JPH0758305A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH0758305A JPH0758305A JP5223927A JP22392793A JPH0758305A JP H0758305 A JPH0758305 A JP H0758305A JP 5223927 A JP5223927 A JP 5223927A JP 22392793 A JP22392793 A JP 22392793A JP H0758305 A JPH0758305 A JP H0758305A
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- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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- H01L2924/161—Cap
- H01L2924/1615—Shape
- H01L2924/16195—Flat cap [not enclosing an internal cavity]
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/161—Cap
- H01L2924/163—Connection portion, e.g. seal
- H01L2924/16315—Shape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価な手段で不要光を遮光できるようにす
る。パッケージの薄型化を図る。 【構成】 固体撮像素子11の電極上に予め半田等によ
りバンプ12を形成しておく[(a)図]。透光性キャ
ップ13上には遮光膜を兼ねる内部リード14が形成さ
れている。透光性キャップ13上に一括ボンディング法
にて固体撮像素子11を搭載する[(b)図]。接着剤
16、17にて透光性キャップ13と固体撮像素子11
とをケース15の固着する[(c)]。
る。パッケージの薄型化を図る。 【構成】 固体撮像素子11の電極上に予め半田等によ
りバンプ12を形成しておく[(a)図]。透光性キャ
ップ13上には遮光膜を兼ねる内部リード14が形成さ
れている。透光性キャップ13上に一括ボンディング法
にて固体撮像素子11を搭載する[(b)図]。接着剤
16、17にて透光性キャップ13と固体撮像素子11
とをケース15の固着する[(c)]。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に関し、
特に、遮光手段を備えたパッケージング構造に関する。
特に、遮光手段を備えたパッケージング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の固体撮像装置の断面図で
ある。同図に示されるように、表面に光電変換部をもつ
固体撮像素子101が、内部リード104および外部リ
ード107を備えたケース105の底面に図外のマウン
ト材(例えば銀ペーストなど)にて固着され、固体撮像
素子101のパッドとそのパッドに対応した内部リード
104とがワイヤ102で結線されている。ケース10
5の上面には、透光性キャップ103が樹脂106にて
接着されている。
ある。同図に示されるように、表面に光電変換部をもつ
固体撮像素子101が、内部リード104および外部リ
ード107を備えたケース105の底面に図外のマウン
ト材(例えば銀ペーストなど)にて固着され、固体撮像
素子101のパッドとそのパッドに対応した内部リード
104とがワイヤ102で結線されている。ケース10
5の上面には、透光性キャップ103が樹脂106にて
接着されている。
【0003】この従来の固体撮像装置では、入射光1の
ようにワイヤ102に反射して固体撮像素子101の受
光部に入射したり、入射光2のように内部リード104
で反射しさらに透光性キャップ103の下面で反射して
から固体撮像素子101の受光部に入射したりする光が
あり、これにより偽信号が発生し、画質が劣化するとい
う問題点があった。そこで、この偽信号の要因となる不
要光を遮断するために従来より様々な対策が立てられて
きた。
ようにワイヤ102に反射して固体撮像素子101の受
光部に入射したり、入射光2のように内部リード104
で反射しさらに透光性キャップ103の下面で反射して
から固体撮像素子101の受光部に入射したりする光が
あり、これにより偽信号が発生し、画質が劣化するとい
う問題点があった。そこで、この偽信号の要因となる不
要光を遮断するために従来より様々な対策が立てられて
きた。
【0004】図9は、特開平2−278871号公報に
記載された固体撮像装置の断面図である。同図に示され
るように、この従来例では、透光性キャップ103の上
面および下面に、多層膜で構成された、光の反射を抑え
る反射防止膜108、109が設けられている。透光性
キャップ上面の反射防止膜108は、固体撮像装置への
無用な光の進入を抑制し、また下面の反射防止膜109
は、固体撮像装置内部のワイヤ102等による乱反射を
抑制して固体撮像素子101への無用な光の進入を防止
する。
記載された固体撮像装置の断面図である。同図に示され
るように、この従来例では、透光性キャップ103の上
面および下面に、多層膜で構成された、光の反射を抑え
る反射防止膜108、109が設けられている。透光性
キャップ上面の反射防止膜108は、固体撮像装置への
無用な光の進入を抑制し、また下面の反射防止膜109
は、固体撮像装置内部のワイヤ102等による乱反射を
抑制して固体撮像素子101への無用な光の進入を防止
する。
【0005】図10は、特開昭63−211670号公
報に記載された固体撮像装置の断面図である。この従来
例では、図8、図9の場合と同様に、固体撮像素子10
1をケース105に固着し、所望の結線をワイヤ102
によって行った後に、固体撮像素子101上に、透光性
のガラス板上に形成されたフィルタ110を接着剤にて
接着し、さらに中央に開孔部を有する遮光板111をフ
ィルタ110上に重ねてその周囲をケース105に接着
剤112で固定している。
報に記載された固体撮像装置の断面図である。この従来
例では、図8、図9の場合と同様に、固体撮像素子10
1をケース105に固着し、所望の結線をワイヤ102
によって行った後に、固体撮像素子101上に、透光性
のガラス板上に形成されたフィルタ110を接着剤にて
接着し、さらに中央に開孔部を有する遮光板111をフ
ィルタ110上に重ねてその周囲をケース105に接着
剤112で固定している。
【0006】図10の従来例では、図8に示す入射光1
のようなワイヤ表面での反射光の固体撮像素子101受
光部への入射は、受光部領域外を遮光した遮光板111
によって防止され、また図8の入射光2のような内部リ
ード104等による乱反射も内部リード104を覆う遮
光板111によって防止される。
のようなワイヤ表面での反射光の固体撮像素子101受
光部への入射は、受光部領域外を遮光した遮光板111
によって防止され、また図8の入射光2のような内部リ
ード104等による乱反射も内部リード104を覆う遮
光板111によって防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体撮像装置で
は、受光領域外の入射光が内部リードやワイヤ等によっ
て反射して固体撮像素子の受光部に入射するのを防止す
るために、透光性キャップに反射防止膜を設けたり、遮
光板を、固体撮像素子上に設けられたフィルタ周辺部を
覆うように設けたりする手段が採用されてきたが、前者
は、透光性キャップ上、下面に多層膜を形成するもので
あるため、多くの工数がかかり、コストアップを招くも
のであった。また、後者は、精密加工を要する遮光板が
必要となる外、遮光板の接着に困難を伴いやはりコスト
アップの要因となっていた。また、従来の固体撮像装置
では、固体撮像素子のパッドと内部リードとの接続をワ
イヤによって行っていたため、ワイヤを通す空間が必要
となり、装置の小型化、薄型化が困難であった。したが
って、この発明の目的とするところは、第1に、高価な
部品や複雑な工程を必要とすることなく、不要光の固体
撮像素子受光領域への入射を防止しうるようにすること
であり、第2に、より小型化、薄型化された固体撮像装
置を提供できるようにすることである。
は、受光領域外の入射光が内部リードやワイヤ等によっ
て反射して固体撮像素子の受光部に入射するのを防止す
るために、透光性キャップに反射防止膜を設けたり、遮
光板を、固体撮像素子上に設けられたフィルタ周辺部を
覆うように設けたりする手段が採用されてきたが、前者
は、透光性キャップ上、下面に多層膜を形成するもので
あるため、多くの工数がかかり、コストアップを招くも
のであった。また、後者は、精密加工を要する遮光板が
必要となる外、遮光板の接着に困難を伴いやはりコスト
アップの要因となっていた。また、従来の固体撮像装置
では、固体撮像素子のパッドと内部リードとの接続をワ
イヤによって行っていたため、ワイヤを通す空間が必要
となり、装置の小型化、薄型化が困難であった。したが
って、この発明の目的とするところは、第1に、高価な
部品や複雑な工程を必要とすることなく、不要光の固体
撮像素子受光領域への入射を防止しうるようにすること
であり、第2に、より小型化、薄型化された固体撮像装
置を提供できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、外囲器(15)と透光性キャップ
(13)とで形成されるキャビティ内に固体撮像素子
(11)が封止されてなる固体撮像装置において、前記
透光性キャップ(13)の内側の面には固体撮像素子の
受光領域を避けて内部リード(14)が形成され、該内
部リードのパッド接合部(14a)上には前記固体撮像
素子(11)のバンプ電極(12、12a)が接続され
ていることを特徴とする固体撮像装置が提供される。
め、本発明によれば、外囲器(15)と透光性キャップ
(13)とで形成されるキャビティ内に固体撮像素子
(11)が封止されてなる固体撮像装置において、前記
透光性キャップ(13)の内側の面には固体撮像素子の
受光領域を避けて内部リード(14)が形成され、該内
部リードのパッド接合部(14a)上には前記固体撮像
素子(11)のバンプ電極(12、12a)が接続され
ていることを特徴とする固体撮像装置が提供される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例の固体撮像
装置の組立工程を示す工程毎の断面図である。本実施例
の固体撮像装置を組み立てるには、まず、図1(a)に
示されるように、パッド上に半田メッキにより形成され
たバンプ12を有する固体撮像素子11を用意する。
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例の固体撮像
装置の組立工程を示す工程毎の断面図である。本実施例
の固体撮像装置を組み立てるには、まず、図1(a)に
示されるように、パッド上に半田メッキにより形成され
たバンプ12を有する固体撮像素子11を用意する。
【0010】これとは別に、内部リード14および外部
リード(図示なし)の形成された透光性キャップ13を
用意する。内部リード14は、後に搭載される固体撮像
素子の受光領域を避けて形成されており、後述するよう
に遮光膜を兼ねる金属膜であり、そのリード幅は可及的
に広く形成されている。内部リード14は、次のように
形成される。透光性キャップ13となるガラス基板上に
形成すべき導電膜パターンと逆パターン状にマスクを形
成し、スパッタ法または蒸着法を用いて、低反射率の酸
化チタン、膜厚2μmのTi(チタン)、膜厚8μmの
Niを被着して導電膜を形成する。前記マスクを除去し
て内部リードおよび外部リードを形成し、さらに、マス
クを形成してソルダレジスト膜となる酸化チタン膜を形
成しリフトオフしてパッド接合部上等の酸化チタン膜を
除去する。このように形成された透光性キャップ13上
の内部リード14に、図1(b)に示されるように、一
括ボンディング法にて固体撮像素子11のバンプ12を
ボンディングする。この場合、加熱温度は230℃程度
である。
リード(図示なし)の形成された透光性キャップ13を
用意する。内部リード14は、後に搭載される固体撮像
素子の受光領域を避けて形成されており、後述するよう
に遮光膜を兼ねる金属膜であり、そのリード幅は可及的
に広く形成されている。内部リード14は、次のように
形成される。透光性キャップ13となるガラス基板上に
形成すべき導電膜パターンと逆パターン状にマスクを形
成し、スパッタ法または蒸着法を用いて、低反射率の酸
化チタン、膜厚2μmのTi(チタン)、膜厚8μmの
Niを被着して導電膜を形成する。前記マスクを除去し
て内部リードおよび外部リードを形成し、さらに、マス
クを形成してソルダレジスト膜となる酸化チタン膜を形
成しリフトオフしてパッド接合部上等の酸化チタン膜を
除去する。このように形成された透光性キャップ13上
の内部リード14に、図1(b)に示されるように、一
括ボンディング法にて固体撮像素子11のバンプ12を
ボンディングする。この場合、加熱温度は230℃程度
である。
【0011】次に、図1(c)に示すように、ケース1
5の上面および底面に熱硬化型の接着剤16、17を塗
付し、固体撮像素子11の搭載された透光性キャップ1
3を裏返しにしてケース15上に載せる。この状態で熱
処理を行って固体撮像素子11をケース15に接着する
とともに封止を行う。
5の上面および底面に熱硬化型の接着剤16、17を塗
付し、固体撮像素子11の搭載された透光性キャップ1
3を裏返しにしてケース15上に載せる。この状態で熱
処理を行って固体撮像素子11をケース15に接着する
とともに封止を行う。
【0012】このように構成した固体撮像装置では、内
部リードを透光性キャップに形成し、その形成領域を遮
光領域としているため、多層膜反射防止膜や遮光板を用
いることなく遮光機能を実現でき、余分な費用を必要と
せず、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。ま
た、従来の固体撮像装置では、固体撮像素子のパッドと
内部リードとの接続をワイヤ結線によって行っていたた
め、固体撮像素子から透光性キャップまでの距離が数m
m程度あったのに対し、本発明の構造によるとバンプ形
成によって上記距離を40μm程度とすることが可能と
なり、薄型の固体撮像装置を実現できる。また、従来例
では、段差のあるケース内でのワイヤボンディングが困
難で作業性が悪かったが、本発明によりこの問題点も解
消されている。
部リードを透光性キャップに形成し、その形成領域を遮
光領域としているため、多層膜反射防止膜や遮光板を用
いることなく遮光機能を実現でき、余分な費用を必要と
せず、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。ま
た、従来の固体撮像装置では、固体撮像素子のパッドと
内部リードとの接続をワイヤ結線によって行っていたた
め、固体撮像素子から透光性キャップまでの距離が数m
m程度あったのに対し、本発明の構造によるとバンプ形
成によって上記距離を40μm程度とすることが可能と
なり、薄型の固体撮像装置を実現できる。また、従来例
では、段差のあるケース内でのワイヤボンディングが困
難で作業性が悪かったが、本発明によりこの問題点も解
消されている。
【0013】図2は、本発明の第2の実施例の組立工程
を示す工程断面図である。この実施例の固体撮像装置を
製造する場合においても、図1(a)に示されるバンプ
12を有する固体撮像素子チップが用意される。そし
て、透光性キャップ13上に内部リード14および外部
リードを形成した後、遮光性のソルダレジスト膜18を
形成する。しかる後、固体撮像素子チップの取り付け高
さおよび平面上の位置を規制するチップガイド19を形
成する。次に、図2(a)に示すように、チップガイド
19により位置決めを行って、固体撮像素子11を、一
括ボンディング方式により透光性キャップ上に搭載す
る。この際、チップを上から僅かに押圧してチップの取
り付け高さを一定化することができる。
を示す工程断面図である。この実施例の固体撮像装置を
製造する場合においても、図1(a)に示されるバンプ
12を有する固体撮像素子チップが用意される。そし
て、透光性キャップ13上に内部リード14および外部
リードを形成した後、遮光性のソルダレジスト膜18を
形成する。しかる後、固体撮像素子チップの取り付け高
さおよび平面上の位置を規制するチップガイド19を形
成する。次に、図2(a)に示すように、チップガイド
19により位置決めを行って、固体撮像素子11を、一
括ボンディング方式により透光性キャップ上に搭載す
る。この際、チップを上から僅かに押圧してチップの取
り付け高さを一定化することができる。
【0014】次に、図2(b)に示すように、第1の実
施例の場合と同様に熱硬化型の接着剤16、17を用い
てケース15に固体撮像素子11および透光性キャップ
13を接着する。この実施例によれば、遮光性のソルダ
レジストを形成したことにより不要光の入射をより確実
に防止することができる。また、固体撮像素子チップの
透光性キャップの面に対する平行度を確保できるので、
チップが傾いて取り付けられた場合に起こる感度不足や
感度むらを回避することができる。
施例の場合と同様に熱硬化型の接着剤16、17を用い
てケース15に固体撮像素子11および透光性キャップ
13を接着する。この実施例によれば、遮光性のソルダ
レジストを形成したことにより不要光の入射をより確実
に防止することができる。また、固体撮像素子チップの
透光性キャップの面に対する平行度を確保できるので、
チップが傾いて取り付けられた場合に起こる感度不足や
感度むらを回避することができる。
【0015】次に、図3を参照して本発明の第3の実施
例について説明する。図3は、第3の実施例の組立工程
の工程断面図である。本実施例の固体撮像装置を製造す
るには、まず、固体撮像素子のパッド上に、金からな
る、もしくは銅バンプの表面に2〜3μmの厚さに金メ
ッキを施したバンプ12aを形成する。一方、透光性キ
ャップ13上には、下地にNiの酸化膜を被着し、その
上にNi−Cr、Auを蒸着し、さらにマスクを形成し
て金メッキ処理を施し、マスクを除去した後、不要の金
属膜をエッチング除去して内部リード14を形成する
[図3(b)]。
例について説明する。図3は、第3の実施例の組立工程
の工程断面図である。本実施例の固体撮像装置を製造す
るには、まず、固体撮像素子のパッド上に、金からな
る、もしくは銅バンプの表面に2〜3μmの厚さに金メ
ッキを施したバンプ12aを形成する。一方、透光性キ
ャップ13上には、下地にNiの酸化膜を被着し、その
上にNi−Cr、Auを蒸着し、さらにマスクを形成し
て金メッキ処理を施し、マスクを除去した後、不要の金
属膜をエッチング除去して内部リード14を形成する
[図3(b)]。
【0016】次に、ケース15の上面に紫外線硬化型樹
脂16aを塗布し、ケースの底面にクッション材20を
配置する。ケース15内に固体撮像素子11を位置決め
して配置し、上から透光性キャップ13を被せる。透光
性キャップ13を押圧しながら紫外線を照射して紫外線
硬化型樹脂16aを硬化させる。本実施例では高温の処
理を行うことなく組立が可能であるため、カラーフィル
タ等に対する悪影響を回避することができる。
脂16aを塗布し、ケースの底面にクッション材20を
配置する。ケース15内に固体撮像素子11を位置決め
して配置し、上から透光性キャップ13を被せる。透光
性キャップ13を押圧しながら紫外線を照射して紫外線
硬化型樹脂16aを硬化させる。本実施例では高温の処
理を行うことなく組立が可能であるため、カラーフィル
タ等に対する悪影響を回避することができる。
【0017】次に、本発明の実施例に用いられる透光性
キャップのリードパターン例について説明する。図4
は、2次元固体撮像素子搭載用の透光性キャップ13の
平面図と側面図であり、図5は、1次元固体撮像素子搭
載用の透光性キャップ13の平面図と側面図である。図
4、図5に示されるように、内部リード14は、固体撮
像素子の受光領域を除いてほぼ透光性キャップ13の表
面を覆っている。このことにより、内部リードに遮光機
能を持たせることができる。内部リードは側面まで延ば
されて側面の外部リード21に連なっている。なお、図
中、内部リード上のパッド接合部14aを点線にて示
す。
キャップのリードパターン例について説明する。図4
は、2次元固体撮像素子搭載用の透光性キャップ13の
平面図と側面図であり、図5は、1次元固体撮像素子搭
載用の透光性キャップ13の平面図と側面図である。図
4、図5に示されるように、内部リード14は、固体撮
像素子の受光領域を除いてほぼ透光性キャップ13の表
面を覆っている。このことにより、内部リードに遮光機
能を持たせることができる。内部リードは側面まで延ば
されて側面の外部リード21に連なっている。なお、図
中、内部リード上のパッド接合部14aを点線にて示
す。
【0018】図6に、一部の内部リードパターンを他の
内部リードより極端に大きくしたパターン例を示す。こ
の大パターンの内部リードを固体撮像装置の接地配線や
電源配線に使用する。これにより、遮光性向上と同時に
シールド効果を高めて外部ノイズに対する耐性を向上さ
せることができる。また、図7に示すものでは、図6の
ものより透光性キャップ13の幅を広くしその広くなさ
れた部分に外部リード21を形成している。図7には、
ケース15に接着した状態を側面図にて示すが、この透
光性キャップを用いる場合、内部リードと外部リードと
を同一面に形成することができるため、一層のコストダ
ウンが可能となる。
内部リードより極端に大きくしたパターン例を示す。こ
の大パターンの内部リードを固体撮像装置の接地配線や
電源配線に使用する。これにより、遮光性向上と同時に
シールド効果を高めて外部ノイズに対する耐性を向上さ
せることができる。また、図7に示すものでは、図6の
ものより透光性キャップ13の幅を広くしその広くなさ
れた部分に外部リード21を形成している。図7には、
ケース15に接着した状態を側面図にて示すが、この透
光性キャップを用いる場合、内部リードと外部リードと
を同一面に形成することができるため、一層のコストダ
ウンが可能となる。
【0019】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるされるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本願発明の要旨内にお
いて各種の変更が可能である。例えば、第1、第2の実
施例における接着剤17の使用を止め、固体撮像素子を
ケース15から浮かすかあるいはケースと接触させるよ
うにすることができる。また、一部のリードを透光性キ
ャップの上面にまで引き延ばしこれを遮光膜とすること
ができる。さらに、透光性キャップを銅張りアクリル板
を用いて形成しより一層のコストダウンを図ることがで
きる。
本発明はこれら実施例に限定されるされるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本願発明の要旨内にお
いて各種の変更が可能である。例えば、第1、第2の実
施例における接着剤17の使用を止め、固体撮像素子を
ケース15から浮かすかあるいはケースと接触させるよ
うにすることができる。また、一部のリードを透光性キ
ャップの上面にまで引き延ばしこれを遮光膜とすること
ができる。さらに、透光性キャップを銅張りアクリル板
を用いて形成しより一層のコストダウンを図ることがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固体撮像
装置は、透光性キャップに固体撮像素子の受光領域外を
遮光するように内部リードを形成したものであるので、
本発明によれば、多層膜反射防止膜付きキャップや精密
加工を要する遮光板のような高価な部品を必要とするこ
となく、また複雑な工程を要することなく、不要光の固
体撮像素子受光面への入射を防止することができる。ま
た、透光性キャップに形成した内部リードに固体撮像素
子のバンプを直接接続したことにより、固体撮像装置の
薄型化を実現することができる。
装置は、透光性キャップに固体撮像素子の受光領域外を
遮光するように内部リードを形成したものであるので、
本発明によれば、多層膜反射防止膜付きキャップや精密
加工を要する遮光板のような高価な部品を必要とするこ
となく、また複雑な工程を要することなく、不要光の固
体撮像素子受光面への入射を防止することができる。ま
た、透光性キャップに形成した内部リードに固体撮像素
子のバンプを直接接続したことにより、固体撮像装置の
薄型化を実現することができる。
【図1】 本発明の第1の実施例の組立工程を示す工程
毎の断面図。
毎の断面図。
【図2】 本発明の第2の実施例の組立工程を示す工程
毎の断面図。
毎の断面図。
【図3】 本発明の第3の実施例の組立工程を示す工程
毎の断面図。
毎の断面図。
【図4】 本発明の実施例に用いられる透光性キャップ
の第1の例を示す平面図と側面図。
の第1の例を示す平面図と側面図。
【図5】 本発明の実施例に用いられる透光性キャップ
の第2の例を示す平面図と側面図。
の第2の例を示す平面図と側面図。
【図6】 本発明の実施例に用いられる透光性キャップ
の第3の例を示す平面図と側面図。
の第3の例を示す平面図と側面図。
【図7】 本発明の実施例に用いられる透光性キャップ
の第4の例を示す平面図とその組立状態を示す側面図。
の第4の例を示す平面図とその組立状態を示す側面図。
【図8】 第1の従来例の断面図。
【図9】 第2の従来例の断面図。
【図10】 第3の従来例の断面図。
11、101 固体撮像素子 12、12a バンプ 13、103 透光性キャップ 14、104 内部リード 15、105 ケース 16、17 接着剤 16a 紫外線硬化型樹脂 18 ソルダレジスト 19 チップガイド 20 クッション材 21 外部リード 102 ワイヤ 106 樹脂 107 外部リード 108、109 反射防止膜 110 フィルタ 111 遮光板 112 接着剤
Claims (9)
- 【請求項1】 外囲器と透光性キャップとで形成される
キャビティ内に固体撮像素子が封止されてなる固体撮像
装置において、前記透光性キャップの内側の面には固体
撮像素子の受光領域を避けて内部リードが形成され、該
内部リードのパッド接合部上には前記固体撮像素子のバ
ンプ電極が接続されていることを特徴とする固体撮像装
置。 - 【請求項2】 前記内部リードのリード幅は、可及的に
広くなされていることを特徴とする請求項1記載の固体
撮像装置。 - 【請求項3】 前記内部リードの内、接地リードおよび
/または電源リードが他のリードより面積が広く形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装
置。 - 【請求項4】 前記内部リードは前記透光性キャップの
端部にまで引き出され、該透光性キャップの側面に形成
されている外部リードに接続されていることを特徴とす
る請求項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項5】 前記内部リードおよび外部リードが同一
平面上に形成され、該外部リードを露出させるために前
記外囲器の幅が前記透光性キャップの幅より狭くなされ
ていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項6】 前記内部リード上には遮光性のソルダレ
ジスト層が形成されていることを特徴とする請求項1記
載の固体撮像装置。 - 【請求項7】 前記透光性キャップ上には、前記固体撮
像素子の取り付け高さおよび/または平面上の位置を規
制するチップガイドが設けられていることを特徴とする
請求項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項8】 前記固体撮像素子が前記外囲器に接着さ
れていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装
置。 - 【請求項9】 前記固体撮像素子と前記外囲器との間に
はクッション材が挿入され、前記固体撮像素子のバンプ
と前記内部リードとは加圧接触にて接続されていること
を特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5223927A JP2697571B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5223927A JP2697571B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0758305A true JPH0758305A (ja) | 1995-03-03 |
JP2697571B2 JP2697571B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=16805896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5223927A Expired - Lifetime JP2697571B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697571B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011092950A1 (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-04 | 富士フイルム株式会社 | ソルダーレジスト用重合性組成物及びソルダーレジストパターンの形成方法 |
JP2020068349A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | パナソニック株式会社 | 撮像モジュール |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03116869A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-17 | Toshiba Corp | 固体撮像装置の製造方法 |
JPH03155671A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-07-03 | Toshiba Corp | 固体撮像装置 |
JPH04144167A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-18 | Toshiba Corp | Ccdモジュール |
JPH05267629A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-15 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP5223927A patent/JP2697571B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2012003225A (ja) * | 2010-01-27 | 2012-01-05 | Fujifilm Corp | ソルダーレジスト用重合性組成物及びソルダーレジストパターンの形成方法 |
US9389505B2 (en) | 2010-01-27 | 2016-07-12 | Fujifilm Corporation | Polymerizable composition for solder resist, and solder resist pattern formation method |
JP2020068349A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | パナソニック株式会社 | 撮像モジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2697571B2 (ja) | 1998-01-14 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970128 |
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