JPH0756843B2 - 可変抵抗器 - Google Patents
可変抵抗器Info
- Publication number
- JPH0756843B2 JPH0756843B2 JP2186772A JP18677290A JPH0756843B2 JP H0756843 B2 JPH0756843 B2 JP H0756843B2 JP 2186772 A JP2186772 A JP 2186772A JP 18677290 A JP18677290 A JP 18677290A JP H0756843 B2 JPH0756843 B2 JP H0756843B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- wire
- substrate
- variable resistor
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Adjustable Resistors (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、可変抵抗器、詳しくは円弧状の抵抗体を設け
た基板に、摺動子を抵抗体上を摺動可能に取り付けた可
変抵抗器に関する。
た基板に、摺動子を抵抗体上を摺動可能に取り付けた可
変抵抗器に関する。
［従来の技術］ 従来、この種の可変抵抗器としては、実開昭60−3524号
公報に記載の如く、コレクタ端子と抵抗体端子とをフー
プ材から打ち抜いて構成していた。しかし、端子を板金
プレス加工により形成すると材料の歩留まりが悪く、コ
ストの上昇を来すという問題点を有している。
公報に記載の如く、コレクタ端子と抵抗体端子とをフー
プ材から打ち抜いて構成していた。しかし、端子を板金
プレス加工により形成すると材料の歩留まりが悪く、コ
ストの上昇を来すという問題点を有している。
［発明の目的、構成、作用］ 以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、端子材料の歩留
まりを改善し、コストの低減を図ることのできる可変抵
抗器を提供することにある。
まりを改善し、コストの低減を図ることのできる可変抵
抗器を提供することにある。
即ち、本発明に係る可変抵抗器は、抵抗体端子を一端に
平坦面を有するワイヤ線にて構成し、このワイヤ線の一
端部を基板に一端平坦面が基板表面に露出するようにイ
ンサートモールドにて取り付け、露出平坦面と抵抗体と
が電気的に接続されていることを特徴とする。
平坦面を有するワイヤ線にて構成し、このワイヤ線の一
端部を基板に一端平坦面が基板表面に露出するようにイ
ンサートモールドにて取り付け、露出平坦面と抵抗体と
が電気的に接続されていることを特徴とする。
端子はワイヤ線を適宜寸法にカットし、所定の形状に成
形した後、基板に取り付けられ、材料の無駄な部分がな
くなる。また、ワイヤ線の一端を平坦面としてこの平坦
面と抵抗体とを電気的に接続するようにしたので、両者
の電気的接続が確実である。
形した後、基板に取り付けられ、材料の無駄な部分がな
くなる。また、ワイヤ線の一端を平坦面としてこの平坦
面と抵抗体とを電気的に接続するようにしたので、両者
の電気的接続が確実である。
［実施例］ 以下、本発明に係る可変抵抗器の実施例につき、添付図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
可変抵抗器は、基板１と、抵抗体端子5,6と、コレクタ
端子７と、摺動子10とで構成されている。
端子７と、摺動子10とで構成されている。
基板１は、適宜合成樹脂材から一体的に成形したもの
で、中央孔２を有し、上面には抵抗体３が円弧状に形成
されている。抵抗体３は、例えばカーボンを主成分とす
る抵抗体ペーストを塗布し、焼付けたものであり、その
両端は以下に説明するように、基板１にインサートモー
ルドされた抵抗体端子5,6の露出平坦面5a,6aに電気的に
接続されている。
で、中央孔２を有し、上面には抵抗体３が円弧状に形成
されている。抵抗体３は、例えばカーボンを主成分とす
る抵抗体ペーストを塗布し、焼付けたものであり、その
両端は以下に説明するように、基板１にインサートモー
ルドされた抵抗体端子5,6の露出平坦面5a,6aに電気的に
接続されている。
抵抗体端子5,6は導電性材料からなるワイヤ線を適宜カ
ットし、一端を折り曲げて平坦面5a,6aに加工したもの
で（第６図参照）、一端部が前記基板１にインサートモ
ールドされ、平坦面5a,6aは基板１の上面に露出してい
る。コレクタ端子７も端子5,6と同じ材料を適宜長さに
カットし、一端を略環状に加工したもので（第６図参
照）、根元部7b、突起7c、端部7dが前記基板１にインサ
ートモールドされている。環状部7aは基板１の中央孔２
の内壁部に沿って露出している。
ットし、一端を折り曲げて平坦面5a,6aに加工したもの
で（第６図参照）、一端部が前記基板１にインサートモ
ールドされ、平坦面5a,6aは基板１の上面に露出してい
る。コレクタ端子７も端子5,6と同じ材料を適宜長さに
カットし、一端を略環状に加工したもので（第６図参
照）、根元部7b、突起7c、端部7dが前記基板１にインサ
ートモールドされている。環状部7aは基板１の中央孔２
の内壁部に沿って露出している。
摺動子10は、導電性ばね板からプレス加工により一体的
に成形したもので、円盤部11と有底の筒状部12とで構成
されている。円盤部11は第１図中右半分に円弧状のスリ
ット11a,11a及び腕部11b,11bが形成され、腕部11b,11b
は下方に若干折り曲げられ、その中央部分は接点部11c,
11cとされている。筒状部12は底面に抵抗値調整用のプ
ラスドライバが挿入されるドライバ溝12aを有し、外周
面には前記コレクタ端子７の環状部7aの内側に嵌合可能
な凹溝12bが形成されている。従って、この摺動子10は
筒状部12を基板１の中央孔２へ押し込み、凹溝12bを環
状部7aに嵌合させることにより、コレクタ端子７に回転
可能に支持され、かつ、コレクタ端子７と電気的に接続
される。このとき、接点部11c,11cが基板１上の抵抗体
３上に圧接することとなる。
に成形したもので、円盤部11と有底の筒状部12とで構成
されている。円盤部11は第１図中右半分に円弧状のスリ
ット11a,11a及び腕部11b,11bが形成され、腕部11b,11b
は下方に若干折り曲げられ、その中央部分は接点部11c,
11cとされている。筒状部12は底面に抵抗値調整用のプ
ラスドライバが挿入されるドライバ溝12aを有し、外周
面には前記コレクタ端子７の環状部7aの内側に嵌合可能
な凹溝12bが形成されている。従って、この摺動子10は
筒状部12を基板１の中央孔２へ押し込み、凹溝12bを環
状部7aに嵌合させることにより、コレクタ端子７に回転
可能に支持され、かつ、コレクタ端子７と電気的に接続
される。このとき、接点部11c,11cが基板１上の抵抗体
３上に圧接することとなる。
以上の構成からなる可変抵抗器は、摺動子10を適宜回動
させて接点部11c,11cの抵抗体３への接触位置を変更す
ることにより、端子5,7間及び端子6,7間の抵抗値が調整
される。そして、端子5,6,7をワイヤ線材にて構成する
ことにより、端子材料の歩留まりが100％に向上し、安
価に製作できる。また、摺動子10は基板１の中央孔２に
押し込むだけでコレクタ端子に容易に取り付けることが
でき、かしめ加工機能を備えた自動組立機を必要とせ
ず、設備費が大幅に低減される。
させて接点部11c,11cの抵抗体３への接触位置を変更す
ることにより、端子5,7間及び端子6,7間の抵抗値が調整
される。そして、端子5,6,7をワイヤ線材にて構成する
ことにより、端子材料の歩留まりが100％に向上し、安
価に製作できる。また、摺動子10は基板１の中央孔２に
押し込むだけでコレクタ端子に容易に取り付けることが
でき、かしめ加工機能を備えた自動組立機を必要とせ
ず、設備費が大幅に低減される。
端子5,6,7に関しては、断面円形の形態のまま下方に折
り曲げると、ディスクリートタイプの部品として使用さ
れる。あるいは、端子5,6,7を扁平に加工すれば、表面
実装タイプの部品として使用できる。
り曲げると、ディスクリートタイプの部品として使用さ
れる。あるいは、端子5,6,7を扁平に加工すれば、表面
実装タイプの部品として使用できる。
なお、本発明に係る可変抵抗器は前記実施例に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更するこ
とができる。
るものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更するこ
とができる。
特に、端子5,6,7は全てワイヤ線であることが好ましい
が、少なくとも端子5,6がワイヤ線にて構成されていれ
ばよい。さらに、摺動子10の形状、コレクタ端子７への
取付け構造は任意である。
が、少なくとも端子5,6がワイヤ線にて構成されていれ
ばよい。さらに、摺動子10の形状、コレクタ端子７への
取付け構造は任意である。
［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、抵抗体
端子をワイヤ線にて構成したため、端子材料の歩留まり
が大幅に向上し、コストダウンに大きく寄与することと
なる。しかも、前記ワイヤ線は一端が平坦面に加工さ
れ、この平坦面を基板表面に露出させて抵抗体と電気的
に接続したため、両者の電気的接続が確実となる。
端子をワイヤ線にて構成したため、端子材料の歩留まり
が大幅に向上し、コストダウンに大きく寄与することと
なる。しかも、前記ワイヤ線は一端が平坦面に加工さ
れ、この平坦面を基板表面に露出させて抵抗体と電気的
に接続したため、両者の電気的接続が確実となる。
図面は本発明に係る可変抵抗器の一実施例を示し、第１
図は可変抵抗器の平面図、第２図は第１図のII−II断面
図、第３図は第１図のIII−III断面図、第４図は端子を
インサートモールドした状態の基板の平面図、第５図は
第４図のＶ−Ｖ断面図、第６図は端子の斜視図である。 １……基板、３……抵抗体、5,6……抵抗体端子、5a,6a
……露出平坦面、10……摺動子。
図は可変抵抗器の平面図、第２図は第１図のII−II断面
図、第３図は第１図のIII−III断面図、第４図は端子を
インサートモールドした状態の基板の平面図、第５図は
第４図のＶ−Ｖ断面図、第６図は端子の斜視図である。 １……基板、３……抵抗体、5,6……抵抗体端子、5a,6a
……露出平坦面、10……摺動子。
Claims (1)
- 【請求項１】円弧状の抵抗体を設けた基板と、前記抵抗
体上を摺動可能な摺動子と、該摺動子に接続したコレク
タ端子と、前記抵抗体の両端に接続した抵抗体端子とを
備えた可変抵抗器において、 前記抵抗体端子を一端に平坦面を有するワイヤ線にて構
成し、 前記ワイヤ線の一端部を前記基板に、一端平坦面が基板
表面に露出するように、インサートモールドにて取り付
け、 前記露出平坦面と前記抵抗体とが電気的に接続されてい
ること、 を特徴とする可変抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2186772A JPH0756843B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2186772A JPH0756843B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 可変抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0473906A JPH0473906A (ja) | 1992-03-09 |
| JPH0756843B2 true JPH0756843B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=16194359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2186772A Expired - Fee Related JPH0756843B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 可変抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756843B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2176593B1 (ja) * | 1972-03-24 | 1974-09-13 | Deltoer Marcel | |
| JPS6083205U (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-08 | 東京コスモス電機株式会社 | 可変抵抗器 |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP2186772A patent/JPH0756843B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0473906A (ja) | 1992-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |