JPH0756842B2 - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JPH0756842B2
JPH0756842B2 JP2186771A JP18677190A JPH0756842B2 JP H0756842 B2 JPH0756842 B2 JP H0756842B2 JP 2186771 A JP2186771 A JP 2186771A JP 18677190 A JP18677190 A JP 18677190A JP H0756842 B2 JPH0756842 B2 JP H0756842B2
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JP
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resistor
slider
collector terminal
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variable resistor
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繁己 高橋
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、可変抵抗器、詳しくは円弧状の抵抗体を設け
た基板に、摺動子を抵抗体上を摺動可能に取り付けた可
変抵抗器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の可変抵抗器としては、実開昭60−3524号
公報に記載の如く、コレクタ端子と抵抗体端子とをフー
プ材から打ち抜いて構成していた。そして、摺動子は突
片をコレクタ端子に形成した円形穴の内縁部にかしめる
ことにより、コレクタ端子に回転可能に取り付けてい
た。しかしながら、このようなかしめ加工は自動組立機
を複雑なものとし、設備費上昇の原因となっている。し
かも、端子を板金プレス加工により形成すると材料の歩
留まりが悪く、コストの上昇を来すという問題点をも有
している。
[発明の目的、構成、作用] 以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、かしめ加工を必
要とすることなく摺動子をコレクタ端子に簡単に取り付
けることができ、かつ、コレクタ端子材料の歩留まりを
改善し、全体としてコストの低減を図ることのできる可
変抵抗器を提供することにある。
即ち、本発明に係る可変抵抗器は、まず、コレクタ端子
をワイヤ線にて構成し、一端に略円環状部を形成した。
このコレクタ端子は基板に略環状部分が基板の中央孔に
弾性を保有した状態で露出するように取り付けられる。
一方、摺動子は中央部を筒状体とし、該筒状体の外周面
に環状の凹溝を形成する。筒状体部分は、例えば、絞り
加工により形成される。そして、摺動子は凹溝をコレク
タ端子の略環状部分に嵌合させることによりコレクタ端
子に回転可能に装着される。この装着は、コレクタ端子
の略環状部分が弾性を有しているため、かしめ等の後加
工を必要とすることなく行なわれる。
[実施例] 以下、本発明に係る可変抵抗器の実施例につき、添付図
面を参照して説明する。
可変抵抗器は、基板1と、抵抗体端子5,6と、コレクタ
端子7と、摺動子10とで構成されている。
基板1は、適宜合成樹脂材から一体的に成形したもの
で、中央孔2を有し、上面には抵抗体3が円弧状に形成
されている。抵抗体3は、例えばカーボンを主成分とす
る抵抗体ペーストを塗布し、焼付けたものであり、その
両端は以下に説明するように、基板1にインサートモー
ルドされた抵抗体端子5,6の露出平坦面5a,6aに接続され
ている。
抵抗体端子5,6は導電性材料からなるワイヤ線を適宜カ
ットし、一端を折り曲げて平坦面5a,6aに加工したもの
で(第6図参照)、一端部が前記基板1にインサートモ
ールドされ、平坦面5a,6aは基板1の上面に露出してい
る。コレクタ端子7も端子5,6と同じ材料を適宜長さに
カットし、一端を略環状に加工したもので(第6図参
照)、根元部7b、突起7c、端部7dが前記基板1にインサ
ートモールドされている。環状部7aは基板1の中央孔2
の内壁部に沿って弾性を保有した状態で露出している。
即ち、コレクタ端子7は根元部7b、突起7c、端部7dが基
板1に埋め込まれて固定され(但し、突起7cは必ずしも
埋め込まれている必要はない)、環状部7aは中央孔2の
内壁面とはクリアランスCを保って位置している。
摺動子10は、導電性ばね板からプレス加工により一体的
に成形したもので、円盤部11と有底の筒状部12とで構成
されている。円盤部11は第1図中右半分に円弧状のスリ
ット11a,11a及び腕部11b,11bが形成され、腕部11b,11b
は下方に若干折り曲げられ、その中央部分は接点部11c,
11cとされている。筒状部12は底面に抵抗値調整用のプ
ラスドライバが挿入されるドライバ溝12aを有し、外周
面には前記コレクタ端子7の環状部7aの内側に嵌合可能
な凹溝12bが形成されている。従って、この摺動子10は
筒状部12を基板1の中央孔2へ押し込み、凹溝12bを環
状部7aに嵌合させることにより、コレクタ端子7に回転
可能に支持され、かつ、コレクタ端子7と電気的に接続
される。このとき、接点部11c,11cが基板1上の抵抗体
3上に圧接することとなる。
以上の構成からなる可変抵抗器は、摺動子10を適宜回動
させて接点部11c,11cの抵抗体3への接触位置を変更す
ることにより、端子5,7間及び端子6,7間の抵抗値が調整
される。そして、端子5,6,7をワイヤ線材にて構成する
ことにより、端子材料の歩留まりが100%に向上し、安
価に製作できる。また、摺動子10は基板1の中央孔2に
押し込むだけでコレクタ端子7に容易に取り付けること
ができ、即ち、環状部7aは第4図に示すクリアランスC
の存在によって若干外側に変形することで摺動子10の凹
溝12bが嵌合し、かしめ加工機能を備えた自動組立機を
必要とせず、設備費が大幅に低減される。
端子5,6,7に関しては、断面円形の形態のまま下方に折
り曲げると、ディスクリートタイプの部品として使用さ
れる。あるいは、端子5,6,7を扁平に加工すれば、表面
実装タイプの部品として使用できる。
なお、本発明に係る可変抵抗器は前記実施例に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更するこ
とができる。
特に、端子5,6,7は全てワイヤ線であることが好ましい
が、本発明においては、少なくともコレクタ端子7がワ
イヤ線にて構成されていればよい。摺動子10に関して
は、接点部11c,11c、ドライバ溝12a等の形状は任意であ
る。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、摺動子
の筒状体の外周面に形成した凹溝をワイヤ線からなるコ
レクタ端子の弾性を有する略環状部分に嵌合させたた
め、摺動子を複雑な自動組立機を使用することなく、簡
単に基板に組み込むことができる。しかも、コレクタ端
子はワイヤ線にて構成されているため、端子材料の歩留
まりが大幅に向上し、設備費、材料費共に大幅なコスト
ダウンが達成される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る可変抵抗器の一実施例を示し、第1
図は可変抵抗器の平面図、第2図は第1図のII−II断面
図、第3図は第1図のIII−III断面図、第4図は端子を
インサートモールドした状態の基板の平面図、第5図は
第4図のV−V断面図、第6図は端子の斜視図である。 1……基板、2……中央孔、3……抵抗体、5,6……抵
抗体端子、7……コレクタ端子、7a……環状部、10……
摺動子、12……筒状部、12b……凹溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円弧状の抵抗体を設けた基板と、前記抵抗
    体上を摺動可能な摺動子と、該摺動子に接続したコレク
    タ端子と、前記抵抗体の両端に接続した抵抗体端子とを
    備えた可変抵抗器において、 コレクタ端子を一端が略環状となるようにワイヤ線にて
    構成し、該コレクタ端子を前記基板にその略環状部分が
    基板の中央孔に、弾性を保有し、かつ、露出した状態で
    取りつけ、 摺動子の中央部を筒状体とし、該筒状体の外周面に環状
    の凹溝を形成し、 前記凹溝を前記略環状部分に嵌合させることにより、摺
    動子をコレクタ端子に回転可能に設けたこと、 を特徴とする可変抵抗器。
JP2186771A 1990-07-13 1990-07-13 可変抵抗器 Expired - Fee Related JPH0756842B2 (ja)

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JPH0473905A JPH0473905A (ja) 1992-03-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2176593B1 (ja) * 1972-03-24 1974-09-13 Deltoer Marcel
JPS60176508U (ja) * 1984-04-27 1985-11-22 株式会社村田製作所 可変抵抗器
JPH02101709A (ja) * 1988-10-07 1990-04-13 Murata Mfg Co Ltd 可変低抗器

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JPH0473905A (ja) 1992-03-09

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