JPH0781444B2 - 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの施解錠操作装置

Info

Publication number
JPH0781444B2
JPH0781444B2 JP7193690A JP7193690A JPH0781444B2 JP H0781444 B2 JPH0781444 B2 JP H0781444B2 JP 7193690 A JP7193690 A JP 7193690A JP 7193690 A JP7193690 A JP 7193690A JP H0781444 B2 JPH0781444 B2 JP H0781444B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unlocking
locking
lever
motor
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7193690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03275880A (ja
Inventor
幹雄 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP7193690A priority Critical patent/JPH0781444B2/ja
Publication of JPH03275880A publication Critical patent/JPH03275880A/ja
Publication of JPH0781444B2 publication Critical patent/JPH0781444B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/02Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
    • E05B81/04Electrical
    • E05B81/06Electrical using rotary motors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/22Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle
    • E05B77/24Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like
    • E05B77/28Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like for anti-theft purposes, e.g. double-locking or super-locking
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/16Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on locking elements for locking or unlocking action
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/54Electrical circuits

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、正逆回転可能なモータを備えるアクチュエー
タにより、ドアロックの施解錠を電動操作でき、かつ手
動操作をもできるようにするとともに、窃盗行為による
解錠を防止した自動車用ドアロックの施解錠操作装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来の手動施解錠操作及び電動施解錠操作が行うことが
できるようにした装置としては、例えば、実公昭58-995
3号公報に開示されているものがある。
この装置は、ドアロックの操作レバーと、アクチュエー
タのモータ駆動により減速機構を介して回動させられる
ようにした回転板とを、回転板が中立位置から施錠方向
又は解錠方向に設定させた回転角で得るストロークと同
等の遊びを介して連結するとともに、回転板を中立位置
から操作レバーのストロークと同等の動きを、中立位置
の両側で正逆回転させ、設定ストローク動作後に回転板
を逆転させて、常に中立位置に復帰するように制御する
ことにより、手動操作の動きが、減速装置に伝達されな
いようにして、手動操作を可能にしている。
しかしながら、この装置にあっては常に回転板を中立位
置に復帰作動させる制御回路が必要となり、回路構成が
複雑になる問題点がある。
又、窓ガラスとサッシユとの間から窃盗具を車室内に侵
入させて、車内の施解錠操作ノブを引っ張り上げること
によって、ドアロックを解錠することができ、防盗対策
上好ましくない問題点がある。
この問題点を解消したものとして、例えば、特開昭55-6
5681号公報に開示されているものがある。
この装置は、ケーシングに設けた正逆回転可能なモータ
によって、ドアロックの施解錠レバーに連結されたラッ
クを移動させて、電動施解錠操作ができるとともに、車
外からのキー又はその他の手段による施錠操作により、
前記の施解錠用のモータとは別に他のモータを駆動させ
て、ロック爪がラックの解錠方向への作動を拘束するよ
うに係合させることにより、施解錠レバーの解錠作動を
拘束し、窃盗行為による解錠操作の防止を図っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような装置においては、ドアロックの電動施解錠
操作用のモータと、窃盗行為による施解錠レバーの解錠
作動を拘束する他のモータとを必要とするため、構成部
品が多く、かつ構成が複雑で、コストが嵩むという問題
点がある。
本発明は、従来技術が有する上記のような種々の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、窃
盗行為によるドアロックの施解錠レバーの解錠を防止す
ることができ、かつ手動による施解錠操作を軽快にでき
るとともに、電動による施解錠操作を円滑にできるよう
にした自動車用ドアロックの施解錠操作装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明の装置は、操作スイッ
チ(21)により、正逆回転可能なモータ(12)及び減速
機構(13)を介して回転させられる作動レバー(14)を
有するアクチュエータ(10)により、ドアロック本体
(1)に設けた施解錠レバー(4)を施錠位置及び解錠
位置に移動させるようになっている自動車用ドアロック
の施解錠操作装置において、 前記施解錠レバー(4)と一体的に移動する連結部
(6)に係合部(7)及び該係合部(7)より解錠方向
寄りに拘束部(6a)を形成するとともに、前記作動レバ
ー(14)に、少なくとも一方向に回転することにより前
記係合部(7)に係合して、前記施解錠レバー(4)を
施錠位置に移動させた後、前記係合部(7)から離脱し
て前記係合部(7)の移動軌跡外に位置する中立位置
と、前記拘束部(6a)に係合して前記施解錠レバー
(4)の解錠方向への移動を拘束せしめる拘束位置に移
動可能な被係合部(14a)を形成し、さらに、前記作動
レバー(14)の中立位置を検出可能な中立検出スイッチ
(20)と、少なくとも車外から施錠操作可能な防盗操作
スイッチ(22)と、前記操作スイッチ(21)の操作によ
り、施解錠レバー(4)を施錠位置または解錠位置に移
動させるべくアクチュエータ(10)の駆動を可能にする
とともに、前記中立検出スイッチ(20)が前記作動レバ
ー(14)の中立位置を検出したとき、前記モータ(12)
の駆動を停止させ、さらに前記防盗操作スイッチ(22)
の操作により、前記施解錠レバー(4)を施錠位置に移
動させ、かつ作動レバー(14)を拘束位置に移動可能に
するべくアクチュエータ(10)を駆動させる制御回路と
を設けたことを特徴としている。
〔作用〕
施錠及び解錠状態あっては、作動レバー(14)の被係合
部(14a)は、施解錠錠レバー(4)の係合部(7)の
移動軌跡外に位置している。
従って、手動操作用の施解錠ノブを施錠又は解錠操作す
ることにより、施解錠レバー(4)は、モータ(12)を
回転させることなく解錠位置又は施錠位置に自由に移動
することができる。
また、電動操作で施錠又は解錠操作する場合は、車内外
の適所に設けた操作スイッチ(21)を施錠又は解錠操作
することにより、制御回路が閉成して、モータ(12)が
回転し、アクチュエータ(10)の作動レバー(14)の被
係合部(14a)が、係合部(7)に係合して、施解錠レ
バー(4)を施錠又は解錠方向に移動させ、施解錠レバ
ー(4)は施錠位置又は解錠位置に移動して停止する。
作動レバー(14)は、さらに回転し続け、被係合部(1
4)が係合部(7)から離脱して中立位置に移動すると
ともに、中立検出スイッチ(20)がそれを検出すること
により、作動レバー(14)は中立位置に停止する。
窃盗行為により解錠操作を防止するには、防盗操作スイ
ッチ(22)を操作することによりなされる。
すなわち、防盗操作スイッチ(22)の操作により、操作
スイッチ(21)は、施錠側にオンして、施解錠レバー
(4)は、アクチュエータ(10)により施錠位置に移動
させられる。
しかし、作動レバー(14)は、施解錠レバー(4)を施
錠位置に移動させて、中立位置に達しても停止すること
なく回転を続け、その後、被係合部(14a)が施解錠レ
バー(4)の拘束部(6a)に係合すると、モータ(12)
の回転が停止して防盗位置に停止する。
この防盗位置においては、作動レバー(14)の被係合部
(14a)が拘束部(6a)に係合して、施解錠レバー
(4)の解錠位置方向への移動が拘束されるため、窃盗
行為による施解錠レバー(4)の解錠は確実に防止され
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づいて説明す
る。
(1)は、ドア(D)内に設けたドアロック本体で、車
体側に設けられたストライカ(図示略)と係脱するラッ
チ、及びロッキングプレート(共に図示略)等を収納し
た噛合機構部(2)と、噛合機構部(2)を制御操作す
るレバー群を収納した操作機構部(3)とから構成され
ている。
(4)は、操作機構部(3)に軸(5)により回動自在
に支持されたレバー群の1つをなす施解錠レバーで、そ
の一端の連結部(4a)は、ドアの車室内側に配置された
手動操作用の施解錠ノブ(図示略)に、ロッドを介して
連結され、他端(4b)は、施解錠機構(図示略)に連結
されている。
さらに、施解錠レバー(4)には、軸(5)に向かって
半径方向に所定量切設されたU字状の係合部(7)と、
該係合部(7)より解錠方向である時計方向寄りに段差
をもって形成された拘束部(6a)とを有する連結部
(6)が一体的に形成されている。
施解錠レバー(4)はドア(D)の車内側に設けた解除
操作ハンドル(図示略)のドア開操作を不能にする第1
図及び第6図に示す施錠位置と、同じく可能にする第9
図に示す解錠位置とに移動することができる。
(8)は、ドアの車内側に設けた解除操作ハンドルに連
結されたインサイドレバー、(9)は、ドア(D)の車
外側に設けた解除操作ハンドルに連結されたアウトサイ
ドレバーで、インサイドレバー(8)及びアウトサイド
レバー(9)は、前記施解錠機構を介して、施解錠レバ
ー(4)の他端(4b)に連結されている。
(10)は、施解錠レバー(4)をモータ駆動により施錠
位置及び解錠位置に移動させることができるアクチュエ
ータで、ドアロック本体(1)の操作機構部(3)の取
付部(3a)に、その出力軸(10a)を軸(5)と平行に
なるように固着され、かつケース(11)内には、正逆回
転可能なモータ(12)と、このモータ(12)の回転を減
速する遊星歯車などから構成された公知の減速機構(1
3)と、減速機構(13)の出力軸(10a)に基部が固着さ
れ、かつ先端に施解錠レバー(4)の連結部(6)に向
かって突出する被係合部(14a)を有する作動レバー(1
4)とから構成されている。
作動レバー(14)は、その被係合部(14a)が常時は施
解錠レバー(4)の連結部(6)の移動軌跡外に位置す
る中立位置(第1,6,9図に示す)にあり、この位置から
モータ(12)に通電し、減速機構(13)を介して第6図
に示すように施解錠レバー(4)が施解位置にある状態
から、作動レバー(14)を反時計方向に回動させること
により、第7図に示すように、被係合部(14a)が係合
部(7)に突入したのち、係合部(7)の一側縁(7a)
に係合して、施解錠レバー(4)を第8図に示すよう
に、解錠位置に移動させ、さらに反時計方向への回動を
続けて、被係合部(14a)が係合部(7)から脱出し、
第9図に示すように、被係合部(14a)が施解錠レバー
(4)の連結部(6)の移動軌跡外に位置する中立位置
にきたとき停止することができるともに、中立位置から
モータ(12)に通電し、減速機構(13)を介して第9図
に示すように施解錠レバー(4)が解錠位置にある状態
から、作動レバー(14)を時計方向に回動させることに
より、被係合部(14a)が係合部(7)に突入したの
ち、係合部(7)の他側縁(7b)に係合して、施解錠レ
バー(4)を、施錠位置に移動させ、さらに時計方向へ
の回動を続けて、被係合部(14a)が係合部(7)から
脱出し、被係合部(14a)が施解錠レバー(4)の連結
部(6)の移動軌跡外に位置する中立位置にきたとき停
止するようになっている。
又、作動レバー(14)は、施解錠レバー(4)が施錠位
置にあるとき、中立位置からさらに時計方向に回転する
ことにより、被係合部(14a)が施解錠レバー(4)の
拘束部(6a)に係合して、施解錠レバー(4)の解錠方
向への作動を阻止することができる。
(15)は、ハウジング(15a)がドアロック本体(1)
の取付部(3a)に固定された施解錠検出スイッチで、ハ
ウジング(15a)に揺動可能に枢着された検出レバー(1
5b)が施解錠レバー(4)の切り欠き部(4c)に係合し
て、施解錠レバー(4)の移動にともない揺動すること
により、施解錠レバー(4)の施錠位置及び解錠位置を
検出することができる。
施解錠検出スイッチ(15)は、検出レバー(15b)と一
体的に移動可能な一対のコネクタ(16a)(16b)と、ハ
ウジング(15a)に固定され、電源側に接続されるとと
もに、常時はコネクタ(16a)に接触していて、検出レ
バー(15b)が施錠位置を検出したとき、コネクタ(16
a)から外れる電源ターミナル(17a)と、常時はコネク
タ(16b)に接触していて、検出レバー(15b)が解錠位
置を検出したとき、コネクタ(16b)から外れる電源タ
ーミナル(17b)と、モータ(12)の一方の端子に接続
されるとともに、常時はコネクタ(16a)に接触して検
出レバー(15b)が施錠位置以外にあるときは、コネク
タ(16a)を介して電源ターミナル(17a)と導通するモ
ータターミナル(18a)と、モータ(12)の他方の端子
に接続されるとともに、常時はコネクタ(16b)に接触
して、検出レバー(15b)が解錠位置以外にある時は、
コネクタ(16b)を介して電源ターミナル(17b)と導通
するモータターミナル(18b)と、検出レバー(15b)が
施錠位置を検出したとき、コネクタ(16a)に接触し
て、モータターミナル(18a)と導通される制動ターミ
ナル(19a)と、検出レバー(15b)が解錠位置を検出し
たとき、コネクタ(16b)に接触して、モータターミナ
ル(18a)と導通される制動ターミナル(19b)とを設け
てなる。
(20)は、アクチュエータ(10)内に設けられ、作動レ
バー(14)の中立位置を検出する中立検出スイッチで、
作動レバー(14)と一体的に作動するコネクタ(20a)
と、ケース(11)に固定され作動レバー(14)が中立位
置に位置したとき、コネクタ(20a)に接触する第1タ
ーミナル(20b)と、作動レバー(14)の被係合部(14
a)が、施錠位置にある施解錠レバー(4)の係合部
(7)から外れる位置に対応する位置から拘束位置の手
前までの長さを有する第2及び第3ターミナル(20c)
(20d)とからなる。
(21)は、運手席近傍に設けられ、車内外から施錠及び
解錠操作が可能な操作スイッチである。
(22)は、例えば車外に設けられて、キープレートによ
り操作可能なキーシリンダ、又は赤外線、電波等により
操作可能な防盗操作スイッチで、操作することにより操
作スイッチ(21)を施錠側に連動させることができる。
第10図乃至第14図は、制御回路の一実施例を示す。
(22a)は、防盗操作スイッチ(22)と第3ターミナル
(22d)との間の回路中に設けられたリレーコイル、(2
2b)は、第1ターミナル(20b)と制動用ターミナル(1
9a)(19b)間に接続され、リレーコイル(22a)に通電
されることにより開成する常閉成のスイッチ、(22c)
は、電源用ターミナル(17a)とモータ端子間の回路中
に設けられるとともに、ダイオード(23)と並列に設け
られ、リレーコイル(22a)に通電されることにより閉
成する常開成のスイッチである。
操作スイッチ(21)の端子は、電源ターミナル(17b)
(17a)にそれそれ接続され、モータ(12)の端子は、
ダイオード(23)(24)を介して電源ターミナル(17
a)(17b)にそれそれ接続されるとともに、ダイオード
(23)(24)と並列にモータターミナル(18a)(18b)
に接続されている。
第2ターミナル(20c)は、順方向電圧のダイオード(2
5)(26)を介してモータ(12)の両端子に接続されて
いる。
次に、本発明の実施例の作用について説明する。
第1図及び、第6図は、施錠状態を示す。
この状態にあっては、作動レバー(14)の被係合部(14
a)は、連結部(6)の移動軌跡外に位置している。
従って、手動操作用の施解錠ノブを解錠操作することに
より、施解錠レバー(4)は、モータ(12)を回転させ
ることなく施錠位置から解錠位置に自由に移動すること
ができる。
また、電動操作で解錠操作する場合は、操作スイッチ
(21)を解錠操作(第11図においてA方向)する。これ
により、プラス電源−電源ターミナル(17b)−コネク
タ(16b)−モータターミナル(18b)−モータ(12)−
ダイオード(23)−電源ターミナル(17a)−マイナス
電源の回路が閉じられ、モータ(12)が正転して、アク
チュエータ(10)の作動レバー(14)は第6図に示す状
態より反時計方向へ回転し、作動レバー(14)の被係合
部(14a)が係合部(7)に係合して、施解錠レバー
(4)を解錠方向に移動させる。
この施解錠レバー(4)の解錠位置を施解錠検出スイッ
チ(15)が検出すると、第13図に示すように、コネクタ
(16b)が電源ターミナル(17b)から外れ、電源ターミ
ナル(22)とモータターミナル(18b)間の導通が断た
れて、モータ(12)への通電が停止させられる。
しかし、その後、モータ(12)及び作動レバー(14)
は、慣性力によりさらに正転方向及び反時計方向へ回転
し続けることにより、被係合部(14a)は、第9図に示
すように、係合部(7)から離脱して中立位置に移動す
るとともに、コネクタ(20a)は、第1、第2ターミナ
ル(20b)(20c)上に移動して、ターミナル(20b)(2
0c)間を導通させる。
これにより、モータ(12)−モータターミナル(18b)
−コネクタ(16b)−制動ターミナル(19b)−第1ター
ミナル(20b)−コネクタ(20a)−第2ターミナル(20
c)−ダイオード(25)−モータ(12)間のモータ(1
2)を含む回路が短絡して閉回路となり、モータ(12)
の慣性力による回転により発生する逆起電力により、モ
ータ(12)に制動力が作用し、モータ(12)及び作動レ
バー(14)は中立位置に急停止して、確実に停止する。
従って、作動レバー(14)は、施解錠レバー(4)に勢
い良く当接したり、他のストッパに当接したりすること
がないので、衝撃音を発生することなく施解錠レバー
(4)を電動操作することができる。
この第9図及び第14図に示す解錠状態にあっては、前述
した施錠状態と同様に、作動レバー(14)の被係合部
(14a)は、係合部(7)の移動軌跡外に位置している
ので、手動操作用の施解錠ノブを施錠操作することによ
り、施解錠レバー(4)は、モータ(12)を回転させる
ことなく施錠位置からーン位置に自由に移動することが
できる。
また、解錠状態より電動操作で施錠操作する場合は、操
作スイッチ(21)を施錠操作(第14図においてB方向)
して、プラス電源−電源ターミナル(17a)−コネクタ
(16a)−モータターミナル(18a)−モータ(12)−ダ
イオード(24)−電源ターミナル(17b)−マイナス電
源の回路が閉じられ、モータ(12)が逆転して、アクチ
ュエータ(10)の作動レバー(14)は第9図に示す状態
より時計方向へ回転して、作動レバー(14)の被係合部
(14a)が係合部(7)に係合して、施解錠レバー
(4)を施錠方向に移動させて、施解錠レバー(4)
は、第1図及び第6図に示す施錠位置に停止する。
この施解錠レバー(4)の施錠位置を施解錠検出スイッ
チ(15)が検出することにより、コネクタ(16a)が電
源ターミナル(17a)から外れ、電源ターミナル(17a)
とモータターミナル(18a)間の導通が断たれて、モー
タ(12)への通電が停止される。
しかし、その後、モータ(12)及び作動レバー(14)
は、慣性力によりさらに逆転方向及び時計方向へ回転し
続けることにより、被係合部(14a)は、第6図に示す
ように、係合部(7)から離脱して中立位置に移動する
とともに、コネクタ(20a)は、第1、第2ターミナル
(20b)(20c)上に移動して、ターミナル(20b)(20
c)間を導通させる。
これにより、モータ(12)−モータターミナル(18a)
−コネクタ(16a)−制動ターミナル(19a)−第1ター
ミナル(20b)−コネクタ(20a)−第2ターミナル(20
c)−ダイオード(26)−モータ(12)間のモータ(1
2)を含む回路が短絡して閉回路となり、モータ(12)
の慣性力による回転により発生する逆起電力により、モ
ータ(12)に制動力が作用し、モータ(12)及び作動レ
バー(14)は中立位置に急停止して、確実に停止する。
従って、作動レバー(14)は、施解錠レバー(4)に勢
い良く当接したり、他のストッパに当接したりすること
がないので、衝撃音を発生することなく施解錠レバー
(4)を電動操作することができる。
窃盗行為により解錠操作を防止するには、防盗操作スイ
ッチ(22)を操作することによりなされる。
すなわち、防盗操作スイッチ(22)の操作により、操作
スイッチ(21)は、施錠側にオンして、前述と同様にし
て、施解錠レバー(4)は、アクチュエータ(10)によ
り施錠位置に移動させられる。
しかし、作動レバー(14)が施解錠レバー(4)を施錠
位置に移動させて、被係合部(14a)が係合部(7)か
ら外れた直後、第2、第3ターミナル(20c)(20d)間
が、コネクタ(20a)により導通されるため、リレーコ
イル(22a)に通電されて、プラス電源−防盗操作スイ
ッチ(22)−リレーコイル(22a)−第3ターミナル(2
0d)−コネクタ(20a)−第2ターミナル((20c)−ダ
イオード(26)−ダイオード(24)−電源ターミナル
(17b)−操作スイッチ(21)−マイナス電源間の回路
が閉成されて、スイッチ(22b)が開き、かつスイッチ
(22c)が閉じることにより、プラス電源−操作スイッ
チ(21)−電源ターミナル(17a)−スイッチ(22c)−
モータ(12)−ダイオード(24)−ターミナル(17b)
−操作スイッチ(21)−マイナス電源間の回路が閉成さ
れ、モータ(12)は、作動レバー(14)が中立位置に達
しても停止することなく、回転を続ける。その後、作動
レバー(14)の被係合部(14a)が連結部(6)の拘束
部(6a)に係合すると、第10図に示すように、その位置
に対応してコネクタ(20a)は、第2、第3ターミナル
(20c)(20d)から外れ、リレーコイル(22a)を駆動
する回路は開成して、モータ(12)の回転が停止し、作
動レバー(14)は防盗位置に停止する。
この防盗位置においては、第5図に示すように作動レバ
ー(14)の被係合部(14a)が拘束部(6a)に係合し
て、施解錠レバー(4)の解錠位置方向への移動が拘束
されるため、窃盗行為による施解錠レバー(4)の解錠
は確実に防止される。
又、この防盗状態は、操作スイッチ(21)を解錠操作す
ることにより、前述の解錠操作と同様にして、アクチュ
エータ(10)が駆動させられることにより、施解錠レバ
ー(4)を解錠位置に作動させることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明にあっては、操作スイッチ(21)
を操作したときは、アクチュエータ(10)に設けた作動
レバー(14)の被係合部(14a)が、連結部(6)に設
けた係合部(7)に係合して、施解錠レバー(4)を施
錠又は解錠位置にさせた後、連結部(6)の移動軌跡外
に位置する中立位置に移動して停止するとともに、防盗
操作スイッチ(22)を操作したときは、作動レバー(1
4)の被係合部(14a)は、施解錠レバー(4)を施錠位
置方向に移動させるように移動した後、さらに回転し
て、中立位置を通り過ぎ、施解錠レバー(4)の拘束部
(6a)に係合して、施解錠レバー(4)の解錠方向への
作動を拘束する拘束位置に移動することができるから、
手動による施解錠操作は、モータ(12)を回転させるこ
となく軽快にでき、かつ単一のモータ(12)によって自
動による施解錠操作と、窃盗行為による解錠操作を阻止
する防盗操作とを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示し、 第1図は、ドアロック本体の正面図、 第2図は、ドアロック本体の背面図、 第3図は、ドアロック本体の平面図、 第4図は、アクチュエータの内部を示す縦断面図、 第5図から第9図は、各作動状態における施解錠レバー
と作動レバーとの関係を示す作動説明図、 第10図から第14図は、各作動状態における制御回路の接
続関係を示す作動説明図である。 (1)ドアロック本体、(4)施解錠レバー (6)連結部、(6a)拘束部 (7)係合部、(10)アクチュエータ (12)モータ、(13)減速機構 (14)作動レバー、(14a)被係合部 (15)施解錠検出スイッチ (15b)検出レバー、(20)中立検出スイッチ (21)操作スイッチ、(22)防盗操作スイッチ (22a)リレーコイル、(22b)(22c)スイッチ (23)(24)(25)(26)ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作スイッチにより、正逆回転可能なモー
    タ及び減速機構を介して回転させられる作動レバーを有
    するアクチュエータにより、ドアロック本体に設けた施
    解錠レバーを施錠位置及び解錠位置に移動させるように
    なっている自動車用ドアロックの施解錠操作装置におい
    て、 前記施解錠レバーと一体的に移動する連結部に係合部及
    び該係合部より解錠方向寄りに拘束部を形成するととも
    に、前記作動レバーに、少なくとも一方向に回転するこ
    とにより前記係合部に係合して、前記施解錠レバーを施
    錠位置に移動させた後、前記係合部から離脱して前記係
    合部の移動軌跡外に位置する中立位置と、前記拘束部に
    係合して前記施解錠レバーの解錠方向への移動を拘束せ
    しめる拘束位置に移動可能な被係合部を形成し、さらに
    前記作動レバーの中立位置を検出可能な中立検出スイッ
    チと、少なくとも車外から施錠操作可能な防盗操作スイ
    ッチと、前記操作スイッチの操作により、施解錠レバー
    を施錠位置または解錠位置に移動させるべくアクチュエ
    ータの駆動を可能にするとともに、前記中立検出スイッ
    チが前記作動レバーの中立位置を検出したとき、前記モ
    ータの駆動を停止させ、さらに前記防盗操作スイッチの
    操作により、前記施解錠レバーを施錠位置に移動させ、
    かつ作動レバーを拘束位置に移動可能にするべくアクチ
    ュエータを駆動させる制御回路とを設けたことを特徴と
    する自動車用ドアロックの施解錠操作装置。
JP7193690A 1990-03-23 1990-03-23 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 Expired - Fee Related JPH0781444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7193690A JPH0781444B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 自動車用ドアロックの施解錠操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7193690A JPH0781444B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 自動車用ドアロックの施解錠操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03275880A JPH03275880A (ja) 1991-12-06
JPH0781444B2 true JPH0781444B2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=13474894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7193690A Expired - Fee Related JPH0781444B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 自動車用ドアロックの施解錠操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0781444B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5078688B2 (ja) * 2008-03-21 2012-11-21 美和ロック株式会社 電気錠の駆動モータの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03275880A (ja) 1991-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2556789B2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
US5938252A (en) Door member locking/unlocking apparatus
EP1076141B1 (en) Door lock device for motor vehicles
JPH09105262A (ja) 同一構造の自動車ドアロックを有する中央鎖錠装置
US6655179B2 (en) Automotive door lock assembly
JP2000186464A (ja) 車両用スライドドア装置
EP1323884B1 (en) Vehicle
KR20140096188A (ko) 자동차용 도어 개폐장치
JP3840023B2 (ja) 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
JPH0781444B2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
JPH0739783B2 (ja) 自動車用ドアの自動閉鎖装置
JP2527802Y2 (ja) 自動開扉装置
JPH10159412A (ja) ドアロック駆動装置
JP2514502B2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
JPH0739785B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JP2583477B2 (ja) 自動車用ドアの自動閉鎖装置
JP2739671B2 (ja) スーパーロック機構付車両ドアロック装置
JPH0758018B2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
JPH0781443B2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作方法及びその装置
JPH083633Y2 (ja) 自動車用ドアロックの操作装置
JPH0739784B2 (ja) 自動車用ドアの自動閉鎖装置
JP2519010Y2 (ja) アクチュエータの制御装置
JPH088216Y2 (ja) 自動車用ドアロックの解錠操作装置
JPH01105886A (ja) 自動車ドアのロック装置
JPH0784828B2 (ja) 自動車用ドアロックの操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees