが入り、1個づつ
のカツプ2′を重合カツプ群2aから分離して放
出する(第8,9図参照)。さらに駆動モータ6
が回転してスライド板1は原状に復し、モータ6
が停止し、スライド板1も停止する。
検知マイクロスイツチ7の検知レバー8は、案
内具6の側面に設けられたスリツトに臨み、通常
は重合カツプ群2の側面に押圧係合しているが、
図示のように重合カツプ群2の残存カツプ数が数
個となると、その押圧係合が解除されて、収納庫
3内の収納ターレツト4が所定位置に回動し、新
しい重合カツプ群2を補給する。
この時、載置部の半円弧の中心Oは案内具5の
中心と一致しているので、落下させて供給される
重合カツプ群2は載置部1bに残存する重合カツ
プ群2に正しく嵌合して重合する。残存する重合
カツプは落下の衝撃を吸収し、スライド板1上で
の重合カツプ群2の傾き、あるいは移動を発生さ
せることがない。
第2〜4図には、スライド板1の具体例が示さ
れており、第1図は平面図、第2図は側断面図、
第4図は斜視図である。
スライド板1は長方形の板状をなし、短辺より
長いU形の切欠を有し、その切欠の縁部に載置部
1bと分離部1aが設けられ、特に分離部1aは
両側の辺部1d,1dの内部に設けられている。
載置部1bはスライド板1の停止時(第1図の
状態にある時)に案内具の中心を通る垂線Hに中
心Oを置く半円弧に形成され(第2図参照。)そ
の直径Lはカツプ2′のつば部2bを除くカツプ
部2aの直径l(第5図)と等しいかあるいは僅
かに小さく形成するものである。分離部1a間の
長さLもまたカツプ2′のカツプ部2aの最大直
径lとほぼ等しいかあるいは僅かに小さく形成す
るものである。このように、載置部1bをスライ
ド板1の停止時、すなわち、新しい重合カツプ群
2が供給される時に、その中心Oが案内部5の中
心の下に位置するので、落下する重合カツプ群2
をそのつば部2bの巾aの半円弧分でもつて支持
することができ、従来のもののように2または3
個の接線式支持と異なり、支持面積を大きくする
ことができた。したがつて、カツプ収納庫3内よ
り落下する重合カツプ群2の衝撃に耐えられるこ
とがきるようになつた。また、載置部1bの直径
Lおよび分離部1a間の長さLをカツプ2′のカ
ツプ部2aの最大直径lとほぼ等しいかあるいは
僅かに小さくしたので、重合カツプ群2の下方の
カツプのつば部2bがスライド板1から外れた
り、または載置部1bの下側にもぐつたりするこ
とがなくなつた。
第6図および第7図にはスライド板1の載置部
1bに載置された重合カツプ群2の状態が示され
ている。第6図から明らかなように、カツプのつ
ば部2bはその過半を載置部1bに接しているの
で、この状態で新しい重合カツプ群2が残つてい
るカツプの上に落下してもカツプのつば部2bが
載置部1bから外れることがない。なお、第7図
は側断面図であり、重合カツプ群2のカツプはい
ずれも破線により示されている。
第8図および第9図はカツプ2′が分離して放
出される状態を示すものである。
なお、カツプ部の直径lを含めてカツプの大き
さは飲料の種類によりその量が異なるので、カツ
プの大きさ、すなわちカツプ部の直径lに応じて
スライド板1を変更する必要があるが、前もつ
て、各カツプに対応するスライド板1は用意する
ことができる。
g 考案の効果 スライド板の載置部を、スライド板の停止時
に、案内具の中心を通る垂線に中心を置く半円弧
にスライド板に形成したので、カツプのつば部を
支持面積の広い半円弧で支持することができてカ
ツプは安定し、載置部の半円弧の直径および載置
部に隣接して形成された分離部の両辺部間の長さ
をカツプのカツプ部の最大直径にほぼ等しいかあ
るいは僅かに小さくしたので、カツプが傾いた
り、揺動してもカツプのつば部が載置部および分
離部から脱落することがなくなり、さらに検知レ
バーが載置部から重合されたカツプ数個分の距離
だけ離れて設けられているので、新しい供給重合
カツプ群が載置部へ供給される時に、数個のカツ
プが残存重合カツプ群として載置部に残り、新し
い供給重合カツプ群の供給の際の衝撃を吸収緩和
することができる。したがつて、スライド板から
カツプが誤つて脱落することがなくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すカツプ放出機構
の要部断面とした正面図、第2〜4図は第1図の
カツプ放出機構のスライド板を示し、第2図は平
面図、第3図は側断面図、第4図は斜視図、第5
図は通常用いられるカツプの正面図、第6図およ
び第7図は第1図のカツプ放出機構のスライド板
の載置部と載置されたカツプの関係を示す平面図
および断面図、第8図および第9図はそれぞれ第
1図のカツプ放出機構のスライド板の作用を示す
説明図である。 1……スライド板、1a……分離部、1b……
載置部、1d……辺部、2……重合カツプ群、2
a……カツプ部、2b……つば部、2′……カツ
プ、3……カツプ収納庫、5……案内具、8……
検知レバー、O……中心、l……カツプ部の最大
直径、L……載置部の半円弧の直径および分離部
間の長さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カツプ収納庫と、このカツプ収納庫から供給さ
    れる重合カツプ群を案内する案内具と、この案内
    具に案内される重合カツプ群を載置する載置部お
    よびこの載置部に載置された重合カツプ群からカ
    ツプを1個づつ分離して放出する分離部からなる
    スライド板とを有するカツプ放出機構において、
    上記載置部はスライド板の停止時に案内具の中心
    を通る垂線に中心を置く半円弧に上記スライド板
    に形成され、上記分離部は上記載置部に隣接して
    上記スライド板の両辺部により形成され、上記載
    置部の半円弧の直径および上記分離部の両辺部間
    がカツプのカツプ部の最大直径にほぼ等しいかあ
    るいは僅かに小さい長さを有し、かつ重合カツプ
    群を前記収納庫から供給するための検知レバーが
    上記載置部から重合されたカツプ数個分の距離だ
    け離れて設けられていることを特徴とするカツプ
    放出機構。
JP1988063039U 1988-05-13 1988-05-13 Expired - Lifetime JPH0537349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988063039U JPH0537349Y2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988063039U JPH0537349Y2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01173884U JPH01173884U (ja) 1989-12-11
JPH0537349Y2 true JPH0537349Y2 (ja) 1993-09-21

Family

ID=31288573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988063039U Expired - Lifetime JPH0537349Y2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0537349Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243500A (en) * 1975-10-03 1977-04-05 Kinki Bendeingu Service Kk Automatic separation and supplying device of containers
JPS59158740A (ja) * 1983-02-18 1984-09-08 イエデ−オ−トマテル・アクチエボラ−グ カツプ等の単体の分離および解放装置
JPS6312286B2 (ja) * 1981-10-12 1988-03-18 Hitachi Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6312286U (ja) * 1986-05-26 1988-01-27

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243500A (en) * 1975-10-03 1977-04-05 Kinki Bendeingu Service Kk Automatic separation and supplying device of containers
JPS6312286B2 (ja) * 1981-10-12 1988-03-18 Hitachi Ltd
JPS59158740A (ja) * 1983-02-18 1984-09-08 イエデ−オ−トマテル・アクチエボラ−グ カツプ等の単体の分離および解放装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01173884U (ja) 1989-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4592377A (en) Coin escalator
US7429213B2 (en) Automatic coin aligning apparatus and method
US4010766A (en) Change dispensing apparatus
US6012604A (en) Article ejecting device of automatic vending machine
EP0339946A3 (en) Method and apparatus for dispensing cups and vending machines for beverages
EP0902930B1 (en) Coin dispensing apparatus
JPH0537349Y2 (ja)
MXPA97007462A (es) Aparato de gran forma y volumen de cuerpos en forma de disco.
US4096969A (en) Cigarette dispenser adapter
JP3962830B2 (ja) 媒体高制限装置
JP4226268B2 (ja) コイン貯蔵・分配装置
JPH0751652Y2 (ja) コイン払出し装置
JP2002245530A (ja) 移送機構およびこれを使う自動販売機
JPH11106057A (ja) 積層トレイパックの分離装置
US5020652A (en) Article dispensing apparatus having integral coin receiving case and article discharge mechanism
JPS6022450Y2 (ja) 掻き揚げ式硬貨放出装置における硬貨排出装置
KR200259000Y1 (ko) 캔 판매기용 캔 취출장치
JPH0710448Y2 (ja) 商品収納投出装置
JPS6210267Y2 (ja)
JPS62112780U (ja)
JPS634045Y2 (ja)
JP2546211Y2 (ja) カード自動供給装置
JP3024201U (ja) カード状物品の払出し装置
JPS6336556B2 (ja)
JPS6210265Y2 (ja)