JPH0718714Y2 - 高所作業車の作業装置 - Google Patents
高所作業車の作業装置Info
- Publication number
- JPH0718714Y2 JPH0718714Y2 JP796890U JP796890U JPH0718714Y2 JP H0718714 Y2 JPH0718714 Y2 JP H0718714Y2 JP 796890 U JP796890 U JP 796890U JP 796890 U JP796890 U JP 796890U JP H0718714 Y2 JPH0718714 Y2 JP H0718714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- equipment
- boom
- crane
- bucket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ．考案の目的 （産業上の利用分野） 本考案は、ブームの先端に作業バケットを備えた高所作
業車の作業装置に関する。
業車の作業装置に関する。
（従来の技術） 電柱上における配電機材等の取り付け、保守および張線
作業等には、起伏、伸縮等自在なブームの先端に作業車
搭乗用の作業バケットを備えた高所作業車が用いられ
る。さらに、重量の大きな配電機材等を吊り上げるため
に、ブームの先端にクレーン装置を備えた高所作業車も
用いられる。なお、このクレーン装置は、荷重支持用の
起伏自在なクレーンブームと吊り上げようワイヤーの巻
上げ、巻下げを行うウインチから構成されていることが
多い。このようなクレーン装置を備えた高所作業車を用
いて、上記機材等の電柱上への取付け作業を行うとき
は、まず、取付ける機材等をクレーン装置により作業バ
ケット側方まで吊り下げた後、そのままブームを作動さ
せて当該取付け位置に移動させていた。したがって、取
付け位置上方にはクレーン装置用の吊りしろとなるスペ
ースが必要であった。
作業等には、起伏、伸縮等自在なブームの先端に作業車
搭乗用の作業バケットを備えた高所作業車が用いられ
る。さらに、重量の大きな配電機材等を吊り上げるため
に、ブームの先端にクレーン装置を備えた高所作業車も
用いられる。なお、このクレーン装置は、荷重支持用の
起伏自在なクレーンブームと吊り上げようワイヤーの巻
上げ、巻下げを行うウインチから構成されていることが
多い。このようなクレーン装置を備えた高所作業車を用
いて、上記機材等の電柱上への取付け作業を行うとき
は、まず、取付ける機材等をクレーン装置により作業バ
ケット側方まで吊り下げた後、そのままブームを作動さ
せて当該取付け位置に移動させていた。したがって、取
付け位置上方にはクレーン装置用の吊りしろとなるスペ
ースが必要であった。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、電柱には他の機材、電線およびそれらを
支持する腕金等が比較的狭い上下間隔で取付けられてい
ることが多く、これらの間もしくは下方に取付け位置が
ある場合には、上記クレーンブームが取付け位置上方に
取り付けられている機材、電線等に干渉するため、取付
けようとする機材等を取付け位置に接近させることがで
きず、当該作業が困難となるという問題がある。
支持する腕金等が比較的狭い上下間隔で取付けられてい
ることが多く、これらの間もしくは下方に取付け位置が
ある場合には、上記クレーンブームが取付け位置上方に
取り付けられている機材、電線等に干渉するため、取付
けようとする機材等を取付け位置に接近させることがで
きず、当該作業が困難となるという問題がある。
以上の問題に鑑み、本考案では、機材等を吊り上げた後
は、上記クレーン装置を格納して作業を行えるようにし
た高所作業車の作業装置を提供することを目的としてい
る。
は、上記クレーン装置を格納して作業を行えるようにし
た高所作業車の作業装置を提供することを目的としてい
る。
ロ．考案の構成 （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案の高所作業車の作業
装置では、作業バケットが取り付けられたブームの先端
にクレーン装置を取付けるとともに、上記作業バケット
側方に、クレーン装置により吊り上げられた機材等を載
置するための仮置台を配設して構成している。
装置では、作業バケットが取り付けられたブームの先端
にクレーン装置を取付けるとともに、上記作業バケット
側方に、クレーン装置により吊り上げられた機材等を載
置するための仮置台を配設して構成している。
（作用） このような高所作業車の作業装置を用いて作業を行うと
きは、例えば、まず、クレーン装置により機材等を作業
バケットの側方まで吊り上げ、その機材等を上記仮置台
上に一旦載置するとともに、クレーン装置を格納する。
次に、ブーム等を作動させて作業バケットおよび仮置台
に載置された機材等を取付け等の作業位置まで移動させ
る。これにより、クレーン装置を作業位置上方に配設さ
れた既存の機材等に干渉させることなく機材等を当該作
業位置に移動させることができる。
きは、例えば、まず、クレーン装置により機材等を作業
バケットの側方まで吊り上げ、その機材等を上記仮置台
上に一旦載置するとともに、クレーン装置を格納する。
次に、ブーム等を作動させて作業バケットおよび仮置台
に載置された機材等を取付け等の作業位置まで移動させ
る。これにより、クレーン装置を作業位置上方に配設さ
れた既存の機材等に干渉させることなく機材等を当該作
業位置に移動させることができる。
（実施例） 以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
本考案に係る高所作業車の作業装置Ｅは第３図に示すよ
うに、高所作業車１に備えられた起伏、伸縮等自在なブ
ーム２の先端部に作業バケット３とともに取り付けられ
ている。なお、作業バケット３は、ブーム２の先端にバ
ケットポスト４を介して取付けられている。なお、作業
バケット３はこのバケットポスト４を中心にブーム２に
対して首振が自在となっている。
うに、高所作業車１に備えられた起伏、伸縮等自在なブ
ーム２の先端部に作業バケット３とともに取り付けられ
ている。なお、作業バケット３は、ブーム２の先端にバ
ケットポスト４を介して取付けられている。なお、作業
バケット３はこのバケットポスト４を中心にブーム２に
対して首振が自在となっている。
高所作業車の作業装置Ｅは、第１、２図に示すようにク
レーン装置５および仮置台６から構成されている。クレ
ーン装置５は、荷重支持用のクレーンブーム７およびワ
イヤ巻き上げ用のウインチ８から構成され、バケットポ
スト４の上端にクレーンブラケット９を介して起伏自在
に取付けられている。なお、クレーン装置５は、バケッ
トポスト４を中心に旋回が自在である。仮置台６は、ア
ーム10の先端部に回転自在に取付けられている。なお、
アーム10の基端部は、上記バケットポスト４にアームブ
ラケット11を介して旋回自在に取付けられている。
レーン装置５および仮置台６から構成されている。クレ
ーン装置５は、荷重支持用のクレーンブーム７およびワ
イヤ巻き上げ用のウインチ８から構成され、バケットポ
スト４の上端にクレーンブラケット９を介して起伏自在
に取付けられている。なお、クレーン装置５は、バケッ
トポスト４を中心に旋回が自在である。仮置台６は、ア
ーム10の先端部に回転自在に取付けられている。なお、
アーム10の基端部は、上記バケットポスト４にアームブ
ラケット11を介して旋回自在に取付けられている。
次に、本高所作業車の作業装置１の作動について説明す
る。なお、ここでは第３図に示すように電柱20上への配
電機材（開閉器AS）の取付け作業について説明する。
る。なお、ここでは第３図に示すように電柱20上への配
電機材（開閉器AS）の取付け作業について説明する。
例えば、まず、作業バケット３に搭乗した作業者OPは、
ブーム２を起伏作動等させて地上から上記開閉器ASの取
付け位置Ｐ付近まで移動した後、クレーン装置５によっ
て開閉器ASを作業バケット３の側方まで吊り上げる。こ
のようにクレーン装置５により開閉器ASを吊り上げたま
までは、電柱20の取り付け位置Ｐの上方に配設された腕
金21もしくは電線22にクレーンブーム７が干渉するた
め、作業バケット３および開閉器ASを取り付け位置Ｐに
移動させることができない。そこで、アーム10を旋回さ
せて仮置台６を吊り上げた開閉器ASの下方に位置させ、
仮置台６の上にその開閉器ASを一旦載置する。さらに、
クレーンブーム７をクレーンブラケット９内をスライド
させて鎖線７′で示すように下方に引っ込め、あるいは
バケットポスト４を中心に旋回させて格納し、開閉器AS
上方から排除する。次に、ブーム５を作動させ、または
アーム10を旋回させるとともに仮置台６を回転させなが
ら、作業バケット２および開閉器ASを電柱20の取付け位
置Ｐに接近させる。このとき、取付け位置Ｐ上方に配設
された腕金21、電線22に対して何ら干渉する物がないの
で、容易に開閉器ASを取付け位置まで移動させることが
できる（第２図参照）。
ブーム２を起伏作動等させて地上から上記開閉器ASの取
付け位置Ｐ付近まで移動した後、クレーン装置５によっ
て開閉器ASを作業バケット３の側方まで吊り上げる。こ
のようにクレーン装置５により開閉器ASを吊り上げたま
までは、電柱20の取り付け位置Ｐの上方に配設された腕
金21もしくは電線22にクレーンブーム７が干渉するた
め、作業バケット３および開閉器ASを取り付け位置Ｐに
移動させることができない。そこで、アーム10を旋回さ
せて仮置台６を吊り上げた開閉器ASの下方に位置させ、
仮置台６の上にその開閉器ASを一旦載置する。さらに、
クレーンブーム７をクレーンブラケット９内をスライド
させて鎖線７′で示すように下方に引っ込め、あるいは
バケットポスト４を中心に旋回させて格納し、開閉器AS
上方から排除する。次に、ブーム５を作動させ、または
アーム10を旋回させるとともに仮置台６を回転させなが
ら、作業バケット２および開閉器ASを電柱20の取付け位
置Ｐに接近させる。このとき、取付け位置Ｐ上方に配設
された腕金21、電線22に対して何ら干渉する物がないの
で、容易に開閉器ASを取付け位置まで移動させることが
できる（第２図参照）。
なお、アーム10は、第４図に示したように関節を有し屈
伸自在に構成したものでも良く、この場合には、上記例
よりも仮置台６の移動範囲が広くとれるとともに、取付
け位置Ｐに接近した後の開閉器ASの位置の微調整が容易
にできる。
伸自在に構成したものでも良く、この場合には、上記例
よりも仮置台６の移動範囲が広くとれるとともに、取付
け位置Ｐに接近した後の開閉器ASの位置の微調整が容易
にできる。
ハ．考案の効果 以上のように、本考案の高所作業車の作業装置を用いれ
ば、クレーン装置により吊り上げた機材等を一旦、仮置
台上に載置することにより、そのクレーン装置を格納す
ることできる。このため、機材等を作業位置に接近させ
る際に、従来のように取付け位置上方にクレーン装置用
の吊りしろが不要となり、機材等を狭いスペースに割り
込ませたり、障害物の下方をくぐらせたりして移動させ
ることができる。したがって、作業効率を向上させるこ
とができるとともに、作業位置への移動中にクレーンブ
ームが電線等に接触する危険がなくなり、作業の安全性
を向上させることができる。
ば、クレーン装置により吊り上げた機材等を一旦、仮置
台上に載置することにより、そのクレーン装置を格納す
ることできる。このため、機材等を作業位置に接近させ
る際に、従来のように取付け位置上方にクレーン装置用
の吊りしろが不要となり、機材等を狭いスペースに割り
込ませたり、障害物の下方をくぐらせたりして移動させ
ることができる。したがって、作業効率を向上させるこ
とができるとともに、作業位置への移動中にクレーンブ
ームが電線等に接触する危険がなくなり、作業の安全性
を向上させることができる。
第１図は、本考案に係る高所作業車の作業装置を示した
側面図、 第２図は、上記高所作業車の作業装置を示した上面図、 第３図は、上記高所作業車の作業装置を備えた高所作業
車および作業状態を示した概略図、 第４図は、上記高所作業車の作業装置の第２実施例を示
した上面図である。 ２…ブーム、３…作業バケット ５…クレーン装置、４…仮置台 ７…クレーンブーム、10…アーム 20…電柱、21…腕金 22…電線 AS…開閉器
側面図、 第２図は、上記高所作業車の作業装置を示した上面図、 第３図は、上記高所作業車の作業装置を備えた高所作業
車および作業状態を示した概略図、 第４図は、上記高所作業車の作業装置の第２実施例を示
した上面図である。 ２…ブーム、３…作業バケット ５…クレーン装置、４…仮置台 ７…クレーンブーム、10…アーム 20…電柱、21…腕金 22…電線 AS…開閉器
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも起伏が自在なブームの先端に作
業バケットを備えた高所作業車の作業装置において、 前記ブームの先端に設けられ、機材等を吊り上げるクレ
ーン装置と、 前記作業バケット側方に配設され、前記クレーン装置に
より吊り上げられた前記機材等を載置するための仮置台
とを有してなることを特徴とする高所作業車の作業装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP796890U JPH0718714Y2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 高所作業車の作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP796890U JPH0718714Y2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 高所作業車の作業装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03100288U JPH03100288U (ja) | 1991-10-21 |
| JPH0718714Y2 true JPH0718714Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31511620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP796890U Expired - Lifetime JPH0718714Y2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 高所作業車の作業装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718714Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP796890U patent/JPH0718714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03100288U (ja) | 1991-10-21 |
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