JPH0757109A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0757109A
JPH0757109A JP5206106A JP20610693A JPH0757109A JP H0757109 A JPH0757109 A JP H0757109A JP 5206106 A JP5206106 A JP 5206106A JP 20610693 A JP20610693 A JP 20610693A JP H0757109 A JPH0757109 A JP H0757109A
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JP5206106A
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English (en)
Inventor
Sohei Shibazaki
宗平 芝崎
Hiroto Nagashima
裕人 長島
Yukio Sawano
行男 沢野
Koichi Sugiyama
幸一 杉山
Shuichi Aratsu
修一 荒津
Kyuichi Fujisawa
久一 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 編集処理の自由度を向上させるとともに、複
数のプリントを容易に得ることのできる画像処理装置を
提供すること。 【構成】 原稿22を読取るイメージスキャナ20と、
前記原稿22の編集領域を指定するデジタイザ27と、
前記編集領域に対して所定の編集を施す処理手段50,
51,52と、画像データを記憶する外部記憶装置39
と、外部の画像データを入力するための外部I/F40
と、編集された画像をプリント出力するプリンタ7とを
備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像入力装置で読取っ
た原稿から所望の領域を読取って、色彩およびパターン
の変更などの編集をし、編集後の画像をプリント用紙に
プリントする画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿をイメージスキャナ等の画像入力装
置によって読込み、この読込んだ画像を基にして画像に
着色する等の種々の編集を施して、この編集した画像を
プリンタに出力するようにした画像処理装置が考えられ
ている。
【0003】この種の画像処理装置の使用態様の一つと
して、複数枚のシート状の原稿を用いて、彩色、拡大な
どの所望の編集をしたうえで、長尺の横断幕や垂れ幕や
看板を作成することが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の画像処理装置においては、文字、図形等の原稿
の原画像は、例えば、A4サイズ1頁毎にイメージスキ
ャナにより読み取られて、1頁分の記憶容量を有する画
像メモリに記憶され、画像メモリに記憶された1頁単位
にて種々の画像処理が施され、その後、プリンタに出力
されて所望のプリントを得るようにされており、複数枚
のシート状の原稿を用いて、長尺のプリントを得る場合
に、画像メモリの容量に対応させて、原稿を1頁単位毎
にプリンタ出力まで処理しなければならず、操作が煩雑
になるとともに、処理が終了した原稿を訂正する場合に
は、最初の原稿から処理をし直さなければならず、編集
処理の自由度が少ないという問題点があった。
【0005】また、画像処理を施したプリントを複数枚
出力(再出力)させる場合には、同一の操作を複数回し
なければならず、多大な労力を要するという問題点があ
った。
【0006】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、前述した従来のものにおける問題点を克服し、
編集処理の自由度を向上させるとともに、複数のプリン
トを容易に得ることのできる画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明の画像処理装置は、原稿を読取るイメージス
キャナと、前記原稿の編集領域を指定するデジタイザ
と、前記編集領域に対して所定の編集を施す処理手段
と、外部記憶装置と、外部の画像データを入力するため
の外部I/Fと、編集された画像をプリント出力するプ
リンタとを備えることを特徴としている。
【0008】
【作用】前述した構成からなる本発明の画像処理装置に
よれば、イメージスキャナにより読取られた原稿の画像
および編集処理が施された画像を外部記憶装置に記憶さ
せることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図11につ
いて説明する。
【0010】まず、本発明に係る画像処理装置の一実施
例について図1から図7により説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の斜視図であり、
図2はその内部構造を示す透視斜視図であり、図3は内
部構造を示す側面からの透視図であり、図4は内部構造
を示す正面からの透視図であり、図5はイメージスキャ
ナの押え蓋の上面を示す平面図であり、図6は操作パネ
ルの上面を示す平面図であり、図7はブロック図であ
る。
【0012】図1に示すように、本実施例の画像処理装
置1は、横長の本体2を有しており、この本体2の左右
に形成された左右一対の足部3,3により水平に保持さ
れている。そして、本体2の上面には、上方へ開閉可能
な蓋4が配設されている。また、両足部3,3の下部は
メンバー5により連結されており、このメンバー5には
プリント済みの用紙を受けるラック6が掛け止められて
いる。
【0013】前記本体2の内部には、図2および図3に
示すように、所望のプリンタ7が収容されている。この
プリンタ7は横向きに平行に配設された給紙ロール8
と、プラテン9とを有している。そして、プラテン9
は、給紙ロール8の手前側に位置しており、給紙ロール
8の下縁から引出された長尺の所望の用紙10は、プラ
テン9に掛け回されてプラテン9の前縁から下方へ導か
れている。また、プラテン9は、適宜なフィードモータ
11によりベルト駆動されるようになっている。
【0014】前記プリンタ7は、プラテン9の前面に沿
って左右に走行する印字ヘッド12を備えている。この
印字ヘッド12は、ガイドロッド13にガイドされ、キ
ャリッジモータ14に巻き掛けたベルト15により左右
に往復動自在にされている。そして、印字ヘッド12
は、本実施例においては、インクジェット方式のものと
され、その初期位置(ホームポジション)ではインク噴
射ノズル(図示せず)がキャッピング部16により塞が
れ、インク噴射ノズルの乾燥が防止され、また清掃され
る。また、キャッピング部16の前方には、清掃のため
にこのキャッピング部16に噴射された廃液(廃棄イン
ク)を集める廃液タンク17が配設されている。なお、
印字ヘッド12には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの4色のインクタンクとノズル(ともに図示せ
ず)とが取付けられている。この印字ヘッド12による
印字領域18を図4に示す。
【0015】図2および図3に戻って、前記プラテン9
の下方には、用紙10を切断するカッタ19が配設され
ている。このカッタ19は、いずれか一方が固定刃とさ
れ、他方が可動刃とされるとともに、用紙10を挟んで
両刃が相互に対向するようにして配設されている。そし
て、可動刃が図示しないモータにより移動すると固定刃
側に移動して用紙10を所望の位置で切断するようにさ
れている。
【0016】図1に示すように、前記蓋4の上面の右側
には、所望のイメージスキャナ20が配設されている。
このイメージスキャナ20は、図4に示すように、蓋4
に上方から載せられた押え蓋21と、この押え蓋21と
本体2の蓋4との間に所望の原稿22を挟んで右から左
へ送る適宜な搬送機構と、本体2内に収容されたCCD
ラインセンサ23と、原稿22の搬送方向に直交する主
走査ライン上の画像をこのCCDラインセンサ23に導
く光学系とを備えている。搬送機構は、図4に示すよう
に、原稿22を上下から挟んで右から左へ送る4個の送
りローラ24により構成され、下方の2つの送りローラ
24はモータ(図示せず)によって回転駆動される。光
学系は、適宜数のミラー25と、レンズ26と、所望の
光源81とにより構成されている。
【0017】図1に示すように、前記イメージスキャナ
20の原稿22の排出側、すなわち左側に隣接した蓋4
の上面には、所望のデジタイザ27が配設されている。
このデジタイザ27は、座標検出板28とスタイラスペ
ン29とを備えている。この座標検出板28は、全面に
広がる抵抗体を有しており、スタイラスペン29の先端
でこの座標検出板28を押圧したときの抵抗値の変化か
ら、座標を検出するものである。また、座標検出板28
には、例えば右上隅が基準位置として決められ、原稿2
2の右上隅をこの基準位置に位置合せして固定される。
なお、デジタイザ27の代わりにタブレットを用いても
よい。
【0018】前記イメージスキャナ20の押え蓋21の
上面には、適宜な大きさの画像モニタ(LCD)30
と、所望のキーボード31とが配設されている。すなわ
ち、図1および図5に示すように、押え蓋21の上面の
奥側に画像モニタ30が、その手前側にキーボード31
が配列されている。このキーボード31の操作について
は後述する。なお、イメージスキャナ20の手前側に
は、図1および図6に示すように、確認キー32、スタ
ートキー33、プリント枚数入力キー34および各種の
動作を選択指示する複数のキーを備えた操作パネル35
が配設されている。この操作パネル35のキーの操作に
ついては後述する。
【0019】また、プリンタ7と、イメージスキャナ2
0と、デジタイザ27と、キーボード31および各種の
キーが配設された操作パネル35などはそれぞれ所望の
I/O装置36を介してバス37に接続されている(図
7)。
【0020】また、本実施例においては、図7に示すよ
うに、オンライン通信によりプリンタ7を出力機器とし
て用いることのできるパーソナルコンピュータ38、デ
ータの保存等を行なう外部記憶装置としてのハードディ
スクドライブ(HDD)39が適宜なI/O装置36あ
るいは外部I/F(インターフェイス)40を介してバ
ス37に接続されるとともに、LCD用VRAM41を
介して画像モニタ30としてのLCD、プリンタ用51
2色データテーブル42およびプリント用ラインメモリ
43を介してプリンタ7の印字ヘッド12と、CRT用
VRAM44およびCRTパレット/DAC45を介し
て画像処理後の画像並びにその他の内容を表示するカラ
ーCRT46と、メカドライバ47を介してプリンタ7
のプリンタメカニズム48および画像メモリ49等がバ
ス37に接続されている。さらに、バス37には、処理
手段としてのCPU50、ROM51、RAM52など
が接続されており、そのROM51にはCPU50の動
作プログラムや種々の定数などが記憶されている。
【0021】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0022】まず、本実施例の画像処理態様の一例とし
て、図8(a)に示す複数枚のシート原稿を、色付け編
集の操作を付与し、同図(b)に示す、一枚の長尺プリ
ントとする場合(長尺プリント処理態様)について、図
5、図6および図9等を用いて説明する。
【0023】図8は長尺プリント処理態様の一例を示す
説明図であり、図9は長尺プリント処理態様を説明する
フローチャートである。
【0024】まず、操作パネル35(図6)の原稿種類
キー53をシートモードに設定し(図9、ステップST
10)、原稿濃度キー54を原稿22の濃度に合わせたモ
ードに設定する。その後、原稿22をその表面(画像
面)を下にし、裏面を上にしてイメージスキャナ20の
右側の挿入口にセットする(ステップST11)。そし
て、スタートキー33を押す(ON)(ステップST1
2)とイメージスキャナ20が始動し、原稿22を左へ
送りつつその下面(表面)の原稿22の画像をCCDラ
インセンサ23で読取って行く。この読取った画像デー
タはCPU50により画像処理されてHDD39に記憶
される(ステップST13)。そして、これら(ステップ
ST10〜ステップST13)の操作を原稿22の枚数分繰
り返す。すなわち、必要な複数の原稿22の画像データ
がイメージスキャナ20により読取られてHDD39に
原稿単位(頁単位)にて記憶される。
【0025】つぎに、キーボード31等を用いて色付け
編集作業が行われるまず、HDD39に原稿単位で記憶
された画像データは、例えば、キーボード31の「C」
キーを押すことにより、LCD30に1枚目の画像が表
示され(ステップST14)、続いてHDD39から画像
メモリ49に1枚目の画像データが送られる(ステップ
ST15)。
【0026】また、イメージスキャナ20を通過して押
え蓋21の左側に排出された原稿22は、LCD30に
表示された画像に対応する原稿22を、排出口に隣接す
るデジタイザ27の座標検出板28上に表を上にして載
せられ、基準位置(右上隅)に原稿22の右上隅がセッ
トされる。
【0027】そして、LCD30に表示された画像デー
タに対する編集作業は、まず、色付け指定選択(ステッ
プST16)することにより行われる(図5)。すなわ
ち、モードキー55a,55b,55cのいずれかから
選択する。モード55aは、画像の線で囲まれた領域
を、所定の色に塗り潰す場合に選ぶ(塗りつぶし)。
【0028】つぎに、この塗り潰しを行うエリア(領
域)指定(ステップST17)が行われる。この塗り潰し
は、1点指定キー56を押し、デジタイザ27のスタイ
ラスペン29で塗り潰す領域内の1点を指定すればこの
塗り潰す領域が入力される。
【0029】また、モード55bは望みの領域画像の色
を変換する場合に選ぶものであり(色変換)、この領域
の指定方法は2点指定と多点指定とが選択可能である。
2点指定は領域の対角位置の座標を指定するもので、2
点指定キー57で指定する(ステップST18)。多点指
定は領域の角を順次指定して行くものであり多点指定キ
ー58で指定する。領域指定の方法をこのように2点指
定キー57または多点指定キー58から入力した後、デ
ジタイザ27から座標を入力すればよい。
【0030】モード55cは画像や文字を含む領域内の
背景部(白地部)を着色する場合に選ぶものであり(背
景塗り)、この領域の指定方法は2点指定キー59また
は多点指定キー60で指定した後、デジタイザ27から
座標を入力する。
【0031】このように作業領域が入力された後、模様
・色指定が行われる(ステップST18)。この指定は基
準模様指定キー群61あるいは登録模様指定キー群62
の中の1つを押すことにより行う。模様の指定が終わる
と、次に色を指定する標準色キー群63と登録色キー群
64の中の1つを押して行う。また、色の濃さを指定す
る場合には、濃度キー群65で指定してから色指定キー
を押す。
【0032】そして、これら(ステップST16〜ステッ
プST18)の操作を編集完了まで繰り返す。
【0033】なお、画像を拡大する場合には、操作パネ
ル35の拡大サイズキー66により拡大出力領域の大き
さを指定する。例えば、拡大出力領域がA4〜A1×4
サイズである場合には相当するモード箇所を設定し、そ
れ以外である場合にはA1×4モードから更にサイズ拡
大キー66を押してLCD30に拡大サイズ設定メニュ
ーを表示させ、標準色キー群63の最上部のテンキー
(図5)をもって拡大出力領域の縦横の長さをそれぞれ
mm単位で入力することにより、出力サイズの指定が行
なわれる。縦横の拡大比率が等しい場合には、前記標準
色キー群63の最上部のテンキーをもって拡大出力領域
の縦横のいずれか一方の長さをmm単位で入力し、他方
はCPU50により自動計算させるようにするとよい。
【0034】以上のように編集を施す作業内容、作業領
域が入力された後、カラーCRT46に入力内容に応じ
た合成画像を表示させて入力内容を確認し、修正キー6
7(図5)を押して再度入力し直し、修正がなければ確
認キー32(図1)を押す(ON)(ステップST1
9)。
【0035】つぎに、キーボード31からつぎに編集が
必要な原稿22の頁番号を入力し(ステップST20)、
LCD30に指定頁を表示させ(ステップST21)、指
定前の画像メモリ49の内容をHDD39に記憶させ
(ステップST22)、その後、指定頁の画像データを画
像メモリ49に記憶させる(ステップST23)。
【0036】つぎに、ステップST16〜ステップST18
と同様に、指定頁の編集操作を編集完了まで繰り返す
(ステップST24〜ステップST26)。
【0037】つまり、編集が必要なすべての頁について
ステップST19〜ステップST26を繰り返すことによ
り、すべての編集処理がなされた画像データがHDD3
9に記憶されることとなる。
【0038】続いて、プリント枚数をプリント枚数入力
キー34から入力し(ステップST27)、スタートキー
33を押す(ON)と(ステップST28)、プリンタ7
が起動し、用紙10が送られると共に印字ヘッド12が
左右に移動して複数の原稿22を一体とした所望のカラ
ープリントが行われた後(ステップST29)、プリント
された用紙10はカッタ19により所定位置で切断さ
れ、本体2の下方にあるラック6に集められて処理が終
了する。
【0039】このように本実施例によれば、複数枚のシ
ート原稿22を一枚の長尺プリントとする場合に、原稿
22の画像データおよび編集した画像データの両者をH
DD39に記憶させることができるので、従来と異な
り、編集の変更、追加等をすることができ、編集処理の
自由度を確実に向上させることができとともに、複数の
プリントを得る場合には、一回の編集操作により作成さ
れた画像データがHDD39に記憶されているので、複
数の同一プリントを自動的に、かつ、簡単に得ることが
でき、作業者の労力を確実に低減することができる。
【0040】つぎに、本実施例の画像処理装置の処理態
様の他の例として、原稿の任意の領域を編集するととも
に、原稿の任意の領域に写真からなる他の画像を合成す
る場合(合成処理態様)について、図5,図6および図
10を用いて説明する。
【0041】図10は合成処理態様を説明するフローチ
ャートである。
【0042】まず、操作パネル35(図6)の文字/写
真キー68を文字モードに設定し(図10、ステップS
T30)原稿種類キー53を任意モードに設定する。この
際、原稿濃度キー54も原稿22の濃度に合わせて設定
しておく。その後、原稿22を前記と同様にしてイメー
ジスキャナ20の右側の挿入口にセット(ステップST
31)し、スタートキー33を押す(ON)(ステップS
T32)とイメージスキャナ20が始動し、原稿22を左
へ送りつつその下面(表面)の原稿22の画像をCCD
ラインセンサ23で読取って行く。この読取った画像デ
ータはCPU50で画像処理されてRAM52にメモリ
されるとともに、LCD30に送られて、ここにこの画
像が表示される。
【0043】イメージスキャナ20を通過して押え蓋2
1の左側に排出された原稿22は、この排出口に隣接す
るデジタイザ27の座標検出板28上に表を上にして載
せられ、基準位置(右上隅)に原稿22の右上隅がセッ
トされる(ステップST33)。
【0044】そして、画像モニタに表示された画像デー
タに対する編集作業は、前記図5、図6および図9で説
明した操作と同様にして色付け指定選択(ステップST
34)、エリア指定(ステップST35)、模様・色指定が
行われ(ステップST36)、すべての編集処理された画
像データが画像メモリ49に送られて画像モニタに表示
される。なお、この場合に、写真を合成する領域は透明
色を指定する。
【0045】つぎに、操作パネル35の文字/写真キー
68を写真モードに設定する(ステップST37)。
【0046】つぎに、写真を前記と同様にしてイメージ
スキャナ20の右側の挿入口にセットし(ステップST
38)、続いて、プリント枚数をプリント枚数入力キー3
4から入力する(ステップST39)。このプリント枚数
は、出力するプリント枚数が1枚の場合には「0」を入
力し、複数のプリントを得る場合には、追加するプリン
トの枚数を入力する。
【0047】つぎに、スタートキー33を押す(ON)
(ステップST40)とイメージスキャナ20が始動し、
写真を左へ送りつつその下面(表面)の写真の画像をC
CDラインセンサ23で読取って行く。この読取った写
真の画像データはCPU50で画像処理される。
【0048】そして、前記ステップST39のプリント枚
数が「0」の場合には、つぎのステップST41に進行
し、前記編集された原稿22の画像データと写真の画像
データとを合成しながらプリントして終了する。
【0049】また、前記ステップST39のプリント枚数
が「0」以外の場合には、つぎのステップST42に進行
し、写真の画像データをHDD39に記憶し、つぎのス
テップST43に進行し、編集された原稿22の画像デー
タとHDD39に記憶された写真の画像データとを合成
しながらステップST39のプリント枚数に対応した必要
枚数をプリンとして終了する。
【0050】このように本実施例によれば、原稿22の
任意の領域を編集するとともに、原稿22の任意の領域
に写真からなる他の画像を合成し複数のプリントを得る
場合に、他の画像となる写真の画像データをHDD39
に記憶させることができるので、従来と異なり、一回の
編集操作により複数のプリントを自動的に、かつ、簡単
に得ることができ、作業者の労力を確実に低減すること
ができる。また、1枚のプリントを得る場合には、HD
D39に写真の画像データを記憶させる時間が不要とな
り、全体の処理時間を短縮することができる。
【0051】すなわち、HDD39を用いることによ
り、プリントの枚数に応じて最適な処理を行うことがで
きる。
【0052】つぎに、本実施例の画像処理装置の処理態
様の更に他の例として、外部I/Fを介して外部のデー
タ、例えばパーソナルコンピュータなどから入力される
画像データをプリントする場合(オンライン処理態様)
について図11により説明する。
【0053】図11はオンライン処理態様を説明するフ
ローチャートである。
【0054】まず、操作パネル35(図6)のオンライ
ンキー69を押し(ON)てオンラインモードに設定す
る(ステップST50)。続いて前記ステップST39と同
様に必用なプリント枚数をプリント枚数入力キー34か
ら入力する(ステップST51)。このプリント枚数は、
プリントが1枚の場合には「0」を入力し、複数のプリ
ントを得る場合には、追加するプリントの枚数を入力す
る。
【0055】そして、スタートキー33を押す(ON)
(ステップST52)とプリンタ7が起動し、前記ステッ
プST51のプリント枚数が「0」の場合には、パーソナ
ルコンピュータ38から送られてくるデータを展開しな
がらプリントして終了する(ステップST53)。
【0056】また、前記ステップST51のプリント枚数
が「0」以外の場合には、パーソナルコンピュータ38
から送られてくるデータを展開してHDD39に画像デ
ータを記憶しながら1枚目のプリントを行い(ステップ
ST54)、続いてHDD39に記憶させた画像データを
読み出しながらステップST51のプリント枚数に対応し
た必要枚数をプリント(ステップST55)して終了す
る。
【0057】このように本実施例によれば、外部I/F
40を介してパーソナルコンピュータ38などから入力
される画像データをプリントする場合に、画像データを
HDD39に記憶させることができるので、従来と異な
り、一回の動作設定操作により複数のプリントを自動的
に、かつ、簡単に得ることができ、作業者の労力を確実
に低減することができる。また、1枚のプリントを得る
場合には、HDD39に外部からの画像データを記憶さ
せる時間が不要となり、全体の処理時間を短縮すること
ができる。
【0058】また、パーソナルコンピュータ38などか
ら、プリンタ7へ画像データを送出している間は、通常
パーソナルコンピュータ38は他の用途に使用できなく
なるが、本実施例によれば、パーソナルコンピュータ3
8の占有時間は1枚の画像データの送出時間のみで、2
枚目以降のプリント期間中は、他の用途に使用すること
ができるため、パーソナルコンピュータ38自体の利用
効率を向上させることもできる。
【0059】すなわち、HDD39を用いることによ
り、プリントの枚数に応じて最適な処理を行うことがで
きる。
【0060】また、前述した操作パネル35には、前記
各キー53、54、66、68の他に本発明の動作を円
滑に行なわせるために、次に説明するキーも設けられて
いる。すなわち、最左部には、登録色キー群64に色を
登録する場合に使用する色登録キー70、登録模様指定
キー群62に模様を登録する場合に使用する模様登録キ
ー71、カラーサンプルプリントリストをLCD30に
表示させる場合に使用するカラーサンプルプリントキー
72が配設されており、その右側の上下には、用紙10
の状態を表示させる場合に使用する表示キー73とヘッ
ドを清掃する場合に押されるヘッド清掃キー74が設け
られている。これらの右側の上下には、用紙10を切断
する場合に押されるペーパーカットキー75と、用紙1
0を送る場合に押されるペーパーフィードキー76とが
設けられている。これらの右側の上下には、用紙10を
切断するモード(手動または自動)を指定するペーパー
カットモードキー77と、プリントの速度を設定するプ
リントキー78とが設けられている。原稿濃度キー54
の上方には、プリントにサイズマークを入れる時に使用
するサイズマークキー79が設けられている。文字/写
真キー68の右側には、各キーの設定状態を保持したい
時に使用するホールドキー80が設けられている。
【0061】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像処理装
置によれば、編集処理の自由度を向上させるとともに、
複数のプリントを自動的に容易に得ることができるとい
う極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施例を示す斜
視図
【図2】図1の画像処理装置の内部構造を示す透視斜視
【図3】図1の画像処理装置の内部構造を示す側面から
の透視図
【図4】図1の画像処理装置の内部構造を示す正面から
の透視図
【図5】イメージスキャナの押え蓋の上面を示す平面図
【図6】操作パネルの上面を示す平面図
【図7】ブロック図
【図8】画像処理態様の一例を示す説明図であり、
(a)は原稿を示す平面図、(b)は長尺プリントを示
す平面図
【図9】図8の長尺プリント処理態様を説明するフロー
チャート
【図10】合成処理態様を説明するフローチャート
【図11】オンライン処理態様を説明するフローチャー
【符号の説明】
1 画像処理装置 7 プリンタ 10 用紙 20 イメージスキャナ 22 原稿 27 デジタイザ 30 画像モニタ(LCD) 31 キーボード 34 プリント枚数入力キー 35 操作パネル 39 外部記憶装置(HDD) 40 外部I/F 49 画像メモリ 50 処理手段としてのCPU 51 処理手段としてのROM 52 処理手段としてのRAM 53 原稿種類キー 68 文字/写真キー 69 オンラインキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢野 行男 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士写 真フィルム株式会社内 (72)発明者 杉山 幸一 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 荒津 修一 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 藤沢 久一 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読取るイメージスキャナと、前記
    原稿の編集領域を指定するデジタイザと、前記編集領域
    に対して所定の編集を施す処理手段と、画像データを記
    憶する外部記憶装置と、外部の画像データを入力するた
    めの外部I/Fと、編集された画像をプリント出力する
    プリンタとを備えることを特徴とする画像処理装置。
JP5206106A 1993-08-20 1993-08-20 画像処理装置 Pending JPH0757109A (ja)

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