JPH075842Y2 - 遠心分離型薬剤抽出装置 - Google Patents

遠心分離型薬剤抽出装置

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JPH075842Y2
JPH075842Y2 JP4450591U JP4450591U JPH075842Y2 JP H075842 Y2 JPH075842 Y2 JP H075842Y2 JP 4450591 U JP4450591 U JP 4450591U JP 4450591 U JP4450591 U JP 4450591U JP H075842 Y2 JPH075842 Y2 JP H075842Y2
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永 福 ▲鄭▼
竜 鎬 趙
永 輝 禹
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▲鄭▼ 永福
趙 竜鎬
禹 永輝
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は漢方薬等の薬剤の蒸熟と
抽出を、単一の容器内において行うようにする薬剤抽出
装置に関するものであり、特に、薬剤が一定な温度で蒸
熟された後にモータの駆動により薬剤が貯蔵されている
内部容器を回転させて、上部から圧力を加えなくとも付
与された遠心力により薬剤の抽出が成されるようにした
遠心分離による薬剤抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においては、生薬を煎じて薬剤を抽
出するために、まず、適量の薬剤を薬湯器にいれた後、
ヒータ又はガスで高温加熱した後、更に抽出装置に移し
て抽出する方法が多く利用されているが、この方法は、
加熱された薬剤を抽出装置に移す過程において、薬剤に
異物質が混じるようになる等の非衛生的な問題点が伴う
ようになるため、これを解消するために薬剤の蒸熟と抽
出装置が単一の容器内において行なわれるように、蓋体
に押圧板が一体に形成された漢薬抽出装置が大韓民国実
用新案公報第89−7518号及び第90−9374号
で開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな加圧抽出方式による漢薬抽出装置は、薬剤に含まれ
ている漢薬の有効成分を一定の圧力で押圧して抽出する
ように考案されているものなので、一定時間蒸熟されて
薬剤が煎じられた後には、使用者がハンドルを回して蓋
体の内側に設置された押圧板を下降させ、薬剤に含まれ
ている液体成分を抽出してやらねばならなかったので、
過多な力を加えて薬剤を抽出する場合、薬剤の残渣が薬
剤と共に抽出され、一方、この加えられた圧力によって
薬剤の繊維質が破壊され、消化の障害を誘発するように
なる等の弊害を伴うことになるため、充分に好ましき効
果を得ることが出来なかったのが実情であった。
【0004】のみならず、このような従来の装置におけ
る蒸熟された薬剤を押圧板にて押圧して抽出する手段
は、薬剤が押圧板の周囲に流出され漏れて出たり、押圧
される過程において甚だしく破壊されたりする現象を示
すので、このような点を勘案して容器内に収容される薬
剤を、より一層効果的に抽出できるよう薬剤の透過性が
良好な袋、例えば、麻布袋等に容れて蒸熟するようにす
るが、このような袋は薬剤に伝達される熱を全体に等し
く伝達する上においては重大な障害要因として作用する
ことは勿論、対流現象を妨害するようになるものであ
り、蒸熟に伴う時間を遅延させる原因になるものでもあ
る、また、衛生面においても好ましくないものと指摘さ
れているものである。
【0005】本考案は前述のような従来の諸般の問題点
を解消するために、案出されたものであり、本考案の主
な目的は、別途の薬剤の貯蔵手段を必要としなくても、
容器内に薬剤を簡単に容れて蒸熟できるように、蒸熟の
際、対流現象による薬剤の有効成分の完全抽出が可能な
ように構成することにある。
【0006】又、本考案の他の目的は、蒸熟が完了され
ると共に、容器内の条件が一定の圧力に至れば、ヒータ
に加えられていた電源が遮断されて、モータに再び印加
され容器が回転することによって、薬剤からしみ出た成
分は勿論、薬剤に残っていた残余液までも遠心分離さ
れ、繊維質が破壊すること無く薬剤を抽出できるように
構成することにある。
【0007】また、本考案のさらに他の目的は充分に蒸
熟された薬剤より生薬を液状にて抽出する際において、
薬剤が容れられる内部の貯蔵容器を回転させ抽出する際
に、薬剤に過多な圧縮力が加えられるのに伴う薬効の低
下と、漢薬残渣等の不純物の生成を防止することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、上面を開口しヒータ12が付設された釜本体
10内に多孔性の内部容器20を収納し前記釜本体の上
面開口を開閉自在に被蓋する蓋体40上に設置したモー
タ28の回転軸29先端にスプリングを介して連結した
伝動用結合具30を、前記内部容器20の上面開口を開
閉自在に被蓋し、且つ、前記伝動用結合具30に着脱自
在に連結する内部容器蓋24上面の中央に設けたピン2
7に係合離脱自在に設けると共に、前記内部容器20の
底面中心に設けた係合子21を、前記釜本体底部中心に
設けた固定軸17にベアリング15を内装した係合軸1
6を介して着脱自在に設けて内部容器20を前記釜本体
内で回転自在に設けたことを特徴とする。
【0009】また、前記伝動用結合具30の軸線方向に
挿孔30’を設け、該挿孔30’内に固定具35を嵌装
し、該固定具35外周に突設したストッパー38を挿孔
30’内に設けた案内溝31に嵌合し、前記伝動用結合
具30と固定具35間にスプリング39を介装して固定
具35を前記挿孔30’内に上下動自在に設けると共
に、前記伝動用結合具30下端外周縁に係合具26内側
のピン27と係合自在の切欠き33を形成することがで
きる。
【0010】さらに、モータ28の回転軸29を大径の
フランジ部50’を有する衝撃吸収体50にベアリング
55を介して軸承し、前記衝撃吸収体50のフランジ部
50’の上下面に突出する複数のピン54の下端を蓋体
40上に固着し、上端部を前記フランジ部50’に遊嵌
し、前記ピン54のフランジ部50’の上下に突出する
部分にスプリング52、53をそれぞれ外装すると共
に、前記フランジ部50’を前記モータ28の支持板2
8b下面に固着した連結部材51に取付け、モータ28
を上下動ないし揺動自在に支持し、衝撃吸収体50の下
端外周と蓋体40上端縁内周との間隙にOリング57と
U字状パッキン58が介設し、前記回転軸29下端に前
記固定具35および伝動用結合具30を連結したもので
ある。
【0011】
【作用】内部容器20内に収容された薬剤は適量の水と
共に、ヒータ12により加熱され蒸熟される。ついでモ
ータ28に印加されて、モータの回転軸29の回転が伝
動用結合具30を介してピン27に伝達され内部容器2
0が内部容器蓋24と共に回転する。遠心力によって、
内部容器20から液状の生薬が抽出され、釜本体10か
ら抽出孔17aを経て外部へ取り出される。
【0012】伝動用結合具30は、ストッパー38によ
り固定具35に対して固定具35と伝動用結合具30間
のスプリング39により上下動自在に連結され、振動を
吸収すると共に、伝動用結合具30の切欠き33は、係
合具26のピン27と簡単に係合、離脱させることがで
きる。
【0013】さらに、モータ28の回転軸29をスプリ
ング52、53を備えるピン54により蓋体40に固定
されている衝撃吸収体50に連結され、蓋体40と衝撃
吸収体50間の間隙により、伝動用結合具30と回転軸
29、従ってモータ28を揺動自在に支持して、振動そ
の他の衝撃を吸収する。
【0014】以下、前記の目的を達成するための本考案
を、添付された図面の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0015】
【実施例】図1及び図2において、本考案の薬剤抽出装
置は、多数の支柱11により固定される円筒状等の釜本
体10の底部下面にヒータ12を固定板14の固定ボル
ト13により堅固に固定し、釜本体10の底部上面中央
には更にベアリング15により回転自在な係合軸16を
前記底部上面に固設した固定軸17上に突設すると共
に、固定軸17の底部に抽出孔17aを穿孔して容器内
の薬剤が抽出管18を通じて外部に排出できるようにし
ている。
【0016】前記固定軸17には微細な多孔性の濾過網
から成る上面を開口した有底の円筒形状を成す内部容器
20が設置され、このような内部容器20の底面にはさ
らに係合子21を一体に形成し、固定軸17上にベアリ
ング15で支持される係合軸16と係合せしめ係合軸1
6および係合子21、したがって内部容器20が回転す
るとき、固定軸17には負荷が掛からないようにしてい
る。係合軸16と係合子21との結合力を増大させるた
め両接触面にローレット(ナーリング)加工を施す。
【0017】また、固定軸17と一体に構成される係合
軸16により支持されたまま回転自在に組み立てられる
内部容器20の上方開口縁を中心方向に折り曲げた上段
フランジ部22には、多数の突設された係止突起23と
対応する係止溝25を内部容器20の上方開口を被蓋す
る内部容器蓋24に穿孔して、内部容器20と内部容器
蓋24とを堅固に係止連結されるようにすることによ
り、内部容器蓋24に伝わる回転力を直ちに内部容器2
0の回転力として伝動されるように構成している。
【0018】内部容器20と連結される内部容器蓋24
の上面の中央には係合具26を取り付ける。係合具26
の上面はテーパー状の曲線に外周を膨出形成し、この係
合具26の内側の直径方向にはピン27を挿着して、該
ピン27に回転軸29に連結される後述伝動用結合具3
0の切欠き33を係合するように設けている。また、図
2において前記伝動用結合具30は軸線方向に挿孔3
0’を有し、該挿孔30’の直径方向の対向位置で軸線
方向に2の案内溝31,31が穿設形成され、又、前記
挿孔30’の下方は大径に穿設して段部状に形成した係
止段部32が設けられ、挿孔30’の下端外周縁の直径
方向対向位置に下向き半円状の切欠き33が形成されて
いる。そして、前記挿孔30’内に固定具35が嵌挿さ
れる。固定具35は下部に前記伝動用結合具30の挿孔
30’内周に嵌挿される外周を備えた小径部35bと、
上部に大径部35aを有し、上端部の軸線方向に前記回
転軸29を嵌挿し得る凹部35’を穿設形成すると共
に、前記大径部35aの外周から凹部35’に至る螺孔
を刻設し、該螺孔にボルト36を螺合して、前記凹部3
5’内の回転軸29を固定し固定具35と回転軸29を
連結するよう設けている。さらに固定具35の小径部3
5bには直径方向対向位置に断面方形の固定溝37,3
7が穿設され、この固定溝37,37にストッパー3
8,38の一端を嵌挿し、突出他端を前記案内溝31に
嵌合する。又固定具35の大径部35aと伝動用結合具
30の上面間にスプリング39を環装すると共に、前記
固定具35の小径部35b下端外周縁に、伝動用結合具
30の係止段部32の下方で、スナップリング34を外
装して伝動用結合具30を下方に付勢して固定具35に
伝動用結合具を上下動自在に装着する。
【0019】以上のようにして蓋体40の上面に設置さ
れたベアリング41により軸承されるモータ28の回転
軸29の下端に伝動用結合具30を一体に構成して、モ
ータ28の回転力を釜本体10内に装着される内部容器
蓋24従って内部容器20に直接伝動するように設けら
れる。回転軸29と内部容器20及び内部容器蓋24と
の連結は伝動用結合具30の底面に形成される切欠き3
3に、係合具26内側のピン27が係止されるようにし
て効果的に構成されるものであるが、振動を吸収するた
めの他の構造であってもよい。
【0020】すなわち、該係合具26のピン27と結合
される伝動用結合具30を回転軸29に弾力的に設置
し、該伝動用結合具30の下端にはピン27が係止され
るように切欠き33を構成し、初期の係合時、ピン27
と切欠き33とが互いに喰い違うようになるとしても、
固定具35のストッパー38は、伝動用結合具30の案
内溝31に沿って嵌合され、上下移動のみが可能な状態
であるため、回転軸29と伝動用結合具30は常に同一
の方向へ同時に回転するため、モータ28の回転方向に
回転される伝動用結合具30が一定な角度だけ回転すれ
ば、スプリング39の弾性により伝動用結合具30を下
方に押圧して直ちにピン27と切欠き33が係合され、
伝動用結合具30及びピン27のこの係合以後、モータ
28の回転力は内部容器20に伝達され、容器に回転力
及びこの回転力による内容物への遠心力を付与すること
が出来るようになる。
【0021】尚第1図において45は圧力計、46はス
チームバルブ、47は蒸気排出口である。
【0022】このように構成される本考案は、係合軸1
6を設けた釜本体10の固定軸17に沿って回転可能に
嵌合され、上部の回転軸29と伝動用結合具30で係合
される内部容器20内に薬剤と適量の水を直接注いだ後
電源に接続されれば、ヒータ12が一定な温度で加熱さ
れ、薬剤を蒸熟させるようになるが、このような蒸熟の
段階においては、密閉係合具42によって連結されてい
る蓋体40の上部のモータ28は、回転が抑制され、抽
出管18もまた図示しない制御装置により、バルブ19
が遮断された状態を保持し、容器内部は水密パッキン4
3、44により外部と遮断された状態を保持されている
ため、薬剤の蒸熟は短時間内に行なわれるようになる。
【0023】以上のようにして蒸熟が完了されれば、容
器内の条件が一定の圧力に至ったことを感知した検知セ
ンサー(図示せず)が作動し、この検知信号で抽出管1
8を遮断していたバルブ19が開かれ、且つヒータ12
の電源がモータ28に切換えられ回転軸29が回転し
て、内部容器20に遠心力を付与するようになるもので
あり、それによって内部容器20内に収納されている薬
剤から液状の生薬が抽出され、抽出管18を通じて薬剤
が外部に放出されるのである。
【0024】次に、新たな薬剤に交換しようとする際に
は、密閉係合具42を開放しモータ加熱保護網体48の
上面に設けられた把手によって、蓋体40を開放して、
内部容器20と回転軸29とを連結していた伝動用結合
具30を内部容器20から分離させた後、該係合具26
を持ち上げれば固定軸17上の係合軸16に嵌合されて
いた係合子21を備える内部容器20が、内部容器蓋2
4により密閉された状態のまま抜け出るようになるが、
この際、内部容器蓋24をモータの回転の反対方向に回
して、内部容器20の上段のフランジ部22に突設され
ている係止突起23が内部容器蓋24に穿孔される係止
溝25の広い方に位置するようにして、内部容器蓋24
を内部容器20より分離させた後、容器内に残っている
薬剤の残渣を払い出した後、前述の方法の逆順に従って
組み立て使用すればよい。
【0025】図4は本考案の他の実施例を示すもので、
上述した本考案において、モータ28の設置位置は図1
に図示されている如く、蓋体40の上部に一体に設置す
るのが好ましいけれども、モータ28の回転に従って駆
動する内部容器20が回転動作するとき内容物のかたよ
り、又はその他の条件により、内部容器20は勿論、上
部モータ28及び蓋体40にも、相当な振動が予想され
るため、このような振動を相殺させるための付随的な構
造を提供するものである。
【0026】すなわち、同図に詳細に図示されている如
く、蓋体40の上面に設置されるモータ28は、モータ
28の駆動軸28aをカップリング29’を介して回転
軸29に連結する。該回転軸29は衝撃吸収体50の軸
線方向の挿孔にベアリング55を介して軸承され、この
回転軸29下端に前出固定具35および伝動用結合具3
0を連結する。前記衝撃吸収体50は断面略十字状の大
径のフランジ部50’を有し、該フランジ部50’の上
端部外周縁にねじ部を螺刻し、このねじ部を前記モータ
28の支持板28b下面に固着した円筒状の連結部材5
1の下端内周縁に刻設しためねじに螺合して、衝撃吸収
体50をモータ28の支持板28bに取付け、衝撃吸収
体50の下端外周と、蓋体40の上端縁に所定の間隙を
設けて、モータ28が蓋体40上に支持されている。従
ってモータ28は蓋体40上で衝撃吸収体50により連
結部材51と共に、上下動ないし揺動自在に支持されて
いる。又衝撃吸収体50のフランジ部50’にはフラン
ジ部50’の上下面に突出する2のピン54を遊嵌して
おり、該ピン54の下端は、蓋体40上に固着され、前
記ピン54のフランジ部50’の上下に突出する部分に
は、スプリング52、53がそれぞれが外装されてい
る。
【0027】尚、衝撃吸収体50の下端内周には水密パ
ッキン56が内装され、又衝撃吸収体50の下端外周
と、蓋体40上端縁内周との間隙にOリング57とU字
状パッキン58が介設され、気密性が保持されている。
【0028】すなわち、釜本体10の温度が増加するこ
とによって容器内の熱気が外部に拡散されるようになる
が、この際水蒸気が蓋体40と衝撃吸収体50間の間隙
で漏れ出る現象を防止出来るようにU字状パッキン58
によって一次的に遮断され、これを補助するOリング5
7により一層完璧なる遮断効果を図ることができる。
【0029】一方、図示の実施例においては回転軸29
がモータ28の駆動軸28aとカップリング29’を介
して連結される構成を示しているが、これはモータ28
と衝撃吸収体50との組立作業性を勘案した好ましき組
立て例を説明するものであり、本考案の特徴はこれに限
られるものではなく、図1の如くモータ28に回転軸2
9が直結される形態であってもよいことは勿論である。
【0030】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、蒸熟され
た薬剤を別途に加圧しなくとも、遠心分離現象に伴い液
状の生薬を抽出することができ、加圧の際薬剤が破壊さ
れるとか、又は不純物が生成されるといった問題点を効
果的に解消することが出来るのは勿論、別途のコントロ
ール装置に抽出条件を設定することにより、蒸熟から抽
出に至るまで全ての工程を連続的に行うことが出来る非
常に有用なると共に実用的なる考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体構成を示した縦断面図、
【図2】本考案の内部容器に回転力を付与するための伝
動用結合具の分解斜視図、
【図3】貯蔵容器と蓋体との連結状態を示す部分平面
図、
【図4】本考案の動力伝達装置の他の実施例を示す部分
縦断面図である。
【符号の説明】
10…釜本体、12…ヒータ、14…固定板、15…ベ
アリング、16…係合軸、17…固定軸、17a…抽出
孔、18…抽出管、20…内部容器、21…係合子、2
2…フランジ部、23…係止突起、24…内部容器蓋、
25…係止溝、26…係合具、27…ピン、28…モー
タ、29…回転軸、29’…カプリング、30…伝動用
結合具、31…案内溝、32…係止段部、33…切欠
き、34…スナップリング、35…固定具、37…固定
溝、38…ストッパー、39…スプリング、40…蓋
体、41…ベアリング、45…圧力計、50…衝撃吸収
体、51…連結部材、52…スプリング、53…スプリ
ング、54…ピン、55…ベアリング、56…水密パッ
キン、57…Oリング、58…U字状パッキン、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ▲鄭▼ 永 福 大韓民国ソウル特別市九老区九老洞466− 31 (72)考案者 趙 竜 鎬 大韓民国ソウル特別市九老区始興洞1002− 1,2 ラッキエイピイティ 7−103 (72)考案者 禹 永 輝 大韓民国ソウル特別市中浪区中和一洞178 −92

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータが付設され上面を開口した釜本体
    内に多孔性の内部容器を収納し、前記釜本体の上面開口
    を開閉自在に被蓋する蓋体上に設置したモータの回転軸
    先端にスプリングを介して連結した伝動用結合具を、前
    記内部容器の上面開口を開閉自在に被蓋し、且つ、前記
    内部容器に着脱自在に連結する内部容器蓋上面の中央に
    設けたピンに係合離脱自在に設けると共に、前記内部容
    器の底面中心に設けた係合子を、前記釜本体底部中心に
    設けた固定軸にベアリングを内装した係合軸を介して着
    脱自在に設けて内部容器を前記釜本体内で回転自在に構
    成したことを特徴とする遠心分離型薬剤抽出装置。
  2. 【請求項2】 前記伝動用結合具の軸線方向に挿孔を設
    け、該挿孔内に固定具を嵌装し、該固定具外周に突設し
    たストッパーを挿孔内に設けた案内溝に嵌合し、前記伝
    動用結合具と固定具間にスプリングを介装して固定具を
    前記挿孔内に上下動自在に設けると共に、前記伝動用結
    合具下端外周縁に係合具内側のピンと係合自在の切欠き
    を形成した請求項1記載の遠心分離型薬剤抽出装置。
  3. 【請求項3】 モータの回転軸を大径のフランジ部を有
    する衝撃吸収部材にベアリングを介して軸承し、前記衝
    撃吸収部材のフランジ部の上下面に突出する複数のピン
    の下端を蓋体上に固着し、上端部を前記フランジ部に遊
    嵌し、前記ピンのフランジ部の上下に突出する部分にス
    プリングをそれぞれ外装すると共に、前記フランジ部を
    前記モータの支持板下面に固着した連結部材に取付け、
    モータを上下動ないし揺動自在に支持し、衝撃吸収体の
    下端外周と蓋体上端縁内周との間隙にOリングとU字状
    パッキンが介設し、前記回転軸下端に前記固定具および
    伝動用結合具を連結した請求項1記載の遠心分離型薬剤
    抽出装置。
JP4450591U 1991-06-13 1991-06-13 遠心分離型薬剤抽出装置 Expired - Lifetime JPH075842Y2 (ja)

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JPH0576503U JPH0576503U (ja) 1993-10-19
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