JPH0657579B2 - ウエブの巻戻し装置 - Google Patents
ウエブの巻戻し装置Info
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- JPH0657579B2 JPH0657579B2 JP61177198A JP17719886A JPH0657579B2 JP H0657579 B2 JPH0657579 B2 JP H0657579B2 JP 61177198 A JP61177198 A JP 61177198A JP 17719886 A JP17719886 A JP 17719886A JP H0657579 B2 JPH0657579 B2 JP H0657579B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はウエブの巻戻し装置に係り、特にプラスチッ
ク、紙、金属箔等の薄板帯状材（以下ウエブと称する）
の新旧ロールの端部を突合わせ接合し、連続的に巻戻し
ウエブを供給するウエブの巻戻し装置に関する。
ク、紙、金属箔等の薄板帯状材（以下ウエブと称する）
の新旧ロールの端部を突合わせ接合し、連続的に巻戻し
ウエブを供給するウエブの巻戻し装置に関する。
従来、ウエブの巻戻し装置は旧ロールと新ロールとを順
次差替えるロール差替え機と、差替え機から供給される
旧ロールのウエブの末端と新ロールのウエブ先端とを突
合せた状態で接合するウエブの突合せ接合装置とから構
成される。ロール差替え機は新ロールと旧ロールの位置
を配置転換し、順次ウエブを供給するものであり、ウエ
ブの突合せ接合装置は新ロールのウエブ先端と旧ロール
のウエブ末端を突合せて接合するものである。
次差替えるロール差替え機と、差替え機から供給される
旧ロールのウエブの末端と新ロールのウエブ先端とを突
合せた状態で接合するウエブの突合せ接合装置とから構
成される。ロール差替え機は新ロールと旧ロールの位置
を配置転換し、順次ウエブを供給するものであり、ウエ
ブの突合せ接合装置は新ロールのウエブ先端と旧ロール
のウエブ末端を突合せて接合するものである。
ウエブ巻戻し装置は巻戻しが終了した旧ロールの末端と
巻戻しが開始される新ロールのウエブ先端等を接合して
連続的に巻戻しウエブを供給することとなる。
巻戻しが開始される新ロールのウエブ先端等を接合して
連続的に巻戻しウエブを供給することとなる。
ところで、ウエブの巻戻し装置には、従来から種々の突
合せ接合装置が提案されている。例えば特公昭４８−３
８４６１号公報、特公昭４９−１２３２９号公報、特開
昭５０−８４６７０号公報に於いては切断ドラムと切断
兼接合ドラムにより重ね合わせした巻戻しが始まる新ウ
エブと巻戻しが終了した旧ウエブを切断し、新ウエブの
先端と旧ウエブの末端と切断兼接合ドラムと接合ドラム
により接合用テープを用いて接合する装置が開示されて
いる。しかしながら前記特公昭４８−３８４６１号公報
等のウエブの巻戻し装置は、旧ウエブの走行速度と新ウ
エブの走行速度が異なっているため、旧ウエブの走行速
度を減速するか又は完全に停止してウエブの接合をする
必要があり、高速作業に適さない。
合せ接合装置が提案されている。例えば特公昭４８−３
８４６１号公報、特公昭４９−１２３２９号公報、特開
昭５０−８４６７０号公報に於いては切断ドラムと切断
兼接合ドラムにより重ね合わせした巻戻しが始まる新ウ
エブと巻戻しが終了した旧ウエブを切断し、新ウエブの
先端と旧ウエブの末端と切断兼接合ドラムと接合ドラム
により接合用テープを用いて接合する装置が開示されて
いる。しかしながら前記特公昭４８−３８４６１号公報
等のウエブの巻戻し装置は、旧ウエブの走行速度と新ウ
エブの走行速度が異なっているため、旧ウエブの走行速
度を減速するか又は完全に停止してウエブの接合をする
必要があり、高速作業に適さない。
また別の従来のウエブの突合せ装置が特開昭５５−７４
９４０号公報、特開昭５５−７４９４１、特開昭５５−
７４９４２号、特開昭５９−１０２７６２号公報、特開
昭５９−１０２７６３号公報に開示されており、この装
置では前記欠点の他に新ロールのウエブ先端をサクショ
ンドラムにより引き出す構造となっている為ウエブ巾方
向のウエブ保持力が小さく接合精度が悪くなる不具合が
ある。また、助走に使用するウエブは使い捨てであるた
め、製品ロスが大となる。
９４０号公報、特開昭５５−７４９４１、特開昭５５−
７４９４２号、特開昭５９−１０２７６２号公報、特開
昭５９−１０２７６３号公報に開示されており、この装
置では前記欠点の他に新ロールのウエブ先端をサクショ
ンドラムにより引き出す構造となっている為ウエブ巾方
向のウエブ保持力が小さく接合精度が悪くなる不具合が
ある。また、助走に使用するウエブは使い捨てであるた
め、製品ロスが大となる。
更に別のウエブの巻戻し装置が特開昭５５−４８１４４
号公報に開示されているが、この装置は接合が新ロール
上で行なわれる為、製品への悪影響が考えられる。
号公報に開示されているが、この装置は接合が新ロール
上で行なわれる為、製品への悪影響が考えられる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ウエ
ブの巻戻しが高速で連続的にできるウエブを巻戻し装置
を提案することを目的としている。
ブの巻戻しが高速で連続的にできるウエブを巻戻し装置
を提案することを目的としている。
本発明は、前記目的を達成するために、旧ロールのウエ
ブ末端と新ロールのウエブ先端とを突合わせ接合するウ
エブの突合せ接合装置を備えたウエブの巻戻し装置に於
いて、前記新ロールのウエブの先端に接続されるガイド
シートと、ガイドシートを巻き取って新ロールのウエブ
を所定距離助走させると共に新ロールのウエブを突合せ
接合装置に案内するウエブ助走装置と、旧ロールのウエ
ブ残量を検出するウエブ検出器とから成り、前記ウエブ
検出器の検出信号に基づいてウエブ助走装置を作動させ
て新ロールのウエブ先端を助走させながら旧ロールのウ
エブ末端と接合することを特徴とすることを特徴として
いる。
ブ末端と新ロールのウエブ先端とを突合わせ接合するウ
エブの突合せ接合装置を備えたウエブの巻戻し装置に於
いて、前記新ロールのウエブの先端に接続されるガイド
シートと、ガイドシートを巻き取って新ロールのウエブ
を所定距離助走させると共に新ロールのウエブを突合せ
接合装置に案内するウエブ助走装置と、旧ロールのウエ
ブ残量を検出するウエブ検出器とから成り、前記ウエブ
検出器の検出信号に基づいてウエブ助走装置を作動させ
て新ロールのウエブ先端を助走させながら旧ロールのウ
エブ末端と接合することを特徴とすることを特徴として
いる。
以下添付図面に従って本発明に係るウエブの巻戻し装置
の好ましい実施例を詳説する。
の好ましい実施例を詳説する。
第１図では本発明に係る実施例の概略構造が示されてお
り、基台１０上にはロール差換え機１１の支柱１２が立
設されており、この支柱１２にはターレットアーム１４
が軸１６を中心に回転可能に取付けられている。第１図
に示す実施例ではターレットアーム１４は軸１６を中心
に１８０度毎に間欠的に回転することができる。ターレ
ットアーム１４の両端にはウエブの巻戻し作業が終了す
る旧ロール１８とウエブの巻戻しが開始される新ロール
２０とが軸２２、２４に巻戻し可能に枢支されている。
り、基台１０上にはロール差換え機１１の支柱１２が立
設されており、この支柱１２にはターレットアーム１４
が軸１６を中心に回転可能に取付けられている。第１図
に示す実施例ではターレットアーム１４は軸１６を中心
に１８０度毎に間欠的に回転することができる。ターレ
ットアーム１４の両端にはウエブの巻戻し作業が終了す
る旧ロール１８とウエブの巻戻しが開始される新ロール
２０とが軸２２、２４に巻戻し可能に枢支されている。
第１図に示すように旧ロール１８からはウエブ３０が巻
戻され、ウエブ３０は複数のガイドロール３２に転接さ
れ突合せ接合装置３４を通って図示しない巻取り装置に
送り出される。突合せ接合装置３４の機枠３６は架橋梁
３７を介して２本の支柱３８によって支持され、機枠３
６内には切断ドラム４０、切断接合ドラム４２、接合ド
ラム４４が回転可能に取り付けられる。旧ロール１８の
ウエブ３０は切断接合ドラム４２と切断ドラム４０及び
接合ドラム４４との間に挿通され、ウエブ３０は切断接
合ドラム４２と共に回転するパスロール４６と、ガイド
ロール４８とに転接されている。
戻され、ウエブ３０は複数のガイドロール３２に転接さ
れ突合せ接合装置３４を通って図示しない巻取り装置に
送り出される。突合せ接合装置３４の機枠３６は架橋梁
３７を介して２本の支柱３８によって支持され、機枠３
６内には切断ドラム４０、切断接合ドラム４２、接合ド
ラム４４が回転可能に取り付けられる。旧ロール１８の
ウエブ３０は切断接合ドラム４２と切断ドラム４０及び
接合ドラム４４との間に挿通され、ウエブ３０は切断接
合ドラム４２と共に回転するパスロール４６と、ガイド
ロール４８とに転接されている。
一方、新ロール２０の先端にはガイドシート５０が接合
され、ガイドシート５０は新ロール２０を逆回転させる
ことによって新ロール２０に助走距離に必要な長さだけ
新ロール２０側に巻取られている。ガイドシート５０は
ロール５２に転接され突合せ接合装置３４内の切断ドラ
ム４０に設けられたパスロール５４、５４に転接されて
助走装置５６に巻取られるようになっている。尚、助走
装置５６に巻付けられたガイドシート５０は、ガイドシ
ートキャリア５８を介して新ロール２０の位置まで巻戻
すことが出来る。
され、ガイドシート５０は新ロール２０を逆回転させる
ことによって新ロール２０に助走距離に必要な長さだけ
新ロール２０側に巻取られている。ガイドシート５０は
ロール５２に転接され突合せ接合装置３４内の切断ドラ
ム４０に設けられたパスロール５４、５４に転接されて
助走装置５６に巻取られるようになっている。尚、助走
装置５６に巻付けられたガイドシート５０は、ガイドシ
ートキャリア５８を介して新ロール２０の位置まで巻戻
すことが出来る。
突合せ接合装置３４及び助走装置５６はウエブ検出器６
０からの信号によって作動制御され、ウエブ検出器６０
は旧ロール１８のウエブ３０の残量を検知する。ウエブ
検出器６０はウエブの末端までの長さを検知することに
よって所定のタイミングで助走装置５６及び突合せ接合
装置３４を作動させることになる。
０からの信号によって作動制御され、ウエブ検出器６０
は旧ロール１８のウエブ３０の残量を検知する。ウエブ
検出器６０はウエブの末端までの長さを検知することに
よって所定のタイミングで助走装置５６及び突合せ接合
装置３４を作動させることになる。
第２図に示すように切断ドラム４０にはカッタ６１が、
切断接合ドラム４２にはカッター６２が取り付けられ、
カッタ６１、６２は旧ロール１８のウエブ末端部３０Ａ
及び新ロール２０のウエブ先端部３０Ｂを切断する。切
断ドラム４０には中空軸部６４が形成され、中空軸部６
４は図示しないエア供給源からエアが供給される。吹出
口６６はカッタ６１の部分に形成され、吹出口６６から
は中空軸部６４内のエアが吹出される。吹出エアは切断
された新ロール２０のウエブ先端部３０Ｂを切断接合ド
ラム４２の外周面４２Ａに向けて吹きつけている。また
切断接合ドラム４２には中空部６８が形成され、中空部
６８内は図示しない外部のサクション用ブロアによって
吸引される。カッタ６２の部分にはエア吸込口７０が形
成され、エアは吸込口７０から吸い込まれ、ウエブ末端
３０Ａは吸込口７０に吸い付けられている。これによ
り、ウエブ末端３０Ａ及びウエブ先端３０Ｂは第３図に
示すように切断接合ドラム４２の外周面４２Ａに沿って
接合ドラム４４の接合位置まで移動する。
切断接合ドラム４２にはカッター６２が取り付けられ、
カッタ６１、６２は旧ロール１８のウエブ末端部３０Ａ
及び新ロール２０のウエブ先端部３０Ｂを切断する。切
断ドラム４０には中空軸部６４が形成され、中空軸部６
４は図示しないエア供給源からエアが供給される。吹出
口６６はカッタ６１の部分に形成され、吹出口６６から
は中空軸部６４内のエアが吹出される。吹出エアは切断
された新ロール２０のウエブ先端部３０Ｂを切断接合ド
ラム４２の外周面４２Ａに向けて吹きつけている。また
切断接合ドラム４２には中空部６８が形成され、中空部
６８内は図示しない外部のサクション用ブロアによって
吸引される。カッタ６２の部分にはエア吸込口７０が形
成され、エアは吸込口７０から吸い込まれ、ウエブ末端
３０Ａは吸込口７０に吸い付けられている。これによ
り、ウエブ末端３０Ａ及びウエブ先端３０Ｂは第３図に
示すように切断接合ドラム４２の外周面４２Ａに沿って
接合ドラム４４の接合位置まで移動する。
また、接合ドラム４４には中空部７２及び中空軸部７４
が形成され、中空部７２と中空軸部７４とは通気路７６
を介して連通される。中空部７２及び中空軸部７４内は
図示しないサクションブロアによって吸引される。接合
ドラム４４の外周面の一部には複数の細孔から成る吸引
口７８が形成され、ドラム４４に形成された中空部７２
と連通している。吸引口７８面には接着面を外側にした
接合テープ８０が吸いつけられて取り付けられる。第４
図に示すように接合テープ８０は接合ドラム４４の回転
と共に旧ロールのウエブ末端３０Ａ及び新ロールのウエ
ブ先端３０Ｂのそれぞれの切断端部の突き合わせに位置
し、両端部を接合する。
が形成され、中空部７２と中空軸部７４とは通気路７６
を介して連通される。中空部７２及び中空軸部７４内は
図示しないサクションブロアによって吸引される。接合
ドラム４４の外周面の一部には複数の細孔から成る吸引
口７８が形成され、ドラム４４に形成された中空部７２
と連通している。吸引口７８面には接着面を外側にした
接合テープ８０が吸いつけられて取り付けられる。第４
図に示すように接合テープ８０は接合ドラム４４の回転
と共に旧ロールのウエブ末端３０Ａ及び新ロールのウエ
ブ先端３０Ｂのそれぞれの切断端部の突き合わせに位置
し、両端部を接合する。
前記の如く構成された本発明に係るウエブの巻戻し装置
の実施例の作用は次の通りである。第５図に示すように
旧ロール１８のウエブが巻戻されている状態の時に旧ロ
ール１８のウエブは一定の速度で走行され（第５図の
線）、この状態で第５図のＴ１からＴ２の時間だけガイ
ドシートキャリア５８が作動され、助走装置５６からガ
イドシート５０がキャリア５８によって巻戻されて新ロ
ール２０の位置に送られる（第５図の）。ガイドシー
ト５０が新ロール２０のウエブの先端に接合される。第
５図のに示すように新ロール２０はＴ３からＴ４の時
間所定速度で巻取り方向に逆回転され、ガイドシート５
０が新ロール２０に助走に必要な量、巻取られこの状態
で新ロール２０が待機される。
の実施例の作用は次の通りである。第５図に示すように
旧ロール１８のウエブが巻戻されている状態の時に旧ロ
ール１８のウエブは一定の速度で走行され（第５図の
線）、この状態で第５図のＴ１からＴ２の時間だけガイ
ドシートキャリア５８が作動され、助走装置５６からガ
イドシート５０がキャリア５８によって巻戻されて新ロ
ール２０の位置に送られる（第５図の）。ガイドシー
ト５０が新ロール２０のウエブの先端に接合される。第
５図のに示すように新ロール２０はＴ３からＴ４の時
間所定速度で巻取り方向に逆回転され、ガイドシート５
０が新ロール２０に助走に必要な量、巻取られこの状態
で新ロール２０が待機される。
ウエブ検出器６０が第５図のＴ５時間に旧ロール１８の
末端までの所定のウエブ量を検知すると、助走装置５６
及び新ロール２０は同期しながら回転される。尚、ガイ
ドシート５０に一定の張力を持たせるため、助走装置５
６は新ロール２０の回転速度より若干速くしてもよい。
新ロール２０のウエブ先端３０Ｂはガイドシート５０に
牽引される。ガイドシート５０が助走装置５６によって
巻取られる時間（第５図のＴ５からＴ６の期間）内に、
新ロール２０のウエブの走行速度は、旧ロール１８のウ
エブの走行速度と略同じになる。この期間経過後におい
て、突合せ接合装置３４が作動される。
末端までの所定のウエブ量を検知すると、助走装置５６
及び新ロール２０は同期しながら回転される。尚、ガイ
ドシート５０に一定の張力を持たせるため、助走装置５
６は新ロール２０の回転速度より若干速くしてもよい。
新ロール２０のウエブ先端３０Ｂはガイドシート５０に
牽引される。ガイドシート５０が助走装置５６によって
巻取られる時間（第５図のＴ５からＴ６の期間）内に、
新ロール２０のウエブの走行速度は、旧ロール１８のウ
エブの走行速度と略同じになる。この期間経過後におい
て、突合せ接合装置３４が作動される。
第２図に示すように突合せ接合装置３４内では、旧ロー
ルの末端部３０Ａと新ロールの先端部３０Ｂが略同じ速
度で走行しながら重ね合わされた状態で切断される。旧
ロールのウエブ末端３０Ａは吸引口７０のエア吸引によ
り、切断接合ドラム４２の外周面４２Ａに吸い付けられ
て走行し、またウエブ先端３０Ｂの先端は切断ドラム４
０からの吹出口６６のエアによって切断接合ドラム４２
に押しあてられて走行する。第３図に示すようにウエブ
末端３０Ａとウエブ先端３０Ｂとの切断端部は突き合わ
せられた状態で走行され、接合ドラム４４に設けられた
接合テープ８０によって突き合わせ部が接合される。尚
旧ロール１８のウエブ切断屑は吸引口７０に吸い付けら
れた状態で図示しない除去装置により突合せ接合装置３
４外に取り除かれるか、あるいは旧ロール１８の回転軸
２２に巻戻される。又、新ロール２０のウエブ切断屑は
ガイドシート５０と共に助走装置５６によって巻取られ
る。
ルの末端部３０Ａと新ロールの先端部３０Ｂが略同じ速
度で走行しながら重ね合わされた状態で切断される。旧
ロールのウエブ末端３０Ａは吸引口７０のエア吸引によ
り、切断接合ドラム４２の外周面４２Ａに吸い付けられ
て走行し、またウエブ先端３０Ｂの先端は切断ドラム４
０からの吹出口６６のエアによって切断接合ドラム４２
に押しあてられて走行する。第３図に示すようにウエブ
末端３０Ａとウエブ先端３０Ｂとの切断端部は突き合わ
せられた状態で走行され、接合ドラム４４に設けられた
接合テープ８０によって突き合わせ部が接合される。尚
旧ロール１８のウエブ切断屑は吸引口７０に吸い付けら
れた状態で図示しない除去装置により突合せ接合装置３
４外に取り除かれるか、あるいは旧ロール１８の回転軸
２２に巻戻される。又、新ロール２０のウエブ切断屑は
ガイドシート５０と共に助走装置５６によって巻取られ
る。
旧ロール１８と新ロール２０のウエブ末端３０Ａおよび
ウエブ先端３０Ｂが接合された後、巻戻し終了ロールは
ターレットアーム１４の軸１６を中心に第１図上で反時
計方向に１８０゜回転される。回転軸２２に新たなロー
ルが供給され、第１図に示す状態が再び繰り返されるこ
ととなる。このように新ロール２０からのウエブが予め
助走されて旧ロール１８の速度と同じ速度で切断される
ので、ウエブが送り出し装置から円滑に連続的に送り出
され、図示しないウエブ巻取り装置に巻取られることと
なる。
ウエブ先端３０Ｂが接合された後、巻戻し終了ロールは
ターレットアーム１４の軸１６を中心に第１図上で反時
計方向に１８０゜回転される。回転軸２２に新たなロー
ルが供給され、第１図に示す状態が再び繰り返されるこ
ととなる。このように新ロール２０からのウエブが予め
助走されて旧ロール１８の速度と同じ速度で切断される
ので、ウエブが送り出し装置から円滑に連続的に送り出
され、図示しないウエブ巻取り装置に巻取られることと
なる。
前記実施例に於いては、旧ロール１８のウエブ３０の残
量をウエブ検出器６０で検出し、検出器６０のみの測定
信号に基づいてのみ助走装置５８と突合せ接合装置３４
の作動制御を行った。しかしながら、これに限るもので
はなく、旧ロール１８の残長演算からの測定信号により
作動させても良いし、あるいは、ウエブ検出器６０の他
に新ロール２０のウエブ先端とガイドシート５０との接
合部を検出する接合部検出器を突合せ接合装置３４の直
前に設け、この検出器の測定信号に基づいて第５図の
に示す突合せ接合装置３４の作動開始時（Ｔ６時）を設
定して確実に突合せ接合装置３４を作動させてもよい。
量をウエブ検出器６０で検出し、検出器６０のみの測定
信号に基づいてのみ助走装置５８と突合せ接合装置３４
の作動制御を行った。しかしながら、これに限るもので
はなく、旧ロール１８の残長演算からの測定信号により
作動させても良いし、あるいは、ウエブ検出器６０の他
に新ロール２０のウエブ先端とガイドシート５０との接
合部を検出する接合部検出器を突合せ接合装置３４の直
前に設け、この検出器の測定信号に基づいて第５図の
に示す突合せ接合装置３４の作動開始時（Ｔ６時）を設
定して確実に突合せ接合装置３４を作動させてもよい。
又、前記実施例の突合せ接合装置３４に於いては、ガイ
ドシート５０は切断ドラム４０のパスロール５４、５４
に転接されて助走装置５６に巻取られた。しかし、第６
図に示すように切断ドラム４０に中空軸部６４と連通す
るエア吹出口９０を設け、エア吹出口９０からのエアブ
ローによって、ガイドシート５０及び新ウエブ３０Ｂを
浮上させて搬送させても良い。
ドシート５０は切断ドラム４０のパスロール５４、５４
に転接されて助走装置５６に巻取られた。しかし、第６
図に示すように切断ドラム４０に中空軸部６４と連通す
るエア吹出口９０を設け、エア吹出口９０からのエアブ
ローによって、ガイドシート５０及び新ウエブ３０Ｂを
浮上させて搬送させても良い。
以上説明したように本発明に係るウエブ巻戻し装置によ
れば、新ロールのウエブ先端にガイドシートを接続し、
このガイドシートを助走装置によって巻き取って新ロー
ルの先端を一定の速度で助走させながら突合せ接合装置
内に案内し、旧ロールのウエブ末端の走行速度と同じに
させながら突合せ接合装置によって突き合わせ切断接合
をしたので、高速で連続的にウエブの巻戻しが可能とな
る。
れば、新ロールのウエブ先端にガイドシートを接続し、
このガイドシートを助走装置によって巻き取って新ロー
ルの先端を一定の速度で助走させながら突合せ接合装置
内に案内し、旧ロールのウエブ末端の走行速度と同じに
させながら突合せ接合装置によって突き合わせ切断接合
をしたので、高速で連続的にウエブの巻戻しが可能とな
る。
また、新ロールの加速に繰返し使用可能なガイドシート
を使用しているため、製品ロスを最小におさえられる。
を使用しているため、製品ロスを最小におさえられる。
さらに、助走装置により新ウエブは常にテンションが付
加された状態にあり、良好な接合精度が得られる。
加された状態にあり、良好な接合精度が得られる。
第１図は本発明装置の概略構造を示す正面図、第２図乃
至第４図はウエブの突合せ接合の詳細断面図、第５図は
本発明装置の旧ロールから新ロールへの巻替え時のタイ
ミング図、第６図はウエブの突合せ接合装置の変形例を
示す側面図である。 １１……ロール差換え機、１８……旧ロール、２０……
新ロール、３０……ウエブ、３０Ａ……旧ロールのウエ
ブ末端、３０Ｂ……新ロールのウエブ先端、３４……突
合せ接合装置、５０……ガイドシート、５６……助走装
置、６０……ウエブ残量検出器。
至第４図はウエブの突合せ接合の詳細断面図、第５図は
本発明装置の旧ロールから新ロールへの巻替え時のタイ
ミング図、第６図はウエブの突合せ接合装置の変形例を
示す側面図である。 １１……ロール差換え機、１８……旧ロール、２０……
新ロール、３０……ウエブ、３０Ａ……旧ロールのウエ
ブ末端、３０Ｂ……新ロールのウエブ先端、３４……突
合せ接合装置、５０……ガイドシート、５６……助走装
置、６０……ウエブ残量検出器。
Claims (1)
- 【請求項１】旧ロールのウエブ末端と新ロールのウエブ
先端とを突合わせ接合するウエブの突合せ接合装置を備
えたウエブの巻戻し装置に於いて、 前記新ロールのウエブの先端に接続されるガイドシート
と、 前記ガイドシートを巻き取って新ロールのウエブを前記
旧ロールのウエブ走行速度と略等しくなるように所定距
離助走させて前記突合せ接合装置に案内するウエブ助走
装置と、 ウエブ助走装置に巻き取られた前記ガイドシートの端部
を新ロールの位置まで戻すガイドシートキャリアと、 旧ロールのウエブ残量を検出するウエブ検出器と、 から成り、前記ウエブ検出器の検出信号に基づいてウエ
ブ助走装置を作動させて新ロールのウエブ先端を助走さ
せながら旧ロールのウエブ末端と接合することを特徴と
するウエブの巻戻し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177198A JPH0657579B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | ウエブの巻戻し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177198A JPH0657579B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | ウエブの巻戻し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6331963A JPS6331963A (ja) | 1988-02-10 |
| JPH0657579B2 true JPH0657579B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=16026893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61177198A Expired - Fee Related JPH0657579B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | ウエブの巻戻し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657579B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007279362A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5698060A (en) * | 1995-12-14 | 1997-12-16 | Eastman Kodak Company | Web butt-splicing apparatus |
| WO2019022047A1 (ja) * | 2017-07-27 | 2019-01-31 | 富士フイルム株式会社 | 突き合わせ接合方法及び装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1133400B (it) * | 1980-12-22 | 1986-07-09 | Gd Spa | Metodo e dispositivo per la sostituzione di una prima bobina di materiale in nastro di esaurimento con una seconda bobina nuova |
| IT1169165B (it) * | 1983-02-15 | 1987-05-27 | Gd Spa | Metodo per la sostituzione di una prima bobina di materiale in nastro in esaurimento con la seconda bobina nuova |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP61177198A patent/JPH0657579B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007279362A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6331963A (ja) | 1988-02-10 |
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