JPH0756579Y2 - 周波数継電器装置 - Google Patents

周波数継電器装置

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JPH0756579Y2
JPH0756579Y2 JP5786088U JP5786088U JPH0756579Y2 JP H0756579 Y2 JPH0756579 Y2 JP H0756579Y2 JP 5786088 U JP5786088 U JP 5786088U JP 5786088 U JP5786088 U JP 5786088U JP H0756579 Y2 JPH0756579 Y2 JP H0756579Y2
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JP
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frequency
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settling
signal
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哲郎 岩切
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Omron Corp
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、周波数継電器装置、特に過・不足周波数状
態の出力処理に特徴を有する周波数継電器装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 一般に、入力信号の周波数と整定器で設定される周波数
を比較し、その比較結果をタイマ回路で動作時間をおい
て導出し、整定値に対し、入力信号の周波数が過周波数
状態であるか、不足周波数状態であるかを判別し、その
旨を出力するようにした周波数継電器装置がある。この
種の周波数継電器装置において、従来、周波数比較は、
プリセットカウンタで比較回路を構成し、予め整定器で
過周波数整定値あるいは不足周波数整定値をプリセット
しておき、一方、第3図に示すように例えば入力信号in
の1周期に相当するゲート信号Gsを作成し、このゲート
期間に亘り、基準クロック信号を、プリセットカウンタ
に入力し、例えばダウンカウントする。カウント終了
で、不足周波数整定値に対応するプリセット値に対し、
カウント値が0に達しない場合は、不足周波数でない
が、カウント値が0に達すると不足周波数を示すハイ信
号を出力し、回路遮断用のリレーを動作させる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来の周波数継電器装置のように、入力信号inの1周期
に相当するゲート信号と基準クロック信号のみを用い
て、周波数比較を行うと、入力信号inに瞬停が生じる
と、誤った周波数判定結果を得ることがある。例えば第
4図のaに示すように、入力信号inに瞬停が生じると、
0クロス点の一回おき毎に、ゲート信号Gsを得ている場
合、T1が1周期となり、実際より高い周波数の判定結果
が出てしまう。また、例えば第5図に示すように1周期
のゲート信号Gsを得るのに、先ず入力信号inの0クロス
点毎に反転されるパルス信号Pを得て、これを分周して
いる場合に、入力信号inに瞬停aが生じると、信号Pの
周期が乱れ、期間T2を待つゲート信号が発生する。この
期間T2で周波数判定の動作が行われると、やはり、誤っ
た結果が出力されることになる。
この考案は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、瞬停が生じても誤判定出力を生じない周波数継電器
装置を提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この考案の周波数継電器装置は、基準クロック信号発生
器と、入力信号の所定周期に対応する期間開かれ、この
期間前記基準クロック信号を出力するゲート手段と、周
波数整定器と、この周波数整定器の整定に対応する設定
値と前記ゲート手段より出力される基準クロック信号と
を比較する手段と、この比較結果を所定の時間後に導出
するタイマ手段と、導出された比較結果に応じ、整定周
波数に対する入力信号の過周波数状態あるいは不足周波
数状態を出力する出力手段を備えるものにおいて、前記
出力手段と前記比較手段の複数回の比較結果の一致を検
出する一致検出手段を含み、比較結果の一致が検出され
ると、その比較結果に対応する過周波数状態あるいは不
足周波数状態を出力するようにしている。
この周波数継電器装置では、比較手段で入力信号の周期
に応じた基準クロック信号数と設定値との比較が行わ
れ、その比較結果がタイマ手段を通して出力され、一致
手段で複数回の比較結果の一致検出が行われる。一致が
検出されなければ、過周波数状態等を出力しない。例え
ば、瞬停等により、1回分の比較結果が、過周波数状態
であっても、他の比較結果が適正な周波数であれば、一
致が得られないので、この場合過周波数状態を出力しな
い。一致が検出されれば、その比較結果を出力する。例
えば複数回の比較結果が過周波数であれば、直ちに入力
信号が周波数整定値に対し過周波数であるし、その旨を
示す信号を出力する。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この考案をさらに詳細に説明す
る。
第2図は、この考案が実施される周波数継電器装置のブ
ロック図である。この周波数継電器装置は、入力端子
P1、P2に入力される入力信号inを波形整形し、入力信号
と同周期のパルス信号に変換する波形整形回路1、この
波形整形回路1の出力パルスを分周し、入力信号inの1
周期毎に変化するパルス信号を出力する分周回路2、水
晶発振器等で構成される発振回路3、この発振回路3の
出力を分周して、基準クロック信号を出力する分周回路
4、分周回路4より出力される基準クロック信号をゲー
ト開期間だけ出力するゲート回路5及び6、それぞれ不
足周波数、後述の動作時間及び過周波数を整定する不足
周波数整定回路7、時間整定回路8、過周波数整定回路
9、これらの整定回路7、8、9での整定に応じて対応
するカウントデータを出力する基準データ回路10、基準
データ回路10からの不足周波数整定値に対応するカウン
ト値及び過周波数整定値に対応するカウント値をプリセ
ットし、ゲート回路5からの基準クロック信号を受け
て、カウントダウンする周波数比較回路11、基準データ
回路10からの時間整定値に対応するカウント値をプリセ
ットし、ゲート回路6からの基準クロック信号をカウン
トダウンし、0になるとタイムアップ信号を出力するタ
イマーカウンタ回路12、周波数比較回路11の比較結果
を、タイマカウンタ12のタイムアップ時間だけ遅らせて
出力するタイマ回路13、このタイマ回路13を通して出力
される比較結果に応じ、不足周波数、過周波数を分別す
る過不足分別回路14、不足周波数出力に応答して動作す
る不足周波数リレー駆動回路15、リレー17、動作表示器
19、過周波数出力に応答して動作する過周波数リレー駆
動回路16、リレー18動作表示器20及びタイミングパルス
発生回路21から構成されている。なお、ゲート回路5及
び6のゲート信号には、分周回路2の出力信号が使用さ
れる。
波形整形回路1は、交流信号である入力信号inの0クロ
ス点を検出し、0クロス毎にハイとローを反転して、パ
ルス信号Pを出力している。不足周波数整定回路7及び
過周波数整定回路9は3桁の、また時間整定回路8は2
桁の、それぞれサムロータリスイッチで構成されてい
る。基準データ発生回路10は、P−ROMで構成され、予
め、入力信号の周波数と1周期間の基準クロック信号の
カウント数及び時間と基準クロック信号のカウント数が
データとして記憶され、整定回路7、8、9より入力さ
れる8あるいは12ビットの整定値のコード信号によりア
ドレス指定され、対応するカウントデータが読出される
ようになっている。周波数比較回路11は、不足周波数比
較用と、過周波数比較用の2つの並設されるプリセット
カウンタから構成されている。同様に、タイマ回路13及
び過・不足分別回路14も、不足周波数用と過周波数用の
並設される2系統の回路から構成されている。
なお、周波数比較回路11の2つのプリセットカウンタへ
の不足周波数整定値及び過周波数整定値のプリセット
と、タイマカウンタ回路12への時間整定値のプリセット
は、タイミングパルス発生回路21の制御により、不足周
波数整定回路7、時間整定回路8、過周波数整定回路9
を順に指定して行う。先ず、不足周波数整定回路7の整
定に対応する不足周波数整定値を基準データ回路10から
読出して、周波数比較回路11の1つのプリセットカウン
タにプリセットし、次に時間整定回路8の整定に対応す
る時間整定値を基準データ回路10から読出して、タイマ
カウンタ回路12にプリセットし、続いて過周波数整定回
路9の整定に対応する過周波数整定値を基準データ回路
10から読出して、周波数比較回路11のもう1つのプリセ
ットカウンタにプリセットする。
本願考案の特徴部分である過・不足分別回路14は、第1
図に示す2個のD型フリップフロップ31、32と、これら
2個のD型フリップフロップ31、32の両出力が入力され
る一致回路33と、一致回路33の出力でONするスイッチン
グトランジスタ34で構成される回路を備え、しかも、こ
こに示す回路を2個並設している。一方は、不足周波数
判別用に他方は過周波数判別用に使用される。
次に、上記周波数継電器装置において、周波数比較回路
11に所定の不足周波数整定値及び過周波数整定値に対応
するカウント値がプリセットされるものとして、入力信
号inの周波数判定動作を説明する。
端子P1、P2に加えられた入力信号inは、波形整形回路1
でパルス信号に変換され、分周回路2で分周され、ゲー
ト回路5に入力信号inの1周期に亘り、ハイとなるゲー
ト信号Gs(第5図のGsのT1期間参照)が加えられる。こ
の期間T1に、発振回路3で発生され分周回路4で分周さ
れた基準クロック信号Csがゲート回路5を経て、周波数
比較回路11に入力される。周波数比較回路11では、プリ
セットカウンタが基準クロック信号Csを受ける度にプリ
セット値(例えば不足周波数整定値に対応するカウント
値)から1を減じてゆく。やがて、カウンタの内容が0
になると、これは不足周波数整定値より入力信号inの周
波数が低いことを意味し、この場合は、不足周波数を示
すハイ信号(比較結果)を出力する。一方、期間T1が経
過してもカウンタの内容が0にならない場合は、不足周
波数整定値より入力信号inの周波数が高いことを意味
し、この場合は、周波数が適正であり、これを示すロー
信号を出力する。
これに対し、過周波数判定用のカウンタでも、上記の不
足周波数判定用と同様にカウンタの内容が0となるか否
かに応じ判定する。もっとも、カウンタの内容が0とな
らない場合に、過周波数整定値より入力信号inの方が周
波数が高いことになるので、この場合に過周波数を示す
ハイ信号を出力する。
周波数比較回路11で得られた周波数異常である不足周波
数あるいは過周波数のハイ信号は、タイマ回路13で所定
時間をおき、過・不足分別回路14に入力される。入力さ
れたハイ信号が、過周波数であると、先ず、このハイ信
号はD型フリップフロップ31に記憶される。この段階で
は、D型フリップフロップ32の出力はローであり、一致
回路33の入力は一致せず、したがって、トランジスタ34
はONせず、リレー駆動回路15、16に動作信号が出力され
ない。
動作が、次のゲート開の期間に至り、周波数比較回路11
で、再度、過周波数が判定され、その旨を示すハイ信号
が過・不足分別回路14のD型フリップフロップ31に入力
されると、このハイ信号がD型フリップフロップ31に記
憶される。一方、前サイクルにおいてD型フリップフロ
ップ31に記憶されたハイ信号は、今度はD型フリップフ
ロップ32に、ハイ信号として記憶される。そのため、一
致回路33の入力はいずれもハイとなり、出力もハイとな
る。これにより、トランジスタ34がONし、D型フリップ
フロップ32のハイ出力が過周波数リレー駆動回路16に入
力され、これにより、リレー18が動作し、入力信号in
供給系を遮断するとともに、動作表示器20が点灯され
る。このように過周波数等の異常状態が連続すると、過
・不足分別回路14でこれを判別し、リレーが動作する。
しかし、第5図のaで示す瞬停が生じ、このためにゲー
ト信号Gsのハイ期間がT2と短くなったために、周波数比
較回路11が、過周波数を判定した場合には、次のゲート
が開く、サイクルでは過周波数が判定されず、したがっ
て、D型フリップフロップ31の出力ロー、D型フリップ
フロップ32の出力ハイで、一致回路33の入力は一致せ
ず、その出力もローであり、トランジスタ34はONしな
い。したがって、過周波数リレー駆動回路16は動作しな
い。このように、この実施例周波数継電器装置では、一
回だけ、周波数異常を検出しても、リレーを動作させな
い。したがって、瞬停により、周波数異常が判定されて
も、誤動作することはない。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、周波数比較手段の複数回の比較結果
の一致を検出する一致検出手段を含み、比較結果の一致
が検出されると、その比較結果に対応する過周波数状態
あるいは不足周波数状態を出力するようにしているの
で、瞬停等により、一回の比較により周波数異常が判定
されても、動作することがなく、誤動作のない安定動作
の周波数継電器装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例周波数継電器装置の要部で
ある過・不足分別回路の具体回路例を示すブロック図、
第2図は、この考案の一実施例の周波数継電器装置の全
体構成を示すブロック図、第3図は、周波数継電器装置
の入力信号とゲート信号を説明する波形図、第4図及び
第5図は、瞬停が生じた場合の不具合を説明するための
波形図である。 1:波形整形回路、3:発振回路、5:ゲート回路、11:周波
数比較回路、13:タイマ回路、14:過・不足分別回路、31
・32:D型フリップフロップ、33:一致回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロック信号発生器と、入力信号の所
    定周期に対応する期間開かれ、この期間前記基準クロッ
    ク信号を出力するゲート手段と、周波数整定器と、この
    周波数整定器の整定に対応する設定値と前記ゲート手段
    より出力される基準クロック信号とを比較する手段と、
    この比較結果を所定の時間後に導出するタイマ手段と、
    導出された比較結果に応じ、整定周波数に対する入力信
    号の過周波数状態あるいは不足周波数状態を出力する出
    力手段を備える周波数継電器装置において、 前記出力手段と前記比較手段の複数回の比較結果の一致
    を検出する一致検出手段を含み、比較結果の一致が検出
    されると、その比較結果に対応する過周波数状態あるい
    は不足周波数状態を出力することを特徴とする周波数継
    電器装置。
JP5786088U 1988-04-28 1988-04-28 周波数継電器装置 Expired - Lifetime JPH0756579Y2 (ja)

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