JPH0756934B2 - ダブルパルス発生回路 - Google Patents

ダブルパルス発生回路

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JPH0756934B2
JPH0756934B2 JP62169288A JP16928887A JPH0756934B2 JP H0756934 B2 JPH0756934 B2 JP H0756934B2 JP 62169288 A JP62169288 A JP 62169288A JP 16928887 A JP16928887 A JP 16928887A JP H0756934 B2 JPH0756934 B2 JP H0756934B2
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JP
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pulse
double pulse
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coaxial cable
pulse generation
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JP62169288A
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修作 島田
宏 瓦林
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1発のパルスから所定のインターバルをおい
て2発のパルスを発生させるダブルパルス発生回路に関
するものである。
〔従来の技術〕
この種のパルス発生回路の従来例を第5図に、その動作
例を第6図に示す。同図において、U1,U2は夫々バッフ
ァゲート、U3はオアゲート、DLYはディレーラインであ
る。Vinは入力パルスで、バッファゲートU1に加えられ
る。バッファゲートU1を通ったパルスV1は直接オアゲー
トU3に加えられると共に(経路A)、バッファゲートU2
及びディレーラインDLYを通って(経路B)パルスV2と
してオアゲートU3に加えられる。オアゲートU3からは第
6図(ニ)に示すダブルパルスVOが取り出される。ディ
レーラインDLYは発生するダブルパルスのインターバル
・タイムT1を定めるものである。
このように、第5図の回路においてはバッファゲートU1
に加えられる入力パルスVinにつき、経路AとBを通る
時間差を利用することによりダブルパルスVOを発生させ
るようにしているが、この回路では2つのパルスの経路
が異なるためにインターバル・タイムT1がディレーライ
ンDLYだけではなく、U2,U3等のゲートのディレータイム
等の影響も受けるために、経路の違いによる時間のズレ
(スキュー)が生じるという問題がある。加えて、この
回路では差動出力で送れない為にジッタも生じ、これら
のために第5図の従来回路においては安定したダブルパ
ルスが発生しくいという問題点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、スキューが生じず、安定したダブルパルスを発生
させることのできる回路を提供することを目的としたも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、入力パルスをイ
ンピーダンス変換回路を介してバッファゲートで受ける
回路の途中に片側開放の同軸ケーブルを接続し、前記バ
ッファゲートの出力端より前記同軸ケーブルの遅延時間
をインターバルタイムとするダブルパルスを得るように
したものである。以下、実施例について詳細に説明す
る。
〔実施例〕
第1図は本発明のダブルパルス発生回路の一実施例の接
続図である。図において、Inは入力パルスVinが印加さ
れる端子、U1,U2はバッファゲート、R1,R2はターミネー
ト用の抵抗器、Qはインピーダンス変換用のトランジス
タ、R3はトランジスタQの出力側電流の値を決める抵抗
器、DLYはインターバルタイムT1の1/2のディレイタイム
にその長さを調整した片側開放の同軸ケーブル、R4は終
端抵抗器である。
入力端子InはバッファゲートU1,ターミネート用の抵抗
器R1,R2を介してトランジスタQのベース電極に接続さ
れている。トランジスタQのエミッタ電極は抵抗器R3を
介して負電源−Vに接続され、コレクタ電極はバッファ
ゲートU2を介して出力端子OUTに接続されている。トラ
ンジスタQのコレクタ電源とバッファゲートU2の接続ラ
インには片側開放の同軸ケーブルDLYの一端が接続され
ると共に、抵抗器R4を介して正電圧源+Vが接続されて
いる。
このような構成において、入力端子Inより第2図(イ)
に示すパルスVinが印加されると、そのパルス入力はバ
ッファゲートU1及びターミネート用の抵抗器R1,R2を介
して第2図(ロ)に示す電圧V1となってトランジスタQ
に加えられる。バッファゲートU2の入力側の電位をV2,
同軸ケーブルDLYの開放端側の電位をV3とすると、入力
パルスVinが“H"レベルのとき電圧V1は“H"レベルで、
トランジスタQはオンとなり、その結果V2,V3は夫々
“L"レベルとなる。入力パルスVinが“L"レベルになる
とトランジスタQはオフとなり、V2は“L"→“H"にレベ
ル変化する。このV2における“H"レベルの変化は第2図
(ハ)のパルスP1(1発目のパルス)として示される。
このときの信号の流れは図に示す経路Aとなる。
一方、トランジスタQがオンになることによるこの“H"
レベルに変化する信号は経路Bで示す如く片側開放の同
軸ケーブルDLYを往復する。その結果、入力パルスVinが
加わってから同軸ケーブルDLYの遅延時間(T1/2)後
に、同軸ケーブルDLYの開放端の電位V3は第2図(ニ)
に示す如く“H"レベルとなったのち、この“H"レベルの
信号は(T1/2)時間後に経路Aにもどる。このように、
同軸ケーブルDLYを往復する信号はこの同軸ケーブルの
遅延時間の倍の時間,即ちT1時間後に再び経路Aを通り
V2パルスとなってバッファゲートU2に加えられる。この
ように経路Bを通った“H"レベルの信号は第2図(ハ)
のパルスP2として示される(2発目のパルス)。パルス
P1とP2は抵抗器R4で終端することにより反射は現われ
ず、その結果バッファゲートU2の出力端子OUTからはイ
ンターバルタイムがT1のダブルパルスが取り出される。
ここで、第1図の回路において2発目のパルスP2は同軸
ケーブルDLYを往復する経路Bをたどる以外は1発目の
パルスP1と同じ経路のみをたどる。その結果、インター
バルタイムT1は同軸ケーブルDLYの遅延時間のみで決定
されるため、本発明によればスキューの無いダブルパル
スを得ることができる。
第3図は本発明に係るダブルパルス発生回路の他の実施
例の接続図で、この第3図においては差動でダブルパル
スが発生するようにしたものである。第3図において、
U1は差動の出力が得られるバッファゲート、U2は入,出
力が差動になったECLのレシバーである。R1,R2はターミ
ネート用の抵抗器、Qはインピーダンス変換用のトラン
ジスタ、R3は電流値決定用の抵抗器でこれらは全く第1
図の回路構成と同じで、ターミネート用抵抗器R1,R2は
バッファゲートU1の一方の出力端に接続されている。R6
は抵抗器で、その一端はトランジスタQのコレクタ電極
に、他端は正の電圧源+Vに接続されている。Cはコン
デンサ、R4,R5は夫々抵抗器である。コンデンサCの一
端はトランジスタQのコレクタ電極に接続され、他端は
バッファゲートU2の一方の入力端に接続されている。抵
抗器R4の一端は正の電源+Vに、抵抗器R5の一端は負の
電源−Vに夫々接続され、R5,R4の夫々の他端はバッフ
ァゲートU2の入力端に接続されている。トランジスタQ
とコンデンサCを含む上述した回路を(X)とすると、
トランジスタQ′とコンデンサC′を含む回路(Y)は
差動の出力を発生させる為のもので、回路(X)と全く
同一構成のものである。回路(Y)において回路(X)
と同じ素子は各素子の記号に「′」を付してそれらの説
明は省略する。この差動出力発生回路(Y)はバッファ
ゲートU1の差動出力端子とバッファゲートU2の差動入力
端子に接続されている。DLYはインターバルタイムを決
める為の片側開放の同軸ケーブル、Lはバルンである。
同軸ケーブルDLYの外被線はバルンLを介してトランジ
スタQのコレクタ電極に接続され、同じく同軸ケーブル
DLYの内線はバルンLを介してトランジスタQ′のコレ
クタ電極に接続されている。
このような回路において、入力端子InよりパルスVinを
印加した場合、回路(X),(Y)は夫々第1図で説明
したのと全く同様に動作してバッファゲートU2の出力端
子OUT1,OUT2より夫々差動の関係にあるダブルパルスが
発生する。この場合、入力パルスVinを印加したとき、
トランジスタQ,Q′の電圧波形をV1,V1′、トランジスタ
Q,Q′のコレクタ電極の電圧をV2,V2′とし、バッファゲ
ートU2の入力端子の電圧をV4,V4′とするとこれらの波
形は第4図(イ)〜(ト)で示される。なお、第3図回
路において、バルンLは同軸ケーブルDLYの外側と内側
のライン上での対地容量を見かけ上等しくし、波形の品
位が差動で著しく異なるのを防止するためのものであ
る。また、コンデンサCと抵抗器R4,R5を含む回路は発
生するダブルパルスのレベルをECLレベルに変換するた
めのレベル変換回路を構成する。即ち、抵抗器R3に流れ
る電流をIとした場合、トランジスタQ,Q′がオンのと
き、コレクタ電極の電位は(+V−R6・I)ボルトで
“L"レベルとなり、Q,Q′がオフのときコレクタ電極の
電位は(+V)で“H"レベルとなり、ECLレベルに合わ
ないため、コンデンサーC,C′を介してECLレベルにレベ
ル変換するようにしたものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば (イ) 2発目のパルスは片側開放の同軸ケーブルDLY
を往復する以外は1発目のパルスと同じ経路を通るた
め、スキューの無いダブルパルスを発生させることがで
きる。
(ロ) 第2の実施例においてはパルスを差動で送るこ
とができるため、同軸ケーブルDLYを2発目のパルスが
往復する際に、波形の品位がくずれても、出力段のレシ
ーバで波形整形することができ、またジッタの少ないパ
ルスを得ることができる。
(ハ) 差動で送る場合、2つの経路でパルスを送りな
がら、一本の同軸ケーブルの遅延時間のみで、インター
バルタイムT1を決定することができるため、インターバ
ルタイムの調整を容易に行なうことができる。
等の特徴があるもので、本発明によればスキューの無
い,安定したダブルパルスを容易に発生させることので
きる回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るダブルパルス発生回路の一実施例
の接続図、第2図は第1図回路の動作を説明する為の波
形図、第3図は本発明に係るダブルパルス発生回路の他
の実施例の接続図、第4図は第3図回路の動作を説明す
る為の波形図、第5図は従来のダブルパルス発生回路の
一例の接続図、第6図は第5図回路の動作を説明する為
の波形図である。 U1,U2……バッファゲート、Q,Q′……インピーダンス変
換素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力パルスをインピーダンス変換回路を介
    してバッファゲートで受ける回路の途中に片側開放の同
    軸ケーブルを接続し、前記バッファゲートの出力端より
    前記同軸ケーブルの遅延時間をインターバルタイムとす
    るダブルパルスを得るようにしたダブルパルス発生回
    路。
  2. 【請求項2】前記ダブルパルス発生回路を2組具備し、
    この2組のダブルパルス発生回路を差動で動作させるよ
    うに構成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載のダブルパルス発生回路。
  3. 【請求項3】片側開放の1本の同軸ケーブルの外被線を
    前記1組のダブルパルス発生回路の信号線に接続し、内
    線を他の組のダブルパルス発生回路の信号線に接続して
    なる特許請求の範囲第(2)項記載のダブルパルス発生
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854725A (ja) * 1981-09-29 1983-03-31 Fujitsu Ltd 遅延回路

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