JPH0757048B2 - 電線の架線工法 - Google Patents

電線の架線工法

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JPH0757048B2
JPH0757048B2 JP30259487A JP30259487A JPH0757048B2 JP H0757048 B2 JPH0757048 B2 JP H0757048B2 JP 30259487 A JP30259487 A JP 30259487A JP 30259487 A JP30259487 A JP 30259487A JP H0757048 B2 JPH0757048 B2 JP H0757048B2
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JP
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arm
wire arm
electric wire
ground wire
ground
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JP30259487A
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哲世 浅見
廣明 上野
邦敏 安藤
勝 野々原
武 永井
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Sanwa Tekki Corp
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Sanwa Tekki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鉄塔に設けられた電線アーム及び地線アーム
に電線や碍子の如き必要資材を取付ける架線工事におけ
る資材の吊り上げ方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、鉄塔上の所定の電線アームや地線アームまで、電
線やこれを引留めるための碍子等の資材を吊り上げ(吊
り下げ)て取付ける場合には、第4図に示すように、鉄
塔1の最上部に配置された地線アーム2の先端部に吊り
滑車3を取付け、これによって電線Wや図示しない碍子
連等の必要資材を所定の電線アーム4や地線アーム2ま
で吊り上げ、取付け作業を行っている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、鉄塔上の地線アーム2、電線アーム4の長さ
は一定でないから、従来の方法によるときは、例えば地
線アーム2が下方の電線アーム4よりも短い場合には吊
り上げた電線Wの如き資材が途中で電線アーム4に接触
してしまうし、逆に地線アーム2が下方の電線アーム4
よりも長い場合には吊り上げた資材を各電線アーム4ま
で引き込まなければならないという作業上の不都合があ
った。
従って、本発明は、上記従来の架線工事方法の問題点を
解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明においては、上記問題点を解決するため、鉄塔1
に設けられた電線アーム4及び地線アーム2に電線Wや
碍子の如き必要資材を取付ける架線工事において、前記
鉄塔1の頂部上に、前記電線アーム4及び地線アーム2
よりも長く側方へ延出する旋回アーム11,17を水平旋回
自在に取付け、かつこの旋回アーム11,17に沿って移動
自在に吊り具12,18を取付け、旋回アーム11,17を電線ア
ーム4及び地線アーム2の片側に沿うように配置すると
共に、吊り具12,18を電線アーム4及び地線アーム2の
先端より外側に配置して吊り具12,18により電線W、碍
子等の資材を所要の地線アーム2または電線アーム4の
高さまで吊り上げた後、吊り具12,18を旋回アーム11,17
に沿って内側へ移動させることにより資材を地線アーム
2または電線アーム4の所定の取付け位置まで移動させ
て取付け、電線アーム4及び地線アーム2の片側への取
付けが完了したら旋回アーム11,17を略180゜旋回させて
これを電線アーム4及び地線アーム2の他側に沿うよう
に配置し、吊り具12,18によって同様に電線W、碍子等
の資材を所定の取付け位置まで吊り上げて取付ける方法
を採用した。
(作 用) 本発明の方法においては、旋回アーム11,17がそれより
も下方の地線アーム2、電線アーム4よりも長く外側へ
延出しているので、吊り具12,18を電線アーム4及び地
線アーム2の先端より外側に配置した状態で電線W等の
資材を吊り上げれば、途中で資材が地線アーム2、電線
アーム4に接触することがない。所定の地線アーム2ま
たは電線アーム4の高さ位置まで資材を吊り上げたら、
吊り具12,18を旋回アーム11,17に沿って内側へ移動さ
せ、地線アーム2または電線アーム4の適当な取付け位
置まで資材を移動させる。なお、資材は地上から吊り上
げる場合と、地線アーム2または電線アーム4間で移動
させる場合とがある。地線アーム2または電線アーム4
の片側への資材の取付けが終了したら、旋回アーム11,1
7を略180゜水平旋回させて上記同様に、資材を吊り上げ
て地線アーム2または電線アーム4の反対側への取付け
作業を行う。
(実施例) 第1図乃至第3図に本発明の一実施例を示す。第1図は
架線工事の概要を示す正面図、第2図は同平面図、第3
図は他の実施例の架線工事の概要を示す正面図である。
図において、1は鉄塔で、この鉄塔1には地線アーム
2、電線アーム4が設けられている。図示の電線アーム
4は最上相のものである。また、鉄塔1の頂部には、地
線アーム及び電線アーム4よりも長く側方へ延出した旋
回アーム11が水平旋回自在に取付けられている。そし
て、この旋回アーム11上には、旋回アーム11に沿って移
動操作可能なホイスト12の如き吊り具が取付けられてい
る。
即ち、鉄塔1を構成する4本の主柱1aの上端にある接続
フランジ1bに4本の脚13aを接続して鉄塔1の頂部に架
台13を組み立て、この架台13上に旋回アーム11を水平旋
回自在に支持するものである。旋回アーム11、架台13の
資材は例えばヘリコプタで吊り上げることができる。ワ
イヤ14は、旋回アーム11を地上に引き止めるためのもの
である。ホイスト12は地上あるいは鉄塔上で操作可能で
ある。
しかして、この鉄塔上の電線アーム4に電線Wの如き資
材を引き止める作業を行う場合には、第2図に示すよう
に、先ず旋回アーム11を地線アーム2、電線アーム4の
片側に略沿うように配置し、ワイヤ14で旋回アーム11を
固定する。そして、ホイスト12を旋回アーム11の先端側
に移動して電線アーム4及び地線アーム2の先端より外
側に配置し、これにより電線Wを吊って、所要の電線ア
ーム4の高さまで吊り上げ(吊り下げ)る。その後、ホ
イスト12を旋回アーム11に沿って内側へ移動させること
により電線Wを電線アーム4の所定の取付け位置まで移
動させて取付け作業を行う。電線アーム4の片側への取
付け作業が完了したら、ワイヤ14を解いて、旋回アーム
11を略180゜旋回させ、これを電線アーム4及び地線ア
ーム2の他側に沿うように配置した状態で再び固定し、
ホイスト12によって同様に電線Wを所定の取付け位置ま
で吊り上げ(吊り下げ)て取付ける。この場合、旋回ア
ーム11が下方の地線アーム2、電線アーム4よりも長く
外側へ延出しているので、ホイスト12を旋回アーム11の
先端側に配置した状態で電線Wを吊り上げ(吊り下げ)
れば、途中で電線Wが地線アーム2、電線アーム4に接
触することがない。
第3図には本発明の他の実施例を示す。同図において、
鉄塔1の頂部に、先の実施例と同様の架台13を介して鉄
塔組み立て用のクレーン装置15が設置されている。即
ち、鉄塔1の組み立ての際には、それの中央部に、資材
を吊り上げるためのクレーン装置15を支持する支柱16を
立設し、鉄塔1の組み上げに従って順次下方へ支柱を継
ぎ足して上方へせり上げていく工法がとられるが、鉄塔
1の組み立てが完了した後には、支柱16を取り払い、ク
レーン装置15のみを鉄塔1の頂部に残しておく。そし
て、このクレーン装置15を架台13上に組み付けて電線W
等の資材の吊り上げに利用する。この場合、クレーン装
置15の旋回アーム17は、地線アーム2、電線アーム4よ
りも長く外側へ延出することができ、従って、資材を吊
り具18で地線アーム2、電線アーム4に接触させること
なく吊り上(吊り下げ)げることができ、かつ所定位置
まで吊り上げたら、旋回アーム17の仰角を適宜変えて資
材を内側へ移動させることができる。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、鉄塔1に設けられた
電線アーム4及び地線アーム2に電線Wや碍子の如き必
要資材を取付ける架線工事において、前記鉄塔1の頂部
上に、前記電線アーム4及び地線アーム2よりも長く側
方へ延出する旋回アーム11,17を水平旋回自在に取付
け、かつこの旋回アーム11,17に沿って移動自在に吊り
具12,18を取付け、旋回アーム11,17を電線アーム4及び
地線アーム2の片側に沿うように配置すると共に、吊り
具12,18を電線アーム4及び地線アーム2の先端より外
側に配置して吊り具12,18により電線W、碍子等の資材
を所要の地線アーム2または電線アーム4の高さまで吊
り上げ(吊り下げ)た後、吊り具12,18を旋回アーム11,
17に沿って内側へ移動させることにより資材を地線アー
ム2または電線アーム4の所定の取付け位置まで移動さ
せてこれを取付け、電線アーム4及び地線アーム2の片
側への取付けが完了したら旋回アーム11,17を略180゜旋
回させてこれを電線アーム4及び地線アーム2の他側に
沿うように配置し、吊り具12,18によって同様に電線
W、碍子等の資材を所定の取付け位置まで吊り上げて取
付ける方法を採用したため、吊り具12,18を電線アーム
4及び地線アーム2の先端より外側に配置させれば、吊
り上げた電線Wの如き資材が途中で電線アーム4に接触
するおそれがないし、吊り具12,18を内側へ移動させれ
ば、吊り上げた資材を各電線アーム4または地線アーム
2まで引き込む作業を必要とせず、架線工事を円滑、迅
速に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は架線工事の概要を示す正面図、第2図は同平面
図、第3図は他の実施例の架線工事の概要を示す正面図
であり、第4図は従来の架線工事の概要を示す正面図で
ある。 1……鉄塔、1a……主柱、2……地線アーム、4……電
線アーム、11,17……旋回アーム、12,18……吊り具(ホ
イスト)、13……架台、13a……脚、W……電線(資
材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々原 勝 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内 (72)発明者 永井 武 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄塔に設けられた電線アーム及び地線アー
    ムに電線や碍子の如き必要資材を取付ける架線工事にお
    いて、前記鉄塔の頂部上に、前記電線アーム及び地線ア
    ームよりも長く側方へ延出する旋回アームを水平旋回自
    在に取付け、かつこの旋回アームに沿って移動自在に吊
    り具を取付け、前記旋回アームを前記電線アーム及び地
    線アームの片側に沿うように配置すると共に、前記吊り
    具を電線アーム及び地線アームの先端より外側に配置し
    て吊り具により電線、碍子等の資材を所要の地線アーム
    または電線アームの高さまで吊り上げた後、吊り具を旋
    回アームに沿って内側へ移動させることにより前記資材
    を地線アームまたは電線アームの所定の取付け位置まで
    移動させて取付け、電線アームまたは地線アームの片側
    への取付けが完了したら前記旋回アームを略180゜旋回
    させてこれを前記電線アーム及び地線アームの他側に沿
    うように配置し、前記吊り具によって同様に電線、碍子
    等の資材を所定の取付け位置まで吊り上げて取付けるこ
    とを特徴とする電線の架線工法。
JP30259487A 1987-11-30 1987-11-30 電線の架線工法 Expired - Lifetime JPH0757048B2 (ja)

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