JPH0756511B2 - レ−ダ応答装置 - Google Patents

レ−ダ応答装置

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JPH0756511B2
JPH0756511B2 JP59016252A JP1625284A JPH0756511B2 JP H0756511 B2 JPH0756511 B2 JP H0756511B2 JP 59016252 A JP59016252 A JP 59016252A JP 1625284 A JP1625284 A JP 1625284A JP H0756511 B2 JPH0756511 B2 JP H0756511B2
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radar
code signal
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啓吾 古東
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    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/74Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/76Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted
    • G01S13/767Responders; Transponders
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/74Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
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    • G01S13/78Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted discriminating between different kinds of targets, e.g. IFF-radar, i.e. identification of friend or foe

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、海難救助のために捜索作業などに用いられ
るパルス変調方式の捜索レーダに対し、遭難者側からそ
の位置を示すのに有効なレーダ応答装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
この種装置として従来特公昭55−31430号公報(レーダ
標識装置)に示すものがあった。
この装置では、捜索レーダからのレーダパルス電波の照
射を受けると、これに応動して遭難者が持っているレー
ダ応答装置が作動して捜索レーダの周波数レンジを一定
の周期で繰り返しスイープするレーダ応答信号を送信す
る。捜索レーダ側では、このレーダ応答信号を受信する
と、レーダスコープ上に一定間隔で並ぶいわゆる連続輝
点信号が描き出されるので、他のレーダ反射体と区別し
遭難者の所在を捉えることができる。
この装置は、レーダ応答信号の電波強度が微弱でもレー
ダスコープ上に描き出すように動作するので、レーダ応
答装置としては装置全体として小さくまとまり安価に供
給できるので、装備可能な範囲としては、大型船舶にお
ける救命ボートや、小型船舶、レジャーボート等広い範
囲にわたるものと見られる。このように非常に広い範囲
にわたり数多く用いられる場合の問題点としては、不要
発信や不正発信を如何にして抑制し適当な運用を如何に
してはかればよいか、という問題である。
〔発明の概要〕
この発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、
各レーダ応答装置は、識別信号をレーダ応答信号と共に
発するようにし、これによってレーダ応答装置の使用状
態を必要に応じ監視できるようにしたものである。
この発明に係るレーダ応答装置は、以下のことを考慮し
て問題を解決を図っている。
(1)装置の複雑化を避けるため、識別信号は通常のレ
ーダ応答信号と同様のスイープを繰り返し、レーダスコ
ープ上に連続した輝点信号を出す形式の信号にするのが
望ましい。
(2)しかし、例えばこのレーダ応答装置の利用者が10
0万程度の規模を想定すると、個別識別を行うための番
号コードの長さは50ビット規模のものとなり、次のよう
な問題が出て来る。
すなわち、特に工夫をしないとすると、レーダ応答装置
からは、レーダ応答信号とこれに続く50ビット近い識別
信号が発信される。この結果、捜索レーダ側のスコープ
上には、いたずらに長い輝点信号が並び、識別信号を簡
単に読み取れない。
また、このような長いコード信号の送信にともなって消
費電力が大きくなる。レーダ応答装置は、遭難時にでき
るだけ長時間動作できることが望ましく、従って電池の
消耗につながる送信は救助の目途がつくまでは必要最小
限の短い時間に抑える必要がある。このように送信を短
い時間に抑えることが望ましいが、工夫のない識別信号
の送信はこの要求に反することになる。
(3)この見地から、この発明では、通常はレーダ応答
信号のみを送信できるようにし、識別信号の送信は救助
の目途がついた後に行えるようにすることにした。
ところで、捜索レーダのアンテナは通常の使用状態では
定速度で回転しているので、アンテナのサイドロープの
関係で、捜索船から遠距離にあるレーダ応答装置では所
定レベル以上で受信するレーダ信号の継続時間は短く、
近距離にあるときはこれが長くなる。
この発明では、このようなレーダ信号の性質を考慮し、
上記(2)の問題を具体的に達成する方法の一手段とし
て、レーダ応答装置に到着するレーダ信号の継続時間に
着眼し、レーダ応答装置が捜索船から離れていて、受信
継続時間が短いときはこの短いことを利用して識別信号
の送信は行わず、接近していて受信継続時間が長いとき
はこの長いことを利用して識別信号の送信も併せて行う
ようにしている。
また捜索レーダのアンテナを、回転状態から切り替え
(手動等により)、アンテナを特定方向、つまりレーダ
応答装置に向けると、捜索船からの距離に関係なく、レ
ーダ応答装置は継続してレーダ信号を受信でき、遠距離
でもレーダ応答装置からは識別信号が付加されて送信が
行われる。
このことを利用して、監督官庁等が管理上の必要(例外
的な)により、かかる動作によって特定のレーダ応答装
置の識別信号をレーダ応答装置に接近する前に把握でき
る。(4)このようにレーダ応答装置の電力消費量を抑
制しながら、管理上必要なときのみ識別信号を把握で
き、かつレーダ受像を明確にするため、識別が必要なと
きのみ識別信号の付加させるとともに、レーダ応答信号
と識別信号を時間的に継続して発生させ、かつ、これら
の期間の期間の合計をレーダパルス電波の繰り返し周期
よりも短くする、という考えのもとに、上記の問題の解
決を図った。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明に係るレーダ応答装置の実施例に係る
ブロック図である。図において、(1b)は受信アンテ
ナ、(2)は受信部で、捜索レーダからのレーダ信号を
受信検出し、レーダ信号に係るビデオ信号を送出するも
の、(3)はビデオ増幅器で前記ビデオ信号を増幅する
もの、(4)はゲート信号発生回路で、前記ビデオ増幅
器(3)の出力信号により制御され、受信のレーダ信号
に対応して各部にゲート信号を供給するもの、である。
また、(1a)は送信アンテナ、(5)は送信部でFM変調
器(6)からの鋸歯状の変調信号を受けて送信部(5)
に内蔵する発振器がFM変調を受けるようになっている。
(7)はゲート回路で、ゲート信号発生回路(4)から
のゲート信号により制御され電源(9)から送信部への
電力供給を制御して送信を制御するようにしている。
次に動作について説明する。捜索レーダからのレーダパ
ルス電波は受信アンテナ(1b)を経て受信部(2)に導
びかれ検出される。
この検出パルスの状況を第2図に示す。図においてτ0
は回転する捜索レーダのアンテナが1回転するに要する
時間、τRはレーダパルス電波の発射の繰り返し周期、
である。捜索レーダのアンテナのビーム幅は通常±1゜
前後であるので、捜索レーダがレーダ応答装置を向いて
いる±1゜に相当する走査時間TRの間は継続して電波
を受け、それによる検出出力P1,P2…Pn,(以下、(Pi)
と記す)が得られる。この場合 となる。
捜索レーダがレーダ応答装置に接近すると、捜索レーダ
のアンテナのサイドローブの影響を受け、捜索レーダの
アンテナが横を向いていても受信部(2)の出力には検
出出力(Pi)が得られるようになり、検出出力が得られ
ている時間TRはだんだん大きくなり、τ0に近ずいて
ゆくことになる。従って、このようなサイドローブは、
方位検出には障害となるものの、後述するように受信時
間が長くなることを利用して、より長い分割識別信号に
切り替えることができる。
この検出出力によってゲート信号発生回路(4)におい
て各部に必要なゲート信号を作る。これについては受信
信号と送信信号の関係を第3図に基づき先きに説明する
必要がある。第3図において第2図と同一符号は同一又
は相当するものを示す。(ア)は捜索レーダから時間τ
R毎に発射されるレーダパルス電波を示し、(イ)はこ
れを電波応答装置で検出したものを示す。捜索レーダか
らレーダ応答装置までの距離LはCTl(C:光速)であ
る。ただし、ここでは説明の便宜上レーダ応答装置内で
の遅延時間は無視して説明する。
検出信号によって、ゲート信号発生回路(4)からゲー
ト信号がゲート回路(7)に送られ送信部(5)へ電力
が供給されると共にFM変調器(6)にも起動信号が入り
(ウ)に示すのと同様の波形をもつ鋸歯状の変調信号が
作られ、送信部(5)に印加されることによって(ウ)
に示す周波数f1からf2まで掃引する応答用の電波信号が
つくられる。なお、f1とf2は色々な種類の捜索レーダの
受信機の受信周波数を十分カバーするよう十分広く設定
しておく。
この電波信号は送信アンテナを経て捜索レーダに届く
が、捜索レーダの受信周波数がf1とf2の間にあるfsに設
定されているので、捜索レーダ側では、電波信号の掃引
周波数がfsを通過する毎に検出され、(エ)に示すよう
なビデオ信号(図中、Q1,Q2,Q3,Q4で示す)が検出され
レーダスコープ上に連続輝点として描き出される。Tdは
掃引の立上りから掃引周波数がfsになるまでの時間であ
る。
このf1からf2までの掃引はレーダ応答装置が捜索レーダ
のレーダパルス信号を1回受信する毎に定められた周期
と繰り返し回数行われる。(ウ)に示す例では掃引周期
はτ、繰り返し回数は4回であるので捜索船のレーダス
コープ上では連続輝点は通常4個見られることになる。
受信部(2)へのゲート信号が受信信号を検出後送信が
行われた時にそれが再び受信部へ入り、自己発振のよう
な状態に陥るのを防止するためのもので、受信信号の検
出が行われ送信がはじまる前に受信部(2)を非作動状
態にし、送信が終了したら再び受信部(2)を動作状態
に戻すゲート信号を受信部(2)へ供給するようにして
いる。
さて本発明では以上の基本的な動作をするものにおいて
レーダ応答装置からの電波信号にレーダ応答信号の他に
識別信号を識別の必要に応じて、追加してのせるように
したものであり、個別識別のための番号コード信号をレ
ーダ応答信号につづけて配列し、レーダ応答信号と同様
の掃引信号として送出するようにしたものである。特に
レーダ応答信号と識別信号を時間的に継続して発生させ
かつそれらの期間の合計をレーダパルス電波の繰り返し
周期より短くしたものである。
第4図に各信号の関係の一例を示す。
第4図(エ)で、従来のものにおけるレーダ応答信号を
信号Aとして表示し、識別信号を信号Bとして表示して
いる。信号Aと信号Bを区別するため2掃引時間分の時
間間隔を置いている。この例では識別信号の番号コード
は(1.1.0.1)を示している。なお4図(ウ)でTP1で
は信号Aの継続時間、TP2は信号Bの継続時間、TP0
は信号Aと信号Bの間のスペース時間である。
第5図は、かかる信号Aと信号Bを発生させるFM変調器
の構成を示す。(61)はFM変調器の入力端子で起動信号
をゲート信号発生回路(4)から受けるもの、(62)は
コード発生回路で信号Aと信号Bを組合せたコード信号
を発生するもので、読出制御回路(621)による制御に
よってリードオンリーメモリ(622)(以下ROMという)
に記憶されているコードの信号のうち、所定のものを指
定して読出すようになっている。
第4図の例では信号Aは(1.1.1.1)であり信号Bは
(1.1.0.1)であるから信号Aと信号Bの間のスペース
を含め(1.1.1.1.0.0.1.1.01)のコード信号をROM(62
2)に記憶しておき、必要な条件が揃ったとき読出制御
回路(621)の制御により読出すようにしておくように
なっている。
(63)はトリガ発生回路、(64)は鋸歯状波発生器であ
り、前記コード信号を受けて第4図(ウ)に示すように
変化する鋸歯状波信号を発生させる。
次に総合的な動作を説明する。
送信部(5)はFM変調器(6)からの波形に応じてf1か
らf2までの周波数掃引を行うので、前記ROM(622)から
読出されたコード信号は捜索レーダ側で検出され、レー
ダスコープ上に描き出される。これによって、従来のも
のと同様に、信号Aによる連続輝点信号により遭難者の
持っているレーダ応答装置からのレーダ応答信号を他の
反射体からの反射波と区別して受信できると共に信号B
によるレーダスコープ上の輝点の内容により比較的簡単
な識別、例えば遭難船の種類位までの識別を行うことが
できる。
コード信号の内容は、ROM(622)に記憶させるコードの
設定とそれの読出番地の指定とによって任意に選択変更
できるが、先きにのべたように個別識別を直接行おうと
するとコード信号の長さが非常に長くなり、目視による
レーダスコープ上での直接観測が困難になるという問
題、またレーダパルス電波の繰り返し同期によっては、
自別識別コードのビット数が制限され所要の識別数がと
れない、このため単位時間別のビット数を少なくせねば
ならないという制約が生じ等価的に受信感度の低下とい
う問題が生ずる。さらにレーダパルス電波の繰り返し周
期を一定にしたままビット数を大きくとるため、高速掃
列を行うとレーダ受信回路における1ビット毎の検出時
間が短縮され等価的な受信速度の低下が生ずるという問
題もある。
これについては次のようにして解決をはかる。
第1の方法は捜索レーダからレーダ応答装置がはなれて
いる場合は遭難船の種別のみを示す識別信号を信号Bと
して送出し、接近しTR/τ0が大きくなった所で読出
制御回路(621)による制御によってROM(622)を切り
替え、個別識別のための約50ビットからなる識別信号を
信号Bとしてフルに送出する、という方法である。
遭難者に接近した状態ではレーダ応答装置からの電波も
安定して受信できるので捜索船側ではレーダスコープ上
の輝点信号を写真撮影して個別識別のコード信号の内容
を確認することができる。
なお、かかる個別識別のコード信号の確認は、遭難者捜
索作業中は必要でなく、遭難者の位置が確認できたあと
でできればよいものであり、又、一般の遭難者捜索協力
船にとっても不必要なことである。必要なのは巡視船等
取締り官庁側の捜索船であるから、これらの船舶にのみ
捜索レーダ装置のビデオ信号を抽出して、これを処理
し、前記コード信号を解読する装置を備えることにすれ
ば上記のような写真撮影による確認という原子的方法を
とる必要はない。
第2の方法は捜索レーダからのレーダパルス電波を継続
して受信している場合に、信号Bのコード信号の内容を
サイクリックに順次切り替え、1サイクルで個別識別の
コード信号を表わすようにしてもよい。例えば10ステッ
プで1サイクルする切り替えの場合、信号Bを5ビット
構成として、レーダパルス電波の検出信号約100ビット
毎に1ステップ進め10ステップで1つの個別識別用のコ
ード信号を構成するようにする。すると捜索船から1000
ビット(=100ビット×10)のレーダパルス電波を受け
るとレーダ応答装置はコード信号の完全な送出を終える
ことができることになる。この場合の捜索船における遭
難者のレーダ応答装置のコード信号の確認に要する時間
は、通常レーダ装置の繰り返し周波数が1000pps程度で
あるから1秒程度ですむことになる。以上説明した第1
の方法、第2の方法は、第5図におけるコード発生回路
(62)の読出制御回路(621)によるROM(622)の切り
替えを検出信号(Pi)の検出状況に応じて制御して行な
う。
第6図はかかる制御について説明するための構成例であ
る。図において第5図と同一符号は同一又は相当部分を
示す。(6211)は第1のタイマで、検出信号(Pi)が所
定数以上継続して入力されると出力にON信号を出し、所
定数継続しない場合又は検出信号の入力が停止した場合
は出力にOFF信号を出すものである。(6212)は第2の
タイマで、AND回路(6210)と協力して第1のタイマ(6
211)の出力がONになってのち、検出信号(Pi)が所定
数以上継続したら出力にON信号を出し、それ以外の場合
は出力はOFF信号のままになるように制御されるもので
ある。第2のタイマ(6212)がON信号を出すと、第1の
タイマ(6211)はリセットされスタート状態へ戻る。
(6213)は第1の論理回路で、第1のタイマ(6211)が
OFF出力の時、入力端子へ供給される検出出力(Pi)をR
OM(622)の入力端子(6221)へ導びき入力端子(622
1)に対応して記憶しているコード信号を出力端子(622
4)へ導びく。(6214)は第2の論理回路で、第1のタ
イマ(6211)がON出力の時、入力端子へ供給される検出
出力(Pi)をROM(622)の入力端子(6222)へ導びき入
力端子(6222)に対応して記憶されているコード信号を
出力端子(6224)へ導びく。
次に動作を説明する。第7図(A)は検出出力(Pi)の
継続数が少ない場合、第7図(B)は検出出力(Pi)の
継続数が多い場合の説明図である。
検出出力(Pi)の継続数が少ない場合は、第7図Aに示
すように第1のタイマ(6211)、第2のタイマ(6222)
が共にOFF出力のままであるから、ROM(622)の第1の
入力端子(6221)が駆動されたままとなり、信号Bとし
ては第1のコード信号(例えば、単純な構成の船種コー
ド信号)が送り出される。従って、レーダ応答信号はレ
ーダ応答信号(信号A)と第1のコード信号で構成され
る識別信号(信号B)が送信される。
検出出力(Pi)の継続数が大きくなると第7図Bに示す
ように第1のタイマ(6211)がOFF状態ののちON状態に
移行するので、ROM(622)は初め入力端子(6221)が入
力ありとなり、その後入力端子(6222)が入力あり、に
移るので、入力端子(6221)に対応する信号Bは単純な
構成のもの、入力端子(6222)に対応する信号Bは個別
識別のコード信号に設定しておくと前記第1の方法のシ
ステムが構成できる。
検出出力(Pi)の継続数が非常に大きい場合は第2のタ
イマ(6212)によって第1のタイマ(6211)をリセット
し元の状態に復帰させることにより繰り返して信号Bを
単純なコード信号と個別識別コード信号とに交互に切り
替えることができる。
第2の方法のシステムではROM(622)の入力端子に必要
数の読出制御用端子を設けそれに対応するコード信号を
記憶しておくことにより、検出信号の継続数に応じて上
記第1の方法に準じ分割された個別識別信号の各ステッ
プを順次切り替えてゆくようにする。
なお捜索船のレーダの受信局発周波数を若干離調させる
と、通常のエコー(レーダパルス信号による船舶エコ
ー、陸地エコー等)と区別してレーダ応答装置からの応
答信号のみを受信検出してレーダスコープ上に搬出する
ことができるので、識別コードを比較的簡易に行うこと
ができる。
請求項1の発明によるレーダ応答装置は、捜索レーダか
らのレーダパルス信号を受信するとこれに応じ捜索レー
ダの受信周波数をカバーするように繰り返し掃引する信
号を発生する発振器を制御して応答するものにおいて、
この繰り返し掃引信号をレーダ応答信号と識別コードを
複数に分割した分割識別信コードからなる分割識別信号
により構成するようにしたので、他のレーダ反射波と区
別してレーダ応答装置からの応答を検出できると共に、
レーダ応答装置の識別を行うことができる。
請求項2の発明によるレーダ応答装置は、特に分割識別
信号が必要なときに分割識別信号を付加し、レーダ応答
信号と分割識別信号を時間的に継続して発生させ、かつ
それらの期間の合計をレーダパルス電波の繰り返し周期
より短くし、分割識別信号を所定の順序に順次切り替え
るようにしたため、電力消費量の増加を少なくし、かつ
捜索レーダの受信像として分割識別信号を一部分づつ順
次明瞭に表示できる。
請求項3の発明によるレーダ応答装置は、繰り返し掃引
信号に含まれる識別信号の内容を捜索レーダからの検出
信号の継続の仕方に応じて切り替え、複数種類のコード
信号を送信できるようにしたので、捜索レーダによりレ
ーダ応答装置からの応答の検出と共に捜索レーダの受信
感度を維持しつつ複雑な個別識別も行い得る効果が得ら
れる。
請求項4の発明によるレーダ応答装置は、捜索レーダが
遠い場合は第1の信号でその方向を掴み、所定値を越え
るほどまで近づいた場合には既に方向が分かっているの
で識別信号でその詳細を知ることが出来る。従って遠距
離の場合には識別信号を付加しないので消費電力の低減
が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るレーダ対応装置の実施例に係
るブロック図、第2図は、レーダ応答装置におけるレー
ダパルス電波を受信した時の検出パルスの状況を説明す
る図、第3図は、レーダ応答装置における受信信号と送
信信号の関係を説明する図、第4図は、レーダ応答信号
における各信号の一例の関係を説明する図、第5図は、
FM変調器の構成例、第6図はコード発生回路の構成例、
第7図は第6図のコード発生回路の動作を説明する図、
である。 (1b)……受信用アンテナ、(2)……受信部、(3)
……ビデオ増幅器、(4)……ゲート信号発生回路、
(1a)……送信用アンテナ、(5)……送信部、(6)
……FM変調器、(7)……ゲート回路、(8)……電
源、(62)……コード信号発生回路、(621)……読出
制御回路、(622)……リードオンリーメモリ、(63)
……トリガ発生回路、(64)……鋸歯状波発生回路。 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】捜索レーダから発射されたレーダパルス電
    波を受信する毎に検出信号を出力する受信部と、所定数
    の整形波信号を発生させる応答コード信号及び捜索対象
    物の識別コード信号を記憶する記憶手段と、上記検出信
    号が入力され、上記記憶手段から上記応答コード信号及
    び上記識別コード信号を読出す読出制御手段と、上記応
    答コード信号及び上記識別コード信号が入力され、上記
    応答コード信号に対応する所定数の整形波信号及び上記
    識別コード信号に対応する整形波信号を発生する整形波
    信号発生回路と、この整形波信号発生回路の出力を周波
    数掃引し、上記識別コード信号を含むレーダ応答信号を
    生成する送信部を備えたことを特徴とするレーダ応答装
    置。
  2. 【請求項2】捜索レーダから発射されたレーダパルス電
    波を受信する毎に検出信号を出力する受信部と、所定数
    の鋸歯状波信号を発生させる応答コード信号及び捜索対
    象物の識別コード信号を記憶する記憶手段と、上記検出
    信号が所定数以上継続したことを検知するタイマと、こ
    のタイマの出力により上記記憶手段から上記応答コード
    信号及び上記識別コード信号を読出す読出制御手段と、
    この読出制御手段により読出された上記応答コード信号
    及び上記識別コード信号が入力され、上記応答コード信
    号に対応する所定数の鋸歯状波信号及び上記識別コード
    信号に対応する鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波信号発
    生回路と、この鋸歯状波信号発生回路の出力を周波数掃
    引し、上記識別コード信号を含むレーダ応答信号を生成
    する送信部とを備えたことを特徴とするレーダ応答装
    置。
  3. 【請求項3】捜索レーダから発射されたレーダパルス電
    波を受信する毎に検出信号を出力する受信部と、所定数
    の鋸歯状波信号を発生させる応答コード信号、捜索対象
    物の種別を示す第1の識別コード信号及び捜索対象物の
    固有な第2の識別コード信号を記憶する記憶手段と、上
    記検出信号が所定数以上継続したことを検知するタイマ
    と、上記検出信号が入力されて上記記憶手段から上記応
    答コード信号及び上記第1の識別コード信号を読出す
    か、あるいは上記タイマの検知出力によって上記応答コ
    ード信号及び上記第2の識別コード信号を読出すかを決
    定する読出制御手段と、この読出制御手段により読出さ
    れた上記応答コード信号及び上記第1の識別コード信号
    若しくは上記第2の識別コード信号が入力され、上記応
    答コード信号に対応する所定数の鋸歯状波信号及び上記
    第1の識別コード信号若しくは上記第2の識別コード信
    号に対応する鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波信号発生
    回路と、この鋸歯状波信号発生回路の出力を周波数掃引
    し、上記第1の識別コード信号又は上記第2の識別コー
    ド信号を含むレーダ応答信号を生成する送信部とを備え
    たことを特徴とするレーダ応答装置。
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