JPH075837A - 情報表示装置 - Google Patents
情報表示装置Info
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- JPH075837A JPH075837A JP5143199A JP14319993A JPH075837A JP H075837 A JPH075837 A JP H075837A JP 5143199 A JP5143199 A JP 5143199A JP 14319993 A JP14319993 A JP 14319993A JP H075837 A JPH075837 A JP H075837A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- unit
- data
- shift register
- output
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示ユニット群のうちのいずれかが故障して
も、その故障ユニット以外のユニットには影響が及ばな
いシステムの情報表示装置を提供する。 【構成】 各表示ユニット2U1(2U2, ・・2Un)の発光
素子駆動用シフトレジスタ2SAの入出力データのパリテ
ィチェックを行い、そのレジスタ出力側のチェック内容
のみが「NG」である場合には、この表示ユニットから送
り出すデータを信号転送用レジスタの出力2SBへと切り
換えるとともに、ユニット群には制御部1から表示デー
タを再送するように構成している。これにより、表示ユ
ニット群のうちのいずれかのユニットに故障が発生して
も、表示不良はその故障ユニットのみに止めることがで
きる結果、所期の目的を達成できる。
も、その故障ユニット以外のユニットには影響が及ばな
いシステムの情報表示装置を提供する。 【構成】 各表示ユニット2U1(2U2, ・・2Un)の発光
素子駆動用シフトレジスタ2SAの入出力データのパリテ
ィチェックを行い、そのレジスタ出力側のチェック内容
のみが「NG」である場合には、この表示ユニットから送
り出すデータを信号転送用レジスタの出力2SBへと切り
換えるとともに、ユニット群には制御部1から表示デー
タを再送するように構成している。これにより、表示ユ
ニット群のうちのいずれかのユニットに故障が発生して
も、表示不良はその故障ユニットのみに止めることがで
きる結果、所期の目的を達成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLED道路情報
板などの情報表示装置に関する。
板などの情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路情報板等の表示装置としては、現
在、LEDなどの表示素子をマトリクス状に配置した表
示素子アレイと、その各素子の駆動制御を行う駆動回路
等によって構成される表示ユニットを、更にマトリクス
状に配列して大画面の表示部を構築し、その表示部に制
御部から表示データを送出して、表示部の多数個の表示
素子群の所定位置の素子を点灯あるいは点滅することに
よって、所望の文字や図形などを表示する構造のものが
利用されている。
在、LEDなどの表示素子をマトリクス状に配置した表
示素子アレイと、その各素子の駆動制御を行う駆動回路
等によって構成される表示ユニットを、更にマトリクス
状に配列して大画面の表示部を構築し、その表示部に制
御部から表示データを送出して、表示部の多数個の表示
素子群の所定位置の素子を点灯あるいは点滅することに
よって、所望の文字や図形などを表示する構造のものが
利用されている。
【0003】そして、この種の情報表示装置の信号転送
方式としては、従来、表示部の各表示ユニットを制御部
に対して互いに直列に接続して、表示データをシリアル
信号で各表示ユニットに順を追って転送してゆくシステ
ムが一般的である。また、各表示ユニットにおいて、制
御部からの表示データの採り込みと、データの次のユニ
ットへの送り出しには、通常、シフトレジスタが用いら
れている。
方式としては、従来、表示部の各表示ユニットを制御部
に対して互いに直列に接続して、表示データをシリアル
信号で各表示ユニットに順を追って転送してゆくシステ
ムが一般的である。また、各表示ユニットにおいて、制
御部からの表示データの採り込みと、データの次のユニ
ットへの送り出しには、通常、シフトレジスタが用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した情
報表示装置によれば、各表示ユニットが相互に直列に接
続されていることから、いずれかの表示ユニットのシフ
トレジスタが故障した際には、その故障ユニット以降に
接続されているユニットには表示データが転送されず、
それらの表示素子が正常に点灯しないといった不具合が
発生している。
報表示装置によれば、各表示ユニットが相互に直列に接
続されていることから、いずれかの表示ユニットのシフ
トレジスタが故障した際には、その故障ユニット以降に
接続されているユニットには表示データが転送されず、
それらの表示素子が正常に点灯しないといった不具合が
発生している。
【0005】本発明はそのような事情に鑑みてなされた
もので、表示ユニット群のうちのいずれかが故障して
も、その故障ユニット以外のユニットには表示の影響が
及ばないシステムの情報表示装置の提供を所期の目的と
する。
もので、表示ユニット群のうちのいずれかが故障して
も、その故障ユニット以外のユニットには表示の影響が
及ばないシステムの情報表示装置の提供を所期の目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例に対応する図1〜図3を参照しつつ
説明すると、本発明の表示装置は、制御部1に、各表示
ユニットへと出力する表示データにパリティビットを付
加するパリティ付加部1dが設けられているとともに、
各表示ユニット2U1(2U2, ・・2Un)には、それぞれの
表示素子駆動用のシフトレジスタ2SAの入力と出力側の
各データのパリティチェックを行うチェッカ2CI,2CO
と、シフトレジスタ2SAに対して並列に接続された転送
用シフトレジスタ2SBと、当該表示ユニットから送り出
すデータを駆動用シフトレジスタ2SAから転送用シフト
レジスタ2SBの出力データへと選択的に切り換えるセレ
クタ2SLと、上記のパリティチェックの内容を判定し、
レジスタ出力側のデータのみが「NG」であるときに限っ
てセレクタ2SLに切り換えの旨を指令し、かつ、そのレ
ジスタ入力側もしくは出力側のいずれかのデータが「N
G」であるときにはNG信号を制御部1に出力する条件
判定部2J が設けられているとともに、そのいずれかの
条件判定部からのNG信号を受信したときに、制御部1
は当該表示データ群に表示データを再度出力するように
構成されていることによって特徴づけられる。
めの構成を、実施例に対応する図1〜図3を参照しつつ
説明すると、本発明の表示装置は、制御部1に、各表示
ユニットへと出力する表示データにパリティビットを付
加するパリティ付加部1dが設けられているとともに、
各表示ユニット2U1(2U2, ・・2Un)には、それぞれの
表示素子駆動用のシフトレジスタ2SAの入力と出力側の
各データのパリティチェックを行うチェッカ2CI,2CO
と、シフトレジスタ2SAに対して並列に接続された転送
用シフトレジスタ2SBと、当該表示ユニットから送り出
すデータを駆動用シフトレジスタ2SAから転送用シフト
レジスタ2SBの出力データへと選択的に切り換えるセレ
クタ2SLと、上記のパリティチェックの内容を判定し、
レジスタ出力側のデータのみが「NG」であるときに限っ
てセレクタ2SLに切り換えの旨を指令し、かつ、そのレ
ジスタ入力側もしくは出力側のいずれかのデータが「N
G」であるときにはNG信号を制御部1に出力する条件
判定部2J が設けられているとともに、そのいずれかの
条件判定部からのNG信号を受信したときに、制御部1
は当該表示データ群に表示データを再度出力するように
構成されていることによって特徴づけられる。
【0007】
【作用】各表示ユニット2U1,2U2, ・・2Unのいずれか
の駆動用シフトレジスタ2SAが故障したときには、その
故障が発生したシフトレジスタのパリティチェック内容
が、レジスタ入力側が「OK」で出力側が「NG」となり、
このチェック内容に応じてセレクタが切り換わって、以
後、故障ユニットのデータ出力は転送用レジスタを通じ
て行われる。そして、チェック内容が上記した状態とな
ったときには、制御部1にNG信号が与えられ、これに
応じて制御部1が表示データを再送するので、故障ユニ
ット以降のユニットにも表示データが転送される。
の駆動用シフトレジスタ2SAが故障したときには、その
故障が発生したシフトレジスタのパリティチェック内容
が、レジスタ入力側が「OK」で出力側が「NG」となり、
このチェック内容に応じてセレクタが切り換わって、以
後、故障ユニットのデータ出力は転送用レジスタを通じ
て行われる。そして、チェック内容が上記した状態とな
ったときには、制御部1にNG信号が与えられ、これに
応じて制御部1が表示データを再送するので、故障ユニ
ット以降のユニットにも表示データが転送される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図1は本発明実施例の全体構成を示すブロック
図、図2および図3は、それぞれ、制御部1および表示
ユニット2U1(2U2, ・・2Un)の構成を示すブロック図
である。
明する。図1は本発明実施例の全体構成を示すブロック
図、図2および図3は、それぞれ、制御部1および表示
ユニット2U1(2U2, ・・2Un)の構成を示すブロック図
である。
【0009】まず、表示装置全体は、図1に示すよう
に、制御部1と、多数の表示ユニット2U1,2U2, ・・2
Unがマトリクス状に配列された表示部2によって構成さ
れている。
に、制御部1と、多数の表示ユニット2U1,2U2, ・・2
Unがマトリクス状に配列された表示部2によって構成さ
れている。
【0010】制御部1は、図2に示すように、表示デー
タ送出部1bと、そのデータをシリアル信号に変換する
シリアル変換部1cと、変換後のシリアルデータにパリ
ティビットを付加するパリティ付加部1dと、このパリ
ティ付加部1dおよびシリアル変換部1cの各動作のタ
イミングを与えるとともに、表示部の各表示ユニット2
U1,2U2, ・・2Unに、後述するクロック信号(CLK信
号),フレーム同期信号,ラッチ信号ならびにイネーブ
ル信号(EN信号)を、それぞれ出力するタイミング信
号発生部1eと、このタイミング信号発生部1eおよび
先の表示データ送出部1bの制御などを行うCPU1a
によって構成されている。また、制御部1には、後述す
る各表示ユニットからのNG信号を検出するNG信号検
出部1fが設けられており、その検出内容はCPU1a
によって監視されている。
タ送出部1bと、そのデータをシリアル信号に変換する
シリアル変換部1cと、変換後のシリアルデータにパリ
ティビットを付加するパリティ付加部1dと、このパリ
ティ付加部1dおよびシリアル変換部1cの各動作のタ
イミングを与えるとともに、表示部の各表示ユニット2
U1,2U2, ・・2Unに、後述するクロック信号(CLK信
号),フレーム同期信号,ラッチ信号ならびにイネーブ
ル信号(EN信号)を、それぞれ出力するタイミング信
号発生部1eと、このタイミング信号発生部1eおよび
先の表示データ送出部1bの制御などを行うCPU1a
によって構成されている。また、制御部1には、後述す
る各表示ユニットからのNG信号を検出するNG信号検
出部1fが設けられており、その検出内容はCPU1a
によって監視されている。
【0011】一方、各表示ユニット2U1(2U2, ・・2U
n)は、図3に示すように、LEDなどの表示素子を例
えば16×16ドット(=256 ドット)のマトリクス状に配
置した表示素子アレイ2A と、その各素子の点灯制御を
行う駆動回路Cを備えている。
n)は、図3に示すように、LEDなどの表示素子を例
えば16×16ドット(=256 ドット)のマトリクス状に配
置した表示素子アレイ2A と、その各素子の点灯制御を
行う駆動回路Cを備えている。
【0012】駆動回路Cは、例えば定電流ICであっ
て、制御部1から送り出された表示データ(シリアルデ
ータ)を CLK信号に同期して採り込む(図5参照)、駆
動用シフトレジスタ2SAと、そのレジスタに採り込まれ
たデータをラッチ信号に従って記憶するラッチ回路2L
と、その記憶データに基づいて表示素子アレイ2A の各
素子を駆動するドライバ回路2D が集積された回路であ
る。なお、ドライバ回路2D は、制御部1からのEN信
号が送られている状態のときに限ってアクティブの状態
が維持される。また、駆動用シフトレジスタ2SAの入力
段にはフリップフロップ回路F.F が接続されている。
て、制御部1から送り出された表示データ(シリアルデ
ータ)を CLK信号に同期して採り込む(図5参照)、駆
動用シフトレジスタ2SAと、そのレジスタに採り込まれ
たデータをラッチ信号に従って記憶するラッチ回路2L
と、その記憶データに基づいて表示素子アレイ2A の各
素子を駆動するドライバ回路2D が集積された回路であ
る。なお、ドライバ回路2D は、制御部1からのEN信
号が送られている状態のときに限ってアクティブの状態
が維持される。また、駆動用シフトレジスタ2SAの入力
段にはフリップフロップ回路F.F が接続されている。
【0013】さて、本発明実施例において注目すべきと
ころは、各表示ユニットの駆動用シフトレジスタ2SAへ
の入力データと、そのレジスタの出力データのパリティ
チェックをそれぞれ個別に行うパリティチェッカ2CIと
2COを設けているとともに、駆動用シフトレジスタ2SA
に対して並列に接続したシフトレジスタ2SBを新たに設
けている。この新規のシフトレジスタ2SBは、信号転送
のみの機能を達成するもので、その出力データbおよび
先の駆動用シフトレジスタ2SAの出力データaは、とも
にセレクタ2SLに導かれる。
ころは、各表示ユニットの駆動用シフトレジスタ2SAへ
の入力データと、そのレジスタの出力データのパリティ
チェックをそれぞれ個別に行うパリティチェッカ2CIと
2COを設けているとともに、駆動用シフトレジスタ2SA
に対して並列に接続したシフトレジスタ2SBを新たに設
けている。この新規のシフトレジスタ2SBは、信号転送
のみの機能を達成するもので、その出力データbおよび
先の駆動用シフトレジスタ2SAの出力データaは、とも
にセレクタ2SLに導かれる。
【0014】セレクタ2SLは、次段のユニットへと送り
出すデータを、通常は駆動用シフトレジスタ2SAの出力
データaを選択しているが、条件判定回路2J からの指
令信号に従って、送り出すデータを切り換えて信号転送
用レジスタ2SBの出力データを選択するか、あるいはデ
ータの送り出しを禁止する。
出すデータを、通常は駆動用シフトレジスタ2SAの出力
データaを選択しているが、条件判定回路2J からの指
令信号に従って、送り出すデータを切り換えて信号転送
用レジスタ2SBの出力データを選択するか、あるいはデ
ータの送り出しを禁止する。
【0015】条件判定回路2J は、二つのパリティチェ
ッカ2CI,2COのそれぞれのチェック内容A,Bが「O
K」あるいは「NG」であるかを判定して、そのレジスタ
出力側のチェッカ2COのチェック内容Bのみが「NG」で
ある場合、すなわち、この表示ユニットの駆動用レジス
タ2SAが故障している場合に限って、セレクタ2SLに上
記した送出データの切り換え(データaからデータbへ
の切り換え)の旨を指令する。また、出力側のチェッカ
2COのチェック内容Bが「OK」あるいは「NG」のいずれ
であっても、これに関係なく入力側のチェッカ2CIのチ
ェック内容Aが「NG」である場合、つまりデータ送出ラ
インの上流側の表示ユニットで故障が発生している場合
には、セレクタ2SLにデータ送り出し禁止の旨を指令す
る。
ッカ2CI,2COのそれぞれのチェック内容A,Bが「O
K」あるいは「NG」であるかを判定して、そのレジスタ
出力側のチェッカ2COのチェック内容Bのみが「NG」で
ある場合、すなわち、この表示ユニットの駆動用レジス
タ2SAが故障している場合に限って、セレクタ2SLに上
記した送出データの切り換え(データaからデータbへ
の切り換え)の旨を指令する。また、出力側のチェッカ
2COのチェック内容Bが「OK」あるいは「NG」のいずれ
であっても、これに関係なく入力側のチェッカ2CIのチ
ェック内容Aが「NG」である場合、つまりデータ送出ラ
インの上流側の表示ユニットで故障が発生している場合
には、セレクタ2SLにデータ送り出し禁止の旨を指令す
る。
【0016】そして、条件判定回路2J は、二つのパリ
ティチェッカ2CI,2COのいずれか一方のチェック内容
AもしくはBが「NG」である場合には、NG信号を制御
部1に出力するように構成されている。
ティチェッカ2CI,2COのいずれか一方のチェック内容
AもしくはBが「NG」である場合には、NG信号を制御
部1に出力するように構成されている。
【0017】なお、条件判定回路2J にはエラー表示用
のランプ(LED)2ELが接続されている。このランプ
2ELは、レジスタ出力側のチェッカ2COのチェック内容
Bのみが「NG」である場合に限って点灯するランプで、
例えば各表示ユニット2U1,2U2, ・・2Unの表示面の裏
面側に相当する各位置に配置されている。従って、この
ランプ点灯により故障ユニットの位置を特定できる。
のランプ(LED)2ELが接続されている。このランプ
2ELは、レジスタ出力側のチェッカ2COのチェック内容
Bのみが「NG」である場合に限って点灯するランプで、
例えば各表示ユニット2U1,2U2, ・・2Unの表示面の裏
面側に相当する各位置に配置されている。従って、この
ランプ点灯により故障ユニットの位置を特定できる。
【0018】次に、本発明実施例の作用を制御部1の動
作とともに説明する。図4はその動作内容を示すフロー
チャートである。まず、制御部1は、パリティビットが
付加されたシリアルデータ(図5参照)を出力する(ST
1) 。次いで、フレーム同期信号を、図5に示すタイミ
ングで各表示ユニットの二つのパリティチェッカ2CI,
2COへと出力して(ST2) 、各表示ユニットの駆動用レジ
スタ2SAの入出力側のデータのパリティチェックを行
う。
作とともに説明する。図4はその動作内容を示すフロー
チャートである。まず、制御部1は、パリティビットが
付加されたシリアルデータ(図5参照)を出力する(ST
1) 。次いで、フレーム同期信号を、図5に示すタイミ
ングで各表示ユニットの二つのパリティチェッカ2CI,
2COへと出力して(ST2) 、各表示ユニットの駆動用レジ
スタ2SAの入出力側のデータのパリティチェックを行
う。
【0019】この時点で、制御部1は、各表示ユニット
からNG信号が送信されてきたか否かを判定して(ST3)
、NG信号が「無」の場合には、まずは、各表示ユニ
ットへのEN信号の出力を停止して(ST4) これまでの表
示を一度消去し、この後に、ラッチ信号を各ユニットに
出力(ST5) し、次いでEN信号を出力して表示状態を維
持する(ST6) 。
からNG信号が送信されてきたか否かを判定して(ST3)
、NG信号が「無」の場合には、まずは、各表示ユニ
ットへのEN信号の出力を停止して(ST4) これまでの表
示を一度消去し、この後に、ラッチ信号を各ユニットに
出力(ST5) し、次いでEN信号を出力して表示状態を維
持する(ST6) 。
【0020】一方、先の判断ステップST3 による判断
結果がNG信号「有」である場合には、各表示ユニット
にはラッチ信号は出力せずに、シリアルデータを再度出
力する(ST1〜ST3)。このデータの再送は、各表示ユニッ
トからのNG信号が無くなるまで繰り返して行われる。
結果がNG信号「有」である場合には、各表示ユニット
にはラッチ信号は出力せずに、シリアルデータを再度出
力する(ST1〜ST3)。このデータの再送は、各表示ユニッ
トからのNG信号が無くなるまで繰り返して行われる。
【0021】ここで、以上のように、データの再送を繰
り返して行うのは、本発明実施例では、複数の表示ユニ
ットで故障が発生した際に、上記したパリティチェック
による条件判定がレジスタ入力側のチェック内容Aが
「OK」で、出力側のチェック内容Bが「NG」となるユニ
ットは、データ送り出しラインの最も上流位置の1ユニ
ットのみで、このため、一回のデータ送信ではその最上
流の故障ユニット処理(シフトレジスタの切り換え)し
か行えず、従って、故障ユニットの全ての影響を回避し
て各ユニットに正常な表示データを送り出すには、故障
ユニットの数に相当する回数だけデータを順次繰り返し
て再送する必要があることによる。
り返して行うのは、本発明実施例では、複数の表示ユニ
ットで故障が発生した際に、上記したパリティチェック
による条件判定がレジスタ入力側のチェック内容Aが
「OK」で、出力側のチェック内容Bが「NG」となるユニ
ットは、データ送り出しラインの最も上流位置の1ユニ
ットのみで、このため、一回のデータ送信ではその最上
流の故障ユニット処理(シフトレジスタの切り換え)し
か行えず、従って、故障ユニットの全ての影響を回避し
て各ユニットに正常な表示データを送り出すには、故障
ユニットの数に相当する回数だけデータを順次繰り返し
て再送する必要があることによる。
【0022】そして、NG信号が無くなった時点で、は
じめて表示データのラッチを行って先と同様な表示状態
を維持する(ST4〜ST6)。なお、以上の実施例において
は、駆動用シフトレジスタが故障しても、その前後に設
けた入力用と出力用のパリティ条件が一致する場合があ
り、それ以降の表示ユニットの故障判定が奇数パリティ
であるとすれば、217個の「1」を計数することで装
置が正常と判定するといった誤動作が発生する虞れがあ
るが、このような誤動作を防止するには、制御データと
監視データとの不一致により、始めに故障ユニットの存
在を確認する等の対策を施せばよい。
じめて表示データのラッチを行って先と同様な表示状態
を維持する(ST4〜ST6)。なお、以上の実施例において
は、駆動用シフトレジスタが故障しても、その前後に設
けた入力用と出力用のパリティ条件が一致する場合があ
り、それ以降の表示ユニットの故障判定が奇数パリティ
であるとすれば、217個の「1」を計数することで装
置が正常と判定するといった誤動作が発生する虞れがあ
るが、このような誤動作を防止するには、制御データと
監視データとの不一致により、始めに故障ユニットの存
在を確認する等の対策を施せばよい。
【0023】また、以上の本発明実施例では、二つのパ
リティチェッカ2CI,2COおよび条件判定回路2J など
で構成される検定ブロックを、一つのユニットに対して
1ブロックとしているが、これに限定されることなく、
その検定ブロックを細分化して1ユニットに対して複数
の検定ブロックを設定してもよい。
リティチェッカ2CI,2COおよび条件判定回路2J など
で構成される検定ブロックを、一つのユニットに対して
1ブロックとしているが、これに限定されることなく、
その検定ブロックを細分化して1ユニットに対して複数
の検定ブロックを設定してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報表示
装置によれば、各表示ユニットの発光素子駆動用シフト
レジスタの入出力データのパリティチェックを行い、そ
のレジスタ出力側のチェック内容のみが「NG」である場
合には、この表示ユニットから送り出すデータを信号転
送用レジスタの出力へと切り換えるとともに、ユニット
群には制御部から表示データを再送するように構成した
ので、表示ユニット群のうちのいずれかのユニットに故
障が発生しても、表示不良はその故障ユニットのみに止
めることができ、その他のユニットの表示に影響が及ぶ
ことがなくなる。
装置によれば、各表示ユニットの発光素子駆動用シフト
レジスタの入出力データのパリティチェックを行い、そ
のレジスタ出力側のチェック内容のみが「NG」である場
合には、この表示ユニットから送り出すデータを信号転
送用レジスタの出力へと切り換えるとともに、ユニット
群には制御部から表示データを再送するように構成した
ので、表示ユニット群のうちのいずれかのユニットに故
障が発生しても、表示不良はその故障ユニットのみに止
めることができ、その他のユニットの表示に影響が及ぶ
ことがなくなる。
【0025】しかも、本発明の情報表示装置では、実際
の表示に使用するシリアルデータを用いて故障チェック
を行うことがきるので、故障監視用のデータ(信号)を
別途に作成・送出する必要がないといった利点もある。
の表示に使用するシリアルデータを用いて故障チェック
を行うことがきるので、故障監視用のデータ(信号)を
別途に作成・送出する必要がないといった利点もある。
【図1】本発明実施例の全体構成を示すブロック図
【図2】その実施例の制御部1の構成を示すブロック図
【図3】同じく表示ユニット2U1(2U2, ・・2Un)の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図4】本発明実施例の制御部1の動作内容を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図5】その制御部1の出力信号の一部を示すタイミン
グ波形図
グ波形図
1・・・・制御部 1a・・・・CPU 1b・・・・表示データ送出部 1c・・・・シリアル変換部 1d・・・・パリティ付加部 1e・・・・タイミング信号発生部 1f・・・・NG信号検出部 2・・・・表示部 2U1,2U2, ・・2Un・・・・表示ユニット 2A ・・・・表示素子アレイ 2D ・・・・駆動回路 2L ・・・・ラッチ回路 2SA・・・・駆動用シフトレジスタ 2SB・・・・信号転送用シフトレジスタ 2CI・・・・パリティチェッカ(入力側) 2CO・・・・パリティチェッカ(出力側) 2SL・・・・セレクタ 2J ・・・・条件判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000243881 名古屋電機工業株式会社 愛知県名古屋市中川区横堀町1丁目36番地 (72)発明者 関 武久 東京都中央区八丁堀1丁目6番2号 株式 会社ドーシス内 (72)発明者 酒井 満 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)発明者 村田 和久 奈良県大和郡山市美濃庄町492番地 シャ ープ株式会社内 (72)発明者 中島 賛太郎 京都府城陽市寺田新池36番地 星和電機株 式会社内 (72)発明者 小野寺 浩 愛知県海部郡美和町大字篠田字面徳29−1 名古屋電機工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数個の表示ユニットが配列された表示
部と、それらのユニット群に表示データをシリアル信号
で出力する制御部を備えているとともに、上記の各表示
ユニットは、それぞれ、複数個の表示素子がマトリクス
状に配置された表示素子アレイと、それら表示素子の駆
動制御用のシフトレジスタを有し、かつ、それらの表示
ユニットの各駆動用シフトレジスタが、上記制御部に対
してそれぞれ互いに直列に接続され、その各シフトレジ
スタに表示データが順を追って送られてゆくよう構成さ
れた表示装置において、上記制御部には、出力表示デー
タにパリティビットを付加するパリティ付加部が設けら
れているとともに、上記各表示ユニットには、それぞれ
の駆動用シフトレジスタの入力と出力側の各データのパ
リティチェックを行うチェッカと、上記駆動用シフトレ
ジスタに対して並列に接続された転送用シフトレジスタ
と、当該表示ユニットから送り出すデータを上記駆動用
シフトレジスタから上記転送用シフトレジスタの出力デ
ータへと選択的に切り換えるセレクタと、上記パリティ
チェックの内容を判定し、レジスタ出力側のデータのみ
が「NG」であるときに限って上記セレクタに切り換えの
旨を指令し、かつ、そのレジスタ入力側もしくは出力側
のいずれかのデータが「NG」であるときにはNG信号を
上記制御部に出力する条件判定部が設けられているとと
もに、その条件判定部からのNG信号を受信したとき
に、上記制御部は当該表示データ群に表示データを再度
出力するよう構成されていることを特徴とする情報表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5143199A JPH075837A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5143199A JPH075837A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 情報表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075837A true JPH075837A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15333182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5143199A Pending JPH075837A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075837A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001282187A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Nagoya Electric Works Co Ltd | 情報表示板の表示データ伝送方法およびこれを利用した情報表示装置 |
JP2002108286A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Nichia Chem Ind Ltd | 表示装置および駆動制御システム |
JP2005165234A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Nagoya Electric Works Co Ltd | 表示ユニット |
KR100648914B1 (ko) * | 2004-03-23 | 2006-11-24 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 표시 드라이버 및 전자 기기 |
JP2010527459A (ja) * | 2007-04-24 | 2010-08-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | シフトレジスタ及びレベルシフタを有するledストリング駆動装置 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5143199A patent/JPH075837A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001282187A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Nagoya Electric Works Co Ltd | 情報表示板の表示データ伝送方法およびこれを利用した情報表示装置 |
JP2002108286A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Nichia Chem Ind Ltd | 表示装置および駆動制御システム |
JP2005165234A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Nagoya Electric Works Co Ltd | 表示ユニット |
KR100648914B1 (ko) * | 2004-03-23 | 2006-11-24 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 표시 드라이버 및 전자 기기 |
JP2010527459A (ja) * | 2007-04-24 | 2010-08-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | シフトレジスタ及びレベルシフタを有するledストリング駆動装置 |
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