JPH0757660B2 - 紙継位置検出装置 - Google Patents

紙継位置検出装置

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JPH0757660B2
JPH0757660B2 JP4103819A JP10381992A JPH0757660B2 JP H0757660 B2 JPH0757660 B2 JP H0757660B2 JP 4103819 A JP4103819 A JP 4103819A JP 10381992 A JP10381992 A JP 10381992A JP H0757660 B2 JPH0757660 B2 JP H0757660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、巻取紙を紙継ぎして
連続的に供給する給紙装置の巻取紙上の紙継位置を検出
する装置、例えば、輪転機における走行消費中の第1巻
取紙と紙継ぎされるべく貼着部が形成されて待機する第
2巻取紙との紙継ぎにおいて、第2巻取紙に形成された
貼着部、即ち紙継位置を検出する紙継位置検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の紙継位置検出装置について
は、例えば、実開昭61−145752号公報や実開昭
64−43052号公報に示されているものが知られて
いる。実開昭61−145752号公報に示されている
ものは、反射形光電センサーが巻取紙表面上の紙継用
糊、先端タブ、又は適宜のマークに正対するよう機械フ
レームの所定位置に設けられ、紙継用糊等を検出するこ
とにより紙継位置を検出し、紙継ぎを行なうように構成
されている。
【0003】実開昭64−43052号公報に示されて
いるものは、紙継ぎされるべく所定位置に待機する巻取
紙の周面の紙継位置マークを検出するセンサーが紙継位
置マークの位置と整合するように巻取紙の軸方向に位置
調整され、且つ所定の軸の回りを回動するアームによっ
て、巻取紙の周面から大きく離隔した位置から巻取紙の
周面から所定の間隔だけ離隔した検出位置まで揺動変位
され、検出位置で紙継位置マークを検出することにより
紙継位置を検出し、紙継ぎを行うように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の技
術のうち、実開昭61−145752号公報に示されて
いるものは、センサーと巻取紙表面との離隔距離が大き
く、この間の環境に何らかの原因で変化が生じて検出不
良を惹起する虞れがある。又、巻取紙の外径は必ずしも
一定でないので、巻取紙と正対可能な位置にセンサーを
取り付けるのには、巻取紙の外経の大小によって生じる
巻取紙周面とセンサーとの離隔距離の変化に対応できる
ように検出距離の大きなセンサーを使用し、且つ巻取紙
表面に付するマークも検出距離が大きくなるように反射
率の良いものにしなければ、検出不良となる場合があ
る。
【0005】又、実開昭64−43052号公報に示さ
れているものは、図4に示すように所定の軸50の回りを
回動するアーム51によって、巻取紙の周面から所定の間
隔だけ離隔した検出位置まで揺動変位する構成であるの
で、実開昭61−145752号公報に示されているも
のの場合における巻取紙R2 の周面とセンサー26との間
隔に関する問題を解消しているが、巻取紙R2 の外径が
必ずしも一定でないことから、図4に示すように検出位
置においてセンサー26が巻取紙R2 の周面に対向する角
度Dは、巻取紙の外径によって相違する。その結果、セ
ンサー26は、被検出マークMを検出し得る領域から外れ
てしまい、検出不良となる場合がある。
【0006】この発明は、巻取紙の外径の大小に拘ら
ず、巻取紙の周面上に付した紙継位置マークを巻取紙の
周面に対し略一定の距離で且つ略一定の角度で対向する
センサーによって検出するようにして、紙継位置の検出
不良を防止すること目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による紙継位置
検出装置は、周面に紙継位置マークが付された種々の外
径の巻取紙が紙継待機位置で巻取紙支持枠に回転可能に
支承される紙取扱装置において、紙継待機位置にある種
々の外径の巻取紙の周面が投影された軸方向に垂直な同
一投影面上における各円の中心から同一方向の円上の各
点を結ぶ線、又はその近似直線である基準線と平行な案
内手段、移動可能に案内手段に支承された支持手段、巻
取紙支持枠に装着された巻取紙の紙継位置マークの軸方
向位置に整合した位置にあって、検出軸線が巻取紙の周
面に対し検出可能範囲内の検出角度になるように基準線
に対し検出軸線を所定角度にして、且つ検出軸線と基準
線との交点から検出距離を隔てて支持手段に取付けられ
て紙継位置マークを検出する紙継位置検出センサー、支
持手段に取付けられ、紙継位置検出センサーが巻取紙の
周面から所定の検出距離に到達したことを検出する巻取
紙周面位置センサー、及び支持手段を案内手段に従って
移動させ、巻取紙周面位置センサーの検出信号により制
御される移動手段を具備している。
【0008】
【作用】紙取扱装置において、巻取紙支持枠に装着され
た新しい巻取紙が紙継待機位置に位置すると、移動手段
が作動して、支持手段が案内手段に従って移動する。即
ち、紙継位置検出センサー及び巻取紙周面位置センサー
が前記巻取紙の周面に対し移動する。そして、巻取紙周
面位置センサーが前記巻取紙の周面までの距離が所定
値、即ち紙継位置検出センサーの前記巻取紙の周面まで
の距離が所定の検出距離に達したことを検出すると、そ
の検出信号に基づいて、移動手段が停止し、その結果、
紙継位置検出センサーは、回転する巻取紙の周面上の紙
継位置マークの回転軌跡における軸芯からの所定方向位
置から検出距離だけ離れた位置に巻取紙の周面に対し検
出角度をもって位置決めされ、回転する巻取紙の軸芯か
らの所定方向位置を通過する周面上の紙継位置マークの
検出が可能となる。
【0009】そして、回転する巻取紙の周面上の紙継位
置マークが軸芯からの所定方向位置に達すると、紙継位
置検出センサーは、巻取紙の外径に関係なく同一条件で
それを検出し、巻取紙が紙継位置にある時点を示す検出
信号を発する。その検出信号に基づいてそれに続く紙取
扱装置における紙継作動が行われる。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図面に従って説明する。
図1に示されたこの発明による紙継位置検出装置を備え
た紙取扱装置、例えば輪転機の給紙装置について説明す
ると、給紙装置の巻取紙支持枠は、フレーム1にに回転
自在に軸受けされ、モータで回転駆動される回転軸2と
互に対向して回転軸2に取付けられた1組の放射状アー
ムの巻取紙支持体(図示の実施例おいては、中心角12
0度の3アーム)、即ち三叉状巻取紙支持体3,3とに
より構成され、各三叉状巻取紙支持体3には放射状に伸
長した巻取紙支持アーム3a ,3b ,3c が形成されて
いる。
【0011】対向した各組の巻取紙支持アームの先端部
間には、第1乃至第3巻取紙R1 ,R2 ,R3 が回転軸
2と平行に回転自在に装着される。他方、フレーム1に
は、紙継ぎアーム4が枢着され、その揺動端部には、ブ
ラシ5とカッター6とが併設されている。
【0012】図1において、右側の巻取紙支持アーム3
a には、走行消費中の第1巻取紙R1 が支持され、その
料紙WPは、紙継ぎアーム4の右側を通り、案内ローラ7
a,7b ,7c を介して印刷機へ送られている。そうし
て、上側の巻取紙支持アーム3a には、走行消費中の第
1巻取紙R1 に紙継ぎされるべく待機する第2巻取紙R
2 が支持され、その上方において、フレーム1には、紙
継位置検出装置10が設けられている。更に、三叉状巻取
紙支持体3,3の回動により第2巻取紙R2が旋回移動
中に紙継待機位置に達したとき、その移動方向の前方周
面の位置を検知する紙継待機位置検知用の光電スイッチ
8が設けられている。
【0013】次に上記の給紙装置に具備された紙継位置
検出装置10について詳述する。巻取紙の旋回中における
所定位置、例えば図2の例では、前記の光電スイッチ8
により移動方向の前方周面の位置が検出される位置(紙
継待機位置)にある種々の外径の巻取紙の周面が投影さ
れた軸方向に垂直な同一投影面上における各円の中心
(O1 ,O2 ,O3 ,O4 ,O5 ,O6 ,O7 ,O8
9 )から同一方向の円上の各点を結ぶ線を基準線Lと
する。図示の例の場合、各円の頂点(P1 ,P2
3 ,P4 ,P5 ,P6 ,P7 ,P8 ,P9 )を結ぶ線
を基準線Lとする。即ち、任意の外径を有する巻取紙が
旋回中における所定位置、前方周面が前記の光電スイッ
チ8により検出される位置(紙継待機位置)にある場合
に、巻取紙の周面が投影された軸方向に垂直な同一投影
面上における各円と各中心(O1 ,O2 ,O3 ,O4
5 ,O6 ,O7 ,O8 ,O9 )を通り水平にに対し所
定角度(図2の例では、90度)をなす直線との各交点
(P1 ,P2 ,P3 ,P4 ,P5 ,P6 ,P7 ,P8
9 )を結ぶ線を基準線Lとする。そのような線は、厳
密には一般に曲線となるが、通常の巻取紙の直径寸法範
囲では、直線に近く、近似直線をもって基準線Lとす
る。簡便に求めることができる近似直線の一例として、
最大径の巻取紙と最小径の巻取紙との夫々の前記交点P
1 と交点P9 を通る直線が考えられる。
【0014】図3に示すように両側のフレーム1,1の
各内面には、案内杆11が基準線Lと平行にブラケット1
2,12により両端支持で取付けられている。各案内杆11
には、スライダー13が滑動自在に嵌合しており、スライ
ダー13,13には巻取紙の軸線に平行な支持杆14の両端が
取付けられている。
【0015】両側のフレーム1,1に両端が軸受15,15
を介して回転自在に支承されて回転軸16が巻取紙の軸線
に平行に架設されていると共に、軸17,17が回転軸16と
間隔をあけた平行軸線上で夫々のフレーム1,1に片持
ち状に取付けられ、フレーム1,1の内側に対向して突
出している。
【0016】回転軸16の両端近くには、スプロケット1
9,19が取付けられていると共に、各軸17の先端には、
スプロケット20が図示しない軸受を介して回転自在に取
付けられており、対向するスプロケット19とスプロケッ
ト20とには、夫々チェーン21が巻掛けられている。各チ
ェーン21の上側範囲は、案内杆11と平行であり、支持杆
14の端部近くに結合されて無端状態に形成されている。
スプロケット19の一方に隣接して回転軸16に取付けられ
たスプロケット22と一方のフレーム1に装着されたモー
ター23により駆動される駆動軸に取付けられたスプロケ
ット24とには、無端チェーン25が巻掛けられている。
【0017】支持杆14においては、紙継位置検出センサ
ー(例えば光電センサー)26が、ブラケット27を介して
巻取紙支持枠に装着された巻取紙の紙継位置マークMの
軸方向位置に整合した位置に位置決めされ、検出可能範
囲(図2における斜線範囲)内の所定の検出角度Dで
(図2においては、水平面に対し所定角度Dの傾き
で)、且つ断面方向からみて(図2において)検出軸線
と基準線Lとの交点Pまでが検出距離Aとなるように取
付けられており、巻取紙支持枠に装着される巻取紙の紙
幅により巻取紙に付けられた紙継位置マークMの軸方向
位置が異なる場合には、夫々の紙継位置マークMに整合
した位置に複数の紙継位置検出センサー26が取付けられ
るのである。
【0018】更に、支持杆14の中間部には、検出信号を
モーター23の駆動制御回路(図示しない)に入力するよ
うに接続されている巻取紙周面位置センサー28が、ブラ
ケット29を介して検出方向軸線が断面方向からみて(図
2において)前記交点Pを通過するように(且つ図示の
例では水平面に対し直角方向に)取付けられ、交点Pま
でが距離Bとなっている。
【0019】上記の継紙位置検出装置の操作・作用につ
いて述べる。三叉状巻取紙支持体3の巻取紙支持アーム
3a ,3b ,3c には、第1乃至第3巻取紙R1 ,R2
,R3 が装着されており、走行消費位置にあって、走
行消費中の第1巻取紙R1 が予じめ定められた径(第1
紙径)まで消費されると、検知手段(図示しない)によ
り発信される第1紙径信号に基づいてモーター(図示し
ない)で回転軸2が回転駆動され、三叉状巻取紙支持体
3、即ち巻取紙支持アーム3a ,3b ,3c が図1で反
時計回りに旋回される。
【0020】すると、第1巻取紙R1 から引き出されて
走行消費中の走行紙PWの表面と紙継ぎをするために貼着
材を付すなどの前準備が施された第2巻取紙R2 の周面
とは接近し、両者の間隔が所定距離となると、即ち第2
巻取紙R2 が紙継待機位置に達すると、第2巻取紙R2
の進行方向前方の周面が所定位置に設置された光電スイ
ッチ8に検知され、その検知信号に従って回転軸2の回
転駆動,即ち巻取紙支持アーム3a ,3b ,3c の旋回
は停止される。
【0021】上述のように第2巻取紙R2 が紙継待機位
置に達して停止すると、駆動制御回路(図示しない)に
制御されてモーター23が駆動され、スプロケット24、無
端チェーン25、スプロケット22、回転軸16及びスプロケ
ット19を介してチェーン21が図2において反時計回りに
回動される。その結果、上方の待機位置にある支持杆14
は、案内杆11,11に案内され、図2において右上から左
下へと移動するので、紙継位置検出センサー26及び巻取
紙周面位置センサー28も一体となって同様に移動する。
【0022】そして、巻取紙周面位置センサー28は、第
2巻取紙R2 の周面までの距離がBに達したことを検出
すると、その検出信号を駆動制御回路(図示しない)に
入力する。するとモーター23の駆動が停止されるので、
その時、紙継位置検出センサー26は、第2巻取紙R2 の
周面の所定位置、即ち図示の例では略最上位置を検出点
としてそこから検出距離Aだけ離れた位置に第2巻取紙
R2 の周面に対し検出角度が検出可能範囲内の角度Dを
もって位置決めされ、第2巻取紙R2 の周面の最上位置
における紙継位置マークMの有無の検出が可能となる。
【0023】モーター23、即ち紙継位置検出センサー26
が停止するより前に、又は停止した時点乃至その後で、
既述のように紙継待機位置にある第2巻取紙R2 は、そ
の周速が走行消費中の第1巻取紙R1 の料紙WPの走行速
度と略同速になるように図示しない公知の駆動手段の始
動により加速回転(プリドライブ)される。そして、紙
継位置検出センサー26は、第2巻取紙R2 の紙継位置マ
ークMの軸方向位置に整合した位置、即ち回転する巻取
紙の周面上の紙継位置マークMの回転軌跡に対応する位
置に位置決めされ、検出角度Dで図2の断面方向からみ
て検出軸線と基準線Lとの交点Pまでが検出距離Aとな
るので、第2巻取紙R2 の周面の紙継位置マークMが回
転軌跡における軸芯からの所定方向位置、即ち略最上位
置に達すると、第2巻取紙R2 の外径に関係なく同一条
件でそれを検出する。即ち第2巻取紙R2 の周回毎に紙
継位置マークMが所定位置、即ち最上位置に達した時点
で紙継位置検出センサー26は検出信号を発する。
【0024】他方、前記のように第2巻取紙R2 が紙継
待機位置に達して停止した状態にあっても、第1巻取紙
R1 は、引続き消費され、一層小さい所定の径(第2紙
径)まで消費されると、図示しない検知手段により第2
紙径信号が発信される。この第2紙径信号が発信された
条件下で、紙継位置検出装置10の紙継位置検出センサー
26によるマーク検出信号が発信されると、その時点を基
準にして、図示のように、予じめ紙継ぎのために待機位
置(2点鎖線表示)から回動降下している紙継ぎアーム
4のブラシ5とカッター6とが順次作動する。
【0025】先ず、第1巻取紙R1 の走行料紙WPは、ブ
ラシ5により第2巻取紙R2 の周面の貼着材に押圧接着
され、第2巻取紙R2 の料紙WPは、第1巻取紙R1 の料
紙WPに紙継ぎされ、第1巻取紙R1 に連続して、走行消
費が開始される。他方第1巻取紙R1 は、紙継ぎ直後に
カッター6により紙継ぎ箇所の上流において切断され、
紙継ぎは完了する。
【0026】紙継ぎが完了すると、紙継ぎアーム4は、
待機位置(2点鎖線表示)に戻され、他方、駆動制御回
路(図示しない)に制御されてモーター23が逆転駆動さ
れ、スプロケット24、無端チェーン25、スプロケット2
2、回転軸16及びスプロケット19を介してチェーン21が
図2において時計回りに回動される。その結果、支持杆
14は、案内杆11,11に案内され、図2において左下から
右上へと移動するので、紙継位置検出センサー26及び巻
取紙周面位置センサー28も一体となって同様に移動し、
上方の待機位置に復帰する。
【0027】この間、再び回転軸2が回転駆動されるこ
とにより、三叉状巻取紙支持体3は図1において反時計
回りに回動され、第1巻取紙R1 の巻取紙支持アーム3
a は巻取紙交換位置まで、第2巻取紙R2 の巻取紙支持
アーム3b は走行消費位置まで夫々旋回され、第2巻取
紙R2 の走行消費は続行される。
【0028】上記の紙継ぎ作動の制御は、特に具体的に
述べられていないものは、公知の手段によるものであ
る。この発明は、上記の実施例に限定されるものでな
く、例えば紙継位置検出センサー26の支持手段、案内手
段、移動手段及び位置決め手段は、他の適宜の機構構成
でもよく、特許請求の範囲を逸脱しない設計上の改変を
含むものである。
【0029】
【発明の効果】この発明による紙継位置検出装置は、紙
継ぎされるベく準備されて待機している巻取紙の外径の
大小に拘らず、巻取紙の周面に対し略一定の検出距離
で、且つ略一定の検出角度をもって紙継位置検出センサ
ーにより巻取紙の周面上に付された紙継位置マークMを
検出するので、紙継位置の検出が確実に且つ正確であ
る。
【0030】その結果、紙継位置の検出不良による紙継
トラブル及びそれに基づく紙取扱い上の種々のトラブル
が防止され得ると共に、それらのトラブルに伴われる復
旧作業も不要となるので、紙取扱い装置の稼動率が向上
し、更には省人化及び省力化も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における紙継位置検出装置を
装備した給紙装置の概略正面図である。
【図2】図1の紙継位置検出装置の拡大正面図である。
【図3】図1の紙継位置検出装置の拡大側面図である。
【図4】従来の技術における紙継位置検出装置を装備し
た給紙装置の概略正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2,16 回転軸 3 三叉状巻取紙支持体 3a ,3b ,3c 巻取紙支持アーム 4 紙継ぎアーム 5 ブラシ 6 カッター 7a ,7b ,7c 案内ローラ 8 光電スイッチ 10 紙継位置検出装置 11 案内杆 12,27,29 ブラケット 13 スライダー 14 支持杆 15 軸受 17 軸 19,20,22,24 スプロケット 21 チェーン 23 モーター 25 無端チェーン 26 紙継位置検出センサー 28 巻取紙周面位置センサー L 基準線 M 紙継位置マーク R1 ,R2 ,R3 巻取紙 WP 料紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に紙継位置マークが付された種々の
    外径の巻取紙が紙継待機位置で巻取紙支持枠に回転可能
    に支承される紙取扱装置において、紙継待機位置にある
    種々の外径の巻取紙の周面が投影された軸方向に垂直な
    同一投影面上における各円の中心から同一方向の円上の
    各点を結ぶ線、又はその近似直線である基準線と平行な
    案内手段、移動可能に案内手段に支承された支持手段、
    巻取紙支持枠に装着された巻取紙の紙継位置マークの軸
    方向位置に整合した位置にあって、検出軸線が巻取紙の
    周面に対し検出可能範囲内の検出角度になるように基準
    線に対し検出軸線を所定角度にして、且つ検出軸線と基
    準線との交点から検出距離を隔てて支持手段に取付けら
    れて紙継位置マークを検出する紙継位置検出センサー、
    支持手段に取付けられ、紙継位置検出センサーが巻取紙
    の周面から所定の検出距離に到達したことを検出する巻
    取紙周面位置センサー、及び支持手段を案内手段に従っ
    て移動させ、巻取紙周面位置センサーの検出信号により
    制御される移動手段を具備した紙継位置検出装置。
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