JPH0756554A - 太さの変化可能な文字の発生方法および装置 - Google Patents

太さの変化可能な文字の発生方法および装置

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JPH0756554A
JPH0756554A JP5162219A JP16221993A JPH0756554A JP H0756554 A JPH0756554 A JP H0756554A JP 5162219 A JP5162219 A JP 5162219A JP 16221993 A JP16221993 A JP 16221993A JP H0756554 A JPH0756554 A JP H0756554A
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Uu Mingfa
ウー ミンファー
Tein Sentsuo
ティン センツォ
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E Ten Information Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太さの変化可能な文字の発生方法および発生
装置、とくにコンピュータ製品に使用される文字の発生
方法を提供する。 【構成】 文字の字画骨幹を探し出し、その両側に複数
の制御点を設けて前記字画骨幹の太さを制御することに
より種々の太さの違う文字図形を形成する、文字の発生
方法。太さの変化可能な文字を提供でき、記憶空間を浪
費しない上、文字を美しく、かつ、綺麗にさせ、製図機
およびその他入力手段に適用されるとともに任意に拡大
/縮小できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太さを変化させることが
できる文字/符号/図形(以下、文字と略称する)の発
生方法および装置に関する。さらに詳しくは、コンピュ
ータ製品に使用される文字の発生方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現段
階の字形技術は一種類の字形に制限され、一揃いの資料
庫、たとえば細明、中明、粗明、特明などの字形を使用
しているが、実際には前記字形はいずれも同一字体に属
している。このように同一字体でありながら4種類のデ
ータ庫を使用しなければならないため余計に3種類のデ
ータ庫の記憶空間を占めてしまい、少からずコンピュー
タの資源を浪費していた。
【0003】コンピュータ補助設計(CAD)およびコ
ンピュータ補助製造(CAM)は工業的に発展する傾向
にあるが、CADやCAMにより描かれた種々の図面
(たとえば工程図、設計図など)に色々の文字図形、た
とえば材料、サイズなどを付す必要があるばあい、CA
DおよびCAMの出力設備は主として製図機を使用して
いるため、現段階のコンピュータ字形、たとえば点描字
形および輪郭字形などは製図機の使用に適しない。
【0004】ところで、現在慣用のコンピュータによる
文字の製作方式は、通常、以下に述べる特定の方法に限
定されている。
【0005】(1)もっともよく見られる字形は点描字
形(Bitmap Font)で、直接点描方式で字形
を構成するので迅速、簡単という利点があるが、字が大
きいためにスペースをとるという欠点がある。
【0006】(2)その他によく見られる字形は輪郭字
形(Outline Font)で、曲線または直線で
各字画の輪郭を描くので字形が美しい以外に、字形の大
きさにとらわれないという利点があるが、データ量が莫
大であるという欠点がある。
【0007】(3)Meta Fontという特定方法
である。その中の一方法としてさきに紹介した輪郭字形
があげられるが、他の一方法はペンの観念に基づいて字
を書くもので、データ中にペンの通過径路が含まれてい
ると共にペンの変化状況が詳細に当該径路に定義されて
綺麗な字形を現している。しかしながらデータ量が莫大
な上、速度が遅いという欠点がある。
【0008】(4)台湾国内にも書き順を基礎とした字
形がすこぶる多いが、それに使用される字画構造はいず
れも輪郭字形の観念に基づいて字画の輪郭を直接記憶し
てから、字画データを運用して字形を発生させたもので
ある。これは数多い字画が重複して使用されるので発生
した字形データは輪郭字形を用いたものより少ない。し
かし字画の基礎がやはり輪郭データに基づくことから、
字の大きさが大きくなったり、小さくなったりしたとき
に字画が不格好になるという現象を解決できなかった。
したがって、字形データにおいて莫大な字画データを定
義しなければならず、かなり重い負担を負わされてい
る。
【0009】(5)その他慣用のコンピュータ字形の製
作方式として、たとえば台湾出願第79107302号
(出願公告第184319号)において「字形発生装
置」が提案されている。しかしこれにより発生した字形
は製図機に適用できず、文字の太さをも制御できないほ
か、記憶空間をとるという欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の主たる目的は太さを変化させうる文字であ
って、記憶空間を浪費しない文字の発生方法および装置
を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は美観かつ綺麗な文字の
発生方法および装置を提供することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は製図機に適用さ
れる文字の発生方法および装置を提供することである。
【0013】本発明のさらに他の目的は任意に拡大また
は縮小できる文字の発生方法および装置を提供すること
である。
【0014】前記目的を達成するための本発明の太さの
変化可能な文字の発生方法は、文字の字画骨幹を探し出
し、その両側に複数の制御点を設けて前記字画骨幹の太
さを制御することにより種々の太さの違う文字図形を形
成し、コンピュータ製品に使用されることを特徴とする
ものである。
【0015】前記各文字は少くとも一字画骨幹から構成
され、この字画骨幹はまた数学/論理演算法を利用して
流線状に記録または描写されるものである。
【0016】本発明の太さの変化可能な文字の発生方法
における数学/論理演算法は前記字画骨幹を拡大または
縮小して、文字図形を拡大または縮小することができる
のが好ましい。
【0017】本発明の太さの変化可能な文字発生方法は
さらに、それぞれ複数の輪郭図形を演繹して各文字図形
が少くとも一字画骨幹と少なくとも一輪郭図形とからな
るようにさせ、複数の綺麗な文字図形を作成する第2の
数学/論理法を備えてなるのが好ましい。
【0018】本発明の太さの変化可能な文字の発生方法
における第2の数学/論理演算法は前記輪郭図形を拡大
または縮小して文字図形を拡大または縮小することがで
きるのが好ましい。
【0019】この第2の数学/論理法とは数学方式また
はプログラム論理で実行することをいう。
【0020】本発明の太さの変化可能な文字の発生方法
における文字図形は、アジア地区に使用される象形文
字、漢文、簡体文、和文、朝鮮語文などであるか、また
は欧米地区に使用されるローマ文字、欧文であるのが好
ましい。
【0021】本発明の太さの変化可能な文字の発生方法
における数学/論理演算法は数学公式またはプログラム
論理で実行されるのが好ましい。
【0022】本発明の太さの変化可能な文字の発生方法
における文字はコンピュータの文字字画に使用され、か
つ、ソフトウェアを用いて実施されるのが好ましい。
【0023】本発明はまた太さの変化可能な文字の発生
装置を提供するもので、複数の文字を入力してその太さ
を制御する文字入力手段と、字形を記憶するための字形
メモリと、前記文字入力手段に電気的に接続して入力さ
れた文字の字画骨幹を判別し、その両側に複数の制御点
を設けると共にそれを前記字形庫に記憶させる判別器
と、ユーザが所要の文字のインナコードおよびパラメー
タを入力するためのユーザ入力手段と、前記入力手段に
電気的に接続してパラメータおよびインナコードの緩衝
器とする入力緩衝器と、前記入力緩衝器に接続され、前
記インナコードを受信して字形庫メモリの字形データを
読取る制御器と、前記制御器に電気的に接続され、各文
字のパラメータに基づいて演算し、その制御点の位置を
決定して字画の太さを制御するALUと、前記制御器に
電気的に接続して大量の処理中の文字を記憶するRAM
と、前記RAMに電気的に接続され、前記制御器により
送られた既に完成制御された文字を出力する出力緩衝器
と、前記出力緩衝器に接続して前記出力緩衝器の文字デ
ータを取り出し出力する出力手段とを備えてなる。
【0024】本発明の太さの変化可能な文字の発生装置
における文字入力手段は走査器で完成されるのが好まし
い。またこの文字の発生装置における字形庫メモリはR
OMで完成されるのが好ましい。またこの発生装置にお
けるRAMは前記ALUの目的レジスタとして通常のレ
ジスタを備えるのが好ましい。また、この発生装置にお
ける入力緩衝器または出力緩衝器はラッチ器を利用して
入力または出力データをひとつひとつラッチするのが好
ましい。
【0025】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
態様を詳細に説明する。これにより本発明がより明白に
理解されるであろう。また本発明はこれら実施態様に限
定されるものでなく、特許請求の範囲に限定された精神
を逸脱しない限り、種々の変更ないし変形が許容される
のは勿論である。
【0026】本発明の方法に採用されるデータには、字
画の中心データ(骨幹)が含まれているので、製図機に
適用される字形を発生することができる。製図機に適用
される字形とは各字画が丁度一線条(曲線、直線または
その組合せ)の字形となることをいい、「単線体」とも
言われる。
【0027】本発明の文字はコンピュータ51を運用し
てソフトウェア54で完成される。またはプリンター、
製図機52およびその他出力装置により字体が出現され
る。
【0028】ここに実施例として「倚」の字をとって説
明する。
【0029】まずユーザが「倚」のインナコードを入力
する。次に字根テーブルから字根「倚」を探し出す。こ
れを図15に示す。
【0030】すなわち、「倚」は各字画
【0031】
【外1】
【0032】により構成され、各字画は“骨幹点”、
“制御点”、“輪郭データ”より構成される。骨幹点お
よび制御点は数学公式より引出される。輪郭データには
2種類の形成方式があり、そのうちのひとつは点集合で
時計回りに輪郭図形を構成し、他のひとつは数学公式
(プログラム呼び出し)で描いて輪郭図形を構成する。
文字骨幹と輪郭図形が連結しているばあいは図16に示
されるようになる。
【0033】骨格端部は小段直線(近似直線)を取り、
輪郭データ骨格開端に結べばよい。つまり、文字をつく
るには左から右へ、または時計回りに結べばよい。
【0034】字画の太さの処理段階ではその標準ペン巾
を入力し、参考ペン巾に比例して処理すると太さが変化
し、さらに字根で字を組成すると文字の太さが制御され
る。つまり、データベースに予め入力されている標準ペ
ン巾と入力した参考ペン巾とを比較して決定されるペン
巾にしたがって、数学演算を介して、字画の太さが決め
られる。
【0035】つぎに好ましい実施例をあげて説明する。
【0036】図1は字画データ庫内に記憶された文字骨
幹データの描写であり、わずかに2個の骨幹点(P1、
P2)により組成されている。
【0037】図2には図1の文字骨幹データにより発生
したものを示しており、この文字骨幹データは骨幹上の
データ点しか含んでおらず、字画の輪郭を描きたいとき
には字画巾の要求に応じて数学演算を介して描き出す。
図2の字画輪郭は以下のステップにより達成される。
【0038】1.線分P1、P2のP1点上における法
線を求めたのち、P1に至る長さがペン巾の半分(W1
/2)となるようにそれぞれ法線の両端で一点を探し出
す。
【0039】2.ステップ1と同じ方法でP2の両端の
点を求める。
【0040】3.えられた4制御点をそれぞれ直線に引
くと字画の輪郭がえられる。
【0041】図3に示されるものも図1より描き出され
るもので、その計算方法は図2と全く同じであり、ペン
巾の要求が違うのみにすぎない。
【0042】図4に示されるように、この組の骨幹デー
タは単なる首尾両骨幹点のみではなく、なお字画輪郭を
発生するための骨幹点を含んでいる。そしてこれら骨幹
点は骨幹上のデータ点により制御され、種々の状況に応
じて要求にそった字画輪郭を描き出すことができる。
【0043】図5は一字画図形の実例であり、図4にし
たがって発生される。この図には同一符号を使用してお
らず、a〜dはP1〜P4に対応する。図5の図形を発
生させるには以下のステップを経過しなければならな
い。
【0044】1.線分ab上のa点を通る法線を確定
し、この法線の両端においてペン巾の要求に応じた字画
輪郭の両端点を求める。その方法は図3のステップと同
一である。
【0045】2.線分cd上のd点を通る法線を確定
し、この法線の両端においてペン巾に応じた字画輪郭の
両端点を求める。方法は前記ステップ1と同じである。
【0046】3.原図の線分P2P5を延長してこの線
分上において下記公式に沿った座標点eを求める。
【0047】L1 =d1・W1/W ここで、L1 ・・・・・線段ebの長さ d1・・・・・線段P2P5の長さ W1・・・・・字画を描くペン巾 W ・・・・・原始データの参考ペン巾、である。
【0048】4.ステップ3と同じようにそれぞれf、
g,hなどの制御点を探し出す。
【0049】5.えられた8制御点を2組に分け、それ
ぞれベジアカーブ(Bezier Curve)を描く
と字画の輪郭がえられる。
【0050】図6は同じく図4に基づいて描き、その計
算方法も全く図5と同一であるが、ペン巾の要求が同じ
でない。
【0051】図1、図4中の字画データから分かるよう
に、字画データは必ず骨幹データを含むことから線条式
の字画を発生することができる。したがって、製図機に
適した単一線条化の字形(単線体)を構成することがで
きる。図7、8に示される字画のように直線骨幹点で直
線または曲線を描き出している。
【0052】以下、文字の字画巾(太さ)のソフトウェ
アフローチャートを用いて説明することにより、本発明
がより一層理解できるであろう。
【0053】図9のフローチャートは、“イニシャル”
1と、所要のペン巾を入力するステップ2と、データ庫
中から字画の基本データ(骨幹データを含む)を取り出
すステップ3と、文字を構成するm個(少なくとも1
個)の文字骨幹(骨幹データ)を比例に基づいて演算
し、これを描くべき字画の位置に置くステップ4と、x
=0のステップ5と、“x値+1”ステップ6と、第x
個の文字骨幹巾(太さ)のサブプログラムを制御するス
テップAと、既にm個の文字骨幹の巾を制御したか(x
=m?)を確かめるステップ7と、えられた制御点で各
曲線または直線を描くステップ8と、“終了”9とから
なる。
【0054】まずステップ2において所要のペン巾を入
力したのち、ステップ3においてデータ庫中から字画の
基本データ(骨幹データを含む)を取り出し、ステップ
4において文字を構成するm個(少なくとも1個)の文
字骨幹を比例に基づいて演算し、これを描くべき字画の
位置に置き、ステップ5においてまずx=0にして文字
骨幹を計数処理する作用とし、ステップ6においてx値
が1増加し、ステップAにおいて第x個の文字骨幹の巾
のサブプログラムを呼出し制御し、ステップ7において
既にm個の文字骨幹の幅を制御したか(x=m?)を確
め、「No」であれば“x+1”のステップに帰って次
の文字骨幹を処理するが、「Yes」であれば既に文字
の巾の制御を完成したことを表わすことから、ステップ
8においてえられた制御点で描く曲線または直線を描
き、太さ(巾)の変化可能な文字を完成する。
【0055】図10に示されるように、第x個の文字骨
幹の巾サブプログラムの制御は、第x個の文字骨幹の関
連データを読取るステップA1と、ペン端巾サブプログ
ラムを呼出し制御するステップBと、骨幹点は2点のみ
か、つまり骨幹は直線かを尋ねるステップA2と、ペン
胴巾のサブプログラムを呼出し制御するステップCと、
“戻り”A3とからなる。
【0056】まず、ステップA1において第x個の文字
骨幹の関連データ、すなわち骨幹点、制御点を読み取っ
たのち、第Bステップにおいてペン端巾のサブプログラ
ムを呼出し制御し、ステップA2において骨幹点は2点
のみか、つまり骨幹点は直線かを尋ね、「Yes」なら
戻るが、「No」ならば次のステップCにおいてペン胴
巾のサブプログラムを呼出し制御してから復帰する。
【0057】図11に示されるように、ペン端巾のサブ
プログラムの制御は、首骨幹点と第2の骨幹点とをつな
ぐ線の法線方向を計算したのち、法線上にて首骨幹点か
ら1/2ペン巾離れた座標点(合せて2点)を取り、ペ
ン巾を制御する制御点としたステップB1と、尾骨幹点
と末尾から第2骨幹点とをつなぐ線の法線方向を計算し
たのち法線にて尾骨幹点から1/2ペン巾の座標点(合
せて2点)を取り、ペン巾を制御する制御点としたステ
ップB2と、帰りB3とからなる。
【0058】このようにまずステップB1を実行してか
らステップB2を実行するとペン端巾の制御が完成され
る。
【0059】図12に示されるようにペン胴巾のサブプ
ログラムの制御は、首骨幹点と尾骨幹点とをつなぐ4制
御点の他にn個の制御点を有するステップC1 と、原第
n個の制御点と対応の原骨幹点方向を基準とし、新骨幹
点上に第n個の制御点の位置を取り、第n個の制御点と
新骨幹点との距離が、所要ペン巾/原始ペン巾×原制御
点と骨幹点との距離となるステップC2 と、“n−1”
ステップC3 とn=0?つまり全部の制御点は既に求め
出したかを尋ねるステップC4 と、“戻り”C5 とから
なる。
【0060】まずステップC1 を実行してからステップ
2 において原第n個の制御点と対応の原骨幹点を基準
とし、新骨幹点上に第n個の制御点の位置を取り、第n
個の制御点と新骨幹点との距離が、所要ペン巾/原始ペ
ン巾×原制御点と骨幹点との距離となるように制御点の
位置を調整し、そしてステップC3 を実行したのち、ス
テップC4 においてn=0?つまり全部の制御点は既に
求め出したかを尋ね、NoであればステップC2 に戻っ
て実行し直すが、Yesであれば制御点の調整を完成し
たことを表わしC5 に復帰する。
【0061】このように本発明によれば太さの変化可能
な文字を発生させることができる。もし、本発明の方式
で発生したものでない慣用の文字であれば、慣用の字体
を走査してソフトウエアにより字画骨幹を分析し、字画
骨幹の両側に数個の制御点を設けることにより字画骨幹
の巾(太さ)を制御することができる。
【0062】図14は太さの変化可能な文字の発生装置
を示すブロック図であり、文字入力手段110と、字形
庫メモリ103と、判別器109と、キーボード回路1
04と、キーボード緩衝器105と、制御器102と、
ALU101と、RAM108と、出力緩衝器106
と、出力手段107とからなる。
【0063】前記文字入力手段110より複数の文字を
入力し、判別器109によりその字画骨幹を判別し、そ
の両側に複数の制御点を設けると共に字形庫に記憶させ
る。
【0064】キーボード回路はユーザによりこれを利用
して所要のインナコードおよびパラメータを入力し、こ
れをキーボード緩衝器により制御器に送ってから制御器
がインナコードに基づいて字形庫メモリの字形を読み取
り、そしてパラメータに基づいてALU中で演算し、制
御点の位置を決定して字画の巾を制御する。
【0065】そして、RAMは大量の処理中または完成
した文字を記憶してから、制御器が既に制御完成した文
字を出力緩衝器を介して出力手段に送って出力する。
【0066】
【発明の効果】本発明の太さの変化可能な文字の発生方
法は、骨幹を字画の核心とし、骨に肉をつけさせるよう
な方式を運用して、各字画を多くの異なる字に適用でき
るようにさせるとともに種々の太さの変化を行うもので
ある。その結果、順滑で優美な字画輪郭を保ちながら大
巾字形データの占める記憶空間を減少させ、コンピュー
タ字形の開発に寄与するとともに、コンピュータの漢文
化をさらに発展させることができる。
【0067】本発明の方法は「骨幹データ」を具備して
いるので多種多様の太さの変化を行うことができ、多種
多様の字形を達成することができる。また、本発明は一
揃いの同一のデータ庫(たとえば単線円、細円、中円、
太円は同一のデータを使用できる)を使用しているの
で、有効に記憶空間を節約でき、コンピュータ資源の浪
費を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる骨幹点の説明図である。
【図2】本発明にかかわる直線状文字骨幹の例の説明図
である。
【図3】本発明にかかわる直線状文字骨幹の他の例の説
明図である。
【図4】本発明にかかわる少くとも2個の骨幹点の例を
示す説明図である。
【図5】本発明にかかわる曲線状文字骨幹の例の説明図
である。
【図6】本発明にかかわる曲線状文字骨幹の他の例の説
明図である。
【図7】本発明にかかわる2骨幹点より構成された字画
線条の説明図である。
【図8】本発明にかかわる少くとも2骨幹点より構成さ
れた字画線条の説明図である。
【図9】本発明にかかわる一文字の字画巾を制御するフ
ローチャートである。
【図10】本発明にかかわる第X個の文字骨幹の巾を制
御するフローチャートである。
【図11】本発明にかかわるペン端巾のサブプログラム
を制御するフローチャートである。
【図12】本発明にかかわるペン胴巾のサブプログラム
を制御するフローチャートである。
【図13】本発明にかかわる作業見取り図である。
【図14】本発明の太さの変化可能な文字の発生装置の
回路図である。
【図15】「倚」の字の字画を説明する図である。
【図16】文字骨幹と輪郭図形が連結しているばあいの
説明図である。
【符号の説明】
101 ALU 102 制御器 103 字形庫メモリ 104 キーボード回路 105 キーボード緩衝器 106 出力緩衝器 107 出力手段 108 RAM 109 判別器 110 文字入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 センツォ ティン 台湾、ウンリン、タイシィー、ハイペイ ヴィレッジ、ミンチェン ロード、レーン 45、ナンバー 29

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字の字画骨幹を探し出し、その両側に
    複数の制御点を設けて前記字画骨幹の太さを制御するこ
    とにより種々の太さの違う文字図形を形成し、コンピュ
    ータ製品に使用される太さの変化可能な文字の発生方
    法。
  2. 【請求項2】 前記各文字は少くとも一字画骨幹から構
    成されてなる請求項1記載の太さの変化可能な文字の発
    生方法。
  3. 【請求項3】 前記各字画骨幹は数学/論理演算法を利
    用して流線状に記録または描写される請求項2記載の太
    さの変化可能な文字の発生方法。
  4. 【請求項4】 前記数学/論理演算法は前記字画骨幹を
    拡大または縮小して文字図形を拡大または縮小する請求
    項3記載の太さの変化可能な文字の発生方法。
  5. 【請求項5】 前記方法はさらにそれぞれ複数の輪郭図
    形を演繹して各文字図形が少くとも一字画骨幹と少くと
    も一輪郭図形とからなるようにさせ、複数の綺麗な文字
    図形を作成する第2の数学/論理法を備えてなる請求項
    3記載の太さの変化可能な文字の発生方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の数学/論理法の演算は前記輪
    郭図形を拡大または縮小して文字図形を拡大または縮小
    する請求項5記載の太さの変化可能な文字の発生方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の数学/論理法とは数学公式の
    ことをいう請求項5記載の太さの変化可能な文字の発生
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の数学/論理法はプログラム論
    理方式で実行することをいう請求項5記載の太さの変化
    可能な文字の発生方法。
  9. 【請求項9】 前記文字図形とはアジア区域に使用され
    る象形文字、漢文、簡体文、和文、朝鮮語文書のことを
    いう請求項3記載の太さの変化可能な文字の発生方法。
  10. 【請求項10】 前記文字図形とは欧米区域に使用され
    るローマ文字、欧文のことをいう請求項3記載の太さの
    変化可能な文字の発生方法。
  11. 【請求項11】 前記数学/論理演算法は数学公式のこ
    とをいう請求項3記載の太さの変化可能な文字の発生方
    法。
  12. 【請求項12】 前記数学/論理演算法はプログラム論
    理方式でなされる請求項3記載の太さの変化可能な文字
    の発生方法。
  13. 【請求項13】 前記文字はコンピュータの文字字画に
    使用される請求項3記載の太さの変化可能な文字の発生
    方法。
  14. 【請求項14】 前記文字はソフトウェアを用いてコン
    ピュータにて実施される請求項3記載の太さの変化可能
    な文字の発生方法。
  15. 【請求項15】 前記方法はコンピュータにて実施され
    る請求項3記載の太さの変化可能な文字の発生方法。
  16. 【請求項16】 複数の文字を入力してその太さを制御
    する文字入力手段と、字形を記憶するための字形庫メモ
    リと、前記文字入力手段に電気的に接続して入力された
    文字の字画骨幹を判別し、その両側に複数の制御点を設
    けるとともに、それを前記字形庫に記憶させる判別器
    と、ユーザが所要の文字のインナコードおよびパラメー
    タを入力するためのユーザ入力手段と、前記ユーザ入力
    手段に電気的に接続してパラメータおよびインナコード
    の緩衝器とする入力緩衝器と、前記入力緩衝器に電気的
    に接続され、前記インナーコードを受信して字形庫メモ
    リの字形データを読み取る制御器と、前記制御器に電気
    的に接続され前記各文字のパラメータに基づいて演算
    し、その制御点の位置を決定して字画の太さを制御する
    ALUと、前記制御器に電気的に接続して大量の処理中
    の文字を記憶するRAMと、前記RAMに電気的に接続
    され、前記制御器により送られた既に完成制御された文
    字を出力する出力緩衝器と、前記出力緩衝器に電気的に
    接続して前記出力緩衝器の文字データを取り出し出力す
    る出力手段とを備えてなる太さの変化可能な文字の発生
    装置。
  17. 【請求項17】 前記文字入力手段は走査器で完成され
    る請求項16記載の太さの変化可能な文字の発生装置。
  18. 【請求項18】 前記字形庫メモリはROMで完成され
    る請求項17記載の太さの変化可能な文字の発生装置。
  19. 【請求項19】 前記RAMは前記ALUの目的レジス
    タとして通常のレジスタを備える請求項17記載の太さ
    の変化可能な文字の発生装置。
  20. 【請求項20】 前記入力緩衝器または出力緩衝器はラ
    ッチ器により入力または出力データをひとつひとつラッ
    チする請求項17記載の太さの変化可能な文字の発生装
    置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133522A (ja) * 1974-09-14 1976-03-22 Nippon Telegraph & Telephone Zukeihatsuseisochi
JPS59177673A (ja) * 1983-03-29 1984-10-08 Fujitsu Ltd 線幅ベクトル発生装置
JPS60151787A (ja) * 1984-01-19 1985-08-09 Fuji Xerox Co Ltd 線図形発生装置
JPS60171577A (ja) * 1984-02-16 1985-09-05 Yokogawa Hokushin Electric Corp 図形発生装置

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