JPH0758018B2 - 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの施解錠操作装置

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JPH0758018B2
JPH0758018B2 JP4591790A JP4591790A JPH0758018B2 JP H0758018 B2 JPH0758018 B2 JP H0758018B2 JP 4591790 A JP4591790 A JP 4591790A JP 4591790 A JP4591790 A JP 4591790A JP H0758018 B2 JPH0758018 B2 JP H0758018B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、正逆回転可能なモータを備えるアクチュエー
タにより、ドアロックの施解錠を電動操作でき、かつ手
動操作をもできるようにした自動車用ドアロックの施解
錠操作装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の装置としては、例えば特公昭55-45710号
公報に開示されているものがある。
この装置は、モータの軸に遊嵌された遠心クラッチと、
この遠心クラッチに形成されたセクタと、このセクタに
連結されると共に、ドアロック本体に設けた施解錠レバ
ーに連結され、略直線運動して施解錠レバーを施錠位置
及び解錠位置に移動させるロッドとを設け、モータの回
転により、遠心クラッチを結合状態とし、遠心クラッチ
及びセクタを介して、ロッドを直線運動させるようにな
っている。これにより、ドアロック本体の施解錠レバー
は、解錠位置または施錠位置に向かって移動させられた
後、移動行程終了位置において、施解錠レバーの移動範
囲を規制するストッパに当接し、施解錠レバー及びセク
タはその位置に停止する。
また、モータに通電していない場合、遠心クラッチは非
結合状態で自由であるから、自動車のドアの車室内側に
設けた手動用の操作ノブを操作して、手動でドアロック
の施解錠レバーを操作し、ロッドが動いても、モータの
軸は回転されることがなく、手動によっても、ドアロッ
クを施解錠操作できるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような装置においては、モータの回転によりセク
タを回転させて、ドアロック本体の施解錠レバーを各作
動行程終了位置に相当する施錠位置又は解錠位置にロッ
ドを介して作動させた場合、その位置でモータへの通電
が停止して、施解錠レバーをストッパに当接させ、その
位置に強制的に停止させるようになっている。
そのため、停止時にモータへの通電を停止しても、慣性
力によって、モータの回転が急に止まることがなく、モ
ータ及びセクタひいては施解錠レバーを更に移動させよ
うとする力が作用し、モータ、セクタを介して、ロッド
と施解錠レバーとの連結部が強く当接するとともに、施
解錠レバーは、ストッパに強く当接することになる。そ
の結果、作動行程終了位置での停止時において、施解錠
レバーとストッパ及び施解錠レバーとロッドとの連結部
が勢いよく当接して、衝撃音が発生し、品質を損なうお
それがある。
また、ドアロックの手動による施解錠操作を可能にする
ため、モータの軸に遠心クラッチを設ける必要があり、
部品点数が多くて、構成が複雑になり、コストアップを
招くなどの問題点がある。
本発明は、従来の技術が有する上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、簡単な構成によ
って施解錠レバーの手動操作を可能にし、かつ電動操作
時における衝撃音を防止して、品質を向上させるように
した自動車用ドアロックの施解錠操作装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明の装置は、正逆回転可
能なモータにより、減速機構を介して回転させられる作
動レバーを有するアクチュエータにより、ドアロック本
体に設けた施解錠レバーを施錠位置及び解錠位置に移動
させるようになっている自動車用ドアロックの施解錠操
作装置において、前記施解錠レバーと一体的に作動する
連結部に係合部を形成するとともに、前記作動レバー
に、少なくとも一方向に回転することにより前記係合部
に係合して、前記施解錠レバーを施錠位置または解錠位
置に移動させ、かつ前記係合部から離脱する被係合部を
形成し、さらに、前記施解錠レバーの施錠位置及び解錠
位置を検出可能な施解錠検出スイッチと、前記被係合部
が前記係合部から離脱して前記係合部の移動軌跡外に位
置する中立位置を検出しうる中立検出スイッチと、前記
施解錠検出スイッチが施錠位置または解錠位置を検出
し、かつ前記中立検出スイッチが作動レバーの中立位置
を検出したとき、前記モータを含む回路を閉回路とする
制御回路とを設けてなることを特徴とする。
〔作用〕
作動レバーの被係合部は、係合部の移動軌跡外に位置し
ているので、手動操作用の施解錠ノブを解錠操作するこ
とにより、施解錠レバーは、モータを回転させることな
く、施錠位置から解錠位置に自由に移動することができ
る。
また、電動操作で解錠操作する場合は、車内外の適所に
設けた操作スイッチを解錠操作することにより、モータ
が正転して、アクチュエータの作動レバーは反時計方向
へ回転し、作動レバーの被係合部が係合部に係合して施
解錠レバーを解錠方向に移動させ、施解錠レバーは解錠
位置に停止する。
この施解錠レバーの解錠位置を、施解錠検出スイッチが
検出することにより、モータへの通電は停止される。
しかし、その後、作動レバーは、慣性力により、更に回
転し続けることにより、被係合部が、係合部から離脱し
て中立位置に移動する。
この作動レバーの中立位置を中立検出スイッチが検出す
ることにより、モータを含む回路が閉回路となり、モー
タの慣性力による回転により発生する逆起電力により、
モータに制動力が作用し、モータを介して作動レバーは
中立位置に急停止して、確実に停止する。
従って、作動レバーが施解錠レバーに勢い良く当接した
り、他のストッパに当接したりすることはなく、衝撃音
を発生することなしに、施解錠レバーを電動操作するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、添付図面に基づいて説明す
る。
(1)は、ドア内に設けたドアロック本体で、車体側に
設けられたストライカ(図示略)と係脱するラッチ、及
びロッキングプレート(共に図示略)等を収納した噛合
機構部(2)と、噛合機構部(2)を制御操作するレバ
ー群を収納した操作機構部(3)とから構成されてい
る。
(4)は、操作機構部(3)に軸(5)により回動自在
に支持されたレバー群の1つをなす施解錠レバーで、そ
の一端の連結部(4a)は、ドアの車室内側に位置された
手動操作用の施解錠ノブ(図示略)に、ロッドを介して
連結され、他端(4b)は、施解錠機構(図示略)に連結
されている。
さらに、施解錠レバー(4)には、軸(5)に向かって
半径方向に所定の深さ切設された係合部(7)を有する
連結部(6)が一体的に形成されている。
施解錠レバー(4)は、ドアの車内側に設けた解除操作
ハンドル(図示略)のドア開操作を不能にし、ストッパ
(3b)に当接する第1図、第5図及び第6図に示す施錠
位置と、同じく可能にし、ストッパ(3c)に当接する第
7図、及び第8図に示す解錠位置とに移動することがで
きる。
(8)は、ドアの車内側に設けた解除操作ハンドルに連
結されたインサイドレバー、(9)は、ドアの車外側に
設けた解除操作ハンドルに連結されたアウトサイドレバ
ーで、インサイドレバー(8)及びアウトサイドレバー
(9)は、前記施解錠機構を介して、施解錠レバー
(4)の他端(4b)に連結されている。
(10)は、施解錠レバー(4)をモータ駆動により施錠
位置及び解錠位置に移動させるアクチュエータで、ドア
ロック本体(1)の操作機構部(3)の取付部(3a)
に、その出力軸(10a)を軸(5)と平行になるように
固着され、かつケース(11)内には、正逆回転可能なモ
ータ(12)と、このモータ(12)の回転を減速する遊星
歯車などから構成された公知の減速機構(13)と、減速
機構(13)の出力軸(10a)に基部が固着され、かつ先
端に施解錠レバー(4)に向かって突出する被係合部
(14a)を有する作動部(14)とから構成されている。
作動レバー(14)の被係合部(14a)は、常時は施解錠
レバー(4)の連結部(6)の移動軌跡外に位置する中
立位置にあり、かつこの状態からモータ(12)に通電
し、減速機構(13)を介して、第5図に示すように施解
錠レバー(4)が施錠位置にある状態から、作動レバー
(14)を反時計方向に回動させることにより、第6図に
示すように、被係合部(14a)が係合部(7)に突入し
たのち、係合部(7)の一側縁(7a)に係合して、施解
錠レバー(4)を第7図に示すように、施錠位置に移動
させ、さらに、作動レバー(14)は、反時計方向への回
動を続けて、被係合部(14a)が係合部(7)から脱出
し、第8図に示すように、被係合部(14a)が施解錠レ
バー(4)の連結部(6)の移動軌跡外に位置する中立
位置にきたとき停止するようになっている。
(15)は、ハウジング(15a)がドアロック本体(1)
の取付部(3a)に固定された施解錠検出スイッチで、ハ
ウジング(15a)に揺動可能に枢着された検出レバー(1
5a)が施解錠レバー(4)の切り欠き部(4c)に係合し
て、施解錠レバー(4)の回動にともない揺動すること
により、施解錠レバー(4)の施錠位置及び解錠位置を
検出することができる。
施解錠検出スイッチ(15)は、検出レバー(15b)と一
体的に移動可能な一対のコネクタ(16a)、(16b)と、
ハウジング(15a)に固定され、電源側に接続されると
ともに、常時はコネクタ(16a)に接触していて、検出
レバー(15b)が施錠位置を検出したときコネクタ(16
a)から外れる電源ターミナル(17a)と、常時はコネク
タ(16b)に接触していて、検出レバー(15b)が解錠位
置を検出したときコネクタ(16b)から外れる電源ター
ミナル(17b)と、モータ(12)の一方の端子に接続さ
れるとともに、常時はコネクタ(16a)に接触して、作
動レバー(15b)が施錠位置以外にあるときはコネクタ
(16a)を介して電源ターミナル(17a)と導通するモー
タターミナル(18a)と、モータ(12)の他方の端子に
接続されるとともに、常時はコネクタ(16b)に接触し
て作動レバー(15b)が解錠位置以外にある時は、コネ
クタ(16b)を介して電源ターミナル(17b)と導通する
モータターミナル(18b)と、検出レバー(15b)が施錠
位置を検出したときコネクタ(16a)に接触して、モー
タターミナル(18a)と導通される制動ターミナル(19
a)と、検出レバー(15b)が解錠位置を検出したとき、
コネクタ(16b)に接触してモータターミナル(18b)と
導通される制動ターミナル(19b)とを備えている。
(20)は、作動レバー(14)の中立位置を検出する中立
検出スイッチで、作動レバー(14)と一体的に作動する
コネクタ(20a)と、ケース(11)に固定され作動レバ
ー(14)が中立位置に位置したとき、コネクタ(20a)
に接触する1対のターミナル(20b)とからなる。
第9図乃至第12図は、制御回路の一実施例を示す。
電源の両端子(21)、(22)は、電源ターミナル(17
a)、(17b)にそれぞれ接続され、モータ(12)の端子
は、ダイオード(23),(24)を介して電源ターミナル
(17a),(17b)にそれそれ接続されるとともに、ダイ
オード(23),(24)と並列に、モータターミナル(18
a),(18b)に接続されている。
制動ターミナル(19a)と制動ターミナル(19b)は、並
列に接続されるとともに、一方のターミナル(20b)に
接続され、更に、他方のターミナル(20b)は、順方向
電圧のダイオード(25),(26)を介して、モータ(1
2)の両端子に接続されている。
次に、本発明の実施例の作用について説明する。
第1図、第5図、及び第9図は、施錠状態を示す。
この状態にあっては、作動レバー(14)の非係合部(14
a)は、連結部(6)の係合部(7)の移動軌跡外に位
置している。
従って、手動操作用の施解錠ノブを解錠操作することに
より、施解錠レバー(4)は、モータ(12)を回転させ
ることなく、施錠位置から解錠位置に自由に移動するこ
とができ、ストッパー(3c)に当接して施錠位置に停止
する。
また、電動操作で解錠操作する場合は、車内外の適所に
設けた操作スイッチを解錠操作して、電源端子(22)に
プラス電源を、電源端子(21)にマイナス電源をそれぞ
れ接続する。
これにより、電源端子(22)−電源ターミナル(17b)
−コネクタ(16b)−モータターミナル(18b)−モータ
(12)−ダイオード(23)−電源ターミナル(17b)−
電源端子(21)の回路が閉じられ、モータ(12)が正転
して、アクチュエータ(10)の作動レバー(14)は第5
図に示す状態より反時計方向へ回転して、作動レバー
(14)の被係合部(14a)が係合部(7)に係合して、
施解錠レバー(4)を解錠方向に移動させ、施解錠レバ
ー(4)は、ストッパー(3c)に当接した作動行程終了
位置である施錠位置に停止する。
この施解錠レバー(4)の解錠位置を施解錠検出スイッ
チ(15)が検出することにより、第11図に示すように、
コネクタ(16b)が電源ターミナル(17b)から外れ、電
源ターミナル(22)とモータターミナル(18b)間の導
通が断たれて、モータ(12)への通電が停止される。
その後、モータ(12)及び作動レバー(14)は、慣性力
により更に正転方向及び反時計方向へ回転し続けること
により、被係合部(14a)は、第8図に示すように、係
合部(7)から離脱して中立位置に移動するとともに、
コネクタ(20a)は、両方のターミナル(20b),(20
b)上に移動して、ターミナル(20b),(20b)間を導
通させる。
これにより、モータ(12)−モータターミナル(18b)
−コネクタ(16b)−制動ターミナル(19b)−中立ター
ミナル(20b)−中立コネクタ(20b)−中立ターミナル
(20b)−ダイオード(25)−モータ(12)間のモータ
(12)を含む回路は閉回路となり、モータ(12)の慣性
力による回転により発生する逆起電力により、モータ
(12)に制動力が作用し、モータ(12)及び作動レバー
(14)は中立位置に急停止して、確実に停止する。
従って、作動レバー(14)は、施解錠レバー(4)に勢
い良く当接したり、他のストッパに当接したりすること
はなく、衝撃音を発生することなしに、施解錠レバー
(4)を電動操作することができる。
第8図及び第12図に示す解錠状態にあっては、前述した
施錠状態と同様に、作動レバー(14)の被係合部(14
a)は、係合部(7)の移動軌跡外に位置しているの
で、手動操作用の施解錠ノブを解錠操作することによ
り、施解錠レバー(4)は、モータ(12)を回転させる
ことなく、施錠位置から解錠位置に自由に移動すること
ができる。
また、解錠状態より電動操作で施錠操作する場合は、操
作スイッチを施錠操作して、電源端子(21)にプラス電
源を、電源端子(22)にマイナス電源をそれぞれ接続す
る。
これにより、電源端子(21)−電源ターミナル(17a)
−コネクタ(16a)−モータターミナル(18a)−モータ
(12)−ダイオード(24)−電源ターミナル(17b)−
電源端子(22)の回路が閉じられ、モータ(12)は逆転
して、アクチュエータ(10)の作動レバー(14)は、第
8図及び第12図に示す状態より時計方向へ回転して、作
動レバー(14)の被係合部(14a)が係合部(7)に係
合し、施解錠レバー(4)を施錠方向に移動させて、施
解錠レバー(4)は、ストッパー(3b)に当接した第1
図及び第5図に示す作動行程終了位置である施錠位置に
停止する。
この施解錠レバー(4)の施錠位置を施解錠検出スイッ
チ(15)が検出することにより、第9図に示すように、
コネクタ(16a)が電源ターミナル(21)から外れるこ
とにより、電源ターミナル(21)とモータターミナル
(18a)間の導通が断たれて、モータ(12)への通電は
停止される。
しかし、その後、モータ(12)及び作動レバー(14)
は、慣性力によって更に逆転方向及び時計方向へ回転し
続けることにより、被係合部(14a)は、第5図に示す
ように、係合部(7)から離脱して中立位置に移動する
とともに、コネクタ(20a)は、両方のターミナル(20
b),(20b)上に移動して、ターミナル(20b),(20
b)間を導通させる。
これにより、モータ(12)−モータターミナル(18a)
−コネクタ(16a)−制動ターミナル(19a)−中立ター
ミナル(20b)−中立コネクタ(20a)−中立ターミナル
(20b)−ダイオード(26)−モータ(12)間のモータ
(12)を含む回路は閉回路となり、モータ(12)の慣性
力による回転により発生する逆起電力により、モータ
(12)に制動力が作用し、モータ(12)及び作動レバー
(14)は中立位置に急停止して、確実に停止する。
従って、作動レバー(14)は、施解錠レバー(4)に勢
い良く当接したり、他のストッパに当接したりすること
がなく、衝撃音を発生することなしに、施解錠レバー
(4)を電動操作することができる。
〔発明の効果〕
本発明にあっては、施解錠レバーの作動行程終了位置に
おいて、施解錠レバー側の係合部とアクチュエータの作
動レバーの被係合部とを離脱させ、かつ作動レバーが中
立位置に位置したとき、モータを含む回路を閉回路とし
て、モータに制動力を作用させることにより、作動レバ
ーを施解錠レバーまたはその他のストッパーに当接させ
ることなく、確実に中立位置に停止させることができ
る。
したがって、衝撃音を発生することなく、電動操作を行
うことができ、品質を向上させることができ、また、無
駄に当接することがないので、耐久性も向上する。
また、手動操作においては、施解錠レバーの移動にとも
ない、アクチュエータのモータが回転することがないの
で、軽快かつ円滑に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示し、 第1図は、ドアロック本体の正面図、 第2図は、ドアロック本体の背面図、 第3図は、ドアロック本体の平面図、 第4図は、アクチュエータの内部を示す縦断面図、 第5図から第8図は、特に施解錠レバーと作動レバーと
の関係を示す各作動状態を示す作動説明図、 第9図から第12図は、各作動状態を説明する制御回路図
である。 (1)ドアロック本体、(4)施解錠レバー (6)連結部、(7)係合部 (10)アクチュエータ、(12)モータ (13)減速部、(14)作動レバー (14a)被係合部、(15)施解錠検出スイッチ (15b)検出レバー、(16a)(16b)コネクタ (17a)(17b)電源用ターミナル (18a)(18b)モータ用ターミナル (19a)(19b)制動用ターミナル (20)中立検出スイッチ、(20a)コネクタ (20b)ターミナル、(21)(22)電源用端子 (23)(24)(25)(26)ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転可能なモータにより、減速機構を
    介して回転させられる作動レバーを有するアクチュエー
    タにより、ドアロック本体に設けた施解錠レバーを施錠
    位置及び解錠位置に移動させるようになっている自動車
    用ドアロックの施解錠操作装置において、 前記施解錠レバーと一体的に作動する連結部に係合部を
    形成するとともに、前記作動レバーに、少なくとも一方
    向に回転することにより前記係合部に係合して、施解錠
    レバーを施錠位置または解錠位置に移動させ、かつ前記
    係合部から離脱する被係合部を形成し、さらに、前記施
    解錠レバーの施錠位置及び解錠位置を検出可能な施解錠
    検出スイッチと、前記被係合部が前記係合部から離脱し
    て前記係合部の移動軌跡外に位置する中立位置を検出し
    うる中立検出スイッチと、前記施解錠検出スイッチが施
    錠位置または解錠位置を検出し、かつ前記中立検出スイ
    ッチが作動レバーの中立位置を検出したとき、前記モー
    タを含む回路を閉回路とする制御回路とを設けてなるこ
    とを特徴とする自動車用ドアロックの施解錠操作装置。
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DE102004026065A1 (de) * 2004-05-25 2005-12-15 Huf Hülsbeck & Fürst GmbH & Co KG Motorisch betätigbares Schloss für Türen oder Klappen von Fahrzeugen

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