JPH0758010B2 - 車両の搬送装置 - Google Patents

車両の搬送装置

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JPH0758010B2
JPH0758010B2 JP13521490A JP13521490A JPH0758010B2 JP H0758010 B2 JPH0758010 B2 JP H0758010B2 JP 13521490 A JP13521490 A JP 13521490A JP 13521490 A JP13521490 A JP 13521490A JP H0758010 B2 JPH0758010 B2 JP H0758010B2
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JP
Japan
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infiltration
vehicle
lift body
lift
shafts
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JP13521490A
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経一 山下
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Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は車両の入庫及び出庫動作を、安全でしかも高速
で行える立体駐車場における車両の搬送装置に関する。
〈従来の技術〉 本発明者は車両の入庫および出庫動作を自動的に行える
搬送装置に関し出願した(特開平2−186070号、特開平
2−279880号)。
これを第6図を基に説明すると、第6図は立体駐車場の
平面図であり、aは格納庫で、内部に通路bを挟んで多
数の駐車スペースcが階層的に形成されている。
dは本発明の前提とする搬送装置で、コンピュータ制御
により通路b内を自由に移動できるように構成されてい
る。
搬送装置dは通路b内を移動する台車eと、台車e上に
摺動自在かつ昇降自在に搭載した潜入リフト体fを基本
の構成とする。
潜入リフト体fは一端を軸支した四組のフームgを備え
ている。
そして、出庫するときは潜入リフト体fのみが台車eか
ら駐車スペースcに敷設したレール上を走行して目的の
車両hの前方から下に潜り込む。
つぎに潜入リフト体f全体が数cm上昇して各アームgを
車軸と平行になるまで水平に開げた後に潜入リフト体f
全体が降下する。
各アームgが車両のタイヤに向けて平行移動し、タイヤ
の下部周面に圧接して把持が完了すると各アームgの平
行移動が停止する。
つぎにタイヤが床から離れる程度、潜入リフト体f全体
が再び上昇して車両hを浮上させる。
車両hを持ち上げた状態で潜入リフト体fを台車eに引
き戻して、車両hの搬送装置dへの移し替えが完了す
る。
搬送装置dがターンテーブルなどの集配地点まで車両h
を運搬したら、搬送装置dが上記した逆の動作を行って
車両hを着地させる。
また、入庫の場合は搬送地点が異なるだけで搬送装置の
基本的な動作は出庫と同じである。
〈本発明の問題点〉 先の搬送装置は潜入リフト体をモータを用いて昇降させ
ているが、つぎのような改良すべき点がある。
〈イ〉潜入リフト体fが車両hの下部の狭小な空間に出
入りする関係からスペース的な制約を受けて、大型の電
動モータを使用できない。
〈ロ〉小能力のモータでもギアを組み合わせれば車両の
持ち上げが可能である。
ところが、ギア比が大きくすると潜入リフト体fの昇降
速度、すなわち車両hの昇降速度が遅くなる。
〈ハ〉電動モータが所定の回動トルクを発揮するまでに
時間がかかる。
この時間も車両hの昇降速度を遅らせる原因になってい
る。
〈本発明の目的〉 本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的と
するところは、小能力の駆動源を用いて、高速で車両を
持ち上げられる車両の搬送装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち、本発明は立体駐車場の通路内を移動自在の装
置であって、通路内を移動する台車と、車両のタイヤの
把持手段を具備し、前記台車に摺動自在に搭載した潜入
リフト体とからなる車両の搬送装置において、潜入リフ
ト体は前後の横断方向にモータの駆動力で回動する複数
の軸を有し、各軸の両端部には軸心から偏心した走行ロ
ーラが設けられ、軸の途上に潜入リフト体の重量をばね
力で支持するばね装置を取り付け、走行ローラを介して
台車に搭載した潜入リフト体の上昇方向にばね装置のば
ね力が常時作用するように構成したことを特徴とする。
〈本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明について説明する。
〈イ〉搬送装置の構成 第1図に搬送装置10の平面図を示す。
搬送装置10は、台車20及び台車20に搭載した潜入リフト
体30とで構成される。
〈ロ〉台車 台車20は第2図に示すように中央に連続した窪みを有
し、この窪みを挟んで両側に車両載置用の床21、21を形
成している。
各床21、21上面には、台車20の長手方向に沿って複数の
条溝22が形成してある。
さらに各床21、21の内側には、潜入リフト体30の走行路
となるレール23、23が敷設してある。
〈ハ〉潜入リフト体 潜入リフト体30は、台車20や各駐車スペースc内のレー
ル上を走行する走行機能と、車両の全タイヤを把持する
手段および昇降機能を有する。
潜入リフト体30は台車20の窪みに収容されたフレーム31
を有し、フレーム31の前後に配設した複数組の走行ロー
ラ32、32がレール21に載置されている。
潜入リフト体30の走行手段としては、走行ローラ32を直
接駆動したり、或はラックとピニオンを夫々フレーム31
と台車20の対向部に設けたり、或はチェーン部材とスプ
ロケット等とを組み合わせた公知の送り機構を採用でき
る。
また、フレーム31の両側面に図示しない複数の補助ロー
ラを設け、これらの補助ローラをレール23の側面に当接
させておくことが望ましい。
〈ニ〉タイヤの把持手段 潜入リフト体30はフレーム31に係合した左右一対の第1
のアーム40、40及び第2のアーム50、50を備えている。
各アーム40、50の片面にはタイヤの下部側面に圧接する
湾曲面と、湾曲面の下部から条溝22と等ピッチでフォー
ク状の爪が形成されている。(図示せず) さらに各アーム40、50は基端をフレーム31の上下を挟む
板材間に軸支され、揺動用モータ42、52を駆動源として
公知のギアやリンク機構を利用してほぼ90°の範囲を水
平方向に揺動するように構成されている。
また、第1のアーム40、40と第2のアーム50、50は揺動
用モータ41、51による個別のねじ送りによりフレーム31
の長手方向に沿って平行移動可能に構成されている。
尚、各アーム40、50の旋回や平行移動の停止位置は、公
知のセンサを使用して制御される。
以上は本発明者が先に出願した構造と同一である。
〈ホ〉昇降機構 本発明は潜入リフト体30の昇降手段にばね力を併用した
ことを特徴とする。
第1図に潜入リフト体30の昇降機構の一例を示す。
フレーム31の前後にはフレーム31の横断方向に軸33、33
が設けられ、各軸33、33の端部には走行ローラ32が偏心
して取り付けられている。
各軸33、33の回転手段は同一であるから、潜入リフト体
30の降下時を示す第3図を基にその一方の軸33の回転手
段について説明する。
軸33の途中には、一定の角度を介して横レバー34と縦レ
バー35が突設してある。
横レバー34の自由端には空転ローラ36が設けてあり、空
転ローラ36がスライド体60に開設されている段差溝61に
係合している。
段差溝61は落差のある2つの水平溝の間を斜めに結ぶ形
状を呈している。
スライド体60の上下面および側面に当接する複数ローラ
62が、スライド体60のスライド運動のみを許容してスラ
イド体60を支持している。
昇降用モータ63の回転を受けて回転するねじ軸64はスラ
イド体60の一部に螺合し、スライド体60をねじ送りする
ことで、横レバー34の上下動を軸33の正逆の回転に変換
できる。
また、縦レバー35の自由端と潜入リフト体30との間に
は、潜入リフト体30の上昇方向へ回転トルクを常時軸33
に与え続けるばね装置70が縮設されている。
ばね装置70の他端はフレーム31と一体の反力部材に固定
してある。
図示したばね装置70は二重筒内に収縮状態でコイルばね
を収容し、尾端にばね力調整ボルトを備えたものを示す
が、要はばね力を利用して33に上記の回転力を与えられ
る構造であればよい。
また、各軸33に作用するばね装置70の合計のばね力は、
少なくとも潜入リフト体30の重量を持ち上げられるよう
に設定しておくことが望ましい。
そのために各軸33に複数組のばね装置70を配備したり、
或はばねの引張力を利用してもよい。
〈作用〉 次に搬送装置における潜入リフト体の昇降動作について
説明する。
〈イ〉上昇時 第3図に潜入リフト体30が最も降下した状態を示す。
この状態におけるスライド体60と軸33の関係を第4a図に
示し、第4b図に縦レバー35とばね装置70の状態を示し、
第4c図に軸33と走行ローラ32の状態を示す。
潜入リフト体30の上昇動作を説明すると、第4a図のスラ
イド体60を第5a図のように左側へ向けてスライドさせる
と、横レバー34が時計回り方向に揺動して軸33に回転力
がはたらく。
このとき、空転ローラ36を段差溝61の下段の水平部に達
するまで、スライド体60をスライドさせる。
スライド体60のスライド運動と同時に、ばね装置70の弾
発力がはたらいて第4b図に示す縦レバー35を第5b図に示
す状態まで揺動させて軸33に時計回り方向に回転させ
る。
軸33が時計回り方向に回転することに伴い、第4c図の軸
33が第5c図のように走行ローラ32を支点に回動する結
果、潜入リフト体30に上昇力が発生する。
このとき潜入リフト体30に車両が搭載されていなけれ
ば、ばね装置70のばね力だけで潜入リフト体30が持ち上
げられ、昇降用モータ63に大きな負荷を生じない。
また潜入リフト体30に車両が搭載されている場合は、ば
ね装置70のばね力が潜入リフト体30の重量を支持するた
め、昇降用モータ63は車両重量のみを持ち上げる負荷だ
けで済む。
また潜入リフト体30が車両を持ち上げたときは、第5a図
に示すように空転ローラ36が段差溝61の下段の水平部に
位置している。
したがって、車両の重量はスライド体60の上面に接する
ローラ62で支持され、スライド体60の図面右側への後退
力として作用することを回避できる。
〈ロ〉降下時 潜入リフト体30の降下動作は、第5a図のスライド体60を
第4a図に示すように図面右側にスライドさせる。
すると、両レバー34、35が回動して軸33を反時計回り方
向に回転し、その結果潜入リフト体30が降下する。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次の効果が得られ
る。
〈イ〉ばね装置のばね力が潜入リフト体の上昇に加勢す
る。
そねため、昇降用モータに小型で小能力のモータを使用
できる。
〈ロ〉小能力のモータを使用しても潜入リフト体を高速
で上昇できる。
〈ハ〉構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係る搬送装置の平面図 第2図:第1図のII−IIの断面図 第3図:搬送装置の一部を破断した斜視図 第4a〜4c図:潜入リフト体が最も降下した時におけるス
ライド体、ばね装置、走行ローラの説明図 第5a〜5c図:潜入リフト体が最も上昇した時におけるス
ライド体、ばね装置、走行ローラの説明図 第6図:本発明が前提とする立体駐車場の平面図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立体駐車場の通路内を移動自在の装置であ
    って、通路内を移動する台車と、車両のタイヤの把持手
    段を具備し、前記台車に摺動自在に搭載した潜入リフト
    体とからなる車両の搬送装置において、 潜入リフト体は前後の横断方向にモータの駆動力で回動
    する複数の軸を有し、 各軸の両端部には軸心から偏心した走行ローラが設けら
    れ、 走行ローラは台車に摺動自在に載置され、 潜入リフト体は前記各軸の回動操作により台車に対して
    昇降し、 前記各軸の途中に一体に設けたレバーの自由端と潜入リ
    フト体の間に、前記各軸にばね力を潜入リフト体の上昇
    方向の回転トルクとして常時付加するばね装置を配設し
    たことを特徴とする、 車両の搬送装置。
JP13521490A 1990-05-28 1990-05-28 車両の搬送装置 Expired - Lifetime JPH0758010B2 (ja)

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JPH0430083A JPH0430083A (ja) 1992-02-03
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US5750141A (en) * 1993-04-08 1998-05-12 The University Of Queensland Administration of vaso-active agent and therapeutic agent

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JPH0430083A (ja) 1992-02-03

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