JPH075899Y2 - 取り付け金具付スクリーン - Google Patents

取り付け金具付スクリーン

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JPH075899Y2
JPH075899Y2 JP6911692U JP6911692U JPH075899Y2 JP H075899 Y2 JPH075899 Y2 JP H075899Y2 JP 6911692 U JP6911692 U JP 6911692U JP 6911692 U JP6911692 U JP 6911692U JP H075899 Y2 JPH075899 Y2 JP H075899Y2
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JP
Japan
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screen
bolt
mounting
side walls
connecting bolt
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JP6911692U
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JPH0624777U (ja
Inventor
隆三 長谷川
Original Assignee
三信工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、取り付け金具付スクリ
ーン(金属製篩網、樹脂製篩網、ゴム製篩網を含む)に
係り、更に詳しくは、スクリーンを振動装置の両側壁に
連結ボルトを介して取り付ける取り付け金具に、前記連
結ボルトの位置補正機構を設けることにより、振動装置
の品種ごとに両側壁に穿孔されたボルト孔の穿孔位置が
若干異なっていても、連結ボルトの位置を補正してスク
リーンをこの両側壁に取り付けできるようにした取り付
け金具付スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、砕石、鉄鋼石、焼結鉱などの研
磨性の著しい粉、粒、塊状物のふるい分けに用いられる
振動装置として、ラバースクリーンを備えたものが知ら
れている。この振動装置は、その装置の両側壁に連結ボ
ルトを有する取り付け金具によりラバースクリーンを引
張状態で取り付け、このラバースクリーン上に砕石など
を投下したのち、振動装置の全体を振動させてこれをラ
バースクリーンを介してふるい分けるものである。次
に、図4に示す従来の取り付け金具付スクリーンを説明
する。この取り付け金具付スクリーンは、ラバースクリ
ーン101の両端部に上方へ屈曲した取り付けフック1
02を固着したものであり、この取り付けフック102
を振動装置の両側壁103に固定した受けアングル10
4上に載置し、この取り付けフック102に略コの字形
のクランピングバー105の下部を掛止し、クランピン
グバー105および側壁103に穿孔されたボルト孔1
06、107に一連に連結ボルト108を挿入してこれ
を締め付けることにより、クランピングバー105を側
壁103側に移動させてラバースクリーン101を受け
アングル104の上面に沿って引き寄せ、これによりラ
バースクリーン101を振動装置に引張状態で取り付け
る。図4において、符号109は支えバー、符号110
は中間押さえゴム、符号111は中間受けアングルを示
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前述した振
動装置の両側壁103に穿孔されたボルト孔107の穿
孔位置は振動装置の品種ごとに若干異なっている。この
ため、一定の厚さのラバースクリーン101を品種の異
なる振動装置に取り付ける際には、クランピングバー1
05や連結ボルト108を折り曲げて、むりやりボルト
孔107に連結ボルト108の先端部を押し込んだり、
予め図外のカッタによりラバースクリーン101の両端
部を設定厚まで削って厚さの調整を行っていた。このた
め、この取り付け作業に手間がかかり、必要以上の作業
コストがかかっていた。本考案はこのような事情に鑑み
てなされたもので、振動装置の両側壁に穿孔されたボル
ト孔の穿孔位置に合わせて、連結ボルトの位置を補正す
ることによりスクリーンをこの両側壁に取り付けできる
取り付け金具付スクリーンを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の取り付け金具付スクリーンは、振動装置の両側壁
に穿孔されたボルト孔に挿入される連結ボルトを介し
て、スクリーンを前記両側壁に取り付ける取り付け金具
が、前記スクリーンの両端部に設けられた取り付け金具
付スクリーンであって、前記取り付け金具が、前記スク
リーンの両端部に固定される取り付け部材を有し、かつ
該取り付け部材に外方に開口する空間部が形成された止
め金と、前記空間部内に上下動可能に取り付けられて、
しかも前記連結ボルトが設けられる昇降金具とを備えた
構成としている。そして、請求項2記載の取り付け金具
付スクリーンは、請求項1記載のスクリーンにおいて、
前記昇降金具に、外方に開口し、かつ前記連結ボルトの
掛け溝を前記スクリーンの長さ方向に沿って設けた構成
としている。
【0005】
【作用】請求項1記載の取り付け金具付スクリーンにお
いては、昇降金具を上下動させて、連結ボルトを振動装
置の両側壁のボルト孔の穿孔位置まで移動して、この連
結ボルトの位置を補正することにより、ボルト孔の形成
位置が振動装置の品種により若干異なっていても、スク
リーンを振動装置の両側壁間に正しく取り付けることが
できる。次いで、連結ボルトはこの両側壁のボルト孔に
挿入したのち締着することにより、スクリーンが振動装
置の両側壁間に取り付けられる。特に、請求項2記載の
取り付け金具付スクリーンにおいては、この連結ボルト
の位置補正時に、連結ボルトを前記上下動させるだけで
なく、昇降金具の掛止溝に沿って横方向に摺動させるこ
とにより、ボルト孔の穿孔位置が若干横方向に位置ずれ
していてもそれを補正して、スクリーンを前記両側壁間
に取り付けることができる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図1は本考案の一実施例に係る取り付け金
具付スクリーンの全体断面図、図2は同取り付け金具付
スクリーンの拡大斜視図、図3は同要部拡大斜視図であ
る。
【0007】図1、2を参照して本考案の一実施例に係
る取り付け金具付スクリーンの構成を説明する。肉厚の
ラバースクリーン11の両端部には、先端部が外方へ突
出した平板状の下取り付け部材12と、先部が外方へ突
出し、かつ上方に段差のある板状の上取り付け部材13
とからなる止め金14が、ボルト15により連結されて
いる。上下取り付け部材12、13間には、外方に開口
する空間部14aが形成されている。また、下取り付け
部材12と上取り付け部材13の外方へ突出する先端部
には、所定間隔毎に縦方向に延びる多数個のボルト16
が、それぞれのボルト16の下端面と下取り付け部材1
2の下面を揃えて固定状態で架設されており(図1拡大
図参照)、ボルト16には横長の昇降金具17が上下動
自在に挿着されている。昇降金具17は、短尺部を向き
合わせた状態で、互いに所定間隔をあけて上下に配置さ
れた一対の不等辺山形鋼18と、これらの不等辺山形鋼
18の長尺部どうしを一定間隔毎に連結する多数個の連
結支柱19とを有している。昇降金具17の外方の端面
は、それぞれの不等辺山形鋼18の短尺部により形成さ
れる面であり、両不等辺山形鋼18間の横長の空間部が
ラバースクリーン11の長さ方向に沿って延びる掛け溝
20になっている。また、それぞれの不等辺山形鋼18
の長尺部には、前記ボルト16を遊挿するボルト孔18
aが所定間隔毎に多数個穿孔されている。前記掛け溝2
0には、ラバースクリーン11を図外の振動装置の両隔
壁21に所定間隔毎に穿孔された多数個のボルト孔21
aに取り付ける多数個の連結ボルト22の元部(ボルト
頭部)23が摺動自在に掛止されている。このとき、連
結ボルト22の先端部24は外方へ突出している。図3
に示すように、この元部23は肉厚なコッペパン形を有
しており、その厚さt1は掛け溝20の幅dより短く、
その横幅t2は掛け溝20の幅dより長くなっている。
従って、連結ボルト22を掛け溝20に取り付ける際に
は、元部23を横倒し状態で掛け溝20内に挿入し(図
3鎖線参照)、そののち元部23を同図矢印に示すよう
に90度回動させて取り付ける(図3実線参照)。な
お、図1において、符号25はナット、符号26は受け
アングル、符号27は支えバー、符号28は中間押さえ
ゴム、符号29は中間受けアングルを示している。
【0008】続いて、本考案の一実施例に係る取り付け
金具付スクリーンの作用について説明する。図1、2に
示すように、ラバースクリーン11を両側壁21間に取
り付ける際には、まずそれぞれの連結ボルト22を両側
壁21の対応するボルト孔21aに位置合わせする。こ
の作業は、連結ボルト22を手に持って横方向(ラバー
スクリーン11の長さ方向)に引いたり、上下動させる
ことにより行われる。すなわち、連結ボルト22を横方
向に引くと、連結ボルト22は掛け溝20に沿って同方
向に移動し、また連結ボルト22を上下動させると、止
め金14間に設けられた縦方向に延びるボルト16に沿
って昇降金具17が昇降して連結ボルト22が上下動す
る。このように、連結ボルト22は上下左右方向に移動
自在になっているので、従来手段のように、現場で連結
ボルト22や取り付け用の金具を折り曲げたり、ラバー
スクリーン11の両端部をカッタにより削って連結ボル
ト22の位置合わせする必要がなく、既成の振動装置の
側壁21に穿孔された高さ位置や水平位置がまちまちな
ボルト孔21aに連結ボルト22を位置合わせして、こ
のスクリーン11を振動装置の所定の位置に正しく取り
付けることができる。こうして位置合わせされた連結ボ
ルト22は、その先端部24を側壁21の対応するボル
ト孔21aに挿入し、側壁21の外方からナット25に
より締着することにより、ラバースクリーン11が図外
の振動装置に所定の引張力で取り付けられる。
【0009】本考案は前記実施例に限定されるのもので
はなく、要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっ
ても本考案に含まれる。例えば実施例では、取り付け部
材として、平板状の下取り付け部材と、上方へ段差のあ
る板状の上取り付け部材とから成るものを採用したが、
これに限らなくても、例えばスクリーンがかなり肉厚の
場合などには、上下側の取り付け部材とも平らな板を採
用してもよく、その形状は限定されない。また、実施例
では、止め金に昇降金具を昇降自在に設け、かつ昇降金
具に掛け溝を設けて、連結ボルトを上下左右方向に移動
自在になしたが、これに限らなくても、この掛け溝を設
けずに連結ボルトを上下方向だけに昇降自在にしてもよ
い。また、実施例では、昇降金具として不等辺山形鋼を
採用したが、これに限定しなくても、例えば板厚のリッ
プ溝形鋼または溶接構造のその他の金具であってもよ
い。ただしその外方に掛け溝を形成可能なものの方が、
連結ボルトを横方向に移動できるので好ましい。
【0010】
【考案の効果】請求項1記載の取り付け金具付スクリー
ンにおいては、このように、連結ボルトが上下方向に移
動自在になっているので、振動装置の品種ごとに両側壁
に穿孔されたボルト孔の穿孔位置が若干異なっていて
も、連結ボルトの位置を補正してスクリーンをこの両側
壁に取り付けることができる。従って、品種の異なる既
成の振動装置にも、厚さの異なるスクリーンを容易に取
り付けることができる。特に、請求項2記載の取り付け
金具付スクリーンにおいては、昇降金具に掛け溝を設け
て、連結ボルトを横方向へも移動自在にしたので、この
連結ボルトの位置補正時に、ボルト孔の穿孔位置が若干
横方向にも位置ずれしていてもそれを補正して、スクリ
ーンを前記両側壁間に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る取り付け金具付スクリ
ーンの全体断面図である。
【図2】同取り付け金具付スクリーンの拡大斜視図であ
る。
【図3】同要部拡大斜視図である。
【図4】従来手段に係わる取り付け金具付スクリーンの
全体断面図である。
【符号の説明】
11 ラバースクリーン 12 下取り付け部材(取り付け部材) 13 上取り付け部材(取り付け部材) 14 止め金 14a 空間部 15 ボルト 16 ボルト 17 昇降金具 18 不等辺山形鋼 16a ボルト孔 19 連結支柱 20 掛け溝 21 隔壁 21a ボルト孔 22 連結ボルト 23 元部 24 先端部 25 ナット 26 受けアングル 27 支えバー 28 中間押さえゴム 29 中間受けアングル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動装置の両側壁に穿孔されたボルト孔
    に挿入される連結ボルトを介して、スクリーンを前記両
    側壁に取り付ける取り付け金具が、前記スクリーンの両
    端部に設けられた取り付け金具付スクリーンであって、
    前記取り付け金具が、前記スクリーンの両端部に固定さ
    れる取り付け部材を有し、かつ該取り付け部材に外方に
    開口する空間部が形成された止め金と、前記空間部内に
    上下動可能に取り付けられて、しかも前記連結ボルトが
    設けられる昇降金具とを備えたことを特徴とする取り付
    け金具付スクリーン。
  2. 【請求項2】 前記昇降金具には、外方に開口し、かつ
    前記連結ボルトの掛け溝が前記スクリーンの長さ方向に
    沿って設けられていることを特徴とする取り付け金具付
    スクリーン。
JP6911692U 1992-09-07 1992-09-07 取り付け金具付スクリーン Expired - Lifetime JPH075899Y2 (ja)

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JP6911692U JPH075899Y2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 取り付け金具付スクリーン

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JPH0624777U JPH0624777U (ja) 1994-04-05
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KR101149064B1 (ko) * 2009-11-30 2012-05-24 주식회사 스페코 아스콘 골재 선별용 진동 스크린장치

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